JP3044665U - 油こし器 - Google Patents

油こし器

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JP3044665U
JP3044665U JP1997004646U JP464697U JP3044665U JP 3044665 U JP3044665 U JP 3044665U JP 1997004646 U JP1997004646 U JP 1997004646U JP 464697 U JP464697 U JP 464697U JP 3044665 U JP3044665 U JP 3044665U
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JP
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oil
pouring
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oil pouring
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JP1997004646U
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English (en)
Inventor
浩嗣 霜鳥
Original Assignee
株式会社霜鳥製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油の注ぎ込み終了後、注ぎ口部の裏側に廻っ
た少量の油が、容器の外側面や、油注ぎ本体の外部に流
出するのを解消すると共に、油の流出のスピ−ド化を図
ったものである。 【解決手段】 下方部に開口部を、上方部に外側囲み部
を夫々形成し、前記外側囲み部の内側に、油排出通路部
と注ぎ口とを有する内側油注ぎ部を延設した油注ぎ本体
を設け、前記本体を容器に嵌着し、油注ぎ本体に蓋体を
取着した構成である。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
【0001】 本考案は油こし器の分野に関するものである。
【従来の技術】
【0002】 従来の油こし器は、鍋等に注ぎ込まれた後、油切れされた油が、注ぎ口の後方 に廻り容器の外側壁面へと流れ出し、そのまゝテ−ブル等に載置すると、テ−ブ ル面等を汚す等きわめて非衛生的であった。
【0003】 さらに従来の油こし器は、浄油するこし網を嵌着したまゝ油を鍋等に注ぎ込み 、徐々に油こし器を傾斜させると、前記こし網が不意に離脱してしまうことがあ った。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】 本考案は、油の注ぎ込み終了後において、注ぎ口部の裏側に廻った少量の油が 、油を貯蔵する容器の外側面や油注ぎ本体の外部に流出することを解消せしめた ものである。
【0005】 さらに本考案の油こし器は、油注入後の注ぎ口の外側周辺に付着している油の 流出のスピ−ド化を図ったものである。
【0006】 また本考案の油こし器は、油注ぎ本体内に嵌挿したこし網部が、容器等の傾斜 時に不意に離脱し、鍋内に入り込むのを未然に防止せしめたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】 請求項1記載の発明は、有底状容器の開口部に嵌着する油注ぎ本体において、 前記油注ぎ本体の下方部に前記容器の開口部に嵌着する嵌込み部を形成し、
前 記油注ぎ本体の上方部に所定の高さを有する外側囲み部を突設し、前記外側囲み 部の内側に、油排出通路部と注ぎ口を有する内側油注ぎ部を延設し、前記油排出 通路部と内側油注ぎ部の内側に、こし網部の受け部を形成せしめた構成の油注ぎ 本体を別設し、 前記有底状容器の開口部に油注ぎ本体を嵌着し、前記油注ぎ本体にこし網部を 嵌挿し、前記油注ぎ本体に蓋体を開閉自在に取着せしめ組立てたことを特徴とす る油こし器である。
【0008】 請求項2記載の発明は、前記内側油注ぎ部が、前記外側囲み部の高さより若干 高く形成したことを特徴とする油こし器である。
【0009】 請求項3記載の発明は、前記内側油注ぎ部が、前記油排出通路部の長さよりも 短く延設せしめたことを特徴とする油こし器である。
【0010】 請求項4記載の発明は、前記こし網部の受け部が、前記内側油注ぎ部の油注ぎ 口とその周辺部分を切欠せしめたことを特徴とする油こし器である。
【0011】 請求項5記載の発明は、前記内側油注ぎ部が、内側にこし網部の支持枠を支持 するストッパ−を形成せしめたことを特徴とする請求項1記載の油こし器である 。
【考案の実施の形態】
【0012】 請求項1記載の考案に関する実施の形態は以下のとおりである。
【0013】 aは容部1と開口部2とを有し、且有底状の容器である。
【0014】 bは油注ぎ本体であり、その構成は、下方部4に前記容器aの開口部2に嵌着 する嵌込み部5を形成する。前記嵌込み部5は、前記容器5の開口部2が嵌挿可 能な下向きの凹形状をもって形成する。さらに前記油注ぎ本体bの上方部6に所 定の高さを有するリング状の外側囲み部7を突設する。前記外側囲み部7の内側 に油排出通路部8と注ぎ口9を有する内側油注ぎ部10を延設する。前記油排出 通路部8は、注ぎ口9より流出した油が流れやすくするために若干傾斜状にする 。さらに前記内側油注ぎ部10と注ぎ口9との形状は、図面図示のように限定す るものである。前記油排出通路部8と内側油注ぎ部10の内側に、こし網部cの 支持枠16を支持するストッパ−12を複数形成する。11はこし網部cを支持 する受け部である。13は容器a内の油を注ぎ口9よりスム−ズに排出せしめる 切欠部である。前記切欠部13は、油が注入後注ぎ口9の外側方に廻り、油排出 通路部8より、さらに前記受け部11へと流動した油が容器a内にスム−ズに排 出される作用を有している。17は網部、18は小孔19付きこし網部cの取手 である。
【0015】 3は容器aに取着した把手である。
【0016】 14は前記油注ぎ本体bの所定箇所に取着した嵌込み部15を突設せしめた取 着部である。
【0017】 前記有底状容器aの開口部2に油注ぎ本体bを嵌着し、前記油注ぎ本体bにこ し網部cを嵌挿する。前記油注ぎ本体bの嵌込み部15に、蓋体dのピン21を 開閉自在に嵌込み両体を取着せしめ組立てる。
【0018】 請求項2記載の考案に関する実施の形態を説明する。
【0019】 前記内側油注ぎ部10が、前記外側囲み部7の高さより若干高く形成した点で ある。前記のように内側油注ぎ部10を高くすると、油の注入がスム−ズに行く し、さらに油注入後の注ぎ口9の油切れがスム−ズである。
【0020】 請求項3記載の考案に関する実施の形態は、前記内側油注ぎ部10が、前記油 排出通路部8の長さよりも短く延設せしめた点である。前記のように形成したの で、注ぎ口9より流動した油が容体a内にスム−ズに落下する。
【0021】 請求項4記載の考案に関する実施の形態は、前記こし網部cの受け部11が、 前記内側油注ぎ部10の油注ぎ口9とその周辺部分を切欠せしめた。従って前記 のように切欠したので、油注ぎをスム−ズにせしめ、さらに流動してきた油を容 体a内にスム−ズに落下せしめることができる。
【0022】 請求項5記載の考案に関する実施の形態は、前記内側油注ぎ部10が、内側に こし網部cの支持枠16を支持するストッパー12を形成せしめた。従って前記 ストッパ−12によって、こし網部cが油の注ぎ中に容易に離脱しない機能があ る。
【考案の効果】
【0023】 請求項1記載の考案は、有底状容器の開口部に嵌着する油注ぎ本体の下方部に 前記容器の開口部に嵌着する嵌込み部を形成し、前記油注ぎ本体の上方部に所定 の高さを有する外側囲み部を突設し、前記外側囲み部の内側に、油排出通路部と 注ぎ口を有する内側油注ぎ部を延設し、前記油排出通路部と内側油注ぎ部の内側 に、こし網部の受け部を形成せしめた構成の油注ぎ本体を別設し、前記有底状容 器の開口部に油注ぎ本体を嵌着し、前記油注ぎ本体にこし網部を嵌挿し、前記油 注ぎ本体に蓋体を開閉自在に取着せしめ組立てた油こし器なので、油の注入終了 後油が注ぎ口の外側面に流出しても、油排出通路部から順次容器内に落し油注ぎ 本体の外側囲み部より外側方への流出を防止した。
【0024】 請求項2記載の考案は、前記内側油注ぎ部を、前記外側囲み部の高さより若干 高く形成した油こし器なので、前記油注ぎ部を鍋の開口縁部に容易に係止でき、 油注ぎがきわめてスム−ズとなる。
【0025】 さらに前記のように内側油注ぎ部が、前記外側囲み部よりも、若干高いので、 油注ぎ時に流出される油が外側囲み部に接触することがない。
【0026】 請求項3記載の考案は、前記内側油注ぎ部を、前記油排出通路部の長さよりも 短く延設せしめたので、油注ぎ口の外側面に流出した油が油排出通路部より容器 にスム−ズに落下させることができる。
【0027】 請求項4記載の考案は、前記こし網部の受け部を、前記内側油注ぎ口とその周 辺部分を切欠せしめたので、前記油排出通路部に流出した油を、容器内にスム− ズに落下させることができる。
【0028】 請求項5記載の考案は、前記内側油注ぎ部を、内側にこし網部の支持枠を支持 するストッパ−を形成せしめたので、油を注ごうとして容器を徐々に傾斜せしめ ても、前記ストッパ−によってこし網部の支持枠が押込まれ、離脱が防止されて いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案油こし器の組立て前の各構成部材の斜面
図である。
【図2】同油こし器の縦断正面図である。
【図3】同油こし器を構成する油注ぎ本体の平面図であ
る。
【図4】図3の油注ぎ本体の縦断正面図である。
【図5】油注ぎ本体の第2実施例の平面図である。
【符号の説明】
a 容器 b 油注ぎ本体 c こし網部 d蓋体 1 容部 2 開口部 3 把手 4 下方部 5、15 嵌込み部 6 上方部 7 囲み部 8 油排出通路部 9 注ぎ口 10 油注ぎ部 11 受け部 12 ストッパ− 13 欠切部 14 取着部 16 支持枠 17 網部 18 取手 19 小孔 21 ピン

