JP3093149U - 筐体内へのデッキシャーシの固定構造 - Google Patents

筐体内へのデッキシャーシの固定構造

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JP3093149U
JP3093149U JP2002006197U JP2002006197U JP3093149U JP 3093149 U JP3093149 U JP 3093149U JP 2002006197 U JP2002006197 U JP 2002006197U JP 2002006197 U JP2002006197 U JP 2002006197U JP 3093149 U JP3093149 U JP 3093149U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デッキシャーシを筐体内に嵌め入れて固定す
るときにネジを使用せずに固定でき、ネジが不要でコス
トダウンを図れる。 【解決手段】 筐体1内の後端側に底面1aに立設した
両側のリブ3、4に傾斜開口面3a、4aを形成し中央
のリブ5に傾斜開口面5aを形成して筐体内の底面から
嵌め入れ用小突部6a、7bを設けた左右2本のリブ
6、7を立設し筐体の前側に片側から延設した前壁部1
bの先端に段部1eを形成し段部の上面にリブ8を突設
し他の片側から前側橋状片1dを延設して前側橋状片の
先端部分に段部1cを経て脚状部1fを立設し脚状部の
段部の上面に上向きにリブ9を立設しデッキシャーシ2
に後向き水平片10を延設し下面の中央側に左右2本の
リブとの対応箇所に係入穴1gを穿設し前端側に前向き
に筐体1の脚状部1fの段部1eのリブに嵌め入れる穴
部14、15を形成した前向き水平片16を延設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、筐体内にデッキシャーシを取付け固定するようにした筐体内へのデ ッキシャーシの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、記録再生装置の本体を構成する筐体内へデッキシャーシを取付け固定す るには、デッキシャーシの前後の5箇所を筐体にネジ止めして取付け固定してい た。 ところが、ネジを5本必要とするので、部品点数が多くなり、コスト高になる という問題があった。
【0003】 第1の従来技術を図5(a)(b)に示す。キャビネット101は筒状に成型 され、メカシャーシ102には機構(メカ)用部品を搭載しており、基板用ステ イ106をかしめ等の加工により固定されている。基板用ステイ106に各種電 子部品が装着されたメイン基板103をビス等締結部品109を用いて装着し、 後面からも端子板104を装着する。メカシャーシ102をキャビネット101 の前方より挿入し、前面パネル105を装着する。メカシャーシ102には、四 方外周を折曲端部104bを有した端子板104がビス109にて固定される。 メカシャーシ102は外周が折曲げられており、端子板104とをビス締め用タ ップ穴102aが開いている。キャビネット101の後面には端子板104の折 曲部104bと嵌着する後面折曲部101bがキャビネット101の全周に形成 されている(例えば、特許文献1参照)。 ところが、これにおいては、基板用ステイ106に電子部品が装着されたメイ ン基板103をビス109で固定していたので、ビス109を必要とし、部品点 数が多くてコスト高となるという問題があった。
【0004】 第2の従来技術を図6に示す。筐型の装置本体内に金属製で枠形のセットシャ ーシ203を介して光磁気ディスクDに情報を記録再生するメカデッキ部204 を取付ける。セットシャーシ203の後壁部203cには、メカデッキ部204 のメカシャーシ220の折曲部の下端220aを係止するストッパとしての金属 製の軸217を突設してある。この軸217は小径部217aと大径部217b とで段差の付いた円柱状に形成してあり、軸217の基部217cをセットシャ ーシ203に形成された取付孔203fにかしめ固定してある。そして、1つの 軸217の小径部217aの外周面でメカシャーシ220の折曲部の下端220 aのB方向(下方向)の動きは受け止められ、大径部217bの正面でメカシャ ーシ220の折曲部の下端220aのA方向(後方向)の動きは受け止められる ものである(例えば、特許文献2参照)。 ところが、これにおいては、軸217をセットシャーシ203の取付孔203 fに嵌め入れた後でかしめ固定しているので、かしめる作業を必要として、これ が面倒であるという問題があった。
