JP3042611B2 - インダクトシンセンサ - Google Patents

インダクトシンセンサ

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JP3042611B2 JP9240839A JP24083997A JP3042611B2 JP 3042611 B2 JP3042611 B2 JP 3042611B2 JP 9240839 A JP9240839 A JP 9240839A JP 24083997 A JP24083997 A JP 24083997A JP 3042611 B2 JP3042611 B2 JP 3042611B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁誘導方式によ
り変位量を検出する変位センサに用いるインダクトシン
センサに属する。
【0002】
【従来の技術】インダクトシンセンサは、一般的に、一
方の面に平面的なコイルパターンが設けられたインダク
トシン基板からなるスケール部と、これに対向する面に
平面的なコイルパターンを設けたインダクトシン基板
で、スライド自在に配設されたスライダ部とを備えてい
る。そして、一方のインダクトシン基板のコイルパター
ンへ交流を流し、電磁誘導作用により、他方のインダク
トシン基板のコイルパターンへ誘起される電圧で、検出
対象の変位量を検出している。
【0003】このインダクトシン基板の形状や、インダ
クトシン基板に形成されるコイルパターンは検出精度を
向上させる目的で、種々な形状の物が開発されており、
例えば、特開昭61−295617号公報では、インダ
クトシン基板のコイルパターンの形成方法において、図
4にコイルパターン形成方法を示すように、(I)〜(VII
I)の8工程で、通常より厚さが2倍のコイルパターンが
形成可能になり、電磁誘導作用により誘起される出力の
安定を図ったパターンを形成している。
【0004】図4を簡単に説明すると、工程(I)ではガ
ラス母材101にレジストを塗布し、フォトエチングを
行い、溝110を作成する。工程(II)では、(I)で作成
した溝110に液体レジスト111を埋め込み、工程(I
II) でその表面にレジスト112を塗布し、工程(IV)で
一気にレジストエッチングを行い、深溝113を形成す
る。次に、工程(V) では深溝113に電解により導体1
14を形成し、工程(VI)でレジストを取り除く。このと
き通常より厚さが2倍のコイルパターンが形成されるこ
とになる。工程(VII) ,(VIII)では、この導体を基板上
に形成する工程である。工程(VII) では、導体から所定
の距離を隔ててAl(アルミニウム)板115を配置
し、ガラス母材101とAl板115との間に樹脂11
6を注入する。
【0005】工程(VIII)では、ガラス母材101を取り
除き、工程(VII) で配置したAl板115により電誘に
より形成した導体114を形成する。このAl板115
上の樹脂116に導体が半分埋め込まれた形状となる。
【0006】また、特開平2−271587公報では、
インダクトシン基板の外周形状をほぼ四角形に形成した
とき、四角形の隅部を曲線状にすることにより温度特性
による、熱歪みを緩和する。これにより、インダクトシ
ン基板のスケール部と、スライダ部の間、つまりギャッ
プ長がインダクトシン基板のどこでも均一になり易くな
り、コイルパターンに対しどこでも均一に電磁誘導作用
が得られるために、検出精度を上げることが出来る。
【0007】もうひとつの例を挙げると、特開平6−3
23869公報では、図5(a)及び図5(b)にコイ
ルパターンを示すように、スケール部のインダクトシン
基板に互いに1/4ピッチ空間位相をずらした2つのコ
イルパターンを形成し、この2つのコイルパターンA,
Bの長さが等しくなるように、遊びのパターン211
a,212bを設ける。これにより、2つのコイルパタ
ーンのインピーダンスは等しくなり、インピーダンスの
違いによる検出誤差をなくせるように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における第1
の問題点は、現在のインダクトシンセンサにおけるイン
ダクトシン基板は、基板の表面、例えば、表だけにコイ
ルパターンを形成していることにある。
【0009】その理由は、インダクトシン基板の表面だ
けにコイルパターンを形成する方法では、コイルパター
ンに発生させる電磁界を強くしてインダクトシンセンサ
の検出率を向上させようとしたとき、コイルパターンに
現在より多くの電流を流すしか方法がなかった。これで
は消費電力の増加につながるのは当然のこと、インダク
トシンセンサ駆動回路にも影響を及ぼしかねない。
【0010】第2の問題点は、現在のインダクトシンセ
ンサにおける、インダクトシン基板は、コイルパターン
の形成されている面の逆の面にはなにも導体が形成され
ていないことである。
【0011】その理由は、インダクトシンセンサは、ス
ケール部のインダクトシン基板と、スライダ部のインダ
クトシン基板を、非常に接近させて使用するため、イン
ダクトシン基板自体の反りも大きな問題になる。一般的
に、パターンの形成されていない面を持つ基板は反り易
いので、スケール部のインダクトシン基板と、スライダ
部のインダクトシン基板のショートを引き起こしかねな
い。
【0012】また、最近ではシステムの高速化により、
ノイズの影響も無視できないものになってきている。イ
ンダクトシン基板に乗るノイズを防ぐと共に、インダク
トシン基板の出すノイズを考えたときに、コイルパター
ンの形成されている面の逆の面になにも導体が形成され
ていないのは、ノイズに対しても、あまりにも無防備で
ある。
【0013】それ故に、本発明の課題は、電流量を増や
さなくても電磁界を強くし、電磁誘導作用を促進し、イ
ンダクトシンセンサの検出精度を上げると共に、反りに
強くノイズにも強いインダクトシンセンサを提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一方の
面に平面的なコイルパターンが設けられたインダクトシ
ン基板を有し、該インダクトシン基板は、変位センサの
センサ本体に固定されるスケール部と、検出対象に追従
するスライダ部とを有し、該スケール部及びスライダ部
には、互いに対向する面に所定の平面的なコイルパター
が設けられており、前記スケール部及び前記スライダ
部の相対的位置を電磁誘導方式により位置検出するイン
ダクトシンセンサにおいて、前記スケール部及び前記ス
ライダ部の平面的な前記コイルパターンが設けられた前
記インダクトシン基板を複数層とし、前記スケール部及
び前記スライダ部の前記インダクトシン基板の平面的な
前記コイルパターンが設けられた面の逆の面に導体が形
成されていることを特徴とするインダクトシンセンサが
得られる。
【0015】
【作用】本発明のインダクトシン基板は、基板を多層化
し、表面のコイルパターンと全く同じコイルパターンを
表面のコイルパターンの真後ろに内層で形成し、この2
つのコイルパターンに同じ交流電流を流すことにより、
インダクトシン基板の表面層のコイルパターンにより発
生する電磁界と、インダクトシン基板のコイルパターン
により発生する電磁界がたし合わされ、インダクトシン
基板表面のコイルパターンだけのときよりも強い電磁界
を発生させることが出来る。これによりインダクトシン
基板に流す交流電流を増やすことなくインダクトシンセ
ンサの電磁誘導作用は促進され、インダクトシンセンサ
の検出精度は改善される。
【0016】また、インダクトシン基板の表面層のコイ
ルパターンの逆側の面に、一面に導体を形成することに
より、インダクトシンセンサ自体を外部からのノイズか
ら守ることができると共に、インダクトシンセンサ自体
が出すノイズも抑制できる。
【0017】また、インダクトシン基板の両面に、いわ
ゆるパターンを形成するので、反りにくい基板が構築さ
れる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明のインダクトシンセ
ンサの第1の実施の形態の構成について、図1(A)及
び図1(B)を参照して詳細に説明する。
【0019】インダクトシンセンサは、一方の面に平面
的なコイルパターン4,5,10が設けられている複数
層のインダクトシン基板を有している。インダクトシン
基板は、変位センサのセンサ本体に固定されるスケール
部と、検出対象に追従するスライダ部とを有している。
【0020】スケール部及びスライダ部には、互いに対
向する面に所定の平面的なコイルパターン4,5,10
が設けられており、スケール部及びスライダ部の相対的
位置を電磁誘導方式により位置検出をするものである。
