JP3043148B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3043148B2
JP3043148B2 JP3312593A JP31259391A JP3043148B2 JP 3043148 B2 JP3043148 B2 JP 3043148B2 JP 3312593 A JP3312593 A JP 3312593A JP 31259391 A JP31259391 A JP 31259391A JP 3043148 B2 JP3043148 B2 JP 3043148B2
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air conditioner
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順一 松岡
芳之 北村
俊雄 関根
元美 山内
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は吸込パネルと熱交換器
との間にエアーフィルターを取付けた空気調和機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本体に枢支した吸込パネルを備え、この
吸込パネルと本体内の熱交換器との間にエアーフィルタ
ーを取付けた空気調和機は、特開平3−84336号公
報に記載されたものがある。
【0003】この公報に記載の空気調和機では、そのエ
アーフィルターが合成樹脂製の枠と桟と網とから構成さ
れており、かつ、このエアーフィルターはわん曲した形
状に形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した空気調和機で
は、そのエアーフィルターを、初めからそのわん曲した
形状にする金型に網を挾んで形成していたので網がずれ
易く、大きめの網を金型に挾んでエアーフィルターを形
成していた。
【0005】このため、エアーフィルターからはみ出し
た余分の網を後加工により除去しなければならず、エア
ーフィルターの製造価格が高くなっていた。
【0006】また、平面状に形成したエアーフィルター
の桟の一部を薄く形成したもの[例えば実公昭58−2
7312号公報参照]をわん曲させた状態で吸込パネル
と熱交換器との間に取付ける方法も考えられるが、エア
ーフィルターを取外す際に、わん曲した状態から元の平
面状に戻るためこのとき埃を弾き飛ばし埃を飛散させる
恐れがある。
【0007】この発明は、製造価格が安く、しかも埃を
飛散させにくいエアーフィルターを備えた空気調和機を
提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、本体に開閉
自在に枢支した吸込パネルを備え、この吸込パネルと本
体内の熱交換器との間に、枠と桟と網とが一体に形成さ
れ且つわん曲部を有するエアーフィルターを取付けた空
気調和機において、前記わん曲部に相当する前記枠及び
桟には、前記エアーフィルターのわん曲成型時に熱が伝
わり易くするための肉薄部と、前記肉薄部よりも肉厚で
あってわん曲成形後のわん曲状態を維持する剛性を保つ
リブとを前記網を取り囲むように並列に一体形成した
のである。
【0009】
【作用】この空気調和機では、エアーフィルターのわん
曲部の桟には肉薄部が設けられているので、この肉薄部
には熱が伝わり易く、エアーフィルターを加工し易い。
【0010】しかも前記わん曲部の桟には肉薄部にリブ
を一体に形成したので、このリブによりわん曲部は適度
な剛性を有し変形しにくい。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
【0012】図5において、1は分離型の空気調和機、
2は室内壁に固定される金属製の据付板で、この据付板
に室内ユニット1が取付けられる。
【0013】3は据付板2の上部に形成した引掛片で、
この引掛片には空気調和機の背板4上部に設けた引掛具
5が上方から引掛けられる。
【0014】6は据付板2の下部に形成した固定片で、
この固定片には室内ユニット1の背板4下部に設けた合
成樹脂製の固定具7が上方から引掛けられる。
【0015】空気調和機1は本体9とこの本体にアーム
6で枢支された吸込パネル10とから構成されており、
この開閉パネル10と本体9との間にはわん曲したエア
ーフィルター11を取付けている。
【0016】本体9内にはエアーフィルター11で除去
される埃よりも更に微細な埃や臭気を除去する空気清浄
フィルター12、熱交換器13、ドレンパン14、クロ
スフローファン15、縦羽根16、横羽根17が収納さ
れている。
【0017】20は吸込パネル10に形成された吸込
口、21は本体9上部に形成された吸込口である。
【0018】22は本体9の背面下部に設けた収納部
で、冷媒配管23が収納される。
【0019】図1ないし図4において、24はエアーフ
ィルター11の枠、25は桟、26は網で、これら網と
枠24と桟25とは一体に形成されている。
【0020】27はわん曲部、28はこのわん曲部の枠
24に設けた肉薄部、29はこの肉薄部と一体に形成し
たリブである。
【0021】同様にわん曲部の桟25にも肉薄部30と
リブ31とを一体に形成している。
【0022】このようなエアーフィルター11は、まず
最初に図2に示すように平面状に形成された後、図1に
示すようにわん曲される。
【0023】このエアーフィルター11を平面状に形成
する方法は、エアーフィルター11をこの平面状に形成
する金型に予め所定の形状に切断された網を配置し、こ
の網を挾んだ状態で金型に合成樹脂材料を注入する。
【0024】金型が開くと、枠24、桟25、網26が
一体に形成された平面状のエアーフィルター11ができ
る。
【0025】このとき、エアーフィルター11を形成す
る金型が平面状のため、網がずれにくく、所定の形状に
切断された網を使用できるので、大きめの網を用いて後
加工を必要としていた従来のものに比べて、エアーフィ
ルター11を容易且つ安価に製造できる。
【0026】エアーフィルター11が平面状に製作され
た後、このフィルターは約100℃に加熱された型に挾
まれてわん曲部27が形成される。
【0027】このとき、わん曲部27となる部分には肉
薄部28,30が設けられているので、このわん曲部2
7には熱が伝わり易く、このわん曲部の形成は非常に容
易である。
【0028】図1に示すわん曲したエアーフィルター1
1が形成されると、このエアーフィルターは吸込パネル
10が開かれて本体9に取付けられる[図5参照]。
【0029】エアーフィルター11は本体9に取付けら
れた状態では、エアーフィルター11はほとんど変形し
ていない。
【0030】また、エアーフィルター11は、わん曲部
17に設けたリブ29,31により適度な剛性が保たれ
ているので変形しにくい。
【0031】埃の付いているエアーフィルター11の取
外しの際に、エアーフィルター11が変形しにくいた
め、エアーフィルターが大きく変形し元の形状に戻ると
きに埃を多量に弾き飛ばすおそれのあった従来のものに
比べて、埃を弾き飛ばしにくく、埃を飛散させにくい。
【0032】
【発明の効果】この発明は、本体に開閉自在に枢支した
吸込パネルを備え、この吸込パネルと本体内の熱交換器
との間に、枠と桟と網とが一体に形成され且つわん曲部
を有するエアーフィルターを取付けた空気調和機におい
て、前記わん曲部に相当する前記枠及び桟には、前記エ
アーフィルターのわん曲成型時に熱が伝わり易くするた
めの肉薄部と、前記肉薄部よりも肉厚であってわん曲成
形後のわん曲状態を維持する剛性を保つリブとを前記網
を取り囲むように並列に一体形成したので、肉薄部には
わん曲成型時の熱が伝わり易くわん曲部を形成し易いか
ら、エアーフィルターを製造し易く製造価格を安くする
ことができる。
【0033】しかも、この空気調和機のエアーフィルタ
ーは肉薄部と一体に形成したリブにより適度な剛性があ
り変形しにくいから、エアーフィルターに付着した埃を
弾き飛ばしにくく、埃を飛散させにくくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す空気調和機のエアー
フィルターの斜視図である。
【図2】同空気調和機のエアーフィルターのわん曲させ
る前の状態を示す正面図である。
【図3】同エアーフィルターの図2に示すIII−II
I線断面図である。
【図4】同エアーフィルターの図2に示すIV−IV線
断面図である。
【図5】この発明の空気調和機の断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 9 本体 10 開閉パネル 11 エアーフィルター 13 熱交換器 24 枠 25 桟 26 網 27 わん曲部 28,30 肉薄部 29,31 リブ
フロントページの続き (72)発明者 山内 元美 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−87124(JP,U) 実開 昭56−15921(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に開閉自在に枢支した吸込パネルを
    備え、この吸込パネルと本体内の熱交換器との間に、枠
    と桟と網とが一体に形成され且つわん曲部を有するエア
    ーフィルターを取付けた空気調和機において、前記わん
    曲部に相当する前記枠及び桟には、前記エアーフィルタ
    ーのわん曲成型時に熱が伝わり易くするための肉薄部
    と、前記肉薄部よりも肉厚であってわん曲成形後のわん
    曲状態を維持する剛性を保つリブとを前記網を取り囲む
    ように並列に一体形成したことを特徴とする空気調和
    機。
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JP4819668B2 (ja) * 2006-12-26 2011-11-24 シャープ株式会社 フィルター及びそれを用いた空気調節装置
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