JP2979406B1 - 配線工具 - Google Patents

配線工具

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JP2979406B1
JP2979406B1 JP35931798A JP35931798A JP2979406B1 JP 2979406 B1 JP2979406 B1 JP 2979406B1 JP 35931798 A JP35931798 A JP 35931798A JP 35931798 A JP35931798 A JP 35931798A JP 2979406 B1 JP2979406 B1 JP 2979406B1
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electric wire
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實 高橋
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Abstract

【要約】 【課題】 中空壁に断熱材が装填されている場合でも、
壁面のコンセント取付口から天井裏まで、或いは天井裏
からコンセント取付口まで電線を容易に引き込むことの
できる配線工具を提供すること。 【解決手段】 多数の短棒ユニット1…が一本の棒杆を
形成するように屈曲可能なジョイント部2…を介して直
線状に連結され、且つ前記各短棒ユニット1…が常時直
線状の連結姿勢を弾力的に保持するように姿勢強制手段
3が設けられており、更に、前記最上段の短棒ユニット
1の上端には引掛用のフック4が、また最下段の短棒ユ
ニットの下端には紐又は電線を接続するための連結部5
が設けられている構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁内部等の狭い空
間に電線や電話線を配線工事するのに使用する配線工具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、壁面に取り付けたコンセントに電
線を配線する場合、天井裏から中空壁に電線を垂らして
コンセント取付口から電線を引き出しているが、中空壁
に断熱材が装填されている場合は、垂下させるための空
間が埋まって電線を垂らすことができないため、壁面の
一部を剥離したり、或いは天井裏やコンセント取付口か
ら断熱材の一部を固い棒材で押し広げながら電線を少し
ずつ押し進める等、大変煩雑で面倒な作業が強いられて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、中空
壁に断熱材が装填されている場合でも、壁面のコンセン
ト取付口から天井裏まで、或いは天井裏からコンセント
取付口まで電線を容易に引き込むことのできる配線工具
を簡単な構造で提供することを主たる目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本
発明にかかる配線工具Aにあっては、多数の短棒ユニッ
ト1…が一本の棒杆を形成するように屈曲可能なジョイ
ント部2…を介して直線状に連結され、且つ前記各短棒
ユニット1…が常時直線状の連結姿勢を弾力的に保持す
るように姿勢強制手段3が設けられており、更に、前記
最上段の短棒ユニット1の上端には引掛用のフック4
が、また最下段の短棒ユニットの下端には紐又は電線を
接続するための連結部5が設けられている構造とした。
【0005】
【発明の実施の形態】従って、例えば図2で示すよう
に、壁面Bに開口したコンセント取付口Cから、後端に
紐又は電線Eを連結した配線工具Aを差し込んで断熱材
Dを押しつけながら、上端のフック4が天井裏にでるま
で上方に押し込み、天井開閉口Fから電線引き出し具G
でフック4を引っかけて作業者の手前まで引き寄せて配
線工具を引き抜くことによりコンセント取付口Cからの
紐又は電線を作業者の手元に通すことができる。この場
合、棒杆状の配線工具Aは屈曲可能でありながら直線姿
勢が強要されているため、コンセント取付口部分で屈曲
しても壁内部での垂直な部分で直線姿勢を保持して上方
に押し進めることができるものである。
【0006】前記ジョイント部2…はユニバーサルジョ