【0021】この実施の形態では、インダクトシン基板
をいわゆるプリント基板として考え、表面層1、8、中
間層2、裏面層3、9と分ける。この時、図1(A)に
示したスケール部のインダクトシン基板は、中間層2を
持つ構造となり、図1(B)に示したスライダ部のイン
ダクトシン基板は、中間層2を持たない構造となってい
る。
【0022】図1(A)に示したスケール部のインダク
トシン基板では、表面層1にコイルパターン4が形成さ
れている。中間層2にはコイルパターン5が形成され
る。これらのコイルパターン4,5は、導体であり金属
によって形成される。材料としては、金、白金または銀
のような貴金属が望ましい。形成方法としては、パター
ン幅、パターン間等を正確に形成されることが望まし
い。
【0023】次に、裏面層3に形成されている導体6で
あるが、この導体6も金属で形成される。材料として
は、やはり貴金属が望ましい。スケール部のインダクト
シン基板に形成されているスルーホール7は表面層1か
ら裏面層3まで貫通していてかまわないが、コイルパタ
ーン4,5は導通していて、導体6とは非導通となって
いる。コイルパターン4,5の相対的位置は、インダク
トシン基板の端から考えて同じ位置にする。
【0024】図1(B)に示したスライダ部のインダク
トシン基板では、表面層8にコイルパターン10が形成
される。このコイルパターン10は導体であり、金属で
形成される。材料としては、金、白金あるいは銀のよう
な貴金属が望ましい。形成方法は、コイルパターン幅、
コイルパターン間等を正確に形成されることが望ましい
ので、レザー等を使用して行う。
【0025】裏面層9の導体11導体11は、銀のよう
な金属で形成され、材料としては貴金属が望ましい。
【0026】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図2をも参照して詳細に説明する。外部からスケー
ル部のインダクトシン基板に与えられた交流電流は、コ
イルパターン4,5に流れる。このとき奥から手前に流
れてくる交流電流を「・」、手前から奥に流れていく交
流電流を「X」とするとコイルパターン4,5には、同
じ向きで交流電流が流れていることが解る。
【0027】このようにすることにより、インダクトシ
ン基板の厚さ方向に積層されたコイルパターン4,5に
同じ向きで電流が流れるので、ここで発生する電磁界は
コイルパターンが1本の時よりも強い電磁界が発生す
る。これによりスライダ部のインダクトシン基板への電
磁誘導はスムーズになり、正確な検出ができるようにな
る。
【0028】また、導体6は、外部からのノイズを防ぐ
と共に、インダクトシン基板の出すノイズも抑制でき
る。それと金属が裏面一帯に入るので、インダクトシン
基板の表面層1、裏面層3の両面に、いわゆるコイルパ
ターンが形成されることになり、反りに強いインダクト
シン基板が構成される。
【0029】この導体6は、インダクトシン基板の裏面
層3を覆うように形成し、導体6がインダクトシン基板
よりも外にはみ出ないように、インダクトシン基板端よ
りは、1mmほど内側に入った所に形成する。
【0030】コイルパターン4,5には導通していて、
導体6とは非導通でなければならない。つまり、ある信
号をスルーホール7から流し込んだときに、コイルパタ
ーン4,5には同じ信号が同じ向きに流れ、導体6に
は、なんら信号が流れないようにする。
【0031】コイルパターン4,5の相対的位置は、イ
ンダクトシン基板端から考えて全く同じ位置になる。つ
まり、表面層1のコイルパターン4の真後ろに中間層2
のコイルパターン5が形成されるようになるわけであ
る。
【0032】図1(B)に示すスライダ部のインダクト
シン基板では、表面層8にコイルパターン10が形成さ
れる。このコイルパターン10は導体であり、金属で形
成される。材料としては、金が望ましい。形成方法は、
コイルパターン幅、パターン間等を同じ寸法に正確に形
成されることが望ましいのでレザー等を使用し、正確に
形成する。
【0033】裏面層9の導体11であるが、これも金属
で形成され、材料としては、銀が望ましい。この導体1
1は、導体6と同様に、裏面層9を覆うように形成し、
導体11が基板より外にはみ出さないように、基板端よ
りは、1mmほど内側に入った所に形成する。また、表
面層8のコイルパターン10と導体11は、電気的に非
導通となる。
