JP3044120B2 - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JP3044120B2
JP3044120B2 JP2803292A JP2803292A JP3044120B2 JP 3044120 B2 JP3044120 B2 JP 3044120B2 JP 2803292 A JP2803292 A JP 2803292A JP 2803292 A JP2803292 A JP 2803292A JP 3044120 B2 JP3044120 B2 JP 3044120B2
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美智 松本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取引に必要な多量のデ
ータをメモリなどへコピーしてそのコピー先を取引時に
参照する自動取引装置に関する。
【0002】振込機能や振替機能を有する自動預金支払
機ではBIF(Bank/Branch Inform
ation File : 金融機関指定情報ファイル)
が内蔵の磁気ディスク装置に格納されており、そのファ
イルをRAMディスク上へコピーして運用時に参照する
ことで、装置の処理速度が高められる。
【0003】
【従来の技術】図5では従来の処理手順がフローチャー
トを用いて説明されており、装置に電源が投入されると
(ステップ300)、BIFを磁気ディスク装置からR
AMディスク上へコピーする処理(ステップ302)が
開始される。
【0004】この処理(ステップ302)では、最初に
磁気ディスク上の全てのファイルをRAMディスク上へ
逐次コピーする処理(ステップ302−1)が行なわ
れ、次に、ファイル参照先をRAMディスクへ切り替え
る処理(ステップ302−2)が行なわれる。
【0005】そしてBIFのコピー処理が終了すると、
装置立ち上げの処理が開始され(ステップ304)、装
置立ち上げの完了後に、自動取引の装置処理(運用)が
開始される。
【0006】この装置運用中においては、目的のBIF
に至るパスの番号指定でそのファイルの内容が参照され
ており、そのときには、ファイル参照先がRAMディス
クへ予め切り替えられているので、振替などの処理が極
めて高速に行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】参照の対象となるファ
イル(BIF)がパス番号で指定されているので、従来
においては、そのファイルをRAMディスクへコピーす
る動作が終了してから、装置を立ち上げて運用を開始し
ていたが、このファイルのデータ量が膨大であるので、
装置運用の開始までに時間を要していた。
【0008】本発明は上記従来の事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、運用開始までに要する時間を
大幅に短縮することが可能となる自動取引装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる装置は図1のように構成されてい
る。
【0010】同図において、本願発明にかかる自動取引
装置は、自動取引に必要な多量のデータを複数のファイ
ルに格納するデータ格納手段10と、ファイル毎にデー
タのライトアクセス及びリードアクセスが行なわれる高
速なデータ記憶手段14と、電源が投入されたときに装
置立ち上げの処理を開始する装置立ち上げ処理手段16
と、データ格納手段10の格納データをデータ記憶手段
14へファイル毎に転送する処理を装置立ち上げの処理
と並行して行なうデータ転送手段18と、自動取引時に
データ格納手段10またはデータ記憶手段14のデータ
をリードアクセスするデータ読出手段12と、データの
転送が完了しないファイルについてはデータ読出手段1
2のアクセス先をデータ格納手段10とし、データの転
送が完了したファイルについてはデータ読出手段12の
アクセス先をデータ格納手段10からデータ記憶手段1
4へ切り替えるアクセス先切替手段20と、を有する、
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】データ格納手段10(磁気ディスクなど)には
取引の科目名(支払,融資など)を内容とする科目名定
義ファイル(リモートファイル)もBIFの他に格納さ
れ、その多量なファイルデータをデータ記憶手段14
(RAMディスクなど)へコピーする処理が装置立ち上
げの処理と並列的に同時実行される。このため、装置の
立ち上げ時間を短縮できる。
【0012】また、転送が完了したデータ毎にデータ読
出手段12のアクセス先がデータ格納手段10からデー
タ記憶手段14へ切り替えられ、このため、データ転送
の処理終了を待つことなく装置の運用を開始することが
可能となる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明にかかる装置
(自動預金支払機)の好適な実施例を説明する。
【0014】図2では実施例の構成が説明されており、
この装置の主制御部200は回線を介してホストコンピ
ュータ(あるいは、ターミナルコントローラ)と接続さ
れ、その主制御部200のハードディスク装置202に
は自動取引に必要なデータ(科目名定義ファイル,BI
Fなど)が格納される。
【0015】また、IO制御部204には顧客操作部2
06(カラーディスプレイ,タッチキーボード,音声ガ
イダンス部,顧客センサ部が設けられる),CIP20
8(カードリーダ/ライタ部,振込カード発行部,カー
ドエンボス読取部,プリンタ部,用紙自動補給部が設け
られる),PPR210(通帳発行部,磁気ストライプ
リーダ/ライタ部,通帳プリンタ部が設けられる)が接
続されており、これらUOP206,CIP208,P
PR210を利用して自動取引の処理が行なわれる。
【0016】さらに、IO制御部204にはRAMディ
スク2121が内蔵されており、そのRAMディスク2
12へ主制御部200のハードディスク装置202から
データ(科目名定義ファイル,BIFのデータなど)が
コピーされる。
【0017】図3では本実施例の処理手順がフローチャ
ートを用いて説明されており、装置に電源が投入される
と、主制御部200,IO制御部204が起動され、主
制御部200,IO制御部204において各種のプロセ
スが生成される(ステップ310)。
【0018】そして、IO制御部204で生成されたI
Oプロセス250(図2参照)が主制御部200の指示
に従って起動され(ステップ312)、さらに、主制御
部200側で装置立ち上げ制御の処理(主制御部200
の初期設定を行ない、IO制御部204にその初期設定
やUOP206,CIP208,PPR210のリセッ
トを依頼する)が開始される(ステップ314)。
【0019】IOプロセス250はファイルコピープロ
セス252(図2参照)を起動し、また、主制御部20
0から依頼された処理の終了を確認したときにその旨を
主制御部200へ通知する。
【0020】この通知を主制御部200がIO制御部2
