JP3045787B2 - ポリエーテルポリカルボナートジオール - Google Patents
ポリエーテルポリカルボナートジオールInfo
- Publication number
- JP3045787B2 JP3045787B2 JP3021857A JP2185791A JP3045787B2 JP 3045787 B2 JP3045787 B2 JP 3045787B2 JP 3021857 A JP3021857 A JP 3021857A JP 2185791 A JP2185791 A JP 2185791A JP 3045787 B2 JP3045787 B2 JP 3045787B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diol
- mol
- carbon atoms
- polyether polycarbonate
- units derived
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G63/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G63/66—Polyesters containing oxygen in the form of ether groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/28—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
- C08G18/40—High-molecular-weight compounds
- C08G18/42—Polycondensates having carboxylic or carbonic ester groups in the main chain
- C08G18/44—Polycarbonates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G64/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G64/02—Aliphatic polycarbonates
- C08G64/0208—Aliphatic polycarbonates saturated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G69/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
- C08G69/40—Polyamides containing oxygen in the form of ether groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G69/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
- C08G69/44—Polyester-amides
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Description
【0001】
【技術分野】本発明は新規のポリエーテルポリカルボナ
ートジオールに関するものである。本発明はまた上記ポ
リエーテルポリカルボナートジオールをジオール構成分
として使用することにより熱可塑性ポリウレタン、ポリ
エーテルエステル、ポリエーテルアミド、発泡ポリウレ
タンエラストマー、モールド成形エラストマーおよび繊
維を製造する方法に関する。
ートジオールに関するものである。本発明はまた上記ポ
リエーテルポリカルボナートジオールをジオール構成分
として使用することにより熱可塑性ポリウレタン、ポリ
エーテルエステル、ポリエーテルアミド、発泡ポリウレ
タンエラストマー、モールド成形エラストマーおよび繊
維を製造する方法に関する。
【0002】上記の新規ポリエーテルポリカルボナート
ジオールは、ことに熱可塑性ポリウレタンの製造に適す
る。
ジオールは、ことに熱可塑性ポリウレタンの製造に適す
る。
【0003】
【従来技術】米国特許出願4463141号目およびヨ
ーロッパ特許出願公開335416号には、カルボナー
ト基で変成されたポリオキシテトラメチレンジオールお
よびその製造方法が開示されている。また芳香族構造単
位を有するポリエーテルポリカルボナートジオールは、
西独特許出願公開2726416号公報から公知であ
る。しかしながら、これら樹脂化合物から製造された製
品は必ずしも充分に満足すべきものではない。
ーロッパ特許出願公開335416号には、カルボナー
ト基で変成されたポリオキシテトラメチレンジオールお
よびその製造方法が開示されている。また芳香族構造単
位を有するポリエーテルポリカルボナートジオールは、
西独特許出願公開2726416号公報から公知であ
る。しかしながら、これら樹脂化合物から製造された製
品は必ずしも充分に満足すべきものではない。
【0004】従ってこの分野の技術的課題は、満足すべ
き熱可塑性ポリウレタン、ポリエーテルエステル、ポリ
エーテルアミド、発泡ポリウレタンエラストマー、モー
ルド成形エラストマーおよび繊維を製造するためのポリ
エーテルポリカルボナートジオールを開発し、提供する
ことである。
き熱可塑性ポリウレタン、ポリエーテルエステル、ポリ
エーテルアミド、発泡ポリウレタンエラストマー、モー
ルド成形エラストマーおよび繊維を製造するためのポリ
エーテルポリカルボナートジオールを開発し、提供する
