JP3036488B2 - ゴルフボールの表示部形成方法及びゴルフボール - Google Patents

ゴルフボールの表示部形成方法及びゴルフボール

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフボールの表
面にマーク、番号、オウンネーム(特注の文字や図
形)、写真などを表示した表示部を静電複写機、プリン
ター等を利用して形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフボールの表面には、マーク、番
号、オウンネーム等を表示した表示部が形成されてい
る。この表示部は、従来、主に転写印刷法又はパッド印
刷法によって作成されている。転写印刷法は、転写紙上
に印刷した転写箔を加熱加圧によって表示部形成面に転
写する方法である。パッド印刷法は、製版したスタンプ
を用いてインクによって表示部を形成する方法である。
【0003】転写印刷法による表示部の形成では、転写
紙に同一のマークや番号を多数印刷し、このマークや番
号を連続的にゴルフボールに転写している。また、パッ
ド印刷法による表示部の形成では、製版したスタンプを
装着した装置を用いて多数のゴルフボールに順次表示部
を形成している。したがって、これらの方法は、多数の
ゴルフボールに同一の表示部を効率的に印刷する方法と
しては優れているが、少数単位のボール毎に異なる表示
部、例えばオウンネームを印刷する方法としては適して
いない。なお、上述した従来の方法では、写真画像をゴ
ルフボールに印刷することは技術的に困難である。
【0004】これに対し、少数単位のボール毎に異なる
表示部を形成するのに適した方法として、特公平3−3
4480号の方法がある。この方法は、静電複写機を使
用して転写用基材に文字、記号、図形等を複写して逆像
のトナー画像を形成し、次いでゴルフボールの表示部形
成面に塗布形成した透明樹脂層に前記転写用基材を加熱
加圧することにより、トナー画像を表示部形成面に転写
するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公平3−3
4480号の表示部の形成方法は、下記(A)〜(D)
の欠点を有するものであった。なお、この方法で表示部
を形成した場合、モノクロのトナー画像を転写した表示
部に比べ、フルカラーのトナー画像を転写した表示部は
機械的強度、定着性が劣るものであった。 (A)特公平3−34480号の表示部の形成方法は、
ゴルフボールの表示部形成面へのトナー画像の密着性が
悪く、表示部が良好に形成されないことがあった。これ
は、本発明者の検討によれば、下記、の理由による
ものであった。
【0006】静電式複写機では、一般に、ドラムから
トナーを転写したコピー紙を一対の定着ローラ間に通し
てトナー画像をコピー紙に定着させており、このときト
ナーが接触する側の定着ローラの表面にシリコーンオイ
ルを供給して定着ローラにトナーが密着することを防い
でいる。したがって、コピー紙上に形成されたトナー画
像の表面には、シリコーンオイルがわずかに付着してい
るのが通常である。ところが、特公平3−34480号
の方法では、静電複写機で複写したトナー画像をそのま
まゴルフボールに転写しているので、ゴルフボールの表
示部形成面と転写されたトナー画像との間には微量のシ
リコーンオイルが存在する。そのため、このシリコーン
オイルの作用によってゴルフボールの表示部形成面への
トナー画像の密着性が悪くなる。
【0007】転写用基材上に形成したトナー画像をゴ
ルフボールに転写する場合、転写用基材としては、柔軟
で伸びがあり、ディンプルによる凹凸があるゴルフボー
ルの表示部形成面にぴったりとフィットして密着するも
のが好ましいが、このように柔軟で伸びがある転写用基
材は静電式複写機を通らない。これに対し、特公平3−
34480号の方法では、転写用基材を静電複写機に通
し、その転写用基材に複写したトナー画像をゴルフボー
ルに転写している。したがって、この方法では、複写機