04から受け取ると、装置立ち上げの処理(ステップ3
14)が終了し、振込,振替などの自動取引が可能な状
態となって装置の運用が開始される(運用中には、UP
O206の顧客操作に応じてCIP208,PPR21
0が制御される)。
【0021】一方、上記のファイルコピープロセス25
2は、装置運用時に必要なデータ(科目名定義ファイ
ル,BIFのデータなど)の参照先をハードディスク2
02に予め設定する(ステップ350)。
【0022】さらに、ハードディスク装置202のデー
タ(科目名定義ファイル,BIFのデータなど)をRA
Mディスク212へコピーし、データコピーが行なわれ
る毎に、そのデータ(ファイル)の参照先をRAMディ
スク212に切り替える(ステップ352,354,3
56,358)。
【0023】図4では本実施例の作用が説明されてお
り、同図においては、先頭ファイルのコピーが終了する
前に装置の立ち上げが完了している(コピーされる科目
名定義ファイル,BIFなどの各ファイルのデータ量が
極めて多いため)。
【0024】この装置立ち上げの直後に最初の取引が行
なわれる場合、ファイルコピーの動作は中断され、取引
に必要な科目名定義ファイル,BIFなどのデータはハ
ードディスク装置202からIO制御部204内に読み
出される(...いずれのファイルもコピーが完了して
おらず、それらの参照先が全てハードディスク装置20
2側となっているため)。
【0025】そして最初の取引が終了して装置が顧客待
ちの状態となると、ファイルコピーの動作が再開されて
2番目の取引が開始されるまでに最初のファイル(A)
のコピーが完了し、このファイル(A)の参照先がRA
Mディスク212へ切り替えられる()。
【0026】したがって、2番目の取引が行なわれる場
合でその取引に必要なファイル(A)がRAMディスク
212へコピーされていたときには、同ファイル(A)
がRAMディスク212から読み出されるので()、
このときの取引(振込など)が高速に行なわれる。
【0027】また、2番目の取引が終了してから3番目
の取引が開始されるまでの顧客待ち時間中には次のファ
イル(B)がRAMディスク212へコピーされており
()、このため、3番目の取引時にはRAMディスク
212へコピーされた両ファイル(A,B)を参照でき
る()。
【0028】さらに、3番目の取引が終了してから4番
目の取引が開始されるまでの顧客待ち時間中に最後のフ
ァイル(C)がRAMディスク212へコピーされてお
り()、したがって以後においては、全てのファイル
(A,B,C)がRAMディスク212から読み出さ
れ、取引の処理が高速に行なわれる()。
【0029】以上説明したように本実施例によれば、取
引に必要なデータをハードディスク装置202からRA
Mディスク212へコピーする処理が装置立ち上げの処
理と並行して行なわれるので、装置の立ち上げ時間を大
幅に短縮できる。
【0030】そして、データの参照先が予めハードディ
スク装置202とされるものの、コピーが完了する毎に
そのデータの参照先がハードディスク装置202からR
AMディスク212へ切り替えられるので、全データの
コピー終了を待つことなく、装置の立ち上げ直後からそ
の運用を開始することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、取
引に必要なデータをメモリなどへコピーする処理が装置
立ち上げの処理と並行して行なわれので、装置立ち上げ
時間を大幅に短縮できる。
【0032】また、コピーが完了する毎にそのデータの
参照先をコピー先へ切り替えられるので、全データのコ
ピー終了を待つことなく立ち上げ直後から装置の運用を
開始することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の原理説明図である。
【図2】実施例の構成説明図である。
【図3】実施例の処理手順を説明するフローチャートで
ある。
【図4】実施例の作用説明図である。
【図5】従来における装置立ち上げ時の処理手順を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
200 主制御部 202 ハードディスク装置 204 IO制御部 206 UOP 208 CIP 210 PPR 212 RAMディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−311925(JP,A) 特開 平3−92947(JP,A) Maurice J.Bach著/坂 本文ほか訳「bit 1990年10月号別冊 UNIXカーネルの設計」19990年10 月5日,共立出版(株)(第44〜46頁) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 19/00 G07F 19/00 G07F 7/08 G07G 1/12 G06F 1/00 370 G06F 15/00 G06F 12/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動取引に必要な多量のデータを複数
    のファイルに格納するデータ格納手段と、 ファイル毎にデータのライトアクセス及びリードアクセ
    スが行なわれる高速なデータ記憶手段と、 電源が投入されたときに装置立ち上げの処理を開始する
    装置立ち上げ処理手段と、 データ格納手段の格納データをデータ記憶手段へファイ
    ル毎に転送する処理を装置立ち上げの処理と並行して行
    なうデータ転送手段と、 自動取引時にデータ格納手段またはデータ記憶手段のデ
    ータをリードアクセスするデータ読出手段と、 データの転送が完了しないファイルについてはデータ読
    出手段のアクセス先をデータ格納手段とし、データの転
    送が完了したファイルについてはデータ読出手段のアク
    セス先をデータ格納手段からデータ記憶手段へ切り替え
    るアクセス先切替手段と、 を有する、ことを特徴とした自動取引装置。
JP2803292A 1992-02-14 1992-02-14 自動取引装置 Expired - Fee Related JP3044120B2 (ja)

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JPH05224769A JPH05224769A (ja) 1993-09-03
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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Maurice J.Bach著/坂本文ほか訳「bit 1990年10月号別冊 UNIXカーネルの設計」19990年10月5日,共立出版(株)(第44〜46頁)

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JPH05224769A (ja) 1993-09-03

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