JP3038727U - 自動車等の排気管用キャップ - Google Patents

自動車等の排気管用キャップ

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JP3038727U
JP3038727U JP1996013326U JP1332696U JP3038727U JP 3038727 U JP3038727 U JP 3038727U JP 1996013326 U JP1996013326 U JP 1996013326U JP 1332696 U JP1332696 U JP 1332696U JP 3038727 U JP3038727 U JP 3038727U
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exhaust pipe
exhaust
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cap
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JP1996013326U
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Inventor
和孝 鈴木
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株式会社ガルーダ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車等の排気管から水分やごみ等の進入を
確実に防止することができるものを低コストで提供す
る。 【解決手段】 略有底筒状を有するとともに外周面に複
数の環状突起4を設け、頭部に排気管を閉塞して水や埃
が進入するのを防止するための鍔2と着脱する際に掴む
摘まみ3とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、内燃機関から発生する排気ガスを導出して外部へ排出する排気管 の排出口に着脱自在に装着して蓋をする自動車等の排気管用キャップに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
例えばオートバイ等の自動二輪車や原動機付きバイク或いは自動車(以下自動 車等とよぶ)には、周知のように、ガソリンエンジンやデイーゼルエンジンから 発生する排気ガスを排出するための排気管がエンジンとの間に連結されている。 また、この排気管の一部には消音器(サイレンサ)が付設されており、この消音 器によって排気ガスの排出に伴って発生する排気音を抑えるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような自動車等の排気管は、外部に剥き出し状態となっており 、また当然このガソリンエンジンやデイーゼルエンジンの排気系は密閉されてい ないから、長期間屋外等に放置する場合には、エキゾースト側から湿気が進入し てエキゾースト内部は勿論のことエンジン内部まで腐食をもたらすことがある。
【0004】 また、風雨が強いときには、短期間でも雨水やごみなどが進入してこれらの内 部を腐食させる場合もある。
【0005】 特に、最近の自動二輪車等には、サイレンサが上向きの状態(排気口が上向き )で取り付けられたものが多く、このようなタイプでは水やごみ等が内部へ容易 に進入するから、何らかの対策を講じることが切望されている。
【0006】 そこで、この考案は、上記した事情に鑑み、自動車等の排気管から水分やごみ 等の進入を有効に防止することができる自動車等の排気管用キャップを低コスト で提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、この請求項1に記載の考案は、ガソリンエンジンなどの内燃機関から発 生する排気ガスを導いて外部へ排出する排気管の排出口に着脱自在に装着する自 動車等の排気管用キャップであって、前記排出口の内周面形状に合わせた略有底 筒状若しくは円柱状を有するとともに頭部に排気管を閉塞して水や埃等が進入す るのを防止するための鍔と着脱用の摘まみとを有するものである。
【0008】 また、この請求項2に記載の考案は、外周面に環状突起を設けたものである。
【0009】 また、この請求項3に記載の考案は、耐熱性及び/又は弾性の材料で形成した ものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の好適な実施例について添付図面を参照しながら説明する。 図1はこの考案にかかる自動車等の排気管用キャップ1を示すものであり、こ のキャップ1は、耐熱性の弾性材料、例えば少なくとも60°C乃至80°C程 度の温度に耐えるシリコン、ネオプレン等で形成したゴム或いは適宜の硬質プラ スチックその他の弾性体を使用して略有底筒状(中実円柱状でもよい)に形成し たものである。
【0011】 この実施例のキャップ1の頭部は曲面(例えば半球面等)形状をなしており、 この頭部には外周面から側方に突出した鍔2と頂部に突出する摘まみ3とを設け ている。この鍔2は、図2に示すように、少なくとも装着する排気管5の排出口 5Aの外径寸法R1よりも大きな径R2を有するものであって、外部からの水分 やごみ等の進入を確実に防止することができるようになっている。摘まみ3には 、指が入る程度の大きさを有し金属若しくは紐で形成したリングを装着するため の通し孔を設けておけば、好都合である。
【0012】 また、この実施例のキャップ1の外周面には、環状に突出した突起4を2か所 設けており、この環状突起4によってシール効果を高めることができるようにな っている。なお、この環状突起の数には制限がない。また、この環状突起は、シ ール性が高ければ特に必要ではない。さらに、またこの環状突起を除く本体部分 をセラミックスで形成するとともに、本体の環状突起の形成部位に環状の溝を刻 設しておき、この溝にゴム等の適宜のリング状の部材を環着させてもよい。
【0013】 従って、この実施例によれば、例えば図3に示すように、排気管5が(オート バイに)上向きに取り付けてあるタイプのものであって雨天時に屋外に放置して あっても、このキャップ1を装着しておけば、排気口を完全にシールすることが できるから、雨水の進入を確実に防止して内部の腐食を有効に防止できる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案によれば、略有底筒状を有するとともに外 周面に複数の環状突起を設け、頭部に排気管を閉塞して水や埃が進入するのを防 止するための鍔を有する形状のものであるから、確実、かつ、完全に排気管の排 気口をシールすることができ、譬え排気管の排気口が上向きに取り付けられたも のであっても、雨水や湿気の進入を確実に防止することができるから、長期間に 亘り自動車等の排気管やエンジン等の内部での腐食を防止でき、その結果長期間 に亘り自動車等の品質を良好な状態に維持できる。 また、この考案によれば、着脱する際に掴む摘まみを有するから、簡単に排気 管に着脱させることができ、実用的であるとともに、比較的簡単な構造であるか ら、低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかる自動車等の排気管用キャップ
を示す断面図。
【図2】このキャップを排気管に装着したときの状態を
示す断面図。
【図3】このキャップを取り付けるオートバイの排気管
の取り付け状態を示す説明図。
【符号の説明】
1 キャップ 2 鍔 3 摘まみ 4 環状突起 5 排気管 5A 排気口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガソリンエンジンなどの内燃機関から発
    生する排気ガスを導いて外部へ排出する排気管の排出口
    に着脱自在に装着する自動車等の排気管用キャップであ
    って、 前記排出口の内周面形状に合わせた略有底筒状若しくは
    円柱状を有するとともに、頭部に排気管を閉塞して水や
    埃等が進入するのを防止するための鍔と着脱用の摘まみ
    とを有することを特徴とする自動車等の排気管用キャッ
    プ。
  2. 【請求項2】 外周面に環状突起を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の自動車等の排気管用キャップ。
  3. 【請求項3】 耐熱性及び/又は弾性の材料で形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動車等の排気管用
    キャップ。
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