JP3042380U - パチンコ玉計数装置 - Google Patents

パチンコ玉計数装置

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JP3042380U
JP3042380U JP1997002751U JP275197U JP3042380U JP 3042380 U JP3042380 U JP 3042380U JP 1997002751 U JP1997002751 U JP 1997002751U JP 275197 U JP275197 U JP 275197U JP 3042380 U JP3042380 U JP 3042380U
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JP1997002751U
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Inventor
登美太郎 三浦
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ダイコク電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正電波による不正計数を確実に且つ低コス
トで防止できるようにする。 【解決手段】 投入口から投入されたパチンコ玉は計数
レーン7を通過する。光ファイバ8a,8bは計数レー
ン7を挟んで対向して設けられていると共に、計数基板
9´には投光素子及び受光素子が搭載されており、光フ
ァイバ8a,8bを通じて計数レーン7を通過するパチ
ンコ玉を検出するようになっている。ここで、計数基板
9´は箱状のシールド部材12に収納されている。これ
により、計数装置を利用している遊技客から不正電波が
発せられた場合であっても、その不正電波が受光素子か
らの検出信号に重畳してノイズ信号が発生することはな
いので、計数レーン7を通過するパチンコ玉を確実に計
数することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、投入されて計数レーンを通過するパチンコ玉を検出して計数するパ チンコ玉計数装置に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
近年、パチンコホールにおいては、不正な電波発振器から発せられた電波によ りパチンコ玉計数装置を誤作動させて景品を不正に入手するという犯罪が頻発し ている。つまり、パチンコ玉計数装置は、投入されたパチンコ玉が通過する計数 レーンに対応して光センサ或いは磁気センサを配置し、それらのセンサがパチン コ玉の通過を検出する毎に玉計数値をインクリメントするように構成されており 、それらのセンサからの検出信号の信号レベルは小さいので、センサの検出信号 を出力するためのリード線或いは信号処理回路に不正に発せられた電波が鎖交し たときには、検出信号に不正電波に伴うノイズ信号が発生し、そのノイズ信号を 検出信号として誤って計数してしまうのである。
【0003】 そこで、パチンコ玉計数装置に電波検知器を設置することにより電波による不 正を防止しようと試みられているが、コストが高いと共に十分な効果を得られて いないのが現実である。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、電波を利用した不正 計数を確実に且つ低コストで防止することができるパチンコ玉計数装置を提供す ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、投入されたパチンコ玉が通過する計数レーンと、この計数レーンを 通過するパチンコ玉を検出する検出手段と、この検出手段からの検出信号に基づ いて投入されたパチンコ玉を計数する計数回路とを備えたパチンコ玉計数装置に おいて、前記計数回路を電磁シールドするシールド部材を設け、前記検出手段を 、前記計数レーンに投光する投光部と、この投光部からの光を受光する受光用光 ファイバと、前記計数回路に一体に設けられ前記投光部からの光を前記受光用光 ファイバを通じて受光する受光素子とから構成したものである(請求項1)。
【0006】 このような構成によれば、遊技客が不正電波を発生した場合、受光素子は計数 回路に一体に設けられた状態でシールド部材により電磁シールドされているので 、不正電波が受光素子に到達することはなく、不正電波によるノイズ信号が発生 して誤計数してしまうことはない。 この場合、投光部は不正電波の影響を受けることはないので、光ファイバを受 光素子のみに対応して設けるだけで済む。
【0007】 上記構成において、前記投光部を、前記受光用光ファイバと対向した投光用光 ファイバと、前記計数回路に一体に設けられ前記投光用光ファイバを通じて投光 する投光素子とから構成するようにしてもよい。 このような構成によれば、計数回路に投光素子及び受光素子を一体に設けるこ とができるので、電気的構成を簡単化することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
(第1実施例) 以下、本考案の第1実施例を図1乃至図5を参照して説明する。 図2はパチンコ玉計数装置の全体の斜視図である。この図2において、本体1 の上面にはパチンコ玉を投入するための投入口2が設けられている。
