JP3019813U - ソケット付き分岐ケーブル - Google Patents

ソケット付き分岐ケーブル

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Publication number
JP3019813U
JP3019813U JP1995003628U JP362895U JP3019813U JP 3019813 U JP3019813 U JP 3019813U JP 1995003628 U JP1995003628 U JP 1995003628U JP 362895 U JP362895 U JP 362895U JP 3019813 U JP3019813 U JP 3019813U
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JP
Japan
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cable
hook
ring
branch
hole
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995003628U
Other languages
English (en)
Inventor
彰 赤羽
Original Assignee
赤羽通商有限会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 照明用のソケット付き分岐ケーブルの架設を
容易に行い得るようにする。 【構成】 長尺のケーブル1に所定間隔毎に分岐部2を
設け,分岐したケーブル1の先端にソケット13を設け
るとともに,上部に保持部6を有し,かつ保持部6から
リング5を張出し,その先端を前記分岐部2の上部に設
けた貫通孔4内に遊嵌し,リング5が貫通孔4を中心と
して上下方向に回動自在に構成し,さらに保持部6に垂
直方向に孔を穿設し,該孔に,先端を湾曲させたフック
の他端を挿通・遊嵌させ,フックが水平方向に回転し得
るように懸吊部3を構成し,懸吊部3に設けたリング5
およびフックによりソケット付き分岐ケーブルの架設と
保持を,支持部材の方向に関係なく行い得るようにし,
リング5およびフックが外力に対して順応して動くこと
により,ケーブル1に過大な力が加わり破断するような
事故を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,建築現場,屋内外のイベント会場その他の適宜な場所において,必 要に応じて臨時に設置される照明用のソケット付き分岐ケーブルに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
建築現場,屋内外のイベント会場その他の場所においては,臨時に照明を設置 することか必要となる。また遊覧船等においては甲板に照明を施す必要がある。 このような場合,通常は例えば全長約30m程度のケーブルを準備し,所定間隔 (例えば5メートル程度,また遊覧船等においては1m程度等)毎に分岐部を設 け,該分岐部からケーブルを分岐し,その先端にソケットを取付け,該ソケット に電球を取付けて照明を行うようにしている。この場合,ケーブルはそれ自体相 当の重量を有するので,架設したケーブルを一定間隔毎に適当な部材により支持 しないと垂れ下がってしまい危険である。
【0003】 そこで,従来はケーブルに沿って支持線を架設し,適宜間隔で,該支持線から ワイヤー等を吊り下げ,該ワイヤーをケーブルに結び付け,ケーブルを保持する ようなことが行われている。
【0004】 しかしながら,このような従来行われている方法は,作業が面倒であるばかり でなく,ケーブルを途中で湾曲させるような場合は,手軽に支持できず,従って すこぶる不便である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は,上記のような問題を解決し,分岐ケーブルの架設を極めて簡易に行 い得るようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち,本考案は,長尺のケーブルに所定間隔毎に分岐部を設け,分岐した ケーブルの先端にソケットを設けるとともに,上部に保持部を有し,かつ該保持 部からリングを張出し,その先端を前記分岐部の上部に設けた貫通孔内に遊嵌し ,該リングが貫通孔を中心として上下方向に回動自在に構成し,さらに前記保持 部に垂直方向に孔を穿設し,該孔に,先端を湾曲させたフックの他端を挿通・遊 嵌させ,該フックが水平方向に回転し得るように懸吊部を構成したことを特徴と するものである。
【0007】
【作用】
以下,図面により本考案について説明する。図1は本考案の正面図,図2は本 考案における懸吊部の構成を示す縦断側面図,図3は本考案ケーブルの使用状態 の実例を示す説明図である。
【0008】 図において,1は中心に基線となる電線11がモールドされたケーブルで,通 常その全長は約30m程度である。2は該ケーブル1の所定間隔(例えば3m) 毎に設けられた分岐部で,その内部で電線が使用中,断線しないように,金具に より強固に基線から分岐され、分岐されたケーブル12の先端にソケット13が 接続されている。3は該分岐部に設けた懸吊部で,上部の保持部6,該保持部6 から両側に張出したリング5,該リング5の両端部7が遊嵌状態で挿通するよう に分岐部2に穿設された貫通孔4,保持部6の中心に垂直方向に穿設された孔8 ,一端が該孔8に遊嵌するフック9等から構成されている。10はフック9の端 部に設けたかしめ部分,14はソケット13に取付けられた電球,15は本考案 ケーブルを保持する架線等の支持部材である。