【0005】 第3の従来技術を図7(a)(b)、図8に示す。記録又は再生装置は、枠体 状のキャビネット302上に蓋体304の基端部を回動自在に設け、キャビネッ ト302にはダンパ307を介してメカニズムデッキ305が装着され、蓋体3 04の開き状態にて、蓋体304とキャビネット302との間には、蓋体304 の自由端部側からメカニズムデッキ305が挿入される空間が形成されている。 キャビネット302上にて蓋体304の自由端部側には、メカニズムデッキ30 5の挿入移行路上に配備されてキャビネット302に着脱自在に設けられ、キャ ビネット302から取り外された状態にてメカニズムデッキ305の挿入を許す 覆い部材320が設けられている。蓋体304には、メカニズムデッキ305が 挿入される際に、蓋体304とメカニズムデッキ305の当接を防ぐ逃げ孔34 0が開設されているものである(例えば、特許文献3参照)。 ところが、図8に示すように、ダンパ307の下側からシャフト308にネジ 381で止めていたので、ネジ381を必要としていた。
【0006】 第4の従来技術を図9に示す。ビデオデッキ402を取付ける底板403及び 背板404の全体、又は一部をシールド効果のある金属板で構成し、そして底板 403の一部を打抜き・曲げ成形してフックを起立し、ビデオデッキ402のシ ャーシ405に形成した切欠きにフックを係止しているものである(例えば、特 許文献4参照)。 ところが、これにおいては、ビデオデッキを底板403に取り付けるためにネ ジ止めしているので、ねじを必要としていた。
【0007】
【特許文献1】 特開平6−208783号公報
【特許文献2】 特開平8−273339号公報
【特許文献3】 特開2001−101750号公報
【特許文献4】 特開2001−351372号公報
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、デッキシャーシを筐体内に嵌め入れて固定するときにネジを使用せ ずに固定でき、ネジが不要でコストダウンを図れることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項1に記 載の考案は、上部が開放された筐体内へデッキシャーシが配置されるようにした 筐体内へのデッキシャーシの固定構造において、前記筐体内の後端側に底面から 立設された3本のリブの内、両側のリブには内向きで且つ上向きの傾斜開口面が 形成され、中央のリブには前向きで且つ上向きの傾斜開口面が形成されていて、 更に、前記筐体内の底面から上部に嵌め入れ用小突部が設けられた少なくとも左 右2本のリブが立設され、筐体の前側には片側から適宜位置まで延設された前壁 部の先端に段部が形成されていて、この段部の上面に上向きにリブが突設され、 他の片側から前側橋状片が延設されてこの前側橋状片の先端部分に段部を経て下 面に一体となる脚状部が立設されていて、この脚状部の段部の上面に上向きにリ ブが立設されており、前記デッキシャーシには、後向きに水平片が延設され、更 にその下面の中央側に前記少なくとも左右2本のリブとの対応箇所に中央側の係 入穴が穿設され、その前端側に前向きに延設され前記筐体の脚状部の段部のリブ に対応する箇所に嵌め入れ用穴部が形成された前向き水平片が延設されていて、 前記筐体内に前記デッキシャーシが配置されるときに、前記筐体の後端側の3本 のリブの各上向き傾斜開口面に沿って前記デッキシャーシの後向き水平片が斜め 上側から嵌め込まれ、更に前記デッキシャーシの前側を筐体内に納める際に、前 記デッキシャーシの係入穴に前記筐体の底面の少なくとも左右2本のリブの嵌め 入れ用小突起部が係入されるとともに、前記デッキシャーシの前向き水平片の嵌 め入れ用穴部に前記筐体の前壁部の段部のリブ及び前記脚状部の段部の上面の上 向きリブが嵌め入れられることによって、前記デッキシャーシが前記筐体内に固 定されるように構成したことを特徴としている。
