JP3043000U - 吊り具 - Google Patents

吊り具

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JP3043000U
JP3043000U JP1997003439U JP343997U JP3043000U JP 3043000 U JP3043000 U JP 3043000U JP 1997003439 U JP1997003439 U JP 1997003439U JP 343997 U JP343997 U JP 343997U JP 3043000 U JP3043000 U JP 3043000U
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JP
Japan
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substrate
plate
elevating plate
suspending
elevating
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Application number
JP1997003439U
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English (en)
Inventor
▲けい▼一 村崎
武 久保田
Original Assignee
株式会社トイボックス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物を吊下した状態と吊下しない状態とで装飾
的効果を変化させること。 【解決手段】 基板に対して昇降自在とされ物を吊下す
るための昇降板を配設し、この昇降板を前記基板に対し
て上方に付勢するばね部材を配設し、前記基板の上方に
前記昇降板が上昇した状態で被覆されるとともに下降し
た状態で露呈されるキャラクター部を形成したことを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は吊り具に係り、特に、物を吊下するとともに、物を吊下した場合にの みキャラクターを露呈させるようにした吊り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、所定の物を吊下する器具としては、例えば、室内の壁面等に、ねじ 、くぎあるいは両面テープ等により固定されるフックやハンガー等が多く用いら れている。
【0003】 そして、このような吊り具においては、物を吊下するという機能のみを求めた ものも数多く存在するが、室内等に配置した場合に、装飾的な効果を奏するよう に、フックやハンガーの一部にキャラクターや模様等の絵柄を施すようにしたも のもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の吊り具においては、施された絵柄は、物を吊下するしない にかかわらず、常に露呈されているものであり、物を吊下した状態と吊下しない 状態とで変化するようなものではなく、装飾的効果として十分なものではないと いう問題を有している。
【0005】 そして、従来、物を吊下した状態と吊下しない状態とで装飾的効果が変化する ようなものは存在していなかった。
【0006】 本考案は前記した点に鑑みなされたもので、物を吊下した状態と吊下しない状 態とで装飾的効果を変化させることのできる吊り具を提供することを目的とする ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に記載の考案に係る吊り具は、基板に対して 昇降自在とされ物を吊下するための昇降板を配設し、この昇降板を前記基板に対 して上方に付勢する弾性部材を配設し、前記基板の上方に前記昇降板が上昇した 状態で被覆されるとともに下降した状態で露呈されるキャラクター部を形成した ことを特徴とするものである。
【0008】 この請求項1の考案によれば、昇降板に物を吊下していない状態では、弾性部 材の付勢力により基板に対して上方に位置されており、この状態では、キャラク ター部は被覆されて外部から視認できなくなっており、前記昇降板に物を吊下す ると、この物の重量により、昇降板に対して下方への負荷が与えられることによ り、昇降板が前記弾性部材の付勢力に抗して下降され、基板のキャラクター部が 露呈されて外部から視認することができることになる。また、昇降板から物を取 外すと、昇降板に対する下方への負荷がなくなるので、弾性部材の付勢力により 昇降板が上昇され、これにより、基板のキャラクター部が被覆され、外部から視 認できなくなる。このように、物を吊下した状態ではキャラクター部が露呈され るとともに、物を吊下しない状態ではキャラクター部が被覆され、装飾的効果を 変化させることができるものである。
【0009】 また、請求項2に記載の考案は、請求項1において、前記基板にガイド突起を 形成するとともに、前記昇降板の前記ガイド突起に対応する位置に上下方向に延 在し前記ガイド突起が係合されるガイド孔を形成し、前記昇降板を前記ガイド孔 に沿って昇降動作させるようにしたことを特徴とするものである。 この請求項2の考案によれば、昇降板に基板に形成されたガイド突起が係合さ れるガイド孔を形成し、前記昇降板を前記ガイド孔に沿って昇降動作させるよう にしているので、前記昇降板を基板に対して安定して昇降動作させることができ るものである。
【0010】 また、請求項3に記載の考案は、請求項1または請求項2において、前記昇降 板に、前記昇降板が上昇した状態で前記キャラクター部を被覆するとともに前記 昇降板が下降した状態でキャラクター部を露呈させるカバー部材を取付けたこと を特徴とするものである。
【0011】 この請求項3の考案によれば、昇降板にカバー部材を取付けるようにしている ので、前記昇降板の昇降動作に伴って昇降動作されるカバー部材により、基板の キャラクター部を被覆あるいは露呈させることができるものである。 また、請求項4に記載の考案は、請求項1から請求項3のいずれかにおいて、 前記昇降板に物を吊下するためのフックを配設したことを特徴とするものである 。 この請求項4の考案によれば、フックにより物を吊下することができるもので ある。
【0012】 また、請求項5に記載の考案は、請求項1から請求項3のいずれかにおいて、 前記昇降板に物を吊下するためのハンガー枠を配設したことを特徴とするもので ある。 この請求項5の考案によれば、ハンガー枠により服等の物を吊下することがで きるものである。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図1から図5を参照して説明する。 図1から図4は本考案に係る吊り具の実施の一形態を示したもので、本実施形 態においては、この吊り具1は、基板2を有しており、この基板2の前面には、 幅方向に延在するとともに両端部が下方に曲成されたストッパ枠3が配設されて いる。そして、本実施形態においては、前記基板2の前面であって前記ストッパ 枠3の上方には、例えば、動物、人物、漫画のキャラクター、各種図形等任意の 絵柄が形成されたキャラクター部4が形成されている。本実施形態においては、 このキャラクター部4の上部は、前記絵柄の形状に合せた形状に形成されている 。また、前記基板2の前面中央部であって前記ストッパ枠3の下方には、上下方 向に延在するばね支持部5がわずかに突出形成されており、このばね支持部5の 下端部には、前方に突出する下部ばね受け板6が配設されている。さらに、前記 基板2の前面下方であって前記ばね支持部5の両側には、中心部にねじ穴7が形 成されたガイド突起8が突出形成されており、前記基板2の両側部分には、この 基板2をねじにより壁面等に固定するための止め穴9が形成されている。
【0014】 また、前記基板2の前面側には、昇降板10が配設されており、この昇降板1 0の上端縁は、前記基板2のストッパ枠3の下面の形状に沿った形状を有してい る。この昇降板10の後面側には、図2に示すように、前記基板2のばね支持部 5の両側に位置する一対のばね支持板11,11が立設されており、前記昇降板 10の上方であって前記各ばね支持板11の間の延長上には、後方に突出する上 部ばね受け板12が配設されている。
【0015】 そして、前記基板2に前記昇降板10を取付けた状態で、周囲が前記基板2の ばね支持部5、各ばね支持板11および昇降板10の各面により取り囲まれ、上 下が上部ばね受け板12および下部ばね受け板6により閉塞されたばね収容空間 が形成されるようになされており、この内部に、例えば、コイルばね等の弾性部 材としてのばね部材13をその上下端部が上部ばね受け板12および下部ばね受 け板6に当接するように収容するようになされている。
【0016】 また、前記昇降板10の前記各ばね支持板11の両側には、上下方向に延在し 前記基板2のガイド突起8が係合される2つのガイド孔14,14が穿設されて いる。そして、前記ガイド突起8のねじ穴7に前記ガイド孔14の幅寸法より大 きい径を有するワッシャ15を介してねじ16を締付けることにより、前記昇降 板10を基板2に対して取付けるようになっている。さらに、前記昇降板10の 下端部には、物を吊下するためのフック17が一体に固着されており、昇降板1 0の前記基板2の止め穴9に対応する位置には、それぞれ切欠き部18,18が 形成されている。
【0017】 そして、前記昇降板10は、上部ばね受け板12および下部ばね受け板6によ り支持されるばね部材13により、基板2に対して常に上方に位置するように付 勢されるとともに、上端部がストッパ枠3によりそれ以上上昇しないように規制 されており、前記昇降板10のフック17に物を吊下して昇降板10に対して下 方への負荷を与えることにより、昇降板10を基板2に対して前記ばね部材13 の付勢力に抗して前記各ガイド孔14に沿って下降させることができるようにな されている。
【0018】 さらに、前記昇降板10の前面には、この昇降板10の前面を被覆するカバー 部材19が着脱自在に装着されており、このカバー部材19の下端部は、前記昇 降板10の下端部とほぼ一致するように形成されるとともに、上端部は、昇降板 10の上端部より上方に延出するように形成されている。これにより、前記昇降 板10が上方に位置している状態で、前記基板2のキャラクター部4を被覆する とともに、昇降板10が下降して下方に位置した状態で、カバー部材19の上端 部が前記基板2のストッパ枠3とほぼ一致するようになされている。
【0019】 次に、本実施形態の作用について説明する。 まず、前記吊り具1を、例えば、室内の壁面等に固定する手段としては、例え ば、前記基板2の裏面と前記壁面とを両面テープ(図示せず)により貼着する手 段がある。この場合に、本実施形態においては、前記基板2が平面状に形成され ているので、両面テープの貼着力を十分に得ることができる。また、他の固定手 段としては、前記カバー部材19を昇降板10から取外し、前記昇降板10の切 欠き部を介して基板2の止め穴9から壁面にねじ(図示せず)を締付けることに より、固定する手段がある。
【0020】 このように固定された吊り具1において、フック17に何も吊下されていない 状態では、前記昇降板10がばね部材13により基板2に対して上方に付勢され ていることから、カバー部材19も上方に位置しており、基板2のキャラクター 部4がカバー部材19により被覆されている。
【0021】 そして、前記フック17に物を吊下すると、この物の重量により、昇降板10 に対して下方への負荷が与えられる。そのため、昇降板10が、前記ばね部材1 3の付勢力に抗して前記各ガイド孔14に沿って下降され、これに伴って、カバ ー部材19も下降されて基板2のキャラクター部4が露呈され、外部から視認す ることができることになる。
【0022】 また、フック17から物を取外すと、昇降板10に対する下方への負荷がなく なるので、ばね部材13の付勢力により、昇降板10が各ガイド孔14に沿って この昇降板10の上端部がストッパ枠3に当接するまで上昇される。これにより 、カバー部材19も上昇され、基板2のキャラクター部4が被覆され、外部から 視認できなくなる。
【0023】 したがって、本実施形態においては、フック17に物が吊下されていない状態 では、カバー部材19により基板2のキャラクター部4が被覆されており、フッ ク17に物が吊下された状態で、昇降板10およびカバー部材19を下降させる ことにより、基板2のキャラクター部4を露呈させることができるので、フック 17に物が吊下されている状態と吊下されていない状態とで変化させることがで き、装飾的効果を著しく高めることができる。
【0024】 また、図5は本考案の他の実施形態を示したもので、本実施形態においては、 本考案に係る吊り具1をハンガーに適用したものである。すなわち、本実施形態 においては、基板2の上部には、係止フック20が固着されており、前記昇降板 10には、服等を吊下するためのハンガー枠21を固着するようにしたものであ る。 その他の構成は、前記図1から図4に示すものと同様であるため、その説明を 省略する。
【0025】 本実施形態においても前記実施形態のものと同様に、ハンガー枠21に物を吊 下していない状態では、基板2のキャラクター部4がカバー部材19により被覆 されており、前記ハンガー枠21に物を吊下すると、カバー部材19が下降され て基板2のキャラクター部4が露呈され、外部から視認することができることに なる。 したがって、本実施形態においても前記実施形態のものと同様に、ハンガー枠 21に物が吊下されていない状態では、カバー部材19により基板2のキャラク ター部4が被覆されており、ハンガー枠21に物が吊下された状態で、基板2の キャラクター部4を露呈させることができるので、ハンガー枠21に物が吊下さ れている状態と吊下されていない状態とで変化させることができ、装飾的効果を 著しく高めることができる。
【0026】 なお、本考案は前記実施形態のものに限定されるものではなく、必要に応じて 種々変更することが可能である。
【0027】
【考案の効果】
以上述べたように請求項1に記載の考案に係る吊り具は、物を吊下した状態で はキャラクター部が露呈されるとともに、物を吊下しない状態ではキャラクター 部が被覆され、装飾的効果を変化させることができる。 また、請求項2に記載の考案は、昇降板をガイド孔に沿って昇降動作させるよ うにしたので、昇降板を基板に対して安定して昇降動作させることができる。 また、請求項3に記載の考案は、昇降板にカバー部材を取付けるようにしたの で、昇降板の昇降動作に伴って昇降動作されるカバー部材により、基板のキャラ クター部を被覆あるいは露呈させることができる。 また、請求項4に記載の考案は、フックにより物を吊下することができる。 また、請求項5に記載の考案は、ハンガー枠により服等の物を吊下することが できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る吊り具の実施の一形態を示す分解
斜視図である。
【図2】本考案の吊り具の昇降板の裏面を示す斜視図で
ある。
【図3】本考案の吊り具において物を吊下していない状
態を示す正面図である。
【図4】本考案の吊り具において物を吊下した状態を示
す正面図である。
【図5】本考案に係る吊り具の他の実施形態を示す物を
吊下していない状態の正面図である。
【符号の説明】
1 吊り具 2 基板 4 キャラクター部 8 ガイド突起 10 昇降板 13 ばね部材 14 ガイド孔 17 フック 19 カバー部材 21 ハンガー枠

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の物を吊り下げ保持するための吊り
    具において、基板に対して昇降自在とされ物を吊下する
    ための昇降板を配設し、この昇降板を前記基板に対して
    上方に付勢する弾性部材を配設し、前記基板の上方に前
    記昇降板が上昇した状態で被覆されるとともに下降した
    状態で露呈されるキャラクター部を形成したことを特徴
    とする吊り具。
  2. 【請求項2】 前記基板にガイド突起を形成するととも
    に、前記昇降板の前記ガイド突起に対応する位置に上下
    方向に延在し前記ガイド突起が係合されるガイド孔を形
    成し、前記昇降板を前記ガイド孔に沿って昇降動作させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の吊り
    具。
  3. 【請求項3】 前記昇降板に、前記昇降板が上昇した状
    態で前記キャラクター部を被覆するとともに前記昇降板
    が下降した状態でキャラクター部を露呈させるカバー部
    材を取付けたことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の吊り具。
  4. 【請求項4】 前記昇降板に物を吊下するためのフック
    を配設したことを特徴とする請求項1から請求項3のい
    ずれかに記載の吊り具。
  5. 【請求項5】 前記昇降板に物を吊下するためのハンガ
    ー枠を配設したことを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれかに記載の吊り具。
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