【0009】 本考案ケーブルは上記のように構成されているから,建築現場,屋内外のイベ ント会場その他の場所において使用するには,先ず,現場においてケーブル1を 引回し,フック9を,適当な支持部材,例えば並行して架設したワイヤー15あ るいは現場に設けられた係止具その他フック9を掛けることが可能な部材に引掛 けて行く。
【0010】 このとき,本考案においてフック9は,保持部6の中心に垂直方向に穿設した 孔8を中心に水平方向に回転可能であるので,フック9を引掛ける部材が如何な る方向を向いていても,支持部材の方向に関係なくケーブル1を懸吊することが できる。
【0011】 また,フック9を回転自在に保持する保持部6は,両側に張出するリング5の 両端7が,分岐部2に設けた貫通孔4に遊嵌しており,該リング5は貫通孔4を 中心として上下方向に回動することが可能であるので,ケーブル1が傾斜してい ても,フック9を容易に支持部材に引掛けることができる。
【0012】 そこで,ソケット13に電球14を取付け,ケーブル1を電源(図示せず)に 接続すれば,照明を行うことができる。
【0013】 このように,本考案においては,フック9と支持部材とが如何なる方向であっ ても,その方向に関係なくケーブル1を支持することができる。また屋外等にお いて,風の方向が変化した場合等においても,懸吊部3は上下・左右に自由に回 動するので,フック9が支持部材から外れることはない。
【0014】 また,使用を終了したときには,リング5を倒すことにより,フック9が邪魔 になることなくケーブル1を巻き取ることかできるので,保管に便利である。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように,本考案によれば,建築現場,屋内外のイベント会場その 他の適宜な場所において,臨時に照明を架設する場合,ケーブルを,並行して架 設したワイヤーその他の適宜な支持部材に極めて容易に懸吊することができ,し かもその際支持部材の向きに関係なくフックを引掛け,ケーブルを架設すること かできるので,作業が容易である。
【0016】 また,風その他の外力に対しても,フックおよびリングが該外力に順応して自 由に運動するので,架設されたケーブルに対して強力な力が加わり,その結果ケ ーブルが破断するような事故を防止することができる。
【0017】 このように,本考案は,従来一般に使用されている分岐ケーブルに比し,はる かに便利かつ安易に使用することができ,しかもその効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の正面図。
【図2】本考案における懸吊部の構成を示す縦断側面
図。
【図3】本考案の使用状態の実例を示す説明図。
【符号の説明】
1 ケーブル 2 分岐部 3 懸吊部 4 貫通孔 5 リング 6 保持部 7 両端部 8 孔 9 テープ 10 かしめ部分 11 電線 12 ケーブル 13 ソケット 14 電球 15 支持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺のケーブルに所定間隔毎に分岐部を
    設け,分岐したケーブルの先端にソケットを設けるとと
    もに,上部に保持部を有し,かつ該保持部からリングを
    張出し,その先端を前記分岐部の上部に設けた貫通孔内
    に遊嵌し,該リングが貫通孔を中心として上下方向に回
    動自在に構成し,さらに前記保持部に垂直方向に孔を穿
    設し,該孔に,先端を湾曲させたフックの他端を挿通・
    遊嵌させ,該フックが水平方向に回転し得るように懸吊
    部を構成したことを特徴とするソケット付き分岐ケーブ
    ル。
JP1995003628U 1995-03-17 1995-03-17 ソケット付き分岐ケーブル Expired - Lifetime JP3019813U (ja)

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JP3019813U true JP3019813U (ja) 1996-01-12

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ID=43155212

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7956938B2 (en) 2006-09-14 2011-06-07 Sony Corporation Retardation compensation plate, retardation compensator, liquid crystal display device, and projection-type image display device

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