JP3038103B2 - マンホール枠の取外し工法及び取替え工法 - Google Patents

マンホール枠の取外し工法及び取替え工法

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JP3038103B2
JP3038103B2 JP5189144A JP18914493A JP3038103B2 JP 3038103 B2 JP3038103 B2 JP 3038103B2 JP 5189144 A JP5189144 A JP 5189144A JP 18914493 A JP18914493 A JP 18914493A JP 3038103 B2 JP3038103 B2 JP 3038103B2
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manhole
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敬之 島村
信一 椿森
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株式会社エポ
羽田ヒューム管株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンホール枠の取外し
工法及び取替え工法に関する。
【0002】
【従来の技術】マンホール枠の固定方法として、特公昭
59−48258号公報に、マンホール枠をそのフラン
ジ部において据付け基礎上にボルトで固定する方法が開
示されている。
【0003】前記ボルトによる固定方法は、据付け時に
おけるマンホール枠の位置合せが容易であり、固定後に
おけるマンホール枠の横方向へのずれや凍上及び水の逆
流等によるマンホール枠の浮き上がりが生じ難い等の効
果を奏する反面、マンホール枠を据付け基礎から取り外
す際はマンホール枠周囲の舗装を振動騒音の発生源とな
る破砕により除去すると共にボルトによるマンホール枠
の固定を解除する必要があるため、この固定方法により
固定されたマンホール枠に、特公昭61−33938号
公報に開示される、マンホール枠周囲の舗装を円形状に
切断すると共にマンホール枠をその周囲の舗装塊と共に
据付け基礎から取り外すようにしたマンホール枠の取替
え工法を適用することが困難である等の問題点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、据付
け基礎上にボルトその他の取付け具で固定されたマンホ
ール枠をその周囲の舗装を破砕することなしに取り外す
ことができるマンホール枠の取外し工法及びそれを用い
たマンホール枠の取替え工法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマンホール
枠の取外し工法は、筒状側壁の下端外側に張り出したフ
ランジ部において据付け基礎上に取付け具で固定された
マンホール枠周囲の舗装をフランジ部外周を越える広さ
で環状に切断する工程(a)と、マンホール枠周囲の舗
装に取付け具に通じる操作孔を穿設する工程(b)と、
操作孔を通して取付け具を操作すると共に据付け基礎に
対するマンホール枠の固定を解除する工程(c)と、固
定解除後のマンホール枠をその外壁に付着した舗装塊と
共に据付け基礎から取り外す工程(d)とからなるもの
である。
【0006】なお、前記工程(a)における環状切断の
形状に特別の制限はなく、円形状や多角形状等を適宜選
択でき、必要に応じて深さ方向に先細りとなる傾斜切断
が行われてもよい。また、前記工程(a)と工程(b)
とは必要に応じて何れが先行しても差し支えない。
【0007】また、本発明に係るマンホール枠の取替え
工法は、前記マンホール枠の取外し工法における工程
(a)〜(d)と、マンホール枠取外し後に再構築され
た据付け基礎上に新マンホール枠を据え付けると共にそ
の周囲に新舗装を施工する工程(e)とからなるもので
ある。
【0008】
【作用】前記マンホール枠の取外し工法については、工
程(a)においてマンホール枠はその外壁に付着した舗
装塊と共に周辺の舗装から環状に分離され、工程(b)
及び工程(c)においてマンホール枠は据付け基礎に対
する固定を解除され、さらに工程(d)においてマンホ
ール枠はその外壁に付着した舗装塊と共に取り外され
る。
【0009】前記工程(a)では例えば特公昭61−5
2283号公報等に開示される路面円形切断機や通常の
コンクリート切断機等を使用することができ、工程
(b)では例えば公知のコアカッターやコアボーリング
マシン等を使用することができ、工程(c)では取付け
具に応じた解除手段を備えると共に操作孔を通して使用
可能に構成した道具を使用すればよく、また工程(d)
では例えば実開昭59−193679号公報等に開示さ
れるマンホール枠剥離機を利用することができる。
【0010】また、前記マンホール枠の取替え工法につ
いては、前記マンホール枠の取外し工法によってマンホ
ール枠がその外壁に付着した舗装塊と共に取り外された
後に、工程(e)において、常法の通り、再構築された
据付け基礎上に新マンホール枠が据え付けられると共に
その周囲に新舗装が施工される。
【0011】前記工程(e)では、新マンホール枠とし
て、据付け時にボルトその他の取付け具を用いない形式
のもの、及び特開昭60−23525号公報や特開平0
1−198905号公報等に開示されるように、外壁に
コンクリートやグースアスファルト等の各種舗装材を予
め付着させたものを使用してもよく、さらには先に取り
