JP3044371U - ピボットヒンジ - Google Patents
ピボットヒンジInfo
- Publication number
- JP3044371U JP3044371U JP1997005588U JP558897U JP3044371U JP 3044371 U JP3044371 U JP 3044371U JP 1997005588 U JP1997005588 U JP 1997005588U JP 558897 U JP558897 U JP 558897U JP 3044371 U JP3044371 U JP 3044371U
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- JP
- Japan
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- shaft
- hole
- rod
- door
- holder
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 扉の脱着作業が作業性良く簡単に行うことが
できるピボットヒンジを提供する。 【解決手段】 扉19に固着されるホルダー1の上面板
部2の軸孔7と下面板部3の軸孔8に軸棒13を上下動
可能に嵌挿し、バネ15によって軸棒13を下向きに移
動付勢し、ホルダー1の側面板部10に上下方向の位置
決め孔11と横方向の係止孔12を位置決め孔11の上
端で交差させて設け、軸棒13の側面に突設した操作棒
16を位置決め孔11に係合させて、軸棒13の下端部
を固定枠体18側の軸孔22に挿入し、操作棒16を係
止孔12に係合させて、軸棒13を固定枠体18の軸孔
22から脱出した位置に保持する。
できるピボットヒンジを提供する。 【解決手段】 扉19に固着されるホルダー1の上面板
部2の軸孔7と下面板部3の軸孔8に軸棒13を上下動
可能に嵌挿し、バネ15によって軸棒13を下向きに移
動付勢し、ホルダー1の側面板部10に上下方向の位置
決め孔11と横方向の係止孔12を位置決め孔11の上
端で交差させて設け、軸棒13の側面に突設した操作棒
16を位置決め孔11に係合させて、軸棒13の下端部
を固定枠体18側の軸孔22に挿入し、操作棒16を係
止孔12に係合させて、軸棒13を固定枠体18の軸孔
22から脱出した位置に保持する。
Description
【0001】
【考案が属する技術分野】 本考案は必要に応じて扉をボックス本体などの 固定枠体から取り外せるピボットヒンジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の通常の蝶番では、扉に取り付けた回転側翼板と固定 枠体に取り付けた固定側翼板が抜け止め処理された軸棒によって連結されている ため、蝶番を介して扉を固定枠体に装着した後は、軸棒の抜け止め処理を解除す るか、固定側翼板または固定側翼板の取り付けを解除しなければ、扉を固定枠体 から取り外すことができず、これらの解除措置に相当の手間がかかるため、扉の 脱着作業は容易ではない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 従って本考案の目的は、扉の脱着作業が 作業性良く簡単に行えるピボットヒンジを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参照番号を用いて説明 すると、本考案のピボットヒンジでは、扉19に固着されるホルダー1の上面板 部2の軸孔7と下面板部3の軸孔8に軸棒13を上下動可能に嵌挿し、バネ15 によって軸棒13を下向きに移動付勢し、ホルダー1の側面板部10に上下方向 の位置決め孔11と横方向の係止孔12を位置決め孔11の上端で交差させて設 け、軸棒13の側面に突設した操作棒16を位置決め孔11に係合させて、軸棒 13の下端部を固定枠体18側の軸孔22に挿入し、操作棒16を係止孔12に 係合させて、軸棒13を固定枠体18の軸孔22から脱出した位置に保持する。
【0005】 図1に示したように蝶番は扉19の背面側凹所に配置され、ホルダー1が扉1 9の縁板部に固着される。図3に示したように操作棒16がホルダー1の位置決 め孔11に係合しているときには、軸棒13の下端部はホルダー1の下面板部3 から大きく突出しており、図2に示したように扉19の下面縁板部26の透孔2 3を通って固定枠体18の開口部31の下面縁板部30の軸孔22に係合してい る。この係合状態はバネ15の下方付勢によって的確に保持され、軸棒13は扉 18の回転中心として安定に機能する。
【0006】 扉19を固定枠体18から取り外すときには、ホルダー1の位置決め孔11に 沿って操作棒16をバネ15の付勢に抗して指で引き上げ、軸棒13の下端部を 固定枠体18の軸孔22から脱出させる。その後、操作棒16を横方向に回して 、ホルダー11の係止孔12に係合させることによって、軸棒13の下方移動を 阻止し、軸棒13が扉19側に完全に引き込まれた状態において、扉19の脱着 作業が行われる。
【0007】
【考案の実施の形態】 図示の実施例では、ホルダー1は上面板部2に連設 した垂直板部6を扉19の垂直縁板部31に溶接し、側面板部10に連設した水 平板部5を扉19の下面縁板部26に溶接することによって、扉19に固着され ている。軸棒13の中間段差部4にはバネ受け盤14が当接しており、圧縮コイ ルバネよりなる付勢用バネ15は該バネ受け盤14とホルダー1の上面板部2の 間に挿入されている。ホルダー1の下面板部3は補強用背面板部9の下端に連設 されている。