を通るような硬さのある転写用基材を使用せざるを得な
いが、このような転写用基材はディンプルによる凹凸が
あるゴルフボールの表示部形成面にぴったりとフィット
して密着せず、どうしてもトナー画像とゴルフボールの
表示部形成面との間にわずかな隙間のある部分が生じて
しまうことがある。したがって、これによってもゴルフ
ボールの表示部形成面へのトナー画像の密着性が悪くな
ることがある。
【0008】(B)特公平3−34480号の表示部の
形成方法では、ゴルフボールに表示部を形成できたとし
ても、特にカラートナーによる画像を転写した場合に
は、その表示部の打撃に対する耐久性が悪く、打撃によ
って表示部が容易に損傷するものであった。
【0009】(C)特公平3−34480号の表示部の
形成方法では、前記の問題を解消するために、ゴルフ
ボールの表示部形成面に転写用基材をフィットさせる目
的で転写用基材をゴルフボールに強い圧力で押圧する
と、トナー画像が圧力によってすべり、転写したトナー
画像にゆがみが生じるものであった。
【0010】(D)特公平3−34480号の表示部の
形成方法では、前記の問題を解消するために、転写用
基材として、柔軟で伸びがあるポリプロピレンシートを
用いようとしても、次のような問題が生じるものであっ
た。すなわち、転写用基材としては転写時の熱伝導の点
で厚さ20〜80μmのものが好ましいが、静電複写機
を通るシートは厚さ100μm程度のものであるため、
熱伝導の点で好ましい厚さ20〜80μmのポリプロピ
レンシートは転写用基材として使用できない。また、静
電複写機でトナー画像を形成するシートは所定範囲の体
積抵抗を有することが必要であるが、ポリプロピレンシ
ートの体積抵抗は上記所定範囲に入らないため、転写用
基材として厚さ100μm程度のポリプロピレンシート
を用いたとしても、良好なトナー画像は得られない。さ
らに、厚さ100μm程度のポリプロピレンシートは無
延伸で作られるのが普通であるが、無延伸のポリプロピ
レンシートは熱によって収縮、ひずみが生じるため、静
電複写機を通すと、定着ロール部の熱によって収縮、ひ
ずみが生じ、カールを起こして作業不能になる。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、静電複写機、プリンター等で形成したトナー画像等
をゴルフボール表面に転写するゴルフボールの表示部形
成方法であって、ゴルフボールの表示部形成面へのトナ
ー画像の密着性を高め、表示部を良好に形成することが
可能な方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、剥離シートの剥離性を有する表面上にトナ
ー画像を形成する第1工程と、剥離シート上のトナー画
像に転写シートを重ね合わせて圧着させることにより、
該転写シートにトナー画像を転写した後、転写シートを
剥がす第2工程と、トナーを流出させずに溶融する薬品
を転写シート上のトナー画像に含浸させる第3工程と、
転写シート上のトナー画像をゴルフボールの表示部形成
面に圧接させて該トナー画像をゴルフボールの表示部形
成面に転写した後、転写シートを除去する第4工程とを
具備することを特徴とするゴルフボールの表示部形成方
法を提供する。また、本発明は、該方法によって形成さ
れた表示部を有するゴルフボールを提供する。
【0013】本発明においては、静電複写機、プリンタ
ー等で形成したトナー画像をそのままゴルフボールの表
示部形成面に転写するのではなく、いったん転写シート
に転写した後、この転写シートに転写したトナー画像を
ゴルフボールの表示部形成面にさらに転写する。したが
って、ゴルフボールの表示部形成面にトナー画像を転写
するときには、トナー画像の剥離シートに接していた
面、すなわちシリコーンオイルの付着していない面が表
示部形成面に接するようになる。そのため、表示部形成
面と転写されたトナー画像との間にシリコーンオイルが
存在しなくなる。また、転写シートは静電複写機、プリ
