JP3037297U - 食品収納用容器の掛止桿挿設装置 - Google Patents

食品収納用容器の掛止桿挿設装置

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JP3037297U
JP3037297U JP1996012402U JP1240296U JP3037297U JP 3037297 U JP3037297 U JP 3037297U JP 1996012402 U JP1996012402 U JP 1996012402U JP 1240296 U JP1240296 U JP 1240296U JP 3037297 U JP3037297 U JP 3037297U
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plate
groove
receiving
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elongated hole
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JP1996012402U
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明子 小関
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明子 小関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック製の片開きの食品収納用容器の
蓋を掛止桿で止める時の手作業による非能率の解消。 【解決手段】 コイルスプリング16にて上方に押され
ている搖動板12がレバー17を押して下降した時に、
搖動板12上端に傾斜状に設けた受板8上の掛止桿2一
本を載置し、上昇した時箱体1上面に適間隔で同一高さ
とした押材5と止材6に掛止桿2が当たり搖動板12と
によって狭持するようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプラスチック製で片開きの蓋の開閉を掛止桿にて自在とした食品収納 用容器の掛止桿挿設装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、プラスチック製ケースに菓子類や副食或は主食の加工食料品などの商品 を収納して陳列するには、蓋体と箱体が一体となった片開きケースや蓋体と箱体 が別になったケース等を用いていた。 そして片開きケースにおいては、商品を箱体に入れてから蓋体と箱体に設けて あるフランジを重ねて蓋をし、そのフランジ部分をホッチギスで数箇所を止めた り、或は、セロテープで数箇所を止めていた。 又、別体のケースにおいては、片開きケースと同じ要領で止めると共に、箱体 に蓋体を直接或は突起等を設けて嵌合させ蓋をしていた。 このように嵌合させて蓋をする以外の方法では、一旦開けると蓋をするために 止めてあったホッチギス針或はセロテープでは二度と蓋をすることが出来ない。 そのため蓋をしておくためには、蓋体の上に別のものを置くか、或はゴムバン ド等にて止めなくてはならないので、これを解決するために実願平4−6432 2(登録番号2121606)食品収納用容器が考えられ当初の目的は達成した 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこの実願平4−64322号食品収納用容器での掛止桿による挿入掛止 を、掛止桿を指で撮む手作業で行っているため手間が掛かり面倒で食品収納用容 器の使用上非常に不都合を感じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような不都合を解消し、簡単な構造で誰にでも容易に操作して掛 止桿の挿入をして蓋を掛止することが出来るようにした食品収納用容器の掛止桿 挿設装置を提供せんとするものである。 箱体上面に長穴を長手方向に沿って設け、長穴に隣接して上面を開口し枠体を 箱体内も仕切るよう上面に設け、押溝を設け当部を押溝に直交するよう設けた押 材を長穴に押溝を平行で適高さとなるよう枠体に設け、止溝を設けた止材を押溝 と止溝が同一高さで適間隔に且つ長穴と平行するよう枠体に突設し、フランジを 設けた受板を箱体内にフランジ側を低くして傾斜させ、フランジ側が一方の枠体 下端と適間隙を有するよう設け、案内溝を有する案内柱を長穴両端に案内溝を対 向するようフランジ下端まで箱体内に直立設置し、掛止桿の載置を可能とした受 溝を有する受部を段が出来るよう一端に設けた搖動板の受部下方に受ピンを突設 して案内柱間に受ピンを内側で受部を押材側にして挿設し、搖動板側面に設けた 送出体台板と箱体の底面間に送出体台板が上方に押されるようコイルスプリング を設け、レバー一端を一方の案内柱に設けた取付板に設け受ピン上部を押さえる よう押材側の箱体側面に搖動可能に突設したものである。
【0005】
【作用】
使用に当たっては、掛止桿の鋭部を止材側にして受板上に入れレバーを押すと 、受ピンを介してコイルスプリングを押し送出体と共に搖動板を案内柱に沿って 下降させ、フランジ上面と受部を略面一とする。 すると掛止桿一本が送出体の拘束が無くなり受板の傾斜にて落下し受溝上に載 置する。 そして押さえていたレバーをはなすと、コイルスプリングの伸力によってレバ ーと送出体を介して搖動板が上昇し掛止桿が押溝と止溝に当たり受部と搖動板と によって狭持される。 この状態になってから食品を収納したケースのフランジを止材側より掛止桿と 搖動板間に挿入し、掛止桿が当部に当って止まりケースの係止体と蓋体に挿入さ れケースの蓋を開かないよう掛止する。 掛止が終わるとケースを逆の方向に移動させ押材と止材より掛止桿を外して作 業が終わる。
【0006】
【実施の形態】
以下本考案の実施例を図面について説明する。 図中1長方体の箱体であって、上端の端部に爪楊枝からなる掛止桿2より僅少 長目の長穴3を長手方向に沿って穿設し、長穴3に隣接して上面を切抜にて開口 し、角筒からなる枠体4を開口部に設置している。 5は長方体からなる押材であって、一面中央に押え溝5aを穿設し、当部5b を押え溝5aに直交するよう一端に突設し、長穴3上の枠体4前側面4a一端に 当部5bを外側とし且つ押え溝5aを長穴3と平行で掛止桿2の太さの間隙を持 たせて設けている。 6は長方体からなる止材であって、一端に押溝5aより深い止溝6aを設け、 止溝6aを高さにおいて長穴3と平行で水平面において押え溝5aと止溝6aが 同一高さとなるよう押材5と反対側の長穴3上部の枠体4の前側面4aに突設し ている。
【0007】 7は前仕切板であって、前記長穴3の内側下面に前側板1aと平行に吊設して いる。 8は掛止桿2の受板であって、一方を折曲げてフランジ8aを設けると共に、 一端に三角形状の仕切板8bを設け、細穴8c二箇を平行で適間隔にフランジ8 a側に直交するよう穿設し、フランジ8a上面が前仕切板7下面側となり、且つ 掛止桿2の太さより僅少大き目となる間隙9を形成するようフランジ8a側が低 く傾斜させて箱体1内に設けている。 10は案内溝10aを設けた案内柱であって、長穴3両端に案内溝10aを合 わせて箱体1の前側板1a裏面に案内溝10aを対向させフランジ8a下端まで 直立設置している。 11は埋込板であって、前側板1a裏面の案内柱10上部に設けている。 12は受溝13aを設けた受部13を段が出来るよう一端に突設した搖動板で あって、受ピン14を受部13の下方に突設し、前記案内柱10間に受ピン14 を内側として且つ受部13を押材5側にしてスライド可能に挿設している。
【0008】 15は掛止桿2の送出体であって、台板15a一端に細穴8cに挿入可能で受 板8の傾斜と同傾斜を上端に設けた押片15b二箇を平行に突設し、且つ下面に 止ピン15cを突設して前記搖動板12の受ピン14側の上方中央付近に止ピン 15cを下にし押片15bを上で先端となるよう設けている。 16はコイルスプリングであって、箱体1の底板1bに穿設する凹溝1cと止 ピン15c間に送出体15を常に上方に押すよう設けている。 17はレバーであって、一端に押部17aを設け他端を案内柱10下方に突設 する取付板18に揺動自在に設け、押部17aを側板1dに穿設した切窓1eよ り受ピン14上部に当てゝ押さえるよう突設している。
【0009】 使用に当たっては、鋭部を止材6側にして掛止桿2を枠体4より受板8上に入 れる。 それから押部17aを押すと、レバー17に当たっている受ピン14が押され コイルスプリング16の伸力に打勝って送出体15が下方へ下がるため搖動板1 2も案内柱10に沿って下がり、図1の二点鎖線及び図6に示す如くフランジ8 a上面と受部13が略面一となる。 すると掛止桿2の下落を防いでいた送出体15の押片15bが下降して掛止桿 2の拘束を無くすると共に、受板8の傾斜にて下方へ押されている掛止桿2の一 本が間隙9より受溝13a上に図6に示す如く載る。
【0010】 そして押さえていた押部17aをはなすと、コイルスプリング16の伸力によ ってレバー17と送出体15を介して搖動板12が上昇し図6の二点鎖線に示す 如く掛止桿2が押溝5aと止溝6aに当たり受部13と搖動板12とによって狭 持される。 この状態になってからケース19のフランジ20,21を止材6側より図8及 び図9に示す如く掛止桿2と搖動板12間に挿入し、係止体22に掛止桿2が入 って蓋体23まで達する間に図10及び図11に示す如く掛止桿2は押されて移 動し当部5bに当たって掛止桿2にて確実に掛止し蓋24が開かない。 この状態になると、逆の方向にフランジ20,21を移動させ押材5と止材6 より掛止桿2を外して挿入掛止作業が終わる。
【0011】
【考案の効果】
上述の如く本考案は、先端鋭利な掛止桿を上下動可能とした搖動板上にて下降 時に支持し、上昇して押材と止材とによって掛止するようにしたことによって、 掛止桿を指で一本づゝ掴む必要もなく、又掴んだ掛止桿をケースの係止体に目測 で差し込む煩わしさもなくなり、ワンタッチで掛止桿のセットが出来ケースの挿 入にて誰にで容易に掛止桿の挿入が行え、手作業による個人差の影響もなく作業 能率を向上させ、且つ量産にも適応することが出来る等の特長があり実用上非常 に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の正面図である。
【図2】本考案の平面図である。
【図3】本考案右側面図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】本考案の搖動板が下降した状態の部分拡大断面
図である。
【図7】本考案の搖動板が上昇した状態の部分拡大断面
図である。
【図8】本考案の搖動板が上昇しケースを挿入した状態
の部分正面図である。
【図9】本考案の搖動板が上昇しケースを挿入した状態
の部分平面図である。
【図10】本考案の搖動板が上昇しケースを挿入して掛
止桿で掛止した状態の部分正面図である。
【図11】本考案の搖動板が上昇しケースを挿入して掛
止桿で掛止した状態の部分平面図である。
【図12】本考案にて蓋を掛止するケースの正面図であ
る。
【図13】本考案にて蓋を掛止するケースの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 箱体 1a 前側板 1b 底板 1c 凹溝 1d 側板 1e 切窓 2 掛止桿 3 長穴 4 枠体 4a 前側面 5 押材 5a 押溝 5b 当部 6 止材 6a 止溝 7 前仕切板 8 受板 8a フランジ 8b 仕切板 8c 細穴 9 間隙 10 案内柱 10a 案内溝 11 埋込板 12 搖動板 13 受部 13a 受溝 14 受ピン 15 送出体 15a 台板 15b 押片 15c 止ピン 16 コイルスプリング 17 レバー 17a 押部 18 取付板 19 ケース 20 フランジ 21 フランジ 22 係止体 23 蓋体 24 蓋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体1上面に長穴3を長手方向に沿って
    設け、長穴3に隣接して上面を開口し枠体4を箱体1内
    をも仕切るよう上面に設け、押溝5aを設け当部5bを
    押溝5aに直交するよう設けた押材5を長穴3に押溝5
    aを平行で適高さとなるよう枠体4に設け、止溝6aを
    設けた止材6を押溝5と止溝6aが同一高さで適間隔に
    且つ長穴3と平行となるよう枠体4に突設し、フランジ
    8aを設けた受板8を箱体1内にフランジ8a側を低く
    して傾斜させ、フランジ8a側が一方の枠体4下端と適
    間隙9を有するよう設け、案内溝10aを有する案内柱
    10を長穴3両端に案内溝10aを対向するようフラン
    ジ8a下端まで直立設置し、掛止桿2の載置を可能とし
    た受溝13aを有する受部13を段が出来るよう一端に
    設けた揺動板12の受部13下方に受ピン14を突設し
    て案内柱10間に受ピン14を内側で受部13を押材5
    側にして挿設し、揺動板12に設けた送出体15と箱体
    1の底板1b間に送出体15が上方に押されるようコイ
    ルスプリング16を設け、レバー17一端を一方の案内
    柱10に設け、受ピン14上部を押さえるよう押材5側
    の箱体1側面に揺動可能に突設したことを特徴とする食
    品収納用容器の掛止桿挿設装置。
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