外された舗装塊付きのものを再使用することも可能であ
る。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るマンホール枠の
取外し工法及び取替え工法を順次説明する半断面図であ
る。
【0013】同図(A)において、コンクリート斜壁管
1上にリング状の調整材2を介して据付け基礎3が構築
されると共に該据付け基礎3上に等角度間隔で複数の据
付けボルト4が突設される。また、マンホール枠5はそ
の筒状側壁の下端外側に張り出したフランジ部6を備え
ると共に該フランジ部6に前記据付けボルト4に対応す
る複数の取付け穴7を有する。前記マンホール枠5は、
各取付け穴7に前記据付けボルト4をそれぞれ貫通させ
て前記据付け基礎3上に載置され、各据付けボルト4に
ナット8が螺合されると共に据付け基礎3に対するマン
ホール枠5の固定が行われ、該マンホール枠5周辺には
舗装9が施される。前記据付けボルト4及びナット8
は、協働して本発明における取付け具を構成する。
【0014】マンホール枠5の前記据付け状態におい
て、マンホール枠5周囲の舗装9がフランジ部6外周を
越える広さでマンホール枠5と同心の円形状に切断され
ると共に筒状の切断溝10によってマンホール枠5がそ
の外壁に付着した舗装塊11と共に周辺の舗装9から分
離され、またマンホール枠5周囲の舗装9に各据付けボ
ルト4及びナット8に通じる操作孔12が穿設される。
【0015】次に、同図(B)において、各操作孔12
を通して各ナット8がボックスレンチ13で据付けボル
ト4から取り外されると共に据付け基礎3に対するマン
ホール枠5の固定が解除され、続いて同図(C)におい
て、固定解除後のマンホール枠5がその外壁に付着した
舗装塊11と共に据付け基礎3から取り外される。
【0016】最後に、同図(D)において、マンホール
枠5の取外し後に再構築された据付け基礎23上に新マ
ンホール枠25が据え付けられると共にその周囲には既
設の舗装9に隣接して新舗装29が施工される。本実施
例に使用される新マンホール枠25は、フランジ部26
の各取付け穴27が筒状側壁の内側に配置された構造を
備え、前記据付け時における各据付けボルト4に対する
ナット8の螺合や新マンホール枠25の取替え時におけ
るナット8の取外し等の作業は、周囲の舗装29の有無
に無関係に筒状側壁の内側において行うことができる。
なお、前記構造の新マンホール枠25の代わりに、従来
のボルト固定式のものや非ボルト固定式のもの等を適宜
使用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るマンホール枠の取外し工法
及び取替え工法は以上のように構成されるので、据付け
基礎上にボルトその他の取付け具で固定されたマンホー
ル枠をその周囲の舗装を破砕することなしに取り外すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るマンホール枠の取外し工
法及び取替え工法を順次説明する半断面図である。
【符号の説明】
3 据付け基礎 4 据付けボルト 5 マンホール枠 6 フランジ部 8 ナット 9 舗装 11 舗装塊 12 操作孔
フロントページの続き (72)発明者 椿森 信一 京都府京都市山科区勧修寺南大日町1番 地の1 株式会社エポ内 (56)参考文献 特開 平4−231518(JP,A) 特開 平2−209506(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/12 - 29/14 E03F 5/02 - 5/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状側壁の下端外側に張り出したフラン
    ジ部において据付け基礎上に取付け具で固定されたマン
    ホール枠周囲の舗装をフランジ部外周を越える広さで環
    状に切断する工程(a)と、マンホール枠周囲の舗装に
    取付け具に通じる操作孔を穿設する工程(b)と、操作
    孔を通して取付け具を操作すると共に据付け基礎に対す
    るマンホール枠の固定を解除する工程(c)と、固定解
    除後のマンホール枠をその外壁に付着した舗装塊と共に
    据付け基礎から取り外す工程(d)とからなるマンホー
    ル枠の取外し工法。
  2. 【請求項2】 筒状側壁の下端外側に張り出したフラン
    ジ部において据付け基礎上に取付け具で固定されたマン
    ホール枠周囲の舗装をフランジ部外周を越える広さで環
    状に切断する工程(a)と、マンホール枠周囲の舗装に
    取付け具に通じる操作孔を穿設する工程(b)と、操作
    孔を通して取付け具を操作すると共に据付け基礎に対す
    るマンホール枠の固定を解除する工程(c)と、固定解
    除後のマンホール枠をその外壁に付着した舗装塊と共に
    据付け基礎から取り外す工程(d)と、マンホール枠取
    外し後に再構築された据付け基礎上に新マンホール枠を
    据え付けると共にその周囲に新舗装を施工する工程
    (e)とからなるマンホール枠の取替え工法。
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KR100488401B1 (ko) * 2002-10-15 2005-05-11 황의철 맨홀의 보수 시공법 및 그 시공법에 의해 보수 시공된맨홀구조

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