JP3044329B2 - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents

助手席用エアバッグ装置

Info

Publication number
JP3044329B2
JP3044329B2 JP4358170A JP35817092A JP3044329B2 JP 3044329 B2 JP3044329 B2 JP 3044329B2 JP 4358170 A JP4358170 A JP 4358170A JP 35817092 A JP35817092 A JP 35817092A JP 3044329 B2 JP3044329 B2 JP 3044329B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
case
inflator
wall
front wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4358170A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06191362A (ja
Inventor
猛 山地
徹 尾崎
和彰 尾藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP4358170A priority Critical patent/JP3044329B2/ja
Publication of JPH06191362A publication Critical patent/JPH06191362A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3044329B2 publication Critical patent/JP3044329B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、助手席用エアバッグ装
置に係り、特に、インストルメントパネル上面に設置さ
れるエアバッグ装置のエアバッグの展開形状の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】助手席用のエアバッグ装置は、車両が衝
突した時、衝撃が所定以上である場合にシートベルトの
補助として瞬時にバッグが膨張し、乗員を保護する安全
装置であり、通常、ガス発生器であるインフレータと、
インフレータのガスにより膨張するバッグと、前記イン
フレータを該バッグと共に略気密に囲繞収納するエアバ
ッグケースとで構成されている。そして、このエアバッ
グ装置はその作動にあたり、インフレータから噴出され
たガスがエアバッグケースとエアバッグ内に充満して内
圧を発し、この内圧によりエアバッグが展開する。
【0003】ところで、助手席用エアバッグ装置は、通
常、助手席前方のインストルメントパネル内に装着され
るものであり、多くのものは、このインストルメントパ
ネルの乗員と向かい合う面に開口するよう設置されてい
る。しかし、その一方、近年では、上記インストルメン
トパネルの上面に開口部を設け、上方に向かい展開・膨
張するエアバッグを、フロントガラスにその一部を支持
せしめて、その保形と乗員保護時の拘束安定性を図るエ
アバッグ装置も提案されている。
【0004】このようなエアバッグ装置においては、膨
張時のエアバッグの最終形状は、乗員を最も効果的に受
容しうる形状、例えば上記助手席用であれば円錐や角錐
状などに設計されるが、通常時は、このエアバッグは小
さく折り畳んだ状態でエアバッグケースに収納されてい
る。
【0005】そして、従来は、上記エアバッグはエアバ
ッグケースにほぼ均等に収納されると共に、上記インフ
レータも、エアバッグ収納部に対向する面の全面にガス
噴出口を設けてエアバッグケースの概略中央位置に設置
されるようになっている。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】しかしながら、上記の如く均等に収納せし
めたエアバッグの中央部に上記インフレータのガス噴出
口を対向せしめて配置したものでは、エアバッグ装置の
作動時、エアバッグはまずその中央部から膨張展開する
ことになる。そのために、膨張の初期においては、エア
バッグの中央部に引かれて周辺部がガスの噴出方向に伸
びきり、その中央部が大きく突出してしまう。そして、
エアバッグ内の圧力の上昇に伴ってその周辺部が膨ら
み、中央部が後退することにより、エアバッグが所定の
最終形状に達することになる。
【0007】即ち、上記従来のエアバッグ装置において
は、エアバッグの上記突出する中央部に対し、周辺部、
特に上部と下部とが遅れて膨らむことから、エアバッグ
が乗員の受容に最も好ましい最終形状に達するには若干
の遅れを伴う可能性を有している。
【0008】本発明は叙上の如き実状に対処し、特にエ
アバッグケース内でのインフレータと折り畳んだエアバ
ッグの配置、ならびにインフレータのガス噴出方向を規
定することにより、上記エアバッグを最も好ましい展開
形状にいち早く膨張せしめて、乗員の拘束性をさらに向
上させることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明の助手席用エアバッグ装置の特徴は、前壁と後
