JP3037955B2 - テレビジョン装置 - Google Patents
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- H04N5/63—Generation or supply of power specially adapted for television receivers
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- Dc-Dc Converters (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 この発明はテレビジョン装置のスイッチング調整電源
に関するものである。
に関するものである。
テレビジョン受像機の代表的な偏向回路出力段には、
偏向巻線と直線性改善インダクタとを含むリトレース共
振回路と、トランジスタスイッチとして作用するスイッ
チング・トランジスタとが設けられている。この出力段
は、フライバック変成器の2次巻線にリトレースパルス
電圧を発生する。このリトレースパルス電圧は整流され
て、受像機回路を付勢するためのラン動作モードすなわ
ち通常動作モード用電源電圧が生成される。この出力段
はフライバック変成器の1次巻線の端子に結合されたB
+電源電圧によって付勢される。このB+電源電圧はス
イッチング調整器(スイッチング・レギュレータ)で発
生され且つ調整される。スイッチング調整器は、例え
ば、電圧が未調整の入力電圧源に結合された入力端子を
有するSCRスイッチのようなスイッチを備えている。
偏向巻線と直線性改善インダクタとを含むリトレース共
振回路と、トランジスタスイッチとして作用するスイッ
チング・トランジスタとが設けられている。この出力段
は、フライバック変成器の2次巻線にリトレースパルス
電圧を発生する。このリトレースパルス電圧は整流され
て、受像機回路を付勢するためのラン動作モードすなわ
ち通常動作モード用電源電圧が生成される。この出力段
はフライバック変成器の1次巻線の端子に結合されたB
+電源電圧によって付勢される。このB+電源電圧はス
イッチング調整器(スイッチング・レギュレータ)で発
生され且つ調整される。スイッチング調整器は、例え
ば、電圧が未調整の入力電圧源に結合された入力端子を
有するSCRスイッチのようなスイッチを備えている。
通常動作期間中(受像機のスクリーン上に画像が表示
されている状態)は、SCRスイッチは、水平偏向サイク
ルの各トレース期間内の制御可能な時点から導通状態と
され、トレース期間の残りの部分は導通状態にラッチさ
れている。リトレース期間中は、SCRスイッチは次の偏
向サイクルにおける電圧調整に備えてターンオフ(遮
断)される。
されている状態)は、SCRスイッチは、水平偏向サイク
ルの各トレース期間内の制御可能な時点から導通状態と
され、トレース期間の残りの部分は導通状態にラッチさ
れている。リトレース期間中は、SCRスイッチは次の偏
向サイクルにおける電圧調整に備えてターンオフ(遮
断)される。
調整されたB+電源電圧(以下、調整済電源電圧)
は、フィルタ・インダクタを介してSCRスイッチの出力
端子に結合されたフィルタ・キャパシタに生成される。
フィルタ・キャパシタは通常動作期間中に偏向回路出力
段を流れる負荷電流を供給する。発振器を含む調整器の
制御回路が、第1の制御信号のある所定のサイクル中
に、SCRスイッチを導通状態にする時点を変化させるト
リガパルスを供給する。このトリガパルスは、B+電源
電圧に従って、このB+電源電圧が予め定められた値に
維持されるように、負帰還的に制御される時点において
生成される。
は、フィルタ・インダクタを介してSCRスイッチの出力
端子に結合されたフィルタ・キャパシタに生成される。
フィルタ・キャパシタは通常動作期間中に偏向回路出力
段を流れる負荷電流を供給する。発振器を含む調整器の
制御回路が、第1の制御信号のある所定のサイクル中
に、SCRスイッチを導通状態にする時点を変化させるト
リガパルスを供給する。このトリガパルスは、B+電源
電圧に従って、このB+電源電圧が予め定められた値に
維持されるように、負帰還的に制御される時点において
生成される。
未調整入力電圧の電圧源とSCRの陽極との間に結合さ
れたフライバック変成器のターンオフ巻線が、各水平リ
トレース期間中にリトレースパルスをSCRスイッチの陽
極に結合して、リトレース期間中SCRスイッチをオフ状
態(遮断状態)にする。このようにして、制御回路の発
振は通常動作期間中はリトレースパルスによって同期化
される。待機(スタンバイ)動作期間中(受像機のスク
リーン上に画像を表示させるのに必要な動作電圧は供給
されないが、通常動作状態にする命令信号を受信するの
に必要な制御回路用動作電圧は供給されている状態)
は、発振器は自走状態にある。通常動作期間中は、発振
器によって生成されるトリガパルスのタイミングは、B
+電源電圧に従って負帰還的に変化する。
れたフライバック変成器のターンオフ巻線が、各水平リ
トレース期間中にリトレースパルスをSCRスイッチの陽
極に結合して、リトレース期間中SCRスイッチをオフ状
態(遮断状態)にする。このようにして、制御回路の発
振は通常動作期間中はリトレースパルスによって同期化
される。待機(スタンバイ)動作期間中(受像機のスク
リーン上に画像を表示させるのに必要な動作電圧は供給
されないが、通常動作状態にする命令信号を受信するの
に必要な制御回路用動作電圧は供給されている状態)
は、発振器は自走状態にある。通常動作期間中は、発振
器によって生成されるトリガパルスのタイミングは、B
+電源電圧に従って負帰還的に変化する。
この発明の1つの特徴を具備した電源においては、制
御回路は、オン/オフ電源スイッチを通して未調整入力
電圧の電圧源のスイッチングオフを行わなくてもすむよ
うに、通常動作時及び待機動作時の両動作期間中付勢さ
れている。一方、水平駆動段から偏向回路出力段に供給
される水平周波数の駆動信号は待機動作期間中は発生が
停止される。その結果、待機動作期間中は偏向電流及び
リトレースパルスの発生が阻止され、フィルタ・キャパ
シタから供給される負荷電流は大幅に減少する。
御回路は、オン/オフ電源スイッチを通して未調整入力
電圧の電圧源のスイッチングオフを行わなくてもすむよ
うに、通常動作時及び待機動作時の両動作期間中付勢さ
れている。一方、水平駆動段から偏向回路出力段に供給
される水平周波数の駆動信号は待機動作期間中は発生が
停止される。その結果、待機動作期間中は偏向電流及び
リトレースパルスの発生が阻止され、フィルタ・キャパ
シタから供給される負荷電流は大幅に減少する。
前に述べたように、待機動作期間中は、トリガパルス
は自走周波数で生じる。しかし、SCRの陽極−陰極間電
圧がSCRスイッチをラッチング動作させるほどには大き
くない時に、このSCRをターンオンするトリガパルスが
生ずると、該SCRスイッチは、そのトリガパルスのパル
ス幅に比例した時間、アンラッチ(unlatched)動作モ
ードでターンオンする。トリガパルスの幅が一定である
とすると、SCRスイッチのアンラッチ動作モードでは、S
CRスイッチを流れる平均電流は、上記トリガパルスの自
走周波数に直接関係する。
は自走周波数で生じる。しかし、SCRの陽極−陰極間電
圧がSCRスイッチをラッチング動作させるほどには大き
くない時に、このSCRをターンオンするトリガパルスが
生ずると、該SCRスイッチは、そのトリガパルスのパル
ス幅に比例した時間、アンラッチ(unlatched)動作モ
ードでターンオンする。トリガパルスの幅が一定である
とすると、SCRスイッチのアンラッチ動作モードでは、S
CRスイッチを流れる平均電流は、上記トリガパルスの自
走周波数に直接関係する。
待機動作期間中のトリガパルスの周波数またはデュー
ティサイクルが、SCRスイッチの平均電流が負荷電流よ
りも小さくなるような小さい値であると仮定する。さら
に、この負荷電流の全てがSCRスイッチを通して供給さ
れるものとする。従って、フィルタ・キャパシタはラッ
チング動作を可能とするのに充分な大きさの陽極−陰極
間電圧差をSCRスイッチに生じさせるレベルに達するま
で放電する。その後、SCRスイッチは自走発振器の次の
トリガパルスによってトリガされ、SCRスイッチのラッ
チング動作が生じる。
ティサイクルが、SCRスイッチの平均電流が負荷電流よ
りも小さくなるような小さい値であると仮定する。さら
に、この負荷電流の全てがSCRスイッチを通して供給さ
れるものとする。従って、フィルタ・キャパシタはラッ
チング動作を可能とするのに充分な大きさの陽極−陰極
間電圧差をSCRスイッチに生じさせるレベルに達するま
で放電する。その後、SCRスイッチは自走発振器の次の
トリガパルスによってトリガされ、SCRスイッチのラッ
チング動作が生じる。
負荷電流が小さいために、上記したようなラッチング
動作を可能にするのに充分な大きさの陽極−陰極間電圧
差を得るために必要な放電時間は、例えば、160ミリ秒
に等しい。待機動作期間中はリトレースパルスは存在し
ないから、このようなラッチング動作は、フィルタ・キ
ャパシタが再び未調整電源電圧と等しいかまたはそれ以
上の電圧まで充電されてSCRスイッチをターンオフさせ
るまで続く。各ラッチング動作の終了後、上記したよう
な160ミリ秒の期間が経過するまで、SCRスイッチの陽極
−陰極間電圧は、再び次のラッチング動作を可能にする
には小さすぎる電圧となる。
動作を可能にするのに充分な大きさの陽極−陰極間電圧
差を得るために必要な放電時間は、例えば、160ミリ秒
に等しい。待機動作期間中はリトレースパルスは存在し
ないから、このようなラッチング動作は、フィルタ・キ
ャパシタが再び未調整電源電圧と等しいかまたはそれ以
上の電圧まで充電されてSCRスイッチをターンオフさせ
るまで続く。各ラッチング動作の終了後、上記したよう
な160ミリ秒の期間が経過するまで、SCRスイッチの陽極
−陰極間電圧は、再び次のラッチング動作を可能にする
には小さすぎる電圧となる。
ラッチング動作期間中、SCRスイッチ及び、例えばフ
ィルタ・インダクタを、大振幅で幅の広い電流パルスが
流れ、これが例えば6Hzの周波数で繰返す可能性があ
る。このような幅の広い電流パルスは待機動作期間中に
不快な音を発生させることがある。このような不快な音
は、幅の広いパルス電流が、例えば上記フィルタ・イン
ダクタを流れることに起因する寄生機械的振動などによ
って生じる。従って、待機動作期間中にSCRスイッチで
不所望なラッチング動作を生じさせるようなレベルまで
フィルタ・キャパシタが放電しないようにすることが望
ましい。
ィルタ・インダクタを、大振幅で幅の広い電流パルスが
流れ、これが例えば6Hzの周波数で繰返す可能性があ
る。このような幅の広い電流パルスは待機動作期間中に
不快な音を発生させることがある。このような不快な音
は、幅の広いパルス電流が、例えば上記フィルタ・イン
ダクタを流れることに起因する寄生機械的振動などによ
って生じる。従って、待機動作期間中にSCRスイッチで
不所望なラッチング動作を生じさせるようなレベルまで
フィルタ・キャパシタが放電しないようにすることが望
ましい。
この発明の一態様によれば、テレビジョン受像機にお
ける待機動作モード及び通常動作モードをそれぞれ表わ
す2つの状態を持つ第2の制御信号が制御回路に供給さ
れて、待機動作期間中、制御回路の発振器の自走周波数
が制御される。SCRスイッチがターンオンされたラッチ
されていない(unlatched)モードで動作する時に、こ
のSCRスイッチの導通度を増大させるために、上記第2
の制御信号は自走周波数を増大させる。このことによっ
てSCRスイッチの導通度は、該SCRスイッチを流れる平均
電流が充分に大きくなるように増大し、直前のトリガパ
ルスの終了時から経過時間中に失われたフィルタ・キャ
パシタの全電荷を各トリガパルスの期間中に上記の増大
した平均電流で補充することができる。失われた全電荷
がトリガパルスの各周期中に補充されるので、フィルタ
・キャパシタ電圧は、各トリガパルスの終了時には実質
的に同じレベルにあるようになる。このレベルは、待機
動作の全期間を通してSCRスイッチの陽極−陰極間電圧
を、該SCRスイッチがラッチン動作を生じないような充
分に低い値に維持するのに必要な高さのレベルである。
その結果、前述した不快な音の発生を防止することがで
きる。
ける待機動作モード及び通常動作モードをそれぞれ表わ
す2つの状態を持つ第2の制御信号が制御回路に供給さ
れて、待機動作期間中、制御回路の発振器の自走周波数
が制御される。SCRスイッチがターンオンされたラッチ
されていない(unlatched)モードで動作する時に、こ
のSCRスイッチの導通度を増大させるために、上記第2
の制御信号は自走周波数を増大させる。このことによっ
てSCRスイッチの導通度は、該SCRスイッチを流れる平均
電流が充分に大きくなるように増大し、直前のトリガパ
ルスの終了時から経過時間中に失われたフィルタ・キャ
パシタの全電荷を各トリガパルスの期間中に上記の増大
した平均電流で補充することができる。失われた全電荷
がトリガパルスの各周期中に補充されるので、フィルタ
・キャパシタ電圧は、各トリガパルスの終了時には実質
的に同じレベルにあるようになる。このレベルは、待機
動作の全期間を通してSCRスイッチの陽極−陰極間電圧
を、該SCRスイッチがラッチン動作を生じないような充
分に低い値に維持するのに必要な高さのレベルである。
その結果、前述した不快な音の発生を防止することがで
きる。
通常動作期間中は、第2の制御信号はSCRスイッチの
デューティサイクルには何の影響も与えない。一方、待
機動作期間中は、この第2の制御信号は第1の制御信号
のデューティサイクルを増大させ、それによって、SCR
スイッチのデューティサイクルを増大させる。第2の制
御信号が働かなければ、SCRスイッチのデューティサイ
クルは、ラッチング動作の防止に必要な値よりも小さく
なってしまうであろう。
デューティサイクルには何の影響も与えない。一方、待
機動作期間中は、この第2の制御信号は第1の制御信号
のデューティサイクルを増大させ、それによって、SCR
スイッチのデューティサイクルを増大させる。第2の制
御信号が働かなければ、SCRスイッチのデューティサイ
クルは、ラッチング動作の防止に必要な値よりも小さく
なってしまうであろう。
テレビジョン受像機の中には、受像機の共通の導体を
基準にして生成されるべき外部ビデオ入力信号、例え
ば、R、G、B入力信号を受信するための信号端子を持
つものがある。このような信号端子及び共通導体は、外
部装置、例えば、VCRとかテレテキストデコーダ等の対
応する信号端子及び共通導体に結合される。
基準にして生成されるべき外部ビデオ入力信号、例え
ば、R、G、B入力信号を受信するための信号端子を持
つものがある。このような信号端子及び共通導体は、外
部装置、例えば、VCRとかテレテキストデコーダ等の対
応する信号端子及び共通導体に結合される。
外部装置とテレビジョン受像機との間の信号の結合を
簡単にするために、受像機と外部装置の共通導体が相互
に接続されて、全共通導体が同じ電位になるようにされ
る。各外部装置の信号線路は受像機の対応する信号端子
に結合される。このような構成においては、例えばテレ
ビジョン受像機のような各装置の共通導体は、その装置
を付勢するための対応する交流主電源に対して「浮遊状
態」すなわち導電的に分離(絶縁)された状態に保持さ
れる。共通導体が浮遊状態に保持される場合は、共通導
体の電位にある端子に利用者が触れても電気ショックを
受けることがない。
簡単にするために、受像機と外部装置の共通導体が相互
に接続されて、全共通導体が同じ電位になるようにされ
る。各外部装置の信号線路は受像機の対応する信号端子
に結合される。このような構成においては、例えばテレ
ビジョン受像機のような各装置の共通導体は、その装置
を付勢するための対応する交流主電源に対して「浮遊状
態」すなわち導電的に分離(絶縁)された状態に保持さ
れる。共通導体が浮遊状態に保持される場合は、共通導
体の電位にある端子に利用者が触れても電気ショックを
受けることがない。
従って、例えばテレビジョン受像機の共通導体、ある
いはアースをテレビジョン受像機に電力を供給する交流
主電源の端子の電位から電気的に分離(絶縁)すること
が望ましい。このような分離は一般には変成器によって
行なわれる。分離された共通導体は、しばしば「コール
ド」接地導体と呼ばれる。
いはアースをテレビジョン受像機に電力を供給する交流
主電源の端子の電位から電気的に分離(絶縁)すること
が望ましい。このような分離は一般には変成器によって
行なわれる。分離された共通導体は、しばしば「コール
ド」接地導体と呼ばれる。
この発明の電源のスイッチング調整器においては、交
流主電源はブリッジ整流器に直接結合されて、例えば
「ホット」接地点と呼ばれる共通導体を基準とし、コー
ルド接地導体から導電的に分離(絶縁)された未調整の
直流入力電圧が生成される。その結果、制御回路、調整
済出力電圧B+、フライバック変成器の1次巻線、直線
性補償インダクタ及び偏向巻線もホット接地導体を基準
とすることになる。一方、偏向回路のスイッチング・ト
ランジスタのスイッチング動作を制御する駆動段の一部
は、例えば、コールド接地導体を基準とする。同様に、
受像機のオン/オフ動作を制御するために、例えば、遠
隔制御受信機によって生成されるオン/オフ制御信号も
コールド接地導体に基準がおかれる。
流主電源はブリッジ整流器に直接結合されて、例えば
「ホット」接地点と呼ばれる共通導体を基準とし、コー
ルド接地導体から導電的に分離(絶縁)された未調整の
直流入力電圧が生成される。その結果、制御回路、調整
済出力電圧B+、フライバック変成器の1次巻線、直線
性補償インダクタ及び偏向巻線もホット接地導体を基準
とすることになる。一方、偏向回路のスイッチング・ト
ランジスタのスイッチング動作を制御する駆動段の一部
は、例えば、コールド接地導体を基準とする。同様に、
受像機のオン/オフ動作を制御するために、例えば、遠
隔制御受信機によって生成されるオン/オフ制御信号も
コールド接地導体に基準がおかれる。
駆動段の駆動変成器は、コールド接地導体を基準とす
る駆動段の部分からの水平周波数のスイッチング用の第
2の制御信号をホット接地点を基準とする偏向回路のス
イッチング・トランジスタに供給する。駆動変成器はホ
ット接地導体とコールド接地導体間の必要な絶縁バリア
として作用する。オン/オフ制御信号が駆動段に供給さ
れて、通常動作期間中は第2の制御信号が生成されるよ
うに、また、待機動作期間中は第2の制御信号が生成さ
れないようにして偏向回路の動作を停止させる。
る駆動段の部分からの水平周波数のスイッチング用の第
2の制御信号をホット接地点を基準とする偏向回路のス
イッチング・トランジスタに供給する。駆動変成器はホ
ット接地導体とコールド接地導体間の必要な絶縁バリア
として作用する。オン/オフ制御信号が駆動段に供給さ
れて、通常動作期間中は第2の制御信号が生成されるよ
うに、また、待機動作期間中は第2の制御信号が生成さ
れないようにして偏向回路の動作を停止させる。
この発明の別の態様によれば、第1の制御信号、すな
わち制御回路の発振器の自走周波数を、待機動作期間中
はオーディオの範囲よりも高くなるようにする制御信号
が、偏向回路出力段の直線性補償インダクタ中に生成さ
れる電圧から作られる。この第1の制御信号は、直線性
補償インダクタと制御回路との間に、ホット接地点を基
準とした信号路を形成する構成によって生成される。こ
の信号路がホット接地点を基準としているために、オン
/オフ制御信号の通常動作及び待機動作制御情報を制御
回路に供給するための余分なホット/コールド分離(絶
縁)構成を設ける必要がなくなる。
わち制御回路の発振器の自走周波数を、待機動作期間中
はオーディオの範囲よりも高くなるようにする制御信号
が、偏向回路出力段の直線性補償インダクタ中に生成さ
れる電圧から作られる。この第1の制御信号は、直線性
補償インダクタと制御回路との間に、ホット接地点を基
準とした信号路を形成する構成によって生成される。こ
の信号路がホット接地点を基準としているために、オン
/オフ制御信号の通常動作及び待機動作制御情報を制御
回路に供給するための余分なホット/コールド分離(絶
縁)構成を設ける必要がなくなる。
この発明の一態様を実施した通常動作/待機動作制御
信号を発生するテレビジョン装置の構成を、各構成素子
毎に後程説明する図示の実施例で使用されている参照番
号または符号を付して示すと、この発明のテレビジョン
装置は、 水平偏向スイッチ(Q1)の駆動用の第1の信号(100
の出力信号)を、上記テレビジョン装置の待機動作期間
中は発生せず、通常動作期間中に発生する第1の手段
(100)と、 電気ショックの危険からの分離に関して上記第1の信
号から電気的に分離されていない第1の部分(変成器T3
の1次巻線)と、電気ショックの危険からの分離に関し
て上記第1の信号(100の出力信号)から変成器によっ
て電気的に分離されている第2の部分(変成器T3の2次
巻線)含み、上記第1の信号を上記第2の部分に結合し
て、上記第1の信号(100の出力信号)から上記変成器
によって電気的に分離された第2の信号(Hr)を上記第
2の部分に上記待機動作期間中は発生させず、上記通常
動作期間中に発生させる結合手段(T3)と、 上記結合手段(T3)の上記第2の部分に結合されてお
り、且つこの第2の部分から電気的に分離されておら
ず、上記第2の信号(Hr)に応答して、上記待機動作期
間中でなく上記通常動作期間中に切換えられて上記通常
動作期間中偏向巻線(Ly)に偏向電流(iy)を生じさせ
る上記偏向スイッチ(Q1)と、 上記第2の信号(Hr)に応答し、上記結合手段(T3)
の上記第2の部分(変成器T3の2次巻線)から電気的に
分離されていない第3の手段(121)であって、上記第
1の信号(100の出力信号)から上記変成器(T3)によ
って電気的に分離されており、上記通常動作期間中に上
記第2の信号(Hr)が生成されている間通常動作状態に
あり、且つ上記待機動作期間中に上記第2の信号(Hr)
が生成されていない間待機動作状態にある上記通常動作
/待機動作制御信号(V121)を生成する第3の手段(12
1)と、 上記第1の信号(100の出力信号)から上記変成器(T
3)によって電気的に分離されており、上記通常動作及
び待機動作の両動作期間中付勢されて、これらの両動作
期間中に発振器信号(Sc)を発生する発振器(110)で
あって、上記制御信号に応答し且つこの制御信号から電
気的に分離されておらず、上記制御信号(V121)が上記
通常動作状態の時は通常動作モードとされ、上記制御信
号(V121)が上記待機動作状態の時は待機動作モードと
される発振器(110)と、を含んでいる。
信号を発生するテレビジョン装置の構成を、各構成素子
毎に後程説明する図示の実施例で使用されている参照番
号または符号を付して示すと、この発明のテレビジョン
装置は、 水平偏向スイッチ(Q1)の駆動用の第1の信号(100
の出力信号)を、上記テレビジョン装置の待機動作期間
中は発生せず、通常動作期間中に発生する第1の手段
(100)と、 電気ショックの危険からの分離に関して上記第1の信
号から電気的に分離されていない第1の部分(変成器T3
の1次巻線)と、電気ショックの危険からの分離に関し
て上記第1の信号(100の出力信号)から変成器によっ
て電気的に分離されている第2の部分(変成器T3の2次
巻線)含み、上記第1の信号を上記第2の部分に結合し
て、上記第1の信号(100の出力信号)から上記変成器
によって電気的に分離された第2の信号(Hr)を上記第
2の部分に上記待機動作期間中は発生させず、上記通常
動作期間中に発生させる結合手段(T3)と、 上記結合手段(T3)の上記第2の部分に結合されてお
り、且つこの第2の部分から電気的に分離されておら
ず、上記第2の信号(Hr)に応答して、上記待機動作期
間中でなく上記通常動作期間中に切換えられて上記通常
動作期間中偏向巻線(Ly)に偏向電流(iy)を生じさせ
る上記偏向スイッチ(Q1)と、 上記第2の信号(Hr)に応答し、上記結合手段(T3)
の上記第2の部分(変成器T3の2次巻線)から電気的に
分離されていない第3の手段(121)であって、上記第
1の信号(100の出力信号)から上記変成器(T3)によ
って電気的に分離されており、上記通常動作期間中に上
記第2の信号(Hr)が生成されている間通常動作状態に
あり、且つ上記待機動作期間中に上記第2の信号(Hr)
が生成されていない間待機動作状態にある上記通常動作
/待機動作制御信号(V121)を生成する第3の手段(12
1)と、 上記第1の信号(100の出力信号)から上記変成器(T
3)によって電気的に分離されており、上記通常動作及
び待機動作の両動作期間中付勢されて、これらの両動作
期間中に発振器信号(Sc)を発生する発振器(110)で
あって、上記制御信号に応答し且つこの制御信号から電
気的に分離されておらず、上記制御信号(V121)が上記
通常動作状態の時は通常動作モードとされ、上記制御信
号(V121)が上記待機動作状態の時は待機動作モードと
される発振器(110)と、を含んでいる。
第1a図はテレビジョン受像機の一部を示し、主電源電
圧VACを調整して直流の未調整入力電圧VURを発生するブ
リッジ整流器101が含まれている。以下、SCR200と称す
るシリコン制御信号整流器200を含む出力段すなわちス
イッチ調整器102が、フライバック変成器T1の巻線W1に
供給される調整された出力電圧(調整済電圧)B+を生
成する。調整器102の入力端子102aはフライバック変成
器T1の巻線W4を介して未調整の入力電圧VURの電源に結
合されている。調整済の出力電圧B+はスイッチ調整器
102の出力端子102dに発生する。磁芯及びこの磁芯に巻
回された巻線W1、W2、W3及びW4からなる上記フライバッ
ク変成器T1の巻線W1は、水平周波数fHで動作する水平偏
向回路の出力段(水平出力段)99の偏向スイッチングト
ランジスタQ1のコレクタ電極に結合されている。通常動
作期間中、トランジスタQ1のベースには、水平周波数fH
の制御信号Hrが供給される。ここでは水平発振器・駆動
段100として示した制御回路が、トランジスタQ1のベー
スに結合されており、該制御回路からトランジスタQ1の
ベースに周期がHの上記制御信号Hrが供給される。信号
HrはトランジスタQ1のスイッチング(オン−オフ)を制
御して、水平出力段99に結合された偏向巻線Ly、トレー
ス・キャパシタCt及び直線性補償インダクタLLINからな
る直列回路中に偏向電流iyを発生させる。各水平周期H
の各リトレース期間に、変成器T1の2次巻線W2の両端間
に通常の態様でリトレース電圧VW2が生成される。各リ
トレース期間はトランジスタQ1が非導通になると直ちに
生じる。2次巻線W2に結合された整流器104が上記リト
レース電圧VW2を整流して、例えば+26Vの通常動作モー
ド(ラン・モード)時の直流動作電圧V+を生成する。
電圧V+は通常動作期間中、受像機の種々の回路(図示
せず)に動作用電源電圧として供給される。
圧VACを調整して直流の未調整入力電圧VURを発生するブ
リッジ整流器101が含まれている。以下、SCR200と称す
るシリコン制御信号整流器200を含む出力段すなわちス
イッチ調整器102が、フライバック変成器T1の巻線W1に
供給される調整された出力電圧(調整済電圧)B+を生
成する。調整器102の入力端子102aはフライバック変成
器T1の巻線W4を介して未調整の入力電圧VURの電源に結
合されている。調整済の出力電圧B+はスイッチ調整器
102の出力端子102dに発生する。磁芯及びこの磁芯に巻
回された巻線W1、W2、W3及びW4からなる上記フライバッ
ク変成器T1の巻線W1は、水平周波数fHで動作する水平偏
向回路の出力段(水平出力段)99の偏向スイッチングト
ランジスタQ1のコレクタ電極に結合されている。通常動
作期間中、トランジスタQ1のベースには、水平周波数fH
の制御信号Hrが供給される。ここでは水平発振器・駆動
段100として示した制御回路が、トランジスタQ1のベー
スに結合されており、該制御回路からトランジスタQ1の
ベースに周期がHの上記制御信号Hrが供給される。信号
HrはトランジスタQ1のスイッチング(オン−オフ)を制
御して、水平出力段99に結合された偏向巻線Ly、トレー
ス・キャパシタCt及び直線性補償インダクタLLINからな
る直列回路中に偏向電流iyを発生させる。各水平周期H
の各リトレース期間に、変成器T1の2次巻線W2の両端間
に通常の態様でリトレース電圧VW2が生成される。各リ
トレース期間はトランジスタQ1が非導通になると直ちに
生じる。2次巻線W2に結合された整流器104が上記リト
レース電圧VW2を整流して、例えば+26Vの通常動作モー
ド(ラン・モード)時の直流動作電圧V+を生成する。
電圧V+は通常動作期間中、受像機の種々の回路(図示
せず)に動作用電源電圧として供給される。
調整済の出力電圧B+は、抵抗RS1、RS2、及びRS3を
含む分圧器を通して、図では調整器・発振器110として
示す制御回路の端子110aに帰還電圧VINを供給する。こ
の調整器・発振器(制御回路)110は通常動作及び待機
動作の両動作期間中付勢される。通常動作期間中は、調
整器・発振器110は、水平周波数fHを持ち、且つ各水平
期間HでSCR20が導通状態となる時点を制御する制御可
能な位相を持つ信号SCを発生する。信号SCの位相は、出
力電圧B+に比例した帰還電圧VINと調整器・発振器110
中で生成される基準電圧(第1a図には示されていない)
との差に従って変化する。信号SCにより与えられる調整
によって、通常動作期間中に調整済の出力電圧B+は例
えば+129Vの予め設定された直流電圧レベルにあるよう
にされる。
含む分圧器を通して、図では調整器・発振器110として
示す制御回路の端子110aに帰還電圧VINを供給する。こ
の調整器・発振器(制御回路)110は通常動作及び待機
動作の両動作期間中付勢される。通常動作期間中は、調
整器・発振器110は、水平周波数fHを持ち、且つ各水平
期間HでSCR20が導通状態となる時点を制御する制御可
能な位相を持つ信号SCを発生する。信号SCの位相は、出
力電圧B+に比例した帰還電圧VINと調整器・発振器110
中で生成される基準電圧(第1a図には示されていない)
との差に従って変化する。信号SCにより与えられる調整
によって、通常動作期間中に調整済の出力電圧B+は例
えば+129Vの予め設定された直流電圧レベルにあるよう
にされる。
SCR200の陽極は変成器T1の巻線W4を通して未調整入力
電圧VURの電源に結合されている。SCR200の陰極はフィ
ルタ・インダクタL2の一方の端子102cに結合されてい
る。調整済の出力電圧B+が生成されるインダクタL2の
他方の端子である出力端子102dはフライバック変成器T1
の巻線W1に結合されている。フィルタ・キャパシタC2が
出力端子102dに結合されている。制御信号SCは駆動変成
器T2を介してSCR200のゲート電極に結合されている。
電圧VURの電源に結合されている。SCR200の陰極はフィ
ルタ・インダクタL2の一方の端子102cに結合されてい
る。調整済の出力電圧B+が生成されるインダクタL2の
他方の端子である出力端子102dはフライバック変成器T1
の巻線W1に結合されている。フィルタ・キャパシタC2が
出力端子102dに結合されている。制御信号SCは駆動変成
器T2を介してSCR200のゲート電極に結合されている。
第1b図の波形(a)に示されるように、制御可能な位
相をもつ制御信号SCの前縁LEが調整器・発振器(制御回
路)110の出力に生じると、SCR200はトリガされて直ち
に導通状態になる。通常動作期間中は、信号SCの前縁LE
は、巻線W4の両端間に発生する電圧VW4の各周期Hのト
レース期間中の時点t1aで生じる。SCR200が導通してい
る期間中は、キャパシタC1を充電するインダクタL2を流
れる電流iL2は増大する。電流iL2の増大の速度は未調整
入力電圧VURと調整済電圧B+とによって決まる。
相をもつ制御信号SCの前縁LEが調整器・発振器(制御回
路)110の出力に生じると、SCR200はトリガされて直ち
に導通状態になる。通常動作期間中は、信号SCの前縁LE
は、巻線W4の両端間に発生する電圧VW4の各周期Hのト
レース期間中の時点t1aで生じる。SCR200が導通してい
る期間中は、キャパシタC1を充電するインダクタL2を流
れる電流iL2は増大する。電流iL2の増大の速度は未調整
入力電圧VURと調整済電圧B+とによって決まる。
水平トレースの終了時、すなわち第1b図の波形(a)
に示す時点t2aで、電圧VW4のトレースパルス部分が発生
する。電圧VW4は変成器動作により、出力段99のリトレ
ース・キャパシタCrにおける電圧RRから生成される。巻
線W4のトレースパルスVW4はSCR200を逆バイアスし、、
その時インダクタL2を流れる対応する電流iL2を減少さ
せるような極性とされる。インダクタL2を流れる電流i
L2の負の変化率のために、端子102cに現れる電圧は、こ
の端子102cに結合されたキャッチング・ダイオードD2が
導通するリトレースパルス部分RTの時点t3aになるまで
減少する。キャッチング・ダイオードD2のようなダイオ
ードの動作は、ウイリス(D.H.Willis)氏に与えられた
米国特許第4,163,926号に記述されている。
に示す時点t2aで、電圧VW4のトレースパルス部分が発生
する。電圧VW4は変成器動作により、出力段99のリトレ
ース・キャパシタCrにおける電圧RRから生成される。巻
線W4のトレースパルスVW4はSCR200を逆バイアスし、、
その時インダクタL2を流れる対応する電流iL2を減少さ
せるような極性とされる。インダクタL2を流れる電流i
L2の負の変化率のために、端子102cに現れる電圧は、こ
の端子102cに結合されたキャッチング・ダイオードD2が
導通するリトレースパルス部分RTの時点t3aになるまで
減少する。キャッチング・ダイオードD2のようなダイオ
ードの動作は、ウイリス(D.H.Willis)氏に与えられた
米国特許第4,163,926号に記述されている。
第2図には、第1a図の調整器・発振器110、すなわちS
CR制御回路110の詳細が示されている。第1a図と第2図
において同じ参照番号及び符号は同じ素子あるいは機能
を示す。通常動作期間中、第2図の制御回路、すなわち
調整器・発振器110は、巻線W4の両端間に発生する電圧V
W4から第1a図のSCR200の入力端子102aに生成されるリト
レース信号49によって同期化される。後述するように、
待機動作期間中は、調整器・発振器110は自走発振器と
して連続的に動作し、信号SCを発生する。
CR制御回路110の詳細が示されている。第1a図と第2図
において同じ参照番号及び符号は同じ素子あるいは機能
を示す。通常動作期間中、第2図の制御回路、すなわち
調整器・発振器110は、巻線W4の両端間に発生する電圧V
W4から第1a図のSCR200の入力端子102aに生成されるリト
レース信号49によって同期化される。後述するように、
待機動作期間中は、調整器・発振器110は自走発振器と
して連続的に動作し、信号SCを発生する。
第2図のPNPトランジスタ53とNPNトランジスタ52は両
方共、制御端子54におけるトリップ電圧のレベルによっ
て設定される速度で状態が切換わる。制御端子54はダイ
オード59を通してトランジスタ52のエミッタに結合され
ている。調整済の+33V電源に結合された充電キャパシ
タ55が、直列接続されたトランジスタ57と抵抗58で構成
された制御可能な電流源56を通して充電される。キャパ
シタ55とトランジスタ57のコレクタとの接続点は前述し
た制御端子54を形成している。前記+33V電源は、通常
動作と待機動作の両動作期間中ツエナーダイオードZ33
(第1a図)の両端間に生成される。
方共、制御端子54におけるトリップ電圧のレベルによっ
て設定される速度で状態が切換わる。制御端子54はダイ
オード59を通してトランジスタ52のエミッタに結合され
ている。調整済の+33V電源に結合された充電キャパシ
タ55が、直列接続されたトランジスタ57と抵抗58で構成
された制御可能な電流源56を通して充電される。キャパ
シタ55とトランジスタ57のコレクタとの接続点は前述し
た制御端子54を形成している。前記+33V電源は、通常
動作と待機動作の両動作期間中ツエナーダイオードZ33
(第1a図)の両端間に生成される。
相補トランジスタ52と53はラッチング構成を形成する
ように互に接続されている。すなわち、トランジスタ53
のコレクタ出力端子はトランジスタ52のベース入力端子
に結合されており、トランジスタ52のコレクタ出力端子
がトランジスタ53のベース入力端子に結合されている。
従って、2つのトランジスタは再生形のラッチを形成す
る。
ように互に接続されている。すなわち、トランジスタ53
のコレクタ出力端子はトランジスタ52のベース入力端子
に結合されており、トランジスタ52のコレクタ出力端子
がトランジスタ53のベース入力端子に結合されている。
従って、2つのトランジスタは再生形のラッチを形成す
る。
後述するように、待機動作期間中に生じる調整器・発
振器110の連続した自走発振器状態では、トランジスタ5
2が導通すると、+33V電源から抵抗60、61を通してトラ
ンジスタ52のコレクタへ電流が引出され、それによって
トランジスタ53がターンオンされる。トランジスタ53の
コレクタ電流の一部は抵抗62を通してトランジスタ52の
ベースに結合され、それによって、正帰還的(再生的)
に両トランジスタをターンオンして飽和状態にする。同
様に、トランジスタ52が非導通になると、両トランジス
タは正帰還的にターンオフされる。
振器110の連続した自走発振器状態では、トランジスタ5
2が導通すると、+33V電源から抵抗60、61を通してトラ
ンジスタ52のコレクタへ電流が引出され、それによって
トランジスタ53がターンオンされる。トランジスタ53の
コレクタ電流の一部は抵抗62を通してトランジスタ52の
ベースに結合され、それによって、正帰還的(再生的)
に両トランジスタをターンオンして飽和状態にする。同
様に、トランジスタ52が非導通になると、両トランジス
タは正帰還的にターンオフされる。
次に、調整器・発振器110の動作を自走サイクルの1
サイクルについて説明する。トランジスタ52と53が非導
通になる期間を考える。トランジスタ52のベースの電圧
は、抵抗64と62の並列回路と直列の抵抗63からなる分圧
器の抵抗値によって決まる。トランジスタ52が導通状態
となるためには、電圧V54が、トランジスタ52のベース
の電圧よりも2ダイオード電圧降下分だけ低い、低い方
のトリップ電圧VLよりも低くならなければならない。端
子54の電圧V54が電圧VLよりも低いレベルになると、ト
ランジスタ52と53は正帰還的にターンオンする。
サイクルについて説明する。トランジスタ52と53が非導
通になる期間を考える。トランジスタ52のベースの電圧
は、抵抗64と62の並列回路と直列の抵抗63からなる分圧
器の抵抗値によって決まる。トランジスタ52が導通状態
となるためには、電圧V54が、トランジスタ52のベース
の電圧よりも2ダイオード電圧降下分だけ低い、低い方
のトリップ電圧VLよりも低くならなければならない。端
子54の電圧V54が電圧VLよりも低いレベルになると、ト
ランジスタ52と53は正帰還的にターンオンする。
両トランジスタ52、53が導通すると、分圧器の比率が
変わる。トランジスタ53が飽和状態の導通時では、抵抗
64ではなく抵抗63が抵抗62と実効的に並列関係にされ、
トランジスタ52のベースに新しく正のベース電圧を生じ
させ、また、制御端子54に高い方のトリップ電圧VHを設
定する。端子54の電圧V54が電圧VHよりも高いレベルに
なると、トランジスタ52と53は正帰還的にターンオフす
る。
変わる。トランジスタ53が飽和状態の導通時では、抵抗
64ではなく抵抗63が抵抗62と実効的に並列関係にされ、
トランジスタ52のベースに新しく正のベース電圧を生じ
させ、また、制御端子54に高い方のトリップ電圧VHを設
定する。端子54の電圧V54が電圧VHよりも高いレベルに
なると、トランジスタ52と53は正帰還的にターンオフす
る。
第4a図と第4b図は、電源の待機動作期間中に生じる調
整器・発振器110の連続した自走動作期間中の制御端子5
4における電圧V54と発振器トランジスタ53のコレクタ電
圧の理想的な波形を示す。待機動作期間中は、第1a図の
調整器・発振器110は付勢されるが、水平出力段99は非
動作状態とされる。時間T1のいくらか後で始まる期間に
おける第2図の電圧V54について考察してみる。トラン
ジスタ52と53はターンオフされており、キャパシタ55
が、制御可能な電流源56のトランジスタ57のベース電圧
によって決まる一定速度で+33V電源から充電される。
従って、端子54における電圧は減少する鋸歯状波とな
る。時間T2では、電圧V54はその低い方のトリップ電圧V
のレベルまで低下している。その結果、トランジスタ52
と53は正帰還的にターンオンされる。
整器・発振器110の連続した自走動作期間中の制御端子5
4における電圧V54と発振器トランジスタ53のコレクタ電
圧の理想的な波形を示す。待機動作期間中は、第1a図の
調整器・発振器110は付勢されるが、水平出力段99は非
動作状態とされる。時間T1のいくらか後で始まる期間に
おける第2図の電圧V54について考察してみる。トラン
ジスタ52と53はターンオフされており、キャパシタ55
が、制御可能な電流源56のトランジスタ57のベース電圧
によって決まる一定速度で+33V電源から充電される。
従って、端子54における電圧は減少する鋸歯状波とな
る。時間T2では、電圧V54はその低い方のトリップ電圧V
のレベルまで低下している。その結果、トランジスタ52
と53は正帰還的にターンオンされる。
トランジスタ53のコレクタはダイオード65を介して出
力端子B−Bの一方に結合されている。第1a図の駆動変
成器T2の1次巻線T2aが端子B−Bに結合されている。
キャパシタ55の放電路は+33V電源に結合されたキャパ
シタ55の端子、トランジスタ53のエミッタ−コレクタ間
電路、ダイオード65、端子B−B間に結合された巻線T2
a及びキャパシタ55の他方の端子で構成される。キャパ
シタの放電期間中に電流源56によってキャパシタ55が充
電されるという不都合が生じないようにするためにトラ
ンジスタ53のコレクタは抵抗77を介してトランジスタ57
のエミッタに結合されている。トランジスタ53が導通す
ると、トランジスタ57はカットオフされ、上記放電期間
中は電流源56が非動作状態となる。
力端子B−Bの一方に結合されている。第1a図の駆動変
成器T2の1次巻線T2aが端子B−Bに結合されている。
キャパシタ55の放電路は+33V電源に結合されたキャパ
シタ55の端子、トランジスタ53のエミッタ−コレクタ間
電路、ダイオード65、端子B−B間に結合された巻線T2
a及びキャパシタ55の他方の端子で構成される。キャパ
シタの放電期間中に電流源56によってキャパシタ55が充
電されるという不都合が生じないようにするためにトラ
ンジスタ53のコレクタは抵抗77を介してトランジスタ57
のエミッタに結合されている。トランジスタ53が導通す
ると、トランジスタ57はカットオフされ、上記放電期間
中は電流源56が非動作状態となる。
第4a図に示すように、時間T2で開始する端子54におけ
る電圧V54は増大する鋸歯状波である。時間T3におい
て、電圧V54はその高い方のトリップ電圧VHのレベルに
まで増大する。トランジスタ52と53は正帰還的にターン
オフされ、次の充電サイクルが開始される。
る電圧V54は増大する鋸歯状波である。時間T3におい
て、電圧V54はその高い方のトリップ電圧VHのレベルに
まで増大する。トランジスタ52と53は正帰還的にターン
オフされ、次の充電サイクルが開始される。
第4b図に示すトランジスタ53のコレクタ電圧で表わさ
れているように、ほゞT2〜T3の帰還中、出力信号は調整
器・発振器110の出力端子B−Bに結合されて、第1a図
の調整器のSCR200をターンオンさせるゲート電流を供給
する。第4a図と第4b図における期間T2〜T3の実際の時間
幅は、第1a図のSCR200をターンオンさせるための充分な
持続時間の充分なSCRゲート電流がこのSCR200に供給さ
れる限り、重要でない。
れているように、ほゞT2〜T3の帰還中、出力信号は調整
器・発振器110の出力端子B−Bに結合されて、第1a図
の調整器のSCR200をターンオンさせるゲート電流を供給
する。第4a図と第4b図における期間T2〜T3の実際の時間
幅は、第1a図のSCR200をターンオンさせるための充分な
持続時間の充分なSCRゲート電流がこのSCR200に供給さ
れる限り、重要でない。
通常動作期間中は、調整器・発振器110は待機動作中
のようには連続的に自走状態に放置されることなく、水
平偏向と同期化される。第2図のキャパシタ55の充電速
度は帰還端子105に供給される帰還電圧Vfの大きさに従
って変化し、それによって、第1a図のSCR200のターンオ
ン時点と導通角とが変化する。
のようには連続的に自走状態に放置されることなく、水
平偏向と同期化される。第2図のキャパシタ55の充電速
度は帰還端子105に供給される帰還電圧Vfの大きさに従
って変化し、それによって、第1a図のSCR200のターンオ
ン時点と導通角とが変化する。
第3a図〜第3b図は第1a図と第2図の調整器・発振器
(制御回路)110の通常動作時の説明のために使用する
波形を示す。第1a図、第2図、第3a図〜第3d図を通して
同じ参照番号及び符号は同じ素子または機能を示す。
(制御回路)110の通常動作時の説明のために使用する
波形を示す。第1a図、第2図、第3a図〜第3d図を通して
同じ参照番号及び符号は同じ素子または機能を示す。
第3a図の時間t1におけるリトレース期間の開始時に、
第2図の負方向リトレースパルス49が端子102aから抵抗
149及びキャパシタ150を介してトランジスタ53のベース
電極に結合されて、該トランジスタ53を導通状態にす
る。従って、キャパシタ55がその後直ちに実質的に放電
する。
第2図の負方向リトレースパルス49が端子102aから抵抗
149及びキャパシタ150を介してトランジスタ53のベース
電極に結合されて、該トランジスタ53を導通状態にす
る。従って、キャパシタ55がその後直ちに実質的に放電
する。
トレース開始時の時間t2の後、キャパシタ55は電流源
56のトランジスタ57のベースにおける電圧によって決ま
る速度で充電を開始する。電圧V54は、時間t4において
低い方のトリップ電圧VLのレベルに達するまで減少す
る。第3c図に示すように、時間t4において、発振器トラ
ンジスタ52、53は正帰還的にターンオンされ、、ゲート
信号Sc(2)が生成されてSCR200に供給され、該SCR200が
ターンオンされる。
56のトランジスタ57のベースにおける電圧によって決ま
る速度で充電を開始する。電圧V54は、時間t4において
低い方のトリップ電圧VLのレベルに達するまで減少す
る。第3c図に示すように、時間t4において、発振器トラ
ンジスタ52、53は正帰還的にターンオンされ、、ゲート
信号Sc(2)が生成されてSCR200に供給され、該SCR200が
ターンオンされる。
調整器・発振器110は自走モードを接続し、第3d図に
示すように、時間t5で次の同期リトレースパルス49が端
子102aに結合される迄に、充放電サイクルが数回行なわ
れる。このようにして待機動作時とは異なり、自走モー
ドは同期リトレースパルス49によって中断される。従っ
て、第3c図に示すように、時間t4後の自走モード中で、
次のリトレースパルス49の間に、SCR200に対する別のゲ
ート信号SCがSCRに結合されることもある。そのような
追加のSCRゲート信号の数は、水平トレース期間内ノタ
ーンオン時点t4の位置とかキャパシタ55に対して設定さ
れた充電及び放電速度のような因子によって決まる。こ
のような付加的なターンオン・ゲート信号は比較的小さ
な影響しか与えない。何故なら、SCRは、このSCRを流れ
る電流がその保持レベル以上である限り導通状態にとど
まっているからである。
示すように、時間t5で次の同期リトレースパルス49が端
子102aに結合される迄に、充放電サイクルが数回行なわ
れる。このようにして待機動作時とは異なり、自走モー
ドは同期リトレースパルス49によって中断される。従っ
て、第3c図に示すように、時間t4後の自走モード中で、
次のリトレースパルス49の間に、SCR200に対する別のゲ
ート信号SCがSCRに結合されることもある。そのような
追加のSCRゲート信号の数は、水平トレース期間内ノタ
ーンオン時点t4の位置とかキャパシタ55に対して設定さ
れた充電及び放電速度のような因子によって決まる。こ
のような付加的なターンオン・ゲート信号は比較的小さ
な影響しか与えない。何故なら、SCRは、このSCRを流れ
る電流がその保持レベル以上である限り導通状態にとど
まっているからである。
調整作用を行うために、ターンオン時間t4は、トラン
ジスタ57のベースにおける変動電圧によってキャパシタ
55の充電速度を変化させることにより、トレース期間内
で変化させられる。トランジスタ57のベース電圧は、抵
抗70と71とからなる分圧器を通してトランジスタ57のベ
ースに供給される帰還電圧Vfに比例した値をもつ。
ジスタ57のベースにおける変動電圧によってキャパシタ
55の充電速度を変化させることにより、トレース期間内
で変化させられる。トランジスタ57のベース電圧は、抵
抗70と71とからなる分圧器を通してトランジスタ57のベ
ースに供給される帰還電圧Vfに比例した値をもつ。
誤差増幅トランジスタ43のベース電極には、入力抵抗
43aを経て出力電圧B+を表わす帰還信号VINが供給され
る。コレクタ負荷抵抗43b、70及び71がトランジスタ43
のコレクタにおける負荷抵抗を形成している。トランジ
スタ43のエミッタに結合されたツエナーダイオードZ43
がトランジスタ43を含む反転増幅器の閾値電圧を決定す
る。トランジスタ43のコレクタに設けられた端子91に生
じる増幅された誤差電圧が帰還電圧Vfとしてトランジス
タ57のベース電極に供給される。
43aを経て出力電圧B+を表わす帰還信号VINが供給され
る。コレクタ負荷抵抗43b、70及び71がトランジスタ43
のコレクタにおける負荷抵抗を形成している。トランジ
スタ43のエミッタに結合されたツエナーダイオードZ43
がトランジスタ43を含む反転増幅器の閾値電圧を決定す
る。トランジスタ43のコレクタに設けられた端子91に生
じる増幅された誤差電圧が帰還電圧Vfとしてトランジス
タ57のベース電極に供給される。
トレース開始の時間t2の後、キャパシタ55は電流源56
のトランジスタ57のベースにおける電圧によって決まる
速度で充電を開始する。電圧V54は時間t4で低い方のト
リップ電圧VLのレベルに達するまで減少する。第3c図に
示すように、時間t4において、発振器トランジスタ52、
53が正帰還的にターンオンされてSCR200をターンオンす
るゲート信号SC(2)がSCR200に供給される。
のトランジスタ57のベースにおける電圧によって決まる
速度で充電を開始する。電圧V54は時間t4で低い方のト
リップ電圧VLのレベルに達するまで減少する。第3c図に
示すように、時間t4において、発振器トランジスタ52、
53が正帰還的にターンオンされてSCR200をターンオンす
るゲート信号SC(2)がSCR200に供給される。
第1a図の端子102dにおける調整済出力電圧B+が例え
ば減少すると、第2図の反転された帰還電圧Vfが増大し
てトランジスタ57のベース電圧を増大させる。電流源56
の電流の大きさが増大して、キャパシタ55の充電速度が
上昇する。第3d図と第3c図に点線で示した波形V′54と
SC(1)とによって示されているように、より早い時点t3
で低い方のトリップ電圧VLのレベルに達し、このより早
い時点t3において、適正な調整機能に必要なゲートパル
スSC(1)が生成される。
ば減少すると、第2図の反転された帰還電圧Vfが増大し
てトランジスタ57のベース電圧を増大させる。電流源56
の電流の大きさが増大して、キャパシタ55の充電速度が
上昇する。第3d図と第3c図に点線で示した波形V′54と
SC(1)とによって示されているように、より早い時点t3
で低い方のトリップ電圧VLのレベルに達し、このより早
い時点t3において、適正な調整機能に必要なゲートパル
スSC(1)が生成される。
受像機の待機動作を開始させる使用者からの命令によ
り、第1a図の遠隔制御受信機120が“オフ(OFF)”状態
にあるオン/オフ制御信号“ON/OFF"を発生し、この信
号“ON/OFF"は水平発振器・駆動器100に供給される。待
機動作命令が現れると、信号“ON/OFF"の働きにより、
水平回路出力段99のスイッチング・トランジスタQ1のベ
ース電極におけるスイッチング信号Hrが取除かれる。従
って、水平回路出力段99は非動作状態にされて、動作電
圧V+は生成されない。また、フライバック変成器T1の
巻線W4中のリトレースパルスVW4も生成されない。その
結果、通常動作期間中は調整器・発振器110を同期させ
る同期リトレースパルス49はその後の待機動作期間中は
生成されない。前述したように、調整器・発振器110は
待機動作時にも電圧VURから付勢されるので、上記調整
器・発振器110は連続して自走する。
り、第1a図の遠隔制御受信機120が“オフ(OFF)”状態
にあるオン/オフ制御信号“ON/OFF"を発生し、この信
号“ON/OFF"は水平発振器・駆動器100に供給される。待
機動作命令が現れると、信号“ON/OFF"の働きにより、
水平回路出力段99のスイッチング・トランジスタQ1のベ
ース電極におけるスイッチング信号Hrが取除かれる。従
って、水平回路出力段99は非動作状態にされて、動作電
圧V+は生成されない。また、フライバック変成器T1の
巻線W4中のリトレースパルスVW4も生成されない。その
結果、通常動作期間中は調整器・発振器110を同期させ
る同期リトレースパルス49はその後の待機動作期間中は
生成されない。前述したように、調整器・発振器110は
待機動作時にも電圧VURから付勢されるので、上記調整
器・発振器110は連続して自走する。
待機動作期間中のある与えられた期間にSCR200の陽極
−陰極間電圧の大きさが、該SCR200のラッチング動作を
可能にするのに必要な最小値よりも小さくなったと仮定
する。この場合、SCR200の陽極−陰極間電圧がこのSCR2
00のラッチング動作を可能にするには不充分な大きさの
時に生じる自走制御信号SCのトリガパルスは、上記SCR2
00をアンラッチモードでターンオンさせる。信号SCのそ
のような期間の各々で、SCR200は、トリガパルスのパル
ス幅、すなわち、例えば、第4b図の期間T2〜T3に比例し
た期間中ターンオンされるであろう。各トリガパルスの
パルス幅は一定である。その結果、ターンオンされたア
ンラッチモードで動作する第1a図のSCR200におけるある
所定の陽極−陰極間電圧差に対し、SCR200を流れる電流
iSCR200の平均値はトリガパルスの周波数に直接関係す
る。
−陰極間電圧の大きさが、該SCR200のラッチング動作を
可能にするのに必要な最小値よりも小さくなったと仮定
する。この場合、SCR200の陽極−陰極間電圧がこのSCR2
00のラッチング動作を可能にするには不充分な大きさの
時に生じる自走制御信号SCのトリガパルスは、上記SCR2
00をアンラッチモードでターンオンさせる。信号SCのそ
のような期間の各々で、SCR200は、トリガパルスのパル
ス幅、すなわち、例えば、第4b図の期間T2〜T3に比例し
た期間中ターンオンされるであろう。各トリガパルスの
パルス幅は一定である。その結果、ターンオンされたア
ンラッチモードで動作する第1a図のSCR200におけるある
所定の陽極−陰極間電圧差に対し、SCR200を流れる電流
iSCR200の平均値はトリガパルスの周波数に直接関係す
る。
さらに、待機動作中の上記のある与えられた期間中
に、トリガパルスの自走周波数が低く、そのためにトリ
ガパルスの各周期にSCR200を流れる電流iSCR200の平均
値が抵抗RS1を流れる負荷電流iLよりも小さくなったと
仮定する。さらに負荷電流iLが全てSCR200から供給され
るとする。従って、フィルタ・キャパシタC2は、SCR200
のラッチング動作を可能とするのに充分な大きさの、例
えば10Vの陽極−陰極間電圧差を生じさせる電圧レベル
に達するまで、負荷電流iLによって放電する。その後、
SCR200は自走する調整器・発振器110により生成された
次のトリガパルスによってトリガされ、SCR200にラッチ
ング動作が生じる。
に、トリガパルスの自走周波数が低く、そのためにトリ
ガパルスの各周期にSCR200を流れる電流iSCR200の平均
値が抵抗RS1を流れる負荷電流iLよりも小さくなったと
仮定する。さらに負荷電流iLが全てSCR200から供給され
るとする。従って、フィルタ・キャパシタC2は、SCR200
のラッチング動作を可能とするのに充分な大きさの、例
えば10Vの陽極−陰極間電圧差を生じさせる電圧レベル
に達するまで、負荷電流iLによって放電する。その後、
SCR200は自走する調整器・発振器110により生成された
次のトリガパルスによってトリガされ、SCR200にラッチ
ング動作が生じる。
負荷電流iLが小さいから、SCR200のラッチング動作を
可能にするのに充分な大きさの陽極−陰極間電圧差を得
るのに必要な放電期間は、例えば、160ミリ秒に等し
い。待機動作期間中はリトレースパルスVW4は存在しな
いから、このようなラッチング動作はフィルタ・キャパ
シタC2が未調整の入力電圧VURに等しいかそれ以上の電
圧まで再充電されて、SCR200をターンオフさせるまで持
続する。このような各ラッチング動作の終了時には、SC
R200の陽極−陰極間電圧は、次の160ミリ秒の期間が経
過するまで、次のラッチング動作を行うには不充分な大
きさに維持される。
可能にするのに充分な大きさの陽極−陰極間電圧差を得
るのに必要な放電期間は、例えば、160ミリ秒に等し
い。待機動作期間中はリトレースパルスVW4は存在しな
いから、このようなラッチング動作はフィルタ・キャパ
シタC2が未調整の入力電圧VURに等しいかそれ以上の電
圧まで再充電されて、SCR200をターンオフさせるまで持
続する。このような各ラッチング動作の終了時には、SC
R200の陽極−陰極間電圧は、次の160ミリ秒の期間が経
過するまで、次のラッチング動作を行うには不充分な大
きさに維持される。
ラッチング動作は、SCR200とフィルタ・インダクタL2
を流れる電流iSCR200の高振幅で幅の広いパルスを生成
する可能性があり、このパルスは約6Hzの周波数で繰返
す。このような幅の広い電流パルスは待機動作期間中に
不快な音を発生させることがあった。この不快な音は、
例えばインダクタL2を上記の幅の広いパルス電流が流れ
るために生じる寄生的な機械的振動によって生じる。待
機動作期間中に、ターンオフしたテレビジョン受像機か
ら音が出る筈がない時に、このような不快な音が発生す
ると、使用者には不愉快である。従って、待機動作期間
中は、SCR200中で不所望なラッチング動作を起させるよ
うなレベルまでフィルタ・キャパシタC2が放電しないよ
うにすることが望まれる。
を流れる電流iSCR200の高振幅で幅の広いパルスを生成
する可能性があり、このパルスは約6Hzの周波数で繰返
す。このような幅の広い電流パルスは待機動作期間中に
不快な音を発生させることがあった。この不快な音は、
例えばインダクタL2を上記の幅の広いパルス電流が流れ
るために生じる寄生的な機械的振動によって生じる。待
機動作期間中に、ターンオフしたテレビジョン受像機か
ら音が出る筈がない時に、このような不快な音が発生す
ると、使用者には不愉快である。従って、待機動作期間
中は、SCR200中で不所望なラッチング動作を起させるよ
うなレベルまでフィルタ・キャパシタC2が放電しないよ
うにすることが望まれる。
この発明の一態様によれば、第1a図の直線性補償イン
ダクタLLINに発生する電圧VLINから取出された電圧V121
が、調整器・発振器110の端子110aに結合されたスイッ
チとして作用するトランジスタQ2に供給される。トラン
ジスタQ2の導通により信号VINが0となり、それによっ
て待機動作期間中は、後述するような態様で信号SCの周
波数は最大値にまで増大する。
ダクタLLINに発生する電圧VLINから取出された電圧V121
が、調整器・発振器110の端子110aに結合されたスイッ
チとして作用するトランジスタQ2に供給される。トラン
ジスタQ2の導通により信号VINが0となり、それによっ
て待機動作期間中は、後述するような態様で信号SCの周
波数は最大値にまで増大する。
信号V121がない場合は、信号SCの自走周波数が増大し
てトリガパルスの周波数を増大させ、それによって信号
SCの直前のトリガパルスからの経過時間中に失われたフ
ィルタ・キャパシタC2の電荷の全てを各トリガパルスの
期間中に補充することができるようにすることができ
る。失われた電荷の全てがトリガパルスの各周期中に補
充されるので、フィルタ・キャパシタC2の出力電圧B+
は、各トリガパルスの終了時には、実質的に同じレベル
に維持される。この出力電圧B+のレベルは、待機動作
の全期間を通してSCRのスイッチのラッチング動作が起
きるのを防止するのに充分な低い値にSCR200の陽極−陰
極間電圧を維持するのに必要な高いレベルである。これ
によって、1989年9月12日付けでロドリゲス−カバソス
他に付与された米国特許第4,866,525号で詳細に説明さ
れているように、前述した不所望な音の発生が防止され
る。
てトリガパルスの周波数を増大させ、それによって信号
SCの直前のトリガパルスからの経過時間中に失われたフ
ィルタ・キャパシタC2の電荷の全てを各トリガパルスの
期間中に補充することができるようにすることができ
る。失われた電荷の全てがトリガパルスの各周期中に補
充されるので、フィルタ・キャパシタC2の出力電圧B+
は、各トリガパルスの終了時には、実質的に同じレベル
に維持される。この出力電圧B+のレベルは、待機動作
の全期間を通してSCRのスイッチのラッチング動作が起
きるのを防止するのに充分な低い値にSCR200の陽極−陰
極間電圧を維持するのに必要な高いレベルである。これ
によって、1989年9月12日付けでロドリゲス−カバソス
他に付与された米国特許第4,866,525号で詳細に説明さ
れているように、前述した不所望な音の発生が防止され
る。
通常動作期間中は、信号V121はトランジスタQ2を非導
通とし、SCR200のスイッチング動作に何らの影響も与え
ない。一方、待機動作期間中は、信号V121がないことに
より、トランジスタQ2が導通し、それによって信号SCの
周波数が高くなり、SCR200の導通度が増す。信号V121の
生成方法及び使用の仕方を以下に詳細に説明する。
通とし、SCR200のスイッチング動作に何らの影響も与え
ない。一方、待機動作期間中は、信号V121がないことに
より、トランジスタQ2が導通し、それによって信号SCの
周波数が高くなり、SCR200の導通度が増す。信号V121の
生成方法及び使用の仕方を以下に詳細に説明する。
通常動作期間中は、周波数fHの交流電圧VLINが直線性
補償インダクタLLINに発生する。キャパシタC121aと抵
抗R121との直列回路がインダクタLLINと並列に接続され
ていて、インダクタLLINに発生するリンギングを減衰さ
せる。リトレースの一部の期間中にキャパシタC121aが
電圧VLINの正方向リトレースパルス電圧により充電され
る。このようなリトレースパルスの部分の終了時には、
電圧VLINのリトレースパルスが小さくなるので、既に充
電されているキャパシタC121aは、抵抗R121とキャパシ
タC121aとの接続点に接続されたダイオードD121の陰極
に第1b図の波形(b)に示す双方向性(バイポーラ)信
号V121aの負方向パルス電圧を生じさせる。ダイオードD
121とフィルタ・キャパシタC121bは信号V121を発生する
負ピーク検出器121を形成する。インダクタLLINに対す
る検出器121の負荷効果は実質的に無視することができ
る。従って、負ピーク検出器121は偏向電流には実質的
に影響しない。通常動作期間中は負である信号V121はダ
イオードD121の陽極に発生し、この信号V121は抵抗R122
aを通してトランジスタQ2のベースに供給される。トラ
ンジスタQ2のベースとエミッタとの間に結合された保護
ダイオードD122は、トランジスタQ2のベースとエミッタ
との間の逆方向電圧がダイオードD122の準方向電圧を越
えないようにする。
補償インダクタLLINに発生する。キャパシタC121aと抵
抗R121との直列回路がインダクタLLINと並列に接続され
ていて、インダクタLLINに発生するリンギングを減衰さ
せる。リトレースの一部の期間中にキャパシタC121aが
電圧VLINの正方向リトレースパルス電圧により充電され
る。このようなリトレースパルスの部分の終了時には、
電圧VLINのリトレースパルスが小さくなるので、既に充
電されているキャパシタC121aは、抵抗R121とキャパシ
タC121aとの接続点に接続されたダイオードD121の陰極
に第1b図の波形(b)に示す双方向性(バイポーラ)信
号V121aの負方向パルス電圧を生じさせる。ダイオードD
121とフィルタ・キャパシタC121bは信号V121を発生する
負ピーク検出器121を形成する。インダクタLLINに対す
る検出器121の負荷効果は実質的に無視することができ
る。従って、負ピーク検出器121は偏向電流には実質的
に影響しない。通常動作期間中は負である信号V121はダ
イオードD121の陽極に発生し、この信号V121は抵抗R122
aを通してトランジスタQ2のベースに供給される。トラ
ンジスタQ2のベースとエミッタとの間に結合された保護
ダイオードD122は、トランジスタQ2のベースとエミッタ
との間の逆方向電圧がダイオードD122の準方向電圧を越
えないようにする。
この発明の1つの特徴によれば、負の信号V121が通常
動作期間全体を通してトランジスタQ2を非導通にする。
一方、待機動作期間中は、その期間全体にわたって、負
信号V121は生成されず、+33Vの電源とトランジスタQ2
のベースとの間に結合された抵抗R122bによってトラン
ジスタQ2を導通状態にする。第1a図のトランジスタQ2
は、待機動作期間中は導通したスイッチとして、通常動
作期間中は非導通スイッチとして動作する。トランジス
タQ2のコレクタは、電圧VINが生成される調整器・発振
器110の入力端子110aに結合されており、待機動作期間
中は、トランジスタQ2が導通することによりこの電圧V
INを0にする。従って、第2図のトランジスタ57のコレ
クタにおける電圧V54の変化率は、待機動作期間中に出
力電圧B+によって電圧VINのレベルを制御することが
できる場合に比較してかなり高くなる。その結果、調整
器・発振器110は第1b図(a)の信号SCを最高の自走周
波数で発生する。従って、前に述べたような不快な音の
発生が防止される。待機動作期間中に電圧B+によって
電圧VINのレベルを制御することが可能であるとする
と、信号SCの周波数は、前に述べた160ミリ秒の期間の
各々の少なくとも一部の期間中は最低になってしまう。
動作期間全体を通してトランジスタQ2を非導通にする。
一方、待機動作期間中は、その期間全体にわたって、負
信号V121は生成されず、+33Vの電源とトランジスタQ2
のベースとの間に結合された抵抗R122bによってトラン
ジスタQ2を導通状態にする。第1a図のトランジスタQ2
は、待機動作期間中は導通したスイッチとして、通常動
作期間中は非導通スイッチとして動作する。トランジス
タQ2のコレクタは、電圧VINが生成される調整器・発振
器110の入力端子110aに結合されており、待機動作期間
中は、トランジスタQ2が導通することによりこの電圧V
INを0にする。従って、第2図のトランジスタ57のコレ
クタにおける電圧V54の変化率は、待機動作期間中に出
力電圧B+によって電圧VINのレベルを制御することが
できる場合に比較してかなり高くなる。その結果、調整
器・発振器110は第1b図(a)の信号SCを最高の自走周
波数で発生する。従って、前に述べたような不快な音の
発生が防止される。待機動作期間中に電圧B+によって
電圧VINのレベルを制御することが可能であるとする
と、信号SCの周波数は、前に述べた160ミリ秒の期間の
各々の少なくとも一部の期間中は最低になってしまう。
調整器・発振器110、トランジスタQ2、直線性補償イ
ンダクタLLIN及びスイッチ調整器102は、それぞれ交流
主電源電圧VACに導通的に結合された共通接地導体HGを
基準としており、この共通接地導体をここではホット接
地導体HGと称している。一方、テレビジョン受像機の遠
隔制御受信機120と水平発振器・駆動器100は、ここでコ
ールド接地導体CGと称する共通接地導体CGを基準として
いる。このコールド接地導体CGは上記ホット接地導体HG
から導電的に分離(絶縁)されている。ホット接地導体
HGとコールド接地導体CGとの間の導電的分離は、一部は
遠隔制御受信機120と駆動器100を、ホット接地導体HGか
ら導電的に分離されている線路78に通常の態様で生成さ
れた電圧V78で付勢することにより実現される。電圧V78
は通常動作、待機動作の両動作期間中、生成されてい
る。
ンダクタLLIN及びスイッチ調整器102は、それぞれ交流
主電源電圧VACに導通的に結合された共通接地導体HGを
基準としており、この共通接地導体をここではホット接
地導体HGと称している。一方、テレビジョン受像機の遠
隔制御受信機120と水平発振器・駆動器100は、ここでコ
ールド接地導体CGと称する共通接地導体CGを基準として
いる。このコールド接地導体CGは上記ホット接地導体HG
から導電的に分離(絶縁)されている。ホット接地導体
HGとコールド接地導体CGとの間の導電的分離は、一部は
遠隔制御受信機120と駆動器100を、ホット接地導体HGか
ら導電的に分離されている線路78に通常の態様で生成さ
れた電圧V78で付勢することにより実現される。電圧V78
は通常動作、待機動作の両動作期間中、生成されてい
る。
この発明の別の態様によれば、トランジスタQ2を経て
調整器・発振器110と調整器スイッチ102に供給される信
号V121は、ホット接地導体HGを基準とした信号路を介し
てインダクタLLINの両端間に現れる電圧VLINから生成さ
れる。上記信号路には、それぞれホット接地導体HGに導
電的に結合されたキャパシタC121aと検出器121が含まれ
ている。ホット接地導体HGを基準とした信号V121は、コ
ールド接地導体CGを基準としたオン/オフ制御信号“ON
/OFF"の“オフ(OFF)”状態と“オン(ON)”状態にそ
れぞれ対応する2つのレベルを持っている。信号V121の
“通常動作”状態は、通常動作期間中のみ発生される水
平周波数信号Hrから得られる。信号Hrは変成器T3により
形成されるホット−コールド絶縁障壁を通して結合され
る変成器結合信号である。このように、オン/オフ制御
信号“ON/OFF"は、ホット−コールド絶縁障壁を維持す
る変成器T3を通して偏向スイッチング・トランジスタQ1
に供給される。変成器T3は、前述したように、偏向スイ
ッチング・トランジスタQ1に信号Hrを供給するために用
いたものと同じ変成器である。従って、オン/オフ制御
信号“ON/OFF"の2つの状態をホット−コールド絶縁障
壁を介して供給するために別の回路素子を付加する必要
がない。偏向電流iyに影響を与えることなく電圧VLINか
らオン/オフ情報を引出すことができる。
調整器・発振器110と調整器スイッチ102に供給される信
号V121は、ホット接地導体HGを基準とした信号路を介し
てインダクタLLINの両端間に現れる電圧VLINから生成さ
れる。上記信号路には、それぞれホット接地導体HGに導
電的に結合されたキャパシタC121aと検出器121が含まれ
ている。ホット接地導体HGを基準とした信号V121は、コ
ールド接地導体CGを基準としたオン/オフ制御信号“ON
/OFF"の“オフ(OFF)”状態と“オン(ON)”状態にそ
れぞれ対応する2つのレベルを持っている。信号V121の
“通常動作”状態は、通常動作期間中のみ発生される水
平周波数信号Hrから得られる。信号Hrは変成器T3により
形成されるホット−コールド絶縁障壁を通して結合され
る変成器結合信号である。このように、オン/オフ制御
信号“ON/OFF"は、ホット−コールド絶縁障壁を維持す
る変成器T3を通して偏向スイッチング・トランジスタQ1
に供給される。変成器T3は、前述したように、偏向スイ
ッチング・トランジスタQ1に信号Hrを供給するために用
いたものと同じ変成器である。従って、オン/オフ制御
信号“ON/OFF"の2つの状態をホット−コールド絶縁障
壁を介して供給するために別の回路素子を付加する必要
がない。偏向電流iyに影響を与えることなく電圧VLINか
らオン/オフ情報を引出すことができる。
第1a図は、この発明を実施した電源電圧調整器を含むテ
レビジョン電源の構成を、一部を回路図の形で、残りの
部分をブロック図の形で示した図、 第1b図は、第1a図のテレビジョン電源の動作を説明する
ための、信号SCと信号V121aの波形を示す図、 第2図は、発振器を含む、第1a図の電圧調整器の制御回
路の回路図、 第3a図乃至第3d図は、第1a図と第2図の回路の通常動作
を説明するために用いられる波形図、 第4a図と第4b図は、第2図の制御回路の発振器の自走動
作を説明するための波形図である。 100…第1の手段、T3…結合手段(変成器)、Q1…偏向
スイッチ(スイッチング・トランジスタ)、121…第3
の手段、110…発振器(調整器・発振器)。
レビジョン電源の構成を、一部を回路図の形で、残りの
部分をブロック図の形で示した図、 第1b図は、第1a図のテレビジョン電源の動作を説明する
ための、信号SCと信号V121aの波形を示す図、 第2図は、発振器を含む、第1a図の電圧調整器の制御回
路の回路図、 第3a図乃至第3d図は、第1a図と第2図の回路の通常動作
を説明するために用いられる波形図、 第4a図と第4b図は、第2図の制御回路の発振器の自走動
作を説明するための波形図である。 100…第1の手段、T3…結合手段(変成器)、Q1…偏向
スイッチ(スイッチング・トランジスタ)、121…第3
の手段、110…発振器(調整器・発振器)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エンリケ ロドリゲス―カバソス アメリカ合衆国 インデイアナ州 イン デイアナポリス ゴルフ・コース・ドラ イブ 11852 (56)参考文献 米国特許4680511(US,A) 米国特許4692852(US,A) 米国特許4866525(US,A) 国際公開87/4885(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/50 - 5/63 H04N 3/18
Claims (1)
- 【請求項1】通常動作/待機動作制御信号を発生するテ
レビジョン装置であって、 水平偏向スイッチの駆動用の第1の信号を、上記テレビ
ジョン装置の待機動作期間中は発生せず、通常動作期間
中に発生する第1の手段と、 電気ショックの危険からの分離に関して上記第1の信号
から電気的に分離されていない第1の部分と、電気ショ
ックの危険からの分離に関して上記第1の信号から変成
器によって電気的に分離されている第2の部分を含み、
上記第1の信号を上記第2の部分に結合して、上記第1
の信号から上記変成器によって電気的に分離された第2
の信号を上記第2の部分に上記待機動作期間中は発生さ
せず、上記通常動作期間中に発生させる結合手段と、 上記結合手段の上記第2の部分に結合されており、且つ
この第2の部分から電気的に分離されておらず、上記第
2の信号に応答して、上記待機動作期間中でなく上記通
常動作期間中に切換えられて上記通常動作期間中偏向巻
線に偏向電流を生じさせる上記偏向スイッチと、 上記第2の信号に応答し、上記結合手段の上記第2の部
分から電気的に分離されていない第3の手段であって、
上記第1の信号から上記変成器によって電気的に分離さ
れており、上記通常動作期間中に上記第2の信号が生成
されている間通常動作状態にあり、且つ上記待機動作期
間中に上記第2の信号が生成されていない間待機動作状
態にある上記通常動作/待機動作制御信号を生成する第
3の手段と、 上記第1の信号から上記変成器によって電気的に分離さ
れており、上記通常動作及び待機動作の両動作期間中付
勢されて、これらの両動作期間中に発振器信号を発生す
る発振器であって、上記制御信号に応答し且つこの制御
信号から電気的に分離されておらず、上記制御信号が上
記通常動作状態の時は通常動作モードとされ、上記制御
信号が上記待機動作状態の時は待機動作モードとされる
発振器とを含む上記通常動作/待機動作制御信号を発生
するテレビジョン装置。
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