イントのように自由な方向に屈曲できるように形成する
のが好ましいが、一方向にのみ屈曲できるように形成し
てもよく、また、短棒ユニット1の軸芯を直角に交わる
二方向に屈曲できるように形成してもよい。
【0007】前記姿勢強制手段3は、図1に示すよう
に、上端の短棒ユニット1に止着されて各短棒ユニット
の軸芯を貫通する孔を通って下方に延びる紐部材3a
と、最下端の短棒ユニット内部に組み込まれて前記紐部
材3aを常時下方に牽引するスプリング3bとによっ
て、各短棒ユニット1…がジョイント部2で互いに弾力
的に押しつけられるように形成することによって達成で
きる。またこれに変えて、図4乃至図6に示すように、
各短棒ユニット1…を軸芯部で連結する板バネ3cで形
成することも可能である。この場合、該板バネ3cが前
記ジョイント部2を兼ねることができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の第1の実施例を図1並びに図2
に基づいて説明する。図において符号Aは本発明に係る
配線工具であって、多数の短棒ユニット1…が一本の棒
杆を形成するように屈曲可能なジョイント部2…を介し
て直線状に連結されている。このジョイント部2は互い
に摺接する半球面状の凹凸部によって形成され、ユニバ
ーサルジョイントのように自由な方向に屈曲できるよう
に形成されている。
【0009】また、前記各短棒ユニット1…は姿勢強制
手段3によって常時直線状の連結姿勢を弾力的に保持す
るように形成されている。本実施例ではこの姿勢強制手
段3は、図1に示すように、上端の短棒ユニット1に止
着されて各短棒ユニット1…の軸芯に貫通した孔を通っ
て下方に延びる鋼線のような丈夫な紐部材3aと、最下
端の短棒ユニット内部に組み込まれて前記紐部材3aを
常時下方に牽引するスプリング3bとからなり、これに
よって、各短棒ユニット1…がジョイント部2で互いに
弾力的に押しつけられて常時一本の棒杆のような直線姿
勢が強要されている。
【0010】更に、前記最上段の短棒ユニット1の上端
には引掛用のフック4が、また最下段の短棒ユニットの
下端には紐又は電線を接続するための連結部5が設けら
れている。尚、配線工具の全長は2.5乃至3m程度が
このましい。
【0011】上記の如く構成された配線工具Aを使用す
るに当たって、例えば図2で示すように、後端に紐又は
配線すべき電線Eを連結した配線工具Aを、壁面Bに開
口したコンセント取付口Cから、差し込んで断熱材Dを
押しつけながら、上端のフック4が天井裏にでるまで上
方に押し込む。この場合断熱材Dは、例えばガラスファ
イバー等の柔軟な芯材表面をアルミ箔等のカバーで被覆
したクッション性のあるマットのような形態で作られて
いるので、配線工具Aを断熱材Dに押しつけることによ
り上方に容易に押し進めることができる。また、配線工
具Aは屈曲可能でありながら直線姿勢が強要されている
ため、コンセント取付口部分で屈曲しても壁内部での垂
直な部分で直線姿勢を保持して上方に押し進めることが
可能となる。
【0012】このようにして、天井裏にフック4が露出
するまで押し進めた後、天井開閉口Fから電線引き出し
具Gでフック4を引っかけて作業者の手前まで引き寄せ
て配線工具Aを引き抜くことによりコンセント取付口C
からの紐又は電線を作業者の手元に通すことができるも
のである。紐の場合は紐先端に配線すべき電線を繋いで
コンセント取付口から紐を引き出すことにより電線を配
線することができる。
【0013】図3は上記第1実施例で示した配線工具に
おけるジョイント部2に若干の修正を加えた実施例を示
すものであって、上下の短棒ユニット1の相対する面が
半球状の凹面に形成され、これら凹面に球体2aが摺接
自在にはめ込まれており、前記実施例と同様の紐部材3
aで相互に直線状に連結されている。従ってこの場合も
各短棒ユニット1…がジョイント部2で互いに弾力的に
押しつけられて常時一本の棒杆のような直線姿勢を強制
されながら、ジョイント部を介して自由方向に屈曲させ
ることができる。
【0014】前記姿勢強制手段3は、図1や図3で示し
た実施例に変えて、図4乃至図6に夫々示すように、隣
接する上下の短棒ユニット1…を軸芯部で連結する板バ
ネ3cで形成することも可能である。この場合、該板バ
ネ3cが前記ジョイント部2を兼ねることができる。
【0015】また、上記板バネ3cは図4並びに図5に
示すように、全ての板バネ3cの取付姿勢を同じ方向に
向けることによって、短棒ユニット1の屈曲方向を板バ
ネの厚み方向に沿った一方向のみに設定することができ
る。また図6に示すように、板バネ5cの巾方向と厚み
方向を交互に入れ替えて配置することによって配線工具
Aをその軸芯を直角に交わる二方向に設定することがで
きる。尚、図4で示した実施例では上下の短棒ユニット
1、1の隣接する端面部分の隙間が小さく形成した実施
例を示し、図5はこの隙間が大きく設定した実施例を示
すもので、前者の場合は隙間が小さいために短棒ユニッ
ト相互間の屈曲性が固く、後者の場合は隙間が大きいた
めに屈曲性が柔らかくなる。
【0016】前記した板バネ3cを短棒ユニット1に取
り付けるには、例えば図4乃至図6に示すように、板バ
ネ3cの両端を鋭角に折り曲げて錨部3dを作り、この
錨部3dを短棒ユニット1の予め形成した挿入溝1aに
固く嵌合させることによって簡単に取り付けることがで
きるが、他の取付手段で取り付けてもよいことは勿論で
ある。
【0017】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えば短棒ユニット1
の表面に蛍光塗料を塗布しておけば、暗闇での使用に便
利である。その他本発明ではその構成要件を備え、かつ
前記の目的を達成し、下記の効果を有する限りにおいて
は適宜に改変して実施することができるものである。
【0018】
【発明の効果】本発明の配線工具は上記の如く、一本の
棒杆のような直線状の姿勢が強制されているものであり
ながら所定の力で屈曲させることができるから、コンセ
ント取付口等の挿入口部分で屈曲しても壁内部での垂直
な部分で直線姿勢を保持して上方に押し進めることがで
き、これにより中空壁に断熱材が装填されている場合で
も、壁面のコンセント取付口から天井裏まで、或いは天
井裏からコンセント取付口まで電線を容易に引き込むこ
とができる顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線工具の断面図。
【図2】上記配線工具の使用例を示す断面図。
【図3】本発明に係る配線工具の他の実施例を示す図1
同様の断面図。
【図4】本発明に係る配線工具の別の実施例を示す一部
分の拡大断面図。
【図5】本発明に係る配線工具の更に他の実施例を示す
一部分の拡大断面図。
【図6】本発明に係る配線工具の更に別の実施例を示す
一部分の拡大断面図。
【符号の説明】
1 短棒ユニット 2 ジョイント部 3 姿勢強制手段 3a 紐部材 3b スプリング 3c 板バネ 4 フック 5 連結部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の短棒ユニット(1)…が一本の棒杆
    を形成するように屈曲可能なジョイント部(2)…を介し
    て直線状に連結され、且つ前記各短棒ユニット(1)…が
    常時直線状の連結姿勢を弾力的に保持するように姿勢強
    制手段(3)が設けられており、更に、前記最上段の短棒
    ユニット(1)の上端には引掛用のフック(4)が、また最下
    段の短棒ユニットの下端には紐又は電線を接続するため
    の連結部(5)が設けられている配線工具。
  2. 【請求項2】 前記姿勢強制手段(3)が、上端の短棒ユ
    ニット(1)に止着されて各短棒ユニットの軸芯を貫通す
    る孔通って下方に延びる紐部材(3a)と、最下端の短棒ユ
    ニット(1)の内部に組み込まれて前記紐部材(3a)を常時
    下方に牽引するスプリング(3b)とから構成され、これに
    より、各短棒ユニット(1)…がジョイント部(2)…で互い
    に弾力的に押しつけられて常時一本の棒杆のような直線
    姿勢が強要されている請求項1に記載の配線工具。
  3. 【請求項3】 前記姿勢強制手段(3)が、互いに隣接す
    る上下の短棒ユニット(1)…を軸芯部で連結する板バネ
    (3c)で形成されており、これにより該板バネ(3c)が前記
    ジョイント部(2)を兼ねている請求項1に記載の配線工
    具。
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