JP2005270376A - 遊技機のメダルセレクターおよびこのメダルセレクターを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光体をメダル投入口から挿入するような不正行為を検知する。
【解決手段】 フォトインタラプタ75は、移送路47を挟んで互いに対向配置された発光部75aと受光部75bからなり、フォトインタラプタ77も、移送路47を挟んで互いに対向配置された発光部77aと受光部77bからなる。発光部75a,77aは、発光強度の波長分布が互いにほぼ同一で、例えば赤外LEDが用いられる。受光部75b,77bは、受光強度の波長分布が互いにほぼ同一で、例えば赤外光の受光強度の大きいものが用いられる。また、受光素子79,81は、それぞれ受光強度の波長分布が受光部75b,77bとほぼ同一で、例えば赤外光の受光強度の大きいものが用いられる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、メダル投入口から投入されたメダルが正規のものか否かを選別し、正規のメダルをホッパーユニットへの移送路に導く遊技機のメダルセレクターおよびこのメダルセレクターを備えた遊技機に関する。
スロットマシンなどの遊技機では、遊技者によりメダル投入口からメダルが投入されると遊技の開始が可能になっており、メダル投入口から投入されるメダルが正規のものか否かを選別するメダルセレクターがメダル投入口の内側に設けられている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に記載のメダルセレクターでは、2個のフォトセンサがメダルの移動方向に互いに近接して配置されている。そして、双方のフォトセンサの検出タイミングが正常なメダルの通過に合致しないときは、異常と判定するようにしている。
特開平8−24434号公報([0047]〜[0052])
しかしながら、上記従来の特許文献1に記載のメダルセレクターでは、フォトセンサが受光可能な波長の光を発する発光体をメダル投入口から挿入するような不正行為が行われても、これを検知することはできない。特に、フォトセンサが受光可能な波長の光を発する複数の発光体をメダル投入口から挿入するとともに、それらの発光体を所定のタイミングで点滅するような不正行為が行われると、フォトセンサが正規のメダルの通過と誤認し、メダルの投入枚数としてカウントしてしまうという問題が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、発光体をメダル投入口から挿入するような不正行為を検知することができる遊技機のメダルセレクターおよび遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる遊技機のメダルセレクターは、メダル投入口から投入されたメダルが正規のものか否かを選別し、正規のメダルをホッパーユニットへの移送路に導く遊技機のメダルセレクターにおいて、前記移送路を挟んで互いに対向配置される発光部および受光部からなり、前記移送路を通過するメダルの枚数をカウントするフォトインタラプタと、前記受光部が受光可能な波長の光を受光可能な少なくとも1個の異常検出用受光素子とを備え、前記異常検出用受光素子が、前記発光部および受光部の少なくとも一方の近傍に、受光面が前記移送路を向くように配設されており、前記発光部からの光が、前記異常検出用受光素子により受光されないように構成されていることを特徴としている(請求項1)。
ここで、「前記受光部が受光可能な波長の光を受光可能」とは、受光強度が前記受光部と同一の波長分布の場合だけでなく、前記受光部の波長分布より広い波長分布の場合も含んでいる。すなわち、前記受光部が受光した旨の信号を出力するような波長の光は全て検出可能であることを意味している。
また、前記異常検出用受光素子が、前記移送路を挟んで両側にそれぞれ配設されているとしてもよい(請求項2)。
また、前記異常検出用受光素子の受光面と前記移送路との間に、集光用の部材が配設されているとしてもよい(請求項3)。
また、上記目的を達成するために、本発明にかかる遊技機は、請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技機のメダルセレクターと、前記異常検出用受光素子が光を受光すると、異常と判定する判定手段とを備えたことを特徴としている(請求項4)。
