JP3042274U - 信号表示器における輝度調整機構 - Google Patents

信号表示器における輝度調整機構

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JP3042274U
JP3042274U JP1997003792U JP379297U JP3042274U JP 3042274 U JP3042274 U JP 3042274U JP 1997003792 U JP1997003792 U JP 1997003792U JP 379297 U JP379297 U JP 379297U JP 3042274 U JP3042274 U JP 3042274U
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light
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light emitting
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JP1997003792U
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English (en)
Inventor
智弘 山口
Original Assignee
日南エレクトロニクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号表示器を太陽光の下で点灯させる場
合、発光素子前面の特殊レンズによって、遮光のための
ひさしを不要とし、また、周囲の明るさの違いをセンサ
ーによって検知し、輝度を調整し、夜間の表示のにじみ
を防ぐことを可能にしようとしたものである。 【解決手段】 信号表示器本体(1)の上段に点灯表示
部(2)、下段に数字表示部(3)を配置している。点
灯表示部(2)内の発光素子(9)前面には透・遮光レ
ンズ(7)があり、太陽光を直接内部の発光素子(9)
にあたらないように遮光し、発光素子(9)の光を前面
に出し、遮光のためのひさしを不要としたものである。
また、信号機本体(1)下部の数字表示部(3)内にフ
ォトセンサー(13)を配置し、周囲の明るさにより数
字表示部(3)の数字表示発光素子(14)の輝度を調
整する構造により、夜間の文字表示のにじみ、ぼやけを
防止することを可能にしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は発光素子を使用した信号機、もしくは表示器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、特に屋外に設置する、発光素子を使用した信号機、もしくは表示器では 、日中太陽光の下で使用する場合、直射日光が表示部にあたり見えづらくなる、 又は全く見えなくなることがあった。このため表示部の上部に直射日光を遮るひ さしを取り付けていた。
【0003】 また、表示部の点灯の輝度は調整ができず、日中太陽光の下で使用することを 前提にした輝度で、夜も昼と同じ輝度で点灯させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の信号機、もしくは表示器では、直射日光を遮るた め、大型のひさしを取り付けなければならず、このため、本体の重量増加、保管 、設置時における扱いが大変であるという問題点があった。
【0005】 また、点灯部の輝度が、昼、夜同じであるため、日中の輝度で夜間、特に文字 を点灯表示させた場合、文字の輪郭がにじみ、ぼやけてしまい、文字の確認がで きないという問題点もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の問題点を解決するため、発光素子前面に透明レンズに遮光帯 を持つ約1mm厚の薄型レンズによって、太陽光を直接内部の発光素子にあてな いように遮光し、発光素子の光は前面に出し、大型のひさしが不要となり問題点 を解決している。
【0007】 また、明るさを検知するフォトセンサーを取り付け、周囲が明るいときには表 示部分を明るくし、周囲が暗いときには表示部分を暗くし、特に夜間、文字を表 示する表示部のにじみを防ぎ文字のぼやけの問題点も解決している。
【0008】
【考案の実施の形態】
丸形の青、赤点灯表示部を上段に、赤点灯表示から青点灯表示までの時間をデ ジタル表示する表示部を下段に配置する仮設の信号表示器において、上段の青、 赤点灯表示部の発光素子前面に、透明レンズに遮光帯を持つ約1mm厚の薄型レ ンズを取り付け、太陽光は直接内部の発光素子にあたらないように遮光し、発光 素子の光は前面に出す構造である。また、下部時間表示部の上部にフォトセンサ ーを取り付け、このフォトセンサーによって周囲の明るさを検知し、本体のマイ クロコンピュータ制御回路によって検知した明るさの信号を輝度調整信号に変え 、周囲が明るければ時間表示部を明るくし、周囲が暗くなれば時間表示部を暗く する構造である。
