JP3040644U - 視力障害者用識別ラベル - Google Patents

視力障害者用識別ラベル

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JP3040644U
JP3040644U JP1997001223U JP122397U JP3040644U JP 3040644 U JP3040644 U JP 3040644U JP 1997001223 U JP1997001223 U JP 1997001223U JP 122397 U JP122397 U JP 122397U JP 3040644 U JP3040644 U JP 3040644U
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JP
Japan
Prior art keywords
adhesive label
label
container
pressure
visually impaired
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997001223U
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English (en)
Inventor
政亮 津田
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Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】視力障害者が容器に胴貼りされたラベルを指先
で触れるだけで商品の種類を区別できる視力障害者用識
別ラベルを提供する。 【解決手段】粘着ラベル1の全長lが容器に胴貼りされ
た場合に、容器の背面にて粘着ラベル1の端部2、3が
当接しない間隔aを介して形成され、粘着ラベルの端部
2、3に視力障害者が指先の触覚にてラベルの識別を容
易とする連続した、又は不連続の切り込み2a、3a等
を付設した。更に、視力障害者が商品の開封痕跡を指先
の触覚で認識できるように、粘着ラベル1の上端部にミ
シン目を刻設して裏面に感圧粘着剤が塗布された耳片を
突設したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は視力障害者が容器の中身を容器に胴貼りされた粘着ラベルの貼り合わ せ端の段差の形状によって識別できるラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、視力障害者用に手触りで区別できるシャンプ−やリンスの容器が提案さ れている。これは容器の成型時に容器自体にギザギザ状の識別マ−クを附加し、 視力障害者が手触りで容器の中味を確認するためのものである。
【0003】 しかし、この識別マ−クの附加は容器の成型時に行なうため容器毎に型を成型 する等コストアップは避けられない。又、シャンプ−やリンスは同一形状の容器 が用いられることが多く、中身毎に識別マ−クを容器の成型時に形成することは かなりのコストアップを招く。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記実状に鑑み、視力障害者が指先で触れるだけで容器の中味、即ち 商品の種類を区別できる粘着ラベルを提供するものである。即ち、同一形状のラ ベルであってもラベルの貼り合わせ端の形状を指の触覚にて判断し、中味の商品 を区別できるようにした視力障害者用識別ラベルを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
従って、本考案は、紙若しくはプラスチックフィルムを基材とした粘着ラベル であって、該粘着ラベルを容器の全周に胴貼りした場合に容器背面において粘着 ラベルの夫々の端部が当接しない長さに形成され、しかも、当接しない端部が指 先の触覚にて識別できる間隔を介して貼り付けられる視力障害者用識別ラベルと したものである。
【0006】 又、本考案は粘着ラベルの両端に切り込みを連続して形成し、該粘着ラベルを 容器の全周に胴貼りした場合に容器背面において粘着ラベルの夫々の端部が当接 しない長さに形成され、しかも、当接しない端部が指先の触覚にて識別できる間 隔を介して貼り付けられる視力障害者用識別ラベルとしたものであり、更に、粘 着ラベルの上端部にミシン目を刻設した、裏面に感圧粘着剤が塗布された耳片を 突設したものである。
【0007】 又、粘着ラベルの両端に形成する切り込みを波形形状又は三角形状の連続した 切り込み、又は、半円形状の不連続の切り込みとしたものである。 又、粘着ラベルの両端を、一端が外方に突出し、他方が内方に突出する相似形 状に形成したものである。 更には、粘着ラベルの両端が互いに一定角度に平行して傾斜する直線状に形成 したものである。
【0008】 従って、本考案は容器に胴貼りされた粘着ラベルの端部の形状を指先にて触れ るだけでその形状を触覚にて区別し、容器の中味を識別することができる。又、 粘着ラベルは同様に印刷されるから健常者用にも使用できる。
【0009】
【考案の実施の形態】
図は本考案の実施例を示すもので、図1は本考案のラベルを容器に胴貼りした 状態の斜視図であり、1は裏面に感圧粘着剤が塗布された公知の粘着ラベルで、 紙若しくはプラスチックフィルムを基材としている。粘着ラベル1はその全長l が容器Aに胴貼りした場合に、容器Aの背面において、粘着ラベル1の端部2, 3が当接しない間隔a、即ち、視力障害者が指先で触れて粘着ラベル1と容器A との段差を識別できる間隔aを設けている。
【0010】 この間隔aは指先の触覚にて容易に識別できる間隔とすることが必要で、間隔 aが狭すぎると粘着ラベル1の段差の識別は難しく、又、広過ぎても識別は難し くなる。視力障害者が識別し易い間隔として間隔aは3mmから8mmの範囲が好ま しい。
【0011】 4は粘着ラベル1の上端部1aに三角形状に突出形状された耳片で、該耳片4 は粘着ラベルの1と一体に形成され、ラベル本体1’との境目にミシン目5が形 成されている。この耳片4は容器Aに粘着ラベル1が胴貼りされるとき、容器A のキャップBに貼り付けられる。従って、キャップBを開封する時にミシン目4 から耳片3は切り離され、キャップBに残存することにより開封された痕跡が残 り、視力障害者が指先の触覚にて認識できるように構成されている。
【0012】 尚、図2の実施例では粘着ラベル1の端部2、3は連続した波形形状2a、3 aに形成され、指先での識別を容易にしている。この波形形状の形成は粘着ラベ ルのダイカット時にダイロ−ル刃に波形形状を付設したものにより、容易に形成 することができる。
【0013】 又、図3、図4に示すように粘着ラベル1の端部2、3は半円形の不連続の 切り込み2b、3b、又は三角形状の連続の切り込み2c、3cとすることもで きる。この半円形状の不連続の切り込み、又は三角形状の連続の切り込みにより 、視力障害者の指先での識別がより容易となる。例えば、半円形状の不連続の切 り込みのラベルは容器の中味がシャンプ−、三角形状の連続の切り込みのラベル のものはリンスの如く、事前に識別の仕方を区別するだけで同一形状の容器であ っても識別は可能となる。
【0014】 図5乃至図8は他の実施例を示すもので、図5は粘着ラベル1の端部2、3を 一端が三角形状に突出3dし、他端が相似形状に内方に突入2dする形状として いる。図6はこのラベルが容器に胴貼りされた状態を示す。ここでは、端部2、 3の形状を三角形状としたものを図示したが、これに限定されるものではなく、 一端が外方に突出し、他端が内方に突入する相似形状に形成されるものは本考案 に含まれる。
【0015】 又、図7、図8は更に他の実施例を示すもので、粘着ラベル1の端部2、3が 一定角度に平行して傾斜した斜線状2e、3eに形成したものである。 尚、図5乃至図8の実施例において、粘着ラベル1の端部2、3に、更に図1 、図2に示す波形形状の切り込みを附加したり、図3、図4に示す半円形状や三 角形状の切り込みを附加することもできる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されるから、視力障害者が粘着ラベルの胴貼りされ た容器を手に取り、指先で触れるだけで粘着ラベルの端部の段差及び形状を識別 し、容器の中味を確認することができる。又、ラベル自体は通常のラベルと同様 に印刷されることから、健常者用にも併用でき、晴盲共用品としてラベルの付加 価値を生かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す粘着ラベルを容器に胴貼
りした斜視図である。
【図2】同粘着ラベルの端部を連続した波形形状とした
ラベルの展開図である。
【図3】同粘着ラベルの端部を不連続の半円形状とした
ラベルの展開図である。
【図4】同粘着ラベルの端部を連続の三角形状としたラ
ベルの展開図である。
【図5】同粘着ラベルの端部を、一端が三角形状に突出
し、他端が相似形状に内方に突入する形状としたラベル
の展開図である。
【図6】同図5に示すラベルを容器に胴貼りした斜視図
である。
【図7】同粘着ラベルの端部を、一定角度に平行して傾
斜した斜線状にしたラベルの展開図である。
【図8】同図7に示すラベルを容器に胴貼りした斜視図
である。
【符号の説明】
1・・・・粘着ラベル 2,3・・端部 4・・・・耳片 5・・・・ミシン目 A・・・・容器 B・・・・キャップ l・・・・ラベルの全長 a・・・・間隔

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙若しくはプラスチックフィルムを基材
    とした粘着ラベルであって、該粘着ラベルを容器の全周
    に胴貼りした場合に容器背面において粘着ラベルの夫々
    の端部が当接しない長さに形成され、しかも、当接しな
    い端部が指先の触覚にて識別できる間隔を介して貼り付
    けられる視力障害者用識別ラベル。
  2. 【請求項2】 紙若しくはプラスチックフィルムを基材
    とした粘着ラベルであって、該粘着ラベルの両端部に切
    り込みを連続して形成し、該粘着ラベルを容器の全周に
    胴貼りした場合に容器背面において粘着ラベルの夫々の
    端部が当接しない長さに形成され、しかも、当接しない
    端部が指先の触覚にて識別できる間隔を介して貼り付け
    られる視力障害者用識別ラベル。
  3. 【請求項3】 紙若しくはプラスチックフィルムを基材
    とした粘着ラベルであって、粘着ラベルの上端部にミシ
    ン目を刻設した裏面に感圧粘着剤が塗布された耳片を突
    設し、粘着ラベルの両端に切り込みを形成すると共に、
    該粘着ラベルを容器の全周に胴貼りした場合に容器背面
    において粘着ラベルの夫々の端部が当接しない長さに形
    成され、しかも当接しない端部が指先の触覚にて識別で
    きる間隔を介して貼り付けられる視力障害者用識別ラベ
    ル。
  4. 【請求項4】 粘着ラベルの両端に形成される切り込み
    は波形形状の連続した切り込みである請求項2又は請求
    項3記載の視力障害者用識別ラベル。
  5. 【請求項5】 粘着ラベルの両端に形成される切り込み
    は半円形状の不連続の切り込みである請求項2又は3記
    載の視力障害者用識別用ラベル。
  6. 【請求項6】 粘着ラベルの両端に形成される切り込み
    は三角形状の連続した切り込みである請求項2又は3記
    載の視力障害者用識別ラベル。
  7. 【請求項7】 紙若しくはプラスチックフィルムを基材
    とした粘着ラベルであって、粘着用ラベルの両端に、一
    端が外方に突出し、他端が内方に突入する相似形状に形
    成され、該粘着ラベルを容器の全周に胴貼りした場合
    に、容器背面において粘着ラベルの端部が当接しない長
    さに形成され、しかも当接しない端部が指先の触覚にて
    識別できる間隔を介して貼り付けられる視力障害者用識
    別ラベル。
  8. 【請求項8】 紙若しくはプラスチックフィルムを基材
    とした粘着ラベルであって、粘着用ラベルの両端が互い
    に一定角度に平行して傾斜する斜線状に形成され、該粘
    着ラベルを容器の全周に胴貼りした場合に容器背面にお
    いて粘着ラベルの端部が当接しない長さに形成され、し
    かも当接しない端部が指先の触覚にて識別できる間隔を
    介して貼り付けられる視力障害者用識別ラベル。
JP1997001223U 1997-02-17 1997-02-17 視力障害者用識別ラベル Expired - Lifetime JP3040644U (ja)

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