JP3041674U - リアキャビとトレイシャーシとの嵌合構造 - Google Patents

リアキャビとトレイシャーシとの嵌合構造

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JP3041674U
JP3041674U JP1997001927U JP192797U JP3041674U JP 3041674 U JP3041674 U JP 3041674U JP 1997001927 U JP1997001927 U JP 1997001927U JP 192797 U JP192797 U JP 192797U JP 3041674 U JP3041674 U JP 3041674U
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JP
Japan
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tray chassis
rear cabinet
hole
tray
chassis
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JP1997001927U
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益男 小川
薫 出口
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付け用のねじやトレーホルダー等の別部品
を用いる必要がなく部品点数を削減することができて、
コストダウンを図ることができ、且つリアキャビとトレ
ーシャーシとの嵌合を強固なものとすることができ、し
かも、組み立てが容易にできるリアキャビとトレイシャ
ーシとの嵌合構造を提供する。 【解決手段】 キャビネットのリアキャビ20にトレイ
シャーシ10を嵌合して取り付ける構造において、トレ
イシャーシ10には、下端部に外向きに突出する鍔状部
12を有する差し込み用凸部13が下向きに突設され、
リアキャビ20には、差し込み用凸部13が差し込まれ
る被差し込み用孔部22が形成されており、差し込み用
凸部13を被差し込み用孔部22に差し込んだときに、
トレイシャーシ10の下面と差し込み用凸部13の下端
部の鍔状部12の上面とで、リアキャビ20の被差し込
み用孔部22の孔縁付近を挟み込むように構成してい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、テレビテオ等の電子機器、電気機器におけるキャビネットのリアキ ャビに、ビデオデッキ部やプリント配線基板等の重量物を搭載するためのトレイ シャーシを嵌合して取り付けるようにしたリアキャビとトレイシャーシとの嵌合 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来例のリアキャビとトレイシャーシとの嵌合構造を有するテレビテ オの概略分解斜視図であって、このテレビテオは、記録再生用ビテオデッキと映 像等を写し出すテレビ受信機が一体として作製されており、ビテオテープに映像 を記録したり、ビテオテープに記録された映像を再生するためのビテオデッキ部 310がプリント配線基板300の上に搭載されている。
【0003】 このビテオデッキ部310は、トランスなど他の電子部品に比較すると比較的 重量があり、プリント配線基板300の上に搭載しただけではプリント配線基板 300の強度が不足する。このため、ビテオデッキ部310が搭載されたプリン ト配線基板300は、一旦トレイシャーシ200の上に載置される。 図9(a)(b)は、それぞれトレイシャーシ200の概略裏面図及び概略側 面図であり、図10はリアキャビ160を一部破断した概略背面図である。
【0004】 トレイシャーシ200の裏面には、断面略L字状をしたフック状の差し込み部 220が設けられている。 キャビネット100は、フロントキャビ110とリアキャビ160とから構成 されている。 リアキャビ160の底面には、下方に飛び出た段差部分180が設けられてお り、この段差部分180に、被差し込み部170が背面側に向けて開設されてい る。
【0005】 このように構成されたテレビテオにおける従来のリアキャビ160とトレイシ ャーシ200の嵌合構造は、トレイシャーシ200の差し込み部220を、リア キャビ160に設けられた被差し込み部170に差し込むとともに、リアキャビ 160にビス等によって共締めして固定するようになっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来のリアキャビ160とトレイシャーシ200の嵌合構 造では、トレイシャーシ200の差し込み部220を、リアキャビ160の被差 し込み部170に差し込んだ後で、図示しないねじ等で共締めする必要があるの で、組立て作業が面倒であった。
