JP3041837U - プランタ− - Google Patents

プランタ−

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JP3041837U
JP3041837U JP1997001517U JP151797U JP3041837U JP 3041837 U JP3041837 U JP 3041837U JP 1997001517 U JP1997001517 U JP 1997001517U JP 151797 U JP151797 U JP 151797U JP 3041837 U JP3041837 U JP 3041837U
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JP
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surface portion
insulating material
planter
heat insulating
main body
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JP1997001517U
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English (en)
Inventor
月 喜 太 郎 望
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望月 喜太郎
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、外気温によるプランタ−内の土壌温
度上昇を防ぐことができるプランタ−を提供することを
目的としている。 【解決手段】プランタ−1は、プランタ−本体2と、こ
のプランタ−本体2の内壁面に設けられた断熱材3とを
備えたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本考案は、プランタ−に係り、特に、プランタ−本体の内壁面に断熱材を設 けたプランタ−に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、庭、ベランダ等で簡易に植物を栽培するものとして、プランタ−が多 用され、該プランタ−の形態としては、天井面が開放され、底面部より立設した 背面部、正面部、左側面部、右側面部で構成され、内部に土壌収納空間を有した 外形が略直方体が一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のプランタ−にあっては、プランタ−本体の厚みも薄く 、外気温の影響を受けやすく、例えば、外気温が高い夏、プランタ−内の土壌の 温度が上昇し根腐れの原因となったり、また、寒冷地にあっては、プランタ−内 の土壌の体積膨張により、プランタ−が破損するという問題点が生じた。
【0004】 本考案は、上記問題点を除去するようにしたプランタ−を提供することを目 的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のプランタ−は、プランタ−本体と、こ のプランタ−本体の内壁面に設けられた断熱材とを備えたものである。
【0006】 また、本考案のプランタ−は、プランタ−本体と、このプランタ−本体の内 壁面に設けられた断熱材と、この断熱材の土壌に面する側に植物の根が前記断熱 材へ侵入するのを阻止するために設けられた断熱材保護層とを備えたものである 。
【0007】 また、本考案のプランタ−は、外形が略直方体形状で、天井面を開放し、底 面部より立設した背面部、正面部、左側面部、右側面部で構成し、内部に土壌収 納部を備えたプランタ−本体と、このプランタ−本体の内壁面に設けられた断熱 材と、前記背面部、前記正面部の内の、少なくとも、いずれか一方の前記背面部 又は前記正面部の外表面部が前記底面部に対して前記天井面を狭める方向に傾斜 すると共に前記外表面部に文字、図形、絵等の表示が付されているものである。
【0008】 また、本考案のプランタ−は、外形が略直方体形状で、天井面を開放し、底 面部より立設した背面部、正面部、左側面部、右側面部で構成し、内部に土壌収 納部を備えたプランタ−本体と、このプランタ−本体の内壁面に設けられた断熱 材と、前記背面部、前記正面部の内の、少なくとも、いずれか一方の前記背面部 又は前記正面部の外表面部が前記底面部に対して前記天井面を狭める方向に傾斜 すると共に前記外表面部に文字、図形、絵等の表示が付され、前記外表面部に文 字、図形、絵等の表示が付された前記背面部又は前記正面部の内壁面に設けられ た前記断熱材が前記底面部に対して直角又は前記天井面を広げる方向に傾斜して いるものである。
