JP3040363B2 - ねじなし端子台 - Google Patents

ねじなし端子台

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JP3040363B2
JP3040363B2 JP9246759A JP24675997A JP3040363B2 JP 3040363 B2 JP3040363 B2 JP 3040363B2 JP 9246759 A JP9246759 A JP 9246759A JP 24675997 A JP24675997 A JP 24675997A JP 3040363 B2 JP3040363 B2 JP 3040363B2
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JP
Japan
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terminal block
release lever
contact pressure
screwless
pressure spring
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JP9246759A
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JPH1186939A (ja
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昭則 稲熊
穣 川井
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Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子台本体に接圧
ばねとリリースレバーとを組み込んだねじなし端子台の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ねじなし端子台は接圧ばねとリリースレ
バーとを備え、電線の着脱時にはリリースレバーの回転
によって接圧ばねの操作を行うようになっている。この
ようなねじなし端子台では、接続信頼性を高くするため
には接圧ばねのばね圧を強くする必要がある。しかしそ
の一方では、ばね圧を強くすると電線の着脱時に接圧ば
ねをリリースするために強い力を必要とするため、工具
の先端でリリースレバーを操作するようになっている。
【0003】この場合、一般に普及しているマイナスド
ライバを用いることができれば便利である。しかし特に
幅の狭い小型のねじなし端子台では、リリースレバーの
幅が狭くなるため先端幅の広いマイナスドライバを差し
込むことができない。また先端幅の非常に狭い小型のマ
イナスドライバは、強度が不足するため用いることがで
きない。そのため、従来は特殊な工具の先端でリリース
レバーを操作する必要があった。しかし、上記のような
特殊な工具を常に準備しておくことは面倒であった。ま
た従来は、このような特殊な工具の操作方法が分かりに
くいという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、ねじなし端子台の幅を狭くした場
合にも、強度が大きく先端幅の広いマイナスドライバを
用いてリリースレバーを操作できるようにしたねじなし
端子台を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のねじなし端子台は、接圧ばねを操
作するリリースレバーが組み込まれた端子台本体の上面
に、このリリースレバーの頭部を操作するためのマイナ
スドライバの先端が入る凹部を、その形状を断面くの字
状とし、端子台本体の全幅にわたり形成したことを特徴
とするものである。なお、リリースレバーの頭部を先細
形状とすることが好ましい。また、リリースレバーの回
転方向を、端子台本体の中心方向としておくことが好ま
しい。
【0006】本発明のねじなし端子台は、リリースレバ
ーの頭部を操作するための凹部を、その形状を断面くの
字状とし、端子台本体の全幅にわたり凹部を形成したの
で、以下の実施形態に示すとおりねじなし端子台の幅を
狭くした場合にも、幅の広いマイナスドライバを用いて
リリースレバーを操作することができ、操作効率がよい
などの利点がある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を示す。図1において、1は幅の狭い合成樹脂製の端
子台本体、2はその内部両側に組み込まれた接圧ばね、
3はこれらの接圧ばね2を操作するため各接圧ばね2に
対応させて設けられたリリースレバーである。接圧ばね
2は端子座4の両端の立ち上がり部の内側に設けられた
ループ状のもので、その先端を端子座4の立ち上がり部
の窓孔から外側に臨ませている。また接圧ばね2は接続
信頼性を高くするために、ばね圧の強いものとしてあ
る。
【0008】この接圧ばね2の先端には、端子台本体1
の電線挿入孔5から挿入された電線6の先端を通すこと