ことである。
【0005】
【発明の要約】しかるに上記の技術的課題が、(A)ポ
リオキシテトラメチレンジオールより誘導される単位2
0から50モル%、 (B)C2 〜C8 アルキレン基を有する、上記(A)と
は異なるポリオキシアルキレンジオール、2から14個
の炭素原子を有する脂肪族アルカンジオール、3から1
4個の炭素原子を有する脂環式アルカンジオール、2個
もしくは3個の炭素原子を有するアルキレンオキシドあ
るいはこれらの混合物から誘導される単位63.7から
3モル%、 (C)ホスゲン、C1 〜C4 アルキル基を有するジアル
キルカルボナートもしくはC2 〜C4 アルキレンブリッ
ジを有する環式カルボナートあるいはこれらの混合物か
ら誘導される単位33.3から50モル%から本質的に
構成されるポリエーテルポリカルボナートジオールによ
り解決されることが本発明者らにより見出された。
リオキシテトラメチレンジオールより誘導される単位2
0から50モル%、 (B)C2 〜C8 アルキレン基を有する、上記(A)と
は異なるポリオキシアルキレンジオール、2から14個
の炭素原子を有する脂肪族アルカンジオール、3から1
4個の炭素原子を有する脂環式アルカンジオール、2個
もしくは3個の炭素原子を有するアルキレンオキシドあ
るいはこれらの混合物から誘導される単位63.7から
3モル%、 (C)ホスゲン、C1 〜C4 アルキル基を有するジアル
キルカルボナートもしくはC2 〜C4 アルキレンブリッ
ジを有する環式カルボナートあるいはこれらの混合物か
ら誘導される単位33.3から50モル%から本質的に
構成されるポリエーテルポリカルボナートジオールによ
り解決されることが本発明者らにより見出された。
【0006】
【発明の構成】本発明の構成分(A)として使用される
ポリオキシテトラメチレンジオール(ポリテトラヒドロ
フランもしくはポリオキシテトラメチレンエーテルグリ
コールとも称される)は、公知の方法によりテトラヒド
ロフランを触媒重合させることにより製造され、150
から5000、ことに200から2900の数平均分子
量(Mn)を有する。
ポリオキシテトラメチレンジオール(ポリテトラヒドロ
フランもしくはポリオキシテトラメチレンエーテルグリ
コールとも称される)は、公知の方法によりテトラヒド
ロフランを触媒重合させることにより製造され、150
から5000、ことに200から2900の数平均分子
量(Mn)を有する。
【0007】構成分(A)から誘導される単位の量割合
は、20から50モル%である。
は、20から50モル%である。
【0008】構成分(B)としては、C2−C8アルキレ
ン基、ことにC2−C4アルキレン基を有する、上記
(A)とは異なるポリオキシアルキレンジオールが使用
される。構成分(A)と異なる数平均分子量(Mn)を
有するポリオキシテトラメチレンジオールが好ましい。
2から14個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアル
カンジオール、例えばエタンジオール、1,3−プロパ
ンジオール、1,2−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプ
タンジオール、1,8−オクタンジオールがことに好ま
しい。3から14個の炭素原子を有する脂環式ジオール
のうち、非置換のもしくはC1−C4アルキル基で置換さ
れた5員および6員環のものが適当であって、ことにジ
ヒドロキシシクロヘキサンおよび1,4−ジヒドロキシ
メチルシクロヘキサンが好ましい。さらにエチレンオキ
シドおよびプロピレンオキシドならびにその混合物も構
成分(B)として使用され得る。
ン基、ことにC2−C4アルキレン基を有する、上記
(A)とは異なるポリオキシアルキレンジオールが使用
される。構成分(A)と異なる数平均分子量(Mn)を
有するポリオキシテトラメチレンジオールが好ましい。
2から14個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアル
カンジオール、例えばエタンジオール、1,3−プロパ
ンジオール、1,2−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプ
タンジオール、1,8−オクタンジオールがことに好ま
しい。3から14個の炭素原子を有する脂環式ジオール
のうち、非置換のもしくはC1−C4アルキル基で置換さ
れた5員および6員環のものが適当であって、ことにジ
ヒドロキシシクロヘキサンおよび1,4−ジヒドロキシ
メチルシクロヘキサンが好ましい。さらにエチレンオキ
シドおよびプロピレンオキシドならびにその混合物も構
成分(B)として使用され得る。
【0009】構成分(B)から誘導される単位は、本発
明によるポリエーテルポリカルボナートジオールを製造
するに当たり、63.7から3モル%、ことに50から
20モル%の量で使用される。
明によるポリエーテルポリカルボナートジオールを製造
するに当たり、63.7から3モル%、ことに50から
20モル%の量で使用される。
【0010】構成分(C)としては、C1−C4アルキル
基を有するジアルキルカルボナート、ことにジメチルカ
ルボナート、ジエチルカルボナートおよびジプロピルカ
ルボナートが好ましい。C2−C4アルキレンブリッジを
有する環式カルボナートのうち、好ましいのはエチレン
カルボナート、1,2−プロピレンカルボナートおよび
1,3−プロピレンカルボナートである。さらにホスゲ
ンおよび混合物も構成分(C)として使用され得る。
基を有するジアルキルカルボナート、ことにジメチルカ
