JP3036715B2 - 写真フイルムの巻込み方法及び装置並びに写真フイルムの引出し分離方法及び装置 - Google Patents

写真フイルムの巻込み方法及び装置並びに写真フイルムの引出し分離方法及び装置

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JP3036715B2
JP3036715B2 JP4212135A JP21213592A JP3036715B2 JP 3036715 B2 JP3036715 B2 JP 3036715B2 JP 4212135 A JP4212135 A JP 4212135A JP 21213592 A JP21213592 A JP 21213592A JP 3036715 B2 JP3036715 B2 JP 3036715B2
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真フイルムパトロー
ネの組み立て時にパトローネ本体内に写真フイルムを巻
き込む方法及び装置、さらには撮影済みの写真フイルム
パトローネから写真フイルムを取り出して分離する方法
及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最も普及している135タイプの写真フ
イルムパトローネは、金属薄板性のパトローネ胴体と2
つのキャップとからパトローネ本体を構成し、その中に
写真フイルムを巻きつけたスプールを収納してある。こ
の写真フイルムパトローネを組み立てる方法としては、
特公平2−691号公報で知られるように、写真フイル
ムをスプールに巻きつけて用意しておき、これを暗室内
作業によってパトローネ本体で包み込むように組み立て
る方法、さらには特公昭60−48748号公報記載の
ように、一旦組み立てられたパトローネ本体を暗室内の
写真フイルムの組み込み部で部分的に分解し、その中に
写真フイルムを巻きつけたスプールを入れてパトローネ
本体を再組み付けする方法がある。
【0003】また、特開昭49−107732号公報や
特開昭52−77723号公報記載のものでは、空のス
プールを組み込んだパトローネ本体を明室で作ってお
き、パトローネ本体に形成されたフイルム通路に舌片状
のガイド板を挿入し、これをガイドにして写真フイルム
を後端部側からパトローネ本体内に挿入してゆき、写真
フイルムの後端部をスプールに係止させた後にスプール
を回転して写真フイルムをパトローネ本体に巻き込むよ
うにしている。
【0004】ところで、米国特許第4834306号明
細書,同第4846418号明細書、さらには本出願人
による特開平3−37645号公報等によれば、パトロ
ーネ本体を樹脂成形品で組み立てるとともに、スプール
の回転によって写真フイルムをパトローネ本体外に送り
出す機能をもった写真フイルムパトローネが公知であ
る。この写真フイルムパトローネはこれまでのものと異
なり、未使用状態そして使用済み状態のいずれでも写真
フイルムのリーダー部がパトローネ本体から突出してお
らず、写真フイルムをより光密に収納できるだけでな
く、使用前後の取り扱いが簡単になるという利点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがスプール回転
による写真フイルムの送り出し機能をもった写真フイル
ムパトローネの場合、例えばパトローネ本体に形成した
フイルム通路を遮光蓋で開閉できる構造にしたり、ある
いはパトローネ本体に使用前後の表示部材を組み込んだ
りする他、特開平1−306845号公報や米国特許第
5049912号明細書に開示された構造を用いること
を考慮すると、パトローネ本体の構成部品が増えてしま
う。したがって、写真フイルムの組み込みのためにパト
ローネ本体を暗室内で分解したり組み立てたりする方法
では、生産効率を向上させることが困難である。そし
て、こうした組み立て作業を自動化したとしても、故障
時の対応を考慮すると作業性の点で問題が多い。
【0006】また、上記したようにフイルム通路に舌片
状のガイド板を挿入して写真フイルム後端をスプールに
係止するものでは、パトローネ本体の組み立ては明室で
行うことができるが、ガイド板は単にフイルム通路の入
口部分で写真フイルム後端部の挿入ガイドを行うだけで
あるため、写真フイルムをパトローネ本体に挿入する過
程で、その後端部がスプールの係止部に達する前に別の
方向に屈曲したり、折れてしまうおそれが大きく、やは
り作業性の点で問題がある。
【0007】さらに、撮影済みになった写真フイルムパ
トローネからは、現像処理のために写真フイルムが引き
出されるが、写真フイルムの後端部はスプールに係止さ
れているため単に引き出しただけではパトローネ本体か
ら分離することができない。このためこれまでは、パト
ローネ本体内に写真フイルムの一部を残してカットする
ことがよく行われる。ところが、パトローネ本体側に写
真フイルムが残っていると、そのパトローネ本体をその
まま再利用することができない。また、樹脂材料を溶か
して原材料としてリサイクルする場合であっても、写真
フイルムが混じっていると樹脂材料の品質が劣化する。
したがって、結局パトローネ本体を一旦分解し、中に残
っている写真フイルムの断片を取り除く作業が必要にな
り、後処理が面倒になる。
【0008】本発明は上記背景を考慮してなされたもの
で、パトローネ本体を明室で組み立てておき、このパト
ローネ本体内のスプールに写真フイルムの後端を係止し
てから写真フイルムをパトローネ本体内に巻き込む方法
及び装置を提供し、またスプールに係止された写真フイ
ルムの後端部をパトローネ本体外から外し、パトローネ
本体から写真フイルムを分離するための方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、パトローネ本体に設けられたフイルム通路
を通してパトローネ本体内に出入り自在の挿入部材を用
る。挿入部材がパトローネ本体内に向けて移動する際
に、先端の係合爪を写真フイルムの後端の係合穴に係合
させ、写真フイルムをパトローネ本体内に一緒に挿入す
る。挿入された写真フイルムの後端部はスプールにまで
到達し、係止穴がスプールの係止爪に係止される。しか
る後、挿入部材をパトローネ本体から引き抜いてスプー
ルを写真フイルムの巻込み方向に駆動し、スプールに巻
きつけながら写真フイルムをパトローネ本体内に巻き込
むようにした。
【0010】上記写真フイルム巻込み方法を効率的に行
うために、本発明装置は、パトローネ本体に設けられた
フイルム通路が所定位置に位置決めされるようにパトロ
ーネ本体を保持するパトローネ保持手段と、写真フイル
ムを後端側からフイルム通路に向けて供給するフイルム
供給手段と、先端に写真フイルムの係合穴に係合する係
合爪が設けられ、フイルム通路を通ってパトローネ本体
内に出入りして写真フイルムの後端部をパトローネ本体
内のスプールに係止させる挿入部材と、この挿入部材が
パトローネ本体外に引き抜かれた後にスプールを駆動し
て写真フイルムをスプールに巻きつけながら巻き込むス
プール駆動手段とから構成されている。
【0011】さらにパトローネ本体から写真フイルムを
引き出して分離するために、本発明の写真フイルムの分
離方法によれば、まずスプールへの巻きつけ量が一周未
満になるまで写真フイルムをパトローネ本体から引き出
した後、パトローネ本体に設けられたフイルム通路か
、スプール係止爪に当たる部分が他の先端部分と同じ
かそれよりも前方にでている分離部材をパトローネ本体
内のスプール係止爪と写真フイルムとの間に挿入する。
これにより、写真フイルムがスプール係止爪から離れる
方向に変形するため、スプールと写真フイルムの後端と
の係止が解除される。なお、分離部材の先端部分は、ス
プール係止爪の奥側の頂部よりも更に奥に挿入されて係
止爪を覆うため、スプール係止爪から分離された写真フ
イルムが再度係止爪に係合することはなく、分離部材を
パトローネ本体内に挿入した状態で写真フイルムを引っ
張ることにより、抵抗なく写真フイルムの後端部をパト
ローネ本体から分離させることができる。
【0012】上記写真フイルムの分離方法を効率的に行
うために、本発明装置は、パトローネ本体のフイルム通
路が所定位置に位置決めされるようにパトローネ本体を
保持する保持手段と、写真フイルムをパトローネ本体か
ら引き出してスプールへの巻き付け量を一周未満とする
フイルム引き出し手段と、写真フイルムと係止爪との間
に入り込める厚みと、写真フイルムを変形させて係止を
解除させ得る剛性とを備えた分離部材と、この分離部材
をパトローネ本体外の待機位置からパトローネ本体内の
分離位置に移動させた後、再び待機位置まで戻す駆動手
段とから構成されている。
【0013】
【実施例】図16はパトローネ本体の一例を示す。パト
ローネ本体10は、樹脂の一体成形品からなる上ケース
7と下ケース8、さらにスプール12とから構成されて
いる。上下ケース7,8の内壁には一対のリブ15が形
成され、写真フイルムをロール状に巻きつけたスプール
12をこれらの上下ケース7,8の中に収納したとき、
リブ15は写真フイルムの最外周に接してスプール12
からの巻き緩みを防ぐ。したがって、スプール12をフ
イルム送り出し方向(図中で時計方向)に回転したとき
には、写真フイルムロールもスプール12と一体に同方
向に回転するようになる。なお、符号17は先端分離爪
を示し、スプール12とともにフイルムロールを回転さ
せたときに、この先端分離爪17が写真フイルムの先端
を掬い上げる作用を行う。
【0014】上下ケース7,8にはポート部7a,8a
が設けられ、上下ケース7,8を組み合わせて一体に連
結したときに各ポート部7,8の合わせ目にフイルム通
路19が形成される。ポート部7a,8aとの間には蓋
部材14が組み込まれる。蓋部材14の両端部にはそれ
ぞれ回転支持部14aが設けられ、蓋部材14はスプー
ル12の回転軸と平行な軸を中心に回転自在になってい
る。回転支持部14aの一方の端部にはさらにキー16
が設けられ、パトローネ本体10の側面に露呈する。そ
して、外部からキー16に蓋開放部材18を嵌めて回転
させることによって、蓋部材14をフイルム通路19を
開放する位置と閉じる位置との間で回転させることがで
きる。
【0015】スプール12には一対のフランジ12aが
一体に設けられ、写真フイルムはこれらのフランジ12
a間の軸部12bに巻きつけられる。スプール12の両
端はパトローネ本体10の側面に露呈し、この露呈した
部分にはキー13が設けられている。周知のように、キ
ー13はスプール12を回転させるときにスプール駆動
用の部材を係合させるのに用いられる。図示したよう
に、キー13の一端部には切欠13aが設けられてい
る。
【0016】スプール12の軸部12bにはスリット2
0が形成されている。スリット20の内部には、図17
及び図18にも示したように一対の爪21と押さえリブ
22とが設けられ、押さえリブ22は爪21の間に下向
きに突出している。このスリット20は図17で右側が
挿入口側となっており、この挿入口から写真フイルムの
後端部が挿入される。
【0017】写真フイルムの後端部には図19に示した
ように一対の係止穴25が形成されており、前記爪21
がこの係止穴25に係合する。そして押さえリブ22は
写真フイルム24の後端が浮き上がらないように押さえ
るから、爪21と係止穴25との係止は維持され、スリ
ット20から写真フイルムを引き抜く方向に力が加わっ
ても抜けることはない。なお、写真フイルム24の後端
には、前記係止穴25の外側に位置してさらに一対の穴
26が形成され、これらの穴26は写真フイルム24の
後端をスリット20に挿入するときに用いられる。ま
た、図20は写真フイルムの後端形状の他の例を示して
いる。
【0018】図1,図2,図3は、それぞれ本発明装置
の外観,平面,要部破断側面を表している。この装置
は、上下ケース7,8からなるパトローネ本体10にス
プール12,蓋部材14を組み込んだ後に、スプール1
2に写真フイルム24を巻きつけるときに用いられる。
ベースブロック30にはパトローネ本体10の外形形状
に対応した受け部31が形成され、図3に示したように
パトローネ本体10を受け入れる。ベースブロック30
には、例えば油圧シリンダ装置やリンク機構(いずれも
図示省略)を介して駆動される押さえアーム32が軸着
され、受け部31にパトローネ本体10が供給されると
パトローネ本体10を押さえつける。
【0019】押さえアーム32によりパトローネ本体1
0を押さえつけると、受け部31の形状及びポート部受
け33によりパトローネ本体10は一定の姿勢で保持さ
れ、フイルム通路19の入口も一定の位置に決められ
る。ベースブロック30の両側面には一対のアーム35
が軸35aにより軸着され、ステッピングモータ36の
駆動により回動される。アーム35は取付け板37で連
結され、この取付け板37には爪板39が固着されてい
る。爪板39は円弧状に湾曲し、しかも可撓性をもつ金
属薄板から構成され、アーム状に突出した一対の腕の先
端に爪39aが設けられている。なお、図21は図20
に示した後端形状をもった写真フイルムに好適な爪板3
9及び爪39aの形状を示している。
【0020】ベースブロック30の一方の側面には、ス
ライドフレーム40がパトローネ本体10の側面に接近
した位置と離れた位置との間で移動できるように組み込
まれている。スライドフレーム40は、スプール12の
キー13に係合するフォーク部材とこれを駆動するモー
タ、さらに蓋部材14のキー16に係合する蓋開放部材
18とこれを駆動するモータからなる駆動ユニット41
を保持している。このスライドフレーム40は、受け部
31にパトローネ本体10をセットするまでは退避位置
にあり、パトローネ本体10を所定位置にセットした後
に駆動位置に移動する。これにより駆動ユニット41に
組み込まれているスプール駆動用のフォーク41a及び
蓋開閉部材18が、それぞれパトローネ本体10の側面
に露呈しているスプール12のキー13及び蓋部材14
のキー16に係合する。
【0021】ベースブロック30の他方の側面にはフォ
トセンサ42が組み込まれている。このフォトセンサ4
2は、スプール12のキー13に設けられた切欠13a
の位置を検知し、スプール12が一定の回転位置になっ
ているか否かを識別する作用を行う。このため、スプー
ル12の他端側にも全く同様のキー13及び切欠13a
が設けられている。
【0022】ベースブロック30と対面するようにフイ
ルムガイド45が設けられている。このフイルムガイド
45は写真フイルム24の供給装置に接続され、写真フ
イルム24が一本分パトローネ本体10に巻き込まれた
後に、再び写真フイルム24の後端部を一定位置に止め
ておく。したがって写真フイルム24の後端部がフイル
ムガイド45から突出された状態では、穴26と爪39
aとの相対位置は常に一定の状態になる。
【0023】図4は、パトローネ本体10を受け部31
及びポート部受け33で一定の姿勢に位置決めしたとき
のパトローネ本体10とアーム35との位置関係を表し
ている。軸35aはスプールの軸部12aの中心と、フ
イルム通路19と、アーム35が待機位置にあるときの
爪39aとの三者からほぼ等距離に設定されている。し
たがって、アーム35を図4に示した待機位置から反時
計方向に回動すると、爪39aはフイルム通路19を通
りスプールの軸部12aに形成されたスリット20の中
に入り込むようになる。なお、前述した切欠13aは、
スプール12をこの図4に示した回転位置にセットする
ために用いられる。
【0024】上記装置を用いて写真フイルム24をパト
ローネ本体10に巻き込む作用について説明する。図1
6に示したように、パトローネ本体10は空のスプール
12を組み込んだ状態で明室で組み立てる。明室での組
み立てであるから、蓋部材14などのような別部材や、
使用前後の表示部材,スプールの回転規制部材等の組み
込みも確実、容易に行うことができる。また、上下ケー
ス7,8は超音波溶着により強固に結合され、パトロー
ネ本体10そのものは完成品として次工程に送られる。
【0025】組み立て後のパトローネ本体10は暗室に
送られ、図1に示した写真フイルムの巻込み装置に上方
からセットされる。パトローネ本体10のセット時には
押さえアーム32が開き位置にあり、またスライドフレ
ーム40は退避位置にある。そしてパトローネ本体10
が受け部31にセットされると押さえアーム32が押さ
え位置に移動し、パトローネ本体10は受け部31とポ
ート部受け33により一定姿勢で保持される。その後、
スライドフレーム40が図2に示した駆動位置に移動
し、フォーク41aがキー13に係合し、また蓋開閉部
材18がキー16に係合する。
【0026】フォーク41aとキー13との係合及び蓋
開閉部材18とキー16との係合が確認されると、駆動
ユニット41が作動してスプール12を写真フイルムの
巻込み方向(図3で反時計方向)に駆動する。こうして
スプール12が駆動されにと、フォトセンサ42はキー
13に設けた切欠13aの位置を監視し、切欠13aが
一定位置にきた時点で駆動ユニット41に停止信号を送
る。この結果、図4に示したように、スプールの軸部1
2に形成したスリット20の入口側がちょうどフイルム
通路19側を向いた位置でスプール12が停止する。な
お、パトローネ本体10を受け部31まで搬送する途中
で、スプール12の回転位置を上記位置に調節しておく
ことも可能で、この場合にはベースブロック30からフ
ォトセンサ42を省略することもできる。
【0027】次に駆動ユニット41により蓋開閉部材1
8が駆動され、蓋部材14が回動してフイルム通路19
を開放する。しかる後にステッピングモータ36の駆動
によりアーム35が一定角度回動する。アーム35の回
動により爪板39が回動し、爪39aが図5(A)に示
したように写真フイルム24の後端部の穴26に係合す
る。さらにアームが回動すると、爪39aが写真フイル
ム24の後端を捕捉したまま移動し、写真フイルム24
はフイルムガイド45から引き出されるようになる。
【0028】アーム35の回動により、爪39aは写真
フイルム24の後端部を捕捉したままフイルム通路19
を通り、パトローネ本体10内に入り込む。さらにアー
ム35が図5(B)に示した位置を通り同図(C)の位
置に達すると、爪39aはスプールの軸部12bに設け
たスリット20内に進入する。爪39aは写真フイルム
24の後端部を捕捉したまま移動しているため、爪39
aがスリット20の中に入り込んでゆくと、写真フイル
ム24の後端部は図7に示したように、スリット20の
奥に設けられた係止爪21と押さえリブ22との間に通
され、係止爪21が係止穴25に嵌まり込む。このと
き、爪板39がスリット20の内壁に摺接することがあ
っても、爪板39自体は可撓性をもっているので途中で
引っ掛かることなく、爪39aがスリット20内をほぼ
通過する位置まで移動する。なお、図7では軸部12b
の上半分は破断して省略してある。
【0029】こうして写真フイルム24の後端部はスプ
ール12の軸部12bに係止されると、アーム35は図
6(A)に示したように元の待機位置に回動し、これに
より爪39aがパトローネ本体10の外に引き抜かれ
る。係止爪21は、写真フイルム24が引き抜き方向に
移動することを阻止する形状をしているから、係止穴2
5が係止爪21に一旦係合した後は、爪板39がスリッ
ト20から引き抜かれるときに係止爪21から外れるこ
とはない。また、爪板39をスリット20から引き抜く
ときに、アーム35を戻し方向に回動させる前に、スプ
ール12を反時計方向に回転させて爪板39をスリット
20から離脱させることも可能で、その後でアーム35
を元の待機位置に回動させてもよい。
【0030】アーム35が待機位置まで戻された後、駆
動ユニット41によりフォーク41aが駆動され、図6
(B)に示したようにスプール12が反時計方向に駆動
される。この結果、スプール12の軸部12bには写真
フイルム24が後端側から巻きつけられてゆく。この
間、写真フイルム24はスプール12の回転によるテン
ションによりフイルムガイド45から引き出されてゆ
き、写真フイルム24はパトローネ本体10内に巻き込
まれる。そして、所定の長さまで写真フイルム24がフ
イルムガイド45内を通過するとスプール12の回転が
停止し、写真フイルム24の供給装置内のカッターが作
動して写真フイルム24をカットする。このカットによ
り、現在巻込み途中の写真フイルム24の先端側形状が
整形され、また次にパトローネ本体10に巻き込まれる
写真フイルムの後端部形状が整形されるとともに、後端
部には係止穴25と穴26とが穿孔される。
【0031】写真フイルム24のカットが終わると再び
スプール12が駆動され、引続き写真フイルム24がパ
トローネ本体10に巻き込まれる。そして、写真フイル
ム24の先端部までパトローネ本体10内に巻き込まれ
るとスプール12の駆動が停止する。その後、蓋開閉部
材18が時計方向に駆動され、蓋部材14をフイルム通
路19を遮る位置に移動させる。これにより、パトロー
ネ本体10内は完全に遮光された状態となる。続いて押
さえアーム32が解除位置に移動し、写真フイルム24
が巻き込まれたパトローネ本体10は受け部31から取
り出され、また新たなパトローネ本体10が受け部31
に供給される。以後は同様の作業が繰り返される。
【0032】上記のように、パトローネ本体10そのも
のについては明室で組み立てておき、パトローネ本体内
のスプール12と写真フイルム24の後端部との係止、
及びその後の写真フイルム巻込み工程を暗室工程と分け
ることによって、パトローネ本体10の構造が多少複雑
になっても、効率的に写真フイルムパトローネを製造し
てゆくことが可能となる。
【0033】図8は、スプールの軸部の構造が異なって
いる場合の例を示す。軸部48には押さえ板49がヒン
ジ部47を介して一体に成形されている。軸部48の両
端部には、押さえ板49の両端部に設けられた突起49
aが係合する係止穴48aが形成され、また横長の係止
爪48bが一体に設けられている。押さえ板49の内面
側には凹部49bが形成され、押さえ板49を軸部48
に被せたときに係止爪48bは凹部49bに嵌入するよ
うになっている。このスプール50の端部には、キー5
1の他に突片52が形成され、この突片52が前述した
切欠13aの代わりにフォトセンサで読み取られ、スプ
ール50の回転位置を決めるのに用いられる。
【0034】このスプール50に合わせ、写真フイルム
24の後端部には一対の穴26の他に、横長の係止穴5
4が設けられている。この写真フイルム24を収納する
パトローネ本体55を、図22に示したように爪板39
を待機位置においた状態で巻込み装置にセットする。そ
して巻込み装置を作動させることによって、前記一対の
穴26には前述した実施例と同様に爪板39の爪39a
が係合して写真フイルム24の後端部が捕捉される。引
続き図23に示すように、爪板39がパトローネ本体1
0内に入り込み、さらにスプール50の軸部48に達す
ると係止穴54が係止爪48bに係合する。以後は、図
24に示すように爪板39をパトローネ本体10から引
き抜いても係止穴54と係止爪48bとの係合が外れる
ことはない。この例のように、写真フイルム24の後端
を係止する係止面の一方がオープンになっているスプー
ルでは、図24のように爪39aがスプールの軸部にあ
るときにスプールを反時計方向に回転させると、係止穴
54が係止爪48bに引っ掛かり、写真フイルム24の
後端は確実にスプールの軸部に係止される。もちろん、
この係止時にはスプールを1回転まで回転させる必要は
ない。
【0035】爪板39をパトローネ本体10から引き抜
いた後でスプール50を写真フイルムの巻込み方向に回
転させると、写真フイルム24によって押さえ板49が
軸部48側に押さえ込まれ、図9に示したように押さえ
板49はヒンジ部47の部分で折れ曲がる。そして係止
爪48bは凹部49b内に嵌まり、押さえ板49は軸部
48と一体となって回転し、図25に示したようにこれ
らの上に写真フイルム24が巻きつけられるようにな
る。なお、図9のパトローネ本体55には遮光蓋14は
設けられてはおらず、フイルム通路19の遮光は周知の
テレンプ56によって行われている。
【0036】図26はスプールの他の例を示している。
スプール80は樹脂成形されており、係止爪81は樹脂
の弾性によって上下に可動できるようになっている。こ
のような構造をもったスプール80によれば、写真フイ
ルム24の後端を捕捉した爪板39をスリット82内に
進入するときに、図27(A)の状態から同図(B)に
示したように変形し、挿入が容易になる。そして、写真
フイルム24の後端に設けた係止穴が係止爪81の位置
にくると弾性で元の位置に戻るから、係止もさせやすい
利点がある。なお、スプール80の回転位置は穴83を
光電検出して決めることができ、この穴83の代わりに
図26(B)のような突片84を設け、これを機械的に
触知してスプール80の回転位置を決めることもでき
る。さらに図26(C)に示したように、係止爪81を
設けた爪台85を図示のようなスリット86で仕切り、
爪台85ごと係止爪81を可動にしてもよい。
【0037】図10は本発明装置の他の例を示してい
る。この例では、爪板39及びこれを回動させるアーム
35がスライドブロック58に設けられ、写真フイルム
24が上方から供給されるようになっている。この装置
では、例えば図9に示したパトローネ本体55を所定位
置にセットすると、スプール50の端部に設けた突片5
2が光電的に監視され、スプール50が一定の回転位置
で停止される。
【0038】次にスライドブロック58が油圧シリンダ
の駆動により図中実線で示した待機位置から二点鎖線で
示した挿入位置に移動する。写真フイルム24の後端
は、フイルムガイド45によって爪39aの移動路に臨
んでいるから、スライドブロック58の移動とともに爪
39aが水平に移動すると、爪39aが写真フイルム2
4の後端部に設けた穴26に入り、写真フイルム24を
引出しながらベースブロック30に近づく。スライドブ
ロック58が挿入位置で停止すると、アーム35の軸3
5aは、図4における軸35aと同様に、スプール50
の中心とフイルム通路19とからほぼ等距離となる位置
に移動する。
【0039】以後は、前述した実施例と同様に、アーム
35を軸35aを中心に一定角度回動させてから元の位
置に戻すことによって、写真フイルム24の後端部はス
プール50の軸部48に係止され、爪板39がパトロー
ネ本体55から引き抜かれる。さらにスライドブロック
58を待機位置に戻してからスプール50を写真フイル
ム24の巻込み方向に駆動すれば、写真フイルム24は
フイルムガイド45から引き出されながらパトローネ本
体55に巻き込まれる。この実施例は、前述の実施例と
異なり、爪39aが直線的に移動してから円弧に沿って
移動するが、その他にも爪39aを任意の軌跡に沿って
移動させることができる。例えば、パトローネ本体10
のフイルム通路19内まではほぼ直線的に移動し、フイ
ルム通路19からスプール12のスリット20までは円
弧状に、さらにスリット20内では直線的に移動する等
の軌跡にすることも可能で、このよう軌跡にすると写真
フイルム24や遮光部材へのダメージが少なく、且つ効
果的に写真フイルム24の後端をスプール12に係止す
ることができる。
【0040】以上のように、本発明のフイルム巻込み装
置を用いれば、暗室内での写真フイルム巻込み工程を完
全に自動化することができ、パトローネ本体10,55
を全て明室で組み立てすることとあいまって、効率的に
写真フイルムパトローネを製造することができる。な
お、写真フイルム24の後端を捕捉する爪39aの個数
は必ずしも2個に限定されるものではなく、図20に示
したように1個であってもよい。もちろんこの場合に
は、爪39aの個数に対応して写真フイルム24の後端
部に設ける穴の数及び位置を決めればよい。
【0041】また、写真フイルム24の後端部に爪39
a係止用に一個の長穴を設けておけば、この長穴に複数
の爪39aを係止させることもできる。さらに爪39a
の形状にしても、爪39aがパトローネ本体内のスプー
ルに向かって移動するときには写真フイルム後端との係
合が外れず、逆方向に移動するとき、あるいはスプール
12が写真フイルムの巻取り方向に回転したときに写真
フイルム24の後端から外れるような形状であればよ
い。
【0042】図11はパトローネ本体から写真フイルム
24を分離する装置を概略的に示している。この装置は
暗室内又は明室内で利用され、基本的な構造は図3に示
したものと同様なので、共通部分には同じ符号を付して
説明する。ベースブロック30には、軸35aによりア
ーム35が軸着され、シリンダ装置やモータにより一定
の角度範囲で回動する。また、スプール50は駆動ユニ
ット41に組み込まれたモータを介して時計方向に駆動
することができる。なお、符号60はフイルム現像機に
接続されたフイルム受け入れ装置を示し、パトローネ本
体55から送り出された撮影済みの写真フイルム24を
引き込み、フイルム現像装置へと自動搬送する。
【0043】一対のアーム35にはフイルム分離板62
が固着されている。フイルム分離板62は円弧状に湾曲
し、しかも可撓性をもつ金属薄板から構成され、図12
(A)に示したように、その先端部には凹部63が形成
されている。このフイルム分離板62の先端形状は、図
17及び図18に示した軸部構造をもったスプール12
に対応して決められており、全体の幅Dは一対の係止爪
21の相互間隔よりも広く、凹部63の幅Eは押さえリ
ブ22の相互間隔よりも広くなっている。
【0044】撮影済みの写真フイルムが全て巻き込まれ
た状態でパトローネ本体10が受け部31にセットされ
る。パトローネ本体10がベースブロック30の受け部
31にセットされると、蓋開閉部材18が蓋部材14を
回動し、フイルム通路19が開放される。その後、フォ
ーク41aがスプール12を写真フイルムの送り出し方
向に駆動される。スプール12が送り出し方向に駆動さ
れると、スプール12とともに写真フイルム24が回転
し、その先端が先端分離爪17で掬い挙げられてフイル
ム通路19に移動してくる。引続きスプール12が駆動
されると、写真フイルム24の先端はパトローネ本体1
0から送り出され、フイルム受け入れ装置60に送られ
る。
【0045】フイルム受け入れ装置60にある程度の長
さだけ写真フイルム24が送り込まれると、フイルム受
け入れ装置60側のフイルム給送機構が作動して写真フ
イルム24をパトローネ本体10から引き出すようにな
る。したがって、以後は駆動ユニット41でフォーク4
1aを駆動しなくても写真フイルム24はフイルム現像
機へと給送される。撮影済みの写真フイルム24が一杯
にパトローネ本体10から引き出されると、写真フイル
ム24の後端部がスプール12の軸部12bに係止され
ているため、それ以上の引出しができなくなる。この状
態でのフイルムテンションがフイルム受け入れ装置60
によって検知されると、フイルム受け入れ装置60は図
11において右方にスライドしてベースブロック30か
ら離される。
【0046】続いて図13(A)に示したようにアーム
35が回動する。アーム35が回動するとフイルム分離
板62の先端が写真フイルム24の下面(乳剤面)側に
沿ってパトローネ本体10のフイルム通路19内に進入
する。写真フイルム24にテンションが加わっている状
態では、スプール12はスリット20の入口側がフイル
ム通路19に向かっているから、フイルム分離板62の
先端は図13(B)に示したようにスリット20を通っ
てその奥に入り込む。なお、スリット20の入口側がフ
イルム通路19に正しく向けられているか否かを確認す
るために、フォトセンサ42で切欠13aを検知するこ
とも有効である。
【0047】図14及び図15は、フイルム分離板62
の先端がスリット20の奥に入ったときの様子を示して
いる。フイルム分離板62がスリット20内に進入する
と、スリット20の上面に形成された押さえリブ22は
フイルム分離板62の凹部63に入り込み、またフイル
ム分離板62の両端部はスリット20の上側のブリッジ
部分を図示したように湾曲させる。また、フイルム分離
板62の両端部は係止爪21と写真フイルム24との間
に入るため、係止穴25が係止爪21から外され写真フ
イルム24の後端とスプール12との係止が解除され
る。なお、フイルム分離板62をパトローネ本体10内
に挿入するのは、スプール12上の写真フイルムの巻き
つけ量が一周未満でスリット20の入口が露呈していれ
ばよい。というのは、フイルム分離板62を挿入すると
きには、写真フイルム24の乳剤面がガイド挿入ガイド
として機能するからである。また、写真フイルムの後端
部には撮影が行われていないから、この部分をフイルム
分離板62で擦ってもなんら影響はない。
【0048】この位置でアーム35の回動が一時的に停
止され、次にフイルム受け入れ装置60のフイルム給送
機構が作動して写真フイルム24を引き込む。写真フイ
ルム24の後端部はスプール12から離脱しているの
で、図13(C)に示したように写真フイルム24はス
プール12から外れ、写真フイルム24は全てフイルム
受け入れ装置60の中に取り込まれるようになる。その
後、アーム35は逆方向に回動して図11に実線で示し
た位置に戻り、再びフイルム受け入れ装置60がベース
ブロック30に接近して次の新たな撮影済み写真フイル
ムパトローネの処理待機状態となる。
【0049】以上のように、本発明の写真フイルム分離
装置を用いることによって、パトローネ本体10を全く
分解することなく写真フイルムの後端をスプール12か
ら離脱させることができ、場合によっては、図1〜図3
に示した装置を用いることによってこのパトローネ本体
11をそのまま再使用することも可能となる。なお、フ
イルム分離板62の先端形状としては、その他に図12
(B),(C),(D)に示したようなものでもよい。
同図(B)に示したフイルム分離板66では、先端が平
坦面になっているもので、押さえリブ22の押圧によっ
て中央部分が凹みながらスリット20に入り込む。ま
た、この分離板66に設けられた穴66aは、遮光部材
としてテレンプを設けたパトローネを用いた場合に、テ
レンプの毛をパトローネ外側に向けてなびかせる効果を
もつ。
【0050】図12(C)に示したフイルム分離板67
は、押さえリブ22と当たる部分に切欠67aを形成し
てある。また、同図(D)のフイルム分離板68は押さ
えリブ22の押圧を受けたときに容易に変形するよう
に、中央部に2本のスリット68aを入れてある。これ
らの先端形状をもったフイルム分離板も、図11のアー
ム35に取り付けることによって全く同様に使用するこ
とができる。なお、上記した写真フイルム分離装置につ
いても、フイルム分離板を移動させる軌跡は適宜設定す
ることが可能で、要するにパトローネ本体のフイルム通
路を通してスプールのスリットに進入させればよい。な
お、本発明に用いるスプールとしては図26に示したよ
うに係止爪が変形容易に形成されたものであるとさらに
好都合である。
【0051】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
空のスプールを組み込んだパトローネ本体を何ら分解せ
ずに、写真フイルムをスプールに係止した上でパトロー
ネ本体内に巻き込むことができるから、パトローネ本体
を全て明室で組み立てることができ、暗室でのパトロー
ネ本体の組み立てと比較して製造効率を向上させ、しか
も故障が発生しても写真フイルムを全く無駄にせずに迅
速に対処することかできる。また、本発明の写真フイル
ムの分離方法を採ることによって、使用済みのパトロー
ネ本体を全く分解することなく写真フイルムを取り出す
ことができるから、パトローネ本体の再使用や原材料の
リサイクルを行う上でも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真フイルム巻込み装置の斜視図であ
る。
【図2】図1の装置の平面図である。
【図3】図1の装置の部分破断側面図である。
【図4】図1の装置の要部説明図である。
【図5】写真フイルムの後端をスプールに係止するまで
の作用説明図である。
【図6】スプールに写真フイルムの後端を係止した後の
作用説明図である。
【図7】写真フイルムの後端をスプールに係止した状態
の説明図である。
【図8】写真フイルム巻込み装置の他の例を示す部分破
断側面図である。
【図9】スプールの他の例を示す斜視図である。
【図10】図9のスプールを組み込んだパトローネ本体
の要部断面図である。
【図11】本発明の写真フイルム分離装置の部分破断断
面図である。
【図12】図11の装置に用いられるフイルム分離板の
例を示す斜視図である。
【図13】図11の装置の作用説明図である。
【図14】写真フイルムの後端分離時のスプールの正面
図である。
【図15】写真フイルムの後端分離時のスプールの断面
図である。
【図16】パトローネ本体の分解斜視図である。
【図17】図16のパトローネ本体に組み込まれている
スプールの断面図である。
【図18】図17に示したスプールの正面図である。
【図19】図16のパトローネ本体に収納する写真フイ
ルムの後端形状の一例を示す説明図である。
【図20】写真フイルムの後端形状の別の例を示す説明
図である。
【図21】図20の後端形状をもった写真フイルムに好
適な爪板を示す説明図である。
【図22】図8に示したスプールに写真フイルムの後端
を係止するときの待機状態を示す説明図である。
【図23】図22の待機状態から爪板をパトローネ本体
に挿入した様子を示す説明図である。
【図24】図23の挿入状態から爪板をパトローネ本体
外に引き出した状態を示す説明図である。
【図25】写真フイルムを巻き込んでいる状態を示す説
明図である。
【図26】スプールの他の例を示す外観図である。
【図27】図26に示したスプールの係止爪が変形する
様子を示す説明図である。
【符号の説明】
10 パトローネ本体 12 スプール 14 蓋部材 19 フイルム通路 20 スリット 21 係止爪 22 押さえリブ 24 写真フイルム 25 係止穴 26 穴 31 受け部 32 押さえアーム 33 ポート部受け 35 アーム 35a 軸 39 爪板 39a 爪 45 フイルムガイド 58 スライドブロック 60 フイルム受け入れ装置 62 フイルム分離板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−122925(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03C 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フイルムの後端を係止する係止爪を
    備えたスプールを回転自在に収納するパトローネ本体の
    フイルム通路に向けて、係止爪に係止される係止穴とパ
    トローネ本体内への搬送時に使用される係合穴とが後端
    側に形成された写真フイルムを後端側から供給し、係合
    穴に係合する係合爪が先端に形成された挿入部材を、写
    真フイルムの搬送経路に干渉しない待機位置から、フイ
    ルム通路を経てパトローネ本体内に入り込んで係止爪に
    到達する挿入位置まで移動させ、この移動途中に写真フ
    イルムの係合穴に係合爪を係合させて写真フイルムをパ
    トローネ本体内に挿入し、係止穴を係止爪に係止させ、
    挿入部材を待機位置に復帰させた後にスプールをフイル
    ム巻込み方向に回転させることを特徴とする写真フイル
    ムの巻込み方法。
  2. 【請求項2】 写真フイルムが出入りするフイルム通路
    と、写真フイルムの後端を係止する係止爪が設けられた
    スプールとを備えたパトローネ本体を位置決めして保持
    するパトローネ保持手段と、係止爪に係止される係止穴と、パトローネ本体内への搬
    送時に使用される係合穴とが後端側に形成された写真フ
    イルムをフイルム通路に向けて後端側から供給するフイ
    ルム供給手段と、 係合穴に係合する係合爪が先端に形成され、フイルム供
    給手段とフイルム通路との間のフイルム搬送経路に干渉
    しない待機位置と、フイルム搬送経路に侵入してフイル
    ム通路からパトローネ本体内に入り込んで係止爪に到達
    する挿入位置との間で移動自在とされ、待機位置から挿
    入位置に向けて移動する間に、フイルム搬送経路上に供
    給された写真フイルムの係合穴に係合爪を係合させて写
    真フイルムをパトローネ本体内に挿入し、係止穴を係止
    爪に係止させる 挿入部材と、1回のフイルム巻き込み動作中に、挿入部材を待機位置
    と挿入位置との間で往復させる駆動手段と、 挿入部材の往復移動後に、 前記スプールを写真フイルム
    の巻込み方向に回転させるスプール駆動手段とからなる
    ことを特徴とする写真フイルムの巻込み装置。
  3. 【請求項3】 スプールの係止爪に後端側の係止穴が係
    止された写真フイルムをフイルム通路からパトローネ本
    体外に引き出してスプールへの写真フイルム の巻きつけ
    量を一周未満とし、写真フイルムと係止爪との間に入り
    込める厚みと写真フイルムを変形させ得る剛性とを備え
    た分離部材を、写真フイルムの引き出し経路に干渉しな
    い待機位置から、フイルム通路からパトローネ本体内に
    入り込んで係止爪に到達する分離位置まで移動させ、該
    分離部材を係止爪と写真フイルムとの間に挿入して写真
    フイルムを変形させて係止爪と係止穴との係止を解除
    し、係止爪を分離部材で覆った状態で該写真フイルム
    残りをパトローネ本体から全て引き出すことを特徴とす
    る写真フイルムの引出し分離方法。
  4. 【請求項4】 スプールの係止爪に後端側の係止穴が係
    止された写真フイルムを収納したパトローネ本体を位置
    決めして保持するパトローネ保持手段と、写真フイルムをフイルム通路からパトローネ本体外に引
    き出し、スプールへの写真フイルムの巻きつけ量を一周
    未満とする フイルム引き出し手段と、写真フイルムと係止爪との間に入り込める厚みと写真フ
    イルムを変形させ得る剛性とを備え、フイルム引き出し
    手段とフイルム通路との間のフイルム引き出し経路に干
    渉しない待機位置と、フイルム引き出し経路に侵入して
    フイルム通路からパトローネ本体内に入り込み係止爪に
    まで到達する分離位置との間で移動自在とされ、待機位
    置から分離位置に回動する間に、係止爪と写真フイルム
    との間に入り込んで写真フイルムを変形させて係止穴と
    係止爪との係止を解除し、写真フイルムの残りがフイル
    ム引き出し手段によってパトローネ本体から全て引き出
    されるまで係止爪を写真フイルムから覆う分離部材と、 1回のフイルム分離動作中に、分離部材を待機位置と分
    離位置との間で往復 させる駆動手段とからなることを特
    徴とする写真フイルムの引出し分離装置。
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