JP3041501U - 支柱カバ− - Google Patents

支柱カバ−

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JP3041501U
JP3041501U JP1997002307U JP230797U JP3041501U JP 3041501 U JP3041501 U JP 3041501U JP 1997002307 U JP1997002307 U JP 1997002307U JP 230797 U JP230797 U JP 230797U JP 3041501 U JP3041501 U JP 3041501U
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fitting
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JP1997002307U
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English (en)
Inventor
英夫 鳳
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タカラ産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支柱の基部に支柱カバーを後付けによって取
付け施工することができ、支柱カバーをワンタッチで被
覆施工することを可能とする。 【構成】 支柱aの基部に外挿装着する円錐台形状の部
材を縦に半截した一対の半円錐台形状の雄部材1と雌部
材2を一対の部材として、両対向する端部に内嵌合縁6
と外嵌合縁13を構成する。両嵌合縁6,13には、矩
形状嵌合孔7と挿入突子14、また係合突子8と非貫通
係合孔15とからなる係合及び嵌合構造を構成して両部
材1,2が上下方向と径方向の解離を阻止するワンタッ
チ組み付け構造になっていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は支柱カバーの改良技術に係り、殊に傾斜したパラペット面に立設した 円形支柱の基部を後付け、且つワンタッチで覆うことができる支柱カバーに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、手摺支柱などパラペットに立設した支柱の継部構造等が構成される 基部を覆う部材として支柱カバーが知られている。而してこの種の支柱カバーは 、一般に単品の円環状かまたは一対の半円環状を呈する構造になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、前者の円環状になる支柱カバーは、支柱を立て込む前に予め該支柱 に外挿準備しておかなければならず、外挿忘れや外挿向きの間違い等が支柱の立 て込み後に発覚すると、工事のやり直しを余儀なくされるといった問題を有して いた。
【0004】 また後者の、一対の半円環状部材を組み合わせて支柱基部に取り付ける構造で は、該半円環状部材を支柱に固着する手段が必要となるため、一般に部材の外側 からビスによって支柱に締結する構造が外部に現れて意匠性を損なうだけでなく 、該ビスを例えばアルミニウム製の支柱に螺合することによって生じる、異種金 属接触に伴う電蝕が発生する問題を有していた。
【0005】 本考案は上記問題に鑑みてなされたものであり、支柱カバーの改良技術に係り 、殊に傾斜したパラペット面に立設した円形支柱の基部に支柱カバーを後付けに よって取り付けるに際して、該支柱カバーをワンタッチで被覆施工することがで きると共に、外面にビス等の構造が現れない構造になる新規構造の支柱カバーを 提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る支柱カバーは、半硬質または硬質合成樹脂の成形体によって構成 され、緩い角度を持った円錐台状半筒側壁3の上縁と下縁に、円柱状外径を有す る支柱aに対して径方向から当接可能になる半円弧状上壁4及び半円弧状底壁5 を突設した雄部材1と、半硬質または硬質合成樹脂の成形体によって構成され、 緩い角度を持った円錐台状半筒側壁10の上縁と下縁に、円柱状外径を有する支 柱aに対して径方向から当接可能になる半円弧状上壁11及び半円弧状底壁12 を突設した雄部材2とからなり、上記雌雄一対の部材1,2の対向する端縁にそ れぞれ相互に嵌合する内嵌合縁6または外嵌合縁13からなる嵌合構造を構成す