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底状容器の開口部に嵌着する油注ぎ本体
    において、 前記油注ぎ本体の下方部に前記容器の開口部に嵌着する
    嵌込み部を形成し、前記油注ぎ本体の上方部に所定の高
    さを有する外側囲み部を突設し、前記外側囲み部の内側
    に、油排出通路部と注ぎ口を有する内側油注ぎ部を延設
    し、前記油排出通路部と内側油注ぎ部の内側に、こし網
    部の受け部を形成せしめた構成の油注ぎ本体を別設し、 前記有底状容器の開口部に油注ぎ本体を嵌着し、前記油
    注ぎ本体にこし網部を嵌挿し、前記油注ぎ本体に蓋体を
    開閉自在に取着せしめ組立てたことを特徴とする油こし
    器。
  2. 【請求項2】前記内側油注ぎ部が、前記外側囲み部の高
    さより若干高く形成したことを特徴とする請求項1記載
    の油こし器。
  3. 【請求項3】前記内側油注ぎ部が、前記油排出通路部の
    長さよりも短く延設せしめたことを特徴とする請求項1
    記載の油こし器。
  4. 【請求項4】前記こし網部の受け部が、前記内側油注ぎ
    部の油注ぎ口とその周辺部分を切欠せしめたことを特徴
    とする請求項1記載の油こし器。
  5. 【請求項5】前記内側油注ぎ部が、内側にこし網部の支
    持枠を支持するストッパ−を形成せしめたことを特徴と
    する請求項1記載の油こし器。
JP1997004646U 1997-05-19 1997-05-19 油こし器 Expired - Lifetime JP3044665U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115422A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Duskin Co Ltd 油ポット
JP2013252347A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Goodman Co Ltd 濾過器具
JP2016034324A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 株式会社グッドマン 血液濾過器具

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