【0009】 また、本考案のプランタ−は、外形が略直方体形状で、天井面を開放し、底 面部より立設した背面部、正面部、左側面部、右側面部で構成し、内部に土壌収 納部を備えたプランタ−本体と、このプランタ−本体の内壁面に設けられた断熱 材と、この断熱材の土壌に面する側に植物の根が前記断熱材へ侵入するのを阻止 するために設けられた断熱材保護層と、前記背面部、前記正面部の内の、少なく とも、いずれか一方の前記背面部又は前記正面部の外表面部が前記底面部に対し て前記天井面を狭める方向に傾斜すると共に前記外表面部に文字、図形、絵等の 表示が付され、前記外表面部に文字、図形、絵等の表示が付された前記背面部又 は前記正面部の内壁面に設置された前記断熱材の土壌に面する側に設けられた前 記断熱材保護層が前記底面部に対して直角又は前記天井面を広げる方向に傾斜し ているものである。
【0010】
【実施例】
本考案の一実施例のプランタ−について、図面を参照して説明する。 図1乃至図5において、1は、庭、ベランダ等で簡易に植物を栽培するプラ ンタ−であり、2は、プランタ−本体である。プランタ−本体2は、例えば、コ ンクリ−ト製(より具体的には、PVC)で、外形が略直方体形状で、天井面21 を開放し、底面部22より立設した背面部23、正面部24、左側面部25、右側面部26 で構成され、内部に土壌収納部27を備えている。
【0011】 底面部22には、水を排出する排出口22aが、例えば、2個設けられている。
【0012】 また、プランタ−本体2の内壁面には、断熱材3が設けられ、断熱材3は、 例えば、ある程度柔らかい発砲スチロ−ルで形成され、背面部23、正面部24、左 側面部25、右側面部26の内壁面にそれぞれ設けられて背面部断熱材33、正面部断 熱材34、左側面部断熱材35、右側面部断熱材36となっている。これら背面部断熱 材33、正面部断熱材34、左側面部断熱材35、右側面部断熱材36は、プランタ−本 体2の型枠(図示せず)の所定位置に置かれ、型枠(図示せず)にコンクリ−ト を流し込んで、プランタ−本体2と一体的に成型される。
【0013】 そして、断熱材3(背面部断熱材33、正面部断熱材34、左側面部断熱材35、 右側面部断熱材36)の土壌に面する側には、植物の根が断熱材3(背面部断熱材 33、正面部断熱材34、左側面部断熱材35、右側面部断熱材36)へ侵入するのを阻 止するために断熱材保護層5が、例えば、コンクリ−トとのり等の接着剤を混合 したもので形成され、断熱材保護層5は、例えば、背面部断熱材保護層53、正面 部断熱材保護層54、左側面部断熱材保護層55、右側面部断熱材保護層56となって 構成されている。
【0014】 また、背面部23、正面部24の内の、少なくとも、いずれか一方の背面部23又 は正面部24、本実施例では、正面部24の外表面部24aが底面部22に対して天井面 21を狭める方向(天井面21を狭める方向とは、例えば、図3に示すように、底面 部22に対する垂線ABから反時計回りのCの方向であり、垂線ABからCと逆方 向では、天井面21を広げる方向となる。)に傾斜すると共に外表面部24aに絵( 絵以外に、文字、図形等の表示でも良い。)が付されている。
【0015】 なお、外表面部24aに文字、図形、絵等の表示が付された正面部24(背面部 23の外表面部に文字、図形、絵等の表示が付された場合は、背面部23)の内壁面 に設置された断熱材3、より具体的には、正面部断熱材34(背面部23の外表面部 に文字、図形、絵等の表示が付された場合は、背面部断熱材33)の土壌に面する 側に設けられた断熱材保護層5、より具体的には、正面部断熱材保護層54が底面 部22に対して天井面21を広げる方向(天井面21を広げる方向とは、例えば、図3 に示すように、底面部22に対する垂線DEから時計回りのFの方向であり、垂線 DEからFと逆方向では、天井面21を狭める方向となる。)に傾斜している(正 面部断熱材保護層54は、底面部22に対して直角でも良い。)。
【0016】 なお、前述の実施例では、断熱材3の土壌に面する側に植物の根が断熱材3 へ侵入するのを阻止するために断熱材保護層5が設けられたが、場合により省略 しても良い。かかる場合、断熱材保護層5の厚み分、断熱材3の厚みが増えるこ ととなる。
【0017】
【考案の効果】
請求項1記載のプランタ−によれば、プランタ−本体の内壁面に断熱材を設 けているため、外気温の影響を少なくして、夏にあっては、外気温によるプラン タ−内の土壌温度上昇を防いで根腐れを防止し、また、寒冷地にあっては、外気 温の影響を少なくすると共に断熱材を一種の緩衝材の機能を持たせることにより 、プランタ−の破損を防ぐことができる。
【0018】 また、請求項2記載のプランタ−によれば、前述した請求項1記載の考案の 効果に加え、断熱材保護層を設けたため、植物の根が断熱材へ侵入するのを阻止 することができる。
【0019】 また、請求項3記載のプランタ−によれば、前述した請求項1記載の考案の 効果に加え、略直方体形状のプランタ−本体の背面部、正面部の内の、少なくと も、いずれか一方の背面部又は正面部の外表面部が底面部に対して天井面を狭め る方向に傾斜しているから、外表面部に表示された文字、図形、絵等を容易に見 ることができる。
【0020】 また、請求項4記載のプランタ−によれば、前述した請求項1記載の考案の 効果に加え、略直方体形状のプランタ−本体の背面部、正面部の内の、少なくと も、いずれか一方の背面部又は正面部の外表面部が底面部に対して天井面を狭め る方向に傾斜しているから、外表面部に表示された文字、図形、絵等を容易に見 ることができると共に内壁面に設けられた断熱材が前記底面部に対して直角又は 前記天井面を広げる方向に傾斜しているため、プランタ−本体をひっくり返して プランタ−本体の内部の土壌を戻し易くすることができる。
【0021】 また、請求項5記載のプランタ−によれば、前述した請求項1記載の考案の 効果に加え、断熱材保護層を設けたため、植物の根が断熱材へ侵入するのを阻止 することができ、略直方体形状のプランタ−本体の背面部、正面部の内の、少な くとも、いずれか一方の背面部又は正面部の外表面部が底面部に対して天井面を 狭める方向に傾斜しているから、外表面部に表示された文字、図形、絵等を容易 に見ることができると共に内壁面に設置された断熱材の土壌に面する側に設けら れた断熱材保護層が前記底面部に対して直角又は前記天井面を広げる方向に傾斜 しているため、プランタ−本体をひっくり返してプランタ−本体の内部の土壌を 戻し易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の一実施例のプランタ−の概略
的斜視図である。
【図2】図2は、土壌を入れない使用前の図1のプラン
タ−の概略的平面図である。
【図3】図3は、図2のX−X線による概略的断面図で
ある。
【図4】図4は、図3の一部を拡大して示す概略的一部
拡大断面図である。
【図5】図5は、図2のY−Y線による概略的断面図で
ある。
【符号の説明】
1 プランタ− 2 プランタ−本体 3 断熱材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プランタ−本体と、このプランタ−本体の
    内壁面に設けられた断熱材とを備えたことを特徴とする
    プランタ−。
  2. 【請求項2】プランタ−本体と、このプランタ−本体の
    内壁面に設けられた断熱材と、この断熱材の土壌に面す
    る側に植物の根が前記断熱材へ侵入するのを阻止するた
    めに設けられた断熱材保護層とを備えたことを特徴とす
    るプランタ−。
  3. 【請求項3】外形が略直方体形状で、天井面を開放し、
    底面部より立設した背面部、正面部、左側面部、右側面
    部で構成し、内部に土壌収納部を備えたプランタ−本体
    と、このプランタ−本体の内壁面に設けられた断熱材
    と、前記背面部、前記正面部の内の、少なくとも、いず
    れか一方の前記背面部又は前記正面部の外表面部が前記
    底面部に対して前記天井面を狭める方向に傾斜すると共
    に前記外表面部に文字、図形、絵等の表示が付されてい
    ることを特徴とするプランタ−。
  4. 【請求項4】外形が略直方体形状で、天井面を開放し、
    底面部より立設した背面部、正面部、左側面部、右側面
    部で構成し、内部に土壌収納部を備えたプランタ−本体
    と、 このプランタ−本体の内壁面に設けられた断熱材と、 前記背面部、前記正面部の内の、少なくとも、いずれか
    一方の前記背面部又は前記正面部の外表面部が前記底面
    部に対して前記天井面を狭める方向に傾斜すると共に前
    記外表面部に文字、図形、絵等の表示が付され、 前記外表面部に文字、図形、絵等の表示が付された前記
    背面部又は前記正面部の内壁面に設けられた前記断熱材
    が前記底面部に対して直角又は前記天井面を広げる方向
    に傾斜していることを特徴とするプランタ−。
  5. 【請求項5】外形が略直方体形状で、天井面を開放し、
    底面部より立設した背面部、正面部、左側面部、右側面
    部で構成し、内部に土壌収納部を備えたプランタ−本体
    と、 このプランタ−本体の内壁面に設けられた断熱材と、 この断熱材の土壌に面する側に植物の根が前記断熱材へ
    侵入するのを阻止するために設けられた断熱材保護層
    と、 前記背面部、前記正面部の内の、少なくとも、いずれか
    一方の前記背面部又は前記正面部の外表面部が前記底面
    部に対して前記天井面を狭める方向に傾斜すると共に前
    記外表面部に文字、図形、絵等の表示が付され、 前記外表面部に文字、図形、絵等の表示が付された前記
    背面部又は前記正面部の内壁面に設置された前記断熱材
    の土壌に面する側に設けられた前記断熱材保護層が前記
    底面部に対して直角又は前記天井面を広げる方向に傾斜
    していることを特徴とするプランタ−。
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