JP3040626B2 - タイヤ加硫機 - Google Patents

タイヤ加硫機

Info

Publication number
JP3040626B2
JP3040626B2 JP1634393A JP1634393A JP3040626B2 JP 3040626 B2 JP3040626 B2 JP 3040626B2 JP 1634393 A JP1634393 A JP 1634393A JP 1634393 A JP1634393 A JP 1634393A JP 3040626 B2 JP3040626 B2 JP 3040626B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
mold
tire
standing member
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1634393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06226745A (ja
Inventor
俊文 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1634393A priority Critical patent/JP3040626B2/ja
Publication of JPH06226745A publication Critical patent/JPH06226745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3040626B2 publication Critical patent/JP3040626B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金型厚調整装置を有する
タイヤ加硫機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来タイヤ加硫中にタイヤ内方に供給さ
れる高温高圧加熱媒体によって金型が開かないよう液圧
シリンダで金型を押えておく液圧式タイヤ加硫機にあっ
ては、万一のトラブルによって金型が開いて加熱媒体が
噴出するのを防止する為に、加圧シリンダとして短スト
ロークの液圧シリンダが採用され、特願昭57−117
416号に見られる如く、タイヤ加硫中はスペーサを介
して金型を加圧し、タイヤ搬出入時はスペーサを振出し
た後金型を開閉する形式や、特願昭57−168897
号に見られる如く、加圧シリンダをドーナツ形として、
タイヤ加硫中は加圧シリンダの中央部の穴を小さくジャ
マ板及び立設部材を介して金型を加圧し、タイヤ搬出入
時はジャマ板を外し立設部材が加圧シリンダの中央穴を
通過して金型を開く形式や、タイヤ搬出入時加圧シリン
ダを移動待避させる形式等が提案されている。
【0003】以下加圧シリンダ移動形について図5によ
り簡単に説明する。図5は金型を開いた状態を示し、1
は本体フレーム、2は下プラテン、3は下部中心機構、
4は図示省略の上下サイドウオール部及び周方向に複数
に分割された通称割モールドと呼ばれている形式の金型
を収納開閉するコンテナ、5はコンテナの一部でもある
上プラテン、6はボルスタプレート、7はボルスタプレ
ートの昇降ガイドブラケット、8は下端がボルスタプレ
ート6に固定された立設部材で内方に割モールド開閉シ
リンダその他上部中心機構が組込まれ外周上部にはオネ
ジ8aが加工されている。9は加圧キャップで内方下端
部には前記オネジ8aと係合するメネジ9aが加工され
ており、下端外方部には歯車9bが固定されていて、タ
イヤ加硫時はボルスタープレート6が下降し、加圧シリ
ンダ10が前進して、加圧キャップ9、立設部材8、ボ
ルスタープレート6を介して金型を加圧する。尚、図5
のA−A線から左側はコンテナ4(金型)が厚い場合、
右側はうすい場合を示しており、厚さの異なるコンテナ
(又は金型)を使用する場合は図示省略の駆動装置によ
り前記歯車9bをまわして立設部材8に対する加圧キャ
ップ9の高さを調整する構成とされている。図中11は
加圧シリンダ用移動レールである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近のタイヤユニフォ
ーシテイに対する要求の高度化並びに金型交換の自動化
等により立設部材中に組込まれる上部中心機構の部品が
増し、立設部材の高さが増々高くなり、これに伴なって
強度部材である本体フレームの背丈も高くなって工場建
屋の天井梁を高くせざるを得なくなって来ているが、前
記特願昭57−168897号では振い出されたジャマ
板がアンローダ等附属装置の作動の支障となり、加圧シ
リンダ移動形では加圧キャップ駆動装置が本体フレーム
と干渉して本体フレームの背丈が縮められない。
【0005】本発明は、かかる問題点に対処するため開
発されたものであって使用する金型の厚さに応じて調節
される立設部材の高さの調節をスペーサの積み替えによ
り可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図1乃至図4を用
いて説明すると本発明は加硫機本体フレーム1の上部
に、複数枚のスペーサプレート14を収納する収納部1
7と、該収納部17からスペーサプレート14を立設部
材8の頂部に積み替えるマニプレータアーム21とから
なるスペーサ保管装置15を設置したことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】そして本発明は上記の手段により、スペーサ保
管装置に付属の昇降及び揺動可能なマニプレータアーム
を介してスペーサ保管装置に保管中のスペーサプレート
の中から使用する金型の厚さに応じて合計が所要厚さと
なるようにスペーサプレートを順次保管装置から取出し
立設部材頂部に積み替える。
【0008】
【実施例】本発明を実施した一実施例について図1乃至
図4により説明する。尚前記図5の従来例と同一品には
同一符号を付しているので重複説明は省略する。本体フ
レーム1は前記図5の従来例の本体フレーム1に比し背
丈が低い点を除けば基本的には同一である。又、立設部
材8は前記図5の従来例の立設部材8に比し外周におね
じがなく上端部に後記スペーサプレート14が乗せられ
る構成となっている。
【0009】12は生タイヤ搬入用のローダ、13は加
硫済タイヤ搬出用のアンローダである。14は厚さの異
なる複数枚のスペーサプレート(図示は3枚)で加硫機
作動中にずれることのないようスペーサプレート14間
並びに立設部材8との間にいんろうが設けられている。
【0010】15はスペーサ保管装置で、該装置15は
フレーム16と、フレーム16に固定された棚からなる
スペーサプレート収納部17とレール18を介してフレ
ーム16に昇降自在に組付けられた昇降台19と、図示
省略の昇降台用昇降駆動手段と、ピン20を介して昇降
台円に揺動可能に組付けられたマニプレータアーム21
と、該マニプレータアーム21用図示省略の揺動駆動手
段とから構成されている。
【0011】マニプレータアーム21を昇降及び揺動し
てマニプレータアーム21のフォーク21a、21bを
スペーサプレート14の外周に設けた突起部14gの下
に挿入し、更にマニプレータアーム21を昇降及び揺動
して必要に応じ収納部17上のスペーサプレート14を
立設部材8上に乗せたり下ろしたりする(図示はスペー
サプレート14a〜14fの6枚中14c〜14eの3
枚を立設部材8上に乗せ、マニプレータアーム21が待
避した状態を示している)
【0012】
【発明の効果】このように本発明によるときは加硫機本
体フレームの上部に、複数枚のスペーサプレートを収納
する収納部と、該収納部からスペーサプレートを立設部
材の頂部に積み替えるマニプレータアームとを有するス
ペーサ保管装置を設置したものであるから加硫機本体フ
レームの上部で使用する金型の厚さに応じたスペーサプ
レートを選択して交換することがてきるため、付属装置
の動作に支障を来たすことがなく、又従来装置のように
加圧キャップ駆動装置と言った本体フレームの背丈を高
くする要因となっていた制約物が無くなり強度部材であ
る本体フレームの背丈を低くすることが可能となって製
作コストが下ると共に工場建屋の天井梁高さを高くする
必要もなくなる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部断面した全体正面
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の拡大平面図ある。
【図4】図3の正面図である。
【図5】従来例を示す一部断面した正面図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 8 立設部材 14 スペーサ 15 スペーサ保管装置 17 収納部 21 マニプレータアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/02 - 33/04 B29C 35/02 - 35/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加硫機本体フレームの上部に、複数枚の
    スペーサプレートを収納する収納部と、該収納部からス
    ペーサプレートを立設部材の頂部に積み替えるマニプレ
    ータアームとを有するスペーサ保管装置を設置したこと
    を特徴とするタイヤ加硫機。
JP1634393A 1993-02-03 1993-02-03 タイヤ加硫機 Expired - Fee Related JP3040626B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1634393A JP3040626B2 (ja) 1993-02-03 1993-02-03 タイヤ加硫機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1634393A JP3040626B2 (ja) 1993-02-03 1993-02-03 タイヤ加硫機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06226745A JPH06226745A (ja) 1994-08-16
JP3040626B2 true JP3040626B2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=11913752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1634393A Expired - Fee Related JP3040626B2 (ja) 1993-02-03 1993-02-03 タイヤ加硫機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3040626B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9656435B2 (en) 2013-10-29 2017-05-23 Mitsubishi Heavy Industries Machinery Technology Corporation Tire vulcanizer system and assembly method therefor