ンター等に通す必要がないので、本発明では転写シート
として柔軟で伸びがある材質のものを用いることが可能
となる上、薬品の含浸によってトナーが接着性を持つよ
うになる。したがって、転写シートとして柔軟で伸びが
ある材質のものを用いること、及び、トナーが接着性を
持つことによって、トナー画像がディンプルによる凹凸
がある表示部形成面にぴったりとフィットして密着す
る。そのため、トナー画像とゴルフボールの表示部形成
面との間に隙間が生じない。それゆえ、本発明によれ
ば、ゴルフボールの表示部形成面へのトナー画像の密着
性を高め、表示部を良好に形成することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法の各工程につい
て詳しく説明する。第1工程 第1工程は、剥離シートの剥離性を有する表面上にトナ
ー画像を形成する工程である。トナー画像を形成する手
段としては、例えば、静電複写機(いわゆるカラーコピ
ー機を含む)、トナーを用いるプリンター(いわゆるカ
ラープリンターを含む)等が挙げられる。本工程におい
て、剥離シートとしては、剥離紙用原紙の片面又は両面
に剥離剤をコーティングあるいはラミネートした剥離紙
や、ふっ素繊維シート等を用いることができる。なお、
表示部の内容は、文字、図形、記号、色彩等を用いて適
宜構成する。
【0015】第2工程 第2工程は、剥離シート上のトナー画像に転写シートを
重ね合わせて圧着させることにより、該転写シートにト
ナー画像を転写した後、転写シートを剥がす工程であ
る。転写シートの材質に限定はなく、剥離シート上のト
ナー画像を転写可能なものであればよい。このような転
写シートとしては、例えば、粘着性を有する面を持つ粘
着シートや、かかる粘着性を有する面を持たないシート
(以下非粘着シートという)が挙げられる。
【0016】前記粘着シートとしては、例えば、ポリプ
ロピレン、ポリエチレンテレフタレート、軟質塩化ビニ
ル樹脂、ポリエチレン、ポリ4フッ化エチレン、シリコ
ーンゴム、クラフト紙や、その他の材料からなる単層シ
ートあるいはラミネートシート等からなる基材の片面
に、アクリル樹脂系、酢酸ビニル系といった樹脂系粘着
剤や、合成ゴム系粘着剤等を塗工したものを使用するこ
とができる。この場合、基材としては、特にポリプロピ
レンや軟質塩化ビニル樹脂が柔軟で伸びがあり、トナー
画像がディンプルによる凹凸がある表示部形成面にぴっ
たりとフィットして密着する点で好ましい。粘着剤とし
ては、アクリル樹脂系粘着剤が再剥離の良さの点で好ま
しい。
【0017】第2工程において、転写シートとして粘着
シートを用いる場合、剥離シート上のトナー画像に粘着
シートの粘着性を有する面を重ね合わせて圧着させるこ
とにより、粘着シートの粘着性を有する面にトナー画像
を転写するとともに、粘着シートを剥がすことにより、
粘着シートにトナー画像を良好に転写することができ
る。
【0018】前記非粘着シートとしては、例えば、ポリ
プロピレン、ポリエチレンテレフタレート、軟質塩化ビ
ニル樹脂、ポリエチレン、ポリ4フッ化エチレン、シリ
コーンゴム、クラフト紙や、その他の材料からなる単層
シートあるいはラミネートシート等が挙げられる。これ
らの中で特に好ましいのは、柔軟性の点でポリプロピレ
ンシート及び軟質塩化ビニル樹脂シートであるが、さら
に耐熱性と転写性(再剥離性)の点でポリプロピレンシ
ートを用いることがより好ましい。
【0019】第2工程において、転写シートとして前記
非粘着シートを用いる場合、剥離シート上のトナー画像
に非粘着シートを重ね合わせた後、剥離シート及び非粘
着シートをキャリヤシート(後述)で挟み、熱ロール、
アイロンプレスなどによってトナー画像に非粘着シート
を加熱加圧することにより、非粘着シートにトナー画像
を良好に転写することができる。
【0020】また、第2工程においては、転写シートと
して粘着シートを用いる場合及び非粘着シートを用いる
場合のいずれでも、剥離シートから転写シートへのトナ
ー画像の転写作業を行う前に、剥離シートのトナー画像
