JP3037083B2 - カートリッジディスク記録再生装置 - Google Patents

カートリッジディスク記録再生装置

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JP3037083B2 JP6276900A JP27690094A JP3037083B2 JP 3037083 B2 JP3037083 B2 JP 3037083B2 JP 6276900 A JP6276900 A JP 6276900A JP 27690094 A JP27690094 A JP 27690094A JP 3037083 B2 JP3037083 B2 JP 3037083B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクをケースに収
納したカートリッジディスクを記録再生する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ディスクカートリッジ(以下、単にカー
トリッジと呼ぶ)は、従来より、防塵性等に鑑みて、図
16(a)に示すように、記録再生可能なディスク(60)を
矩形状のケース(67)に収納している。ケース(67)にシャ
ッタ(61)が摺動自在に設けられるとともに、ディスク(6
0)は回転自在に収納されている。記録再生時はシャッタ
(61)を開き、ディスク(60)を露出させて、ピックアップ
及び記録ヘッドにより記録再生を行なう。出願人は以
前、上記カートリッジ(6)用の記録再生装置として、図
34乃至図36に示すものを発案した。これは、ピック
アップ(30)や記録ヘッド(31)を具えたサブシャーシ(61
0)上に、前面が開口したシャーシ(601)を固定し、両シ
ャーシ(610)(601)間にカートリッジ(6)を挿入するホル
ダ(603)をスライド可能に設けたメカニズム(600)であ
る。サブシャーシ(610)上で、シャーシ(601)の右側に
は、先端部にウォーム(612)を設けたモータ(611)が設け
られ、ウォーム(612)には減速歯車列(613)が連繋してい
る。以下の説明では、カートリッジ(6)は後方から前方
に向かって、ホルダ(603)に挿入される。
【0003】シャーシ(601)の上面には、減速歯車列(61
3)の下流端に噛合するラック片(602)を突設したスライ
ド板(607)が前後に摺動自在に設けられている。前記シ
ャーシ(601)の内側に、前後にスライド可能に設けられ
たホルダ(603)から突出した突起(604)(604)は、シャー
シ(601)側部に開設されたL字形のカム溝(605)を貫通し
て、スライド板(607)側部に開設された長孔(606)に嵌合
する。ホルダ(603)にカートリッジ(6)を挿入すると、
図示しないスイッチにより、モータ(611)が回転し、ス
ライド板(607)が前方に摺動する。ホルダ(603)は各突起
(604)がスライド板(607)の長孔(606)に嵌合しているの
で、ホルダ(603)はスライド板(607)に押されて、カム溝
(605)に沿って、前進した後に下降し、サブシャーシ(61
0)上に載置される。アンローディング時は、モータ(61
1)を逆に回転させる。
【0004】メカニズム(600)はダンパ(20)を介して、
外観シャーシ(620)に載置され、外観シャーシ(620)から
の振動が、直接メカニズム(600)に加わることを防ぐ。
尚、外観シャーシ(620)のカートリッジ挿入口(621)に
は、扉(622)が枢支されているが、該扉(622)はカートリ
ッジ(6)排出時に、スライド板(607)端部に押された開
閉機構(図示せず)によって開き、カートリッジ(6)の排
出を妨げない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】出願人は上記装置で
は、以下の問題があることを発見した。 .従来の装置では、モータ(611)により駆動されるラッ
ク片(602)の変位により、カートリッジ(6)の引込み・
排出を行なうとともに、扉の開閉を行なっている。この
ような構成では、スライド板(607)に加わる最大負荷を
考慮して、モータ(611)からスライド板(607)までの減速
比を決定しなければならない。ところが、一連のローデ
ィング動作の中で、スライド板(607)に加わる負荷は一
定ではなく、負荷が小さな箇所では、モータ動力も小さ
くてすむ。従って、最大負荷に対応させねばならない減
速機構では、モータ動力を効率良く使うことが困難で、
減速機構の設計にも制約が大きい。また、モータ(611)
の動力をスライド板(607)に伝達するのに、ウォーム(61
2)を用いて、スライド板(607)からの反力によるモータ
(611)の逆転を防いでいる。ところがウォーム(612)は、
はすば歯面方向に力が逃げるので、動力伝達効率が一般
的に小さく、モータ(611)の動力が十分にラック片(602)
に伝達されない。 .従来の装置では、メカニズム(600)はダンパ(20)を介
して外観シャーシ(2)に取り付けられ、外観シャーシ(6
20)とメカニズム(600)は直接接していない。該取付けで
は、外観シャーシ(2)外部からの振動がメカニズム(60
0)に直接伝わることを緩和できるが、外観シャーシ(2)
のカートリッジ挿入口とメカニズム(600)のカートリッ
ジ(6)を挿入する箇所との位置合わせが正確にできず、
カートリッジ(6)挿入がスムーズにできない虞れがあ
る。また、かかる問題に鑑みて、メカニズムと外観シャ
ーシをダンパを介して取り付けてはいるが、カートリッ
ジを挿入せんとする時には、メカニズムと外観シャーシ
を直接接触させるものもある。しかし、このような装置
では、メカニズムと外観シャーシの係脱に、専用の機構
や部品を用いなければならず、部品点数の増大になる。
本発明は、上記の問題を解決し、合わせてカートリッジ
以外の異物の侵入防止や構成部品を削減することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】カートリッジディスク記録
再生装置に於いて、カートリッジ(6)を保持してローデ
ィングするホルダ(4)と、ホルダ(4)を昇降させるスラ
イド体と、アンローディング時に扉(25)を開き、カート
リッジ(6)の通過を許す扉開閉レバー(300)は、単一の
駆動カム(7)にて動作制御される。また、ホルダ(4)に
は、カートリッジ(6)に押し込まれ、カートリッジ(6)
に嵌合する駆動スライド(5)が摺動自在に設けられ、ホ
ルダ(4)の移行路上には、駆動スライド(5)の前端面に
対向した垂直面(202b)と、垂直面(202b)に連続し、カー
トリッジ(6)に接して回転させられ、更に駆動スライド
(5)に当接して回転させられ、カートリッジ(6)移行路
から脱出する斜面(202a)を一体に具えた押込みレバー(2
00)が設けられている。さらに、押込みレバー(200)の回
転移行路上には、カートリッジ(6)が挿入されたことを
検知するローディング検出スイッチ(91)が設けられ、該
検出スイッチ(91)は記録状態に於いて、スライド体に押
し込まれて、記録可能である検知信号を発する。また、
カートリッジ(6)をローディングさせる駆動機構と、カ
ートリッジ(6)をピックアップ(30)に対して昇降させる
昇降機構を有するメカニズム(100)は、ダンパ(20)を介
して外観シャーシ(2)に取り付けられ、昇降機構は、駆
動機構のローディング方向と略同一方向に摺動するスラ
イド体とスライド体に連動する連結レバー(81)を有し、
外観シャーシ(2)には、待機状態で、スライド体及び連
結レバー(81)の少なくとも一方が嵌合し、再生・記録状
態にて、嵌合が解除される係止部が形成されている。
【0007】
【作用及び効果】 .カートリッジ(6)を保持してローディングするホル
ダ(4)と、カートリッジ(6)をピックアップ(30)に対し
昇降させるスライド体と、扉(25)を開閉する扉開閉レバ
ー(300)は、単一の駆動カム(7)で直接動作制御され
る。従って、駆動カム(7)のカム曲線を所望の形状に設
定することで、ローディング負荷が最大となる箇所で
も、モータ(12)に加わる負荷を抑えることができ、モー
タ動力を効率良く用いることができる。また、従来のよ
うに、モータ(12)に印加される最大負荷に対応した、歯
車列からなる減速機構が不要であり、部品点数の削減に
もつながる。 .押込みレバー(200)は、斜面(202a)がカートリッジ
(6)に当接して回転し、更にカートリッジ(6)に嵌合す
る駆動スライド(5)により回転させられて、カートリッ
ジ(6)の移行路から脱出する。換言すれば、カートリッ
ジ(6)が挿入されたときのみ、カートリッジ(6)の移行
路から脱出し、異物の侵入を防ぐ。従って、簡素な機構
で、ホルダ(4)に異物が挿入されることを防げる。 .ローディング検出スイッチ(91)は、押込みレバー(20
0)により押し込まれて、カートリッジ(6)の挿入を検出
するとともに、スライド体により押し込まれて、記録可
能であることを検出する。従って、1つのスイッチで、
ローディング検出と記録可能状態の検出を行なうことが
でき、部品点数の削減が図れる。 .待機状態では、スライド体及び連結レバー(81)の少
なくとも一方が外観シャーシ(2)に係合し、再生・待機
状態では係合を解除する。従って、カートリッジ(6)挿
入時に、メカニズム(100)と外観シャーシ(2)の位置決
めができるとともに、再生・記録時に外観シャーシ(2)
に加わる振動や衝撃が、直接伝わることを緩和できる。
また、メカニズム(100)と外観シャーシ(2)の係脱をカ
ートリッジの駆動機構であるスライド体や連結レバー(8
1)を用いて行なうので、かかる係脱に専用部品を設ける
ことなく、部品点数の削減にもつながる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面に沿って
詳述する。尚、モータ(12)に印加される電圧は、カート
リッジローディング方向を+、アンローディング方向を
−とする。 (全体の概略)図1に示すように、カートリッジ(6)が挿
入されるメカニズム(100)は、3つのダンパ(20)(20)(2
0)を介して、外観シャーシ(2)に取り付けられる。各ダ
ンパ(20)は、メカニズム(100)が載置される支持片(21)
と外観シャーシ(2)に取り付けられる取付片(22)の間
に、バネ(23)を介装してなり(図4参照)、外観シャーシ
(2)に与えられる振動が、直接メカニズム(100)に伝わ
ることを緩和する。カートリッジ(6)は外観シャーシ
(2)に開設された挿入口(24)を通って、メカニズム(10
0)内に挿入される。外観シャーシ(2)には、各種操作釦
を具えたフロントパネルが取り付けられるが、周知技術
であり記載を省略する。
【0009】メカニズム(100)は図2に分解して示すよ
うに、公知のピックアップ(30)や記録ヘッド(31)を具え
たサブシャーシ(3)上に、シャーシ(1)を固定する。シ
ャーシ(1)は、上面の一部及び前面が開口した断面コ字
状の枠体(10)の右側下端部から載置板(11)を水平に突出
してなり、枠体(10)の右側面には第1スライド(8)が、
左側面には第2スライド(80)が夫々前後に摺動自在に取
り付けられている。両スライド(8)(80)でスライド体を
構成する。枠体(10)内側には、カートリッジ(6)を保持
するホルダ(4)が昇降自在に具えられ、該ホルダ(4)上
面に、駆動スライド(5)が前後に摺動自在に設けられて
いる。枠体(10)の前端部には、押込みレバー(200)がカ
ートリッジ(6)挿入方向に対する垂直面内で回動可能に
枢支され、待機状態では押込みレバー(200)の自由端部
は、駆動スライド(5)上面に載置される。載置板(11)の
右端部には、モータ(12)が取り付けられ、載置板(11)を
貫通して下方に突出したモータ(12)の下端部には、プー
リ(13)が具えられている。モータ(12)の側部には、本願
の特徴である駆動カム(7)が回動自在に設けられ、駆動
カム(7)は中継ギア(14)を介してプーリギア(15)に噛合
する。プーリギア(15)と前記プーリ(13)の間には、ベル
ト(16)が張設され、モータ(12)の回転動力は、ベルト(1
6)、プーリギア(15)、中継ギア(14)を介して駆動カム
(7)に伝達される。
【0010】駆動カム(7)は、図28(a)、(b)に示すよ
うに、外周に歯車を形成した大径部(70)の上面から、小
径部(71)を同軸に突設して2段に形成され、大径部(70)
下面と小径部(71)の上面に、夫々カム溝(72)(73)を形成
している。両カム溝(72)(73)は、駆動カム(7)の回転中
心近傍から、右巻き渦状に徐々に中心から離間する形状
を呈している。小径部(71)に被さらない大径部(70)の上
面は、平坦面(75)と平坦面(75)より高い凸面(76)を一体
に具えた縦カム(74)を形成する。駆動カム(7)下面のカ
ム溝(72)には、図2及び図3に示すように、駆動カム
(7)の右側で、載置板(11)に軸支されたベルクランク(1
7)の一端部が嵌まり、該ベルクランク(17)の他端部は第
1スライド(8)に嵌まる。従って、第1スライド(8)の
前後摺動は、駆動カム(7)によって制御される。
【0011】第1スライド(8)及び第2スライド(80)に
は、ホルダ(4)の両側部から夫々2本ずつ突出した突起
(40)(40)が、枠体(10)側面に開設された縦孔(18)(18)を
貫通して係合する。両スライド(8)(80)の後端部には、
連結レバー(81)の両端部が嵌まり、該連結レバー(81)
は、中央部がシャーシ(1)の枠体(10)上面に揺動自在に
枢支されている。従って、第1スライド(8)が摺動すれ
ば、連結レバー(81)が回転して、第2スライド(80)は第
1スライド(8)と反対方向に摺動する。連結レバー(81)
には、中央部から僅かに左寄りに、外観シャーシ(2)に
係脱自在に嵌合する係止片(82)が設けられている。
【0012】図5はメカニズム(100)を右側から見た図
であり、図6は左側から見た図である。第1スライド
(8)及び第2スライド(80)の夫々前後両端部にはカム溝
(83)(83)(84)(84)が開設され、縦孔(18)(18)を貫通した
ホルダ(4)の突起(40)(40)は、カム溝(83)(83)(84)(84)
にスライド可能に係合する。第1スライド(8)のカム溝
(83)は、前後に延びた上水平溝(83a)と、該溝(83a)の前
端から斜め下向きに傾斜した滑降溝(83b)と、滑降溝(83
b)の前端から水平に延びた下水平溝(83c)を連続して形
成している。第2スライド(80)のカム溝(84)は、前後に
延びた上水平溝(84a)と、該溝(84a)の後端から斜め下向
きに傾斜した滑降溝(84b)と、滑降溝(84b)の後端から水
平に延びた下水平溝(84c)を連続して形成し、前記カム
溝(83)を前後逆にした形状を呈している。カートリッジ
(6)がホルダ(4)に挿入されない待機状態では、各突起
(40)は、対応するカム溝(83)(84)の上水平溝(83a)(84a)
に係合している。
【0013】図2、図3及び図7に示すように、第1ス
ライド(8)の前方下端部は、外側に折曲されて、該折曲
部にカム孔(85)が開設されている。該カム孔(85)には、
載置板(11)上に枢支された曲臂(19)の一端部が嵌合し、
該曲臂(19)の他端部は、枠体(10)側面の下方を通って、
枠体(10)内側に突出している。第2スライド(80)の前端
部上側からは、第1押込み片(86)が外向きに、第1押込
み片(86)と第2スライド(80)の中央部の間からは第2押
込み片(87)が内向きに、夫々突出している。
【0014】連結レバー(81)の前方には、左右に延びた
作動レバー(50)が位置し、該作動レバー(50)は中央部が
枠体(10)上面に枢支されて、一端部が駆動カム(7)上面
のカム溝(73)に嵌まる。作動レバー(50)の他端部と駆動
スライド(5)前端部との間には、引張バネ(51)が架けら
れ、該引張バネ(51)により駆動スライド(5)は後方に付
勢され、駆動スライド(5)から上向きに突出した切起し
片(52)が作動レバー(50)に当接して、後方への摺動を規
制されている。
【0015】シャーシ(1)の枠体(10)上面には、回路基
板(9)が、押込みレバー(200)及び作動レバー(50)の一
端部に被さるように取り付けられ、回路基板(9)の裏側
には、後方から前方に向かって、待機位置検出スイッチ
(90)、ローディング検出スイッチ(91)、再生検出スイッ
チ(92)が順に取り付けられている。ローディング検出ス
イッチ(91)は、第2スライド(80)の第2押込み片(87)の
移行路上で、押込みレバー(200)の自由端部上面に対向
して設けられ、再生検出スイッチ(92)は第2スライド(8
0)の第1押込み片(86)の移行路上に設けられる。カート
リッジ(6)がホルダ(4)に未だ挿入されていない待機位
置では、作動レバー(50)により待機位置検出スイッチ(9
0)が押し込まれた状態になっている。回路基板(9)はプ
ロセッサ(93)に接続し、プロセッサ(93)は、各スイッチ
(90)(91)(92)からの信号に基づいて、モータ(12)の回転
を制御する。
【0016】図9に示すように、駆動スライド(5)上面
に開設されたL字形の開口(5b)の前端には、下方に延
びる折曲片(53)が形成され、該折曲片(53)の下端部は、
ホルダ(4)内のカートリッジ(6)移行路に臨出してい
る。折曲片(53)に対向する開口(5b)の端面(5a)は、待
機位置検出スイッチ(90)に対応した位置に形成されてい
る。ホルダ(4)上面右側で、駆動スライド(5)に被さら
ない箇所は、矩形上の開口(41)が開設されている。
【0017】図11は図3をA−A線で切断した図であ
る。押込みレバー(200)は上面に形成した板バネ(201)の
先端部を、枠体(10)の上面裏側に当接させることで、下
方に付勢されるとともに、下面から突片(202)が突出し
ている。突片(202)はカートリッジ(6)の移行路に臨出
し、後方に向かって下方に傾斜した斜面(202a)と、カー
トリッジ(6)の移行路より上方に位置する垂直面(202b)
とを形成している。
【0018】(ピックアップ等)シャーシ(1)が固定され
るサブシャーシ(3)は、図17に示すように、中央部に
ディスク(60)を回転させるターンテーブル(33)が設けら
れ、該ターンテーブル(33)の側方に、レーザービームを
上向きに発するピックアップ(30)と、ピックアップ(30)
上面に対向して記録ヘッド(31)が設けられている。記録
ヘッド(31)は図18に示すように、ピックアップ(30)に
連結した支持アーム(32)の自由端部に取り付けられ、支
持アーム(32)はピックアップ(30)とともに、カートリッ
ジ(6)移動方向に直交して摺動する。待機位置では、記
録ヘッド(31)はホルダ(4)の上方に位置し、ホルダ(4)
の開口(41)は、記録ヘッド(31)の回転を妨げないように
開設されている。サブシャーシ(3)上で、支持アーム(3
2)の側方には、スライド片(34)がカートリッジ(6)移動
方向に摺動自在に設けられ、スライド片(34)の上端部に
設けられた軸(35)が支持アーム(32)の基端部に嵌合す
る。スライド片(34)は前記曲臂(19)の他端部に嵌合し、
曲臂(19)の回転により、スライド片(34)が前方に摺動す
ると、支持アーム(32)が反時計方向に回転し、記録ヘッ
ド(31)がカートリッジ(6)に向かって下降する。
【0019】(カートリッジ誤挿入防止機構)カートリッ
ジ(6)は、図16(a)に示すように、従来と同様、ケー
ス(67)内部にディスク(60)を収納している。カートリッ
ジ(6)は上面隅部に挿入されるべき方向を示す矢印(62)
が付され、該矢印(62)近傍の一側部には、凹部(65)が形
成される。凹部(65)が形成された側部とは反対側の側部
には、厚み方向中央から僅かに上部にずれたスリット溝
(63)が前後に延びて開設されている。スリット溝(63)が
設けられたカートリッジ(6)の側部には、シャッタ(61)
が前後に摺動自在に設けられ、シャッタ(61)の前方で、
カートリッジ(6)内部には、シャッタ(61)に引っ掛かる
係止爪(66)が設けられている。図16(b)に示すよう
に、シャッタ(61)と係止爪(66)の係止を解除して、シャ
ッタ(61)が後方に開くと、ディスク(60)が露出する。シ
ャッタ(61)の側面には、開き用の係合孔(64)が開設され
ている。図9に示すように、カートリッジ(6)を収納す
るホルダ(4)の右側面からは、カートリッジ(6)のスリ
ット溝(63)に嵌まる突片(42)が内向きに突出し、突片(4
2)の後方には、シャッタ(61)の係合孔(64)に嵌合するバ
ネ片(43)が取り付けられている。駆動スライド(5)の側
部には、カートリッジ(6)の凹部(65)に嵌合する板バネ
(54)が取り付けられている。
【0020】(外観扉開閉機構)図2及び図3に示すよう
に、外観シャーシ(2)のカートリッジ挿入口には、扉(2
5)が開閉自在に取り付けられる。扉(25)は両端部から軸
(26)(26)を突出させ、右側の軸(26)に嵌められた板片(2
7)からは、軸(26)の前方に位置する突起軸(28)が外向き
に突出している。両軸(26)(26)は外観シャーシ(2)の側
面に回動自在に取り付けられ、扉(25)は右側の軸(26)に
嵌められたネジリバネ(29)により、閉じ方向に付勢され
ている。
【0021】シャーシ(1)の載置板(11)上で、扉(25)の
軸(26)に対応した位置には、扉開閉レバー(300)が設け
られている。該レバー(300)は前後両端部を載置板(11)
に枢支されて、自由端部から突出した2つの突起(301)
(301)間に、突起軸(28)が嵌まる。ネジリバネ(29)によ
り付勢された扉(25)の下端部は、手前側の突起(301)に
当接して、回転を規制される。図3及び図25(a)に示
すように、扉開閉レバー(300)の側部は、待機状態で、
駆動カム(7)の平坦面(75)に載置している。従って、扉
(25)を自動的に開こうとする時は、まず駆動カム(7)を
回転させる。扉開閉レバー(300)の側部が、平坦面(75)
から凸面(76)に乗り上げると、図25(b)、図26(b)に
示すように、扉開閉レバー(300)の自由端部が突起軸(2
8)を押し上げ、扉(25)はネジリバネ(29)に抗して、内側
に回転して開く。
【0022】待機位置では、図3に示すように、第1ス
ライド(8)の前端部及び第2スライド(80)の後端部は、
夫々外観シャーシ(2)から内向きに突出した挟持片(40
0)(400)に挿脱自在に保持される。また、外観シャーシ
(2)のカートリッジ挿入口の上部には、待機位置に於い
て連結レバー(81)の係止片(82)に嵌合する突片(401)が
設けられている(図27参照)。
【0023】(カートリッジ挿入動作)図7及び図9に示
す待機状態からカートリッジ(6)を、ホルダ(4)内に挿
入する。カートリッジ(6)は、再生が行なえる再生待機
状態まで搬送される。まず、図10に示すように、ホル
ダ(4)の突片(42)が、カートリッジ(6)のスリット溝(6
3)に嵌まるとともに、板バネ(54)が凹部(65)に嵌まる。
カートリッジ(6)を押し込むと、突片(42)により、係止
爪(66)とシャッタ(61)の係止が解除されるとともに、シ
ャッタ(61)の係合孔(64)とバネ片(43)が嵌合する。図1
1に示すように、カートリッジ(6)の前端面は、駆動ス
ライド(5)の折曲片(53)を、引張バネ(51)の付勢力に抗
して、前方に押すとともに、突片(202)の傾斜面(202a)
を押す。押込みレバー(200)は図12に示すように、板
バネ(201)に抗して、枢支部を中心に上方に回転する。
【0024】更に、図13に示すように、駆動スライド
(5)の端面(5a)が、傾斜面(202a)を押して、押込み
レバー(200)を更に上方に回転させ、突片(202)はカート
リッジ(6)の移行路から脱出する。押込みレバー(200)
の自由端部は、ローディング検出スイッチ(91)を押し込
み、プロセッサ(93)は、図29に示すように、該スイッ
チ(91)からの信号を受けて、タイムラグt1経過後、モー
タ(12)に約2.5Vの電圧を印加して、回転させる。図
8に示すように、駆動カム(7)が回転し、駆動カム(7)
に連動する作動レバー(50)を時計方向に回転させる。作
動レバー(50)と待機位置検出スイッチ(90)との当接が解
除され、駆動スライド(5)は作動レバー(50)に押され
て、前方に摺動する。作動レバー(50)は、カム溝(73)の
駆動カム(7)と同心である箇所を摺動すると回転を停止
し、駆動スライド(5)は前進を完了する。
【0025】カートリッジ(6)は、前述のように、駆動
スライド(5)に取り付けられた板バネ(54)に嵌合してい
るので、カートリッジ(6)は駆動スライド(5)により、
ホルダ(4)内面に沿って前方にローディングされる。カ
ートリッジ(6)の前進に伴い、ホルダ(4)のバネ片(43)
はシャッタ(61)を開く。仮に、ホルダ(4)にカートリッ
ジ(6)ではなく、図15に示す異物(500)が挿入される
と、異物(500)は傾斜面(202a)に接することなく、折曲
片(53)を前方に押す。駆動スライド(5)の端面(5a)
は、突片(202)の垂直面(202b)に当接する。押込みレバ
ー(200)は回転せず、ローディング検出スイッチ(91)が
作動しないので、ローディング動作は開始されない。従
って、異物(500)のローディングを防止できる。また、
カートリッジ(6)を上下逆に挿入すると、前記のように
スリット溝(63)はカートリッジ(6)の厚み中央からずれ
て開設されているので、図14(b)に示すように、ホル
ダ(4)の突片(42)がスリット溝(63)に嵌まらず、カート
リッジ(6)を挿入できない。
【0026】(再生状態への移行)図19は再生状態を示
す平面図である。駆動カム(7)の更なる回転により、ベ
ルクランク(17)が反時計方向に回転し、第1スライド
(8)を後退させる。第1スライド(8)に嵌合した連結レ
バー(81)が時計方向に回転し、第2スライド(80)は前進
する。上述のように、第1スライド(8)のカム溝(83)
と、第2スライド(80)のカム溝(84)は、前後逆向きの形
状をしているので、以下の動作説明は、第1スライド
(8)のカム溝(83)について行なう。図5に示すように、
ホルダ(4)の各突起(40)は、待機状態では上水平溝(83
a)端部に嵌合していたが、第1スライド(8)の後退に伴
い、滑降溝(83b)に沿って摺動する。突起(40)は縦孔(1
8)に前後方向の摺動を規制されているので、図21に示
すように、ホルダ(4)と該ホルダ(4)上の駆動スライド
(5)は真下に下降し、カートリッジ(6)がサブシャーシ
(3)上に載置される。駆動スライド(5)の下降により、
押込みレバー(200)は図13に示す状態から、枢支部を
中心に下方に回転し、ローディング検出スイッチ(91)と
の当接が解除される。
【0027】更に、第1スライド(8)が後退して、突起
(40)は下水平溝(83c)に嵌合する。第1スライド(8)が
後退すると、第2スライド(80)は前進する。図19に示
すように、第2スライド(80)の第1押込み片(86)が再生
検出スイッチ(92)を押し込み、再生可能な状態に達した
ことが検出される。使用者が操作釦を押すと、図17に
示すピックアップ(30)がディスク(60)中心部のTOC(T
able of contents)を検出した後に、外周に向かって半
径方向に摺動し、ターンテーブル(33)により回転したデ
ィスク(60)から再生を行なう。このとき、記録ヘッド(3
1)はディスク(60)表面から離間した状態を保ちながら、
ピックアップ(30)とともに摺動する。
【0028】(記録状態)使用者がディスク(60)に音声信
号等を記録すべく、操作釦を操作すると、プロセッサ(9
3)は図19に示す再生状態から、モータ(12)に2.5V
を印加して回転させる(図31参照)。駆動カム(7)の回
転により、第1スライド(8)は、更に後退し、連結レバ
ー(81)を介して、第2スライド(80)を更に前進させる。
第1スライド(8)の後退により、カム孔(85)に嵌合した
曲臂(19)の一端部は、カム孔(85)の前端部に達する。図
23に示すように、曲臂(19)は枢軸を中心に、時計方向
に回転し、スライド片(34)を前進させる。スライド片(3
4)の軸(35)は、支持アーム(32)の下端部を前方に付勢
し、支持アーム(32)を反時計方向に回転させる。記録ヘ
ッド(31)はホルダ(4)の開口(41)を通って、ディスク(6
0)に接する。図20に示すように、第2スライド(80)の
第2押込み片(87)は、ローディング検出スイッチ(91)を
押し込み、ONにする。第1押込み片(86)も前方に摺動
するが、再生検出スイッチ(92)は押し込まれた状態を保
つ。
【0029】プロセッサ(93)は該スイッチ(91)からの信
号に基づき、記録可能な状態であることを検知して、モ
ータ(12)の回転を停止する。ターンテーブル(33)が回転
し、支持アーム(32)がピックアップ(30)に連動して、デ
ィスク(60)半径方向に摺動することで、記録ができる。
操作釦を操作して、記録終了を指示すると、再生状態か
ら記録状態への移行時とは逆方向に、モータ(12)が回転
する。第1スライド(8)は前進し、図17及び図18に
示すように、曲臂(19)が反時計方向に回転して、支持ア
ーム(32)を時計方向に回転させる。記録ヘッド(31)が上
昇して、ディスク(60)から離間する。
【0030】記録状態からアンローディングする時は、
記録ヘッド(31)によりTOCを記録すると同時に、モー
タ(12)にローディング時とは逆電圧3.0Vを印加し(図
32参照)、図19に示す状態から第1スライド(8)、
第2スライド(80)を夫々前進、後退させる。ホルダ(4)
はカム溝(83)(84)に沿って上昇し、上昇が完了すると、
駆動カム(7)に係合した作動レバー(50)が反時計方向に
回転する。引張バネ(51)により駆動スライド(5)が後退
し、カートリッジ(6)は排出方向に摺動する。作動レバ
ー(50)が待機位置検出スイッチ(90)を押し込むと、プロ
セッサ(93)は該スイッチ(90)からの信号に基づき、タイ
ムラグt2後に、モータ(12)の回転を停止する。
【0031】再生状態からアンローディングする時も、
モータ(12)は同様のタイミングで制御されて、カートリ
ッジ(6)が排出される(図30参照)。記録状態から再生
を行なう時は、一旦カートリッジ(6)をアンローディン
グさせてから、再びローディングし、再生状態に移行す
る。図33に示すように、プロセッサ(93)はまず−3.
0Vにてモータ(12)をアンローディング方向に回転させ
る。駆動カム(7)の回転により、第2スライド(80)は後
退し、第2押込み片(87)がローディング検出スイッチ(9
1)から離間する。第1押込み片(86)が再生検出スイッチ
(92)から離間すると、該スイッチ(92)からのOFF信号
を検知して、プロセッサ(93)はタイムラグt3後に、モー
タ(12)をローディング方向に2.5Vにてローディング
方向に反転させ、第2スライド(80)を再び前進させる。
第1押込み片(86)が再生検出スイッチ(92)を押し込む
と、プロセッサ(93)はモータ(12)の回転を停止し、再生
待機状態になる。従って、一旦ローディング検出スイッ
チ(91)と第2押込み片(87)の当接を解除してから、再生
検出スイッチ(92)を押し込み、再生するのである。
【0032】(扉開閉動作)カートリッジ(6)をホルダ
(4)に挿入する時には、図26(a)に示すように、カー
トリッジ(6)で扉(25)をネジリバネ(29)に抗して開く。
このとき、前述のように、扉開閉レバー(300)の側部
は、駆動カム(7)の平坦面(75)に載置されている(図2
5(a)参照)。アンローディング時に、カートリッジ(6)
がホルダ(4)から排出される際には、図25(b)に示す
ように、駆動カム(7)の回転により、扉開閉レバー(30
0)の側部は平坦面(75)から凸面(76)に乗り上げ、該レバ
ー(300)は枢支部を中心に上向きに回転する。突起(301)
(301)に挟まれた突起軸(28)は持ち上げられ、扉(25)は
軸(26)を中心に開き方向に回転する。従って、扉(25)は
カートリッジ(6)の排出を妨げない(図26(b)参照)。
【0033】(フローティング機構)図3に示すように、
待機状態では、第1スライド(8)の前端及び第2スライ
ド(80)の後端が、夫々挟持片(400)(400)に嵌合する。ま
た連結レバー(81)の係止片(82)が、外観シャーシ(2)の
突片(401)に嵌合して、メカニズム(100)と外観シャーシ
(2)の位置決めがされる。カートリッジ(6)をローディ
ングし、再生又は記録を行なう際には、上述のように、
第1スライド(8)を後退、第2スライド(80)を前進させ
るので、各スライド(8)(80)の端部と、挟持片(400)(40
0)の係合が外れる。また、連結レバー(81)が時計方向に
回転するので、係止片(82)と突片(401)の係合が外れ
る。
【0034】このように、カートリッジ(6)を再生・記
録する時に、各スライド(8)(80)や連結レバー(81)と外
観シャーシ(2)の係合を解除するのは、以下の理由によ
る。再生・記録状態では、外観シャーシ(2)に加わる振
動や衝撃が、直接メカニズム(100)に加わると、再生や
記録がスムーズに行なわれない虞れがある。従って、メ
カニズム(100)に伝達される振動を緩和する必要があ
り、このため再生・記録状態では、メカニズム(100)は
ダンパ(20)のみで、外観シャーシ(2)に支持される機構
としている。しかし、待機状態で、メカニズム(100)が
ダンパ(20)のみにより外観シャーシ(2)に支持されてい
ると、メカニズム(100)と外観シャーシ(2)の位置決め
が正確でないため、外観シャーシ(2)の挿入口(24)とホ
ルダ(4)の位置がずれ、カートリッジ(6)が正確に挿入
できない虞れがある。従って、待機状態では、メカニズ
ム(100)と外観シャーシ(2)の位置決めを、確実に行な
うため、各スライド(8)(80)と連結レバー(81)を外観シ
ャーシ(2)に係合させている。
【0035】本実施例に於けるディスク記録再生装置
は、以下の効果を有している。 .カートリッジ(6)のローディング機構と、カートリ
ッジ(6)をピックアップ(30)に対し昇降させる機構と、
扉(25)を開閉する機構は、単一の駆動カム(7)で直接動
作制御される。従って、駆動カム(7)のカム曲線を所望
の形状に設定することで、駆動カム(7)に加わる負荷が
最大となる箇所でも、モータ(12)に加わる負荷を抑える
ことができ、モータ動力を効率良く用いることができ
る。また、被駆動部材であるローディング機構等の反力
により、モータ(12)が逆転されることも防げる。 .ローディング検出スイッチ(91)は、押込みレバー(20
0)により押し込まれて、カートリッジ(6)の挿入を検出
するとともに、第2スライド(80)の第2押込み片(87)に
より押し込まれて、記録可能であることを検出する。従
って、1つのスイッチで、ローディング検出と記録可能
状態の検出を行なうことができ、部品点数の削減が図れ
る。 .押込みレバー(200)はカートリッジ(6)が挿入された
ときのみ、カートリッジ(6)の移行路から脱出し、異物
の侵入を防ぐ。従って、簡素な機構で、ホルダ(4)に異
物が挿入されることを防げる。 .待機状態では、第1スライド(8)、第2スライド(8
0)、連結レバー(81)が外観シャーシ(2)に係合し、再生
・待機状態では係合を解除する。従って、カートリッジ
(6)挿入時に、メカニズム(100)と外観シャーシ(2)の
位置決めができるとともに、再生・記録時に外観シャー
シ(2)に加わる振動や衝撃が、直接メカニズム(100)に
伝わることを緩和できる。
【0036】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】メカニズムと外観シャーシの分解斜視図であ
る。
【図2】メカニズムの分解斜視図である。
【図3】外観シャーシにメカニズムを載置した状態の平
面図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】メカニズムを枠体の右側から見た図である。
【図6】同上の左側から見た図である。
【図7】枠体を捨象したメカニズムの待機状態の平面図
である。
【図8】同上のローディング完了状態の平面図である。
【図9】待機状態のホルダと駆動スライドの平面図であ
る。
【図10】同上にカートリッジを挿入した状態の平面図
である。
【図11】図3をA−A線で破断し、カートリッジを挿
入した状態の左側面図である。
【図12】同上のカートリッジ前端部が押込みレバーを
上方に回転させる状態を示す図である。
【図13】同上の駆動スライドが押込みレバーを上方に
回転させる状態を示す図である。
【図14】(a)はカートリッジを正しく挿入する状態の
側面図であり、(b)は(a)を上下逆に挿入する状態の図で
ある。
【図15】図11に於いて、異物をホルダ内に挿入した
状態を示す図である。
【図16】(a)はカートリッジの斜視図、(b)は(a)のシ
ャッタを開いた状態の図である。
【図17】サブシャーシにカートリッジを装着せんとす
る状態の平面図である。
【図18】同上の右側面図である。
【図19】枠体を捨象したメカニズムの再生状態の平面
図である。
【図20】同上の記録状態の平面図である。
【図21】再生状態のメカニズムを枠体の右側から見た
図である。
【図22】同上の左側から見た図である。
【図23】記録状態のサブシャーシの平面図である。
【図24】同上の側面図である。
【図25】(a)は扉が閉じた状態を正面から見た一部拡
大図であり、(b)は同上の扉が開いた状態の図である。
【図26】(a)は扉が閉じた状態の側面図、(b)は扉が開
き、カートリッジが排出される状態の側面図である。
【図27】外観シャーシの突片の拡大斜視図である。
【図28】(a)は駆動カムの平面図、(b)は同上の左側面
図である。
【図29】カートリッジローディング開始時のタイミン
グチャートである。
【図30】再生状態からカートリッジ排出時に移行する
際のタイミングチャートである。
【図31】再生状態から記録状態に移行する際のタイミ
ングチャートである。
【図32】記録状態からカートリッジ排出時に移行する
際のタイミングチャートである。
【図33】記録状態から再生状態に移行する際のタイミ
ングチャートである。
【図34】従来のメカニズムを外観シャーシに取り付け
る状態を示す分解斜視図である。
【図35】従来のメカニズムの分解斜視図である。
【図36】従来のメカニズムのシャーシとラック片の側
面図である。
【符号の説明】
(2) 外観シャーシ (4) ホルダ (5) 駆動スライド (6) カートリッジ (7) 駆動カム (20) ダンパ (25) 扉 (30) ピックアップ (81) 連結レバー (100) メカニズム (200) 押込みレバー (300) 扉開閉レバー

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシ(1)上に、記録再生用ディスク
    を内包したカートリッジ(6)を保持してローディング方
    向に移動するホルダ(4)と、ホルダ(4)をシャーシ(1)
    に対して昇降させるスライド体と、カートリッジ挿入箇
    所に設けられた扉(25)を開閉し、アンローディング時に
    カートリッジ(6)の通過を許す扉開閉機構を設けたカー
    トリッジディスク記録再生装置に於いて、扉開閉機構は、シャーシ(1)上に回動可能に設けられ
    て、扉(25)に嵌合する扉開閉レバー(300)を具え、シャ
    ーシ(1)上には該扉開閉レバー(300)とスライド体を動
    かし、モータ駆動される駆動カム(7)が回動自在に設け
    られ、 駆動カム(7)は、 扉開閉レバー(300)に接して扉開閉レ
    バー(300)を直接回動させる ことを特徴とするカートリ
    ッジディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 ホルダ(4)上には、カートリッジ(6)に
    押し込まれる駆動スライド(5)が移動可能に設けられ、
    シャーシ(1)上には押込みレバー(200)がカートリッジ
    (6)の移行路に出没自在に設けられ、押込みレバー(20
    0)は駆動スライド(5)の前端面に対向した垂直面(202b)
    と、該垂直面(202b)に連続した傾斜面(202a)を一体に具
    え、 カートリッジ未挿入時には駆動スライド(5)は押込みレ
    バー(200)の垂直面(202b)に接して前進を規制され、カ
    ートリッジ挿入時にはカートリッジ(6)の前端部は押込
    みレバー(200)の傾斜面(202a)に接して押込みレバー(20
    0)をカートリッジ(6)の移行路から脱出させる向きに移
    動させ、駆動スライド(5)の前進を許す 請求項1に記載
    のカートリッジディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 押込みレバー(200)の回転移行路上に
    は、押込みレバー(200)に押し込まれ、カートリッジ
    (6)挿入を検知するローディング検出スイッチ(91)が設
    けられ、該検出スイッチ(91)は記録状態に於いて、スラ
    イド体に押し込まれて、記録可能である検知信号を発す
    る請求項2に記載のカートリッジディスク記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 シャーシ(1)は外観シャーシ(2)内に収
    納されて、ダンパ(20)を介して外観シャーシ(2)に取り
    付けられ、スライド体はホルダ(4)の両側に設けられた
    第1、第2スライド(8)(80)から構成され、両スライド
    (8)(80)はシ ャーシ(1)に枢支された連結レバー(81)の
    両端部に嵌まり、 外観シャーシ(2)には、待機状態で、スライド(8)(80)
    又は連結レバー(81)の少なくとも一方に嵌合し、再生・
    記録状態にて、嵌合が解除される係止部が形成された請
    求項1に記載のカートリッジディスク記録再生装置。
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