JP3036532B1 - 移動電話端末管理方式および方法 - Google Patents
移動電話端末管理方式および方法Info
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Abstract
【要約】
【課題】 移動電話端末に利用者の情報を格納した加入
者識別情報装置を入れ替えるだけで利用可能になる移動
電話端末管理方式および方法を提供する。 【解決手段】 移動通信システムの移動端末で利用者の
情報を取得することにより通話可能となる移動電話端末
１０と、移動電話端末１０からの利用者情報等を取得す
ることにより移動電話端末１０を通話可能にする移動網
１２とから構成される。移動電話端末１０は、利用者の
識別情報を格納し移動電話端末１０へ挿入可能な加入者
識別情報装置１４と、加入者識別情報装置１４から識別
情報を取得し移動網１２からの要求により識別情報を送
信する利用者変更通知手段１６とを備え、加入者識別情
報装置１４を入れ替えることで移動電話端末を事業者と
の契約なしに利用可能となるものである。
者識別情報装置を入れ替えるだけで利用可能になる移動
電話端末管理方式および方法を提供する。 【解決手段】 移動通信システムの移動端末で利用者の
情報を取得することにより通話可能となる移動電話端末
１０と、移動電話端末１０からの利用者情報等を取得す
ることにより移動電話端末１０を通話可能にする移動網
１２とから構成される。移動電話端末１０は、利用者の
識別情報を格納し移動電話端末１０へ挿入可能な加入者
識別情報装置１４と、加入者識別情報装置１４から識別
情報を取得し移動網１２からの要求により識別情報を送
信する利用者変更通知手段１６とを備え、加入者識別情
報装置１４を入れ替えることで移動電話端末を事業者と
の契約なしに利用可能となるものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動電話端末に加
入者情報を格納し移動網へのアクセス時に識別情報を移
動電話端末とのやり取りにより、利用者として通話可能
となる移動電話端末管理方式および方法に関する。
入者情報を格納し移動網へのアクセス時に識別情報を移
動電話端末とのやり取りにより、利用者として通話可能
となる移動電話端末管理方式および方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の移動電話は、利用者が個人専用の
移動電話端末を有する考え方であるため、利用者のサー
ビス契約と移動端末の利用契約が一つの契約で行われ、
契約情報は移動網事業者で管理されると同時に、利用者
が移動網をアクセスするために最低限必要な契約情報を
移動電話端末に記憶させていた。近年、利用者が不特定
多数の移動端末を利用する形態を考慮して、サービス契
約情報を利用者識別のための装置に記憶させ移動電話端
末に装着して利用する利用法も行われてきたが、移動電
話端末についても所有者管理の観点から従来通りの管理
方法が行われている。
移動電話端末を有する考え方であるため、利用者のサー
ビス契約と移動端末の利用契約が一つの契約で行われ、
契約情報は移動網事業者で管理されると同時に、利用者
が移動網をアクセスするために最低限必要な契約情報を
移動電話端末に記憶させていた。近年、利用者が不特定
多数の移動端末を利用する形態を考慮して、サービス契
約情報を利用者識別のための装置に記憶させ移動電話端
末に装着して利用する利用法も行われてきたが、移動電
話端末についても所有者管理の観点から従来通りの管理
方法が行われている。
【０００３】また従来の記録媒体を入れて管理する携帯
電話機の一例が、特開平５−２８４２１４号公報に記載
されている。この公報に記載された携帯電話機および携
帯電話機モニター装置は、携帯電話機本体と接続および
分離可能で入出力インターフェースを介して、ＩＤコー
ド，使用制限情報（有効期限等），使用状況情報（電話
番号，通話時刻，通話時間等），の送受信を制御部とお
こなう記録媒体を備え、携帯電話機の利用状況を、利用
者側で容易に把握，管理が可能となる。さらに、公報記
載の発明は、不正使用を牽制し、効率的使用を促し、通
信費支出の増加等の問題を解決するものである。
電話機の一例が、特開平５−２８４２１４号公報に記載
されている。この公報に記載された携帯電話機および携
帯電話機モニター装置は、携帯電話機本体と接続および
分離可能で入出力インターフェースを介して、ＩＤコー
ド，使用制限情報（有効期限等），使用状況情報（電話
番号，通話時刻，通話時間等），の送受信を制御部とお
こなう記録媒体を備え、携帯電話機の利用状況を、利用
者側で容易に把握，管理が可能となる。さらに、公報記
載の発明は、不正使用を牽制し、効率的使用を促し、通
信費支出の増加等の問題を解決するものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】機能拡充に伴い移動電
話端末は、新しい機能をサポートしたものでないと利用
者に不便を感じさせてしまうことがある。また移動電話
端末を取り替える場合には、固定電話端末と異なり移動
事業者との間で契約の更改が必要となり不便であった。
話端末は、新しい機能をサポートしたものでないと利用
者に不便を感じさせてしまうことがある。また移動電話
端末を取り替える場合には、固定電話端末と異なり移動
事業者との間で契約の更改が必要となり不便であった。
【０００５】また、従来の特開平５−２８４２１４号公
報に記載の携帯電話機は、記憶媒体を携帯電話機へ接続
することによって、携帯電話機の利用者の情報を格納し
利用する技術があげらている。
報に記載の携帯電話機は、記憶媒体を携帯電話機へ接続
することによって、携帯電話機の利用者の情報を格納し
利用する技術があげらている。
【０００６】本発明の目的は、移動電話端末に加入者の
情報を格納することにより移動網へアクセス可能な移動
電話端末管理方式および方法を提供することにある。
情報を格納することにより移動網へアクセス可能な移動
電話端末管理方式および方法を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の移動電話端末管
理方式は、移動通信システムの無線回線を含む通信回線
とノードとを持ち移動端末からの通信を交換し制御する
移動網と、前記移動端末であり、利用者が加入者識別情
報を格納する記憶媒体を接続することにより前記移動網
へ接続可能となる移動電話端末とを備える移動電話端末
管理方式において、前記移動網は、前記移動電話端末か
ら利用者識別のための加入者識別情報を取得する固有識
別情報読み出し手段と、前記移動電話端末へ、無線シス
テム利用に関する利用者の契約情報を通知する利用者ア
クセス情報通知手段と、移動網エリア内の移動電話端末
の在圏管理のための管理番号を前記移動電話端末へ通知
する管理番号通知手段と、前記移動電話端末から取得し
た識別情報と前記移動網で検知した移動電話端末の位置
情報を格納する在圏登録レジスタとを有することを特徴
とする。
理方式は、移動通信システムの無線回線を含む通信回線
とノードとを持ち移動端末からの通信を交換し制御する
移動網と、前記移動端末であり、利用者が加入者識別情
報を格納する記憶媒体を接続することにより前記移動網
へ接続可能となる移動電話端末とを備える移動電話端末
管理方式において、前記移動網は、前記移動電話端末か
ら利用者識別のための加入者識別情報を取得する固有識
別情報読み出し手段と、前記移動電話端末へ、無線シス
テム利用に関する利用者の契約情報を通知する利用者ア
クセス情報通知手段と、移動網エリア内の移動電話端末
の在圏管理のための管理番号を前記移動電話端末へ通知
する管理番号通知手段と、前記移動電話端末から取得し
た識別情報と前記移動網で検知した移動電話端末の位置
情報を格納する在圏登録レジスタとを有することを特徴
とする。
【０００８】本発明の移動電話端末管理方法は、移動通
信システムの無線回線を含む通信回線とノードとを持ち
移動端末からの通信を交換し制御する移動網と、前記移
動端末であり、利用者が加入者識別情報を格納する記憶
媒体を接続することにより前記移動網へ接続可能となる
移動電話端末とを備える移動電話端末管理方式における
移動電話端末管理方法であって、利用者が前記記憶媒体
を前記移動電話端末へ接続することにより、前記移動網
はアクセス可能な移動電話端末であることを認識し、他
の移動電話端末へ前記記憶媒体を接続することで前記移
動網は前記他の移動電話端末もアクセス可能と認識する
ことを特徴とする。
信システムの無線回線を含む通信回線とノードとを持ち
移動端末からの通信を交換し制御する移動網と、前記移
動端末であり、利用者が加入者識別情報を格納する記憶
媒体を接続することにより前記移動網へ接続可能となる
移動電話端末とを備える移動電話端末管理方式における
移動電話端末管理方法であって、利用者が前記記憶媒体
を前記移動電話端末へ接続することにより、前記移動網
はアクセス可能な移動電話端末であることを認識し、他
の移動電話端末へ前記記憶媒体を接続することで前記移
動網は前記他の移動電話端末もアクセス可能と認識する
ことを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明は、移動電話端末の属性情
報などの管理情報をあらかじめ移動網に登録することを
不要とし、利用者が購入または借用した移動電話端末に
利用者本人の識別情報を記憶させた装置を挿入すること
により利用することが可能となるものである。また利用
者は、加入している網である加入網から、加入の有無を
問わず現在いる網である在圏網へ移動したとき、移動電
話端末に利用者本人の識別情報を記憶させた装置を入れ
ることで、在圏網でも加入網のように利用できるもので
ある。ここで移動網とは、在圏網およびまたは加入網で
ある。
報などの管理情報をあらかじめ移動網に登録することを
不要とし、利用者が購入または借用した移動電話端末に
利用者本人の識別情報を記憶させた装置を挿入すること
により利用することが可能となるものである。また利用
者は、加入している網である加入網から、加入の有無を
問わず現在いる網である在圏網へ移動したとき、移動電
話端末に利用者本人の識別情報を記憶させた装置を入れ
ることで、在圏網でも加入網のように利用できるもので
ある。ここで移動網とは、在圏網およびまたは加入網で
ある。
【００１０】本発明の実施例の構成を図１を参照し説明
する。図１は、本発明の原理構成を示す図である。図１
に示すように、移動通信システムの移動端末で利用者の
情報を取得することにより通話可能となる移動電話端末
１０と、移動電話端末１０からの利用者情報等を取得す
ることにより移動電話端末１０を通話可能にする移動網
１２とから構成される。移動電話端末１０は、利用者の
識別情報を格納し移動電話端末１０へ挿入可能な加入者
識別情報装置１４と、加入者識別情報装置１４から識別
情報を取得時に既に記憶されている加入者識別情報と異
なる場合にその旨を移動網１２に通知する利用者変更通
知手段１６とを備える。移動網１２は、移動網１２から
移動電話端末１０へ移動電話端末の識別のための識別情
報の送信を要求し、識別情報を取得する固有識別情報読
み出し手段１８と、移動網１２から移動電話端末１０
へ、無線システム利用に関する利用者の契約情報を通知
する利用者アクセス情報通知手段２０と、移動網エリア
内の移動電話端末１０の在圏管理のための管理番号を移
動電話端末１０へ通知する管理番号通知手段２２と、移
動電話端末１０から取得した移動電話端末を識別するた
めの識別情報と移動網１２で検知した移動電話端末１０
の位置情報を格納する在圏登録レジスタ２４とを備え
る。
する。図１は、本発明の原理構成を示す図である。図１
に示すように、移動通信システムの移動端末で利用者の
情報を取得することにより通話可能となる移動電話端末
１０と、移動電話端末１０からの利用者情報等を取得す
ることにより移動電話端末１０を通話可能にする移動網
１２とから構成される。移動電話端末１０は、利用者の
識別情報を格納し移動電話端末１０へ挿入可能な加入者
識別情報装置１４と、加入者識別情報装置１４から識別
情報を取得時に既に記憶されている加入者識別情報と異
なる場合にその旨を移動網１２に通知する利用者変更通
知手段１６とを備える。移動網１２は、移動網１２から
移動電話端末１０へ移動電話端末の識別のための識別情
報の送信を要求し、識別情報を取得する固有識別情報読
み出し手段１８と、移動網１２から移動電話端末１０
へ、無線システム利用に関する利用者の契約情報を通知
する利用者アクセス情報通知手段２０と、移動網エリア
内の移動電話端末１０の在圏管理のための管理番号を移
動電話端末１０へ通知する管理番号通知手段２２と、移
動電話端末１０から取得した移動電話端末を識別するた
めの識別情報と移動網１２で検知した移動電話端末１０
の位置情報を格納する在圏登録レジスタ２４とを備え
る。
【００１１】次に、本発明の実施例の動作を図１，図２
を参照し説明する。図２は、本発明の情報のやり取りの
動作を表すシーケンス図である。従来の移動電話端末管
理においても、在圏網での管理番号の付与ならびに利用
者との対応管理はなされているが、本発明では下記の動
作をさらに伴うものである。図２に示すように、移動電
話端末１０は、移動網１２へアクセスすると、移動網１
２から付与されている管理番号または移動電話端末の固
有の識別番号を含む移動電話端末の識別情報を移動網１
２へ通知する。移動網１２は、移動電話端末１０の識別
情報を取得し解析し、管理番号か識別番号かを判断す
る。判断の結果、管理番号である場合は、取得した管理
番号から移動網１２に記憶されている移動電話端末１０
の識別のための情報と、移動電話端末１０が記憶してい
る識別のための情報と取得し、比較して移動電話端末１
０の正当性を確認する。このとき正当性が確認できなか
った場合には、移動網１２は固有識別情報読み出し手段
１８により識別のための情報を移動電話端末１０から入
手し、後述の識別番号の場合と同様の動作を行う。判断
の結果、識別番号である場合は、在圏網である移動網１
２の在圏登録レジスタ２４に在圏登録し、入手した識別
情報を在圏登録の情報として記憶し管理する。
を参照し説明する。図２は、本発明の情報のやり取りの
動作を表すシーケンス図である。従来の移動電話端末管
理においても、在圏網での管理番号の付与ならびに利用
者との対応管理はなされているが、本発明では下記の動
作をさらに伴うものである。図２に示すように、移動電
話端末１０は、移動網１２へアクセスすると、移動網１
２から付与されている管理番号または移動電話端末の固
有の識別番号を含む移動電話端末の識別情報を移動網１
２へ通知する。移動網１２は、移動電話端末１０の識別
情報を取得し解析し、管理番号か識別番号かを判断す
る。判断の結果、管理番号である場合は、取得した管理
番号から移動網１２に記憶されている移動電話端末１０
の識別のための情報と、移動電話端末１０が記憶してい
る識別のための情報と取得し、比較して移動電話端末１
０の正当性を確認する。このとき正当性が確認できなか
った場合には、移動網１２は固有識別情報読み出し手段
１８により識別のための情報を移動電話端末１０から入
手し、後述の識別番号の場合と同様の動作を行う。判断
の結果、識別番号である場合は、在圏網である移動網１
２の在圏登録レジスタ２４に在圏登録し、入手した識別
情報を在圏登録の情報として記憶し管理する。
【００１２】また、在圏登録をおこなう場合は、移動網
１２は、利用者の識別情報により移動網１２に記憶され
ている利用者の契約情報を参照し、利用可能な加入網な
どの無線システムに関わる情報と、在圏登録時の管理番
号を移動電話端末１０に通知し、移動電話端末１０に記
憶させる。さらに移動電話端末１０は、装着された加入
者識別情報記憶装置１４の利用者識別情報を記憶する手
段をもち、装着された加入者識別情報記憶装置１４の利
用者識別情報との不一致を検出した場合には、利用者変
更を利用者変更通知手段１６により移動網１２へ通知す
る。移動網１２は、利用者変更通知を受信すると利用者
識別情報から前述と同様に無線システム利用に関する情
報を読み出し、移動電話端末１０に通知し記憶させる。
また、利用者の在圏管理情報に記憶されている移動電話
端末１０の管理番号と移動電話端末１０から通知された
管理番号を照合し、不一致の場合は、その移動網側に記
憶されていた管理番号の移動電話端末１０は利用されな
くなったものとして判断して在圏登録を抹消する。
１２は、利用者の識別情報により移動網１２に記憶され
ている利用者の契約情報を参照し、利用可能な加入網な
どの無線システムに関わる情報と、在圏登録時の管理番
号を移動電話端末１０に通知し、移動電話端末１０に記
憶させる。さらに移動電話端末１０は、装着された加入
者識別情報記憶装置１４の利用者識別情報を記憶する手
段をもち、装着された加入者識別情報記憶装置１４の利
用者識別情報との不一致を検出した場合には、利用者変
更を利用者変更通知手段１６により移動網１２へ通知す
る。移動網１２は、利用者変更通知を受信すると利用者
識別情報から前述と同様に無線システム利用に関する情
報を読み出し、移動電話端末１０に通知し記憶させる。
また、利用者の在圏管理情報に記憶されている移動電話
端末１０の管理番号と移動電話端末１０から通知された
管理番号を照合し、不一致の場合は、その移動網側に記
憶されていた管理番号の移動電話端末１０は利用されな
くなったものとして判断して在圏登録を抹消する。
【００１３】このように移動電話端末１２に関する情報
を在圏網で一時的に管理するので、移動電話端末に関す
る管理情報を固定的には持たないことになる。したがっ
て、移動電話端末１０が移動網間で移動を行った場合に
は、移動先の網にアクセスをおこなったときに、移動先
の網に在圏登録をおこない移動元から読み出した識別情
報等を引き継いで記憶管理するとともに、移動先の網か
ら移動元の網に対して該移動電話端末の在圏登録解除を
おこなう。また、在圏登録更新に伴う管理番号の変更を
移動電話端末に通知し記憶させる。
を在圏網で一時的に管理するので、移動電話端末に関す
る管理情報を固定的には持たないことになる。したがっ
て、移動電話端末１０が移動網間で移動を行った場合に
は、移動先の網にアクセスをおこなったときに、移動先
の網に在圏登録をおこない移動元から読み出した識別情
報等を引き継いで記憶管理するとともに、移動先の網か
ら移動元の網に対して該移動電話端末の在圏登録解除を
おこなう。また、在圏登録更新に伴う管理番号の変更を
移動電話端末に通知し記憶させる。
【００１４】次に、本発明の他の実施例を説明する。本
実施例は、一人の利用者が複数の電話番号（利用者識別
情報も複数）を用いて通信をおこなうことを可能とする
ための、移動電話端末に記憶する利用者識別情報の領域
を、複数設けるものとする。加入者識別情報装置の着脱
に伴う変化は、いずれの記憶内容とも不一致となった場
合に、移動網に通知するものとし、移動網１２からの利
用者に関する情報は利用者識別情報に対応した領域に記
憶する。
実施例は、一人の利用者が複数の電話番号（利用者識別
情報も複数）を用いて通信をおこなうことを可能とする
ための、移動電話端末に記憶する利用者識別情報の領域
を、複数設けるものとする。加入者識別情報装置の着脱
に伴う変化は、いずれの記憶内容とも不一致となった場
合に、移動網に通知するものとし、移動網１２からの利
用者に関する情報は利用者識別情報に対応した領域に記
憶する。
【００１５】さらに、移動電話端末の管理を利用者自身
が行うため、端末の廃棄等の情報を移動網では認識でき
なくなる。このため移動網の移動電話端末の在圏管理
は、時限監視手段をもち、移動電話端末からのあるいは
移動電話端末へのアクセスができた時点で時限を開始す
る。時限が満了し時限内でのアクセスが一度もなかった
場合は、在圏登録を抹消する。在圏登録の抹消は、移動
網側のみ登録が抹消されるために、移動電話端末に記憶
されている管理番号はそのまま残存する。管理番号が残
存した状態で移動電話端末が移動網をアクセスすると、
移動網で管理番号により在圏登録情報の参照を行っても
情報がなくアクセスが拒否される、または別の移動電話
端末が同一の管理番号で登録されているとき、読み出し
た識別情報での移動電話端末の正当性確認で不当と判断
されアクセスが拒否されることが起きる。移動電話端末
でこの種のアクセス拒否が行われたことを認識した場合
は、記憶している管理番号を消去し、移動電話端末に備
える識別番号を識別情報として複数回アクセスすること
で移動網への接続を実現するものである。
が行うため、端末の廃棄等の情報を移動網では認識でき
なくなる。このため移動網の移動電話端末の在圏管理
は、時限監視手段をもち、移動電話端末からのあるいは
移動電話端末へのアクセスができた時点で時限を開始す
る。時限が満了し時限内でのアクセスが一度もなかった
場合は、在圏登録を抹消する。在圏登録の抹消は、移動
網側のみ登録が抹消されるために、移動電話端末に記憶
されている管理番号はそのまま残存する。管理番号が残
存した状態で移動電話端末が移動網をアクセスすると、
移動網で管理番号により在圏登録情報の参照を行っても
情報がなくアクセスが拒否される、または別の移動電話
端末が同一の管理番号で登録されているとき、読み出し
た識別情報での移動電話端末の正当性確認で不当と判断
されアクセスが拒否されることが起きる。移動電話端末
でこの種のアクセス拒否が行われたことを認識した場合
は、記憶している管理番号を消去し、移動電話端末に備
える識別番号を識別情報として複数回アクセスすること
で移動網への接続を実現するものである。
【００１６】
【発明の効果】本発明の移動電話端末管理方式は、移動
電話端末に加入者識別情報装置を挿入することで、利用
者と移動網事業者との間での利用契約が不要となるもの
である。利用者は、加入者識別情報装置を入れ替えるこ
とにより移動電話端末を自由に選択できる。これにより
最新のサービス機能をサポートした移動電話端末への切
替が容易に実現できる。
電話端末に加入者識別情報装置を挿入することで、利用
者と移動網事業者との間での利用契約が不要となるもの
である。利用者は、加入者識別情報装置を入れ替えるこ
とにより移動電話端末を自由に選択できる。これにより
最新のサービス機能をサポートした移動電話端末への切
替が容易に実現できる。
【００１７】また、利用者は、移動電話端末が制限され
ないので移動電話端末を携帯せずに外出し、外出先で手
近な移動電話端末へ加入者識別情報装置を入れることに
より利用することも可能になる。移動網事業者は、移動
電話端末の利用契約の管理業務がなくなるために、契約
や契約変更の作業の日常煩雑な業務から解放される。
ないので移動電話端末を携帯せずに外出し、外出先で手
近な移動電話端末へ加入者識別情報装置を入れることに
より利用することも可能になる。移動網事業者は、移動
電話端末の利用契約の管理業務がなくなるために、契約
や契約変更の作業の日常煩雑な業務から解放される。
【図１】本発明の原理構成を示す図である。
【図２】本発明の情報のやり取りの動作を表すシーケン
ス図である。
ス図である。
１０ 移動電話端末 １２ 移動網 １４ 加入者識別情報装置 １６ 利用者変更通知手段 １８ 固有識別情報読み出し手段 ２０ 利用者アクセス情報通知手段 ２２ 管理番号通知手段 ２４ 在圏登録レジスタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 7/26 H04Q 7/00 - 7/38 H04M 1/00
Claims (5)
- 【請求項１】移動通信システムの無線回線を含む通信回
線とノードとを持ち移動端末からの通信を交換し制御す
る移動網と、 前記移動端末であり、利用者が加入者識別情報を格納す
る記憶媒体を接続することにより前記移動網へ接続可能
となる移動電話端末と、 を備える移動電話端末管理方式において、 前記移動網は、 前記移動電話端末から利用者識別のための加入者識別情
報を取得する固有識別情報読み出し手段と、 前記移動電話端末へ、無線システム利用に関する利用者
の契約情報を通知する利用者アクセス情報通知手段と、 移動網エリア内の移動電話端末の在圏管理のための管理
番号を前記移動電話端末へ通知する管理番号通知手段
と、 前記移動電話端末から取得した識別情報と前記移動網で
検知した移動電話端末の位置情報を格納する在圏登録レ
ジスタと、 を有することを特徴とする移動電話端末管理方式。 - 【請求項２】前記移動電話端末は、 利用者の識別情報を格納し前記移動電話端末へ挿入可能
な加入者識別情報装置と、 前記加入者識別情報装置から前記識別情報を取得し記憶
する手段と、記憶している利用者の識別情報と新たに取
得する識別情報の差分検出手段と、差分検出時に前記移
動網へ利用者変更の旨を通知する利用者変更通知手段
と、 を有することを特徴とする請求項１記載の移動電話端末
管理方式。 - 【請求項３】前記移動電話端末より前記管理番号でアク
セスしたとき、前記管理番号が前記移動網に未登録であ
った場合、新たな管理番号を付与するとともに前記固有
識別情報読み出し手段により固有の識別情報を入手し、
前記移動網に在圏登録するとともに前記管理番号を前記
移動電話端末に通知することにより前記移動電話端末が
利用可能となることを特徴とする請求項２記載の移動電
話端末管理方式。 - 【請求項４】前記移動電話端末より利用者変更通知を前
記移動網が受信すると、利用者の無線アクセス利用情報
を前記移動電話端末に通知し記憶させることにより、前
記移動電話端末が必要以上に前記移動網へアクセスしな
いようにすることを特徴とする請求項３記載の移動電話
端末管理方式。 - 【請求項５】無線通信システムのネットワークである移
動網と、前記移動網の移動端末である移動電話端末とを
備え、 前記移動電話端末は、前記移動網へアクセスすると、前
記移動網から付与される管理番号または前記移動電話端
末の固有の識別番号を含む利用者の識別情報を前記移動
網へ通知し、 前記移動網は、前記移動電話端末の識別情報を取得し解
析し、前記管理番号か識別番号かを判断し、 判断の結果、管理番号である場合は、取得した前記管理
番号から前記移動網に記憶されている前記移動電話端末
の識別のための情報と、前記移動電話端末が記憶してい
る識別のための情報と取得し、比較して前記移動電話端
末の正当性を確認し、 判断の結果、前記識別番号である場合は、新たな管理番
号を付与し、在圏してきた移動網に在圏登録し、識別の
ための情報を前記移動電話端末から入手し、前記在圏登
録の情報として記憶し管理し、新たに付与された管理番
号を前記移動端末へ通知することを特徴とする移動電話
端末管理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37444098A JP3036532B1 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 移動電話端末管理方式および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37444098A JP3036532B1 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 移動電話端末管理方式および方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3036532B1 true JP3036532B1 (ja) | 2000-04-24 |
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