JP3037608B2 - 外壁モルタル補強用繊維構造体 - Google Patents

外壁モルタル補強用繊維構造体

Info

Publication number
JP3037608B2
JP3037608B2 JP8003815A JP381596A JP3037608B2 JP 3037608 B2 JP3037608 B2 JP 3037608B2 JP 8003815 A JP8003815 A JP 8003815A JP 381596 A JP381596 A JP 381596A JP 3037608 B2 JP3037608 B2 JP 3037608B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing
fiber
sheet
net
mortar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8003815A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09189114A (ja
Inventor
定光 村山
芳朗 服部
正彦 江口
良輝 森尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Shoei Yakuhin Co Ltd
Kurashiki Textile Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Shoei Yakuhin Co Ltd
Kurashiki Textile Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd, Shoei Yakuhin Co Ltd, Kurashiki Textile Manufacturing Co Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP8003815A priority Critical patent/JP3037608B2/ja
Publication of JPH09189114A publication Critical patent/JPH09189114A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3037608B2 publication Critical patent/JP3037608B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂で被覆さ
れた長繊維糸が、短繊維からなる不織布シート(以下短
繊維不織布シートということがある)に、少なくとも一
方向に複合化されてなる外壁モルタル補強用繊維構造体
に関する。さらに詳しくは、コンクリート構造物等の外
壁表面に仕上げ施工を行うにあたって、仕上げ層のひび
割れ防止や脱落防止に著しい効果を有する下地モルタル
層補強用繊維構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート構造物の外壁仕上げ
層補強方法としては、短繊維不織布シートを用いる所謂
「ベースネット工法」(例えば特公平2−61584号
公報)や長繊維糸よりなるネット状シートをアンカーピ
ンで躯体に固定する所謂「ピンネット工法」(例えば特
公昭60−5750号公報)などが知られている。しか
しながら、これらの方法はいずれも、最近の大型構造物
の外壁補強・補修工事等に用いる場合には種々の問題点
を有している。例えば、前者の方法は下地モルタル層と
仕上げ層との接着性においては大きな効果を発揮する
が、面方向の補強がなされていないため、ひとたび浮き
上がりが起こると仕上げ層の剥離の予知はできても脱落
を抑制することはできないという問題がある。また後者
の方法は、前者の方法に比較して仕上げ層の脱落防止と
いう点では有効であるが、下地モルタル層と仕上げ層と
の接着性に関しては効果が乏しく、これを補うために用
いられる多数のアンカーピンが逆に躯体の損傷を招く結
果、十分な補強効果が得られなくなるという問題があ
る。この様な従来の補強方法の問題点を解決するため、
下地となるモルタル層の補強及び仕上げ層との接着に適
した繊維構造体の開発が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記現状を
鑑みてなされたものであり、その目的は、近年の大型構
造物の外壁補強・補修工事等においても十分な補強効果
を発揮し得る下地モルタル層の補強用材料を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、「短繊維
からなる、下地モルタル及び仕上げモルタル補強用の2
枚の不織布シートの間に、合成樹脂で被覆された長繊維
が、少なくとも一方向に配列され、該不織布シートと
複合一体化されてなる外壁モルタル補強用繊維構造
体。」により達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる長繊維糸は、
所謂「ピンネット工法」に用いられていたものと同一で
も大きな効果が得られるが、本発明が目的とする大型構
造物の外壁補強に供するためには10g/de以上の引
張強度を有する高強力長繊維糸であることが好ましく、
例えば、高強力ビニロン、高強力ポリエチレン、ポリア
リレート、パラ型アラミドなどの有機長繊維糸やカーボ
ン、ガラスなどの無機長繊維糸を例示することができ
る。引張強度が10g/de未満の長繊維糸を用いる場
合は、面方向の強力を確保するためにはその繊維使用量
を増やすことになるが、この結果として後述する樹脂の
含浸が不十分になるか又は長繊維糸間の線条間隔(以下
線条間隔ということがある)が狭くなってモルタルの浸
透不良を招くことがある。長繊維糸の総繊度は、その強
度によっても変わってくるが、通常は1000de以上
5000de以下、好ましくは1000de以上300
0de以下である。
【0006】長繊維糸は合成樹脂で被覆・含浸させて用
いるか、又は、ネット状シートとして短繊維不織布シー
トに複合される場合には、ネット状シートに構成される
過程もしくはネット状シートに構成された後に合成樹脂
で被覆して用いる。かくすることにより、繊維の集束部
分や交差部分又は単繊維中での水分の蓄積を防止し、こ
れによって外気温変化によるモルタル層の損傷を抑制す
ることが可能となる。好ましく用いられる合成樹脂は、
アクリル酸エステル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル
樹脂などである。
【0007】長繊維糸は、繊維構造体の少なくとも一方
向に配列して複合されている限りその配列方向は任意で
あり、必要とされる補強の方向に応じて変えることが可
能である。例えば一軸方向のみの補強で充分な場合は、
一定の線条間隔で一方向に引き揃えたものを後述の短繊
維不織布シートと複合して補強に用いる。また面方向の
補強を必要とする場合は、長繊維糸を二軸、三軸又は四
軸方向以上に配したものをネット状シートとして用い
る。なお長繊維糸の配列方法としては、織布や編布とし
てネット状に仕立てたものが一般的であるが、本発明の
効果を最大限に発揮するには、長繊維糸を編織すること
なく複数軸方向に重ね合わせた組布構造のものが伸びが
少ないためにより好適である。この組布構造のものは、
合成樹脂で一体化されていることが、補強効果及び取扱
い性の点から好ましい。
【0008】長繊維糸の配列間隔は、必要とされる補強
の程度及び長繊維糸からなるシートの構造に応じて任意
に変えることが可能であるが、通常は5mm以上60m
m以下である。この範囲未満の場合にはモルタルの浸透
不良を招くことがあり、一方この範囲を越える場合には
補強効果が不十分になることがある。
【0009】次に長繊維糸と複合される短繊維不織布シ
ートは、所謂「ベースネット工法」に使用されるものと
同様のもので良く、通常ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ビニロン、カーボンなどの素材が使われるが特に限
定されるものではなく、耐アルカリ性を有するタイプで
あればいかなる繊維でも良い。例えばパラ型アラミド繊
維であるコポリパラフェニレン・3,4’−オキシジフ
ェニレンテレフタルアミド繊維(商標名テクノーラ:帝
人株式会社製)なども好適である。施工時のモルタルの
滲み出しを考慮すると、その繊度は5de以上90de
以下が好ましく、これを目付5g/m2 以上150g/
2 以下の不織布シートにして用いることが好ましい。
短繊維の繊度が5de未満では製造コストが高くなるだ
けでなく、施工時に繊維が寝易くなってモルタル下地層
と仕上げ層の接着力が低下することがある。一方90d
eを越えると短繊維の剛性が高くなりすぎて均一に交絡
した不織布シートが得難くなる。また不織布シートの目
付が5g/m2 未満では、得られる繊維構造体中に占め
る短繊維の量が少なくなりすぎて外壁モルタルの補強効
果が低下する。一方150g/m2 を越えるとモルタル
の浸透を阻害して下地層と仕上げ層との間のモルタル連
続性が損なわれ界面剥離しやすくなる。
【0010】本発明の繊維構造体は、上記の如き長繊維
糸を下地モルタル及び仕上げモルタル補強用の2枚の
繊維不織布シートの間に、その少なくとも一方向に配列
し、該不織布シートと複合一体化することによって製造
されるが、モルタルの滲み出し並びに下地層と仕上げ層
の接着性確保の観点から全体の厚みを0.5mm以上
5.0mm以下の範囲にすることが望ましい。0.5m
m未満では薄すぎて下地層と仕上げ層間の接着性向上効
果が小さくなり、逆に5.0mmを越えると厚くなりす
ぎて下地層と仕上げ層間のモルタルの連続性が損なわれ
やすく剥離界面となる場合があるので好ましくない。
【0011】以上に述べた本発明の繊維構造体を製造す
る工程の一例を図1に示す。図中、1a及び1bは同一
もしくは異なる仕様の不織布シートを表わし、2は長繊
維糸からなるネット状シートを表わす。両者の複合には
反応型接着剤、例えばウレタン系接着剤、エポキシ系接
着剤、アクリル系接着剤などを用いる方法が最も簡単で
好適である。この場合、例えば一方の不織布シートに接
着剤をスプレーし、裏面にもう一方の不織布シートを配
したネット状シートと共にプレスして一体化し繊維構造
体となす。もちろん接着剤にかえてニードルパンチなど
の方法で物理的に複合させることも可能であるが、ネッ
ト状シートの損傷による強度低下等の問題が発生し易く
なる。なお図中3は、本発明の外壁モルタル補強用繊維
構造体であり、詳細な構造を図2A及びBに模式的に例
示した。これらの図中、1a及び1bが不織布部分を、
2がネット部分を表わす。
【0012】本発明の繊維構造体は、所謂「ベースネッ
ト工法」や「ピンネット工法」などの施工方法における
不織布シートやネット状シートと同等の使用が可能であ
る。一例をあげると、大型構造物のモルタル表面もしく
はタイルなどの旧仕上げ材表面に下地調整材を塗布し、
その上に樹脂モルタル層を設ける。次いでこの樹脂モル
タルが硬化する前に、本発明の繊維構造体をローラーな
どで押し付けるようにして貼りつける。補強する壁面が
特に大型の場合には、この段階で必要に応じてアンカー
ピンを併用することができる。最後にこの上に新たな樹
脂モルタル層とタイルなどの新規仕上げ材の層を設けて
一連の外壁補強作業を完了する。
【0013】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に例示す
る。 [実施例1] 引張強度が10g/de、総繊度が1800deの高強
力ビニロン繊維2本及び引張強度が28g/de、総繊
度が1500deのパラ型アラミド繊維(帝人株式会社
製:テクノーラ)1本を、それぞれアクリル樹脂(日本
カーバイド社製:ニカゾールFX329)で被覆・含浸
した後、一方をタテ、他方をヨコに配してネット状シー
トを作成した。各々の繊維のなす角度は約90度であり
線条間隔はほぼ10mmであった。このネット状シート
の両面に太さが65de、長さが89mmのポリプロピ
レン短繊維よりなる目付30g/m2 の不織布シート
を、反応性ポリウレタン樹脂(カネボウNSC社製:ボ
ンドマスターMR90)を接着剤に用いて複合すること
によって、厚みが1.5mm、総目付が150g/m2
の繊維構造体を得た。
【0014】得られた繊維構造体の上面から直径35m
mのワッシャーが付いたアンカーピンを下向きに差し込
み、繊維構造体の下面にネット張り付け材(樹脂モルタ
ル)の層を、上面にアンカーピンを覆うようにタイル張
り付け材(既調合モルタル)の層をそれぞれ設けること
によって3層構造の版体を作製した。この版体の下面及
び突出したアンカーピン下部をコンクリート躯体に固定
し、版体上面に治具をエポキシ樹脂で接着した後、面外
方向への引張試験をおこなった。この試験によって補強
されたモルタル層の耐力及びネットの耐力を測定するこ
とが可能であり、版体とアンカーピンの接合耐力を示す
ものとして施工時の繊維構造体による補強効果を判定で
きる。試験結果を表1に示す。
【0015】[実施例2] 引張強度が28g/de、総繊度が1500deの実施
例1で用いたと同じパラ型アラミド繊維を約60度の角
度で三軸方向に配した目付38g/m2 のネット状シー
ト(帝人株式会社製:テクノーラ三軸メッシュMM−1
532、辺長20mm)を用い、この両面に実施例1と
同様にして太さが65de、長さが89mmのポリプロ
ピレン短繊維よりなる目付60g/m2 の不織布シート
を複合し、厚みが3.5mm、総目付が170g/m2
の繊維構造体を得た。得られた繊維構造体を実施例1と
同様の手法を用いて引張試験をおこなった。結果を表1
に示す。
【0016】[実施例3] 実施例1と同様のネット状シートの両面に、太さが10
de、長さが68mmのポリプロピレン短繊維よりなる
目付11g/m2 の不織布シートを複合し、厚みが0.
7mm、総目付が105g/m2 の繊維構造体を得た。
得られた繊維構造体を実施例1と同様の手法を用いて引
張試験をおこなった。結果を表1に示す。
【0017】[参考例1] 実施例1と同様のポリプロピレン短繊維を用いて目付6
2g/m2 の不織布シートを作製し、実施例1と同様の
手法を用いて引張試験をおこなった。結果は表1に示
す。
【0018】[参考例2] 実施例2と同様のパラ型アラミド繊維よりなるネット状
シートのみを用い、実施例1と同様の手法で引張試験を
おこなった。結果は表1に示す。
【0019】[実施例4] 引張強度が8g/de、総繊度が2000deのポリエ
チレンテレフタレート繊維2本を実施例1と同様に合成
樹脂で被覆・含浸したのち、90度の角度でタテ、ヨコ
に配して線条間隔が約4mmのネット状シートを得た。
この両面に実施例1と同様にしてポリプロピレン短繊維
よりなる不織布シートを複合させて、厚みが5.6m
m、目付が300g/m2 の繊維構造体を得た。得られ
た繊維構造体を実施例1と同様の手法を用いて引張試験
をおこなった。結果を表1に示す。
【0020】[実施例5] 実施例2と同様のネット状シートの両面に太さが3d
e、長さが51mmのパラ型アラミド短繊維よりなる目
付15g/m2 の不織布シートを複合し、厚みが0.4
5mm、総目付が72g/m2 の繊維構造体を得た。得
られた繊維構造体を実施例1と同様の手法を用いて引張
試験をおこなった結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】また、おのおのの引張試験における版体の
破壊状況を観察したところ、実施例1、2及び3の場合
は、モルタル耐力に相当する数値が観測される近傍で版
体のひび割れが発生し、一方ネット耐力に相当する辺り
でワッシャー周囲の部分のネットの剪断破壊が観察され
た。これに対して参考例1、2の場合には、著しく挙動
が異なっていた。すなわち参考例1は、モルタル層の補
強効果は認められるものの一旦ひび割れが入るとワッシ
ャーと不織布シートの接合力は極めて低く、一方参考例
2は全体に安定した補強効果を示すもののネット部分が
剥離界面になってモルタル接合耐力の平均的な値は低か
った。
【0023】また実施例4としておこなった試験では繊
維構造体の剥離面にモルタルが浸透していない部分があ
ることが観察され、一方実施例5では不織布シートの繊
維のほとんどが下地モルタル層に埋もれてしまっている
部分が観測され、補強効果が小さくなると共に効果の安
定性も低下していた。
【0024】以上の結果から、本発明の繊維構造体は従
来の工法に用いられていた補強材料の欠点を補うだけに
とどまらず、モルタル層全体の耐力をも大幅に向上させ
得るものであることがわかる。
【0025】
【発明の効果】本発明の外壁モルタル補強用繊維構造体
を用いたコンクリート構造物外壁は、従来の不織布シー
トやネット状シートを単独で用いた所謂「ベースネット
工法」や「ピンネット工法」で施工された外壁の長所を
合わせ持つのみならず、新たに設けたモルタル層そのも
のが自立壁として十分な強度を有しているので、アンカ
ーピン頭部への応力集中の緩和によるピンニング数の減
少や躯体のひび割れ拡大防止などの新たな機能を発現す
ることになり、この結果として従来工法の問題点を解決
するだけでなく従来困難とされていた大型構造物の補強
・補修をも容易ならしめ、また長期間にわたってコンク
リート構造物そのものの信頼性をも高めることが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の繊維構造体を製造する工程の一例を示
したものである。
【図2】A、Bは、おのおの本発明の繊維構造体の一例
を示した平面図および断面図である。
【符号の説明】
1a 短繊維不織布シート 1b 短繊維不織布シート 2 長繊維ネット状シート 3 繊維構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 591185548 昭栄薬品株式会社 大阪府大阪市城東区関目6丁目15番29号 (72)発明者 村山 定光 大阪府茨木市耳原3丁目4番1号 帝人 株式会社 大阪研究センター内 (72)発明者 服部 芳朗 愛知県名古屋市千種区鹿子殿19番7号 (72)発明者 江口 正彦 岡山県倉敷市茶屋町早沖491番2号 (72)発明者 森尾 良輝 兵庫県西宮市神垣町10番31号 (56)参考文献 特開 昭57−100258(JP,A) 特開 平6−272362(JP,A) 実開 昭61−73722(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 13/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短繊維からなる、下地モルタル及び仕上
    げモルタル補強用の2枚の不織布シートの間に、合成樹
    脂で被覆された長繊維糸が、少なくとも一方向に配列さ
    れ、該不織布シートと複合一体化されてなる外壁モルタ
    ル補強用繊維構造体。
  2. 【請求項2】 長繊維糸が複数方向に配置されてネット
    状シートを形成している請求項1記載の外壁モルタル補
    強用繊維構造体。
  3. 【請求項3】 長繊維糸の配列間隔が5mm以上60m
    m以下である請求項1又は2記載の外壁モルタル補強用
    繊維構造体。
  4. 【請求項4】 ネット状シートを構成する長繊維が編織
    されることなく相互に直線状に配置され、交差点が合成
    樹脂で接合一体化されている請求項2記載の外壁モルタ
    ル補強用繊維構造体。
  5. 【請求項5】 ネット状シートがメッシュ状の織編物で
    ある請求項2記載の外壁モルタル補強用繊維構造体。
  6. 【請求項6】 ネット状シートを構成する長繊維糸の少
    なくとも一方向が、その引張強度が10g/de以上の
    高強力繊維である請求項2記載の外壁モルタル補強用繊
    維構造体。
  7. 【請求項7】 不織布シートが、繊度が5de以上90
    de以下の短繊維より構成されている請求項1記載の外
    壁モルタル補強用繊維構造体。
  8. 【請求項8】 不織布シートの目付が5g/m2以上1
    50g/m2以下である請求項1記載の外壁モルタル補
    強用繊維構造体。
  9. 【請求項9】 繊維構造体の厚みが0.5mm以上5.
    0mm以下である請求項1記載の外壁モルタル補強用繊
    維構造体。
JP8003815A 1996-01-12 1996-01-12 外壁モルタル補強用繊維構造体 Expired - Lifetime JP3037608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8003815A JP3037608B2 (ja) 1996-01-12 1996-01-12 外壁モルタル補強用繊維構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8003815A JP3037608B2 (ja) 1996-01-12 1996-01-12 外壁モルタル補強用繊維構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09189114A JPH09189114A (ja) 1997-07-22
JP3037608B2 true JP3037608B2 (ja) 2000-04-24

Family

ID=11567693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8003815A Expired - Lifetime JP3037608B2 (ja) 1996-01-12 1996-01-12 外壁モルタル補強用繊維構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3037608B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103255885B (zh) * 2013-04-28 2015-09-09 世技机械江苏有限公司 一种批荡网

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09189114A (ja) 1997-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4460124B2 (ja) 帯板複合frp格子材及び帯板複合frp格子材を使用したコンクリート補強方法
JP2832430B2 (ja) 建物の外壁補修工法
JP3037608B2 (ja) 外壁モルタル補強用繊維構造体
US20030215603A1 (en) Crack arrest tape
JP3776384B2 (ja) コンクリート構造物の補修・補強方法
JP2894994B2 (ja) 既設コンクリート構造物の表面に対するセメントモルタルの厚付け可能な繊維構造体
JP6064070B1 (ja) コンクリート構造物の補強方法及びその補強構造
JP4449129B2 (ja) 不織布及びユニットタイル
JP2000080541A (ja) ループパイルを有するラッシェル編地
JP6012951B2 (ja) 構造物の補強繊維シートの末端被覆工法
JP3294451B2 (ja) 仕上材接着用両面パイル編織物
JP3180329B2 (ja) コンクリート構造物の表面補強工法
JP2002322816A (ja) 壁面の補修工法
JP4090944B2 (ja) コンクリート片の剥落防止方法
JP3249736B2 (ja) コンクリート構造体の補強構造及び補強方法
JPH1054046A (ja) 地下防水構造および地下防水工法
JP3294450B2 (ja) 仕上材接着用立毛布帛
JPH1134199A (ja) 補強材料
JPH10102364A (ja) 構造物の補強方法
JPH09189096A (ja) 繊維補強シート
JP3248298B2 (ja) 板状建材用立毛布帛及びその製造方法
JP2003227060A (ja) 補強用繊維シート
KR200265926Y1 (ko) 복합패널
JP3103575U (ja) 両面ネット一体化断熱材
KR102604271B1 (ko) 텍스타일 보강재 고정용 그리드 고정장치 및 이를 이용한 텍스타일 보강 모르타르 시공방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100225

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110225

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120225

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130225

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130225

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term