JP3042833U - 灯油タンク用仮設屋根 - Google Patents

灯油タンク用仮設屋根

Info

Publication number
JP3042833U
JP3042833U JP1997003874U JP387497U JP3042833U JP 3042833 U JP3042833 U JP 3042833U JP 1997003874 U JP1997003874 U JP 1997003874U JP 387497 U JP387497 U JP 387497U JP 3042833 U JP3042833 U JP 3042833U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kerosene tank
temporary roof
kerosene
tank
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997003874U
Other languages
English (en)
Inventor
幸夫 菊原
Original Assignee
日本仮設株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本仮設株式会社 filed Critical 日本仮設株式会社
Priority to JP1997003874U priority Critical patent/JP3042833U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3042833U publication Critical patent/JP3042833U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の灯油タンクは灯油タンク本体とそれを
支持するタンク脚から構成されているが、灯油タンク本
体とタンク脚を連結する連結ボルトを利用して仮設屋根
の支持脚を支持し、支持脚の上端に仮設屋根を取付けた
ものとなっている。しかし、灯油タンクの種類が多く、
仮設屋根に高さや幅などについての調節機能を持たせる
必要があるなど取付けに手間がかかる問題がある。 【解決手段】 灯油タンク4における上の中央リブ4A
1に左右一対の支柱部3を連結し、左右一対の支柱部3
の上端に仮設屋根本体2を取付けるよう構成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、降雪地域における灯油タンクに好適な灯油タンク用仮設屋根に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。 降雪地域における灯油タンクは、当該灯油タンク上の積雪によりメーターの確 認ができなかったり、給油口が凍結するなどの不都合が惹起される。 このような状態を解消するため灯油タンクの上方に仮設の屋根を配設する試み がなされている。 具体的には、下記のような構造のものが提案されている。 従来の灯油タンク5は、灯油タンク本体5Aと、この灯油タンク本体を支持す るタンク脚5Bから構成されているが、この灯油タンク本体とタンク脚を連結す る連結ボルト5Cを利用して仮設屋根の支持脚5Dを支持し、この支持脚5Dの 上端に仮設屋根5Eを取付けたものとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 A.灯油タンクの種類が多く、種類ごとに灯油タンク本体の幅が違っていたり 、灯油タンク本体ごとにタンク脚の取付けボルトの位置が違っている。 このため、一種類の仮設屋根を用意しておき他種類の灯油タンクに対応させる ためには、当該仮設屋根に高さや幅などについての調節機能を持たせる必要があ り、この結果、複雑な装置になり調節作業が必要とされることになる。 B.既設の灯油タンクに仮設屋根を後付けするには、固定しているタンク脚の 取付けボルトを外すため、作業前に灯油タンク本体内の灯油を全て抜き、灯油タ ンク本体を寝かせた状態で取付けするなど、手間のかかる作業も発生していた。 C.融雪時期になって、仮設屋根を取外す場合にも作業前に灯油タンク本体内 の灯油を全て抜き、灯油タンク本体を寝かせた状態で取付けするなどの問題があ る。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするもの である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち本考案のものは、灯油タンク本体4Aとタンク脚4Bから構成され、 灯油タンク本体4Aの側壁外周の中心位置には上下の中央リブ4A1と左右の中 央リブ4A2が突設されている灯油タンク4において、上の中央リブ4A1に左 右一対の支柱部3を連結し、この左右一対の支柱部3の上端に仮設屋根本体2を 取付けた灯油タンク用仮設屋根である。 この場合、下記のように構成することができる。 灯油タンク本体4Aとタンク脚4Bから構成され、灯油タンク本体4Aの側壁 外周の中心位置には上下の中央リブ4A1と左右の中央リブ4A2が突設されて いる灯油タンク4において、仮設屋根本体2と左右一対の支柱部3から構成され 、仮設屋根本体2は、断面R状の天板パネル2Aと、天板パネルの左右辺に張設 された左右の側パネル2Bと、これら天板パネルと左右の側パネルの下辺に水平 方向に向け形成された外周リブ2Cと、側パネルの中心に上下方向をもって所定 間隔で開設された連結穴2Dから構成され、支柱部3は、左右の支柱部単体3A ,3Aから構成され、支柱部単体3Aは、支柱3A1とリブ用連結金物3A2か ら構成され、支柱の上方部分には側パネルの連結穴2Dに対応する連結穴3A1 1が開設され、連結穴2Dと連結穴3A11はボルトBで連結され、リブ用連結 金物3A2は、灯油タンク本体における上の中央リブ4A1に上方から遊嵌でき るように下向きコ字状に構成され、リブ用連結金物3A2の内方片3A21は支 柱の下端部分に連結され、リブ用連結金物3A2の外方片3A22の中央には内 方片方向に進退するよう螺合したリブ用締付けボルト3A23が取付けられてい る。
【0005】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 1は本考案の灯油タンク用仮設屋根である。 4は灯油タンク用仮設屋根1が取付けられる公知の灯油タンクで、灯油タンク 本体4Aとタンク脚4Bから構成され、灯油タンク本体4Aの側壁外周の中心位 置には上下の中央リブ4A1と左右の中央リブ4A2が突設され、タンク脚4B は左右のタンク脚単体4B1,4B1から構成され、これら左右のタンク脚単体 は、左右の中央リブ4A2に添着状態でボルトBで固着されている。
【0006】 そこで、灯油タンク用仮設屋根1は、仮設屋根本体2と左右一対の支柱部3か ら構成されている。 仮設屋根本体2は、断面R状の天板パネル2Aと、天板パネルの左右辺に張設 された左右の側パネル2Bと、これら天板パネルと左右の側パネルの下辺に水平 方向に向け形成された外周リブ2Cと、側パネルの中心に上下方向をもって所定 間隔で開設された連結穴2Dから構成されている。 仮設屋根本体の素材は、金属材,FRPのような合成樹脂で構成されている。
【0007】 支柱部3は、左右の支柱部単体3A,3Aから構成され、支柱部単体3Aは、 支柱3A1とリブ用連結金物3A2から構成されている。 支柱3A1は所定長さの形鋼で構成され、支柱の上方部分には側パネルの連結 穴2Dに対応する連結穴3A11が開設され、連結穴2Dと連結穴3A11はボ ルトBで連結されている。 リブ用連結金物3A2は、灯油タンク本体における上の中央リブ4A1に上方 から遊嵌できるように下向きコ字状に構成され、リブ用連結金物3A2の内方片 3A21は支柱の下端部分に連結され、リブ用連結金物3A2の外方片3A22 の中央には内方片方向に進退するよう螺合したリブ用締付けボルト3A23が取 付けられている。 図中、B1はワッシャー、B2はナットである。
【0008】
【実施例】
寸法的には下記の程度のものが好適であった。 A.仮設屋根本体2を平面から見て、左右の長さは約1000mm。 B.仮設屋根本体2を平面から見て、前後の長さは約550〜600mm。 C.支柱3A1の高さは約400mm。
【0009】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 1.仮設屋根本体2における連結穴2Dと左右一対の支柱部3における連結穴 3A11とをボルトBで連結することで、灯油タンク用仮設屋根1を完成するこ とができる。 2.灯油タンクへの取付けは、左右一対の支柱部3におけるリブ用連結金物3 A2を灯油タンク本体4Aにおける上の中央リブ4A1に対して上方から遊嵌し 、リブ用締付けボルト3A23を締付けることで、灯油タンク用仮設屋根1を公 知の灯油タンク4に容易かつ確実に取付けることができる。 3.灯油タンクへの取付けは、上述のように行うことができるので、従来のも のとは異なり、仮設屋根の幅の調整や高さの調整を可能にするなどの細工をする 煩雑を避けることができる。 また、この灯油タンクへの取付作業あるいは取外し作業を行う場合、タンク脚 のボルトを外すなどの作業をする必要がないので、作業前に灯油タンク本体内の 灯油を全て抜き、灯油タンク本体を寝かせた状態で取付けするなどの手間を省く ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】仮設屋根を灯油タンクに取付ける状態を説明す
る分解斜視図である。
【図2】仮設屋根の分解斜視図である。
【図3】灯油タンクの中央リブと支柱部との連結状態を
説明する拡大斜視図である。
【図4】灯油タンクの中央リブと支柱部との連結状態を
説明する拡大側面図である。
【図5】従来の状態を説明する分解斜視図である。
【符号の説明】
1 灯油タンク用仮設屋根 2 仮設屋根本体 3 支柱部 4 公知の灯油タンク

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯油タンク本体(4A)とタンク脚(4
    B)から構成され、灯油タンク本体(4A)の側壁外周
    の中心位置には上下の中央リブ(4A1)と左右の中央
    リブ(4A2)が突設されている灯油タンク(4)にお
    いて、上の中央リブ(4A1)に左右一対の支柱部
    (3)を連結し、この左右一対の支柱部(3)の上端に
    仮設屋根本体(2)を取付けたことを特徴とする灯油タ
    ンク用仮設屋根。
  2. 【請求項2】 灯油タンク本体(4A)とタンク脚(4
    B)から構成され、灯油タンク本体(4A)の側壁外周
    の中心位置には上下の中央リブ(4A1)と左右の中央
    リブ(4A2)が突設されている灯油タンク(4)にお
    いて、仮設屋根本体(2)と左右一対の支柱部(3)か
    ら構成され、仮設屋根本体(2)は、断面R状の天板パ
    ネル(2A)と、天板パネルの左右辺に張設された左右
    の側パネル(2B)と、これら天板パネルと左右の側パ
    ネルの下辺に水平方向に向け形成された外周リブ(2
    C)と、側パネルの中心に上下方向をもって所定間隔で
    開設された連結穴(2D)から構成され、支柱部(3)
    は、左右の支柱部単体(3A,3A)から構成され、支
    柱部単体(3A)は、支柱(3A1)とリブ用連結金物
    (3A2)から構成され、支柱の上方部分には側パネル
    の連結穴(2D)に対応する連結穴(3A11)が開設
    され、連結穴(2D)と連結穴(3A11)はボルト
    (B)で連結され、リブ用連結金物(3A2)は、灯油
    タンク本体における上の中央リブ(4A1)に上方から
    遊嵌できるように下向きコ字状に構成され、リブ用連結
    金物(3A2)の内方片(3A21)は支柱の下端部分
    に連結され、リブ用連結金物(3A2)の外方片(3A
    22)の中央には内方片方向に進退するよう螺合したリ
    ブ用締付けボルト(3A23)が取付けられていること
    を特徴とする灯油タンク用仮設屋根。
JP1997003874U 1997-04-24 1997-04-24 灯油タンク用仮設屋根 Expired - Lifetime JP3042833U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997003874U JP3042833U (ja) 1997-04-24 1997-04-24 灯油タンク用仮設屋根

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997003874U JP3042833U (ja) 1997-04-24 1997-04-24 灯油タンク用仮設屋根

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3042833U true JP3042833U (ja) 1997-11-04

Family

ID=43177306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997003874U Expired - Lifetime JP3042833U (ja) 1997-04-24 1997-04-24 灯油タンク用仮設屋根

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3042833U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3042833U (ja) 灯油タンク用仮設屋根
JPS6215394Y2 (ja)
KR200227077Y1 (ko) 낙석방지책의 지주 고정장치
JP2001288721A (ja) 車両用防護柵
JPH08232424A (ja) 手摺支柱の取付構造
JPH0739935Y2 (ja) ガードレール
JPS6332830Y2 (ja)
JP2565888Y2 (ja) 車両運転席のキヤノピ
JPH0217098Y2 (ja)
JPS593342Y2 (ja) ソ−ラ−システム用架台
KR200201594Y1 (ko) 조립식 울타리
JPS595056Y2 (ja) 道路用防護柵
JP3016915U (ja) 防護柵の横桟取付け用金具
KR101165968B1 (ko) 가로보의 설치구조
JP2573603Y2 (ja) テラス用支柱
JP2009228298A (ja) 支柱と横桟材との接合構造
JPH08105019A (ja) 防護柵
JPH0718808Y2 (ja) 外壁支持部の構造
JP3033352U (ja) 自転車駐車装置
JP3022674U (ja) 支柱取付用屋根瓦
JPH0440355Y2 (ja)
JPH0226776Y2 (ja)
JP2511950Y2 (ja) 傾斜地用柵のフェンス枠取り付け構造
JPH11350803A (ja) 傾斜付きエクステリア及びそれに用いる継手金具
JP3027197U (ja) 金属製の手摺り