JP3113841U - オイルポット - Google Patents

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章人 中村
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株式会社山七製作所
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Abstract

【目的】 天ぷらかす等の異物が詰まっても容易に除去することができ、かつ衛生的で、使用済みの食用油を注ぎ入れる際にも溢れ出ないようにする。
【構成】 食用油を貯留するポット本体100と、このポット本体100の上部の開口部110に嵌め込まれるこし網枠200とを備えており、前記こし網枠200は、ポット本体100の内周面に嵌まり込む枠本体210と、この枠本体210に取り付けられたこし網220とを有しており、前記こし網220は下側に向かって湾曲して凹んでいる。
【選択図】 図5

Description

本考案は、調理用の食用油を貯留しておくオイルポットに関する。
この種のオイルポットは、食用油を貯留するポット本体と、このポット本体の上端部に取り付けられるこし網枠と、このこし網枠ごとポット本体を閉塞する蓋体とから構成されるのが一般的である。
そして、この種のオイルポットは食用油を注ぎだす際に、食用油がポット本体の外側壁に溢れでることがあり、その解消がオイルポットの改良目的の1つとなっており、その解消を目的したものに実開平6−17647号公報(特許文献1)、登録実用新案3022964号公報(特許文献2)に記載されたものがある。
特許文献1に記載されたオイルポットは、『オイルポットの容器本体に形成した注ぎ口の内側に、板状の注ぎ口片を、その下部周縁部分は前記容器本体内面に略密着させるとともにその上部は容器本体内面との間に隙間を残した状態で取り付けて容器本体の注ぎ口と注ぎ口片との間に油受け口を設けてなる』ものである。
すなわち、このオイルポットでは、容器本体から溢れた食用油を、注ぎ口と注ぎ口片との間に設けられた油受け口から容器本体の内側に回収することによって油だれを防止するようになっている。
特許文献2に記載されたオイルポットは、『油を収容するポット本体の周壁上部外面に、全周に亘って、ポット本体の外周面を伝って落ちる油を受けるために適宜の手段を設けたことを特徴とする』ものであり、適宜な手段としては『ポット本体の周壁とこれから外方に張り出し、先端が上を向いた枠体』とからなる溝状の油受けであったり、そこに油吸着体を装填したものであったりする。。
すなわち、このオイルポットでは、ポット本体から溢れた食用油をポット本体に回収することはあきらめ、溢れた食用油が下端まで漏れ落ちないように、途中で受け止めることで油だれを防止するようになっている。
実開平6−17647号公報 登録実用新案3022964号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたものでは、注ぎ口片は、容器本体に固定的に取り付けられているものであるから、注ぎ口片と容器本体の注ぎ口との間の隙間、すなわち溢れた食用油が入り込む部分に、天ぷらかす等の異物が詰まると、油の回収ができなくなる。また、注ぎ口片は容器本体に固定的に取り付けられているので、前記異物の除去は容易ではない。
また、特許文献2に記載されたものでは、溢れた食用油を受ける部分に食用油が溜まる構造になっているため、不衛生であり、かつ見た目にも美しくない。
本考案は、上記事情に鑑みて創案されたもので、天ぷらかす等の異物が詰まっても容易に除去することができ、かつ衛生的で、使用済みの食用油を注ぎ入れる際にも溢れ出ないオイルポットを提供することを目的としている。
本考案に係るオイルポットは、食用油を貯留するポット本体と、このポット本体の上部の開口部に嵌め込まれるこし網枠とを具備しており、前記こし網枠は、ポット本体の内周面に嵌まり込む枠本体と、この枠本体に取り付けられたこし網とを有しており、前記こし網は下側に向かって湾曲して凹んでいる。
本考案に係るオイルポットは、使用済みの食用油に天ぷらかす等の異物が含まれていても、その異物は凹んだこし網に漉されるため、外部に溢れることがない。
また、前記ポット本体の上縁部には外側に膨らんだ本体側注ぎ口が設けられており、前記こし網枠には、こし網枠をポット本体に取り付けた場合に前記本体側注ぎ口に対応する部分に枠側注ぎ口が設けられているので、貯留している食用油を天ぷら鍋等に注ぎ入れる際に確実に注ぎ入れることができる。
また、前記枠側注ぎ口は、枠本体に設けられた分離壁によってこし網枠と分離されているので、こし網で漉された前記異物が再び天ぷら鍋等はに注ぎ入れられることがない。
さらに、前記枠側注ぎ口には、前記こし網は設けられていないので、食用油をスムーズに天ぷら鍋等に注ぎ入れることができる。
前記枠本体には、ポット本体に沿った垂下壁が設けられており、枠側注ぎ口からは他の部分より長くなった誘い壁が設けられているので、貯留している食用油を天ぷら鍋等に注ぎ入れる際に食用油が溢れたとしても、誘い壁によって再びポット本体に回収されるので、確実に注ぎ入れることができる。また、このため、食用油がポット本体の外部に漏れでることがないので衛生的である。