ルボナート、ジエチルカルボナートおよびジプロピルカ
ルボナートが好ましい。C2−C4アルキレンブリッジを
有する環式カルボナートのうち、好ましいのはエチレン
カルボナート、1,2−プロピレンカルボナートおよび
1,3−プロピレンカルボナートである。さらにホスゲ
ンおよび混合物も構成分(C)として使用され得る。
【0011】本発明によるポリエーテルポリカルボナー
トジオールは、構成分(C)から誘導される単位を3
3.3から50モル%、ことに40から50モル%の量
で含有する。
トジオールは、構成分(C)から誘導される単位を3
3.3から50モル%、ことに40から50モル%の量
で含有する。
【0012】なお、使用されるカルボナートの種類によ
って、使用されたモノマー混合物の組成が必ずしもポリ
エーテルポリカルボナートジオールの組成と合致しない
ことを付言する。若干の場合に、使用されたカルボナー
トのロスが反応の間に生ずることがあり、従ってこれは
比較的大量に使用しなければならない。ホスゲンの場
合、どの程度の過剰量を使用すべきかは、どの程度の量
のホスゲンが生成塩酸により駆出されるかに依存し、こ
とに有利なジアルキルカルボナートの場合、使用された
カルボナートが反応に際して生成するアルコールと共沸
混合物を形成するか否かに依存するが、0.5から50
モル%、ことに5から35モル%の過剰量が一般的に使
用される。
って、使用されたモノマー混合物の組成が必ずしもポリ
エーテルポリカルボナートジオールの組成と合致しない
ことを付言する。若干の場合に、使用されたカルボナー
トのロスが反応の間に生ずることがあり、従ってこれは
比較的大量に使用しなければならない。ホスゲンの場
合、どの程度の過剰量を使用すべきかは、どの程度の量
のホスゲンが生成塩酸により駆出されるかに依存し、こ
とに有利なジアルキルカルボナートの場合、使用された
カルボナートが反応に際して生成するアルコールと共沸
混合物を形成するか否かに依存するが、0.5から50
モル%、ことに5から35モル%の過剰量が一般的に使
用される。
【0013】構成分(A)および(B)と構成分(C)
との反応は、触媒の存在下に行われるのが好ましい。
との反応は、触媒の存在下に行われるのが好ましい。
【0014】触媒としては慣用の転位触媒、例えばテト
ライソプロピルオルトチタナート、ジブチル錫オキシ
ド、ジブチル錫ラウラートおよびジルコニウム(IV)
アセチルアセトナートならびにアルカリ金属アルコラー
ト、例えばナトリウムメチラート、カリウムエチラー
ト、ナトリウムエチラート、カリウムエチラートが使用
され得る。触媒使用量は、使用出発材料全体に対して
0.001から2%、ことに0.01から0.5%であ
る。
ライソプロピルオルトチタナート、ジブチル錫オキシ
ド、ジブチル錫ラウラートおよびジルコニウム(IV)
アセチルアセトナートならびにアルカリ金属アルコラー
ト、例えばナトリウムメチラート、カリウムエチラー
ト、ナトリウムエチラート、カリウムエチラートが使用
され得る。触媒使用量は、使用出発材料全体に対して
0.001から2%、ことに0.01から0.5%であ
る。
【0015】反応構成分は触媒と共に加熱沸騰せしめら
れ、ジアルキルカルボナートを使用する場合に生成する
アルコール、もしくはカルボナートとアルコールの共沸
混合物は、蒸留により除去される。反応は20から25
0℃、ことに40から200℃の温度で行われる。ホス
ゲンを使用する場合には0から100℃、ことに20か
ら80℃で処理される。この場合反応構成分に対して生
成する塩酸を中和するために塩基、例えばピリジンまた
はトリエチルアミンを添加するのが好ましい。
れ、ジアルキルカルボナートを使用する場合に生成する
アルコール、もしくはカルボナートとアルコールの共沸
混合物は、蒸留により除去される。反応は20から25
0℃、ことに40から200℃の温度で行われる。ホス
ゲンを使用する場合には0から100℃、ことに20か
ら80℃で処理される。この場合反応構成分に対して生
成する塩酸を中和するために塩基、例えばピリジンまた
はトリエチルアミンを添加するのが好ましい。
【0016】触媒としてアルカリ金属アルコラートを使
用する場合には、反応温度は20から150℃、ことに
40から80℃とするのが好ましく、触媒を分離するた
め燐酸のような酸を添加して生成アルカリ金属塩の沈澱
を濾別するのが好ましい。
用する場合には、反応温度は20から150℃、ことに
40から80℃とするのが好ましく、触媒を分離するた
め燐酸のような酸を添加して生成アルカリ金属塩の沈澱
を濾別するのが好ましい。
【0017】触媒としてテトライソプロピルオルトチタ
ナートを使用する場合、反応は40から250℃、こと
に100から200℃で行うのが好ましく、過剰量の触
媒は、反応後に例えば燐酸の添加により非活性化される
ことができる。
ナートを使用する場合、反応は40から250℃、こと
に100から200℃で行うのが好ましく、過剰量の触
媒は、反応後に例えば燐酸の添加により非活性化される
ことができる。
【0018】反応は常圧、加圧もしくは減圧下に行われ
る。一般的に反応の終期に0.1から5ミリバールの減
圧下に低沸点分最終残渣を複数回の蒸留で除去する。
る。一般的に反応の終期に0.1から5ミリバールの減
圧下に低沸点分最終残渣を複数回の蒸留で除去する。
【0019】生成ポリエーテルポリカルボナートジオー
ルは200から12000、ことに500から6000
の数平均分子量(Mn)を有する。
ルは200から12000、ことに500から6000
の数平均分子量(Mn)を有する。
【0020】本発明による新規のポリエーテルポリカル
