JP3045510U - 発熱体 - Google Patents
発熱体Info
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- JP3045510U JP3045510U JP1997006375U JP637597U JP3045510U JP 3045510 U JP3045510 U JP 3045510U JP 1997006375 U JP1997006375 U JP 1997006375U JP 637597 U JP637597 U JP 637597U JP 3045510 U JP3045510 U JP 3045510U
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- heating element
- tip
- base end
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 棒状シ−ス・ヒ−タにあつて、内部の発熱体
とシ−スの間の均一な絶縁層を得ることを目的とする。 【解決手段】 発熱体の先端部の外周を勾配を付して減
肉するように加工し、リ−ド部の所でもリ−ド棒内面及
び発熱体側面を勾配を付して加工し、この部分に嵌合す
る絶縁成形体を装着した後シ−スの外側から加圧減径す
る。
とシ−スの間の均一な絶縁層を得ることを目的とする。 【解決手段】 発熱体の先端部の外周を勾配を付して減
肉するように加工し、リ−ド部の所でもリ−ド棒内面及
び発熱体側面を勾配を付して加工し、この部分に嵌合す
る絶縁成形体を装着した後シ−スの外側から加圧減径す
る。
Description
理化学実験装置用、一般産業用、家庭用に至る電気抵抗発熱体として広く利用 される棒状シ−ス・ヒ−タに関するものである。
従来、金属管に螺旋状のスリツトを切削加工した発熱体を金属シ−ス内に挿入 し、発熱体とシ−スの間には絶縁材を挿入した後加圧減径して成形していた。
前述の加圧減径によつて発熱体の先端部に於いては外側に反り曲がり、発熱体 の基端部に於いては内側に押込まれて局部的に絶縁距離が接近する、此の状態で 通電した場合には絶縁破壊を生じ、ヒ−タがバ−ストする恐れがあつた。 そこで本考案に於いては、絶縁距離接近の問題を解消し、均一な絶縁層厚さを 得るための発熱体の形状を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、加圧減径後の発熱体の両端部の形状を想定して、 発熱体の先端部と基端部の金属材料に勾配を付して減肉し、これ等両端部に嵌合 する絶縁成形体を装着した場合には加圧減径によつて反り曲がり或いは押込みが 吸収されて均一な絶縁層の厚さを確保することが出来る。
本考案を添付する図面の示す具体的実施例に基づいて詳細に説明する。螺旋状 に切削加工した金属管の発熱体1.及び絶縁成形体2.を内挿したシ−ス3.加 圧減径すると、絶縁成形体が破砕されると同時に発熱体も圧縮される。この際発 熱体及び絶縁成形体の圧縮に対する強度の相違により部分的に変形の度合が異な り絶縁層に薄い所を生じ、通電時に絶縁破壊する恐れがある。 図1.は発熱体の先端部を示すが、切削加工によるスリツトが無い円 筒の状態 であるためにスリツトを有する部分に比較して圧縮に対して強度が大きく、変形 し難い。従つて、加圧減径した際先端部の圧縮量が他の部分より小さく発熱体の 先端部分が外側に反り曲り図2.に示すように先端部の淵がシ−スの内 側に接近 する結果となる。図3.は発熱体とリ−ド棒4.を接続する基端部を示すが、此 の部分では螺旋の管状から板状に発熱体が成形され、板状の絶縁成形体が挿入さ れる部分であるので絶縁体間に間隙が生じ易く、加圧減径の際には此の部分の部 分の絶縁体は容易に破砕され、図4.に示すようにリ−ド棒とシ−スの内側又発 熱体の両極間の絶縁が薄くなり局部的な絶縁距離の接近を生じる。 図1.の円内の図は発熱体先端部の外周を勾配を付して加工したものであり、 これにより加圧減径の際にも反り曲り量が減少し、且つ勾配部が是正されて均一 な厚さの絶縁層を得ることが出来る。 図3.の円内の図は発熱体とリ−ド棒を接続する基端部を示しているが、リ− ド棒内面及び発熱体の側面を勾配を付して減肉したものである。こうした加工に より加圧減径した際にも均一な厚さの絶縁層を得ることが出来る。
【図1】従来の加圧減径後の発熱体先端部の断面図
【図2】従来の加圧減径後の発熱体基端部の断面図
【図3】加圧減径前の発熱体先端部の断面図、円内の図
はこの部分の拡大図
はこの部分の拡大図
【図4】加圧減径前の発熱体基端部の断面図、円内の図
は此の部分の拡大図
は此の部分の拡大図
1・・・・・ 発熱体 2・・・・・ 絶縁成形体 3・・・・・ 金属シ−ス 4・・・・・ リ−ド棒
Claims (1)
- 【請求項1】 ニツケル・クロ−ム等を抵抗発熱体とす
る金属管に螺旋状にスリツトを切削加工してなる発熱体
を金属シ−ス内に収容してなる棒状シ−ス・ヒ−タにあ
つて、発熱体の先端部とリ−ド線に接続する基端部を勾
配を付して減肉し、此れら両端部に嵌合する無機質の絶
縁成形体を装着して先端部に於いては金属シ−スとの絶
縁と基端部に於いては両極間の絶縁を確実にしたことを
特徴とする発熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006375U JP3045510U (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006375U JP3045510U (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 発熱体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3045510U true JP3045510U (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=43179891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997006375U Expired - Lifetime JP3045510U (ja) | 1997-07-22 | 1997-07-22 | 発熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3045510U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021174719A (ja) * | 2020-04-28 | 2021-11-01 | 助川電気工業株式会社 | ステンレス発熱体及びそれを用いたシースヒータの製造方法 |
-
1997
- 1997-07-22 JP JP1997006375U patent/JP3045510U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021174719A (ja) * | 2020-04-28 | 2021-11-01 | 助川電気工業株式会社 | ステンレス発熱体及びそれを用いたシースヒータの製造方法 |
JP7454224B2 (ja) | 2020-04-28 | 2024-03-22 | 助川電気工業株式会社 | ステンレス発熱体及びそれを用いたシースヒータの製造方法 |
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