【0010】 請求項2に記載の考案は、上部が開放された筐体内へデッキシャーシが配置さ れるようにした筐体内へのデッキシャーシの固定構造において、前記筐体内の後 端側に底面から立設された複数本のリブの内、両側のリブには内向きで且つ上向 きの傾斜開口面が形成され、中央側のリブには前向きで且つ上向きの傾斜開口面 が形成されていて、更に、前記筐体内の底面から上部に嵌め入れ用小突部が設け られた複数本の左右2本のリブが立設され、筐体の前側には片側から適宜位置ま で延設された前壁部の先端の上面に上向きにリブが突設され、他の片側から適宜 位置まで延設された前壁部の先端部分上面に上向きにリブが突設されており、前 記デッキシャーシには、後向きに水平片が延設され、更にその下面に前記複数本 の中央側のリブとの対応箇所に中央側の複数本の係入穴が穿設され、その前端側 に前向きに延設され前記筐体の各壁部のリブに対応する箇所に嵌め入れ用穴部が 形成された前向き水平片が延設されていて、前記筐体内に前記デッキシャーシが 配置されるときに、前記筐体の後端側の複数本のリブの各上向き傾斜開口面に沿 って前記デッキシャーシの後向き水平片が斜め上側から嵌め込まれ、更に前記デ ッキシャーシの前側を筐体内に納める際に、前記デッキの複数の係入穴に前記筐 体の底面の中央側の複数のリブの嵌め入れ用小突起部が係入されるとともに、前 記デッキシャーシの前向き水平片の嵌め入れ用穴部に前記筐体の各前壁部の上面 の上向きリブが嵌め入れられることによって、前記デッキシャーシが前記筐体内 に固定されるように構成したことを特徴としている。
【0011】 請求項3に記載の考案は、前記筐体内に前記デッキシャーシが配置された後に 、フロントキャビネットが前側から取り付けられるように構成され、前記フロン トキャビネットには、下片の先端に前記筐体の下面に形成された係入穴に係入さ れる係止爪が設けられ、その下片の上側に所定間隔を隔てて前記筐体の底板の前 端に形成された段状凹部に嵌め入れられる水平突出片が設けられ、この水平突出 片の上面における前記段状凹部内に前記デッキシャーシの前端下部に下向きに突 設された凸部分が嵌め入れられるように構成していることを特徴としている。
【0012】 請求項4に記載の考案は、前記フロントキャビネットの上片の下側に適宜間隔 を隔てて上向きに受け片が設けられた受け板が水平向きに延設され、このフロン トキャビネットの上片と前記受け板との間に天板が嵌め入れられるように構成さ れたことを特徴としている。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る筐体内へのデッキシャーシの固定構造の実施の形態につい て、図を参照しつつ説明する。 図1は本考案の第1実施形態の筐体内へのデッキシャーシの固定構造における 筐体の斜視図、図2は同固定構造の内部構造を示す側面図である。 この第1実施形態の筐体内へのデッキシャーシの固定構造は、図1、図2に示 すように、記録再生装置における上部が開放された筐体1内へデッキシャーシ2 が配置されるようにしたもので、筐体1内の後端側に底面1aから立設された3 本のリブ3、4、5の内、両側のリブ3、4には内向きで且つ上向きの傾斜開口 面3a、4aが形成され、中央のリブ5には前向きで且つ上向きの傾斜開口面5 aが形成されている。
【0014】 更に、筐体1内の底面1aから上部に嵌め入れ用小突部6a、7aが設けられ た左右2本のリブ6、7が立設され、筐体1の前側には片側から適宜位置まで延 設された前壁部1bの先端に段部1cが形成されていて、この段部1cの上面に 上向きにリブ8が突設され、他の片側から前側橋状片1dが延設されてこの前側 橋状片1dの先端部分に段部1eを経て下面に一体となる脚状部1fが立設され ていて、この脚状部1fの段部1eの上面に上向きにリブ9が立設されている。 一方、デッキシャーシ2には、後向きに水平片10が延設され、更にその下面 の中央側に左右2本のリブ11、12との対応箇所に中央側の係入穴10a、1 0bが穿設され、その前端側に前向きに延設され筐体1の前壁部1bの段部1c のリブ8と脚状部1fの段部1eのリブ9に対応する箇所に嵌め入れ用穴部14 、15が形成された前向き水平片16が延設されている。
【0015】 そして、筐体1内にデッキシャーシ2が配置するときに、筐体1の後端側の3 本のリブ3、4、5の各上向き傾斜開口面3a、4a、5aに沿ってデッキシャ ーシ2の後向き水平片10を斜め上側から嵌め込み、更にデッキシャーシ2の前 側を筐体1内に納める際に、デッキシャーシ2の係入穴10a、10bに筐体1 の底面1aの左右2本のリブ6、7の嵌め入れ用小突起部6a、7aを係入する とともに、デッキシャーシ2の前向き水平片16の嵌め入れ用穴部14、15に 筐体1の前壁部1bの段部1cのリブ8及び脚状部15の段部1eの上面の上向 きリブ9を嵌め入れることによって、デッキシャーシ2を筐体1内に固定するよ うにしている。 また、図2に示すように、筐体1内へデッキシャーシ2が固定されてからフロ ントキャビネット17が前側から取り付けられ、このフロントキャビネット17 の上部の突出片18の貫通孔18bに、デッキシャーシ2の前向き水平片16の 嵌め入れ用穴部14、15に嵌め入れられた筐体1のリブ8と上向きリブ9の上 端が嵌め入れられるようになっている。
【0016】 したがって、この第1実施形態によれば、デッキシャーシ2を筐体1内に嵌め 入れて固定するときにネジを使用せずに固定でき、ネジが不要でコストダウンを 図れる。 また、筐体1内にデッキシャーシ2が配置するときに、筐体1の後端側の3本 のリブ3、4、5の各上向き傾斜開口面3a、4a、5aに沿ってデッキシャー シ2の後向き水平片10を斜め上側から嵌め込むようにしてあるので、デッキシ ャーシ2の後向き水平片10を筐体21の後端側の3本のリブ3、4、5にスム ーズに嵌め込むことができて、デッキシャーシ2を筐体1内に嵌め込み易い。
【0017】 図3は第2実施形態の筐体内へのデッキシャーシの要部を示す部分拡大断面図 である。 この第2実施形態の筐体内へのデッキシャーシの固定構造は、図3に示すよう に、筐体1内にデッキシャーシ2が配置された後に、前側から取り付けられたフ ロントキャビネット17には、下片19の先端に筐体1の下面に形成された係入 穴1gに係入される係止爪19aが設けられ、その下片19の上側に所定間隔を 隔てて筐体1の底板1aの前端に形成された段状凹部1iに嵌め入れられる水平 突出片20が設けられ、この水平突出片20の上面における段状凹部1i内にデ ッキシャーシ2の前端下部に下向きに突設された凸部分21が嵌め入れられるよ うになっている。
【0018】 したがって、この第2実施形態によれば、フロントキャビネット17を外れる ことなく確実に筐体1に固定することができ、また、デッキシャーシ2の前端下 部の凸部分21が筐体1の底板1aの前端の段状凹部1iにデッキシャーシ2の 前端下部の下向き凸部分21が嵌め入れられるので、このデッキシャーシ2が擦 れることを阻止できて、デッキシャーシ2を筐体1内に安定した状態で固定する ことができる。
【0019】 図4は第3実施形態の筐体内へのデッキシャーシの要部を示す部分断面図であ る。 この第3実施形態の筐体内へのデッキシャーシの固定構造は、図4(a)(b )に示すように、フロントキャビネット17の上片22の下側に適宜間隔を隔て て上向きに受け片23aが設けられた複数の受け板23が水平向きに延設され、 このフロントキャビネット17の上片22と受け板23aとの間に天板24が嵌 め入れられるようにうなっていて、デッキシャーシ2が内部に固定された筐体1 の上部を天板24で覆うようにしている。 したがって、筐体1の上部が天板24で覆われるので、筐体1内のデッキシャ ーシ2が上向きに飛び出すことがなくて、デッキシャーシ2を筐体1内により一 層安定した状態で固定することができる。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の考案は、上部が開放された筐体内へデ ッキシャーシが配置されるようにした筐体内へのデッキシャーシの固定構造にお いて、筐体内の後端側に底面から立設された3本のリブの内、両側のリブには内 向きで且つ上向きの傾斜開口面が形成され、中央のリブには前向きで且つ上向き の傾斜開口面が形成されていて、更に、筐体内の底面から上部に嵌め入れ用小突 部が設けられた少なくとも左右2本のリブが立設され、筐体の前側には片側から 適宜位置まで延設された前壁部の先端に段部が形成されていて、この段部の上面 に上向きにリブが突設され、他の片側から前側橋状片が延設されてこの前側橋状 片の先端部分に段部を経て下面に一体となる脚状部が立設されていて、この脚状 部の段部の上面に上向きにリブが立設されており、デッキシャーシには、後向き に水平片が延設され、更にその下面の中央側に前記少なくとも左右2本のリブと の対応箇所に中央側の係入穴が穿設され、その前端側に前向きに延設され筐体の 脚状部の段部のリブに対応する箇所に嵌め入れ用穴部が形成された前向き水平片 が延設されていて、筐体内にデッキシャーシが配置されるときに、筐体の後端側 の3本のリブの各上向き傾斜開口面に沿ってデッキシャーシの後向き水平片が斜 め上側から嵌め込まれ、更にデッキシャーシの前側を筐体内に納める際に、デッ キシャーシの係入穴に筐体の底面の少なくとも左右2本のリブの嵌め入れ用小突 起部が係入されるとともに、デッキシャーシの前向き水平片の嵌め入れ用穴部に 筐体の前壁部の段部のリブ及び脚状部の段部の上面の上向きリブが嵌め入れられ ることによって、デッキシャーシが筐体内に固定されるように構成したので、以 下に述べる効果を奏する。
【0021】 即ち、デッキシャーシを筐体1内に嵌め入れて固定するときにネジを使用せず に固定でき、ネジが不要でコストダウンを図れる。 また、筐体内にデッキシャーシが配置するときに、筐体の後端側の3本のリブ の各上向き傾斜開口面に沿ってデッキシャーシの後向き水平片を斜め上側から嵌 め込むようにしてあるので、デッキシャーシの後向き水平片を筐体の後端側の3 本のリブにスムーズに嵌め込むことができて、デッキシャーシを筐体内に嵌め込 み易い。
【0022】 請求項2に記載の考案は、上部が開放された筐体内へデッキシャーシが配置さ れるようにした筐体内へのデッキシャーシの固定構造において、筐体内の後端側 に底面から立設された複数本のリブの内、両側のリブには内向きで且つ上向きの 傾斜開口面が形成され、中央側のリブには前向きで且つ上向きの傾斜開口面が形 成されていて、更に、筐体内の底面から上部に嵌め入れ用小突部が設けられた複 数本の左右2本のリブが立設され、筐体の前側には片側から適宜位置まで延設さ れた前壁部の先端の上面に上向きにリブが突設され、他の片側から適宜位置まで 延設された前壁部の先端部分上面に上向きにリブが突設されており、デッキシャ ーシには、後向きに水平片が延設され、更にその下面に複数本の中央側のリブと の対応箇所に中央側の複数本の係入穴が穿設され、その前端側に前向きに延設さ れ筐体の各壁部のリブに対応する箇所に嵌め入れ用穴部が形成された前向き水平 片が延設されていて、筐体内にデッキシャーシが配置されるときに、筐体の後端 側の複数本のリブの各上向き傾斜開口面に沿ってデッキシャーシの後向き水平片 が斜め上側から嵌め込まれ、更にデッキシャーシの前側を筐体内に納める際に、 デッキの複数の係入穴に筐体の底面の中央側の複数のリブの嵌め入れ用小突起部 が係入されるとともに、デッキシャーシの前向き水平片の嵌め入れ用穴部に筐体 の各前壁部の上面の上向きリブが嵌め入れられることによって、デッキシャーシ が筐体内に固定されるように構成したので、以下に述べる効果を奏する。
【0023】 即ち、デッキシャーシを筐体内に嵌め入れて固定するときにネジを使用せずに 固定でき、ネジが不要でコストダウンを図れる。 また、筐体内にデッキシャーシが配置するときに、筐体の後端側の複数本のリ ブの各上向き傾斜開口面に沿ってデッキシャーシの後向き水平片を斜め上側から 嵌め込むようにしてあるので、デッキシャーシの後向き水平片を筐体の後端側の 複数本のリブにスムーズに嵌め込むことができて、デッキシャーシを筐体内に嵌 め込み易い。
【0024】 請求項3に記載の考案は、筐体内にデッキシャーシが配置された後に、フロン トキャビネットが前側から取り付けられるように構成され、フロントキャビネッ トには、下片の先端に筐体の下面に形成された係入穴に係入される係止爪が設け られ、その下片の上側に所定間隔を隔てて筐体の底板の前端に形成された段状凹 部に嵌め入れられる水平突出片が設けられ、この水平突出片の上面における段状 凹部内にデッキシャーシの前端下部に下向きに突設された凸部分が嵌め入れられ るように構成しているので、フロントキャビネット17を外れることなく確実に 筐体1に固定することができ、また、デッキシャーシの前端下部の凸部分が筐体 の底板の前端の段状凹部にデッキシャーシの前端下部の下向き凸部分が嵌め入れ られるので、このデッキシャーシが擦れることを阻止できて、デッキシャーシを 筐体内に安定した状態で固定することができる。
【0025】 請求項4に記載の考案は、フロントキャビネットの上片の下側に適宜間隔を隔 てて上向きに受け片が設けられた受け板が水平向きに延設され、このフロントキ ャビネットの上片と受け板との間に天板が嵌め入れられるように構成されたので 、筐体の上部が天板で覆われるので、筐体内のデッキシャーシが上向きに飛び出 すことがなくて、デッキシャーシを筐体内により一層安定した状態で固定するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の筐体内へのデッキシャーシの固
定構造における筐体の斜視図である。
【図2】同固定構造の内部構造を示す側面図である。
【図3】第2実施形態の筐体内へのデッキシャーシの要
部を示す部分拡大断面図である。
【図4】第3実施形態の筐体内へのデッキシャーシの要
部を示す部分断面図である。
【図5】従来の磁気記録再生装置を示し、(a)はその
斜視図、(b)はその縦断面図である。
【図6】従来の記録再生装置におけるセットシャーシに
対して浮くように支持されたメカデッキ部の構成を示す
縦断面図である。
【図7】従来の信号の記録再生装置を示し、(a)はそ
のキャビネット、蓋体、メカニズムデッキの分解斜視
図、(b)(c)はその蓋体とキャビネット間へのメカ
ニズムデッキの挿入状態を示す側面図である。
【図8】同装置のダンパトシャフトの正面断面図であ
る。
【図9】従来の磁気記録装置のキャビネット構造におけ
るボトムフレームとビデオデッキの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体 1a 底面 1b 前壁部 1c 段部 1d 前側橋状片 1e 段部 1f 脚状部 1g 係入穴 1i 段状凹部 2 デッキシャーシ リブ 3a、4a、5a 傾斜開口面 リブ 6a、7a 嵌め入れ用小突部 8 リブ 9 リブ 10 後向きの水平片 10a、10b 係入穴 11、12 リブ 14、15 嵌め入れ用穴部 16 前向き水平片 17 フロントキャビネット 18 上部の突出片 18b 貫通孔 19 下片 19a 係止爪 20 水平突出片 21 凸部分 22 上片 23 受け板 23a 受け片 24 天板

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開放された筐体内へデッキシャー
    シが配置されるようにした筐体内へのデッキシャーシの
    固定構造において、前記筐体内の後端側に底面から立設
    された3本のリブの内、両側のリブには内向きで且つ上
    向きの傾斜開口面が形成され、中央のリブには前向きで
    且つ上向きの傾斜開口面が形成されていて、更に、前記
    筐体内の底面から上部に嵌め入れ用小突部が設けられた
    少なくとも左右2本のリブが立設され、筐体の前側には
    片側から適宜位置まで延設された前壁部の先端に段部が
    形成されていて、この段部の上面に上向きにリブが突設
    され、他の片側から前側橋状片が延設されてこの前側橋
    状片の先端部分に段部を経て下面に一体となる脚状部が
    立設されていて、この脚状部の段部の上面に上向きにリ
    ブが立設されており、前記デッキシャーシには、後向き
    に水平片が延設され、更にその下面の中央側に前記少な
    くとも左右2本のリブとの対応箇所に中央側の係入穴が
    穿設され、その前端側に前向きに延設され前記筐体の脚
    状部の段部のリブに対応する箇所に嵌め入れ用穴部が形
    成された前向き水平片が延設されていて、前記筐体内に
    前記デッキシャーシが配置されるときに、前記筐体の後
    端側の3本のリブの各上向き傾斜開口面に沿って前記デ
    ッキシャーシの後向き水平片が斜め上側から嵌め込ま
    れ、更に前記デッキシャーシの前側を筐体内に納める際
    に、前記デッキシャーシの係入穴に前記筐体の底面の少
    なくとも左右2本のリブの嵌め入れ用小突起部が係入さ
    れるとともに、前記デッキシャーシの前向き水平片の嵌
    め入れ用穴部に前記筐体の前壁部の段部のリブ及び前記
    脚状部の段部の上面の上向きリブが嵌め入れられること
    によって、前記デッキシャーシが前記筐体内に固定され
    るように構成したことを特徴とする筐体内へのデッキシ
    ャーシの固定構造。
  2. 【請求項2】 上部が開放された筐体内へデッキシャー
    シが配置されるようにした筐体内へのデッキシャーシの
    固定構造において、前記筐体内の後端側に底面から立設
    された複数本のリブの内、両側のリブには内向きで且つ
    上向きの傾斜開口面が形成され、中央側のリブには前向
    きで且つ上向きの傾斜開口面が形成されていて、更に、
    前記筐体内の底面から上部に嵌め入れ用小突部が設けら
    れた複数本の左右2本のリブが立設され、筐体の前側に
    は片側から適宜位置まで延設された前壁部の先端の上面
    に上向きにリブが突設され、他の片側から適宜位置まで
    延設された前壁部の先端部分上面に上向きにリブが突設
    されており、前記デッキシャーシには、後向きに水平片
    が延設され、更にその下面に前記複数本の中央側のリブ
    との対応箇所に中央側の複数本の係入穴が穿設され、そ
    の前端側に前向きに延設され前記筐体の各壁部のリブに
    対応する箇所に嵌め入れ用穴部が形成された前向き水平
    片が延設されていて、前記筐体内に前記デッキシャーシ
    が配置されるときに、前記筐体の後端側の複数本のリブ
    の各上向き傾斜開口面に沿って前記デッキシャーシの後
    向き水平片が斜め上側から嵌め込まれ、更に前記デッキ
    シャーシの前側を筐体内に納める際に、前記デッキの複
    数の係入穴に前記筐体の底面の中央側の複数のリブの嵌
    め入れ用小突起部が係入されるとともに、前記デッキシ
    ャーシの前向き水平片の嵌め入れ用穴部に前記筐体の各
    前壁部の上面の上向きリブが嵌め入れられることによっ
    て、前記デッキシャーシが前記筐体内に固定されるよう
    に構成したことを特徴とする筐体内へのデッキシャーシ
    の固定構造。
  3. 【請求項3】 前記筐体内に前記デッキシャーシが配置
    された後に、フロントキャビネットが前側から取り付け
    られるように構成され、前記フロントキャビネットに
    は、下片の先端に前記筐体の下面に形成された係入穴に
    係入される係止爪が設けられ、その下片の上側に所定間
    隔を隔てて前記筐体の底板の前端に形成された段状凹部
    に嵌め入れられる水平突出片が設けられ、この水平突出
    片の上面における前記段状凹部内に前記デッキシャーシ
    の前端下部に下向きに突設された凸部分が嵌め入れられ
    るように構成していることを特徴とする請求項2に記載
    の筐体内へのデッキシャーシの固定構造。
  4. 【請求項4】 前記フロントキャビネットの上片の下側
    に適宜間隔を隔てて上向きに受け片が設けられた受け板
    が水平向きに延設され、このフロントキャビネットの上
    片と前記受け板との間に天板が嵌め入れられるように構
    成されたことを特徴とする請求項2に記載の筐体内への
    デッキシャーシの固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017208825A1 (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 株式会社 東芝 Hddユニット及び電子機器

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