形成面の裏面からトナー画像形成箇所に剥がし液を塗布
することが好ましい。すなわち、第2工程においては、
転写シートにトナー画像を転写するときに、トナー画像
の一部が剥離シート上に残存して転写シート上のトナー
画像が一部欠けた状態となることがあるが、前記のよう
に剥離シートのトナー画像形成箇所に剥がし液を塗布す
ると、トナー画像の一部が剥離シート上に残存して転写
シート上のトナー画像が一部欠けた状態となることを防
止することができる。この場合、剥がし液としては、例
えば、市販の灯油系トナー画像剥がし液を使用すること
ができる。
【0021】第3工程 第3工程は、トナーを流出させずに溶融する薬品を転写
シート上のトナー画像に含浸させる工程である。この薬
品は、トナー中の合成樹脂を溶かして接着性を持たせる
と同時に、トナーを流れさせないものである必要があ
る。この場合、上記薬品は、トナーのSP値(溶解度指
数)に応じて選択することが好ましい。すなわち、トナ
ーのSP値をX、トナーを流出させずに溶融する薬品の
SP値をYとしたときに、Yが[X−(2±0.5)]
〜[X+(2±0.5)]の範囲となるように薬品を選
択すること、すなわちXとYの差の絶対値が2±0.5
であることが好ましい。XとYの差の絶対値が2.5よ
り大きいと、トナーが良好にゴルフボールに転写密着し
ないことがある。一方、XとYの差の絶対値が1.5よ
り小さいと、薬品をトナー画像に含浸させたときにトナ
ーが流出するおそれが生じる。薬品のSP値Yのより好
ましい範囲は、[X−(2±0.3)]〜[X+(2±
0.3)]、特に[X−(2±0.2)]〜[X+(2
±0.2)]である。
【0022】トナーを流出させずに溶融する薬品として
は、特に限定されないが、例えば、n−ペンタン、ガソ
リン、n−ヘキサン、ジエチルエーテル、n−オクタ
ン、塩化ビニルモノマー、シクロヘキサン、酢酸イソブ
チル、酢酸イソプロピル、メチルイソプロピルケトン、
酢酸ブチル、四塩化炭素、メチルプロピルケトン、エチ
ルベンゼン、キシレン、トルエン、酢酸エチル、テトラ
ヒドロフラン、ベンゼン、トリクロロエチレン、1,
1,1−トリクロロエタン、メチルエチルケトン、クロ
ロホルム、塩化メチレン、アセトン、二硫化水素、酢
酸、ピリジン、n−ヘキサノール、シクロヘキサノー
ル、n−ブタノール、イソプロピルアルコール、ジメチ
ルホルムアミド、ニトロメタン、エタノール、メタノー
ル、エチレングリコール、グリセロール、ホルムアミド
等の有機溶剤を挙げることができる。この場合、トナー
成分はメーカーによって種々異なるため、各トナーのS
P値に応じて薬品を選択し、単独であるいは2種以上を
混合して用いればよく、例えばn−ヘキサンと1,1,
1−トリクロロエタンとを適宜配合して使用することが
できる。
【0023】第4工程 第4工程は、転写シート上のトナー画像をゴルフボール
の表示部形成面に圧接させて該トナー画像をゴルフボー
ルの表示部形成面に転写した後、転写シートを除去する
工程である。ゴルフボールの表示部形成面は、ツーピー
スボールであれば芯球、カバー又は最外層の保護塗膜の
表面、糸巻きボールであればカバー又は最外層の保護塗
膜の表面、ワンピースボールであれば芯球又は最外層の
保護塗膜の表面の一部又は全面に設定されるが、通常
は、カバーの表面又は最外層の保護塗膜の表面の一部又
は全面を表示部形成面とする。
【0024】また、ゴルフボールの表示部形成面の材質
に限定はない。例えば、ゴルフボールのカバーはアイオ
ノマー樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポ
リウレタン系樹脂とポリエステル系樹脂との混合物等か
らなり、最外層の保護塗膜は二液硬化型のウレタン塗料
(アクリルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリ
カーボネートポリオール等のポリオールとイソシアネー
トとの架橋反応によるもの)、水系エマルジョン塗料
