JP3044991U - 組立式紙製名刺ケース - Google Patents

組立式紙製名刺ケース

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JP3044991U
JP3044991U JP1997004946U JP494697U JP3044991U JP 3044991 U JP3044991 U JP 3044991U JP 1997004946 U JP1997004946 U JP 1997004946U JP 494697 U JP494697 U JP 494697U JP 3044991 U JP3044991 U JP 3044991U
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JP1997004946U
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昭 青木
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株式会社アオキ・オフィスサービス
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 紙製材料からなる板材を組み立てることによ
り、製造コストを低く抑えると共に廃棄した場合に焼却
が可能な組立式紙製名刺ケース提供。 【解決手段】 ケース本体1及び蓋体2は、対向する一
対の側面板5、5と妻面板7、7とを各々折り目を介し
て基板3に連設し、側面板5、5の自由端側には、各々
折り目9、9を介して補強板8、8を連設し、両補強板
8、8の自由端側には、各々折り目11、11を介して
係止片10、10を連設すると共に、両補強板8、8の
左右両端には、各々折り目13、13を介して妻面補強
片12、12を連設し、妻面板7、7の自由端側には、
各々折り目15、15を介して妻面補強板14、14を
連設し、両妻面補強板14、14の自由端側には、各々
折り目17、17を介して係止片16、16を連設し、
両側面板5、5と両妻面板7、7との間には、各々折り
目19、19を介して略四角形状の連結片18を連設し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、名刺ケースに関し、更に詳しくは、紙製材料からなる板材を組み立 てて形成することにより、製造コストを低く抑えると共に廃棄した場合に焼却が 可能な名刺ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、名刺ケースは、一般的には透明又は半透明なプラスチック等の合成樹脂 材から形成されており、多数枚の名刺を収納する箱形状のケース本体と、該ケー ス本体に嵌合させて施蓋する蓋体とから構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来例の名刺ケースにおいては、プラスチック等の合成樹脂材から形成さ れていることから、製造コストが高く、単価が上昇して割高になるという経済上 の問題点を有していた。
【0004】 また、収納されている名刺を全て使い切った場合には、不要な名刺ケースは廃 棄することになるが、一般的に合成樹脂製の名刺ケースは不燃物であり、不燃ゴ ミの増加が懸念されている昨今、名刺ケースを廃棄した場合には、所謂ゴミ問題 の原因になるという問題点もあった。
【0005】 更に、名刺ケースは、名刺の大きさよりも僅かに大きめに形成されているので 、ケース本体と名刺との間に指を差し入れることができず、従って、名刺を取り 出す場合には、ケース本体を斜めに傾けるか或いは逆さまにしなければならない ので、名刺を取り出し難いという不都合も有していた。
【0006】 更にまた、印刷会社等においては、名刺ケースの在庫を予め準備しておく必要 があるが、多数の名刺ケースを載置しておく広い保管場所が必要であるという欠 点もあった。
【0007】 従って、従来例における名刺ケースにおいては、製造コストを低減させること と、廃棄した場合に所謂ゴミ問題の原因とならないこと、及び名刺を取り出し易 くすること、更には、印刷会社等において広い保管スペースを必要としないこと とに解決しなければならない課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本考案は、複数の名刺を収納す る紙製のケース本体と、該ケース本体に嵌合する紙製の蓋体とからなり、前記ケ ース本体及び蓋体は、対向する一対の側面板と妻面板とを各々折り目を介して基 板に連設し、前記側面板の自由端側には、各々折り目を介して補強板を連設し、 両補強板の自由端側には、各々折り目を介して係止片を連設すると共に、両補強 板の左右両端には、各々折り目を介して妻面補強片を連設し、前記妻面板の自由 端側には、各々折り目を介して妻面補強板を連設し、両妻面補強板の自由端側に は、各々折り目を介して係止片を連設し、前記両側面板と両妻面板との間には、 各々折り目を介して略四角形状の連結片を連設したことを特徴とする組立式紙製 名刺ケースを提供するものである。