ると共に、該嵌合構造に穿設した矩形状嵌合孔7に挿入突子14を両雌雄部材1 ,2の分割面と平行な横向きに挿入してなり上下方向及び雌雄両部材1,2が解 離する径方向に係合する少なくとも一対の係合手段と、前記嵌合構造に突設した 係合突子8と嵌合する非貫通係合孔15とからなり雌雄両部材1,2が解離する 径方向に係合する少なくとも一対の嵌合手段とを構成してなり、上記雌雄部材1 ,2が嵌合構造を介してワンタッチで組み付けられる構造にしたことを要旨とす るものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る支柱カバーの好ましい実施の形態について、図面に従って 説明する。 図1は支柱カバーの一対の部材を分解した斜視図、図2は雄部材の構造を示す ものであり、(a)は嵌合面を表した正面図、(b)は同平面図、(c)は同底 面図、(d)は一部切欠した左側面図である。また図3は雌部材の構造を示すも のであり、(a)は嵌合面を表した正面図、(b)は同平面図、(c)は同底面 図、(d)は正面図(a)のA−A線断面図である。
【0008】 本考案の支柱カバーは、組み合わせて使用する一対の雄部材1と雌部材2とか らなるもので、両部材は半硬質または硬質合成樹脂の成形体によって構成される 。雄部材1は、緩い角度を持った円錐台状半筒側壁3の上縁に該支柱カバーを被 着する支柱aの外径と略同径の内径を有する半円弧状上壁4、また下縁に同じく 支柱aの外径と略同径の内径を有する半円弧状底壁5を突設してなる。
【0009】 符号6は上記円錐台状半筒側壁3、半円弧状上壁4、及び半円弧状底壁5の各 端縁に、各壁厚の内壁に連続し略半壁厚の肉厚をもって帯状に突設した内嵌合縁 である。該内嵌合縁6の円錐台状半筒壁3相当部位の両下端近傍には、それぞれ 矩形状嵌合孔7,7を穿設すると共に、また半円弧状上壁4相当部位の両端には 、それぞれ上向きに突出した係合突子8,8を半円弧状上壁4の壁厚を越えない 高さ位置で突設してなる。
【0010】 また、上記半円弧状底壁5の側面からみた底面レベルBLは、支柱aを立設し ようとするパラペットbの傾斜角度αと略同角度になる小さい有角度の傾斜(図 2(d)参照)が付けられると共に、円錐台状半筒壁3の背面位置下端に切欠状 の水抜き長孔9を穿設してなる。
【0011】 上記雌部材2は、緩い角度を持った円錐台状半筒側壁10の上縁に該支柱カバ ーを被着する支柱aの外径と略同径の内径を有する半円弧状上壁11、また下縁 に同じく支柱aの外径と略同径の内径を有する半円弧状底壁12を突設してなる 。
【0012】 符号13は上記円錐台状半筒側壁10、半円弧状上壁11、及び半円弧状底壁 12の各端縁に、各壁厚の外壁に連続し略半壁厚の肉厚をもって帯状に突設した 外嵌合縁である。該外嵌合縁13の円錐台状半筒壁10相当部位の両下端近傍、 即ち上記矩形状嵌合孔7,7と対応する位置には、それぞれ該矩形状嵌合孔7, 7に挿入する挿入突子14,14を内径方向に突設してなる。
【0013】 また外嵌合縁13の半円弧状上壁11相当部位の両端には、それぞれ該下面側 から上記係合突子8,8を嵌入する非貫通係合孔15,15を穿設してなる。 更に、上記半円弧状底壁12の側面からみた底面レベルBLは、前記雄部材1 と同様に、支柱aを立設しようとするパラペットbの傾斜角度αと略同角度にな る小さい有角度の傾斜(図3(d)参照)が付けられる。
【0014】 上記構成になる支柱カバーは、図4に示すように、例えば傾斜したパラペット bの上面に立設した円筒断面の支柱aの基部に取り付けられる。 (1) 図4(a)は、上面に支柱aを立設してなる傾斜した(傾斜角度α)パ ラペットbの断面を示すものである。
【0015】 (2) 先ず、雄部材1を支柱aの基部に位置して、半円弧状上壁4の内径と半 円弧状底壁5の内径をその外周に当接し、パラペットbの傾斜αに合わせてセッ トする。その状態で支柱aを介して雌部材2を上方位置に対向し、半円弧状上壁 11の内径と半円弧状底壁12の内径をその外周に当接せしめ、次に該雌部材2 を摺動降下させ(矢印B)て外嵌合縁13を雄部材1の内嵌合縁6に被せるよう に滑り込ませる。(図4(b)参照)
【0016】 (3) 上記組付操作によって図4(c)に示すようになると、雌部材2の外嵌 合縁13に突設した両挿入突子14,14はそれぞれ雄部材1の内嵌合縁6,6 に嵌入し、嵌入後は雌部材2の反矢印B方向への戻りと矢印C方向への解離を阻 止する。また、同時に雌部材2の外嵌合縁13に穿設した両非貫通係合孔15, 15が、それぞれ雄部材1に立設した係合突子8,8と嵌合し、雌部材2の矢印 C方向への解離を阻止し、雄部材1と雌部材2は完全に合体して組付を完了し、 組み付けた後は上記嵌合係止構造によって容易に外れることはない。