(ポリエステル系ウレタン樹脂塗料など)、紫外線硬化
型のアクリル塗料等によって形成されるが、本発明によ
ればこれらのいずれの材質からなる層の表面であっても
良好に表示部を形成することができる。ただし、特に好
ましいのは、ウレタン系材料からなる層の表面を表示部
形成面とすることである。このようにした場合、ウレタ
ン系材料からなる層は柔軟で伸びがあるため、転写した
トナー画像がボール打撃時などにひび割れ等によって破
損することが防止される。
【0025】表示部形成面へのトナー画像の圧接条件に
特に限定はなく、前記薬品の含浸により生じたトナーの
接着性等に応じて適宜設定すればよい。この場合、トナ
ー画像を加熱した状態で表示部形成面に圧接させるこ
と、すなわちトナー画像を表示部形成面に加熱加圧する
ことが、トナー画像の表示部形成面への定着性が向上す
る点で好ましい。この場合、加熱加圧に用いる加圧部材
としては、ゴム硬度(JIS−A)が20〜60、好ま
しくは35〜45で、厚み1〜20mm、好ましくは5
〜10mmのシリコーンゴムからなるゴムパッドを好適
に用いることができ、これにより表示部形成面上のトナ
ー画像の外観をより良好なものとすることができる。加
圧部材が硬すぎたり薄すぎたりすると、トナー画像のす
べりによる変形や熱変形が生じることがある。また、加
圧温度は110〜160℃、特に130〜140℃、加
圧時間は0.1〜10秒、特に0.5〜1.5秒とする
ことが適当である。なお、表示部形成面にトナー画像を
転写した後、トナー画像の定着を良くするために表示部
形成部分を加熱してもよい。
【0026】その他 本発明において、ゴルフボールのカバー表面にトナー画
像を転写した場合、転写シートを除去した後、さらにゴ
ルフボールのカバー表面に最外層の保護塗膜としてクリ
ア塗装を施すことが好ましく、これによりカバー及び表
示部の保護を図ることができる。また、ゴルフボールの
最外層の保護塗膜表面にトナー画像を転写した場合、転
写シートを除去した後、さらにトナー画像上にクリア塗
膜を形成することが好ましく、これにより表示部の保護
を図ることができる。この場合、前者のクリア塗装や後
者のクリア塗膜の形成に用いる塗料としては、前述した
二液硬化型ウレタン塗料、水系エマルジョン塗料、紫外
線硬化型アクリル塗料等の任意のものを用いることがで
きるが、特にウレタン系塗料が好ましい。また、塗料の
溶剤によっては溶剤がトナーを溶かすので、該塗料とし
ては、トナーを溶融しない溶剤を用いた塗料、又は、ト
ナーを流出させずに溶融する溶剤を用いた塗料を使用す
ることが適当である。特に、後者のトナーを流出させず
に溶融する溶剤を用いた塗料を使用した場合には、トナ
ー画像に溶剤が含浸してトナーをわずかに溶かすことに
より、トナー画像と表示部形成面との密着性を向上させ
ることができる。この場合、上記トナーを流出させずに
溶融する溶剤としては、例えばトナーがエポキシ系トナ
ーである場合には、キシレンを主とした溶剤が挙げられ
る。また、溶剤としてキシレンを主として用いた塗料
は、乾燥時間が比較的長いため、ハケ塗りによって簡便
に塗布できるという利点を有する。なお、スチレン系ト
ナーの場合には、アルコール系の溶剤を用いることが好
ましい。
【0027】また、本発明においては、トナー画像を転
写する前にゴルフボールの表示部形成面に予め表面粗化
処理、表面改質処理といった物理的あるいは化学的な表
面処理を施すことができ、これによりゴルフボールの表
示部形成面へのトナー画像の密着性をさらに高めること
ができる。表面処理として、具体的には、例えばプラズ
マ処理、コロナ放電処理、紫外線照射処理、塩素処理、
プライマー塗布処理、有機溶剤による表面拭き取り処
理、シランカップリング剤塗布処理、ホーニング処理、
物理的表面荒らし処理等を挙げることができる。
【0028】上記プライマー塗布処理では、例えば、ポ
リウレタン樹脂3〜5重量%、塩素化ポリオレフィン樹
脂3〜5重量%、炭化水素系溶剤70〜85重量%、ケ
トン系溶剤5〜10重量%及びアルコール系溶剤3〜6
重量%からなる組成のプライマーを好適に用いることが
できる。上記有機溶剤による表面拭き取り処理として
は、例えば、アセトン等の有機溶剤でゴルフボールの最
外層の保護塗膜表面に存在するスリッピング剤を拭き取
る処理が挙げられる。すなわち、ゴルフボールの最外層
の保護塗膜に表示部を形成する場合、上記保護塗膜にス
リッピング剤が入っているとトナー画像の表示部形成面
への定着性が悪くなるが、上記拭き取り処理を行うこと
により、保護塗膜表面に存在するスリッピング剤を拭き
取ってトナー画像の表示部形成面への定着性を良くする
ことができる。上記物理的表面荒らし処理は、例えば、
ワイヤーブラシ、サンダー、弾性砥石、バフ等を用いて
行うことができる。
【0029】
【実施例】実施例1 図1(a)〜(f)に示す手順でゴルフボールの表示部
を形成した。まず、(a)に示すように、剥離シート2
の剥離性を有する表面上に静電複写機によりトナー画像
4を形成した。剥離シート2としては、剥離紙用原紙6
の片面に剥離剤8をコーティングした剥離紙を用いた。
この場合、静電複写機としてはリコー社製のカラーコピ
ー機プリテール650を用い、フルカラーのトナー画像
4を形成した(後記の実施例2〜5及び比較例1、2も
同様である)。
【0030】次に、(b)に示すようにトナー画像4に
粘着シート(転写シート)10の粘着性を有する面を重
ね合わせて圧着させた後、粘着シート10を剥がした。
粘着シート10としては、ポリプロピレンからなる基材
12の片面にアクリル系樹脂からなる粘着剤14を塗工
したものを用いた。これにより、(c)に示すように、
粘着剤層14上にトナー画像4が転写された粘着シート
10を得た。
【0031】さらに、(d)に示すように、トナーを流
出させずに溶融する薬品16をトナー画像4上に供給し
て薬品16をトナー画像4に含浸させた。薬品16とし
ては、ノルマルヘキサンと1,1,1−トリクロロエタ
ンとを90:10の重量比で混合したものを用いた。そ
の後、(e)に示すように、粘着シート10上のトナー
画像4を、予め表面処理としてプラズマ処理を施してお
いたゴルフボール18の表示部形成面20に加圧部材
(図示せず)を用いて加熱加圧し、トナー画像4を表示
部形成面20に転写した。このときの転写条件は、次の
通りとした。すなわち、加熱加圧に用いる加圧部材とし
ては、ゴム硬度40(JIS−A)、厚み5mmのシリ
コーンゴムパッドを用いた。加圧時の温度(パッド表面
温度)は140℃、加圧時間は1秒とした。さらに、
(f)に示すように転写シート10を除去した後、カバ
ーの表面にクリア塗装を施すことによってゴルフボール
を完成させた。
【0032】実施例2 図2(a)〜(f)に示す手順でゴルフボールの表示部
を形成した。まず、(a)に示すように、実施例1で用
いたのと同様の剥離シート2の剥離性を有する表面上に
静電複写機によりトナー画像4を形成した。
【0033】次に、(b)に示すように、剥離シート2
のトナー画像形成面の裏面からトナー画像4形成箇所に
剥がし液30を塗布した。剥がし液としては、市販の灯
油系トナー画像剥がし液を使用した。その後、トナー画
像4に非粘着シート(転写シート)32を重ね合わせ、
この剥離シート2及び非粘着シート32を二つ折りにし
たキャリヤシート34で挟み、アイロンプレスによって
トナー画像4に非粘着シート32を加熱加圧した。非粘
着シート32としてはポリプロピレンシート、キャリヤ
シート34としては通常のコピー紙を用いた。これによ
り、(d)に示すように、トナー画像4が転写された非
粘着シート32を得た。
【0034】次に、(d)に示すように、トナーを流出
させずに溶融する薬品16をトナー画像4上に供給して
薬品16をトナー画像4に含浸させた。薬品16として
は、実施例1と同じものを用いた。その後、(e)に示
すように、非粘着シート32上のトナー画像4を、予め
表面処理としてプラズマ処理を施しておいたゴルフボー
ル18の表示部形成面20に加圧部材(図示せず)を用