【0034】インダクトシン基板の厚さ方向に積層され
たコイルパターン4,5には、同じ向きで電流が流れる
ので、ここで発生する電磁界はコイルパターンが1本の
時より、強い電磁界が発生する。これにより、図1
(B)に示すスライダ部のインダクトシン基板のコイル
パターン10への電磁誘導量は増加し、スムーズかつ、
正確な検出ができるようになる。
【0035】また、導体6,11は、インダクトシン基
板のコイルパターン4,5、または10を覆うように形
成されているので、図示しないインダクトシンセンサを
取付けた装置の各制御回路から発生される。外部からの
インダクトシンセンサに対するノイズを防ぐと共に、イ
ンダクトシン基板自体が出すノイズによる装置の各制御
回路への影響も抑制できる。それと導体6,11が裏面
層3,9一帯に入るので、インダクトシン基板自体の補
強となり、また、インダクトシン基板の表面層1,8に
コイルパターン4,10が、また、裏面層3,9に導体
6,11が入るため、裏表両方に、いわゆるパターンが
入ることにより、反りに強いインダクトシン基板が形成
される。
【0036】次に、本発明の第2の実施の形態例につい
て、図3を参照して説明する。
【0037】第1の実施の形態例において中間層2を1
層しか入れずに説明をしたが、図3(A)に示すスケー
ル部のインダクトシン基板の中間層5′、コイルパター
ン2′に示すように、2層、3層と入れることにより、
さらにスケール部のインダクトシン基板の出す電磁界は
強くなるので、スライダ部のインダクトシン基板に誘導
される電磁誘導量は増加し、さらに正確な検出ができる
ようになる。
【0038】第1の実施の形態例において、スライダ部
には中間層8のみしか形成しなかったが、図3(B)の
スライダ部のインダクトシン基板には、中間層8′コイ
ルパターン10′に示すように、中間層8′を形成する
ことにより、スライダ部のインダクトシン基板自体が電
磁誘導作用を受けやすくなり、電磁誘導量は増加し、さ
らに正確な検出ができるようになる。
【0039】また、図1に示した導体6,11は、一面
にインダクトシン基板を覆うように形成されているが、
この導体6,11を、図3(A)に示したスケール部の
インダクトシン基板の導体6′のように、網状に形成す
ることにより、ある特定の周波数のノイズを抑制するこ
とが可能になる。
【0040】さらに、図1に示した導体6,11ではど
ことも接続せずに、オープン状態にしているが、これを
なんらかの方法のより、図示しないインダクトシンセン
サを取り付けた装置のグランドに接続することにより、
インダクトシン基板に対する、装置の各制御回路からの
ノイズを効果的に抑制すると共に、インダクトシン基板
自体が出すノイズによる、図示しない、装置の各制御回
路への影響も効果的に抑制できる。
【0041】
【発明の効果】以上、実施の形態例によって説明したよ
うに、本発明のインダクトシンセンサによれば、第1の
効果として、インダクトシン基板を多層にし、中間層に
表面層と全く同じコイルパターンを、表面層のコイルパ
ターンと重なるように形成することにより、インダクト
シン基板に流す電流を増加することなく、インダクトシ
ンセンサの検出精度は改善される。
【0042】その理由は、インダクトシン基板を多層に
し、中間層に表面層と全く同じコイルパターンを、表面
層のコイルパターンと重なるように形成することによ
り、表面層だけにコイルパターンを形成したときより
も、強い電磁界が発生し電磁誘導作用が促進されるから
である。
【0043】第2の効果は、インダクトシン基板の裏面
層に、インダクトシン基板を覆うように、一面に導体を
形成することにより、反りに強く、なおかつノイズに強
くなる。
【0044】その理由は、インダクトシン基板の裏面層
に、インダクトシン基板を覆うように、一面に導体を形
成することにより、インダクトシンセンサの取り付けら
れた装置の、各制御回路から発生するノイズの影響をイ
ンダクトシン基板が受けにくくなると共に、インダクト
シン基板自体からもノイズを出しにくくなるからであ
る。また、インダクトシン基板に表面層、裏面層にパタ
ーンが形成されることにより、インダクトシン基板の反
りを軽減できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインダクトシンセンサのインダクトシ
ン基板の第1の実施の形態例を示し、(A)はスケール