【0009】
【実施例1】 以下、添付図面に従って実施例を説明する。 第1図、第2図は実施例1の構成を説明するものである。 仮設の信号表示器本体(1)の上部には、丸形の青点灯、赤点灯させる点灯表 示部(2)があり、下部には、赤点灯表示から青点灯表示までの時間をデジタル 表示する数字表示部(3)を配置している。上部の青、赤点灯表示部(2)の内 部構造は第2図の側断面図の左(前面側)から、信号表示器本体(1)の前面パ ネル(6)、透明レンズに遮光帯を持つ約1mm厚の透・遮光レンズ(7)、発 光素子(9)(実施例ではLEDを使用)、プリント基板(10)、基板スペー サー(11)、信号表示器本体(1)の裏面パネル(12)、となっている。ま た、透・遮光レンズ(7)は透明な樹脂の中に間隔を置いて水平方向に光を通さ ない複数の遮光帯(8)があり、遮光帯(8)以外は透明で、光を通す構造にな っている。太陽光が第2図のA方向より差し込む場合、遮光帯(8)により太陽 光は遮られてしまい、直接内部の発光素子(9)にあたらない。発光素子(9) の光はB方向に出、遮光帯(8)がない部分を通過して、正面に出てくる構造と なっている。
【0010】
【実施例2】 第1図、第3図は実施例2の構成を説明するものである。 信号表示器(1)下部の、数字表示部(3)の上部にフォトセンサー(13) を配置している。フォトセンサー(13)は周囲の明るさ、又は暗さを検知し、 コンバータ(図示せず)を通じて電気信号に変換され、マイクロコンピュータを 利用した制御回路(図示せず)によって、周囲が明るければ数字表示部(3)の 数字表示発光素子(14)(実施例ではLEDを使用)の輝度を上げ、周囲が暗 ければ数字表示部(3)の数字表示発光素子(14)の輝度を下げ、点灯表示さ せる構造である。
【0011】
【考案の効果】
上述のように信号表示器の発光素子前面に、透明レンズに遮光帯を持つ約1m m厚の薄型レンズを取り付け、太陽光は直接内部の発光素子にあたらないように 遮光し、発光素子の光は前面に出すことにより、遮光を目的としたひさしを使用 しなくとも、太陽光が直接発光素子にあたることによる見づらさ、あるいは全く 見えなくなるということがなくなり、視認における安全性を高めている。また、 大型のひさしが不要となることより、信号表示器本体の軽量化が可能となり、設 置保管の場合、取り扱いが容易となる。更に、信号表示器本体を構造的に弱くし ていたひさしが不要となるため、ひさしが原因の破損を防ぐことができる。
【0012】 また、数字表示部の上部にフォトセンサーを配置し、周囲の明るさを検知し、 周囲が明るければ時間表示部の輝度を上げ、周囲が暗くなれば数字表示部の輝度 を下げる構造であることより、特に夜間の数字表示部のにじみ、ぼやけがなくな り、はっきりと文字を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の信号表示器における輝度調整機構の実
施例1及び実施例2を示す信号表示器の斜視図である。
【図2】本考案の信号表示器における輝度調整機構の実
施例1を示す信号表示器の点灯表示部の側断面図であ
る。
【図3】本考案の信号表示器における輝度調整機構の実
施例2を示す信号表示器の数字表示部の正面図である。
【符号の説明】
1.信号表示器本体 2.点灯表示部 3.数字表示部 4.電源ケーブル 5.架台 6.前面パネル 7.透・遮光レンズ 8.遮光帯 9.発光素子 10.基板 11.基板スペーサー 12.裏面パネル 13.フォトセンサー 14.数字表示発光素子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号機、もしくは発光素子を使用した表示
    器を太陽光の下で点灯させた場合、発光素子前面の特殊
    レンズによって、ひさしを使用することなく、太陽光を
    直接内部の発光素子にあたらないように遮光し、発光素
    子の光は前面に出すことを特徴とした輝度調整機構。
  2. 【請求項2】信号機、もしくは発光素子を使用した表示
    器において、屋外の昼、夜あるいは室内の電灯の点灯、
    消灯の明るさの違いをセンサーによって検知し、周囲が
    明るいときには表示部分を明るくし、周囲が暗いときに
    は表示部分を暗くし、特に周囲が暗くなったときに生じ
    る、表示部のにじみを防ぐことを特徴とした輝度調整機
    構。
JP1997003792U 1997-04-07 1997-04-07 信号表示器における輝度調整機構 Expired - Lifetime JP3042274U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3400446B1 (ja) 2002-09-26 2003-04-28 株式会社アルプスサイン 歩行者用交通信号機

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