【0017】 上記込み付けによって構成される支柱カバーは、底面がパラペットbの傾斜α に見合う角度で僅かに傾斜した略円錐台形状を呈しており、支柱aの基部に確実 に取り付けられる。尚、上記構造によって万一雄部材1と雌部材2の嵌合部また は両部材1,2と支柱aの間隙から雨水が進入した場合は、雄部材1に構成した 水抜き長孔9から排出する。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案に係る支柱カバーは、支柱の基部に外挿装着する円 錐台形状の部材を縦に半截した一対の半円錐台形状の一対の部材として、該両対 向する端部に嵌合縁からなる雌雄の嵌合構造を構成すると共に、嵌合後は縦方向 と横方向に移動または解離を阻止する係合構造を該嵌合構造に構成したものであ る。
【0019】 従って、支柱の立て込み後に支柱カバーを取り付けることができるため、該支 柱カバーの取付け忘れや逆向きの取付などの問題を解消することができると共に 、ワンタッチでの取付施工が可能となる等の特徴を有するものであり、本考案実 施後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一実施例を示す支柱カバーの一対
の部材を分解した斜視図である。
【図2】同雄部材の構造を示すものであり、(a)は嵌
合面を表した正面図、(b)は同平面図、(c)は同底
面図、(d)は一部切欠した左側面図である。
【図3】同雌部材の構造を示すものであり、(a)は嵌
合面を表した正面図、(b)は同平面図、(c)は同底
面図、(d)は正面図(a)のA−A線断面図である。
【図4】(a),(b),(c)及び(d)は、同支柱
カバーの組付施工の手順を示す説明図である。
【符号の説明】
1 雄部材 2 雌部材 3 円錐台状半筒側壁 4 半円弧状上壁 5 半円弧状底壁 6 内嵌合縁 7 矩形状嵌合孔 8 係合突子 9 水抜き長孔 10 円錐台状半筒側壁 11 半円弧状上壁 12 半円弧状底壁 13 外嵌合縁 14 挿入突子 15 非貫通係合孔 a 支柱 b パラペット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半硬質または硬質合成樹脂の成形体によ
    って構成され、緩い角度を持った円錐台状半筒側壁3の
    上縁と下縁に、円柱状外径を有する支柱aに対して径方
    向から当接可能になる半円弧状上壁4及び半円弧状底壁
    5を突設した雄部材1と、 半硬質または硬質合成樹脂の成形体によって構成され、
    緩い角度を持った円錐台状半筒側壁10の上縁と下縁
    に、円柱状外径を有する支柱aに対して径方向から当接
    可能になる半円弧状上壁11及び半円弧状底壁12を突
    設した雄部材2とからなり、 前記雌雄一対の部材1,2の対向する端縁にそれぞれ相
    互に嵌合する内嵌合縁6または外嵌合縁13からなる嵌
    合構造を構成すると共に、該嵌合構造に穿設した矩形状
    嵌合孔7に挿入突子14を両雌雄部材1,2の分割面と
    平行な横向きに挿入してなり上下方向及び雌雄両部材
    1,2が解離する径方向に係合する少なくとも一対の係
    合手段と、前記嵌合構造に突設した係合突子8と嵌合す
    る非貫通係合孔15とからなり雌雄両部材1,2が解離
    する径方向に係合する少なくとも一対の嵌合手段とを構
    成してなり、 前記雌雄部材1,2が嵌合構造を介してワンタッチで組
    み付けられる構造にしたことを特徴とする支柱カバー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3498917B2 (ja) 2001-08-07 2004-02-23 株式会社山口安製作所 手摺り受けブラケットの取付方角調整装置
KR101381351B1 (ko) 2013-10-11 2014-04-04 이애희 방호용 휀스

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3498917B2 (ja) 2001-08-07 2004-02-23 株式会社山口安製作所 手摺り受けブラケットの取付方角調整装置
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