ボナートジオールは、熱可塑性ポリウレタン、ポリエー
テルエステル、ポリエーテルアミド、発泡ポリウレタン
エラストマー、モールド成形エラストマーおよび繊維を
製造する際の軟質相ジオール構成分としてことに適当で
ある。この種のポリマーの製造方法はこの分野の技術者
には周知であり、各種文献にも記載されている。
ボナートジオールは、熱可塑性ポリウレタン、ポリエー
テルエステル、ポリエーテルアミド、発泡ポリウレタン
エラストマー、モールド成形エラストマーおよび繊維を
製造する際の軟質相ジオール構成分としてことに適当で
ある。この種のポリマーの製造方法はこの分野の技術者
には周知であり、各種文献にも記載されている。
【0021】
【実施例1−3及び参考例4ー5】ポリエーテルポリカ
ルボナートジオールの製造 ポリオキシテトラメチレンジオール、構成分(B)及び
ジエチルカルボナートをテトライソプロピルオルトチタ
ナートと共に加熱沸騰させ、これにより形成されるエタ
ノールを、常圧下環流割合4:1で蒸留カラム(充填高
さ25cm、充填体5mmVスチールネット)において
絶えず未反応ジエチルカルボナートから留去した。反応
は180℃で行われ、易揮発性分を0.3ミリバール
(30Pa)の減圧下に除去した。
ルボナートジオールの製造 ポリオキシテトラメチレンジオール、構成分(B)及び
ジエチルカルボナートをテトライソプロピルオルトチタ
ナートと共に加熱沸騰させ、これにより形成されるエタ
ノールを、常圧下環流割合4:1で蒸留カラム(充填高
さ25cm、充填体5mmVスチールネット)において
絶えず未反応ジエチルカルボナートから留去した。反応
は180℃で行われ、易揮発性分を0.3ミリバール
(30Pa)の減圧下に除去した。
【0022】構成分(B)として、実施例1および2に
おいては1,4−ブタンジオールを、実施例3および参
考例4および5においては、1,6−ヘキサンジオール
を使用した。
おいては1,4−ブタンジオールを、実施例3および参
考例4および5においては、1,6−ヘキサンジオール
を使用した。
【0023】OH数および数平均分子量(Mn)は以下
のようにして測定された。
のようにして測定された。
【0024】数平均分子量(Mn)はOH数から算出さ
れた(Mn=112200/OH数)。OH数はPSA
法で電位差滴定により決定した。
れた(Mn=112200/OH数)。OH数はPSA
法で電位差滴定により決定した。
【0025】
【表1】
フロントページの続き (72)発明者 ウルリッヒ、アベル ドイツ連邦共和国、6701、ヴァルトゼ ー、ルートヴィヒシュトラーセ、65 (56)参考文献 特開 平2−175721(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 64/00 - 64/42
Claims (1)
- 【請求項1】(A)ポリオキシテトラメチレンジオール
より誘導される単位20から50モル%、 (B)C2 〜C8 アルキレン基を有する、上記(A)と
は異なるポリオキシアルキレンジオール、2から14個
の炭素原子を有する脂肪族アルカンジオール、3から1
4個の炭素原子を有する脂環式アルカンジオール、2個
もしくは3個の炭素原子を有するアルキレンオキシドあ
るいはこれらの混合物から誘導される単位63.7から
3モル%、 (C)ホスゲン、C1 〜C4 アルキル基を有するジアル
キルカルボナートもしくはC2 〜C4 アルキレンブリッ
ジを有する環式カルボナートあるいはこれらの混合物か
ら誘導される単位33.3から50モル%から本質的に
構成されるポリエーテルポリカルボナートジオール。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4004882.9 | 1990-02-16 | ||
DE4004882A DE4004882A1 (de) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | Polyetherpolycarbonatdiole |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04214720A JPH04214720A (ja) | 1992-08-05 |
JP3045787B2 true JP3045787B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=6400324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3021857A Expired - Fee Related JP3045787B2 (ja) | 1990-02-16 | 1991-02-15 | ポリエーテルポリカルボナートジオール |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5137935A (ja) |
EP (1) | EP0442402B1 (ja) |
JP (1) | JP3045787B2 (ja) |
CA (1) | CA2036411C (ja) |
DE (2) | DE4004882A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4102174A1 (de) * | 1991-01-25 | 1992-07-30 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von zelligen polyurethan-elastomeren unter verwendung von polyethercarbonatdiolen als ausgangskomponente |