【0008】 スプリングピンよりなる操作棒16は軸棒13の横断孔17に圧入固着されて いる。扉19の上部は、中間鍔部21を有する別のヒンジピン20によって固定 枠体18に枢着されている。該ヒンジピン20の上半部は固定枠体18の開口部 31の上面縁板部29の軸孔25に嵌挿され、ヒンジピン20の下半部は扉19 の上面縁板部28の軸孔24に嵌挿されている。この場合には、固定枠体18の 開口部31の上下縁板部29,30と扉19の上下縁板部28,26との間に多 少の抜き取り用の遊びを設定する。
【0009】 このようなヒンジピン20を使用せず、扉19の上部と下部のいずれにも本考 案のピボットヒンジを上下対称に使用することもでき、この場合には、扉19と 固定枠体18間の遊び空間は特に必要としない。
【0010】
【考案の効果】 以上のように本考案のピポットヒンジは、ホルダー1の上 面板部2の軸孔7と下面板部3の軸孔8に嵌挿した軸棒13をバネ15によって 下向きに移動付勢し、ホルダー1の側面板部10に上下方向の位置決め孔11と 横方向の係止孔12を交差させて設けたものであり、軸棒13の側面に突設した 操作棒16を位置決め孔11に係合させて、軸棒13の下端部を固定枠体18側 の軸孔22に挿入する一方、操作棒16を係止孔12に係合させて、軸棒13を 固定枠体18の軸孔22から脱出した位置に保持するので、扉19の固定枠体1 8からの脱着作業が作業性良く簡単に行える。
【図1】 本考案の一実施例に係るピボットヒンジを装
着した扉の閉鎖状態の斜視図である。
着した扉の閉鎖状態の斜視図である。
【図2】 該図1のA−A縦断面図である。
【図3】 該ピボットヒンジの左側面図である。
【図4】 該ピボットヒンジの平面図である。
【図5】 該ピボットヒンジの正面図である。
【図6】 図5のC−C線横断面図である。
【図7】 図4のB−B線縦断面図である。
【図8】 該扉上部に使用された別のヒンジピンの正面
図である。
図である。
1 ホルダー 2 ホルダーの上面板部 3 ホルダーの下面板部 4 軸棒の中間段差部 5 ホルダーの水平板部 6 ホルダーの垂直板部 7 上面板部の軸孔 8 下面板部の軸孔 9 ホルダーの背面板部 10 ホルダーの側面板部 11 ホルダーの位置決め孔 12 ホルダーの係止孔 13 軸棒 14 バネ受け盤 15 軸棒の付勢用バネ 16 操作棒 17 枢軸の横断孔 18 固定枠体 19 扉 20 別のヒンジピン 21 ヒンジピンの中間鍔部 22 固定枠体側の軸孔 23 扉側の透孔 24 扉側の軸孔 25 固定枠体側の軸孔
Claims (1)
- 【請求項1】 扉19に固着されるホルダー1の上面板
部2の軸孔7と下面板部3の軸孔8に軸棒13を上下動
可能に嵌挿し、バネ15によって軸棒13を下向きに移
動付勢し、ホルダー1の側面板部10に上下方向の位置
決め孔11と横方向の係止孔12を位置決め孔11の上
端で交差させて設け、軸棒13の側面に突設した操作棒
16を位置決め孔11に係合させて、軸棒13の下端部
を固定枠体18側の軸孔22に挿入し、操作棒16を係
止孔12に係合させて、軸棒13を固定枠体18の軸孔
22から脱出した位置に保持するようにしたピボットヒ
ンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997005588U JP3044371U (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | ピボットヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997005588U JP3044371U (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | ピボットヒンジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3044371U true JP3044371U (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=43178799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997005588U Expired - Lifetime JP3044371U (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | ピボットヒンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3044371U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3521767B2 (ja) | 1998-10-26 | 2004-04-19 | 松下電工株式会社 | 扉の支持構造 |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP1997005588U patent/JP3044371U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3521767B2 (ja) | 1998-10-26 | 2004-04-19 | 松下電工株式会社 | 扉の支持構造 |
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