また、前記判定手段が異常と判定すると、その旨を報知する報知手段をさらに備えたとしてもよい(請求項5)。
請求項1の発明によれば、フォトインタラプタの受光部が受光可能な波長の光を受光可能な少なくとも1個の異常検出用受光素子が、発光部および受光部の少なくとも一方の近傍に、受光面が移送路を向くように配設されており、フォトインタラプタの発光部からの光が、異常検出用受光素子により受光されないように構成されているため、フォトインタラプタの受光部が受光可能な波長の光を発する発光体をメダル投入口から挿入するような不正行為が行われても、これを容易に検出することができる。
また、請求項2の発明によれば、異常検出用受光素子が、移送路を挟んで両側にそれぞれ配設されているため、フォトインタラプタの受光部が受光可能な波長の光を発する発光体を、より確実に検出することができる。
また、請求項3の発明によれば、異常検出用受光素子の受光面と移送路との間に、集光用の部材が配設されているため、フォトインタラプタの受光部が受光可能な波長の光を発する発光体を、より確実に検出することができる。
また、請求項4の発明によれば、異常検出用受光素子が光を受光すると、異常と判定する判定手段を備えているため、発光体をメダル投入口から挿入するような不正行為を容易に識別することができる。
また、請求項5の発明によれば、判定手段が異常と判定すると、その旨を報知する報知手段をさらに備えているため、発光体をメダル投入口から挿入するような不正行為が行われると、その旨を遊技機の設置者に確実に知らせることができる。
図1は本発明にかかる遊技機の一実施形態であるスロットマシンの外観を示す斜視図である。この実施形態におけるスロットマシン1は、例えば図1に示すように構成されている。即ち、このスロットマシン1では、筐体3の前面が前面パネル5により開閉自在に閉塞され、この前面パネル5のほぼ中央高さの位置に操作板7が配設されると共に、この操作板7の上方に正面板9が配設されている。
そして、この正面板9には横長矩形の表示窓11が設けられている。また、表示窓11の内側には左・中・右の回転リール13L,13M,13R(図6参照)が配置され、表示窓11からは、回転リール13L,13M,13Rの図柄が上段・中段・下段の各々3個ずつ覗くように設定されている。更に、この操作板7には、内部に貯留されているクレジットメダルの枚数を減じてメダル投入に代えるためのベットスイッチ15、各回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチ17、左・中・右回転リール13L,13M,13Rの回転をそれぞれ停止させるための左・中・右ストップスイッチ19L,19M,19R、メダル投入口21、およびクレジットメダルを払い出すための精算スイッチ23が設けられている。
また、正面板9の上方のほぼ中央には、各種の入賞図柄が表示された説明パネル25が設けられ、この説明パネル25の上方には、例えばLEDやネオンランプなどの光源が内蔵され遊技者に当選や入賞などを告知するための演出用発光部27a,27bが設けられている。また、操作板7の下方には、メダルの払出口33や、この払出口33から払い出されるメダルを受けるメダル受け35が設けられている。
また、筐体3の内部の回転リール13L,13M,13Rの下方には、メダルを払出口33に排出するためのホッパーユニット37(図6参照)が配設されている。また、前面パネル5の裏面側のメダル投入口21付近には、以下に説明するメダルセレクター41が配設されている。
図2および図3はそれぞれメダルセレクター41の平面図および側面図である。メダルセレクター41は、メダル投入口21に投入されたメダルが正規のものか否かを選別して正規のメダルをホッパーユニット37に導くものである。このメダルセレクター41は、その上部を筐体3の前方向(図3中、左方)に少し傾斜して前面パネル5の裏面側に配設された金属板から成るベース板43と、その上部の入口部分がベース板43よりも上方に突出し、突出した入口部分が前面パネル5のメダル投入口21に連通するように配設されてベース板43の上部にねじ止めされた透明樹脂から成るメダル導入部材45と、このメダル導入部材45に連通してメダルの移送路47を形成する金属板から成るガイド体49と、ベース板43の移送路47部分に正規のメダル径より少し小さい幅に形成された平行四辺形状の開口51と、移送路47の出口部分のベース板43がほぼ90゜に折り曲げられて形成され、移送路47から流れてくるメダルを受け止めてホッパーユニット37に向けて落下させるための折曲片53とを備えている。
また、図2に示すように、移送路47の途中には、メダルブロッカー55が設けられ、このメダルブロッカー55は、リード線57を介して電源供給されて励磁される電磁石59と、支持板60を支点に回転自在に支持され、その上端部とベース板43とに両端が係止されたコイルバネ61により上端部が前方に付勢され、電磁石59の吸引によりコイルバネ61の付勢に抗して下端部が筐体3の前方向に移動するほぼ四角形の変位体63と、この変位体63の下端に固着されて移送路47の底面を構成する金属製のブロック体65とを備えている。
尚、このブロック体65は、変位体63の下端に固着された基部65aと、基部65aに前方に屈曲して一体形成され基部65aよりも長尺で移送路47の底面の主要部分を成す底部65bとにより構成されている。ここで、底部65bは断面L字状を有すると共にその先端部は屈曲し、図3に示すように、この屈曲部分65cがベース板43に形成された長孔67に挿入されて配設されており、電磁石59が非励磁の状態ではコイルバネ61の付勢力によりブロック体65は筐体3の後方向に付勢されるが、長孔67に挿入された底部65bの屈曲部分65cが長孔67の上部周縁のベース板43前面に当接することにより、それ以上のブロック体65の後方向への移動が規制されている。
そして、後述するセンサユニット71により、予め定めた一遊技あたりの最大投入枚数(例えば3枚)とクレジットメダルの最大貯留枚数(例えば50枚)との合計枚数が検出されると、このメダルブロッカー55が作動され、それまで励磁状態にあった電磁石59が励磁解除されてブロック体65がコイルバネ61の付勢により筐体3の後方向に移動し、これにより移送路47の底面が少し下がるため、メダルの上部が開口51の上部周縁のベース板43に当接しなくなり、ベース板43が図3に示すように傾斜していることも相俟って、メダルが開口51から図2、図3中の矢印X方向に落下し、メダル受け35に排出される。
また、正規のメダル径よりも小径のメダルが移送路47に進入すると、この異径のメダルの上部が開口51の上部周縁のベース板43に当接しない上に、ベース板43が上記したように傾斜していることから、異径メダルが移送路47の途中で開口51から図3中の矢印X方向に落下してメダル受け35に排出されるようになっている。一方、正規のメダルが移送路47に進入して出口付近に達すると、折曲片53にメダルが衝突してその流れが一旦受け止められ、ホッパーユニット37に向けて図2、図3中の矢印Y方向に落下していく。
移送路47のメダルブロッカー55より出口側には、移送路47を通過するメダルを1枚毎に検出するためのセンサユニット71が配設されている。このセンサユニット71は、移送路47のメダルブロッカー55の出口側に配設されていることから、正規のメダルの通過枚数を検出することとなる。
図4は移送路47の出口側から移送路47に沿って見たセンサユニット71の側面図、図5は図4のV−V線の部分断面図である。図4、図5において、矢印Mは移送路47におけるメダルの移動方向を示している。
このセンサユニット71は、センサ基板73上に、フォトインタラプタ75,77および受光素子79,81が実装されて構成されている。フォトインタラプタ75は、移送路47を挟んで互いに対向配置された発光部75aおよび受光部75bからなり、フォトインタラプタ77も同様に、移送路47を挟んで互いに対向配置された発光部77aおよび受光部77bからなる。発光部75a,77aは、発光強度の波長分布が互いにほぼ同一で、この実施形態では例えば、赤外光を発する赤外LEDが用いられる。受光部75b,77bは、例えばフォトダイオードやフォトトランジスタからなり、受光強度の波長分布が互いにほぼ同一で、この実施形態では例えば、赤外光の受光強度の大きいものが用いられる。また、受光素子79,81は、例えばフォトダイオードやフォトトランジスタからなり、それぞれ受光強度の波長分布が受光部75b,77bとほぼ同一で、この実施形態では例えば、赤外光の受光強度の大きいものが用いられる。
