JP3039340U - 電線類支持具 - Google Patents

電線類支持具

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JP3039340U
JP3039340U JP1997000013U JP1397U JP3039340U JP 3039340 U JP3039340 U JP 3039340U JP 1997000013 U JP1997000013 U JP 1997000013U JP 1397 U JP1397 U JP 1397U JP 3039340 U JP3039340 U JP 3039340U
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wires
ceiling
fitting
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JP1997000013U
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Inventor
勇夫 伊東
巌 吉谷
Original Assignee
勇夫 伊東
攝陽工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ヒンジ部1を介して幅方向に開閉自在と
した電線類出入口2を設けた筒状体3の側部に、天井か
ら垂設された吊りボルト4に嵌着自在とした嵌合体5を
設けたものとしている。そして、前記ヒンジ部1は、合
成樹脂とした筒状体3の胴部のほぼ向かい合う位置に長
手方向に配した弱め線1a、1aを形成することにより
構成したものとすることができる。さらに、前記電線類
出入口2は、筒状体3の開口一端部に設けた係合溝3a
に、筒状体3の開口他端部に設けた係合部3bを嵌脱可
能なものとして開閉自在としたものとすることができ
る。 【効果】 電線類の被覆体が長期間の使用おいても劣化
しにくく、支持された電線類に何らかの力が加わっても
電線類が破損したり、天井裏に落下してしまうこともな
く、さらに電線類を支持する角度が変えることができ、
電線類を天井下の室内に引き込む場合等に非常に便利な
ものとなった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、建築物の天井のコンクリートスラブ等から垂設された吊りボルト に取り付けて、天井内に配線するケーブルやコード等の電線類を支持するように した電線類支持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電線類支持具は、例えば図9に示したようなものが存在する。 この電線類支持具は、天井のコンクリートスラブから適宜間隔をおいて垂設され た吊りボルト4に設置された略L字形状の支持枠11の水平枠体11aに、天井 内に配線するケーブルやコード等の電線類を載せて、ゴムや合成樹脂等からなる 結束バンド12によってこれら電線類を一纏めにして結束することにより、支持 枠11に支持させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の電線類支持具は、前記支持枠11の水平枠体11a に、結束バンド12によって電線類を一纏めにして結束するため、電気を通すと 誘電加熱され電線類の被覆体が長期間の使用おいて劣化し、ショートの原因とな る等の課題を有していた。
【0004】 また、上記従来の電線類支持具では、前記支持枠11の水平枠体11aに、結 束バンド12によって電線類を一纏めにして結束するため、結束された電線類に 自由度がなく、電線類に何らかの力が加わった場合に電線類が破損したり、結束 バンド12が切れて電線類が天井裏に落下してしまう虞れがあるという課題を有 していた。
【0005】 さらに、上記従来の電線類支持具では、前記支持枠11の水平枠体11aに電 線類を支持するため、電線類を支持する角度をこの水平枠体11aの水平方向か ら変えることができず、電線類を天井下の室内に引き込む場合等に不都合である という課題を有していた。
【0006】 そこで、この考案は、上記従来の電線類支持具が有する課題を解決するもので あり、電線類の被覆体が長期間の使用おいても劣化しにくく、支持された電線類 に何らかの力が加わっても電線類が破損したり、天井裏に落下してしまうことも なく、さらに電線類を支持する角度が変えることができるようにして、電線類を 天井下の室内に引き込む場合等に非常に便利な電線類支持具を提供することを目 的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのため、この考案の電線類支持具は、ヒンジ部1を介して幅方向に開閉自在 とした電線類出入口2を設けた筒状体3の側部に、天井から垂設された吊りボル ト4に嵌着自在とした嵌合体5を設けたものとしている。
【0008】 そして、この考案の電線類支持具において、前記ヒンジ部1は、合成樹脂とし た筒状体3の胴部のほぼ向かい合う位置に長手方向に配した弱め線1a、1aを 形成することにより構成したものとすることができる。
【0009】 さらに、この考案の電線類支持具において、前記電線類出入口2は、筒状体3 の開口一端部に設けた係合溝3aに、筒状体3の開口他端部に設けた係合部3b を嵌脱可能なものとして開閉自在としたものとすることができる。
【0010】 また、この考案の電線類支持具において、前記嵌合体5は、筒状体3の長手方 向と幅方向に向かって十字状に交差させたものとしたり、筒状体3の側部に回動 自在に取り付けたものとすることができる。
【0011】 さらにまた、この考案の電線類支持具において、前記嵌合体5は、筒状体3の 側部に形成した平面台座部7に設けたものとすることができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の電線類支持具の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明す る。
【0013】 この考案の電線類支持具は、ヒンジ部1を介して幅方向に開閉自在とした電線 類出入口2を設けた筒状体3の側部に、天井から垂設された吊りボルト4に嵌着 自在とした嵌合体5を設けたものとしており、図1〜6はこの電線類支持具の一 実施形態を示しており、図7、8はこの電線類支持具の他実施形態を示している 。
【0014】 前記ヒンジ部1は、図に示した実施形態では、合成樹脂製とした筒状体3の胴 部のほぼ向き合う位置に長手方向に配した弱め線1a、1aを形成することによ り構成したものとしている。このように構成すれば、ヒンジ部1が合成樹脂一体 成型で簡単に構成できるため好ましいが、ピン(図示せず)等を用いてそのピン の回りに互いに揺動する構成としてもよい。
