JP3040884U - 停止レバー付きステー装置 - Google Patents

停止レバー付きステー装置

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JP3040884U
JP3040884U JP1997001540U JP154097U JP3040884U JP 3040884 U JP3040884 U JP 3040884U JP 1997001540 U JP1997001540 U JP 1997001540U JP 154097 U JP154097 U JP 154097U JP 3040884 U JP3040884 U JP 3040884U
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JP
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stop lever
plate
stop
strip
fixed
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JP1997001540U
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孝宣 西田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動帯板のガタが停止レバーによる締付の成
否に直接影響することがなく、拘束解除状態において停
止レバーが偶発的に半ロック状態とならない停止レバー
付きステー装置を提供する。とである。 【解決手段】 固定帯板2の案内溝5に嵌挿した第一軸
棒6と題に軸棒30によって摺動板28を固定帯板2の
正面側に装着し、第一軸棒6に停止レバー8を枢軸9で
連結し、第二軸棒30によって可動帯板4を吸う銅板2
8に連結し、停止レバー8と摺動板28の間において停
止ワッシャー29を第一軸棒6に嵌合し、停止ワッシャ
ー29の正面側に湾曲板バネ31を突設し、可動帯板4
の拘束を解除したとき、湾曲板バネ31に停止レバー8
側の受け部32を係合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】 本考案は箱本体等の固定枠体に対して扉板や蓋 板を開放回転させた後、所要の開放位置に扉板や蓋板を停止保持するのに使用さ れるステー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の停止レバー付きステー装置では、固定帯板に長さ方 向の案内溝を設け、固定帯板の背面側の上下縁板部間に嵌合した摺動体の軸棒部 を該案内溝から固定帯板の正面側に突出させ、該軸棒部を可動帯板の基端部の受 孔に嵌合することによって可動帯板を摺動体に連結し、該受孔から突出した該軸 棒部に停止レバーを横断枢軸によって連結している。 この停止レバーを一側に回転させると、前記摺動体が固定帯板に引き付けられ るため、可動帯板が固定帯板に対して拘束される一方、停止レバーを反対側に回 転させると、固定帯板に対する拘束が解除され、蓋体は所要角度に開閉操作され る。
【0003】 しかしながら、この従来装置では、停止レバーの基端部が可動帯板を直接押さ えることによって、摺動体を固定帯板に引き付けるものであるため、可動帯板に ガタが発生した場合には、このガタが停止レバーによる締付の成否に直接影響す ることになり、可動帯板を所要位置において的確に停止保持できないか非常に困 難になる。
【0004】 また、停止レバーを拘束解除位置に回転させたとき、停止レバーは前記横断枢 軸を中心にフリーに回転可能であるため、ステー装置が装着された筐体自体を移 動させたりした場合、停止レバーが拘束実行方向に偶発的に回転して、半ロック 状態となることがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 したがって本考案の目的は、可動帯板の ガタが停止レバーによる締付の成否に直接影響することがない、停止レバー付き ステー装置を提供することである。 本考案の別の目的は、拘束解除状態において停止レバーが偶発的に半ロック状 態となることがない、停止レバー付きステー装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明 すると、本考案の停止レバー付きステー装置は、長さ方向の両端部が固定枠体1 に固着され、長さ方向に案内溝5を設けた固定帯板2と;固定帯板2の正面側に 当接され、長さ方向の各端部に嵌挿して前記案内溝5に挿通した第一軸棒6と第 二軸棒30によって摺動案内された摺動板28と;固定帯板2の正面側に配置さ れ、長さ方向の一方の端部4bが扉板や蓋板3に枢着され、長さ方向の他方の端 部4aが受孔26に前記第二軸棒30の外端部に回転可能に嵌合された可動帯板 4と;固定帯板2の正面側に配置され、固定帯板2の正面2dと平行に配置した 横断方向の枢軸9によって、前記第一軸棒5の外端部に基端部8aが枢着された 停止レバー8と;第一軸棒6の内端部と固定帯板2との間に挿入されたバネ15 と;前記摺動板28と停止レバー8の基端部8aとの間に配置されて、第一軸棒 6に嵌合された停止ワッシャー29とから成る。