壁及び前後の壁を連結する側壁ならびに底壁によって構
成され、上部に開口部を有する有底箱状のエアバッグケ
ースと、該ケースに折り畳み収納され、且つ基部に設け
た各取付部がケース開口部の前後の壁及び側壁の各上部
に固定されたエアバッグと、上記ケース内部に、ケース
の前壁と底壁とに略平行になるよう配設された筒状のイ
ンフレータとを備え、車両のインストルメントパネル上
面にエアバッグケースの前壁を車両の前方に向けて装着
し、作動時、エアバッグをフロントガラスを利用して車
両の後方に膨脹展開させるエアバッグ装置において、上
インフレータをエアバッグケースの底壁と前壁とに夫
々近接するよう片寄せて配設すると共に、該インフレー
タのガス噴出口を、上記前壁側で前方斜め上方にエアバ
ッグケースの前壁方向に向け、一方、上記底壁側で後方
斜め下方にエアバッグケースの底壁方向に向け夫々噴出
するよう形成せしめ、かつ上記エアバッグを、その上部
取付部よりインフレータ上に導き、折り畳むことなく
インフレータ上に跨がせて、上記エアバッグの残りを
上記インフレータとケース後壁との間に折り畳み収納せ
しめたところにある。
【0010】
【作用】上記構成を有する本発明のエアバッグ装置は、
車両のインストルメントパネルの上面に、上方に開口部
を向けて、そして車両の前方向にエアバッグケースの前
壁を、また後方向に後壁を夫々向けて装着される。
【0011】そして、装置の作動時には、エアバッグは
通常のものと同様にフロントガラスを利用して車両の後
方に膨張展開するが、本発明においては、上記の如く、
インフレータと折り畳んだエアバッグとを配置すると共
に上記インフレータのガス噴出方向を規定したことによ
り、上記エアバッグの展開は、エアバッグの中央部を残
し、先ず該バッグの下部と上部とから始まる。
【0012】つまり、エアバッグは、予めエアバッグケ
ースの後壁側にその大略が折り畳み収納されてなるた
め、上記後壁に近いエアバッグ下部は折り畳み部分が多
く、逆に上記後壁に遠いエアバッグ上部は上記バッグ下
部に向かって折り畳まれることなくインフレータを跨い
でいる分、折り畳み部分がない。即ち、配置を含めたこ
のエアバッグの折り畳み形態と、前記インフレータから
のケース前壁と後壁とに回り込む噴出ガスとによって、
本発明では、初期展開時には、エアバッグ中央部を残し
つつ、上記折り畳み部の多いエアバッグの下部が上部よ
り先にケースから展開し、ついで上部が展開していく作
用が得られる。また、この初期展開時の作用により、さ
らに続く展開挙動にもエアバッグの下部の膨脹の成長が
上部より早いという作用が得られる。
【0013】一方、エアバッグの中央部は、上部及び下
部よりさらに遅れて展開し、該エアバッグの乗員拘束面
を速やかに形成する。
【0014】従って、本発明のエアバッグ装置は、従来
のエアバッグにみられたように、中央部が先に膨脹展開
して周辺部の展開か遅れるということがなく、また、中
央部に吊り紐等を取付けその展開挙動を規制する必要も
い。
【0015】
【実施例】以下、さらに添付図面を参照して、本発明の
実施例を説明する。図1は本発明実施例の助手席用エア
バッグ装置を車両に装着した状態を示す断面図であり、
図においてPは鉛直上方を示す矢印、Fは車両のフロン
トガラス、Dはエアバッグドア、Gはインフレータのガ
ス噴出方向を夫々示している。なお、車両のインストル
メントパネルは省略している。
【0016】即ち、この実施例のエアバッグ装置は、前
壁1と後壁2、及び前壁1と後壁2を連結する左右の側
壁(図示せず)ならびに底壁3とで構成され、上部に
口部4を有するエアバッグケース5と、該ケース5に折
り畳み収納され、基部に設けた各取付部6がケース開口
部4の前壁1及び後壁2ならびに図示なき左右側壁
上部にリテーナー7によって夫々固定されたエアバッグ
8と、上記ケース5内部に、ケースの前壁1と底壁2と
に略平行になるよう配設された筒状のインフレータ9と
を備えている。
【0017】そして、本発明では、上記の如きエアバッ
グ装置において、上記インフレータをエアバッグケー
ス5の底壁3と前壁1とに夫々近接するよう片寄せて配
設すると共に、該インフレータ9のガス噴出口10a、
10bを、図示の如く、上記前壁1側で前方斜め上方に
エアバッグの前壁側上部に向け、一方、上記底壁3側で
後方斜め下方にエアバッグケースの底壁方向に向けて
々噴出するよう形成せしめ、かつ上記エアバッグ8の大
略を、上記インフレータ9とケース後壁2との間に折り
畳み収納せしめた構成を特にその要旨としている。
【0018】上記インフレータ9は、その軸方向両端部
がボルト等によって左右のケース側壁(図示せず)に固
定されている。このインフレータ9を上記前壁1及び底
壁3へ片寄せる程度としては、上記前壁1及び底壁3か
ら夫々0〜30mm、より好適には約10〜20mm離
すように片寄せることが好ましい(ケース前後長約15
0mm、インフレータ径約60mm)。また、このイン
フレータ9のガス噴出口10a,10bは、上記の如く
角度を持ちながら、インフレータ9の軸方向に連続的に
設けられているが、これらガス噴出口の角度は、エアバ
ッグケース開口面と平行な線(L)を基準として、ケー
ス前壁側では上向きに概ね15°〜65°程度の範囲
が、またケース後壁側では下向きに概ね15°〜65°