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100502553B1 (ko) * 2002-06-20 2005-07-22 한국타이어 주식회사 타이어 가류기의 몰드 높이 조절용 스페이서의 자동 교체장치
CN103895130B (zh) * 2014-03-31 2016-03-23 重庆大学 一种轮胎硫化机卸胎机械手
JP6600937B2 (ja) * 2014-11-14 2019-11-06 横浜ゴム株式会社 タイヤ加硫用コンテナーのセグメントの上下位置調整装置および調整方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9656435B2 (en) 2013-10-29 2017-05-23 Mitsubishi Heavy Industries Machinery Technology Corporation Tire vulcanizer system and assembly method therefor

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06226745A (ja) 1994-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4210051B2 (ja) 6ステーション回転式熱成形装置
US5589200A (en) Split mold apparatus for a tire vulcanizer
CN212528788U (zh) 多层多模自行车胎硫化机
JP3040626B2 (ja) タイヤ加硫機
CA1106561A (en) Tire curing press
US6196819B1 (en) Tire vulcanizing equipment
US4449903A (en) Apparatus for loading and unloading tires for a tire vulcanizing machine
JP4191316B2 (ja) タイヤ加硫設備
JP4138153B2 (ja) タイヤ金型のセグメント駆動装置
US6158998A (en) Tire vulcanizer
JP3219618B2 (ja) タイヤ加硫設備
JP3272595B2 (ja) タイヤ加硫用ローダ
WO2013114694A1 (ja) タイヤ加硫機、および、タイヤ加硫設備
CN111976178B (zh) 多层多模自行车胎硫化机及其生产工艺
US3733162A (en) Injection moulding tool
KR20000035089A (ko) 타이어 가황처리 장치
US6508640B1 (en) Tire vulcanizing system and tire vulcanizing method
US5098269A (en) Center mechanism for a tire vulcanizing machine
EP1767324B1 (en) Molding dies comprising a tire-holding unit and method for vulcanization of a tire
JP3300735B2 (ja) タイヤ加硫用金型組立体
JP4243800B2 (ja) タイヤ搬送装置
EP0669202A2 (en) Tire vulcanizing press
JP2546962B2 (ja) タイヤ加硫機
JP3354752B2 (ja) タイヤ加硫金型組立体
JPH09277262A (ja) タイヤ加硫機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080303

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees