JP3039277B2 - 温度センサ - Google Patents
温度センサInfo
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- JP3039277B2 JP3039277B2 JP6184993A JP18499394A JP3039277B2 JP 3039277 B2 JP3039277 B2 JP 3039277B2 JP 6184993 A JP6184993 A JP 6184993A JP 18499394 A JP18499394 A JP 18499394A JP 3039277 B2 JP3039277 B2 JP 3039277B2
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- JP
- Japan
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- thermistor
- coating film
- temperature sensor
- lead wire
- temperature
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Description
水温度、吸気温度などを検出するために使用され、サー
ミスタ等の温度感知素子を備えた温度センサに関する。
クタ部に1対のターミナル(端子金具)を設け、そのタ
ーミナルの末端にリード線を介して温度感知素子のサー
ミスタを接続し、リード線とサーミスタの全体を合成樹
脂により包囲した構造の温度センサが、特開平4−12
2826号公報等で提案されている。
センサは、そのサーミスタの部分が合成樹脂モールドさ
れるため、サーミスタの周囲を覆う合成樹脂が厚くな
り、サーミスタの温度検出の応答性が低下する問題があ
った。このため、サーミスタの感温部を露出させること
が考えられたが、液体温度を検出する温度センサでは、
リード線を含む感温部の耐液性の確保が問題となってい
た。
で、温度検出の応答性が良く、良好な耐液性を確保でき
る温度センサを提供することを目的とする。
に、本発明の温度センサは、ターミナルとターミナルの
末端に接続された温度感知素子をインサートとして、本
体が合成樹脂によりインサート成形され、温度感知素子
が本体の外に位置する温度センサにおいて、温度感知素
子と温度感知素子のリード線の周囲にコーティング膜が
形成され、温度感知素子のリード線を被覆するコーティ
ング膜の端部が、合成樹脂製の本体の内部に進入してお
り、かつリード線が本体から突出する根本部分における
本体とリード線のコーティング膜の境界周縁部分が、円
弧状断面を有する円弧状断面部で形成されることを特徴
とする。
温部つまり温度感知素子を冷却液等の液中に挿入し、液
体等の温度を検出するために使用されるが、温度感知素
子の周囲がコーティング膜で被覆されているだけである
ため、耐液性を良好に確保できると共に、従来の合成樹
脂でモールドされるものに比べ、液体の温度が温度感知
素子に伝達しやすく、良好な応答性で温度検出を行うこ
とができる。
コーティング膜の端部が、合成樹脂製の本体の内部に進
入しているから、コーティング膜の剥離を防止し、コー
ティング膜の良好な密着性を確保することができる。
分における本体とリード線のコーティング膜の境界周縁
部分が、円弧状断面を有する円弧状断面部で形成される
から、成形後のバリ切りを容易に行なうことができる。
する。
縦断面図を示している。この温度センサは、上部にコネ
クタ部4を有する合成樹脂製の本体1の外周部に、金属
製の取付筒10を外嵌・固定し、本体1より突出したサ
ーミスタ6を覆うように、スリット孔を設けたインシュ
レータ7を取付筒10の先端に接着・固定して構成され
る。なお、インシュレータ7と取付筒10は一体成形す
ることもできる。
1対のターミナル2、3をインサートとし、上部にコネ
クタ部4を形成し下部にサーミスタ6を突出させる形状
を有するように、合成樹脂によりインサート成形され
る。
は、図3に示すように、先ず、その片側の長い方のリー
ド線6aをU字状に曲折して形成される。そして、その
サーミスタ6には、リード線6a、6bの先端部を除い
た部分に、コーティング膜6cがコートされる(図
4)。コーティング膜6cは、例えば、エポキシ樹脂を
使用してディッピング等により形成され、良好な耐液性
を有すると共に、良好な温度検出の応答性が得られる程
度の厚さに形成される。
長尺の金属板に金メッキを施し形成され、図5に示すよ
うに、ターミナル2、3の末端に、サーミスタ6の両側
のリード線6a,6bが半田付け等により接続される。
ミナル2、3をインサートとして、本体1が合成樹脂に
より所定の形状にインサート成形されるが、このとき、
ターミナル2、3の先端部はコネクタ部4の凹部内に突
出して露出し、サーミスタ6は、コーティング膜6cで
被覆した部分のみが露出するように成形される。
ード線6a,6bに被覆したコーティング膜6cの先端
部が、本体1の樹脂部内に入り込むように成形が行われ
る。
が本体1の樹脂部内に入り込むように成形されるため、
コーティング膜6cの密着性は良好であり、端部からの
コーティング膜6cの剥離を防止することができる。ま
た、成形時に、サーミスタ6とそのリード線6a,6b
がコーティング膜6cにより被覆されているため、サー
ミスタ6やリード線が成形型等に当たるなどして傷付く
ことは防止される。
本の周囲、つまり本体1とリード線6a,6bのコーテ
ィング膜6cの境界周縁部分は、直角断面ではなく、円
弧状断面を有する円弧状断面部1aが生じるように形成
される。これによって、成形後のバリ切りが容易とな
る。
置の外周部に環状シール材8を嵌め、その外周部に金属
製の取付筒10が嵌装され、取付筒10の上端部を内側
にかしめて固定される。この取付筒10は、上外周部に
六角ナット部を有し、下外周部におねじ部を有し、おね
じ部の上の段差部に環状シール材9が嵌装される。そし
て、本体1と取付筒10の先端部に、スリット孔を設け
たインシュレータ7が、露出したサーミスタ6を覆うよ
うに接着・固定される。
ば、内燃機関の冷却水通路の壁部に設けられた孔に、サ
ーミスタ側を挿入するように、取付筒10をねじ込んで
装着される。
ト孔からサーミスタ6の周囲に進入した冷却水の温度を
サーミスタ6が検出するように動作するが、サーミスタ
6とそのリード線6a,6bはコーティング膜6cによ
って被覆されているため、良好な耐液性を確保すること
ができ、また、コーティング膜6cは充分に薄く形成さ
れるため、応答性の良い温度検出を行うことができる。
脂を使用したが、他の合成樹脂や高分子弾性体を使用す
ることもできる。また、この温度センサは、エンジン吸
気温度等の気体温度を検出する場合にも有効であり、気
体中の異物による腐食に対し、良好な耐食性を確保する
ことができる。
ある。
面付き正面図である。
付き正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ターミナルと該ターミナルの末端に接続
された温度感知素子をインサートとして、本体が合成樹
脂によりインサート成形され、該温度感知素子が該本体
の外に位置する温度センサにおいて、 該温度感知素子と該温度感知素子のリード線の周囲にコ
ーティング膜が形成され、該温度感知素子のリード線を
被覆する該コーティング膜の端部が該合成樹脂製の本体
の内部に進入しており、かつ前記リード線が前記本体か
ら突出する根本部分における該本体とリード線のコーテ
ィング膜の境界周縁部分が、円弧状断面を有する円弧状
断面部で形成されることを特徴とする温度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6184993A JP3039277B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6184993A JP3039277B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 温度センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0850061A JPH0850061A (ja) | 1996-02-20 |
JP3039277B2 true JP3039277B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=16162917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6184993A Expired - Lifetime JP3039277B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 温度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039277B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3382358A4 (en) * | 2017-02-09 | 2019-01-16 | Shibaura Electronics Co., Ltd. | TEMPERATURE SENSOR |
Families Citing this family (5)
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---|---|---|---|---|
JP4455839B2 (ja) * | 2003-06-25 | 2010-04-21 | Tdk株式会社 | 温度センサの製造方法 |
JP4530169B2 (ja) | 2005-12-09 | 2010-08-25 | Tdk株式会社 | サーミスタ装置、及び、サーミスタ装置の製造方法 |
JP6299137B2 (ja) * | 2013-10-10 | 2018-03-28 | 株式会社デンソー | 検査用治具 |
JP6075398B2 (ja) | 2014-06-30 | 2017-02-08 | 株式会社デンソー | 温度センサ及び温度センサの製造方法 |
JP2018155670A (ja) * | 2017-03-21 | 2018-10-04 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 圧力センサ |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP6184993A patent/JP3039277B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3382358A4 (en) * | 2017-02-09 | 2019-01-16 | Shibaura Electronics Co., Ltd. | TEMPERATURE SENSOR |
EP3382358B1 (en) | 2017-02-09 | 2021-01-13 | Shibaura Electronics Co., Ltd. | Temperature sensor |
US10955296B2 (en) | 2017-02-09 | 2021-03-23 | Shibaura Electronics Co., Ltd. | Temperature sensor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0850061A (ja) | 1996-02-20 |
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