【0007】 前記停止レバー8の基端部8aの左側面に前記枢軸9と平行な第一平坦面部1 3を形成し、該基端部8aの右側面に前記枢軸9と平行な第二平坦面部14を形 成し、枢軸9と第二平坦面部14間の距離d2 を枢軸9と第一平坦面部13間の 距離d1 よりも長くし、第二平坦面部14を停止ワッシャー29の正面に当接さ せたとき、前記バネ15を圧縮変形させて摺動板28を固定帯板2に圧接させる ことによって可動帯板4を固定帯板2に対し拘束する一方、第一平坦面部13を 停止ワッシャー29に対面させることによって、固定帯板2に対する可動帯板4 の拘束を解除する。
【0008】 また、停止ワッシャー29の正面側に湾曲板バネ31を突設し、第一平坦面部 13を停止ワッシャー29に対面させて可動帯板4の拘束を解除したとき、湾曲 板バネ31を停止レバー8側の受部32に係合させることによって、当該拘束解 除位置に停止レバー8を保持する。
【0009】 蓋体3を蝶番軸25を中心に回転させて開放する時、蓋体3の開放に伴って可 動帯板4に牽引された第一軸棒6が固定帯板2の案内溝5に沿って蝶番軸25側 の端部方向に移動する。
【0010】 蓋体3を所要の開放位置に停止保持するには、図2に示したように枢軸9を中 心に停止レバー8を半回転させて、停止レバー8の基端部8aの第二平坦面部1 4を停止ワッシャー29の正面に当接させればよい。この当接操作によって第一 軸棒6が可動帯板4の側に引き寄せられるため、前記バネ15が圧縮変形させら れ、摺動板28が固定帯板2に強く締め付けられるため、固定帯び板2に対して 可動帯板4が拘束される。そのため、蓋体3は当該開放位置に停止保持されるこ とになる。
【0011】 可動帯板3の拘束を解除して蓋体3を更に開放したり閉鎖するには、図2に鎖 線で示したように枢軸9を中心に停止レバー8を逆回転させて、停止レバー8の 基端部8aの第一平坦面部13を停止ワッシャー29の正面に対面させればよい 。このように対面させたときには、前記距離d2 と距離d1 との差分だけ前記バ ネ15が弾性復元するため、第一軸棒6が摺動板28より離れる方向に移動し、 固定帯板2に対する摺動板28の締め付けが解除され、固定帯板2に対する可動 帯板4の拘束が解除される。そのため、第一軸棒6は再び固定帯板2の案内溝5 に沿って摺動可能になり、蓋体3が自由に開閉される。
【0012】
【考案の実施の形態】 図示の実施例では、固定帯板2の上下側縁部には案 内溝5と平行に案内縁板部11,12を背面側に突設してあり、第一軸棒6の内 端部と第二軸棒30の内端部30bは該案内縁板部11,12の間に収容されて いる。第二軸棒30の内端部部30bは座金21を嵌めてから加締められ、抜脱 を阻止されている。停止レバー8の基端部8aには割溝10が形成され、該割溝 10には第一軸棒6の断面角形の外端部6aが嵌合されている。枢軸9は固定帯 板2の正面と平行に外端部6aに設けた透孔22と停止レバー8の透孔7に挿通 固定されている。
【0013】 可動帯板4の背面と固定帯板2の正面との間には座金21が挿入されている。 前記バネ15は周囲に切溝を入れた皿状板バネで構成され、第一軸棒6の拡径し た内端部6bと固定帯板2の背面との間に挿入されている。停止レバー8の基端 部8aの第一平坦面部13を停止ワッシャー29に対面させたとき、バネ15は 何等押圧されておらず、第一軸棒6と摺動板28及び可動帯板4は固定帯び板2 の案内溝5に沿って円滑に移動できる。
【0014】 固定帯板2は長さ方向の両端部に設けた固着孔19,20を用いて固定枠体1 の開口縁部に固着される。可動帯板4の端部4bには枢軸16によって取付板1 7を連結してあり、可動帯板4は該取付板17の固着孔18を用いて扉体や蓋体 3に固着される。湾曲板バネ31と係脱する停止レバー8側の受部32は、基端 部8aの前記割溝10の内底壁部を山形断面に形成することによって設けられて おり、停止レバー8を拘束解除位置に倒したとき、湾曲板バネ31は前記割溝1 0内に入り込み、受部32が該板バネ31の湾曲部に係合する。
【0015】
【考案の効果】 以上のように本考案の停止レバー付きステー装置では、固 定帯板2の案内溝5に嵌挿した第一軸棒6と第二軸棒30によって摺動板28を 固定帯板2の正面側に装着し、第一軸棒6に停止レバー8を枢軸9で連結し、第 2軸棒30によって可動帯板4を摺動板28に連結し、停止レバー8と摺動板2 8の間において停止ワッシャー29を第一軸棒6に嵌合したものであり、停止レ バー8を連結した軸棒と可動帯板4を連結する軸棒が完全に分離されているため 、可動帯板4にガタ付きが生じても、このガタが停止レバー8と停止ワッシャー 29による摺動板28の締付けに直接悪影響を及ぼすことがなく、可動帯板4を 所要位置に堅固に停止保持することができる。
【0016】 また、本考案のステー装置では、停止ワッシャー29の正面側に湾曲板バネ31 を突設し、第一平坦面部13を停止ワッシャー29に対面させて可動帯板4の拘 束を解除したとき、図4に示したように湾曲板バネ31に停止レバー8側の受部 32を係合させることによって、停止レバー8を当該拘束解除位置に保持するの で、偶発的に半ロック状態となるのを的確に阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る停止レバー付きステ
ー装置の正面図である。
【図2】 前記ステー装置の底面図である。
【図3】 前記ステー装置の停止レバー付近の拡大底面
図であり、拘束実行状態を示している。
【図4】 前記ステー装置の停止レバー付近の拡大底面
図であり、拘束解除状態を示している。
【図5】 前記ステー装置の使用状態を示す縦断正面図
である。
【符号の説明】
1 固定枠体 2 固定帯板 3 蓋板 4 可動帯板 5 案内溝 6 第一軸棒 7 透孔 8 停止レバー 9 枢軸 13 第一平坦面部 14 第二平坦面部 15 バネ 16 枢軸 17 取付版 18 固着孔 19 固着孔 20 固着孔 21 座金 22 軸孔 24 蝶番 25 蝶番軸 26 第二軸棒の挿通用受孔 28 摺動板 29 停止ワッシャー 30 第二軸棒

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向の両端部が固定枠体1に固着さ
    れ、長さ方向に案内溝5を設けた固定帯板2と;固定帯
    板2の正面側に当接され、長さ方向の各端部に嵌挿して
    前記案内溝5に挿通した第一軸棒6と第二軸棒30によ
    って摺動案内された摺動板28と;固定帯板2の正面側
    に配置され、長さ方向の一方の端部4bが扉板や蓋板3
    に枢着され、長さ方向の他方の端部4aが受孔26に前
    記第二軸棒30の外端部に回転可能に嵌合された可動帯
    板4と;固定帯板2の正面側に配置され、固定帯板2の
    正面2dと平行に配置した横断方向の枢軸9によって、
    前記第一軸棒5の外端部に基端部8aが枢着された停止
    レバー8と;第一軸棒6の内端部と固定帯板2との間に
    挿入されたバネ15と;前記摺動板28と停止レバー8
    の基端部8aとの間に配置されて、第一軸棒6に嵌合さ
    れた停止ワッシャー29とから成り、停止レバー8の基
    端部8aの左側面に前記枢軸9と平行な第一平坦面部1
    3を形成し、該基端部8aの右側面に前記枢軸9と平行
    な第二平坦面部14を形成し、枢軸9と第二平坦面部1
    4間の距離d2 を枢軸9と第一平坦面部13間の距離d
    1 よりも長くし、第二平坦面部14を停止ワッシャー2
    9の正面に当接させたとき、前記バネ15を圧縮変形さ
    せて摺動板28を固定帯板2に圧接させることによって
    可動帯板4を固定帯板2に対し拘束する一方、第一平坦
    面部13を停止ワッシャー29に対面させることによっ
    て、固定帯板2に対する可動帯板4の拘束を解除するよ
    うにした停止レバー付きステー装置。
  2. 【請求項2】 停止ワッシャー29の正面側に湾曲板バ
    ネ31を突設し、第一平坦面部13を停止ワッシャー2
    9に対面させて可動帯板4の拘束を解除したとき、湾曲
    板バネ31を停止レバー8側の受部32に係合させるこ
    とによって、当該拘束解除位置に停止レバー8を保持す
    るようにした請求項1に記載の停止レバー付きステー装
    置。
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