IT1251489B (it) * | 1991-09-17 | 1995-05-15 | Enichem Sintesi | Policarbonati dioloterminati |
DE4232416A1 (de) * | 1992-09-28 | 1994-03-31 | Basf Ag | Schlagzähe Polyoxymethylenformmassen |
DE19829593A1 (de) | 1998-07-02 | 2000-01-05 | Henkel Kgaa | Verfahren zur Herstellung von Verbindungen mit terminalen OH-Gruppen |
SE0502284L (sv) * | 2005-10-14 | 2006-12-27 | Perstorp Specialty Chem Ab | Polyurethane elastomer |
DE102006002156A1 (de) * | 2006-01-17 | 2007-07-19 | Bayer Materialscience Ag | Polyurethan-Polyharnstoff-Dispersionen auf Basis von Polyether-Polycarbonat-Polyolen |
JP5214467B2 (ja) * | 2006-12-26 | 2013-06-19 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | 印刷版用樹脂組成物 |
JP2010184957A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Sanyo Chem Ind Ltd | ポリエーテル系ポリマー |
TWI598377B (zh) * | 2015-08-20 | 2017-09-11 | 大連化學工業股份有限公司 | 聚碳酸酯二醇及使用該聚碳酸酯二醇製得之熱塑性聚氨酯 |
CN111944412A (zh) * | 2020-08-25 | 2020-11-17 | 武汉麦世吉科技有限公司 | 一种汽车车身用清漆涂料及其应用 |
CN114836115A (zh) * | 2022-04-06 | 2022-08-02 | 上海予通管道工程技术有限公司 | 非开挖管道内衬修复用聚脲涂料及其制备方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2726416A1 (de) * | 1977-06-11 | 1978-12-21 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von kohlensaeure-bis-diphenol-estern von ueber carbonat-gruppen-verlaengerten polyalkylenoxiddiolen und ihre verwendung zur herstellung von hochmolekularen, segmentierten, thermoplastisch verarbeitbaren polyaether-polycarbonaten |
US4463141A (en) * | 1981-11-30 | 1984-07-31 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Polyether carbonate diols and polyurethanes prepared therefrom |
DE3332924A1 (de) * | 1983-09-13 | 1985-03-21 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Kerbschlagzaehe, in der schmelze leichtfliessende polyamidformmassen |
JPS60104118A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-08 | Kuraray Co Ltd | エナメル調人造皮革に適したポリウレタン組成物 |
DE3717060A1 (de) * | 1987-05-21 | 1988-12-01 | Bayer Ag | Polyether-polycarbonat-diole, ihre herstellung und verwendung als ausgangsprodukte fuer polyurethankunststoffe |
EP0335416A3 (en) * | 1988-04-01 | 1990-12-27 | Hodogaya Chemical Co., Ltd. | Modified polyoxytetramethylene glycol and processes for its production |
EP0358555A3 (en) * | 1988-09-06 | 1991-05-08 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Polycarbonatediol composition and polyurethane resin |
-
1990