【0009】 また、前記ケース本体の基板には、指差し入れ用の孔を形成した構成とし、前 記蓋体の基板には、サンプル名刺の収納部を設けた構成とし、前記サンプル名刺 の収納部は、透明な合成樹脂製シートである構成とし、更に、前記蓋体の側面板 と補強板との間には、蓋体組立後に指を引っ掛ける切欠部を設けるための孔を形 成した構成としたものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の一実施例の形態について図面を参照しながら説明する。まず、 図1は組立式紙製名刺ケースを示すものであり、この名刺ケースはケース本体1 と、このケース本体1に嵌合する蓋体2とから構成されている。
【0011】 ケース本体1は、図2に展開して示したブランクのように、中央部に設けた長 方形状の基板3に対し、その対向する長辺に折り目4、4を介して側面板5、5 が連設され、対向する短辺に折り目6、6を介して妻面板7、7が連設されてい る。
【0012】 基板3の大きさは、収納される名刺よりもやや大きめに形成されており、また 、基板3の略中央位置には、指を差し入れて収納されている名刺を押し上げるた めの長孔3aが形成されている。
【0013】 各々の側面板5、5の自由端側には、該側面板5、5と略同一幅の補強板8、 8が各々折り目9、9を介して連設され、これら補強板8、8の自由端側には、 係止片10、10が各々折り目11、11を介して連設されており、この係止片 10、10の両端は各々テーパー状の切落部10a、10aが形成されている。 そして、これら補強板8、8の左右両端には、妻面補強片12、12が各々折り 目13、13を介して連設されている。
【0014】 各々の妻面板7、7の自由端側には、妻面補強板14、14が各々折り目15 、15を介して連設されており、各々の妻面補強板14、14の自由端側には、 係止片16、16が各々折り目17、17を介して連設されている。そして、係 止片16、16の両端は各々テーパー状の切落部16a、16aが形成されてい る。
【0015】 また、各々の側面板5、5と妻面板7、7との間には、略四角形状の連結片1 8、18が各々折り目19、19を介して連設されており、該連結片18には、 前記基板3から外方向に向かって2分割する長さに折り目20、20が形成され ている。
【0016】 次に、図3及び図4に蓋体2の展開図を示す。この蓋体2は、以上に説明した ケース本体1と実質的に略同一な構成であるので、同一部分には同一符号を付し てその詳細は省略し、構成の異なる部分のみ説明する。
【0017】 蓋体2の基板21は、前記ケース本体1の基板3と同様の長方形状を呈するが 、基板3よりもやや大きめに形成されている。これは蓋体2をケース本体1に嵌 合させるために大きめに形成したものである。
【0018】 また、蓋体2の外側面には、図4に示すように、両妻面補強板14、14間に 渡って透明な合成樹脂製のシート材22が設けられており、このシート材22の 両端部22aが両妻面補強板14、14に貼着されている。
【0019】 このシート材22は、図1に示すように、蓋体2を組み立てた時に基板21の 位置においてサンプル名刺の収納部22bを形成し、この収納部22bに名刺2 3を差し込んで保持させておけば、ケース本体1に収納されている名刺の種類を 一目で認識できるのである。
【0020】 更に、蓋体2の各々の側面板5、5と補強板8、8との間には、孔24、24 が形成されている。この孔24は、図1に示すように蓋体2を組み立てた後に、 指を引っ掛けて蓋体2を取り外すための切欠部25を設けるためのものである。
【0021】 次に、ケース本体1及び蓋体2を組み立てる方法について説明する。前述のよ うに、ケース本体1と蓋体2とは、実質的に略同一な構成であるので、ケース本 体1の展開図を用いて説明する。
【0022】 まず、図5及び図6に示すように、各々の折り目9、9を矢印A方向に折り曲 げて補強板8、8を側面板5、5と各々重ね合わせてから、各々の折り目11、 11を矢印B方向に折り曲げて各々の係止片10、10を各補強板8、8と重ね 合わせる。
【0023】 そして、図7に示すように、折り目4、4を矢印C方向に折り曲げて、側面板 5、5と各々の補強板8、8とを起立状態に維持させると共に、各々の係止片1 0、10も起立状態に維持させる。
【0024】 更に、各々の折り目13、13を矢印D方向に折り曲げて、図8に示すように 各々の妻面補強片12を内側に位置させる。次に、各々の折り目19、19、2 0を折り曲げ、各々の連結片18、18を二つ折りにした状態で重ね合わせて内 側に位置させると同時に、各々の折り目6、6を折り曲げて妻面板7、7を各々 起立させる。
【0025】 そして、図9に示すように、各々の折り目15、15を内側に折り曲げて各妻 面補強板14、14を各妻面補強片12、12及び各妻面板7、7に重ね合わせ ると同時に、各々の折り目17、17を折り曲げて各係止片16、16を基板3 (蓋体2の場合は基板21)に各々重ね合わせる。
【0026】 最後に垂直状態に維持させている各々の係止片10、10を矢印E方向に折り 曲げて、基板3(蓋体2の場合は基板21)に各々重ね合わせて、係止片16、 16の両端の切落部16a、16a近傍を押圧させる。
