JP3037293B1 - 回路基板用コネクタ - Google Patents

回路基板用コネクタ

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JP3037293B1
JP3037293B1 JP10330042A JP33004298A JP3037293B1 JP 3037293 B1 JP3037293 B1 JP 3037293B1 JP 10330042 A JP10330042 A JP 10330042A JP 33004298 A JP33004298 A JP 33004298A JP 3037293 B1 JP3037293 B1 JP 3037293B1
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circuit board
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dimm
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board connector
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忠志 木村
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米沢日本電気株式会社
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 手にハンディのある人にでも容易に操作し、
DIMM基板を取り外すことのできる回路基板用コネク
タを提供する。 【解決手段】 両端に凹部2a,2bが形成されたDI
MM基板1を固定する回路基板用コネクタ10であっ
て、凹部2a,2bに係合する突起部14a,14bが
形成されたアーム13a,13bのほぼ中央部に支柱1
5a,15bを形成し、凹部2a,2bと突起部14
a,14bとの係合を解除するために回路基板用コネク
タ10に加える力の方向を支柱15a,15bによって
変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板用コネク
タに係り、特にコンピュータの汎用メモリとして用いら
れるDIMM(Dual Inline Memory Module )基板のコ
ネクタとして用いられる回路基板用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータ性能の向上に伴い、
多機能を有するアプリケーションが種々開発され、これ
に伴って主記憶として必要とされるメモリの容量が増大
している。メモリモジュールのコストを低減するために
メモリはモジュール化されており、現在までSIMM
(Single Inline Memory Module )が一般的に用いられ
てきた。
【0003】近年、益々CPU(中央処理装置)の処理
能力が向上し、これに伴ってデータバス幅が増大し、最
近ではデータバスの幅は64ビットのものが一般的とな
っている。上記SIMMは従来の規格に対応したもので
あるため、64ビットのバス幅に対応するためには容量
が同一のメモリモジュールを2枚単位で備えなければな
らない。
【0004】近年、64ビットのバス幅に対応した規格
のメモリであり、読み出し処理及び書き込み処理の高速
化を図ったDIMM基板が一般化してきている。DIM
M基板はメモリを増設する際に、1枚単位で行うことが
でき、利便性が極めて向上している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のDI
MM基板は64ビットバス幅に対応しているため、その
分端子数が増加している。従って、DIMM基板をコネ
クタに挿入する際、又はDIMM基板をコネクタからは
ずす際に、SIMMの場合よりも強い力がコネクタに加
わる。近年の電子部品の高密度実装化及び配線の高密度
化が進み、コネクタに加わる力が大きいとハンダ浮きや
パターン浮き等が生じ、思わぬところでトラブルが生じ
る。従って、コネクタに加わる力は小さい方がよい。
【0006】DIMM基板は、規格上、例えば特開平1
0−172692号公報に記載されているように、メモ
リモジュールの両端所定位置に凹部を有している。DI
MM基板をコネクタに固定するためには、コ字状のコネ
クタを用い、DIMM基板を挿入した場合にDIMM基
板の両端に位置するアームの所定位置にメモリモジュー
ルの凹部に係合する突起部を設ける必要がある。
【0007】従って、コネクタからDIMM基板を取り
外す際には、アームに形成された突起部とDIMM基板
の凹部との係合を解除する必要がある。この解除を行う
ために作業者は、2本のアームを外側(互いに離れる方
向)へ同時に押し広げる必要がある。従って、DIMM
基板を外す作業を行う際に、作業者は両手による作業を
必須とする。よって、例えば手にハンディがある人は、
DIMM基板を外す作業が極めて困難である。これらの
事情によって、手にハンディのある人にでも容易に操作
し、DIMM基板を取り外す手段が必要とされた。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、手にハンディのある人にでも容易に操作し、D
IMM基板を取り外すことのできる回路基板用コネクタ
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、両端に凹部が形成された回路基板を固定
する回路基板用コネクタであって、前記凹部に係合する
突起部が形成されたアームのほぼ中央部に、前記回路基
板用コネクタが取り付けられる基板に嵌合される支柱が
形成されたことを特徴とする。また、本発明は、前記ア
ームが、少なくとも、前記アームが取り付けられるイン
シュレータと前記支柱との間が可撓性のある材質で形成
されていることを特徴とする
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態による回路基板用コネクタについて詳細に説明
する。図1は、本発明の一実施形態による回路基板用コ
ネクタの構成を示す斜視図である。
【0011】図1において、1は、DIMM(Dual Inl
ine Memory Module)基板であり、2a,2bは、DI
MM基板1の両端に形成された凹部である。また、3は
DIMM基板1の端子部である。この端子部3は、DI
MM基板1の両面に形成されている。
【0012】10は、本発明の一実施形態による回路基
板用コネクタであり、DIMM基板1の端子部3と電気
的に接続される端子部11と、当該端子部11を整列・
保持する略直方体形のインシュレータ12と、インシュ
レータ12の両端に設けられ、DIMM基板1を保持す
るためのアーム13a,13bを有する。この回路基板
用コネクタ10(金属部分以外)は、プラスチックで一
体形成されていることが好ましい。また、特にエポキシ
系のプラスチックであることが好ましい。アーム13
a,13bの先端部各々には、DIMM基板1の両端に
形成された凹部2a,2b各々と係合し、DIMM基板
1を固定するための突起部14a,14bが形成されて
いる。
【0013】また、アーム13a,13bのほぼ中央部
には支柱15a,15bがそれぞれ形成されている。こ
の支柱15a,15bは回路基板用コネクタ10が実装
される基板側に設けられる。支柱15a,15bは可撓
性のある材質、例えばエポキシ系のプラスチックで形成
されていることが好ましい。特に、少なくとも後述する
押圧部16a,16bがこのような材質であることが好
ましい。図2は、本発明の一実施形態による回路基板用
コネクタが基板に実装された側面図であり、図1と同一
の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。図
2において、20は基板である。本発明の一実施形態に
よる回路基板用コネクタが基板20に実装された場合
に、支柱15a,15bが配置される位置には、支柱1
5a,15bが嵌合される孔が基板20に形成されてい
る。
【0014】支柱15aとインシュレータ12との間は
押圧部16aであり、支柱15bとインシュレータ12
との間は、押圧部16bである。支柱15a,15bは
アーム13a,13bの押圧部16a,16bに外力が
加わり、アーム13a,13bが撓んだとき、支柱15
a,15bが形成された部位は撓まず、アーム13a,
13bの撓みによる変位をアーム13a,13bの先端
部に伝達する役割を果たすものである。つまり、アーム
13a,13bが撓んだ場合には支柱15a,15bを
中心としてアーム13a,13bの先端部は回転運動を
行うこととなる。
【0015】上記構成において本発明の一実施形態によ
る回路基板用コネクタの動作について詳細に説明する。
図3,4は、本発明の一実施形態による回路基板用コネ
クタの動作を説明するための上面図であり、図1及び図
2示した部材と同一の部材については同一の符号を付
し、その説明を省略する。尚、図3は、DIMM基板1
が本発明の一実施形態による回路基板用コネクタ10に
固定されている場合の上面図であり、図4は、DIMM
基板1を本発明の一実施形態による回路基板用コネクタ
10から取り外す場合の上面図である。
【0016】まず、図3を参照すると、DIMM基板1
が回路基板用コネクタ10に固定されている場合には、
DIMM基板1の両端に形成された凹部2a,2bにア
ーム13a,13bの突起部14a,14bが係合して
おり、図中符号f10が付された方向へDIMM基板1を
引いてもDIMM基板1は回路基板用コネクタ10から
は外れない。
【0017】次に、図4を参照して、DIMM基板1を
外す場合の動作について説明する。DIMM基板1を回
路基板用コネクタ10から取り外す場合には、回路基板
用コネクタ10に形成されたアーム13a,13bの押
圧部16a,16bに対して、図中の符号f1及びf2
付された方向に対して外力を加える。アーム13aとア
ーム13bとの間隔は10センチメートル程度であるの
で、作業者はこの作業を片手で行うことができる。
【0018】図中の符号f1及びf2が付された方向に対
して外力が加わると、押圧部16a,16bは図中の符
号f1及びf2が付された方向にそれぞれ撓む。支柱15
a,15bは基板20に嵌合されているので(図2参
照)、例え押圧部16a,16bが撓んでも、その位置
は変位しない。従って、押圧部16a,16bの撓みに
より、アーム13a,13bの先端部に形成された突起
部14a,14bは、支柱15a,15bを中心として
図中符号d1,d2が付された方向へそれぞれ回転する。
【0019】突起部14a,14bが回転すると、突起
部14a,14bとDIMM基板1の凹部2a,2bと
の係合が解除され、DIMM基板1を回路基板用コネク
タ10から取り外すことができる。以上、本発明の一実
施形態による回路基板用コネクタについて説明したが、
本発明は上記実施形態に制限されず、本発明の範囲内で
自由に変更可能である。例えば、上記実施形態において
は、支柱15a,15bは基板20に嵌合されてアーム
13a,13bの回転軸となるように配置されていた。
しかしながら、これに限らず、支柱15a,15bは、
アーム13a,13bの回転軸となるように配置・形成
すれば、その材質や基板20への嵌合の有無を問わず同
様の効果が期待できる。また、上記実施形態において
は、回路基板用コネクタに固定される基板がDIMM基
板である場合について説明したが、これに限らず種々の
回路基板、例えばSIMM基板等であってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、両端に凹部が形成された回路基板を固定する回路基
板用コネクタであって、前記凹部に係合する突起部が形
成されたアームのほぼ中央部に支柱を形成し、凹部と突
起部との係合を解除するために回路基板用コネクタに加
える力の方向を前記支柱により変換するようにしたの
で、片手だけでの操作で回路基板を外すことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による回路基板用コネク
タの構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明の一実施形態による回路基板用コネク
タが基板に実装された側面図である。
【図3】 DIMM基板1が本発明の一実施形態による
回路基板用コネクタ10に固定されている場合の上面図
である。
【図4】 DIMM基板1を本発明の一実施形態による
回路基板用コネクタ10から取り外す場合の上面図であ
る。
【符号の説明】
1 DIMM基板(回路基板) 2a,2b 凹部 10 回路基板用コネクタ 12 インシュレータ 13a,13b アーム 14a,14b 突起部 15a,15b 支柱 16a,16b 押圧部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/16 - 12/22 H01R 13/62 - 13/639

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に凹部が形成された回路基板を固定
    する回路基板用コネクタであって、前記凹部に係合する
    突起部が形成されたアームのほぼ中央部に、前記回路基
    板用コネクタが取り付けられる基板に嵌合される支柱が
    形成されたことを特徴とする回路基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記アームは、少なくとも、前記アーム
    が取り付けられるインシュレータと前記支柱との間が可
    撓性のある材質で形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の回路基板用コネクタ。
JP10330042A 1998-11-19 1998-11-19 回路基板用コネクタ Expired - Lifetime JP3037293B1 (ja)

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