【0015】 前記電線類出入口2は、筒状体3の開口一端部に設けた係合溝3aに、筒状体 3の開口他端部に設けた係合部3bを嵌脱可能なものとして、開閉自在としてい るが、これに限定されるものではない。
【0016】 前記筒状体3は、円筒形状とするのが好ましいが角筒形状とすることもでき、 その両端開口部を電線類挿通口6、6としている。また、この筒状体3は、前記 したように合成樹脂製とするのが好ましいが、金属製としてもよい。
【0017】 前記嵌合体5は、筒状体3の側部に形成した平面台座部7に設けたものとし、 図1〜6に示した実施形態では、筒状体3の長手方向と幅方向に向かって十字状 に交差させたものとしており、金属板を折り曲げて嵌合溝5aを形成したものと したり、合成樹脂よりなるものとして、この嵌合溝5aを合成樹脂製とした筒状 体3と一体成型により形成したものとすることができる。また、図7、8に示し た実施形態では、この嵌合体5は、直線状にしたものとしており、金属板を折り 曲げて嵌合溝5aを形成したものとし、リベット止め等により筒状体3の側部に 形成した平面台座部7に回動自在に取り付けたものとしている。
【0018】 なお、前記嵌合体5は、平面台座部7に設けたものとすることにより、筒状体 3の側部に安定した状態で設けることができる。
【0019】 以上のように構成したこの考案の電線類支持具は、次のようにして使用するこ とができる。
【0020】 先ず、この考案の電線類支持具の筒状体3の側部に設けた嵌合体5を天井から 垂設された吊りボルト4に嵌め込む。次に、図6に示したように、筒状体3の係 合溝3aと係合部3bとの嵌合を外して電線類出入口2を開放し、この電線類出 入口2から筒状体3内に電線類を入れ、再び筒状体3の係合溝3aに係合部3b を嵌合して電線類出入口2を閉鎖する。このようにすれば、電線類は筒状体3内 に拘束されることなく自由な状態で支持されることになる。
【0021】 図1〜6に示した実施形態では、筒状体3の長手方向に向かって形成した嵌合 体5の嵌合溝5aを前記吊りボルト4に嵌め込んだ場合には、図1に示したよう に、筒状体3が水平方向に配置されるので、電線類を水平方向に配線する場合に は、このようにして使用される。また、この図1〜6に示した実施形態では、筒 状体3の幅方向に向かって形成した嵌合体5の嵌合溝5aを前記吊りボルト4に 嵌め込んだ場合には、図2に示したように、筒状体3が垂直方向に配置されるの で、電線類を天井下の室内に引き込む場合には、このようにして使用される。
【0022】 図7、8に示した実施形態では、前記吊りボルト4に嵌め込んだ嵌合体5を回 動自在としているので、電線類を水平方向に配線する場合には、筒状体3を回動 させて水平方向に配置すればよく、電線類を天井下の室内に引き込む場合には、 筒状体3を回動させて垂直方向に配置すればよい。
【0023】
【考案の効果】
この考案の電線類支持具は、以上に述べたように構成されているので、電線類 の被覆体が長期間の使用おいても劣化しにくく、支持された電線類に何らかの力 が加わっても電線類が破損したり、天井裏に落下してしまうこともなく、さらに 電線類を支持する角度が変えることができ、電線類を天井下の室内に引き込む場 合等に非常に便利なものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の電線類支持具の使用状態を示す斜視
図である。
【図2】この考案の電線類支持具の使用状態を示す斜視
図である。
【図3】この考案の電線類支持具の一実施形態を示す斜
視図である。
【図4】この考案の電線類支持具の一実施形態を示す側
面図である。
【図5】この考案の電線類支持具の電線類出入口を開放
した状態を示す縦断面図である。
【図6】この考案の電線類支持具の電線類出入口を閉鎖
した状態を示す縦断面図である。
【図7】この考案の電線類支持具の他実施形態を示す斜
視図である。
【図8】この考案の電線類支持具の他実施形態を示す側
面図である。
【図9】従来の電線類支持具の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ヒンジ部 1a 弱め線 2 電線類出入口 3 筒状体 3a 係合溝 3b 係合部 4 吊りボルト 5 嵌合体 7 平面台座部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ部(1)を介して幅方向に開閉自
    在とした電線類出入口(2)を設けた筒状体(3)の側
    部に、天井から垂設された吊りボルト(4)に嵌着自在
    とした嵌合体(5)を設けたことを特徴とする電線類支
    持具。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジ部(1)を、合成樹脂とした
    筒状体(3)の胴部のほぼ向かい合う位置に長手方向に
    配した弱め線(1a、1a)を形成することにより構成
    したことを特徴とする請求項1記載の電線類支持具。
  3. 【請求項3】 前記電線類出入口(2)を、筒状体
    (3)の開口一端部に設けた係合溝(3a)に、筒状体
    (3)の開口他端部に設けた係合部(3b)を嵌脱可能
    なものとして開閉自在としたことを特徴とする請求項2
    記載の電線類支持具。
  4. 【請求項4】 前記嵌合体(5)を、筒状体(3)の長
    手方向と幅方向に向かって十字状に交差させたことを特
    徴とする請求項3記載の電線類支持具。
  5. 【請求項5】 前記嵌合体(5)を、筒状体(3)の側
    部に回動自在に取り付けたことを特徴とする請求項3記
    載の電線類支持具。
  6. 【請求項6】 前記嵌合体(5)を、筒状体(3)の側
    部に形成した平面台座部(7)に設けたことを特徴とす
    る請求項5又は6記載の電線類支持具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004003632A (ja) * 2002-04-24 2004-01-08 Fujitsu Ten Ltd 固定具、コード固定構造、車載機器、車両、および固定具の製造方法
JP2018152982A (ja) * 2017-03-13 2018-09-27 矢崎エナジーシステム株式会社 ユニットケーブル

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