【0007】 また、差し込み部220の長さが短ければ、地震などによる落下衝撃によって 、差し込み部220が被差し込み部170から外れてしまうというおそれがあっ た。 このような問題を解決するために、図11,図12に示すように、被差し込み 部170に差し込まれる差し込み部220に、差し込み部220より長いトレー ホルダー230を添えて、被差し込み部170に差し込むようにすることによっ て、被差し込み部170から外れることを防ぐようにするようにしたものもある 。
【0008】 ところが、このようにトレーホルダー230を用いると部品点数が多くなり、 コスト高の要因となるという問題があった。 また、図12に示すように、トレーホルダー230の基端部をねじ231でト レイシャーシ200に固定する必要があるために、組立て作業が面倒であった。 本考案は、上記従来の問題を解消し、取付け用のねじやトレーホルダー等の別 部品を用いる必要がなく部品点数を削減することができて、コストダウンを図る ことができ、且つリアキャビとトレイシャーシとの嵌合を強固なものとすること ができ、しかも、組み立てが容易にできるリアキャビとトレイシャーシとの嵌合 構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために提案されたものであって、請求項1の考 案は、テレビテオ等の電子機器、電気機器におけるキャビネットのリアキャビに 、ビデオデッキ部やプリント配線基板等の重量物を搭載するためのトレイシャー シを嵌合して取り付ける構造において、上記トレイシャーシには、下端部に外向 きに突出する鍔状部を有する差し込み用凸部が下向きに突設され、上記リアキャ ビには、上記差し込み用凸部が差し込まれる被差し込み用孔部が形成されており 、上記差し込み用凸部を上記被差し込み用孔部に差し込んだときに、差し込み用 凸部の下端部の鍔状部が、リアキャビの被差し込み用孔部の孔縁付近の下面に当 接して、トレイシャーシの下面と差し込み用凸部の下端部の鍔状部の上面とで、 リアキャビの被差し込み用孔部の孔縁付近を挟み込むように構成したことを特徴 としている。
【0010】 請求項2の考案は、上記トレイシャーシの差し込み用凸部をリアキャビの被差 し込み用孔部に差し込んだときに、差し込み用凸部の基端側外端面が、被差し込 み用孔部の基端側孔縁内端面に当接して抜け止め阻止するように構成したことを 特徴としている。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るリアキャビとトレイシャーシとの嵌合構造の実施の形態に ついて、図を参照しつつ説明する。 図1はリアキャビにトレイシャーシを本考案の嵌合構造によって取り付けると きの状態を示す一部断面した平面図、図2はトレイシャーシの裏面図、図3はト レイシャーシの側面図、図4はトレイシャーシに設けられた差し込み用凸部の部 分斜視図、図5はリアキャビの部分縦断面図、図6はトレイシャーシの差し込み 用凸部をリアキャビの被差し込み用孔部に嵌入するときの状態を示す部分斜視図 、図7はリアキャビにトレイシャーシを嵌合して取り付けた状態を示す部分縦断 面図である。
【0012】 図1に示すように、トレイシャーシ10には、ビデオデッキ部やプリント配線 基板等の重量物を搭載するための各枠部が設けられ、前部の左右に設けられた内 側枠部11,11の下面に、下端部に外向きに突出する鍔状部12を有する差し 込み用凸部13,13(図4,図6参照)がそれぞれ下向きに突設されている。 リアキャビ20には、ガイド用段差部21,21が左右2箇所凹設され、この ガイド用段差部21,21の先端に、トレイシャーシ10の差し込み用凸部13 ,13が差し込まれる被差し込み用孔部22,22(図6参照)が形成されてい る。
【0013】 更に、トレイシャーシ10の差し込み用凸部13の基端側外端面14は、若干 下方へ突出して形成されており、図3,図7に示すように、リアキャビ20の被 差し込み用孔部22に、トレイシャーシ10の差し込み用凸部13を差し込んだ ときに、この基端側外端面14が、被差し込み用孔部22の基端側孔縁内端面2 3に当接するようになっている。
【0014】 トレイシャーシ10とリアキャビ20とは、上記のように構成されているので 、トレイシャーシ10の差し込み用凸部13,13を、ガイド用段差部21,2 1に沿ってリアキャビ20内に入れると、図6に示すように、この差し込み用凸 部13,13は、リアキャビ20の被差し込み用孔部22,22に嵌入される。 嵌入された状態では、トレイシャーシ10の差し込み用凸部13の鍔状部12 が、リアキャビ20の被差し込み用孔部22の孔縁付近の下面に当接して、トレ イシャーシ10の内側枠部11,11の下面と差し込み用凸部13の鍔状部12 の上面とで、リアキャビ20の被差し込み用孔部22の孔縁付近を挟み込むこと となる。
【0015】 このような構造により、リアキャビ20とトレイシャーシ10の当たる部分は 常に平行状態が保たれ、落下テストによって、どの面から落してもリアキャビ2 0とトレイシャーシ10とははずれなかった。 更に、差し込み用凸部13とその鍔状部12は、トレイシャーシ10に一体に 形成されているので、従来必要としていた取付け用のねじやトレーホルダーなど の別部品が不要であり、部品点数を削減することができて、コストダウンを図る ことができる。
【0016】 また、差し込んだ状態では、差し込み用凸部13の基端側外端面14が、被差 し込み用孔部22の基端側孔縁内端面23に当接するので、差し込み用凸部13 は抜け止め阻止されることとなり、差し込み用凸部13の被差し込み用孔部22 への嵌合状態が強固に保持される。 しかも、トレイシャーシ10の差し込み用凸部13をリアキャビ20の被差し 込み用孔部22に嵌入するだけでよいので、組み立てが容易にできる。
【0017】 尚、本考案におけるトレイシャーシ10の形状は、上記した形状のものに限ら ず、本考案は、別形状のトレイシャーシ10にも、適用することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の考案によれば、トレイシャーシの差し込み用 凸部の下端部に外向きに突出する鍔状部を設けたことにより、トレイシャーシの 差し込み用凸部をリアキャビの被差し込み用孔部に差し込んだときに、トレイシ ャーシの下面と差し込み用凸部の下端部の鍔状部の上面とで、リアキャビの被差 し込み用孔部付近を挟み込むので、リアキャビとトレイシャーシの当たる部分は 常に平行状態が保たれ、地震などで落下しても、リアキャビとトレイシャーシと がはずれることがなく、リアキャビとトレーシャーシとの嵌合を強固なものとす ることができる。
【0019】 しかも、差し込み用凸部はトレイシャーシと一体に形成されているので、従来 必要としていた取付け用のねじやトレーホルダーなどの別部品が不要であり、部 品点数を削減することができて、コストダウンを図ることができる。 更に、トレイシャーシの差し込み用凸部を、リアキャビの被差し込み用孔部に 嵌入するだけでよいので、組み立てが容易にできる。
【0020】 請求項2の考案によれば、トレイシャーシの差し込み用凸部の基端側外端面が 、リアキャビの被差し込み用孔部の基端側孔縁内端面に当接するので、差し込み 用凸部は抜け止め阻止されることとなり、差し込み用凸部の被差し込み用孔部へ の嵌合状態を強固に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リアキャビにトレイシャーシを本考案の嵌合構
造によって取り付けるときの状態を示す一部断面した平
面図である。
【図2】トレイシャーシの裏面図である。
【図3】トレイシャーシの側面図である。
【図4】トレイシャーシに設けられた差し込み用凸部の
部分斜視図である。
【図5】リアキャビの部分縦断面図である。
【図6】トレイシャーシの差し込み用凸部をリアキャビ
の被差し込み用孔部に嵌入するときの状態を示す部分斜
視図である。
【図7】リアキャビにトレイシャーシを嵌合して取り付
けた状態を示す部分縦断面図である。
【図8】従来例のリアキャビとトレイシャーシとの嵌合
構造を有するテレビテオの概略分解斜視図である。
【図9】従来例の嵌合構造におけるトレイシャーシを示
し、(a)はトレイシャーシの概略裏面図、(b)はト
レイシャーシの概略側面図である。
【図10】従来例の嵌合構造におけるリアキャビを一部
破断した概略背面図である。
【図11】従来例の他の嵌合構造におけるトレイシャー
シの概略平面図である。
【図12】従来例の他の嵌合構造の嵌合部分の縦断面図
である。
【符号の説明】
10 トレイシャーシ 12 鍔状部 13 差し込み用凸部 14 基端側外端面 20 リアキャビ 22 被差し込み用孔部 23 基端側孔縁内端面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビテオ等の電子機器、電気機器におけ
    るキャビネットのリアキャビに、ビデオデッキ部やプリ
    ント配線基板等の重量物を搭載するためのトレイシャー
    シを嵌合して取り付ける構造において、 上記トレイシャーシには、下端部に外向きに突出する鍔
    状部を有する差し込み用凸部が下向きに突設され、 上記リアキャビには、上記差し込み用凸部が差し込まれ
    る被差し込み用孔部が形成されており、 上記差し込み用凸部を上記被差し込み用孔部に差し込ん
    だときに、差し込み用凸部の下端部の鍔状部が、リアキ
    ャビの被差し込み用孔部の孔縁付近の下面に当接して、
    トレイシャーシの下面と差し込み用凸部の下端部の鍔状
    部の上面とで、リアキャビの被差し込み用孔部の孔縁付
    近を挟み込むように構成したことを特徴とするリアキャ
    ビとトレイシャーシとの嵌合構造。
  2. 【請求項2】上記トレイシャーシの差し込み用凸部をリ
    アキャビの被差し込み用孔部に差し込んだときに、差し
    込み用凸部の基端側外端面が、被差し込み用孔部の基端
    側孔縁内端面に当接して抜け止め阻止するように構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載のリアキャビとトレ
    イシャーシとの嵌合構造。
JP1997001927U 1997-03-21 1997-03-21 リアキャビとトレイシャーシとの嵌合構造 Expired - Lifetime JP3041674U (ja)

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