図5に示すように、フォトインタラプタ75,77は、移送路47の直ぐ両側に、メダルの移動方向Mに沿って所定間隔をおいて順に並んで配置されている。したがって、受光部75b,77bからのメダル検出信号は、この所定間隔をメダルが移動するのに要する時間だけずれて出力されることとなる。また、フォトインタラプタ75,77の発光部75a,77aおよび受光部75b,77bは、それぞれ光出射部83および光入射部85の前方を除いて遮光部材87で覆われており、受光部75bは発光部75aからの光のみを、受光部77bは発光部77aからの光のみを、それぞれ受光するように構成されている。また、この遮光部材87によって、発光部75a,77aからの光が受光素子79,81により受光されないように構成されている。
また、受光素子79は、フォトインタラプタ75の発光部75aとフォトインタラプタ77の受光部77bとの中間の後方に、光入射部(受光面)89が移送路47を向いて配設されている。また、受光素子81は、フォトインタラプタ75の受光部75bとフォトインタラプタ77の発光部77aとの中間の後方に、光入射部(受光面)89が移送路47を向いて配設されている。受光素子79,81は、いずれも遮光部材で覆われていないため、それぞれ移送路47を含む周囲からの赤外光が受光できるようになっており、これによって、外部から挿入された発光素子からの光を確実に受光することができる。
図6はスロットマシン1の電気的構成を示すブロック図である。図6において、外部集中端子板101は、所定の制御信号や検出信号などを外部に出力するためのもので、筐体3の内壁に固定されている。メモリ103には遊技機用プログラムが格納されており、CPU105は、この遊技機用プログラムにしたがって動作すると、遊技制御手段105a、演出制御手段105b、判定手段105cおよび報知手段105dとして機能する。遊技には、一般的な遊技である通常遊技と、遊技者にとって通常遊技よりも有利な遊技である特別遊技(ボーナスゲーム)とがあり、遊技制御手段105aはこれらの遊技を制御する。
通常遊技について簡単に説明すると、このスロットマシン1では、フォトインタラプタ75,77によりメダル投入口21からのメダル投入が検出されるか、またはベットスイッチ15の操作によりクレジットメダルの投入指示があると、ゲームが開始される。そして、ゲーム開始後にスタートスイッチ17を操作すると、まず、当選か否かの抽選が行われ、ほぼ同時に、3個すべての回転リール13L,13M,13Rの回転が開始する。その後に、3個のストップスイッチ19L,19M,19Rのうちの1個を操作すると、当該ストップスイッチ19L,19M,19Rに対応した回転リール13L,13M,13Rの回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ19L,19M,19Rを操作し終えると、3個すべての回転リール13L,13M,13Rの回転が停止する。このとき、所定の図柄が所定の位置に停止すると入賞になり、ホッパーユニット37により遊技者に対して所定枚数のメダルが払い出されるか、又は遊技者に対してリプレイなどの所定の利益が付与される。なお、メダルの払い出しに代えて、クレジットメダルとして内部に貯留されることもある。
演出制御手段105bは、遊技に関連する演出として、例えば抽選結果や入賞の有無などを遊技者に告知するために、演出用発光部27a,27bなどの動作を制御するもので、例えば各々の演出パターンに応じて演出用発光部27a,27bの光源などを一斉にあるいは個別に点滅させる。
判定手段105cは、フォトインタラプタ75,77の発光部75a,77aをそれぞれ常に点灯させており、受光部75b,77bから入力される信号を監視している。メダル投入口21へのメダル投入が無い状態では、判定手段105cには、受光部75b,77bから、それぞれ発光部75a,77aからの光を受光している旨の受光信号が入力されている。そして、メダル投入口21に投入されるメダルにより発光部75a,77aからの光が遮断されると、その旨のメダル検出信号が受光部75b,77bからそれぞれ入力される。このとき、上述したように、判定手段105cには、所定時間だけずれて、受光部75b,77bからのメダル検出信号が入力される。この判定手段105cは、受光部75b,77bからのメダル検出信号に基づき、メダル投入口21に投入されたメダルの枚数をカウントする。