【0009】 本体1において投入口2の後方側には表示器3が設けられている。この表示器 3には景品数表示部3a、余り玉数表示部3b、総玉数表示部3cに加えて、計 数が可能な状態で点滅し且つ計数状態で点灯するスタート表示部3dが設けられ ている。
【0010】 また、表示器3の側方にはレシートを発券するための発券スイッチ4が設けら れている。また、本体1の前面にはレシート発券用の発券器5が設けられている と共に余り玉返却用の返却機6が設けられている。
【0011】 図1はパチンコ玉計数装置の電気的構成を示している。この図1において、投 入口2に投入されたパチンコ玉は複数の計数レーン7(図4参照)を通過するよ うになっている。
【0012】 ここで、計数レーン7に対応して光ファイバユニット8が配設されている。こ の光ファイバユニット8は、計数レーン7に1対1で対応するように投光用光フ ァイバ8aと受光用光ファイバ8b(図5参照)とを計数レーン7を挟んで対向 するように配置してなり、それらの投光用光ファイバ8aと受光用光ファイバ8 bとの間をパチンコ玉が通過するようになっている。
【0013】 投光用光ファイバ8a及び受光用光ファイバ8bの基端部は計数回路9が搭載 された計数基板9´に接続されている。即ち、計数基板9´には複数の投光素子 10a及び受光素子10bが搭載されており(図5参照)、投光素子10aは投 光用光ファイバ8aに光を投光し、受光素子10bは受光用光ファイバ8bから の光を受光するようになっている。 この場合、投光素子10aと投光用光ファイバ8aとから投光部が構成されて いる。
【0014】 計数基板9´に搭載された計数回路9は、受光素子10bからの検出信号の信 号レベルが設定値を下回ったタイミングでパチンコ玉を検出したと判断して計数 値をインクリメントするようになっている。そして、計数回路9は、計数値を示 す計数データを制御回路11が搭載されたメイン基板11´に出力する。
【0015】 制御回路11は、計数回路9から計数データを入力開始したときは、表示器3 のスタート表示部3dを点滅状態から点灯状態に切換えることにより計数を開始 したことを報知すると共に、計数データが示す計数値を総玉数表示部3cに表示 する。このとき、制御回路11は、総玉数表示部3cに表示している総玉数を特 殊景品交換玉数で除算した商を景品数表示部3aに表示すると共に、その余りを 余り玉数表示部3bに表示する。また、制御回路11は、発券スイッチ4が操作 されたときは表示部3の景品数表示部3a及び総玉数表示部3cに表示された値 が印刷されたレシートを発券器5から発券すると共に、返却口5から余り玉を返 却する。
【0016】 さて、上記計数基板9´全体はシールド部材12に囲繞されている。つまり、 このシールド部材12は金属板或いはパンチングメタル或いは金属メッシュを箱 状に形成してなり、そのシールド部材12に計数基板9´が収納されている。
【0017】 次に上記構成の作用について説明する。 遊技客が上記構成のパチンコ玉計数装置によりパチンコ玉を計数している状態 で、不正に持ち込んだ電波発生器から不正電波を発生したときは、本体1の内部 に不正電波が送信される。
【0018】 このとき、メイン基板11´に搭載された制御回路11は信号強度の大きな信 号を処理するのに対して、計数基板9´に搭載された計数回路9は受光素子10 bから出力される信号レベルの小さな検出信号を処理しなければならないことか ら、上述のように不正電波が本体1内に侵入したときは、受光素子10bからの 検出信号を処理する回路に不正電波によるノイズ信号が重畳することにより計数 回路9がノイズ信号を計数信号と誤まって計数してしまう虞を生じる。
【0019】 しかしながら、本実施例では、計数基板9´全体はシールド部材12により遮 蔽されているので、計数基板9´に不正電波が鎖交することはなく、これにより 計数回路9がノイズ信号を誤計数してしまうことを防止できる。
【0020】 しかも、計数基板9´と接続された光ファイバ8a,8bは不正電波による影 響を全く受けないので、光ファイバ8a,8bを電磁シールドすることなく計数 レーン7を通過するパチンコ玉を確実に計数することができる。
【0021】 上記構成によれば、投光素子10a及び受光素子10b並びに計数回路9が搭 載された計数基板9´全体をシールド部材12により保護した状態で計数レーン 7を通過するパチンコ玉を光ファイバ8a,8bにより検出するように構成した ので、不正電波による影響を受けることを防止することができる。従って、計数 レーン7を通過するパチンコ玉を光センサ或いは磁気センサにより検出する構成 に比較して、計数レーン7を通過するパチンコ玉を確実に検出して計数すること ができる。
【0022】 この場合、計数基板9´全体をシールド部材12により電磁シールドしている ので、計数基板9´において計数回路9の搭載面のみを保護する構成に比較して 、不正電波による影響を確実に防止することができる。また、シールド部材12 及び光ファイバ8a,8bは低コストであるので、コストが大幅に上昇すること なく実施することができる。