【0027】 以上のように、ケース本体1及び蓋体2を組み立てて形成することにより、糊 を使用せずに強固な名刺ケースを形成することができるのである。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る組立式紙製名刺ケースは、複数の名刺を収納 する紙製のケース本体と、該ケース本体に嵌合する紙製の蓋体とからなり、前記 ケース本体及び蓋体は、対向する一対の側面板と妻面板とを各々折り目を介して 基板に連設し、前記側面板の自由端側には、各々折り目を介して補強板を連設し 、両補強板の自由端側には、各々折り目を介して係止片を連設すると共に、両補 強板の左右両端には、各々折り目を介して妻面補強片を連設し、前記妻面板の自 由端側には、各々折り目を介して妻面補強板を連設し、両妻面補強板の自由端側 には、各々折り目を介して係止片を連設し、前記両側面板と両妻面板との間には 、各々折り目を介して略四角形状の連結片を連設したことによって、糊を使用せ ずに強固な組立式紙製名刺ケースを形成することができ、更に、組立機械による 自動製函も可能であるという優れた効果を奏する。
【0029】 また、名刺ケースが全体的に紙製材料で形成されることから、製造コストの低 減を図ることができると共に、廃棄した場合に焼却処分が可能であり、所謂ゴミ 問題の原因とならないという優れた効果を奏する。
【0030】 そして、印刷会社等においては、ケース本体及び蓋体を展開した状態で保管し ておけば、在庫を準備しておく広い保管スペースが必要ないという優れた効果を 奏する。
【0031】 更に、ケース本体の基板には、指差し入れ用の孔を形成したことによって、収 納されている名刺の残量が少なくなった時に、孔から指を差し入れて名刺を持ち 上げれば簡単に名刺を取り出すことができるという優れた効果を奏する。
【0032】 また、蓋体の基板には、サンプル名刺の収納部を設け、そして、サンプル名刺 の収納部は、透明な合成樹脂製シートであることによって、収納部に名刺を差し 込んで保持させておけば、ケース本体に収納されている名刺の種類を一目で認識 することができるという優れた効果を奏する。
【0033】 そして、蓋体の側面板と補強板との間には、蓋体組立後に指を引っ掛ける切欠 部を設けるための孔を形成したことによって、切欠部に指を引っ掛ければ簡単に 蓋体を取り外すことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る組立式紙製名刺ケースのケース本
体と蓋体の斜視図である。
【図2】ケース本体の展開図である。
【図3】蓋体の展開図である。
【図4】蓋体の展開図における外側面を示す。
【図5】ケース本体を展開した状態の斜視図である。
【図6】ケース本体の組立途上の状態を示す斜視図であ
る。
【図7】ケース本体の組立途上の状態を示す斜視図であ
る。
【図8】ケース本体の組立途上の状態を示す斜視図であ
る。
【図9】ケース本体の組立途上の状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 蓋体 3 基板 3a 長孔 4、6、9、11、13、15、17、19、20 折
り目 5 側面板 7 妻面板 8 補強板 10 係止片 10a切落部 12 妻面補強片 14 妻面補強板 16 係止片 16a切落部 18 連結片 21 基板 22 シート材 22a両端部 22b収納部 23 名刺 24 孔 25 切欠部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の名刺を収納する紙製のケース本体
    と、該ケース本体に嵌合する紙製の蓋体とからなり、前
    記ケース本体及び蓋体は、対向する一対の側面板と妻面
    板とを各々折り目を介して基板に連設し、前記側面板の
    自由端側には、各々折り目を介して補強板を連設し、両
    補強板の自由端側には、各々折り目を介して係止片を連
    設すると共に、両補強板の左右両端には、各々折り目を
    介して妻面補強片を連設し、前記妻面板の自由端側に
    は、各々折り目を介して妻面補強板を連設し、両妻面補
    強板の自由端側には、各々折り目を介して係止片を連設
    し、前記両側面板と両妻面板との間には、各々折り目を
    介して略四角形状の連結片を連設したことを特徴とする
    組立式紙製名刺ケース。
  2. 【請求項2】 ケース本体の基板には、指差し入れ用の
    孔を形成したことを特徴とする請求項1に記載の組立式
    紙製名刺ケース。
  3. 【請求項3】 蓋体の基板には、サンプル名刺の収納部
    を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の組立
    式紙製名刺ケース。
  4. 【請求項4】 サンプル名刺の収納部は、透明な合成樹
    脂製シートであることを特徴とする請求項3に記載の組
    立式紙製名刺ケース。
  5. 【請求項5】 蓋体の側面板と補強板との間には、蓋体
    組立後に指を引っ掛ける切欠部を設けるための孔を形成
    したことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の
    組立式紙製名刺ケース。
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