ができる孔7が形成されており、図1の右側の状態にお
いて電線6の着脱を行うことができる。そして電線6の
先端を通した後は接圧ばね2自体のばね圧により、電線
6の先端を端子座4の側面に強固に接触させることがで
きるようになっている。なお、8は端子台本体1に突設
された接圧ばね2用のガイドである。
【0009】リリースレバー3は接圧ばね2の内側を図
1の右側のようにばね圧に逆らって押し出し、電線6の
着脱を可能とするための部材であり、中央に孔10のあ
いた合成樹脂製の部材である。このリリースレバー3の
回転軸9は端子台本体1側から突設されており、リリー
スレバー3の中央の孔10を回転軸9に通すことによ
り、リリースレバー3は揺動自在に支持されている。1
1はリリースレバー3を常に接圧ばね2の方向に弾発す
るための戻しばねであり、リリースレバー3と一体に成
形されている。
【0010】端子台本体1の上面には、マイナスドライ
バの先端を差し込んでリリースレバー3を操作するため
の凹部12が形成されている。本発明では図2〜図4に
示すように、この凹部12は端子台本体1の全幅にわた
り形成されている。このため図2や図4に示すように幅
の狭いねじなし端子台を密着配置した場合にも、マイナ
スドライバの先端を差し込んでリリースレバー3を操作
することができる。なお、端子台本体1の全幅よりもマ
イナスドライバの先端の幅が広い場合にも、リリースレ
バー3の頭部を図2のような先細形状としておけば、隣
接するリリースレバー3に触れることなく操作が可能で
ある。
【0011】この凹部12は断面くの字状とし、上半部
は図1の左側に示すようにリリースレバー3に沿ってマ
イナスドライバを差し込む方向とし、下半部は図1の右
側に示すようにリリースレバー3を接圧ばね2のばね圧
に抗して揺動させ、電線6の着脱を可能とする方向とし
ておくことが好ましい。このように凹部12を断面くの
字状に形成しておけば、マイナスドライバの先端が滑る
ことがなく、操作角度も小さくできるので操作効率がよ
いうえ、操作方法が容易に分かる利点がある。さらにリ
リースレバー3の奥までマイナスドライバを差し込む必
要もなく、狭いスペースでリリースレバー3の断面二次
モーメントを大きく取れるので、小型でも十分な強度を
得ることができる。
【0012】なお、図1に示すようにリリースレバー3
の回転方向を、端子台本体1を押さえる方向、すなわち
端子台本体1の中心方向としておけば、ねじなし端子台
に加えられる外力によってねじなし端子台がレール(I
ECレール)から脱落するおそれがない。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のねじな
し端子台は従来のような特殊な工具を用いることなく、
普通のマイナスドライバの先端でリリースレバーを操作
することができるうえ、端子台本体の上面に操作部を設
けたので操作方法が分かり易い利点もある。よって本発
明は特に小型のねじなし端子台として、価値の高いもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のねじなし端子台の断面図であり、左半
分は接圧ばねがフリーの状態を示し、右半分は接圧ばね
をリリースした状態を示す。
【図2】本発明のねじなし端子台の一部切欠側面図であ
る。
【図3】本発明のねじなし端子台の斜視図である。
【図4】本発明のねじなし端子台を密着配置した状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 端子台本体 2 接圧ばね 3 リリースレバー 4 端子座 5 電線挿入孔 6 電線 7 孔 8 ガイド 9 回転軸 10 孔 11 戻しばね 12 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/48 H01R 9/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接圧ばねを操作するリリースレバーが組
    み込まれた端子台本体の上面に、このリリースレバーの
    頭部を操作するためのマイナスドライバの先端が入る凹
    部を、その形状を断面くの字状とし、端子台本体の全幅
    にわたり形成したことを特徴とするねじなし端子台。
  2. 【請求項2】 リリースレバーの頭部を先細形状とした
    請求項1に記載のねじなし端子台。
  3. 【請求項3】 リリースレバーの回転方向を、端子台本
    体の中心方向とした請求項1〜の何れかに記載のねじ
    なし端子台。
JP9246759A 1997-09-11 1997-09-11 ねじなし端子台 Expired - Lifetime JP3040363B2 (ja)

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JPH1186939A JPH1186939A (ja) 1999-03-30
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