程度の範囲が好適であり、何れの噴出口もその先に、前
壁または底壁があることが望ましい。
【0019】一方、エアバッグ8は、上記8aと下部8
bが概ね同形の角錐あるいは円錐形状に設けられてい
る。このエアバッグ8は、基部に独立した4片の取付部
6を有し、バッグ上部8a側の取付部6aは図示の如
く、ケース前壁1に、またバッグ下部8b側の取付部6
bはケース後壁2に夫々取着されている。そして、上記
エアバッグ8の折り畳み収納は、図に示す如く、エアバ
ッグ上部8aを、上記取付部6aからインフレータ9を
またがせて、該インフレータ9とケース後壁2との間に
移し、この部分でエアバッグ下部8bならびにエアバッ
グ中央部8cと共に図示の如く折り畳んでいる。
【0020】次に、図2から図8を参照して上記本発明
実施例のエアバッグ装置の作用を説明する。上記構成を
有する本発明実施例のエアバッグ装置は、図1に示すよ
うに、車両のインストルメントパネル(図示せず)の上
面に、上方に開口部4を向けて、そして車両の前方向に
エアバッグケース5の前壁1を、また後方向に後壁2を
夫々向けて装着されるものであり、作動時には、エアバ
ッグ8は通常のものと同様にフロントガラスを利用して
車両の後方に膨張展開する。
【0021】そして、上記本発明実施例においては、上
記インフレータ9をエアバッグケース5の底壁3と前壁
1とに夫々片寄せて配設せしめ、かつ該インフレータ9
のガス噴出口10a,10bを、上記前壁1側で前方斜
め上方に、上記底壁3側で後方斜め下方に夫々噴出する
よう形成せしめ、さらに、上記エアバッグ8の大略を、
該バック8の下部側8bの折り畳み部を上部側8aのそ
れより大ならしめて、上記インフレータ9とケース後壁
2との間に折り畳み収納せしめたことにより、エアバッ
グ8の展開は、該バッグの中央部8cを残し、先ずバッ
グ下部8bとバッグ上部8aとから始まる。
【0022】この場合、エアバッグ8は、予めエアバッ
グケース5の後壁2側にその大略が折り畳み収納されて
なるため、上記後壁2に近いエアバッグ下部8bは上記
の如く折り畳み部分が多く、逆に上記後壁2に遠いエア
バッグ上部8aは上記バッグ下部8bに比べ幾分か折り
畳み部分が少ない。即ち、配置を含めたこのエアバッグ
の折り畳み形態と、前記インフレータ9からのケース前
壁1と後壁2とに回り込む噴出ガスとによって、本発明
実施例では、図2に示すように、初期展開時には、エア
バッグ中央部8cを残しつつ、上記折り畳み部の多いエ
アバッグの下部8bが上部8aより先にケース5から展
開し、ついで上部8aが展開していく作用が得られる。
また、図3に示すように、この初期展開時の作用によ
り、さらに続く展開挙動にエアバッグ8の下部8bの膨
張の成長が上部8aより早いという作用が得られる。な
お、初期の展開方向がフロントガラスFに向かっている
ことや、上記エアバッグ下部8bの早い膨張に起因して
エアバッグ上部8aがフロントガラスFと下部8bに挟
まれて膨張が遅れていること、さらにドアDの開口端が
エアバッグ下部8b側にあることも、前記作用をさらに
促進している。ただし、展開の状態つまり車両方向への
伸長量は若干上部が少ない程度でほぼ同程度である。
【0023】一方、これに対しエアバッグ8の中央部8
cは、図2乃至図4に示すように、上記エアバッグ上部
8a及び下部8bよりさらに遅れて展開し、膨脹前のエ
アバッグ上部8aが伸びきり、エアバッグ下部8bが伸
長後の膨脹を進めようとしている図4の時点でも、この
バッグ中央部8cはまだ伸びきりにも至らない状態であ
る。その後、該エアバッグの乗員拘束面を速やかに形成
する。
【0024】以上の作用により、本発明においては、従
来のエアバッグにみられたように、中央部がまず膨脹展
開し、この中央部にひかれた周辺部が伸びきって、最終
的に上記中央部が大きく突出するというようなことがな
く、また、中央部に吊り紐等を取付けその展開挙動を規
制しなくてもよい効果が得られるものである。(図4,
図5,図6参照)
【0025】
【0026】なお、図2〜図8は等時間で撮影した写真
に基づくものであるが、展開開始より上部エリア展開ま
で4コマ必要としているのに対し、上部から全域に展開
するには1コマのみである。このことは、胸部、頭部近
辺展開後ただちに腹部近辺に展開していることを示し、
一連の展開膨脹過程を時間的に観察すると、上部エリア
から全域への膨脹完了がほぼ同時といってもよい。エア
バッグが展開してきた次の瞬間にはスクリーン状に乗員
前面にわたりエアバッグが展開完了しており、乗員を
け止め拘束が開始される作用が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の助手席用
エアバッグ装置は、エアバッグケースの開口周縁部にエ
アバッグの基部を取着せしめて、このケースに上記エア
バッグとインフレータとを収納してなる装置において、
上記インフレータをエアバッグケースの底壁と前壁とに
夫々片寄せて配設すると共に、該インフレータのガス噴
出口を、上記前壁側で前方斜め上方にエアバッグケース
の前壁上部に向け、一方、上記底部壁側で後方斜め下方
にエアバッグケースの底壁方向に向け夫々噴出するよう
形成せしめ、かつ上記エアバッグを、その上部取付部よ
り上記インフレータ上に導き、折り畳むことなく該イン
フレータ上に跨がせて残りを上記インフレータとケー
ス後壁との間に折り畳み収納せしめたものであり、同時
に噴出する両方向へのガスの噴出によりエアバッグの上
部と下部とを中央より先に、ほぼ均等にフロントガラス
にそって展開させ、エアバッグの上部と下部の展開挙動
の間に遅れを生じさせないことから、その後のエアバッ
グの最大伸張を示す挙動に時間的差異を起こさせず、ま
た、エアバッグの上部と下部を伸張させ続く膨脹過程に
おいても、速やかにエアバッグ下部を膨脹させることが
でき、乗員の頭部近辺で展開後、ほぼ同時に全面で拘束
可能なエアバッグの展開膨脹を得ることができる。従っ
て、これにより乗員の頭部、胸部、腹部に目立った局所
的なエアバッグの反力を与えることなく、全体的に乗員
の身体を拘束することができる。
【0028】そして、エアバッグの中央部については、
バッグの上部と下部よりも展開挙動を遅らせて、エアバ
ッグの展開終了間際でも上記バッグの下部及び上部の膨
脹を優先させることにより、助手席の乗員の姿勢や座乗
位置などの違いによりエアバッグに近づいた状態となっ
たとしても、上記中央部の展開遅れにより顔面には最初
に接触せず先に胸部に接触し、次いで頭頂部、最後に顔
面に接触することにより、頸部を支点とした頭部の車両
後方への回転を防止でき、顔面および頸部を保護しうる
との効果も奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の助手席用エアバッグを車両に取
付けた状態を示す断面図である。
【図2】同実施例エアバッグの第1段階の展開状態を示
す側面図である。
【図3】同実施例エアバッグの第2段階の展開状態を示
す側面図である。
【図4】同実施例エアバッグの第3段階の展開状態を示
す側面図である。
【図5】同実施例エアバッグの第4段階の展開状態を示
す側面図である。
【図6】同実施例エアバッグの第5段階の展開状態を示
す側面図である。
【図7】同実施例エアバッグの第6段階の展開状態を示
す側面図である。
【図8】同実施例エアバッグの第7段階の展開状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 ケース前壁 2 ケース後壁 3 ケース底壁 4 ケース開口部 5 エアバッグケース 6 エアバッグの取付部 6a エアバッグの取付部 6b エアバッグの取付部 7 リテーナー 8 エアバッグ 8a エアバッグ上部 8b エアバッグ下部 8c エアバッグ中央部 9 インフレータ 10a ガス噴出口 10b ガス噴出口 D エアバッグドア F フロントガラス G ガス噴出方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾藤 和彰 愛知県西加茂郡三好町大字打越字生賀山 3番地 東洋ゴム工業株式会社 自動車 部品技術センター内 (56)参考文献 特開 平2−303952(JP,A) 特開 平4−189644(JP,A) 特開 平2−279444(JP,A) 実開 平4−119759(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前壁と後壁及び前後の壁を連結する左右の
    側壁ならびに底壁によって構成され、上部に開口部を有
    する有底箱状のエアバッグケースと、該ケースに折り畳
    み収納され、基部に設けた各取付部がケース開口部の前
    後壁及び側壁の各上部に固定されたエアバッグと、上記
    ケース内部に、ケースの前壁と底壁とに略平行になるよ
    う配設された筒状のインフレータとを備え、車両のイン
    ストルメントパネル上面にエアバッグケースの前壁を車
    両の前方に向けて装着し、作動時、エアバッグをフロン
    トガラスを利用して車両の後方に膨脹展開させるエアバ
    ッグ装置において、上記インフレータをエアバッグケー
    スの底壁と前壁とに夫々近接するよう片寄せて配設する
    と共に、該インフレータのガス噴出口を、上記前壁側で
    前方斜め上方にエアバッグケースの前壁上部に向け、一
    方、上記底壁側で後方斜め下方にエアバッグケースの底
    壁方向に向け夫々噴出するよう形成せしめ、かつ上記エ
    アバッグを、その上部取付部より該インフレータ上に
    り畳むことなく跨がせて、上記エアバッグの残りを上
    記インフレータとケース後壁との間に折り畳み収納せし
    めたことを特徴とする助手席用エアバッグ装置。
JP4358170A 1992-12-24 1992-12-24 助手席用エアバッグ装置 Expired - Fee Related JP3044329B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4358170A JP3044329B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 助手席用エアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4358170A JP3044329B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 助手席用エアバッグ装置

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10363325A Division JPH11240406A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 助手席用エアバッグ装置
JP11208026A Division JP2000033841A (ja) 1999-07-22 1999-07-22 助手席用エアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06191362A JPH06191362A (ja) 1994-07-12
JP3044329B2 true JP3044329B2 (ja) 2000-05-22

Family

ID=18457909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4358170A Expired - Fee Related JP3044329B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 助手席用エアバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3044329B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5884939A (en) * 1995-09-22 1999-03-23 Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. Air bag system for automotive passenger seat
JP2973912B2 (ja) * 1996-02-09 1999-11-08 トヨタ自動車株式会社 助手席用エアバッグ装置及びこれに適用されるバッグ折り畳み方法
JP3175664B2 (ja) * 1997-10-21 2001-06-11 トヨタ自動車株式会社 助手席用エアバッグ装置
JPH11291850A (ja) * 1998-04-08 1999-10-26 Takata Kk 助手席用エアバッグ及びその折り畳み方法
JP2001180417A (ja) * 1999-12-21 2001-07-03 Daihatsu Motor Co Ltd エアバッグ装置のカバー構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06191362A (ja) 1994-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4187721B2 (ja) 改良された車両用のシート
JP3520836B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
US7232153B2 (en) Leg protection device
JP2007216825A (ja) 車両用エアバッグ装置
JP3321978B2 (ja) エアバッグ装置
JP4123048B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP2002019560A (ja) 助手席用エアバッグ
KR101033788B1 (ko) 차량 운전석의 에어백쿠션 및 그 폴딩방법
JPH10152008A (ja) エアバック
JP3044329B2 (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP4576308B2 (ja) 自動車のエアバッグ装置
JPH0790744B2 (ja) 乗員保護用エアバッグ装置
JP6488084B2 (ja) エアバッグを有する車両
JP2001088650A (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP4209727B2 (ja) エアバッグ装置
JPH11240406A (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP3767307B2 (ja) エアバッグ装置
JP2000033841A (ja) 助手席用エアバッグ装置
EP1188622B1 (en) Folded air bag
JPH06344842A (ja) 車両のエアバッグ構造
JP7298528B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JPH10287195A (ja) 側突用エアバッグ
KR100751297B1 (ko) 자동차용 에어백 쿠션
JPH11165607A (ja) エアバッグ装置
JP3887167B2 (ja) 側面衝突用エアバッグ装置におけるエアバッグ折り畳み方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000125

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080317

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees