JP3045265U - 食品用携帯容器 - Google Patents

食品用携帯容器

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JP3045265U
JP3045265U JP1997005920U JP592097U JP3045265U JP 3045265 U JP3045265 U JP 3045265U JP 1997005920 U JP1997005920 U JP 1997005920U JP 592097 U JP592097 U JP 592097U JP 3045265 U JP3045265 U JP 3045265U
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JP
Japan
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container
containers
portable
portable food
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JP1997005920U
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恵庸 豊村
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恵庸 豊村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1の携帯容器を構成する複数の容器の個々に
ついて収容された食品の保存性を高めることができる食
品用携帯容器の提供。 【解決手段】 相重なる容器間に設けられた通気路2を
介し各容器の内空部3を相連通させて密閉可能な複数の
容器を連結して成り、少なくとも1つの容器に前記内空
部3へ通じる排気孔4を付設した複数段重ねの食品用携
帯容器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、保温性又は保存性を高めるべく内空部の空気を排出して用いる複数 段重ねの食品用携帯容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
保温性又は保存性を高めるべく内空部の空気を排出して用いる食品用携帯容器 は、従来より、特開平7−277374号公報をはじめとして多数提供されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
食品を大量に携帯する必要がある場合には、1個の容器では収まりきらない場 合もあり、多数段重ねに連結した携帯容器が必要となる。しかしながら、そのよ うな多数段重ねの食品用携帯容器では、複数の容器の個々について収容された食 品の保存性(温度及び品質を保持する能力)を高めるべく、適当な措置を施され たものが見受けられ無かった。
【0004】 本考案は、上記実情に鑑みて成されたものであって、1の携帯容器を構成する 複数の容器の個々について収容された食品の保存性を高めることができる食品用 携帯容器の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく成された本考案による複数段重ねの食品用携帯容器は、 相重なる容器間に設けられた通気路を介し各容器の内空部を相連通させて密閉可 能な複数の容器を連結して成り、少なくとも1つの容器に前記内空部へ通じる排 気孔を付設したことを特徴とする。内空部の排気及び密封を手際良く確実に行う には、前記排気孔に逆止弁機構が付設されることが望ましい。又、各容器の容室 には、飲料を充填したタンクや、食品を収納するトレイ或いは食品別に仕切るト レイを装填しても良いが、それらを装填する場合は、タンク或いはトレイの装填 によって、それらの表面が容室の内壁表面に密着し、その結果、一部の空隙が孤 立することのないよう、タンクやトレイの表面に、凹部や切欠部を適宜設けてお くことが望ましい。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案による食品用携帯容器の実施の形態を図面に基づき説明する。 図1は、底面5に糸底6が形成され上に開口した下位容器7と、該下位容器7 の蓋として機能させるべく下位容器7の開口部を側方から保持する凸条8が底面 9の全周縁に突設され上に開口した上位容器10と、該上位容器10を閉鎖する 蓋11とから成る2段重ねの弁当箱として構成した例を示したものである。
【0007】 この携帯容器における蓋11、上位容器10及び下位容器7は、外部の温度に よる影響を緩和すべく外壁12と内壁13とを一体化した中空2重壁構造となっ ており、上位容器10及び下位容器7の容室14,15には、それぞれお茶等の 液体を封入し得るタンク16と、食品を収容し得る大小トレイ17,18が重ね て収められる。タンク16の表裏面は、上に開口したトレイ17,18との重な り状態を確実に維持し、且つ密着面積を必要最小限に止めて食品と飲料間の不要 な熱伝導を妨げるべく、前記両者を部分的に離隔する凹部19が平均的に設けて ある他、該タンク16の一部に上下に亘る切欠部20を設けてある。又、トレイ 17,18は、容室14,15が下に向かってやや狭くなる形状に成形され、更 に底面には脚部たる突起21が設けられている。この様に、タンク16の凹部1 9及び切欠部20による空隙と共に、トレイ17,18の側方及び下方に形成さ れる空隙の存在によって、該タンク16の収められた容室14,15内における 空気の流通が十分に確保されている。
【0008】 蓋11及び上位容器10の下縁部には、蓋11、上位容器10及び下位容器7 を連結した際、各容器10,7の気密状態を確保する為のシール環22が装填さ れており、上位容器10の底部には、外壁12と内壁13を両者間に介在する中 空部23の密封状態を維持しつつ貫通した通気路2が、タンク16表面の凹部1 9に面して設けてある。通気路2は、例えば、上位容器10の容室14へ連通し た短管24を該上位容器10の内壁13と一体的に形成し、該短管24を外壁1 2の同位置に設けた透孔に挿通し、該透孔と短管24との隙間へシール材25を 充填することによって形成できる。
【0009】 蓋には、タンク16とトレイ17,18が収められた上位容器10の容室14 から空気を抜く為の排気孔4が設けてあり、該排気孔4には、排気時においては 容室14内の空気が外部へと流通するが、容室14内が負圧と成った際には、外 気が容室14内へ侵入できないように構成された逆止弁機構26が備えられてい る。この携帯容器については、該逆止弁機構26が、蓋11の表面から陥没した 状態で設けてあり、当該陥没部の側壁面には、排気装置(図示省略)の排気管と 螺合するためのネジ部27が、携帯用カップ28の装着部を兼ねて設けてある。 よって、当該カップ28と蓋11との密着箇所にシール材を付設しておけば、逆 止弁機構26を補助する役割をも果たし得る。
【0010】 蓋11と上位容器10、或いは上位容器10と下位容器7とを繋ぐ連結手段2 9としては、締めたり緩めたりが可能なベルト式のものでも良いが、図の如く容 器10,7の左右へ対称的に付設された揺動フック30を、相連結する相手方の 掛止片31へスナップ式に掛かるものが一般的であり、しかも、連結状態も緩む ことがない点で安定している。尚、上記携帯容器では、掛止片31は、蓋11の 下位側方と上位容器10の下位側方に側方へ対称的に突出して設けてあり、揺動 フック30は、上位容器10の上位側方と下位容器7の上位側方に支持されてい る。
【0011】 以上のごとく構成された食品用携帯容器は、上位容器10の容室14内から空 気を抜くべく排気装置を稼働することによって、タンクの凹部19と切欠部20 、及びトレイ17,18の周囲に形成された空隙を介して容室14内におけるほ ぼ全ての空隙から漏れなく空気が排出され、下位容器7にあっても同様に連通し た全ての空隙に存在する空気が前記通気路2を介して排気孔4より排出されるこ ととなる。
【0012】 尚、本考案による食品用携帯容器は、先に記した2段重ねに限らず3段以上に 重ねても良く、食品の量の関係で、蓋と最下位の容器を残しつつ中間位の容器を 増減すれば良い。又、排気孔を設ける箇所も、蓋に限らず複数の容器いずれかの 側壁に設けても良い。外部の温度による影響を緩和すべく形成された中空2重壁 においては、その中空部から空気が抜かれていることが望ましいが、容器の容室 と当該中空部とを連通させておけば、容室からの排気に伴って前記中空部からも 空気が抜かれ同様の効果を奏することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上のごとく本考案による食品用携帯容器を使用すれば、1の携帯容器を構成 する複数の容器の個々について収容された飲料・食品の保存性を高めることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による食品用携帯容器の一例を示す一部
切欠側面図である。
【図2】本考案による食品用携帯容器の一例を示す斜視
図である。
【図3】図1に示す食品用携帯容器の別方向から見た一
部切欠側面図である。
【図4】図1に示す食品用携帯容器の構成図である。
【符号の説明】
2 通気路 3 内空部 4 排気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 81/26 B65D 81/26 D

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相重なる容器間に設けられた通気路
    (2)を介し各容器の内空部(3)を相連通させて密閉
    可能な複数の容器を連結して成り、少なくとも1つの容
    器に前記内空部(3)へ通じる排気孔(4)を付設した
    複数段重ねの食品用携帯容器。
JP1997005920U 1997-07-08 1997-07-08 食品用携帯容器 Expired - Lifetime JP3045265U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1997005920U JP3045265U (ja) 1997-07-08 1997-07-08 食品用携帯容器

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JP3045265U true JP3045265U (ja) 1998-01-27

Family

ID=43179654

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JP1997005920U Expired - Lifetime JP3045265U (ja) 1997-07-08 1997-07-08 食品用携帯容器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101442422B1 (ko) * 2012-08-10 2014-09-17 서어모스 케이.케이. 식품용 용기

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