JP3539097B2 - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JP3539097B2
JP3539097B2 JP29135896A JP29135896A JP3539097B2 JP 3539097 B2 JP3539097 B2 JP 3539097B2 JP 29135896 A JP29135896 A JP 29135896A JP 29135896 A JP29135896 A JP 29135896A JP 3539097 B2 JP3539097 B2 JP 3539097B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カートリッジ本
体に収納した例えば直径64mmの光磁気ディスク(い
わゆるミニディスク)をディスクカートリッジ毎に複数
枚収納して記録再生することができるようにしたカート
リッジチェンジャ機構付きのディスク記録再生装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、カートリッジ本体に収納したミ
ニディスク(直径64mmの光磁気ディスク)を再生す
るディスク再生装置が知られている。このディスク再生
装置では、ディスクカートリッジを保持して移動するカ
ートリッジホルダーを介して光学ピックアップ等から成
る再生部側に上記ディスクカートリッジが装着されて再
生されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のミニディスクを再生するディスク再生装置では、光
学ピックアップ等から成る再生部の機構全体が筐型の装
置本体内にダンパ機構を介して浮動(フローティング)
自在に支持されているため、上記ダンパ機構が大掛かり
になり、その分装置全体がコスト高となった。尚、カー
トリッジ本体に収納したミニディスクを連続的に再生す
るカートリッジオートチェンジャ機構付きのディスク再
生装置等は未だ開発されていない。
【0004】そこで、この発明は、複数枚のディスクカ
ートリッジを連続的に使用することができると共に、装
置全体の小型化及び低コスト化を図ることができるディ
スク記録再生装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】装置本体内にディスクカ
ートリッジを保持するカートリッジホルダーを設け、こ
のカートリッジホルダーで保持された上記ディスクカー
トリッジを、上記装置本体内のシャーシ上に配設された
記録再生部までローディング機構を介して搬送自在にし
たディスク記録再生装置において、上記カートリッジホ
ルダーを、上記シャーシ上に起立固定されたメインホル
ダーと、このメインホルダーから上記ディスクカートリ
ッジが上記ローディング機構を介して引き渡されて保持
されると共に、上記シャーシ上の記録再生部に対して上
記ローディング機構のエレベーターを介して昇降動する
サブホルダーとで構成する一方、このサブホルダーを上
記エレベーターに対して浮動自在に支持すると共に、上
記記録再生部を上記シャーシに対してバンパを介して浮
動自在に支持し、上記サブホルダーの上記ディスクカー
トリッジ側に位置決め部を設け、チャッキング時に該位
置決め部を弾性体を介して上記ディスクカートリッジに
押圧自在に設ける一方、上記記録再生部には、上記ディ
スクカートリッジに設けられた位置決め穴に挿入して当
該カートリッジの位置決めをなす位置決めピンを設け、
上記エレベーターが下降して上記サブホルダーと上記記
録再生部との間で上記ディスクカートリッジをチャッキ
ングした時に、上記サブホルダー及び上記記録再生部を
上記シャーシ及び上記エレベーターから分離自在にし
かつ上記ディスクカートリッジが上記サブホルダーの位
置決め部と上記記録再生部の位置決めピンとの間で保持
されるようにしてある。
【0006】エレベーターが下降してサブホルダーと記
録再生部との間でディスクカートリッジがチャッキング
されると、サブホルダーと記録再生部は、シャーシとエ
レベーターから分離されて当該シャーシとエレベーター
に対してフローティング状態となる。このように、機構
の一部をシャーシ等に対してフローティングさせるよう
にしたので、機構全体を装置本体内にフローティングさ
せる構造に比べて装置全体が簡素化され、小型化され
る。そして、エレベーターが下降して上記サブホルダー
と上記記録再生部との間で上記ディスクカートリッジを
チャッキングした時に、ディスクカートリッジは弾性体
を介して押圧自在に設けられたサブホルダーの位置決め
部と記録再生部の位置決めピンとの間で保持され、この
とき位置決めピンはディスクカートリッジに設けられた
位置決め穴に挿入され、当該ディスクカートリッジの水
平方向の位置決めを行なう。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的な実施の
形態例について図面を参照して説明する。
【0008】図1,図2は、この発明の一実施形態例の
カートリッジチェンジャ機構付きのディスク記録再生装
置(ディスクプレーヤ)1を示す。このカートリッジチ
ェンジャ機構付きのディスク記録再生装置1は、例え
ば、薄い筐型のカートリッジ本体(カートリッジ)20
1に収納した直径64mmの光磁気ディスク(いわゆる
ミニディスク)210をディスクカートリッジ200毎
にそれぞれ5枚収納して記録再生することができるもの
であり、該ディスク記録再生装置1の筐型の装置本体2
の略中央に上記各ディスクカートリッジ200を別個に
排出するカートリッジイジェクト装置10を内蔵してあ
る。
【0009】図1,図2に示すように、ディスク記録再
生装置1の筐型の装置本体2の正面(フロントパネル)
の中央は凹部2Aになっていて、該凹部2A内に左右一
対の支軸3,3を介して蓋体4を起立状態から前方の水
平方向に開閉動自在に支持してある。この蓋体4の中央
及び下側には矩形で大,小の透明窓部5,6をそれぞれ
設けてあり、該蓋体4が閉じられた状態においても、中
央の透明窓部5より装置本体2の正面中央部に内蔵され
たカートリッジイジェクト装置10のディスクカートリ
ッジ200を出し入れする5箇所の横長の開口収納部1
2,12,…をそれぞれ見ることができると共に、下側
の透明窓部6より表示部7を見ることができるようにな
っている。
【0010】また、装置本体2の正面の右下側から中央
にかけて停止ボタン8a、記録/再生ボタン8b、レビ
ューボタン8c、キューボタン8dをそれぞれ配置して
あると共に、該装置本体2の正面の右上側から下側にか
けて5つのインジケータ9a〜9e等をそれぞれ配置し
てある。この各インジケータ9a〜9eはディスクカー
トリッジ200の有無と記録/再生を示すものであり、
例えば最上段の開口収納部12に収納(保持)されたデ
ィスクカートリッジ200の光磁気ディスク210(図
1,図2中においてDISC1で示す)が記録中であれ
ば、赤の発光ダイオード(LED)が点灯し、また、再
生中であれば緑の発光ダイオードが点灯するようになっ
ている。また、装置本体2の正面の凹部2Aの中央には
大矩形の開口部2Bを形成してあると共に、該凹部2A
と各インジケータ9a〜9eの該凹部2A寄りの位置に
は、5つの横長で小矩形の開口部2a〜2eを上下方向
において等間隔毎に配置してある。
【0011】図2に示すように、カートリッジイジェク
ト装置10は、ディスク記録再生装置1の装置本体2内
の正面の凹部2Aの開口部2Bから5箇所の開口部2a
〜2eにかけて設けられている。このカートリッジイジ
ェクト装置10は、図3〜図7に示すように、ホルダー
(装置本体)11と、このホルダー11の右側部に一体
形成されたボックス部13内において回動自在に支持さ
れている5つの各イジェクトレバー14と、上記ホルダ
ー11のボックス部13の前後方向にスライド自在に支
持された5つの各イジェクトボタン15と、上記ホルダ
ー11のボックス部13の背面側にネジ止めされた1つ
の取付板(ストッパ)16と、この取付板16と上記各
イジェクトレバー14との間に介在された各引張りコイ
ルバネ(弾性体)17とで構成されてユニット化されて
いる。
【0012】図3〜図5に示すように、カートリッジイ
ジェクト装置10の装置本体を成すホルダー11は合成
樹脂により略四角筒状に形成されていて、右側壁部11
a側に略筐型のボックス部13を一体突出形成してあ
る。そして、このホルダー11の上,下壁部11b,1
1cと平行になるように等間隔毎に一体突出形成された
4つの仕切片部11d,11d,…とでディスクカート
リッジ200を出し入れする5つの横長の開口収納部1
2,12,…を隣接させて併設してある。即ち、各開口
収納部12は各仕切片部11dの肉厚分の微小クリアラ
ンス隔てて上下方向に5箇所水平に配置されている。ま
た、ホルダー11の右側壁部11aの各仕切片部11d
で仕切られた中央にはスリット11eをそれぞれ形成し
てある(等間隔毎に合計5箇所形成してある)。さら
に、図3〜図8及び図35〜図37に示すように、ホル
ダー11のボックス部13の正面の上下方向には四角筒
状の開口部13aを等間隔毎に5箇所それぞれ形成して
あり、該各開口部13a内に各イジェクトボタン15を
前後方向にそれぞれスライド自在に支持してある。この
ボックス部13の各開口部13aの上下側には段差部
(ストッパ)13bをそれぞれ形成してあると共に、該
各開口部13aの右側壁部11a側には凹溝状の水平ガ
イド凹部13cを一体突出成形してある。
【0013】図6,図8に示すように、各イジェクトレ
バー14は金属板により平面略T字状に形成してあり、
その先端部(一端部)14aが上記ホルダー11の右側
壁部11aの各スリット11eにより該ホルダー11の
各開口収納部12内に突出したり、該ホルダー11のボ
ックス部13内に没入したりするようになっている。ま
た、各イジェクトレバー14の基部及び基端部の下側に
は、金属製で円柱状の支軸ピン(支軸部)14b及び係
止ピン(係止部)14cをカシメ等の所定手段を介して
突設してあると共に、該各イジェクトレバー14の中央
部の支軸ピン14b側の縁部には折曲部(掛止部)14
dを下方に折り曲げ形成してある。この各イジェクトレ
バー14の支軸ピン14bは、上記ボックス部13の水
平ガイド凹部13cの平面L字状の突出部13dと各イ
ジェクトボタン15の一側面(図8中左側面)間を水平
移動自在に支持されていると共に、該水平ガイド凹部1
3cの突出部13d側において回動自在に支持されてい
る。
【0014】図1〜図4に示すように、各イジェクトボ
タン15の上記ボックス部13の各開口部13a(装置
本体2のフロントパネルの各開口部2a〜2e)より外
に露出する操作部15aは、左右交互(互い違い)にそ
れぞれ突出するように配列してある。また、図8,図3
5〜図37に示すように、各イジェクトボタン15の一
側面の中央から後部にかけて中空部15bを形成してあ
り、該中空部15bの下面側にはガイド溝部(係合部)
15cを上記ボックス部13の水平ガイド凹部13cと
平行になるように形成してある。この各イジェクトボタ
ン15の中空部15bには上記各イジェクトレバー14
の基端部側が挿入されていて、該中空部15bのガイド
溝部15cに該イジェクトレバー14の係止ピン14c
を遊嵌係合させている。さらに、各イジェクトボタン1
5の後部の上,下面側にはフランジ部15dを一体突出
形成してあり、該フランジ部15dが上記ボックス部1
3の各開口部13aの段差部13bに当たって前方側か
ら抜け落ちないようになっている。
【0015】図5〜図8に示すように、取付板16は矩
形の金属板の中央部を折り曲げして内側が開口した枠形
になっている。この取付板16の中央の折曲片部16a
の端部16bは上下方向に等間隔毎に5箇所さらに折り
曲げられている。この各端部16bが上記ボックス部1
3の水平ガイド凹部13cに当たっていて、各イジェク
トレバー14の支軸ピン14bが水平ガイド凹部13c
内から抜け落ちないようになっている。また、取付板1
6の各イジェクトレバー14の先端部14a側の折曲片
部16cにはU字状の切欠部(掛止部)16dを等間隔
毎に5箇所をそれぞれ形成してある。この折曲片部16
cの各切欠部16dと各イジェクトレバー14の折曲部
14dとに前記引張りコイルバネ(弾性体)17の両端
部をそれぞれ掛止してある。この各引張りコイルバネ1
7の弾性引っ張り力によりイジェクトレバー14及びイ
ジェクトボタン15は元の位置(図8に示す状態、即ち
各イジェクトレバー14はボックス部13内に先端部1
4aを没入させた状態及び各イジェクトボタン15はボ
ックス部13の段差部13bにフランジ部15dを当接
させた状態)にそれぞれ復帰するようになっている。さ
らに、取付板16の内側の折曲片部16a側の枠板部1
6eは各イジェクトボタン15の背面(フランジ部15
d)が当たるストッパとなっている。
【0016】ディスク記録再生装置1の装置本体2のカ
ートリッジイジェクト装置10の後方には、各開口収納
部12に収納されたいずれか1つのディスクカートリッ
ジ200を後述する記録再生部100及び記録ヘッド1
30側まで搬送したり、元の各開口収納部12に戻して
ディスクカートリッジ200を自動的に交換するカート
リッジチェンジャ機構20を内蔵してある。このカート
リッジチェンジャ機構20は、各開口収納部12に収納
されたディスクカートリッジ200を保持するカートリ
ッジホルダー21と、このカートリッジホルダー21で
保持されたディスクカートリッジ200を水平移動及び
上下移動させて記録再生部100側まで順次ローディン
グしたり、アンローディングさせるローディング機構3
0と、このローディング機構30のカートリッジ搬送部
31の上下動軌跡(移動軌跡)から記録ヘッド130を
逃がすヘッド移動機構150等から構成され、装置本体
2内の中央下部に配置された下側のシャーシ18上にカ
ートリッジイジェクト装置10と共にユニット化されて
いる。
【0017】図9,図13に示すように、カートリッジ
ホルダー21は、装置本体2内の下側のシャーシ18上
の前側に起立固定された左右一対のメインホルダー22
L,22Rと、この左右一対のメインホルダー22L,
22Rからディスクカートリッジ200がローディング
機構30を介して引き渡されて保持されると共に、シャ
ーシ18上に浮動自在に配設された記録再生部100に
対してローディング機構30のエレベーターシャーシ
(エレベーター)40により昇降動(往復移動)するサ
ブホルダー23とで構成されている。
【0018】図9〜図12に示すように、合成樹脂製で
左右一対のメインホルダー22L,22Rの前面の上部
及び上下面には、各突起部22a,22a′を一体突出
形成してある。この一対のメインホルダー22L,22
Rと前記カートリッジイジェクト装置10のホルダー1
1及び装置本体2内の下側,上側のシャーシ18,19
とは上記各突起部22a,22a′等を介して嵌合さ
れ、さらに、一対のメインホルダー22L,22Rは上
記下側,上側のシャーシ18,19にそれぞれネジ止め
等により固定されている。また、各メインホルダー22
L,22Rの上記ホルダー11の各開口収納部12に連
通する位置には、各ディスクカートリッジ200を保持
する正面コ字状のホルダー部(ストック部)22bを5
段積層させて一体形成してある。さらに、左側のメイン
ホルダー22Lの側壁部22cの後部の各ホルダー部2
2b間の中央に対向する位置には、水平ガイド孔部22
dを形成してある。
【0019】図18に示すように、左側のメインホルダ
ー22Lの各水平ガイド孔部22dには、合成樹脂製で
平面略干字状のロックレバー24を左右の水平方向にそ
れぞれスライド自在に支持してある。この各ロックレバ
ー24の右側面の先端寄りの下側及び中央には、厚肉の
舌片状でディスクカートリッジ保持用の第1の突起24
a及び矩形板状で誤挿入防止用の第2の突起24bをそ
れぞれ一体突出形成してある。また、各ロックレバー2
4の上面の左側には凹部(係合部)24cを形成してあ
ると共に、該各ロックレバー24の左側面の中央部上側
には押圧部24dを一体突出形成してある。さらに、各
ロックレバー24の左側面の中央部下側には抜け止め用
の爪部24eとスイッチ押圧操作用の操作部24fを一
体突出形成してある。
【0020】また、図18に示すように、左側のメイン
ホルダー22Lの側壁部22cの外面の手前側の上下に
は円柱状の一対のリブ22e,22eを一体突出形成し
てある。この一対のリブ22e,22eには、平面く字
状の板バネ(弾性体)25を各ネジ26を介して締結固
定してある。この板バネ25の先端部から基部にかけて
4箇所の切欠部25a,25a,…を形成してあり、こ
の各切欠部25a,25a間の5箇所の弾性片部25b
の先端が各ロックレバー24の押圧部24dを押圧付勢
している。これにより、左側のメインホルダー22Lの
側壁部22cの内面側に上記各ロックレバー24の第1
及び第2の突起24a,24bが突出するようになって
いる。
【0021】さらに、左側のメインホルダー22Lの側
壁部22cの外面中央の上下には一対の爪部22f,2
2fを一体突出形成してある。この一対の爪部22f,
22fには、矩形の基板27を着脱自在に係止してあ
る。この基板27の各ロックレバー24の操作部24f
に対向する位置には検出スイッチ(検出手段)28を取
り付けてある。この各検出スイッチ28は、各ロックレ
バー24の第1の突起24aがディスクカートリッジ2
00とのロック状態を完全に解除した状態を検出するも
のである。即ち、各ロックレバー24が板バネ25の弾
性片部25bの弾性力に抗して左側のメインホルダー2
2Lの各水平ガイド孔部22dを左側に移動すると、該
各ロックレバー24の操作部24fにより各検出スイッ
チ28がオンされてディスクカートリッジ200のロッ
ク状態が解除されたことを検出するようになっている。
また、図12に示すように、右側のメインホルダー22
Rの側壁部22cの基端部下側には後述するローディン
グレバー36の係止片部36bが挿入される切欠部22
gを形成してある。
【0022】図19,図20に示すように、サブホルダ
ー23は、金属板製で平面逆L字状の平板部23aと、
この平板部23aの両端側において下方に垂直に折り曲
げ形成された両側部23b,23cとを備えている。こ
のサブホルダー23の平板部23aの内面側(ディスク
カートリッジ側)の前側両端部及び後側中央部には、ボ
ス(位置決め部)23dを3箇所それぞれ一体突出形成
してあると共に、該平板部23aの外面側の中央両端部
及び後側中央部には段付きピン(係止部)29を3箇所
それぞれ立設してある。さらに、サブホルダー23の平
板部23aの後部中央には一対の開口部23e,23f
を形成してあり、右側の開口部23fの右端縁中央に
は、ディスクカートリッジ200の右側面のスライド溝
201aに挿入されて該ディスクカートリッジ200を
支持する支持片(ロック解除部)23gを折り曲げ形成
してある。また、サブホルダー23の平板部23aの長
尺の右側部23c側には矩形で前後方向に延びるガイド
溝孔23hを形成してあると共に、該平板部23aのガ
イド溝孔23hと支持片23gとの間には係止片部23
iを折り曲げ形成してある。また、サブホルダー23の
左側部23bの下端縁には、ディスクカートリッジ載置
用の複数の載置部23jを更に内側に折り曲げてあると
共に、右側部23cの前下側には切欠部23kを形成し
てある。
【0023】図19,図20に示すように、ローディン
グ機構30は、サブホルダー23のガイド溝孔23hに
沿って往復移動自在に支持され、一対のメインホルダー
22L,22Rの各ホルダー部22b間に保持されたデ
ィスクカートリッジ200をサブホルダー23の載置部
23j及び支持片23gに保持させるカートリッジ搬送
部31と、サブホルダー23を3つの段付きピン29等
を介して上下方向に浮動自在に支持したエレベーターシ
ャーシ(エレベーター)40と、このエレベーターシャ
ーシ40のガイド溝孔40hに沿って往復移動自在に支
持され、カートリッジ搬送部31を駆動(水平往復移
動)させるローディングスライダー50と、このローデ
ィングスライダー50を駆動(水平往復移動)させる第
1の駆動機構60と、上記エレベーターシャーシ40を
駆動(上下移動)させる第2の駆動機構70とで大略構
成されている。
【0024】図20〜図22に示すように、カートリッ
ジ搬送部31は、サブホルダー23のガイド溝孔23h
に一対のピン33,33を介してスライド自在に支持さ
れた金属板製のサブスライダー32と、このサブスライ
ダー32の基端部32aの下側に突設した支軸34及び
止め輪35を介して左右方向に揺動自在に支持されたロ
ーディングレバー36とを備えている。サブスライダー
32の先端部32b側はカートリッジ抜け止め片部32
cとレバー載置片部32dとでコ字状になっている。ま
た、サブスライダー32の先端部32bのディスクカー
トリッジ200側のコーナ部には、シャッター開閉レバ
ー37を開動させるための第1のテーパ部32eを形成
してあると共に、基端部32aのディスクカートリッジ
200側のコーナ部には、シャッター開閉レバー37を
閉動させるための第2のテーパ部32fを形成してあ
る。ローディングレバー36は金属板の折り曲げにより
断面コ字状に形成してあり、基端部側にサブスライダー
32の支軸34が挿通される一対の孔部36a,36a
を形成してある。また、ローディングレバー36の先端
部の上片側にはディスクカートリッジ200の右側面の
引き込み用凹部201cに係脱される係止片部(引き込
み部)36bを突設してあると共に、該先端部の下片側
には略ヘ字状のカム溝孔部(カム)36cを形成してあ
る。このローディングレバー36の係止片部36bはサ
ブスライダー32のレバー載置片部32d上に摺動自在
に載置されている。
【0025】図21に示すように、シャッター開閉レバ
ー37はサブホルダー23の平板部23aの下面に突設
した支軸38を介して左右方向に揺動自在に支持してあ
る。このシャッター開閉レバー37の基端部側にはサブ
スライダー32の前後のテーパ部(カム)32e,32
fに係脱する折曲片部(カムフォロア)37aを垂直に
折り曲げ形成してある。また、シャッター開閉レバー3
7の先端左側には、ディスクカートリッジ200のシャ
ッター203の係合孔203bに係脱して該シャッター
203を開閉させる鉤部37bを突設してある。さら
に、シャッター開閉レバー37の先端側には丸孔部37
cを形成してある。このシャッター開閉レバー37の丸
孔部37cとサブホルダー23の係止片部23iとの間
には引張りコイルバネ(弾性体)39を介在してあり、
該引張りコイルバネ39の引っ張り付勢力によりシャッ
ター開閉レバー37がサブホルダー23の右側部23c
と常に略平行となるようになっている。
【0026】図19,図20に示すように、エレベータ
ーとしてのエレベーターシャーシ40は、金属板製で平
面逆L字状の平板部40aと、この平板部40aの両端
側において下方に垂直に折り曲げ形成された両側部40
b,40cとを備えている。このエレベーターシャーシ
40の平板部40aの前記サブホルダー23の3つの段
付きピン29に対向する位置には、丸孔部(係合部)4
0dを3箇所それぞれ形成してあると共に、該平板部4
0aの各丸孔部40dの内側には矩形の孔部40eを3
箇所それぞれ形成してある。この平板部40aの各丸孔
部40dにはサブホルダー23の各段付きピン29の軸
部29bが挿通されていて、該各段付きピン29の頭部
29aによりサブホルダー23は平板部40aに吊り下
げられている。
【0027】また、エレベーターシャーシ40の平板部
40aの3つの矩形の孔部40eには該平板部40aに
かしめ固定されたT字状の板バネ(弾性体)41の3つ
のU字状の先端部41aを挿通してある。この板バネ4
1の各U字状の先端部41aは平板部40aの下方に突
出してサブホルダー23の平板部23aを下方に押圧付
勢している。この板バネ41の弾性力及び各段付きピン
29を介してサブホルダー23はエレベーターシャーシ
40の両側部40b,40c間内において浮動自在に支
持されている。これにより、サブホルダー23と後述す
る記録再生部100との間でディスクカートリッジ20
0がチャッキングされる時に、サブホルダー23の平板
部23aの3つのボス(位置決め部)23dは板バネ4
1の弾性力を介して上記ディスクカートリッジ200に
それぞれ押圧されるようになっている。
【0028】さらに、エレベーターシャーシ40の平板
部40aの左側部40b側の前後には、切り起こし垂直
片部40f及び切り起こし水平片部40gを形成してあ
る。また、エレベーターシャーシ40の平板部40aの
長尺の右側部40c側には矩形で前後方向に延びるガイ
ド溝孔40hを形成してあると共に、該平板部40aの
右側部40cの後部側には折曲片部40iを右側部40
cと平行になるように折り曲げ形成してある。さらに、
エレベーターシャーシ40の平板部40aと右側部40
cとのコーナ部には前後一対の開口部40j,40jを
形成してある。そして、エレベーターシャーシ40の左
側部40bの外面略中央には合成樹脂製で上下一対のロ
ーラ42,42を各支軸42aを介して回転自在に支持
してあると共に、右側部40cの外面の各ローラ42に
対向する位置には合成樹脂製で上下一対のローラ43,
43を各支軸43aを介して回転自在に支持してある。
さらに、エレベーターシャーシ40の右側部40cの外
面の前後一対の開口部40j,40jに対向する位置に
は、金属製で断面逆L字状等の前後一対のブラケット4
4A,44Bをネジ止め固定してあると共に、該右側面
40cの外面のローラ43と前側のブラケット44Aと
の間には金属製で平板状のブラケット45をかしめ固定
してある。この一対のブラケット44A,44Bの上部
には、スイッチ部が開口部40jに露出するようにした
各検出スイッチ(検出手段)46A,46Bを取り付け
てある。
【0029】また、エレベーターシャーシ40の平板部
40a上の前側には左右一対の段付きピン(係止部)4
7,47を立設してある。この一対の段付きピン47,
47には、金属製のロック解除スライダー48の左右一
対のガイド溝孔48a,48aを挿通してある。これに
より、ロック解除スライダー48は一対の段付きピン4
7,47を介して左右方向にスライド自在に支持してあ
る。また、ロック解除スライダー48の左端側には係止
片(係止部)48bを下方に折り曲げ形成してあると共
に、該ロック解除スライダー48の右端側のT字部の前
後には一対のテーパ部48c,48dを形成してある。
図18に示すように、ロック解除スライダー48の左端
側の係止片48bは前記左側のメインホルダー22Lの
各ロックレバー24の凹部24cに挿入されている。ま
た、ロック解除スライダー48の前側の起立片部48e
とエレベーターシャーシ40の右側部40cに固定され
たブラケット45の折曲片部45aとの間には引張りコ
イルバネ(弾性体)49を介在してある。これにより、
ロック解除スライダー48はエレベーターシャーシ40
の右側部40c側に常に付勢されている。
【0030】図19〜図22に示すように、ローディン
グ機構30のカートリッジ搬送部31を水平往復移動さ
せるローディングスライダー50は、金属製で矩形板状
に形成してあり、該ローディングスライダー50の上面
の前後には各支軸51を介して金属製で一対のローラ5
2,52を回転自在に支持してある。このローディング
スライダー50の前後一対の支軸51,51は、エレベ
ーターシャーシ40の平板部40aのガイド溝孔40h
に下方より挿通されていて、各ローラ52を介して該ロ
ーディングスライダー50はエレベーターシャーシ40
のガイド溝孔40hに沿って前後方向にスライド自在に
支持されている。この際に、一対のローラ52,52は
ロック解除レバー48の右端側の前後一対のテーパ部4
8c,48dに当接,離反するようになっている。ま
た、ローディングスライダー50の下面の前後には長尺
で棒状の軸(カムフォロア)53及び短尺でピン状の軸
54を突設してある。さらに、ローディングスライダー
50の下面は、後述する第1の駆動機構60のタイミン
グベルト63に連結された合成樹脂製の連結板(連結手
段)55上に載置されている。
【0031】図22に示すように、連結板55の基端部
の左寄りの位置にはU字状の切欠部55aを形成してあ
ると共に、該連結板55の中央から先端部の左寄りの位
置には溝孔部55bを形成してある。また、連結板55
の先端部右側には前記検出スイッチ46A,46Bの各
スイッチ部に当接するスイッチ操作部55cを一体突出
形成してあると共に、該連結板55の右側面の基部下側
には凹部55dを形成してある。そして、連結板55の
切欠部55aにはローディングスライダー50の棒状の
軸53を挿通させている。この棒状の軸53は更にロー
ディングレバー36のカム溝孔部36cに挿通されてい
て、止め輪56を介してローディングレバー36のカム
溝孔部36cから抜けないようになっている。また、連
結板55の溝孔部55bの大径部よりローディングスラ
イダー50のピン状の軸54が挿入され、該ピン状の軸
54は連結板55の溝孔部55bの小径部にスライド自
在に係止されている。また、棒状の軸53の上部側には
捩りコイルバネ(弾性体)57の巻線部57aが挿入さ
れている。この捩りコイルバネ57の一端部57bはロ
ーディングスライダー50の鉤部50aに係止され、該
捩りコイルバネ57の他端部57cは連結板55の凹部
55dに係止されている。この捩りコイルバネ57の付
勢力によりローディングスライダー50は連結板55の
先端部側に常に付勢されている。
【0032】図9,図13,図19に示すように、ロー
ディングスライダー50を水平往復移動させる第1の駆
動機構60は、エレベーターシャーシ40の右側部40
cの内面側の前後に各支軸61を介して回転自在に支持
された前後一対のギヤ62,62と、この一対のギヤ6
2,62に一体突出形成された各プーリ62a,62a
間に掛け渡された環帯状のタイミングベルト(搬送手
段)63と、エレベーターシャーシ40の右側部40c
の後側のブラケット44Bに取り付けられたモータ(駆
動源)64と、このモータ64の回転軸64aに連結さ
れたウォーム65と、エレベーターシャーシ40の曲折
片部40iとブラケット44B間に支軸66を介して回
転自在に支持され、ウォームギヤ67aを上記ウォーム
65に噛合させると共に、小径歯部67bを上記一対の
ギヤ62,62のうちの後側のギヤ62に噛合させた中
間ギヤ67とで構成されている。
【0033】そして、図22に示すように、タイミング
ベルト63の中途部にコ字状の結合部55eを介して連
結板55を挾持固定してあり、これらタイミングベルト
63及び連結板55によりローディングスライダー50
はエレベーターシャーシ40のガイド溝孔40hに沿っ
て水平方向に往復移動するようになっている。このロー
ディングスライダー50の初期位置(移動前の位置)は
連結板55のスイッチ操作部55cがエレベーターシャ
ーシ40の右側部40cの前側の検出スイッチ46Aの
スイッチ部を押圧操作することにより、また、ローディ
ングスライダー50の終期位置(移動後の位置)は連結
板55のスイッチ操作部55cがエレベーターシャーシ
40の右側部40cの後側の検出スイッチ46Bのスイ
ッチ部を押圧操作することによりそれぞれ検出され、こ
れら検出スイッチ46A,46Bの各検出信号によりモ
ータ64の駆動が制御されるようになっている。また、
図13に示すように、タイミングベルト63は各ギヤ6
2のプーリ62a側に係止されたストッパー68を介し
て各プーリ62a間から抜け落ちないようになってい
る。
【0034】図9,図13,図19に示すように、エレ
ベーターシャーシ40を昇降動させる第2の駆動機構7
0は、下側のシャーシ18上の両側にネジ止めされて垂
直に起立すると共に、エレベーターシャーシ40の両側
部40b,40cの各上下一対のローラ42,42及び
43,43を案内する垂直ガイド溝部71b,72bを
有した左右一対のラック71,72と、エレベーターシ
ャーシ40の右側部40cの前側のブラケット44Aに
取り付けられたモータ(駆動源)73と、このモータ7
3の回転軸73aに連結されたウォーム74と、エレベ
ーターシャーシ40の右側部40cとブラケット44A
間に支軸75を介して回転自在に支持され、ウォーム7
4に噛合するウォームギヤ76a及び小径歯部76bを
有した第1の中間ギヤ76と、エレベーターシャーシ4
0の右側部40cに固定されたブラケット45に支軸7
7を介して回転自在に支持されると共に、第1の中間ギ
ヤ76の小径歯部76bに噛合する大径歯部78a及び
小径歯部78bを有した第2の中間ギヤ78と、エレベ
ーターシャーシ40の左側部40bの切り起こし垂直部
40fと上記ブラケット45に回転自在に支持されて架
け渡されたシャフト79と、このシャフト79の両端側
にそれぞれ固定され、左右一対のラック71,72の各
歯部71a,72aにそれぞれ噛合される小径歯部80
b,81b及び大径歯部80a,81aを有した左右一
対の駆動ギヤ80,81とで構成されている。
【0035】各ラック71,72は合成樹脂により略直
方体状に形成してあり、前側に上記左右一対の駆動ギヤ
80,81の各小径歯部80b,81bが噛合する歯部
71a,72aをそれぞれ形成してある。また、各ラッ
ク71,72の対向する各内面側の中央には上下方向に
延びる断面凹状の垂直ガイド溝部71b,72bをそれ
ぞれ形成してあると共に、各外面側中央には一対のリブ
71c,71c及び72c,72cを一体突出形成して
ある。さらに、各ラック71,72の下面側の各突出部
71d,72dを下側のシャーシ18上にネジ止めして
あると共に、該各ラック71,72の上面には各一対の
ピン部71e,71e及び72e,72eを一体突出形
成してある。この各ラック71,72の各ピン71e,
72eは上側のシャーシ19の図示しない各孔部に嵌め
込まれている。これにより、一対のラック71,72は
平行状態を維持して下側と上側のシャーシ18,19間
に垂直に起立するように固定されている。また、図9,
図19に示すように、右側のラック72の後面側には等
間隔毎にスリット72fを6箇所形成してある。
【0036】図9,図13,図19に示すように、左右
一対の駆動ギヤ80,81のうちの右側の駆動ギヤ81
の大径歯部81aは上記第2の中間ギヤ78の小径歯部
78bに噛合している。これにより、モータ73の駆動
力は各中間ギヤ76,78を介して左右一対の駆動ギヤ
80,81に伝達され、左右一対のラック71,72を
介してカートリッジホルダー21のサブホルダー23を
保持したエレベーターシャーシ40は、カートリッジホ
ルダー21のメインホルダー22L,22Rの各ホルダ
ー部22bに対して昇降動及び停止自在になっている。
【0037】図9,図19に示すように、エレベーター
シャーシ40の右側部40cの後側のブラケット44B
の上部の右側のラック72の後部に対向する位置には、
光センサ(検出手段)90を取り付けてある。この光セ
ンサ90は図示しない発光部と受光部を備えて平面コ字
形になっていて、これら発光部と受光部が上記ラック7
2の後部の各スリット72fを跨いで相対向するように
取り付けられている。また、図11,図13に示すよう
に、エレベーターシャーシ40の左側部40b側の切り
起こし水平部40gに対向する下側のシャーシ18上に
は、図示しない基板等を介して検出スイッチ(検出手
段)91を取り付けてある。この検出スイッチ91のス
イッチ部91aはエレベーターシャーシ40の左側部4
0bの切り起こし水平部40gによりオン,オフ自在に
なっている。そして、エレベーターシャーシ40のカー
トリッジホルダー21のメインホルダー22L,22R
の各ホルダー部22bに対する昇降動及び停止位置は、
右側のラック72のスリット72fと光センサ90によ
りそれぞれ検出され、該光センサ90の検出信号により
第2の駆動機構70のモータ73の駆動が制御されるよ
うになっている。さらに、エレベーターシャーシ40の
下降動の停止位置は検出スイッチ91により検出され、
該検出スイッチ91の検出信号により後述するヘッド移
動機構150のモータ151等の駆動が制御されるよう
になっている。
【0038】図14,図17に示すように、下側のシャ
ーシ18の中央より左後側には矩形の開口部18aを形
成してある。このシャーシ18の開口部18a内には、
ディスクカートリッジ200の光磁気ディスク210に
情報を記録再生する記録再生部100及び記録ヘッド1
30を配設してあると共に、該開口部18aより後方の
シャーシ18上には、ローディング機構30のカートリ
ッジ搬送部31の移動軌跡(即ちエレベーターシャーシ
40の昇降動軌跡)から記録ヘッド130を逃がすため
のヘッド移動機構150を配設してある。
【0039】図14,図17,図23に示すように、記
録再生部100は、金属製で下面側が開口した略筐型の
記録再生部シャーシ101を備えている。この記録再生
部シャーシ101の左右両側には、L字形で前後一対の
フランジ部101a,101aを折り曲げ形成により一
体形成してある。この前後各一対のフランジ部101
a,101aは各ダンパ102を介して上記下側のシャ
ーシ18の開口部18a内に支持してあり、これによ
り、記録再生部100は下側のシャーシ18の開口部1
8a内に浮動自在に支持されている。即ち、各ダンパ1
02は、中央の絞り部を上記各フランジ部101aの円
弧凹部101bに係止させた中空でゴム製の緩衝体10
2aと、この各緩衝体102aを下側のシャーシ18の
開口部18aの回りの所定位置に取り付ける長尺ピン状
のネジ102bとで構成されている。これにより、各フ
ランジ部101aが各ダンパ102の緩衝体102aを
介してネジ102bのシャンク部に沿って上下方向に移
動することにより、記録再生部100はシャーシ18に
対して浮動自在に支持されている。
【0040】また、図17に示すように、記録再生部シ
ャーシ101の前右側寄りと中央右側寄り及び後右側寄
りには略矩形の開口部101c,101d,101eを
それぞ形成してある。このシャーシ101の前側の開口
部101cの前側にはガイド片部101fを下方に突出
して水平になるように折り曲げ形成してあると共に、該
シャーシ101の後側の開口部101eの下方に複数の
合成樹脂製の取付板103を介して金属製のガイド軸1
04を取り付けてある。このガイド片部101fとガイ
ド軸104とに沿って光学ピックアップ110を左右方
向(光磁気ディスク210のラジアル方向)に往復移動
自在に支持してある。さらに、図14,図17に示すよ
うに、記録再生部シャーシ101の中央の開口部101
dの左側(シャーシ101の略中央)には金属製の取付
板105を介してスピンドルモータ(駆動源)106を
ネジ止めしてある。このスピンドルモータ106の回転
軸106aの上部には、シャーシ101の中央の開口部
101dの左側より上方に突出するターンテーブル10
7を固定してある。
【0041】また、図14,図23に示すように、記録
再生部シャーシ101の下方には、該シャーシ101の
下面にアウトサート成形等により固定した合成樹脂製の
3本の円柱体108を介して基板109を取り付けてあ
る。この基板109上とシャーシ101の下面との間に
は、光学ピックアップ110を往復移動させる光学ピッ
クアップ用の駆動機構120を配設してある。この駆動
機構120は、基板109上に固定されたモータ(駆動
源)121と、このモータ121の回転軸121aに固
定されたウォーム122と、シャーシ101の下面に固
定された合成樹脂製の複数の取付板103に回転自在に
支持されたスクリューネジ123と、このスクリューネ
ジ123の一端側に固定され、ウォーム122に噛合す
るウォームギヤ124とで構成されている。このスクリ
ューネジ123が光学ピックアップ110上の後部側に
固定した略V字状の歯部112に噛合していることによ
り、モータ121の駆動により光学ピックアップ110
は記録再生部シャーシ101の左右方向に往復移動する
ようになっている。
【0042】図23に示すように、光学ピックアップ1
10の下面側から対物レンズ111側にかけて光磁気デ
ィスク210に情報を記録する記録ヘッド130を設け
てある。この記録ヘッド130は、光学ピックアップ1
10の下面の基端部側にネジ止めされた金属製のヘッド
継手板131と、このヘッド継手板131の左右一対の
起こし片部131a,131aの後部間に介在された支
軸132と、この支軸132の両側において前後方向に
揺動自在に支持された金属製でL字形のヘッド取付板
(回転板)133と、支軸132に巻装されて一端部を
該ヘッド取付板133に掛止させることにより該ヘッド
取付板133を常に前側に倒れる方向(以下ダウン方向
といい、起立する方向をアップ方向という)に付勢する
捩りコイルバネ(弾性体)134と、ヘッド取付板13
3に固定された略へ字状のジンバル135と、このジン
バル135の先端側に固定され、ヘッド取付板133の
ダウン時に光学ピックアップ110の対物レンズ111
に対向する磁界変調方式等の磁気ヘッド136とで構成
されている。ヘッド継手板131の一方の起こし片部1
31aの後部は上方に延びてL字状に折り曲げられたス
トッパ部131bになっている。このストッパ部131
bにヘッド取付板133の胴部133a側が当たって該
ヘッド取付板133のダウン状態が維持規制されるよう
になっている。さらに、ヘッド取付板133は胴部13
3aと先端部133bとでL字状になっていると共に、
該胴部133aの下端には外側に略直角に折り曲げられ
た操作片(操作部)133cを有している。
【0043】また、図23に示すように、記録再生部シ
ャーシ101の右側の前後コーナ部には、一対の位置決
めピン(位置決め手段)140,140を突設してあ
る。前側の位置決めピン140は金属製の取付板141
を介してシャーシ101上に突設してある。さらに、シ
ャーシ101の左側の前後コーナ部には一対の位置基準
シール(位置基準手段)142,142を貼付してあ
る。そして、エレベーターシャーシ40が下降してサブ
ホルダー23と記録再生部100の記録再生部シャーシ
101との間でディスクカートリッジ200をチャッキ
ングした時に、サブホルダー23及び記録再生部100
はシャーシ18及びエレベーターシャーシ40から分離
自在になり、図14に示すように、ディスクカートリッ
ジ200は、上記各位置決めピン140と各位置基準シ
ール142及びサブホルダー23の平板部23aの3つ
のボス23dの間で正確に位置決めされるようになって
いる。
【0044】図17,図24に示すように、エレベータ
ーシャーシ40の昇降動軌跡から記録ヘッド130の磁
気ヘッド136を逃がすヘッド移動機構150は、下側
のシャーシ18上の後部に取り付けられたモータ(駆動
源)151と、このモータ151の回転軸151aに連
結されたウォーム152と、シャーシ18上の後部に起
立した支軸153を介して回転自在に支持され、ウォー
ム152に噛合するウォームギヤ154a及び小径歯部
154bを有した第1の中間ギヤ154と、上記シャー
シ18上の後部に起立した支軸155を介して回転自在
に支持されると共に、第1の中間ギヤ154の小径歯部
154bに噛合する大径歯部156a及び小径歯部15
6bを有した第2の中間ギヤ156と、シャーシ18上
の後部に起立した支軸157を介して回転自在に支持さ
れると共に、第2の中間ギヤ156の小径歯部156b
に噛合する大径歯部158a及び上面側に螺旋リブ状に
突出したテーパ部(カム)158bを有したカムギヤ1
58と、シャーシ18の後部の一対の切り起こし垂直部
18b,18bにピン枢支されて前後方向に揺動自在に
支持されると共に、上記テーパ部158bに載置される
突出片(カムフォロア)159cを有したレバー159
と、このレバー159の突出片159cの後部とシャー
シ18の後部の係止片部18cとの間に介在され、レバ
ー159を常に下側に付勢する引張りコイルバネ(弾性
体)160とで大略構成されている。
【0045】カムギヤ158は合成樹脂により形成して
あり、螺旋リブ状のテーパ部158bの最高部位にはス
トッパ部158cを一体突出形成してある。このカムギ
ヤ158のストッパ部158cにレバー159の突出片
159cが当たるまで該カムギヤ158は回転するよう
になっている。また、レバー159は、平板部159a
と、該平板部159aの両端側から上方に折り曲げられ
た一対の起立片部159b,159bで断面コ字状に形
成してあり、左側の起立片部159bに上記突出片15
9cを折り曲げ一体形成してある。さらに、レバー15
9の平板部159aの後方には矩形の突出片159dを
一体突出形成してある。
【0046】そして、レバー159の左側の突出片15
9cがカムギヤ158のテーパ部158bの最高部位側
に位置している時は、記録ヘッド130のヘッド取付板
133の操作片133cがレバー159の平板部159
aの先端側から離れている。この時、図24に実線で示
すように、記録ヘッド130のヘッド取付板133はダ
ウン状態になっていて、該ダウン状態はレバー159の
後側の突出片159dがシャーシ18に取り付けられた
第1の検出スイッチ(検出手段)161に当たることに
より検出されるようになっている。これにより、ディス
クカートリッジ200の光磁気ディスク210に記録再
生部100及び記録ヘッド130を介して情報を記録す
る時に、ヘッド移動機構150により記録ヘッド130
の磁気ヘッド136が光磁気ディスク210の記録位置
まで移動するようになっている。また、レバー159の
左側の突出片159cがカムギヤ158のテーパ部15
8bの最低部位側に位置している時は、記録ヘッド13
0のヘッド取付板133の操作片133cが捩りコイル
バネ134の弾性力に抗してレバー159の平板部15
9aの先端側により押し下げられている。この時、図2
4に1点鎖線で示すように、記録ヘッド130のヘッド
取付板133はアップ(起立)状態になっていて、該ア
ップ状態はレバー159の平板部159aの先端側がシ
ャーシ18に取り付けられた第2の検出スイッチ(検出
手段)162に当たることにより検出されるようになっ
ている。これら検出スイッチ161,162の各検出信
号によりモータ151の駆動が制御されるようになって
いる。
【0047】図9,図13,図25,図35等に示すよ
うに、ディスクカートリッジ200のカートリッジ本体
(カートリッジ)201は、合成樹脂製の上下ハーフ部
材により偏平筐型に形成してあり、その内部に円盤状の
光磁気ディスク(ディスク)210を回転自在に収納し
てある。この光磁気ディスク210の中央には金属製の
ハブ211を固定してあり、ディスクカートリッジ20
0を記録再生部100とサブホルダー23との間でチャ
ッキングした時に該ハブ211がターンテーブル107
にマグネット吸着されるようになっている。
【0048】また、図13,図25に示すように、カー
トリッジ本体201の上下面の右側面(他側面)側中央
の対向する位置には矩形の開口部202をそれぞれ形成
してあると共に、該カートリッジ本体201の下面の中
央には丸形でハブ用の孔202′(図25にのみ示す)
を形成してある。このハブ用の孔202′からは光磁気
ディスク210のハブ211が露出している。さらに、
カートリッジ本体201の右側面(他側面)の中央に
は、スリット状で長尺のスライド溝201aを形成して
あると共に、該右側面の前寄りの下側にはローディング
レバー36の係止片部(引き込み部)36bが係脱され
る引き込み用凹部(係止部)201cを形成してある。
このカートリッジ本体201のスライド溝201aに沿
ってその端部(係止部)201bまでシャッター203
がスライド自在になっている。このカートリッジ本体2
01の各開口部202を開閉する上記シャッター203
は金属製により断面コ字状に形成してあり、図21に示
すように、該シャッター203の中央前側には係止部2
03aを一体突出形成してある。この係止部203a
に、カートリッジ本体201内に設けられた合成樹脂製
で略V字状のロックレバー204の爪部204aが係脱
されるようになっている。これらシャッター203の係
止部203aとロックレバー204の爪部204aとの
係止(ロック)状態は、サブホルダー23の支持片(ロ
ック解除部)23gがスライド溝201a内をスライド
する際に解除されるようになっている。また、上記シャ
ッター203の右側面の中央には、シャッター開閉レバ
ー37の鉤部(係止部)37bが係脱される矩形の係合
孔(係合部)203bを形成してある。
【0049】さらに、図9,図25に示すように、カー
トリッジ本体201の左側面(一側面)の前部下側に
は、各ロックレバー24の第1の突起24aが係脱され
るロック用凹部201dを形成してあると共に、その中
央には各ロックレバー24の第2の突起24bが挿通さ
れる短尺のスライド溝201eを形成してある。そし
て、ローディング機構30により左側のメインホルダー
22Lからサブホルダー23にディスクカートリッジ2
00を引き渡す際に、上記各ロックレバー24の第1の
突起24aとカートリッジ本体201の左側面のロック
用凹部201dとのロック保持状態は、ロック解除スラ
イダー48の係止片(係止部)48bが各ロックレバー
24の凹部24cを介して該各ロックレバー24を左側
にスライドさせることにより解除されるようになってい
る。また、カートリッジ本体201の下面の右側には前
後一対の位置決め穴(カートリッジ基準部)201f,
201gを形成してある。この一対の位置決め穴201
f,201gに記録再生部100の一対の位置決めピン
140,140が挿入されることによってディスクカー
トリッジ200の平面方向の位置決めがなされるように
なっている。さらに、図9に示すように、カートリッジ
本体201の後面側には誤消去防止部材205をスライ
ド自在に設けていて、該誤消去防止部材205の位置に
よって書き込みの可否が選択されるようになっている。
【0050】尚、図9,図12に示すように、装置本体
2内の下側のシャーシ18の第1の駆動機構60のモー
タ64及び第2の駆動機構70のモータ73に対向する
位置は、一対の凹部18d,18dになって下方にそれ
ぞれ突出している。また、図17に示すように、上記下
側のシャーシ18の左右一対のラック71,72の各垂
直ガイド溝部71b,72bに対向する位置には、矩形
で一対の孔部18e,18eを形成してある。そして、
図11,図12に示すように、左右一対のラック71,
72の各垂直ガイド溝部71b,72bは、下側のシャ
ーシ18の上記一対の孔部18e,18e内に挿入され
て該下側のシャーシ18の下面側より下方に突出してい
る。さらに、図17,図23に示すように、光学ピック
アップ110は、その一端部側のコ字状の受部113を
記録再生部シャーシ101のガイド片部101fにスラ
イド自在に支持してあると共に、他端部側の一対の軸受
部114,114をガイド軸104にスライド自在に支
持してある。
【0051】以上実施形態例のカートリッジチェンジャ
機構20を備えたディスク記録再生装置1によれば、図
2に示すように、装置本体2の正面中央の蓋体4を開け
て、各開口収納部12よりディスクカートリッジ200
を挿入すると、図25に示すように、ディスクカートリ
ッジ200はカートリッジホルダー21の固定側の左右
一対のメインホルダー22L,22Rの各ホルダー部
(ストック部)22b,22b間内に挿入される。この
際に、図26に示すように、ディスクカートリッジ20
0の挿入向きを間違えて挿入(カートリッジ本体201
の左側面側を正面にして誤挿入)すると、図26及び図
27(A)に示すように、板バネ25により図26中右
側に付勢されている各ロックレバー24の誤挿入防止用
の第2の突起24bにディスクカートリッジ200の左
側面が当たって、該ディスクカートリッジ200を左右
一対のメインホルダー22L,22R間内に装着するこ
とができない。また、図27(B)に示すように、ディ
スクカートリッジ200を裏返しで挿入した場合には、
各ロックレバー24の誤挿入防止用の第2の突起24b
とディスクカートリッジ200のスライド溝201aの
高さの違いにより、該ディスクカートリッジ200を左
右一対のメインホルダー22L,22R間内に装着する
ことができない。これらにより、左右一対のメインホル
ダー22L,22Rの各ホルダー部22b,22b間内
へのディスクカートリッジ200の誤挿入を容易且つ確
実に防止することができる。その結果、誤った方向でデ
ィスクカートリッジ200が左右一対のメインホルダー
22L,22Rの各ホルダー部22b,22b間内に装
着されることがないので、ローディング機構30等の故
障の要因を可及的に無くすことができる。
【0052】図28に示すように、ディスクカートリッ
ジ200を正しい向きでカートリッジホルダー21の左
右一対のメインホルダー22L,22R間内に挿入する
と、各ロックレバー24の誤挿入防止用の第2の突起2
4bがディスクカートリッジ200の左側面のスライド
溝201eに挿入される。そして、ディスクカートリッ
ジ200をカートリッジホルダー21の左右一対のメイ
ンホルダー22L,22R間内に更に挿入すると、図2
9に示すように、各ロックレバー24のディスクカート
リッジ保持用の第1の突起24aにディスクカートリッ
ジ200のロック用凹部201dが嵌め込まれる。この
各ロックレバー24の第1の突起24aによりディスク
カートリッジ200は左右一対のメインホルダー22
L,22Rの各ホルダー部22b,22b間内及び各開
口収納部12内の常に安定した位置に確実に保持され
る。この際に、左右一対のメインホルダー22L,22
Rの各ホルダー部22b,22b間内に装着されたディ
スクカートリッジ200を更に装着方向に押そうとして
も、各ロックレバー24の第1の突起24aによりディ
スクカートリッジ200はロックされているので、左右
一対のメインホルダー22L,22R間内の更に奥の方
(サブホルダー23側)に該ディスクカートリッジ20
0が飛び出す虞れはない。
【0053】そして、装置本体2の正面中央の5つの開
口収納部12にそれぞれ収納されたいずれか1つのディ
スクカートリッジ200を選択してその光磁気210の
情報を再生するために、装置本体2の正面の再生ボタン
8b等を押圧操作すると、図30に示すように、第1の
駆動機構60のモータ64が駆動してタイミングベルト
63によりローディングスライダー50がエレベーター
シャーシ40のガイド溝孔40hに沿ってラック72側
の方へ移動する。このローディングスライダー50の移
動に伴って該ローディングスライダー50の棒状の軸5
3がカートリッジ搬送部31のローディングレバー36
のカム溝孔部36c内に沿って移動し、該ローディング
レバー36をサブスライダー32の支軸34を介して反
時計方向(図30中左側の方向)に揺動させる。これに
より、ローディングレバー36の係止片部36bが、右
側のメインホルダー22Rの側壁部22cの各切欠部2
2gを通ってディスクカートリッジ200の引き込み用
凹部201dに嵌め込まれる。また、これとほぼ同時
に、ローディングスライダー50の一方のローラ52が
ロック解除スライダー48の前側のテーパ部48cに当
接して、該ロック解除スライダー48を引張りコイルバ
ネ49の引っ張り力に抗して図30中左側の方向に移動
させる。このロック解除スライダー48の移動により、
該ロック解除スライダー48の係止片48bによりロッ
クレバー24が板バネ25の弾性付勢力に抗して図30
中左側の方向に移動し、ディスクカートリッジ200の
ロックレバー24の第1の突起24aによるロック状態
を解除する。
【0054】このロックレバー24によるディスクカー
トリッジ200のロック状態が解除された後で、図31
に示すように、ローディングスライダー50がエレベー
ターシャーシ40のガイド溝孔40hに沿ってラック7
2側の方へ更に移動することにより、ディスクカートリ
ッジ200は、ローディングレバー36の係止片部36
bを介して左右一対のメインホルダー22L,22R間
内からサブホルダー23側へ引き出される(引き渡され
る)ようにローディングされる。このように、ロックレ
バー24の第1の突起24aのディスクカートリッジ2
00のロック用凹部201dに対するロック解除と、ロ
ーディングレバー36の係止片部36bのディスクカー
トリッジ200の引き込み用凹部201cに対する挿入
のタイミングをオーバーラップさせることにより、ロー
ディング機構30によるディスクカートリッジ200の
後述する下降動(上下方向のローディング)を可能にし
ている。
【0055】また、ディスクカートリッジ200のロー
ディング開始時において、図31に示すように、カート
リッジ搬送部31のサブスライダー32のシャッター開
用の第1のテーパ部32eにシャッター開閉レバー37
の折曲片部37aが当接し、図32に示すように、シャ
ッター開閉レバー37の鉤部37bを支軸38を介して
時計方向(図32中右側の方向)に揺動させる。このよ
うにして、図32に示すように、シャッター開閉レバー
37の鉤部37bをディスクカートリッジ200のロー
ディングの一部の動作中だけ逃がすことにより、シャッ
ター開閉レバー37の鉤部37bとディスクカートリッ
ジ200の右側面のスリット状のスライド溝201aと
の干渉が確実に防止され、ディスクカートリッジ200
はサブホルダー23側へスムーズに且つ効率よくローデ
ィングされる。
【0056】次に、図33に示すように、シャッター開
閉レバー37の鉤部37bがディスクカートリッジ20
0のシャッター203の係合孔203bを有する側面ま
で来る(シャッター開閉レバー37の鉤部37bがディ
スクカートリッジ200のスライド溝201aを通り過
ぎた所まで来る)と、シャッター開閉レバー37の折曲
片部37aがサブスライダー32の左側面側から離れて
元の状態に戻ろうとする。これにより、上記シャッター
開閉レバー37の鉤部37bの先端がディスクカートリ
ッジ200のシャッター203の係合孔203bを有す
る側面に当接する。この時、サブホルダー23の支持片
23gがディスクカートリッジ200のロックレバー2
04の爪部204aに当たってシャッター203のロッ
クレバー204によるロック状態を解除する。
【0057】そして、ディスクカートリッジ200がサ
ブホルダー23側に更にローディングされると、シャッ
ター開閉レバー37の鉤部37bがディスクカートリッ
ジ200のシャッター203の係合孔203bに係止さ
れ、図34に示すように、該ディスクカートリッジ20
0のシャッター203が開く。この図34に示す状態
が、左右一対のメインホルダー22L,22Rからサブ
ホルダー23側へディスクカートリッジ200を完全に
引き渡し(引き出し)た状態(水平方向のローディング
完了状態)である。この引き渡し完了状態は、ローディ
ングスライダー50と連動して動く連結板55のスイッ
チ操作部55cが後側の検出スイッチ46Bのスイッチ
部を押圧操作することにより検出され、該検出スイッチ
46Bの検出信号により第1の駆動機構60のモータ6
4の駆動は停止する。
【0058】また、図34に示すように、ローディング
スライダー50の他方のローラ52がロック解除スライ
ダー48の後側のテーパ部48dに位置することによ
り、該ロック解除スライダー48が引張りコイルバネ4
9の引っ張り力により図34中右側の方向に移動する。
このロック解除スライダー48の移動により、該ロック
解除スライダー48の係止片48bがロックレバー24
の凹部24cから離れる。これにより、ロックレバー2
4が板バネ25の弾性付勢力により図34中右側の方向
に移動し、再生中(演奏中)に空いている左右一対のメ
インホルダー22L,22Rの各ホルダー部(ストック
部)22b,22b間内へのディスクカートリッジ20
0の再度の挿入(誤挿入)を防止している。この再生中
の左右一対のメインホルダー22L,22Rの各ホルダ
ー部22b,22bの位置(演奏番地)は、検出スイッ
チ28のスイッチ部のオン,オフ動作に連動した装置本
体2の正面の表示部7の文字表示やインジケータ9a〜
9eのランプ表示等の表示により直ぐに判るので、上記
誤操作を確実に防止することができる。その結果、ディ
スクカートリッジ200の収納枚数を増減させた機構に
も自由に対応させることができる。
【0059】そして、カートリッジホルダー21の固定
側の左右一対のメインホルダー22L,22Rから移動
側のサブホルダー23へのディスクカートリッジ200
の引き出し(引き渡し)が完了すると、今度は第2の駆
動機構70のモータ73が駆動する。このモータ73の
駆動力は各中間ギヤ76,78を介して左右一対の駆動
ギヤ80,81に伝達される。この左右一対の駆動ギヤ
80,81に噛合した左右一対のラック71,72を介
して上記サブホルダー23を支持したエレベーターシャ
ーシ40が、ディスクカートリッジ200を引き渡した
左右一対のメインホルダー22L,22Rの各ホルダー
部22b,22bから記録再生部100の記録再生部シ
ャーシ101側に下降する。図11に示すように、エレ
ベーターシャーシ40の切り起こし水平部40gが検出
スイッチ91のスイッチ部91aを押圧操作するまでエ
レベーターシャーシ40が下降すると、即ち、エレベー
ターシャーシ40が記録再生部100との間でディスク
カートリッジ200をチャッキングする位置まで下降す
ると、サブホルダー23に保持されたディスクカートリ
ッジ200が上記記録再生部100の記録再生部シャー
シ101の所定位置に位置決めされて装着される。この
サブホルダー23はエレベーターシャーシ40に板バネ
41を介して常に下側の方向に付勢されているので、上
記チャッキング位置では、ディスクカートリッジ200
がサブホルダー23と共にエレベーターシャーシ40か
ら離脱されてフローティング(浮動)された状態で記録
再生部100の記録再生部シャーシ101上にチャッキ
ングされる。これにより、ディスクカートリッジ200
を記録再生部100の記録再生部シャーシ101上の所
定位置に確実に保持することができる。
【0060】これを詳述すると、図14に示すように、
エレベーターシャーシ40が下降してサブホルダー23
と記録再生部100との間でディスクカートリッジ20
0をチャッキングする時に、サブホルダー23及び記録
再生部100は、段付きピン29と板バネ41及びダン
パ102を介してシャーシ18及びエレベーターシャー
シ40から分離したフローティング状態で支持されるの
で、ディスクカートリッジ200のカートリッジ本体2
01をサブホルダー23の3つのボス23dと記録再生
部100の記録再生部シャーシ101上の位置決めピン
140及び位置基準シール142との間で確実に保持す
ることができる。また、サブホルダー23及び記録再生
部100はシャーシ18及びエレベーターシャーシ40
から分離したフローティング状態で支持されているの
で、装置本体2に加わった衝撃振動等が記録再生部10
0側に伝わりにくく、常に安定した再生を高精度で行う
ことができる。さらに、カートリッジチェンジャ機構2
0のうちのサブホルダー23と記録再生部100のみを
シャーシ18やエレベーターシャーシ40に対してフロ
ーティングするようにしたので、カートリッジチェンジ
ャ機構20全体を例えば装置本体2に対してフローティ
ングさせる構造に比べてダンパ構造等の機構を簡素化及
び小型化することができると共に、構成部品の部品点数
を大幅に削減して安価に製造することができる。これら
により、カートリッジチェンジャ機構付きのディスク記
録再生装置1全体の小型薄型,軽量化及び低コスト化を
より一層図ることができる。
【0061】図9の実線及び図24の1点鎖線で示すよ
うに、ディスクカートリッジ200の搬送中又は光磁気
ディスク210の再生中は、カムギヤ158のテーパ部
158bを介してレバー159の平板部159aを下げ
ておくことにより、第2の検出スイッチ162はオンと
なると共に、磁気ヘッド136をジンバル135を介し
て取り付けられたヘッド取付板133は持ち上げられ
て、ディスクカートリッジ200を保持して搬送するロ
ーディング機構30の動作を妨げない位置にある。ここ
で、記録(録音)の指示がなされると、ヘッド移動機構
150のモータ151が駆動し、各中間ギヤ154,1
56を介してカートリッジ158が所定方向に回転す
る。これにより、カムギヤ158のテーパ部158b上
に載置されている突出片159cを介してレバー159
の平板部159aが上がり、該レバー159の平板部1
59aにより押さえられていたヘッド取付板133の操
作片133cが解放される。これにより、ヘッド取付板
133は捩りコイルバネ134の弾性力により光学ピッ
クアップ110側に倒れ、磁気ヘッド136が光磁気デ
ィスク210に接触して記録可能な状態となる。この
時、レバー159の後側の突出片159dにより第1の
検出スイッチ161はオンとなり、上記モータ151の
駆動は停止する。
【0062】また、上記録音状態から再生又はディスク
カートリッジ200の搬送の指示がなされると、ヘッド
移動機構150のモータ151が逆駆動し、各中間ギヤ
154,156を介してカートリッジ158が所定方向
に逆回転する。これにより、カムギヤ158のテーパ部
158b上に載置されている突出片159cを介してレ
バー159の平板部159aが下がってヘッド取付板1
33の操作片133cを押し下げる。これにより、ヘッ
ド取付板133は捩りコイルバネ134の弾性力に抗し
て持ち上げられる。この状態でローディング機構30の
カートリッジ搬送部31やサブホルダー23等はエレベ
ーターシャーシ40と共に上下方向に移動可能となる。
【0063】このように、装置本体2内の下側のシャー
シ18上の後側に、ローディング機構30のカートリッ
ジ搬送部31の移動軌跡、即ちエレベーターシャーシ4
0の昇降動軌跡から記録ヘッド130を逃がすヘッド移
動機構150を設けたので、5枚(多数枚)のディスク
カートリッジ200を順次選択して記録再生するカート
リッジチェンジャ機構付きのディスク記録再生装置1に
おいても装置全体の小型薄型化をより一段と図ることが
できる。また、カートリッジチェンジャ機構20のロー
ディング機構30側等に記録ヘッド130を組み込む必
要がないので、該記録ヘッド130の磁気ヘッド136
と光学ピックアップ110のレーザー発光部との位置合
わせ調整等が不要となり、上記カートリッジチェンジャ
機構20の機構全体の構成を簡素化できて、その分装置
全体の低コスト化をより一段と図ることができる。
【0064】次に、ディスク記録再生装置1のカートリ
ッジイジェクト装置10によるディスクカートリッジ2
00の排出動作について説明する。図35に示すよう
に、カートリッジイジェクト装置10のホルダー11の
各開口収納部12からディスクカートリッジ200を排
出する前は、各開口収納部12に対応するように配設さ
れたイジェクトレバー14の先端部14a側はホルダー
11のボックス部13内に没入されて、該イジェクトレ
バー14の先端部14aはホルダー11の右側壁部11
aのスリット11eに位置している。即ち、イジェクト
レバー14の先端部14aは、ディスクカートリッジ2
00のスライド溝201aの端部201bから離れてい
る。通常、各イジェクトレバー14は引張りコイルバネ
17により取付板16の折曲片部16c側に引っ張られ
ていて、支軸ピン14bが水平ガイド凹部13cの突出
部13d側に当たった状態で回動するようになってい
る。また、この時に、各イジェクトレバー14の支軸ピ
ン14bは各イジェクトボタン15のガイド溝部15c
に遊嵌されているので、各イジェクトレバー14の回転
運動とイジェクトボタン15の直線運動とが連動する機
構となっている。
【0065】そして、図36に示すように、イジェクト
ボタン15の操作部15aを押圧操作すると、イジェク
トボタン15が後方に移動する。このイジェクトボタン
15の移動によってイジェクトレバー14は支軸ピン1
4bを中心に図36中反時計方向に回転する。このイジ
ェクトレバー14の回転により該イジェクトレバー14
の先端部14aがスリット11eを介して開口収納部1
2に突出し、該開口収納部12に収納されたディスクカ
ートリッジ200のスライド溝201aの端部201b
を押す。これにより、ディスクカートリッジ200は開
口収納部12内にガイドされて前方へ排出される。
【0066】また、各イジェクトボタン15は、手で押
圧操作することができるため、ディスクカートリッジ2
00をローディング機構30によりローディングする際
に、ローディングされているディスクカートリッジ20
0に対応する以外の各開口収納部12の各イジェクトボ
タン15が押される場合がある。この場合に、ディスク
カートリッジ200の右側面のスライド溝201aがな
い部位とイジェクトレバー14の先端部14aが干渉し
ようとするが、図37に示すように、引張りコイルバネ
17の引っ張り力に抗してイジェクトレバー14の支軸
ピン14bが水平ガイド凹部13cに沿ってイジェクト
ボタン15の左側面側へ移動する。即ち、イジェクトレ
バー14の支軸ピン14bは通常引張りコイルバネ17
の引っ張り力により水平ガイド凹部13cの突出部13
d側に位置するが、上記のように、ディスクカートリッ
ジ200の右側面とイジェクトレバー14の先端部14
aが干渉する時には、引張りコイルバネ17の引っ張り
力に抗してイジェクトレバー14がイジェクトボタン1
5側へ平行移動する。これにより、イジェクトレバー1
4の先端部14aが上記ボックス部13内側へ没入して
該イジェクトレバー14の先端部14aとディスクカー
トリッジ200の右側面との干渉を防ぐ。そして、干渉
がなくなると、引張りコイルバネ17の引っ張り力によ
りイジェクトレバー14は元の位置へ戻る。
【0067】さらに、図1,図3に示すように、各イジ
ェクトボタン15のボックス部13の各開口部13a
(装置本体2のフロントパネルの各開口部2a〜2e)
より外に露出する各操作部15aは、左右交互に突出す
るように設けられているため、上下段の各イジェクトボ
タン15の操作部15aの間隔が狭い場合においても、
所望する各イジェクトボタン15の操作部15aを容易
且つ確実に押圧操作することができる。
【0068】このように、ホルダー11の各開口収納部
12に対応して配置された各イジェクトボタン15の操
作部15aを押圧操作することにより、該各開口収納部
12に収納されたディスクカートリッジ200を上記各
イジェクトボタン15と連動する各イジェクトレバー1
4を介して別々且つ容易に排出することができる。ま
た、各開口収納部12毎にイジェクトボタン15等を設
けたので、ローディング機構30の動作中等においても
ローディング動作以外の他のディスクカートリッジ20
0を確実に排出することができる。即ち、ディスクカー
トリッジ200を排出するカートリッジイジェクト装置
10とディスクカートリッジ200を記録再生部100
に搬送するローディング機構30等とをそれぞれ独立さ
せたので、任意の排出したいディスクカートリッジ20
0を確実且つ容易に排出することができ、また、ローデ
ィング機構30等に自由度ができる。さらに、各イジェ
クトレバー14と各イジェクトボタン15と引張りコイ
ルバネ17等の少ない構成部品によりディスクカートリ
ッジ200を確実に排出するようにしたので、装置全体
の構造を簡素化することができ、小型のカートリッジイ
ジェクト装置10を低コストで提供することができる。
【0069】尚、前記実施形態例によれば、イジェクト
レバーやサブホルダーやロックレバー等を弾性付勢する
弾性体は引張りコイルバネや金属製の板バネ等に限ら
ず、捩りコイルバネやゴム体等の他の弾性体を用いても
よい。また、ディスクカートリッジの収納枚数は5枚に
限られるものではなく、2〜4枚や6枚以上でもよい。
また、記録再生用のディスクプレーヤに限られるもので
はなく、再生専用のディスクプレーヤに適用できること
は勿論であり、さらに、カートリッジ本体にディスクを
収納したディスクカートリッジに限られるものではな
く、カートリッジ本体に磁気テープを収納したテープカ
ートリッジに前記実施形態例を適用することができるこ
とは勿論である。
【0070】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、装置
本体内にディスクカートリッジを保持するカートリッジ
ホルダーを設け、このカートリッジホルダーで保持され
た上記ディスクカートリッジを、上記装置本体内のシャ
ーシ上に配設された記録再生部までローディング機構を
介して搬送自在にしたディスク記録再生装置において、
上記カートリッジホルダーを、上記シャーシ上に起立固
定されたメインホルダーと、このメインホルダーから上
記ディスクカートリッジが上記ローディング機構を介し
て引き渡されて保持されると共に、上記シャーシ上の記
録再生部に対して上記ローディング機構のエレベーター
を介して昇降動するサブホルダーとで構成する一方、こ
のサブホルダーを上記エレベーターに対して浮動自在に
支持すると共に、上記記録再生部を上記シャーシに対し
てバンパを介して浮動自在に支持し、上記サブホルダー
の上記ディスクカートリッジ側に位置決め部を設け、チ
ャッキング時に該位置決め部を弾性体を介して上記ディ
スクカートリッジに押圧自在に設ける一方、上記記録再
生部には、上記ディスクカートリッジに設けられた位置
決め穴に挿入して当該カートリッジの位置決めをなす位
置決めピンを設け、上記エレベーターが下降して上記サ
ブホルダーと上記記録再生部との間で上記ディスクカー
トリッジをチャッキングした時に、上記サブホルダー及
び上記記録再生部を上記シャーシ及び上記エレベーター
から分離自在にし、かつ上記ディスクカートリッジが上
記サブホルダーの位置決め部と上記記録再生部の位置決
めピンとの間で保持されるようにしたことにより、記録
再生時に、上記ディスクカートリッジを上記記録再生部
に確実に保持することができる。また、上記記録再生部
をシャーシに対して浮動させるダンパ構造を簡素化する
ことができ、その分部品点数を削減できて装置全体の低
コスト化をより一段と図ることができる。更に、エレベ
ーターが下降して上記サブホルダーと上記記録再生部と
の間で上記ディスクカートリッジをチャッキングした時
に、ディスクカートリッジは弾性体を介して押圧自在に
設けられたサブホルダーの位置決め部と記録再生部の位
置決めピンとの間で保持され、このとき位置決めピン
は、ディスクカートリッジに設けられた位置決め穴に挿
入されて当該ディスクカートリッジの位置決めを行なう
ことから、ディスクカートリッジの平面方向の位置決め
がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態例を示すカートリッジイ
ジェクト装置を有したカートリッジチェンジャ機構付き
のディスク記録再生装置の正面図。
【図2】上記カートリッジチェンジャ機構付きのディス
ク記録再生装置の正面中央の蓋体を開けて上記カートリ
ッジイジェクト装置のディスクカートリッジを出し入れ
する開口収納部を露出させた状態を示す正面図。
【図3】上記カートリッジイジェクト装置の拡大斜視
図。
【図4】上記カートリッジイジェクト装置の正面図。
【図5】上記カートリッジイジェクト装置の背面図。
【図6】上記カートリッジイジェクト装置の要部の横断
面図。
【図7】上記カートリッジイジェクト装置の要部の縦断
面図。
【図8】上記カートリッジイジェクト装置の要部の一部
を断面で示す拡大斜視図。
【図9】上記ディスク記録再生装置に用いられるカート
リッジチェンジャ機構及びディスクカートリッジの斜視
図。
【図10】上記カートリッジチェンジャ機構の正面図。
【図11】上記カートリッジチェンジャ機構の左側面
図。
【図12】上記カートリッジチェンジャ機構の一部を断
面で示す右側面図。
【図13】上記カートリッジチェンジャ機構の一部を断
面で示す平面図。
【図14】上記カートリッジチェンジャ機構の正面側か
ら見た断面図。
【図15】上記カートリッジチェンジャ機構の右側面側
から見た断面図。
【図16】上記カートリッジチェンジャ機構の左側面側
から見た断面図。
【図17】上記カートリッジチェンジャ機構に用いられ
る下側のシャーシの平面図。
【図18】上記カートリッジチェンジャ機構に用いられ
るロックレバー近傍の一部を断面で示す部分拡大斜視
図。
【図19】上記カートリッジチェンジャ機構に用いられ
るローディング機構の要部の斜視図。
【図20】上記ローディング機構の要部の分解斜視図。
【図21】上記ローディング機構のカートリッジ搬送部
の斜視図。
【図22】上記ローディング機構のカートリッジ搬送部
の分解斜視図。
【図23】上記カートリッジチェンジャ機構に用いられ
る記録再生部の斜視図。
【図24】上記カートリッジチェンジャ機構に用いられ
るヘッド移動機構の斜視図。
【図25】上記カートリッジチェンジャ機構に用いられ
るカートリッジホルダーのメインホルダーにディスクカ
ートリッジを挿入する際の状態を示す説明図。
【図26】上記カートリッジホルダーのメインホルダー
にディスクカートリッジを誤挿入した状態を示す説明
図。
【図27】(A)は上記カートリッジホルダーのメイン
ホルダーにディスクカートリッジの向きを間違えて挿入
した際のロックレバーとディスクカートリッジの関係を
示す斜視図、(B)は上記カートリッジホルダーのメイ
ンホルダーにディスクカートリッジの上下方向を間違え
て挿入した際のロックレバーとディスクカートリッジの
関係を示す斜視図。
【図28】上記カートリッジホルダーのメインホルダー
にディスクカートリッジを挿入してロックレバーの第2
の突起がディスクカートリッジの左側面のスライド溝に
挿入される直前の状態を示す説明図。
【図29】上記カートリッジホルダーのメインホルダー
にディスクカートリッジを挿入してロックレバーの第1
の突起がディスクカートリッジの左側面のロック用凹部
に嵌め込まれてロックされた状態を示す説明図。
【図30】上記ロックレバーによるディスクカートリッ
ジのロック状態を解除してディスクカートリッジを上記
カートリッジホルダーのサブホルダー内に搬送する直前
の状態を示す説明図。
【図31】上記カートリッジホルダーのサブホルダー内
にディスクカートリッジを搬送する途中の状態を示す説
明図。
【図32】上記ディスクカートリッジの搬送途中におい
てシャッター開閉レバーをディスクカートリッジの右側
面のスライド溝から逃がす状態を示す説明図。
【図33】上記ディスクカートリッジの搬送途中におい
て逃げたシャッター開閉レバーを元の位置に復帰させて
ディスクカートリッジのシャッターを開く直前の状態を
示す説明図。
【図34】上記カートリッジホルダーのサブホルダー内
にディスクカートリッジを完全に挿入保持させた状態を
示す説明図。
【図35】前記カートリッジイジェクト装置のディスク
カートリッジのイジェクト前の状態を示す説明図。
【図36】上記カートリッジイジェクト装置のディスク
カートリッジのイジェクト後の状態を示す説明図。
【図37】上記カートリッジイジェクト装置のイジェク
トレバーがイジェクトボタン側にスライド移動してイジ
ェクトボタンを押したままの状態でもディスクカートリ
ッジの収納等に何ら支障がない状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…ディスク記録再生装置、2…装置本体、18…シャ
ーシ、21…カートリッジホルダー、22L,22R…
メインホルダー、22b…ホルダー部、23…サブホル
ダー、23d…ボス(位置決め部)、30…ローディン
グ機構、40…エレベーターシャーシ(エレベータ
ー)、41…板バネ(弾性体)、100…記録再生部、
102…ダンパ、200…ディスクカートリッジ、20
1f,201g…位置決め穴、140…位置決めピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−176470(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内にディスクカートリッジを保
    持するカートリッジホルダーを設け、 このカートリッジホルダーで保持された上記ディスクカ
    ートリッジを、上記装置本体内のシャーシ上に配設され
    た記録再生部までローディング機構を介して搬送自在に
    したディスク記録再生装置において、 上記カートリッジホルダーを、上記シャーシ上に起立固
    定されたメインホルダーと、このメインホルダーから上
    記ディスクカートリッジが上記ローディング機構を介し
    て引き渡されて保持されると共に、上記シャーシ上の記
    録再生部に対して上記ローディング機構のエレベーター
    を介して昇降動するサブホルダーとで構成する一方、 このサブホルダーを上記エレベーターに対して浮動自在
    に支持すると共に、上記記録再生部を上記シャーシに対
    してバンパを介して浮動自在に支持し、上記サブホルダーの上記ディスクカートリッジ側に位置
    決め部を設け、チャッキング時に該位置決め部を弾性体
    を介して上記ディスクカートリッジに押圧自在に設ける
    一方、上記記録再生部には、上記ディスクカートリッジ
    に設けられた位置決め穴に挿入して当該カートリッジの
    位置決めをなす位置決めピンを設け、 上記エレベーターが下降して上記サブホルダーと上記記
    録再生部との間で上記ディスクカートリッジをチャッキ
    ングした時に、上記サブホルダー及び上記記録再生部を
    上記シャーシ及び上記エレベーターから分離自在にし
    かつ上記ディスクカートリッジが上記サブホルダーの位
    置決め部と上記記録再生部の位置決めピンとの間で保持
    されるようにしたことを特徴とするディスク記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク記録再生装置に
    おいて、 上記カートリッジホルダーのメインホルダーに上記ディ
    スクカートリッジを保持するホルダー部を複数積層形成
    し、 このメインホルダーの各ホルダー部に対して上記カート
    リッジホルダーのサブホルダーを上記エレベーターを介
    して昇降動及び停止自在にしたことを特徴とするディス
    ク記録再生装置。
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