また、判定手段105cは、受光部75b,77bから入力される信号に基づき、メダル投入の異常を判定する。すなわち、判定手段105cは、例えば受光部75bからのメダル検出信号入力から所定時間経過しても受光部77bからのメダル検出信号が入力されないときは、異常と判定する。また、受光部77bからのメダル検出信号入力から所定時間経過しても受光部75bからのメダル検出信号がオフにならないときは、異常と判定する。また、受光部75bからのメダル検出信号オフから所定時間経過しても受光部77bからのメダル検出信号がオフにならないときは、異常と判定する。また、受光部75bより先に受光部77bからのメダル検出信号が入力されると、異常と判定する。
また、判定手段105cは、受光素子79,81から赤外光を受光している旨の受光信号が入力されると、異常と判定する。ここで、上述したように、受光素子79,81により、フォトインタラプタ75,77の発光部75a,77aからの光が検出されないように構成されているため、受光素子79,81が赤外光を受光するということは、メダル投入口21から赤外光を発する何らかの発光体が不正に挿入されていることを意味する。そこで、受光素子79,81から赤外光を受光している旨の受光信号が入力されると、判定手段105cが異常と判定することにより、メダル投入口21から赤外光を発する素子を挿入するような不正行為を検知することが可能になる。
報知手段105dは、判定手段105cが異常と判定すると、その旨の信号を外部集中端子板101を介して外部に出力するものである。
以上説明したように、この実施形態によれば、フォトインタラプタ75,77の近傍に、受光強度の波長分布がフォトインタラプタ75,77の受光部75b,77bとほぼ同一の受光素子79,81を配設しているため、フォトインタラプタ75,77の受光部75b,77bを誤認させるべく例えば赤外LEDなどの発光体がメダル投入口21から移送路47に挿入するような不正行為が行われた場合に、これを異常と判断して報知することが可能になる。
また、この実施形態によれば、フォトインタラプタ75,77の発光部75a,77aおよび受光部75b,77bは、光出射部83および光入射部85の前方を除いて遮光部材87で覆うようにしているため、フォトインタラプタ75,77の発光部75a,77aからの光が受光素子79,81により受光されることはない。このため、受光素子79,81が受光する光は、不正行為によるものと確実に言えることとなる。
また、フォトインタラプタ75,77のメダル移動方向Mにおける所定間隔を受光素子79,81の無い従来品と同一寸法にしておくと、フォトインタラプタ75,77からの信号に基づくCPU105の判定手段105cによる異常判定プログラムおよび枚数カウントプログラムは、従来のプログラムを流用することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、移送路47の直ぐ両側にフォトインタラプタ75,77を配設し、受光素子79,81をそれらの後方にそれぞれ配設しているが、受光素子79,81の配設位置はこれに限られない。例えば、図7に示すように、移送路47の直ぐ両側に受光素子79,81を配設し、その後方にフォトインタラプタ75,77を配設するようにしてもよい。これによって、メダル投入口21から不正に挿入された発光体からの光を受光素子79,81がより確実に受光することが可能になる。
また、図5、図7では、受光素子79,81をそれぞれメダルの移動方向Mにおいてフォトインタラプタ75,77の中間に配設しているが、これに限られない。例えば、メダル移動方向Mにおいてフォトインタラプタ75の上流側またはフォトインタラプタ77の下流側に、受光素子79,81の双方を配設したり、受光素子79,81のいずれか一方を上流側に配設するとともに他方を下流側に配設するようにしてもよい。この場合、例えば受光素子79,81をフォトインタラプタ75の上流側に配設するようにすると、メダル挿入口21から挿入された発光体を素早く検出することができるため好ましい。
また、例えば図8に示すように、受光素子79,81の光入射部89の前方に、例えばアクリル樹脂やガラスなどの赤外光に透明な材質からなる導光板(集光用の部材)91を配設するようにしてもよい。これによって、メダル投入口21から不正に挿入された発光体からの光を受光素子79,81がより確実に受光することが可能になる。
