JP3036522U - ライン引き器 - Google Patents

ライン引き器

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JP3036522U
JP3036522U JP1996008980U JP898096U JP3036522U JP 3036522 U JP3036522 U JP 3036522U JP 1996008980 U JP1996008980 U JP 1996008980U JP 898096 U JP898096 U JP 898096U JP 3036522 U JP3036522 U JP 3036522U
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JP
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shutter plate
line
opening
drop
rod
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JP1996008980U
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English (en)
Inventor
隆一 乾
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隆一 乾
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ライン幅の切り替えを操作面並びに装置面にお
いて簡潔に達成することが出来るライン引き器を提供す
る。 【解決手段】縦向き設置の筒状タンクの下部に前後方向
に湾曲するホッパー部を備え、該ホッパー部の下端位置
で左右方向の略々全幅に亘って開口している落下口より
落下する粉材により該落下口の左右幅に見合うライン幅
のラインを引くことが出来ると共に、左右両側からガイ
ド溝により保持された状態で上記ホッパー部の外周面の
略々全面を覆っているシャッター板をロッド操作により
前後方向にスライド変位させることにより上記落下口を
開閉できるライン引き器に於いて、シャッター板はスラ
イド方向に並列する1つの閉鎖部と複数種の開口部を備
え、これら閉鎖部並びに複数種の開口部の内の1つはロ
ッド操作によるシャッター板のスライド変位により、落
下口に選択的に位置合わせされることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、運動場,競技場などに於いて、ライン引き用粉材を用いて所定幅の ラインを引く時に、ラインの幅を各種競技に定められたライン幅に適合するよう 多段に切り替えることができるライン引き器に関する。
【0002】
【従来の技術】
競技ラインの幅は競技の種類によって異なり、例えば、サッカーでは10cm( 12.5cm以下)、野球,ソフトボールでは7.6cm、その他の競技(例えば、 陸上、ハンドボール、バレーボールなど)では5cmが一般的である。
【0003】 従って、一台のライン引き器で幅の異なるラインを引くことができれば大変便 利であり、従来、このような目的からライン引き用粉材の落下口として数種類設 け、これら数種類の落下口をスライド金具により選択的に開口できるような構成 のものが提案されている(例えば、実開平6−46769号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成のものでは落下口の数種類を車軸の軸回りの方向 に位置をずらして設ける必要があるので、最下端の主落下口よりも上側に位置す る補助落下口からはライン引き用粉材の落下が不足気味になるばかりでなく、主 落下口は粉止め板によりまた補助落下口はスライド金具によりそれぞれ個別に開 閉操作するような構成になっているので、どうしても構造並びに操作が複雑にな る等の問題点があった。
【0005】 本考案は上記従来の問題点を一掃することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、縦向き設置の筒状タンクの下部に前後方向に湾曲するホッパー部を 備え、該ホッパー部の下端位置で左右方向の略々全幅に亘って開口している落下 口より落下する粉材により該落下口の左右幅に見合うライン幅のラインを引くこ とが出来ると共に、左右両側からガイド溝により保持された状態で上記ホッパー 部の外周面の略々全面を覆っているシャッター板をロッド操作により前後方向に スライド変位させることにより上記落下口を開閉できるライン引き器に於いて、 シャッター板はスライド方向に並列する1つの閉鎖部と複数種の開口部を備え、 これら閉鎖部並びに複数種の開口部の内の1つはロッド操作によるシャッター板 のスライド変位により、落下口に選択的に位置合わせされることを特徴とするラ イン引き器に係る。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の一実施形態を添付図面に基づき説明すると次の通りである。
【0008】 図1は本考案ライン引き器を正面側から見た斜視図、図2は同背面側から見た 斜視図、図3はライン幅の多段切り替えの原理説明図である。
【0009】 本考案ライン引き器に於いて、ライン引き用粉材を入れるためのタンク1は、 図1,2から明らかなように、筒状で縦向きに設置され、前,後側壁1a,1b間 の間隔は粉材の落下をスムーズに行わせるために下方に向け漸進的に狭くなって いる。前,後側壁1a,1bの下部は円弧状に湾曲しホッパー部1cを構成し、該 ホッパー部1cの下端にライン引き用粉材の落下口2(図3参照)が車軸3と平 行する向きに開口されている。落下口2は左右幅方向に横長で10cmを上回る左 右幅を有している。
【0010】 上記ホッパー部1cの外周面の全面を覆うようにシャッター板4が保有弾性に 抗し強制的に湾曲された状態で備えられている。該シャッター板4はホッパー部 1cの左右両側部において湾曲方向に延長している左右一対の円弧状のガイド溝 5,5間に保持され、溝の湾曲延長(前後方向)方向にスライド出来るようにな っている。
【0011】 シャッター板4は板ばねのような強い反発弾性を有する金属板から構成され、 湾曲により生ずる強い反発弾性により、ガイド溝5,5との間に強い摩擦係合力 が生じ、この強い摩擦係合力によりシャッター板4を任意のスライド変位位置で 拘束することができる。
【0012】 タンク1の前壁1aの下部には、図1に示すように、シャッター板4の前端側 の位置規制を行うためのストッパー部6が設けられている。
【0013】 シャッター板4の後端側には、図2に示すように、開閉操作用のロッド7が取 り付けられ、該ロッド7の上端はタンク1の上端より上方へ突出し、該突出部に 把持部8が例えば屈曲手段の適用により形成されている。
【0014】 シャッター板4の開閉操作時に該シャッター板4にこじれを生ずることがない ようにするために、、ロッド7は下端の水平部7aに於いてシャッター板4の後 端の中央部に例えば溶接手段の適用により固着され、更に水平部7aの一端側か らタンク1の後壁1bに沿い起立するロッド7に加え他端側からも補助ロッド7 bを起立させ、これら両ロッド7,7bを、後壁1bに固着された共通のガイド 金具9のガイド孔9a,9aに貫通させることにより、ガイド金具9の案内でロ ッド7を介しシャッター板4を縦方向にまっすぐ従ってスムーズに引き上げるこ とが出来る。ロッド7は補助的に他のもう1つのガイド金具91を介し後壁1b に支持されている。
【0015】 落下口2の左右幅を多段的に切り替え可能とするために、図3に示すように、 シャッター板4には閉鎖部10と、左右幅を異にする複数種例えば最始,中間及 び最終の3個の開口部11,12,13が前後方向に並列して設けられている。
【0016】 開口部11,12,13の前後幅は落下口2と等しく、左右幅は落下口2よりも 小さく、図示の実施形態では、最始のものから順に、5cm,7.6cm及び10cm に設定されている。
【0017】 図1,2,3は落下口2をシャッター板4の閉鎖部10により閉じているときの 状況を示し、この状況の時は、シャッター板4の前端はスットパ部6に当止し、 それ以上の前方への移動は防止されていると共に、閉鎖部10と落下口2との位 置が一致し、よって落下口2はシャッター板4により閉じられている。
【0018】 図1〜3に示す落下口2の閉鎖状態を基準に、後壁1bには上下方向に間隔を 存して上,中及び下の3段に亘って3本の位置合わせ用の目印14,15,16が ライン状に付され、シャッター板4の後端位置を、上記目印の1つに合わせるこ とにより、開口部11,12,13の内の1つを落下口2と選択的に一致させるこ とが出来るようになっている。
【0019】 例えば、図3に示す状態でロッド7操作をしてシャッター板4を最下段の目印 14の位置まで引き上げると、該目印14に対応する最始の開口部11が落下口 2に一致し、よって該落下口2は上記開口部11の左右幅に制限され、図示の例 では5cmのライン引きが可能になる。
【0020】 更に、ロッド7操作をしてシャッター板4を中間の目印15位置まで引き上げ ると中間の開口部12が落下口2に一致し、よって図示の例では、7.6cmのラ イン引きが可能になる。
【0021】 更に、ロッド7操作をして、シャッター板4を最上段の目印16位置まで引き 上げると、最終の開口部13が落下口2に一致し、よって10cmのライン引きが 可能になる。
【0022】 ロッド7操作によりシャッター板4を引き上げた状態では、ロッド7の重量が シャッタ板4にかかっているが、該シャッタ板4はその湾曲に基づく強い反発弾 性によってガイド溝5,5内に強く摩擦係合しているので、ライン引き操作時に 振動などを受けてもその位置を安定確実に保持することが出来る。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、ロッド操作によるシャッター板の引き上げ又は引き下ろしに より、落下口を多段的に切り替えることが出来、落下口多段切り替えの目的を操 作面並びに構造面に於いて簡素に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態を示す正面側から見た斜視
図である。
【図2】同、背面側から見た斜視図である。
【図3】落下口の多段切り替えの原理説明図である。
【符号の説明】
1 タンク 1a 前壁 1b 後壁 1c ホッパー部 2 落下口 3 車軸 4 シャッター板 5 ガイド溝 6 ストッパー部 7 ロッド 8 把持部 9 ガイド金具 91 ガイド金具 10 閉鎖部 11 最始開口部 12 中間開口部 13 最終開口部 14 下段目印 15 中段目印 16 上段目印

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦向き設置の筒状タンクの下部に前後方
    向に湾曲するホッパー部を備え、該ホッパー部の下端位
    置で左右方向の略々全幅に亘って開口している落下口よ
    り落下する粉材により該落下口の左右幅に見合うライン
    幅のラインを引くことが出来ると共に、左右両側からガ
    イド溝により保持された状態で上記ホッパー部の外周面
    の略々全面を覆っているシャッター板をロッド操作によ
    り前後方向にスライド変位させることにより上記落下口
    を開閉できるライン引き器に於いて、シャッター板はス
    ライド方向に並列する1つの閉鎖部と複数種の開口部を
    備え、これら閉鎖部並びに複数種の開口部の内の1つは
    ロッド操作によるシャッター板のスライド変位により、
    落下口に選択的に位置合わせされることを特徴とするラ
    イン引き器。
  2. 【請求項2】シャッター板の複数種の開口部を落下口に
    選択的に位置合わせするに必要なロッドの引き上げ量を
    示す目印が、タンクに表示されていることを特徴とする
    請求項1記載のライン引き器。
JP1996008980U 1996-09-05 1996-09-05 ライン引き器 Expired - Lifetime JP3036522U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011254846A (ja) * 2010-06-04 2011-12-22 Molten Corp ライン引き装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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