【0023】 (第2実施例) 図6は本考案の第2実施例を示しており、第1実施例と同一部分には同一符号 を付して説明を省略する。 即ち、投光素子10aは受光用光ファイバ8bと対向する位置に配設されてい ると共に、その投光素子10aが計数基板9´と接続されており、投光素子10 aからの光は受光用光ファイバ8bで受光されるようになっている。
【0024】 この第2実施例によれば、投光素子10aはシールド部材12により電磁シー ルドされていないものの、投光素子10aは不正電波による影響を受けることは ないので、第1実施例と同様に、不正電波による影響を確実に防止することがで きると共に、投光用の光強度を高めることができる。
【0025】 本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、次のように変形または拡張 できる。 電磁シールドをグランドラインに接続するようにしてもよい。この場合、静電 的なノイズによる影響も防止することができる。 電磁シールドとして電波吸収部材を使用するようにしてもよい。 メイン基板11´も電磁シールドするようにしてもよい。
【0026】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案のパチンコ玉計数装置によれば、不正 電波による影響を受けやすい受光素子を備えた計数回路をシールド部材により電 磁シールドした上で、計数レーンを通過するパチンコ玉を光ファイバを通じて検 出するようにしたので、不正電波による不正計数を確実に且つ低コストで防止す ることができるという優れた効果を奏する。
【提出日】平成9年4月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 本体1において投入口2の後方側には表示器3が設けられている。この表示器 3には図3に示すように景品数表示部3a、余り玉数表示部3b、総玉数表示部 3cに加えて、計数が可能な状態で点滅し且つ計数状態で点灯するスタート表示 部3dが設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 また、表示器3の側方にはレシートを発券するための発券スイッチ4が設けら れている。また、本体1の前面にはレシート発券用の発券器5が設けられている と共に余り玉返却用の返却器6が設けられている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 制御回路11は、計数回路9から計数データを入力開始したときは、表示器3 のスタート表示部3dを点滅状態から点灯状態に切換えることにより計数を開始 したことを報知すると共に、計数データが示す計数値を総玉数表示部3cに表示 する。このとき、制御回路11は、総玉数表示部3cに表示している総玉数を特 殊景品交換玉数で除算した商を景品数表示部3aに表示すると共に、その余りを 余り玉数表示部3bに表示する。また、制御回路11は、発券スイッチ4が操作 されたときは表示部3の景品数表示部3a及び総玉数表示部3cに表示された値 が印刷されたレシートを発券器5から発券すると共に、返却器6から余り玉を返 却する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例における全体構成を示す概
略図
【図2】全体の斜視図
【図3】表示部の正面図
【図4】計数レーン及び光ファイバユニットの斜視図
【図5】検出原理を示す模式図
【図6】本考案の第2実施例を示す図5相当図
【符号の説明】
1は本体、2は投入口、7は計数レーン、9は計数回
路、9´は計数基板、10aは投光素子、10bは受光
素子、11は制御回路、11´はメイン基板、12はシ
ールド部材である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月30日
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入されたパチンコ玉が通過する計数レ
    ーンと、この計数レーンを通過するパチンコ玉を検出す
    る検出手段と、この検出手段からの検出信号に基づいて
    投入されたパチンコ玉を計数する計数回路とを備えたパ
    チンコ玉計数装置において、 前記計数回路を電磁シールドするシールド部材を備え、 前記検出手段は、前記計数レーンに投光する投光部と、
    この投光部からの光を受光する受光用光ファイバと、前
    記計数回路に一体に設けられ前記投光部からの光を前記
    受光用光ファイバを通じて受光する受光素子とから構成
    されていることを特徴とするパチンコ玉計数装置。
  2. 【請求項2】 前記投光部は、前記受光用光ファイバと
    対向した投光用光ファイバと、前記計数回路に一体に設
    けられ前記投光用光ファイバを通じて投光する投光素子
    とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    パチンコ玉計数装置。
JP1997002751U 1997-04-11 1997-04-11 パチンコ玉計数装置 Expired - Lifetime JP3042380U (ja)

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