また、上記実施形態では、移送路47の両側に2つの受光素子79,81をそれぞれ配設しているが、これに限られず、移送路47の片側のみに1つの受光素子を配設するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、フォトインタラプタ75,77の発光部75a,77aおよび受光部75b,77bは、光出射部83および光入射部85の前方を除いて遮光部材87で覆うようにしているが、これに限られない。例えば、発光部75a,77aの光出射部83の前方に集光レンズを配置し、発する光が受光部75b,77bの光入射部85にのみ入射するようにしてもよい。すなわち、フォトインタラプタ75,77の発光部75a,77aからの光が、受光素子79,81によって受光されないような構成であればよい。
また、上記実施形態では、受光素子79,81は、それぞれ受光強度の波長分布が受光部75b,77bとほぼ同一としているが、これに限られない。例えば受光素子79,81の受光強度が、受光部75b,77bの波長分布より広い波長分布でもよい。すなわち、受光素子79,81が、受光部75b,77bが受光した旨の信号を出力するような波長の光を全て検出可能であればよい。
本発明にかかる遊技機の一実施形態であるスロットマシンの外観を示す斜視図である。 メダルセレクターの平面図である。 メダルセレクターの側面図である。 移送路の出口側から移送路に沿って見たセンサユニットの側面図である。 図4のV−V線の部分断面図である。 スロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 異なる構成例を示すセンサユニットの部分断面図である。 さらに異なる構成例を示すセンサユニットの部分断面図である。
符号の説明
1…スロットマシン、21…メダル投入口、37…ホッパーユニット、41…メダルセレクター、47…移送路、75,77…フォトインタラプタ、75a,77a…発光部、75b,77b…受光部、79,81…受光素子(異常検出用受光素子)、87…遮光部材、89…受光素子の光入射部(受光面)、91…導光板(集光用の部材)、105…CPU、105c…判定手段、105d…報知手段

Claims (5)

  1. メダル投入口から投入されたメダルが正規のものか否かを選別し、正規のメダルをホッパーユニットへの移送路に導く遊技機のメダルセレクターにおいて、
    前記移送路を挟んで互いに対向配置される発光部および受光部からなり、前記移送路を通過するメダルの枚数をカウントするフォトインタラプタと、
    前記受光部が受光可能な波長の光を受光可能な少なくとも1個の異常検出用受光素子とを備え、
    前記異常検出用受光素子が、前記発光部および受光部の少なくとも一方の近傍に、受光面が前記移送路を向くように配設されており、
    前記発光部からの光が、前記異常検出用受光素子により受光されないように構成されていることを特徴とする遊技機のメダルセレクター。
  2. 前記異常検出用受光素子が、前記移送路を挟んで両側にそれぞれ配設されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機のメダルセレクター。
  3. 前記異常検出用受光素子の受光面と前記移送路との間に、集光用の部材が配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機のメダルセレクター。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技機のメダルセレクターと、
    前記異常検出用受光素子が光を受光すると、異常と判定する判定手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  5. 前記判定手段が異常と判定すると、その旨を報知する報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006061576A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Newgin Corp 遊技機
JP2007296027A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Sanyo Product Co Ltd メダルを用いた遊技機とメダル検出
JP2016104349A (ja) * 2016-03-04 2016-06-09 株式会社高尾 回胴式遊技機

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