- 1990-02-16 DE DE4004882A patent/DE4004882A1/de not_active Withdrawn
-
1991
- 1991-02-09 EP EP91101836A patent/EP0442402B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-09 DE DE59103732T patent/DE59103732D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-15 US US07/655,833 patent/US5137935A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-15 JP JP3021857A patent/JP3045787B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-15 CA CA002036411A patent/CA2036411C/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5137935A (en) | 1992-08-11 |
JPH04214720A (ja) | 1992-08-05 |
CA2036411A1 (en) | 1991-08-17 |
DE4004882A1 (de) | 1991-08-22 |
EP0442402B1 (de) | 1994-12-07 |
EP0442402A2 (de) | 1991-08-21 |
EP0442402A3 (en) | 1992-05-20 |
DE59103732D1 (de) | 1995-01-19 |
CA2036411C (en) | 1998-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4131731A (en) | Process for preparing polycarbonates | |
JP3045787B2 (ja) | ポリエーテルポリカルボナートジオール | |
US6646100B2 (en) | Aliphatic polycarbonate homo-and co-polymers produced by DMC catalysis and the process for their production | |
JP4288155B2 (ja) | 脂肪族オリゴカーボネートジオールの製造方法 | |
JP3033778B2 (ja) | ポリカーボネートポリオール | |
JP2007277507A (ja) | ポリカーボネートポリオール及びその製造方法 | |
JPS6312896B2 (ja) | ||
JPH107788A (ja) | ポリカーボネートコポリエーテルポリオールの製造法 | |
JPH03252420A (ja) | 共重合ポリカーボネートジオールの製造方法 | |
JPH07506620A (ja) | ビニルエーテル末端基付きポリエステルの製造 | |
JP3128140B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー | |
US4661622A (en) | Method for producing composite ester | |
WO1997023559A2 (en) | Alkanolysis of polyether polyol esters by reactive distillation | |
JP2507276B2 (ja) | 5―スルホイソフタル酸アルキレングリコ―ルエステル金属塩を含むアルキレングリコ―ル溶液の製造方法 | |
JPH02175721A (ja) | ポリカーボネートジオール | |
JP2018197358A (ja) | ポリカーボネートジオールの製造方法 | |
JPH11116668A (ja) | 架橋ポリカーボネート及びその製造方法 | |
EP0158060B1 (de) | Verfahren zur Verminderung des Gehaltes an oligomeren cyclischen Ethern in Polyoxibutylen-polyoxialkylenglykolen | |
EP0628023A1 (en) | Preparation and purification of poly(tetramethylene ether) formal glycols and poly(oxybutylene formal) glycols | |
US4614613A (en) | Preparation of β-N-aziridinopropionates | |
JP3700648B2 (ja) | 液状ポリエーテルカーボネートジオール | |
JP2020508390A5 (ja) | ||
JPH0647616B2 (ja) | ポリカ−ボネ−トの製造方法 | |
JP4514396B2 (ja) | ポリトリメチレンカーボネートジオールの製造法 | |
US3432473A (en) | Process for the production of aliphatic or cycloaliphatic polyesters of carbonic acid |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000208 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |