JP3043301U - 自動車用の入れ子式日除け装置 - Google Patents

自動車用の入れ子式日除け装置

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JP3043301U
JP3043301U JP1997002698U JP269897U JP3043301U JP 3043301 U JP3043301 U JP 3043301U JP 1997002698 U JP1997002698 U JP 1997002698U JP 269897 U JP269897 U JP 269897U JP 3043301 U JP3043301 U JP 3043301U
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shade plate
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JP1997002698U
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育全 林
聖芬 呉
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育全 林
聖芬 呉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者が太陽光線などの直射に悩まされるの
を操作性よく防止できる、自動車用の入れ子式日除け装
置を提供する。 【解決手段】 前記日除け装置は、横方向の全長にわた
る溝12の底部開口10に1対の係止突起部11を対向
させた外側遮蔽部材1と、上端部に断面きのこ型の張出
し上部22を、底部に前後方向に突出する係止フランジ
部23を、それぞれ形成した入れ子式の内側日除け板2
とを備え、張出し上部22を外側遮蔽部材1の係止突起
部11間を経て溝12内に押込み張出し上部22を外側
遮蔽部材1の溝壁に摩擦係合によって保持し、張出し上
部22のフック部222が係止突起部11の上に当接す
る位置と、係止フランジ部23が係止突起部11の下に
当接する位置との間で、内側日除け板2を、外側遮蔽部
材1に対し、抜き差しして、太陽光線を遮ることが容易
にできるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、強烈にぎらぎら照りつける太陽光線や対向する自動車のヘッドラ イトの光線などが、自動車の運転者の目に直射し、運転者を悩ませることを防止 する、自動車用の入れ子式日除け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
太陽が西に沈む夕暮れ時や、太陽が東から昇る日の出時などに、自動車を運転 している場合に、運転者は、強烈にぎらぎらした太陽光線が自分の目に水平に直 接そそがれ、目を開いていられなくなったり、長時間にわたりはっきり目が見え なくなったりし、運転者の目に支障をきたすことをよく経験する。この状態は自 動車が高速で走行している場合には非常に危険であり、このような不具合に関連 した運転中の交通事故が多くなっている。そこで、自動車には通常日除けが装備 してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、自動車に装備してある通常の日除けは、小さ過ぎて、実際に使用する 際に太陽光線を効果的に断つことが充分にできないという問題点があった。 この考案は、前述した問題点を解決して、使用時に伸ばしたり引込めたり調節 して直射光を遮ることでき、異なった操作位置に容易に適応できる、自動車用の 入れ子式日除け装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案に係る自動車用の入れ子式日除け装置は、横方向のほぼ全長に わたる溝を有し、溝の底部開口の縦方向縁部から底に至る1対の円弧状表面を持 つ係止突起部が形成してあるほぼ矩形の外側遮蔽部材と、上端部に断面がきのこ 型の張出し上部を形成し、底部に前後方向に突出する係止フランジ部を形成し、 係止フランジ部に手掛け部を設け、前記張出し上部の半円状頭部の前後にフック 部をそれぞれ突出させた入れ子式の内側日除け板とを備え、前記張出し上部を外 側遮蔽部材の係止突起部間を経て前記溝内に押込み、張出し上部を外側遮蔽部材 の溝壁に摩擦係合によって保持し、かつ前記フック部が前記係止突起部の上に当 接する位置と、前記係止フランジ部が係止突起部の下に当接する位置との間で、 内側日除け板を外側遮蔽部材に対し抜き差し可能にしたものである。
【0005】 請求項2の考案は、請求項1に記載した自動車用の入れ子式日除け装置におい て、内側日除け板に形成した張出し上部のフック部上,下面の少なくとも一方に 、前後複数の凹溝を横方向の全長にわたって形成し、内側日除け板を柔軟に抜き 差し操作できるようにしたものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
この考案の第1実施形態に係る自動車用の入れ子式日除け装置は、図1,図2 に示すように、外側遮蔽部材1と、入れ子式の内側日除け板2とから構成してあ る。なお、外側遮蔽部材1、内側日除け板2は、非透光性である程度弾性がある プラスチックなどの成形品である。
【0007】 外側遮蔽部材1は、扁平な横長矩形状の部分の上部に、自動車内の前上部に装 着するための取付け部13を形成し、取付け部13を除く、横方向のほぼ全長に わたって溝12を形成し、溝12の底部開口10の縦方向縁部から底に至る1対 の滑らかな円弧状表面を持つ係止突起部13が相対向して形成してあり、また、 係止突起部13は上面が外側遮蔽部材1の上面と平行にしてある。
【0008】 前記内側日除け板2は、図2の(b)にも示すように、上端部に断面がきのこ 型の張出し上部22を形成し、この上部22の中央部には滑らかな表面の半円状 頭部221、およびこの頭部221の前,後に突出するフック部222を一体に 形成し、フック部222の下面は内側日除け板2の側面と直交する水平面に形成 してある。また、内側日除け板2の底部には、前後両方向に突出する係止フラン ジ部23を形成し、これらの上部には滑らかな表面の凹弧面23aを形成してあ り、係止フランジ部23の左右方向中央部には、横長楕円形の貫通孔からなる手 掛け部24を形成してある。なお、手掛け部24は、手前側面に横長の凹部を形 成したり、突出部を形成したりするものに変更してよい。
【0009】 前記外側遮蔽部材1と内側日除け板2とを組合わせるには、内側日除け板2の 張出し上部22を、外側遮蔽部材1の係止突起部11に押しつけ、外側遮蔽部材 1の開口10および溝12の下部を幅が広くなるように弾性変形させて、張出し 上部22を係止突起11上方に押し込む。 そして、内側日除け板2の上端部に設けたきのこ型の張出し部22には、半円 状頭部221と前,後1対の下面が水平なフック部222とを上端部に設け、係 止突起部11の上部には、滑らかな表面凹弧面112を形成してあるので、前記 張出し上部22の半円状頭部221を滑らかに移動させることができ、外側遮蔽 部材1の係止突起部11間、すなわち開口10を経て溝12内に張出し上部22 を押込むことができ、張出し上部22を外側遮蔽部材1の溝壁に摩擦係合によっ て保持し、外側遮蔽部材1に内側日除け板2を入れ子式に係合させる。
【0010】 また、内側日除け板2の張出し上部22のフック部222が外側遮蔽部材1の 係止突起部11の上に当接する位置と、内側日除け板2の係止フランジ部23が 係止突起部11の下に当接する位置との間で、内側日除け板2を外側遮蔽部材1 に対し、抜き差し可能になるようにしてある。 前記内側日除け板2の張出し上部22が外側遮蔽部材1の溝12の前,後壁と 内側日除け板2のフック部222とが摩擦接触状態であるので、使用時に日除け の幅を調節するために、内側日除け板2を入れ子式に外側遮蔽部材1に対し抜き 差しして動かした時に、前記日除け板2を常に所望の位置に保持できる。
【0011】 従って、自動車の運転者が運転中に、太陽光線、対向する自動車のヘッドライ トなどの直射に悩まされた場合に、内側日除け板2の手掛け24を用い、入れ子 式の内側日除け板2を、外側遮蔽板1に対して抜き差しして下降、上昇させるこ とで、運転者の体格や、太陽光線などの入射方向に適合させて、太陽光線などの 光線の直射を避けることが容易にできる。
【0012】 この考案の第2実施形態に係る自動車の入れ子式日除け装置は、図3の(a) ,(b)に示すように、内側日除け板2の張出し上部22に設けた前,後フック 部222の下面に、前後複数の凹溝223を適宜の間隔で対向させてフック部2 22の全長わたり、形成したことで、張出し上部22が外側遮蔽部材1の溝12 の前,後側面と摺動接触している状態で、使用時に内側日除け板2が外側遮蔽部 材1に対し抜き差し操作する際に、フック部222が柔軟に作動し、張出し上部 22の外周部が早期に摩耗することを防止できる。