部のインダクトシン基板を示す平面図、(B)はスライ
ダ部のインダクトシン基板を示す平面図である。
【図2】図1(A)のスケール部のインダクトシン基板
の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を表す図であり、
(A)はスケール部のインダクトシン基板を示す平面
図、(B)はスライダ部のインダクトシン基板を示す平
面図である。
【図4】従来のインダクトシンパターンを形成する工程
説明図である。
【図5】(a)、(b)は従来技術のインダクトシン基
板を示す図である。
【符号の説明】
1 表面層 2,2´ 中間層 3 裏面層 4 コイルパターン 5,5´ コイルパターン 6,11 導体 7 スルーホール 8,8´ 表面層 9 裏面層 10,10´ コイルパターン

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に平面的なコイルパターンが設
    けられたインダクトシン基板を有し、該インダクトシン
    基板は、変位センサのセンサ本体に固定されるスケール
    部と、検出対象に追従するスライダ部とを有し、該スケ
    ール部及びスライダ部には、互いに対向する面に所定の
    平面的なコイルパターンが設けられており、前記スケー
    ル部及び前記スライダ部の相対的位置を電磁誘導方式に
    より位置検出するインダクトシンセンサにおいて、前記
    スケール部及び前記スライダ部の平面的な前記コイルパ
    ターンが設けられた前記インダクトシン基板を複数層
    し、前記スケール部及び前記スライダ部の前記インダク
    トシン基板の平面的な前記コイルパターンが設けられた
    面の逆の面に導体が形成されていることを特徴とするイ
    ンダクトシンセンサ。
  2. 【請求項2】 一方の面に平面的なコイルパターンが設
    けられたインダクトシン基板を有し、該インダクトシン
    基板は、変位センサのセンサ本体に固定されるスケール
    部と、検出対象に追従するスライダ部とを有し、該スケ
    ール部及びスライダ部には、互いに対向する面に所定の
    平面的なコイルパターンが設けられており、前記スケー
    ル部及び前記スライダ部の相対的位置を電磁誘導方式に
    より位置検出するインダクトシンセンサにおいて、前記
    スケール部及び前記スライダ部の平面的な前記コイルタ
    ーンが設けられた前記インダクトシン基板を複数層と
    し、前記スケール部及び前記スライダ部の前記インダク
    トシン基板の平面的な前記コイルパターンが設けられた
    面の逆の面に導体が形成されており、該導体が網状に形
    成されていることを特徴とするインダクトシンセンサ。
  3. 【請求項3】 一方の面に平面的なコイルパターンが設
    けられたインダクトシン基板を有し、該インダクトシン
    基板は、変位センサのセンサ本体に固定されるスケール
    部と、検出対象に追従するスライダ部とを有し、該スケ
    ール部及びスライダ部には、互いに対向する面に所定の
    平面的なコイルパターンが設けられており、前記スケー
    ル部及び前記スライダ部の相対的位置を電磁誘導方式に
    より位置検出するインダクトシンセンサにおいて、前記
    スケール部及び前記スライダ部の平面的な前記コイルパ
    ターンが設けられた前記インダクトシン基板を複数層と
    して、同一の前記コイルパターンを有する層を複数設け
    ことを特徴とするインダクトシンセンサ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のインダクトシンセンサに
    おいて、前記スケール部及び前記スライダ部の前記イン
    ダクトシン基板の平面的な前記コイルパターンが設けら
    れた面の逆の面に導体が形成されていることを特徴とす
    るインダクトシンセンサ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のインダクトシンセンサに
    おいて、前記導体が網状に形成されていることを特徴と
    するインダクトシンセンサ。
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