図1は本考案の実施の形態に係るオイルポットの概略的分解斜視図、図2は本考案の実施の形態に係るオイルポットのこし網枠の概略的断面図、図3は本考案の実施の形態に係るオイルポットのポット本体の概略的断面図、図4は本考案の実施の形態に係るオイルポットの概略的断面図、図5は本考案の実施の形態に係るオイルポットの要部の概略的断面図である。
本考案の実施の形態に係るオイルポットは、食用油を貯留するポット本体100と、このポット本体100の上部の開口部110に嵌め込まれるこし網枠200とを備えており、前記こし網枠200は、ポット本体100の内周面に嵌まり込む枠本体210と、この枠本体210に取り付けられたこし網220とを有しており、前記こし網220は下側に向かって湾曲して凹んでいる。
まず、前記ポット本体100は、鉄板を円筒形状上に丸めた鉄板の一端に円形の鉄板を取り付けて底とした有底円筒状に形成されている。しかも、鉄板で手等を切る危険性をなくすため、上部の開口部110は鉄板を外側に向かって折り曲げている。
かかるポット本体100の周面には取っ手120が取り付けられている。この取っ手120は、オイルポットをもって食用油をフライパン等に注ぎ入れる場合等に握られる部分である。
ポット本体100の上縁部には外側に膨らんだ本体側注ぎ口130が設けられている。この本体側注ぎ口130は、食用油の注ぎやすさを考慮して、前記取っ手とは180°ずれた位置に設けられている。この本体側注ぎ口130は、ポット本体100の上端に向かって拡張した略くちばし状に形成されている。
一方、前記こし網枠200は、機能的には内側にこし網220が取り付けられるこし網部230と、このこし網部230と分離壁240によって分離される枠側注ぎ口250とに大別される。前記こし網部230及び枠側注ぎ口250には、ポット本体100の上端の開口部110から内側に嵌まり込むための垂下壁260が垂下される。特に、この垂下壁260のうち、枠側注ぎ口250の下側に位置する部分は、誘い壁270として他の部分より長めに形成されている。
前記枠側注ぎ口250の下側の前記誘い壁270の外側には、2条の平行な凸脈280が形成されている。この凸脈280は、枠側注ぎ口250から漏れ落ちた油が、こし網枠200とポット本体100との間の隙間に確実に流れ込むための誘いの役目を果たしている。
また、前記こし網部230に取り付けられるこし網220は、下側に向かって湾曲している。すなわち、ポット本体100に取り付けられたこし網枠200に使用済みの食用油を注ぎ込んだ際、食用油に混入している天ぷらかす等の異物があっても、食用油が外部に溢れることを防止し、かつ前記異物はこし網220に漉されるが、食用油はポット本体100の内部に流れ込むようになっているのである。
オイルポットに貯留されている食用油を外部の天ぷら鍋等に注ぎ入れる場合、食用油は枠側注ぎ口250から注がれる。そして、こし網枠200から溢れた食用油は、こし網枠200とポット本体100との間の隙間に流れ込む。そして、前記凸脈270及び誘い壁280によって再びポット本体100側に導かれる。このため、溢れた食用油は、ポット本体100の外面に流れ出て、オイルポットを汚すことはない。
前記隙間に天ぷらかす等の異物がつまった場合には、ポット本体100からこし網枠200を取り外して、こし網枠200とポット本体100とに付着した異物を容易に除去することができる。
本考案の実施の形態に係るオイルポットの概略的分解斜視図である。 本考案の実施の形態に係るオイルポットのこし網枠の概略的断面図である。 本考案の実施の形態に係るオイルポットのポット本体の概略的断面図である。 本考案の実施の形態に係るオイルポットの概略的断面図である。 本考案の実施の形態に係るオイルポットの要部の概略的断面図である。
符号の説明
100 ポット本体
130 本体側注ぎ口
200 こし網枠
210 枠本体
220 こし網
230 こし網部

Claims (5)

  1. 食用油を貯留するポット本体と、このポット本体の上部の開口部に嵌め込まれるこし網枠とを具備しており、前記こし網枠は、ポット本体の内周面に嵌まり込む枠本体と、この枠本体に取り付けられたこし網とを有しており、前記こし網は下側に向かって湾曲して凹んでいることを特徴とするオイルポット。
  2. 前記ポット本体の上縁部には外側に膨らんだ本体側注ぎ口が設けられており、前記こし網枠には、こし網枠をポット本体に取り付けた場合に前記本体側注ぎ口に対応する部分に枠側注ぎ口が設けられていることを特徴とする請求項1記載のオイルポット。
  3. 前記枠側注ぎ口は、枠本体に設けられた分離壁によってこし網枠と分離されていることを特徴とする請求項2記載のオイルポット。
  4. 前記枠側注ぎ口には、前記こし網は設けられていないことを特徴とする請求項3記載のオイルポット。
  5. 前記枠本体には、ポット本体に沿った垂下壁が設けられており、枠側注ぎ口からは他の部分より長くなった誘い壁が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のオイルポット。
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