【0013】 なお、第2実施形態の自動車用の入れ子式日除け装置では、前述した以外の構 成、作動および効果が第1実施形態の日除け装置と同様であるため、図1,図2 (a),(b)と同符号を図3(a),(b)につけて説明を省略する。 また、前記凹溝は、フック部の上,下面の一方のみに形成してもよく、凹溝の 数および断面形状を適宜変更してもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の考案に係る自動車用の入れ子式日除け装置は 、外側遮蔽部材と入れ子式の内側日除け板とを備え、内側日除け板の張出し上部 を外側遮蔽部材の係止突起部間を経て外側遮蔽部材の溝内に押込み、引出し上部 を外側遮蔽部材の溝壁に摩擦係合によって保持し、かつ張出し上部に設けたフッ ク部が前記係止突起部の上に当接する位置と、内側日除け板の係止フランジ部が 係止突起部の下に当接する位置との間で、内側日除け板を外側遮蔽部材に対し抜 き差し可能にしたので、前記係止フランジ部に設けた手掛け部を用いて、外側遮 蔽部材に対し内側日除け板を抜き差しし、内側日除け板を伸ばしたり引込めたり 調節して直射光を遮ることが容易にでき、所望の操作位置に適応させて、太陽光 などの直射による自動車の運転者の悩みを解消できる。 また、内側日除け板の張出し上部を外側遮蔽部材の係止突起部間に押込むこと で、自動車用の入れ子式日除け装置を簡単に組立てられる上に、この装置を使用 可能にでき、しかも部品数が少なくてすむ。
【0015】 請求項2の考案は、請求項1に記載した自動車用の入れ子式日除け装置におい て、内側日除け板に形成した張出し上部のフック部上,下面の少なくとも一方に 、前後複数の凹溝を横方向の全長にわたって形成し、内側日除け板を柔軟に抜き 差し操作できるようにしたので、この操作が小さな力で容易にでき、しかも張出 し上部のフック部が早期に摩耗することを防止でき内側日除け板を長期間にわた って使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施形態に係る自動車用の入れ
子式日除け装置を示した概略斜視図。
【図2】図1に示した自動車用の入れ子式日除け装置
で、(a)は横断面図、(b)はA部の部分拡大断面
図。
【図3】この考案の第2実施形態に係る自動車用の入れ
子式日除け装置であって、(a)は横断面図、(b)は
B部の部分拡大断面図。
【符号の説明】
1 外側遮蔽部材 10 開口 11 係止突起部 12 溝 2 内側日除け板 22 張出し上部 221 半円状頭部 222 フック部 223 凹溝 23 係止フランジ部 24 手掛け部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横方向のほぼ全長にわたる溝を有し、溝
    の底部開口の縦方向縁部から底に至る1対の円弧状表面
    を持つ係止突起部が形成してあるほぼ矩形の外側遮蔽部
    材と、 上端部に断面がきのこ型の張出し上部を形成し、底部に
    前後方向に突出する係止フランジ部を形成し、係止フラ
    ンジ部に手掛け部を設け、前記張出し上部の半円状頭部
    の前後にフック部をそれぞれ突出させた入れ子式の内側
    日除け板とを備え、 前記張出し上部を外側遮蔽部材の係止突起部間を経て前
    記溝内に押込み、張出し上部を外側遮蔽部材の溝壁に摩
    擦係合によって保持し、かつ前記フック部が前記係止突
    起部の上に当接する位置と、前記係止フランジ部が係止
    突起部の下に当接する位置との間で、内側日除け板を外
    側遮蔽部材に対し抜き差し可能にしたことを特徴とする
    自動車用の入れ子式日除け装置。
  2. 【請求項2】 内側日除け板に形成した張出し上部のフ
    ック部上,下面の少なくとも一方に、前後複数の凹溝を
    横方向の全長にわたって形成し、内側日除け板を柔軟に
    抜き差し操作できるようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載した自動車用の入れ子式日除け装置。
JP1997002698U 1997-04-10 1997-04-10 自動車用の入れ子式日除け装置 Expired - Lifetime JP3043301U (ja)

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