いて加熱加圧し、トナー画像4を表示部形成面20に転
写した。転写条件は実施例1と同じとした。さらに、
(f)に示すように転写シート10を除去した後、カバ
ーの表面にクリア塗装を施すことによってゴルフボール
を完成させた。
【0035】実施例3 実施例1において、トナー画像転写前におけるゴルフボ
ールの表示部形成面の表面処理として、プラズマ処理に
代えてポリウレタン樹脂を含有するプライマーの塗布処
理を行ったこと以外は、実施例1と同様にしてゴルフボ
ールを製造した。
【0036】実施例4 ポリブタジエン系ゴム製コアにアイオノマー樹脂製カバ
ーを被覆してなるツーピースゴルフボールの表面の表示
部形成面に、予めポリウレタン系塗料によりクリア塗装
を施した。さらに、上記クリア塗装の上に、実施例3で
用いたのと同一のプライマーを塗布した。その他は、実
施例3と同様にしてゴルフボールにトナー画像を転写し
た。
【0037】実施例5 実施例4で用いたのと同一のツーピースゴルフボールの
表面に、予め白色顔料を含むポリウレタン塗料で白色塗
装を行った。さらに、上記白色塗装の上に、実施例3で
用いたのと同一のプライマーを塗布した。その他は、実
施例3と同様にしてゴルフボールにトナー画像を転写し
た。
【0038】比較例1 実施例1で用いたのと同一のポリプロピレン基材を通常
のコピー用紙の片面に貼り付け、このポリプロピレン基
材の表面に静電複写機を用いて逆像のトナー画像を形成
した。このようにして得た転写シートを用い、トナーを
流出させずに溶融する薬品を用いないこと以外は、実施
例3と同様にしてゴルフボールにトナー画像を転写し
た。ただし、転写したトナー画像上にクリア塗装は施さ
なかった。 比較例2 トナーを流出させずに溶融する薬品を用いないこと以外
は、実施例4と同様にしてゴルフボールにトナー画像を
転写した。ただし、転写したトナー画像上にクリア塗装
は施さなかった。
【0039】実施例及び比較例のゴルフボールについ
て、下記の転写画像評価、粘着テープ剥離テスト及び耐
久性テストを行った。転写画像評価 実施例1〜5及び比較例1、2のゴルフボールについ
て、ゴルフボール上の転写画像を目視により調べた。評
価基準は下記の通りとした。 ◎:転写画像はきわめて鮮明であり、かつ欠けている部
分が全くない。 ○:転写画像はほぼ鮮明であり、かつ欠けている部分が
ほとんどない。 △:転写画像の一部が欠けている。 ×:転写画像は不鮮明であり、かつ一部が欠けている。
【0040】粘着テープ剥離テスト 実施例1〜5のボール(ただし、転写画像上にクリア塗
装を施す前の段階のもの)及び比較例1、2のボールに
ついて、ボール上の転写画像に粘着テープ(セロハンテ
ープ)をいったん貼り付けた後、剥がすことにより、ボ
ール表面への転写画像の密着度をテストした。評価基準
は下記の通りとした。 ○:転写画像上にいったん貼り付けたテープを剥がして
も、転写画像はボール表面から剥離しなかった。 ×:転写画像上にいったん貼り付けたテープを剥がす
と、転写画像はテープと共にボール表面から剥離した。
【0041】耐久テスト 実施例1〜5で得られたボールについて、下記の要領で
打撃耐久テスト、実打テスト、砂磨耗テスト、砂水磨耗
テストを行った。基準ボールとしては、クリア塗装面上
に、2液硬化ウレタン(TDI系)のインクをパッド印
刷により転写したボールを用いた。打撃耐久テストで
は、耐久テスト機で100回の打撃を行った。実打テス
トでは、ピッチングウェッジによりヘッドスピード1
8.5m/sで3回打撃を行った。砂磨耗テストでは、
ボールミルに砂及びボールを入れ、2時間運転した。砂
水磨耗では、ボールミルに砂、水及びボールを入れ、4
時間運転した。評価基準は下記の通りとした。 ◎:パッド印刷による基準ボールより良い。 ○:パッド印刷による基準ボールと同等である。 ×:パッド印刷による基準ボールより劣る。
【0042】以上の結果を表1に示す。
【表1】 表1より、本発明によれば、きわめて鮮明で、かつ欠け
ている部分が全くなく、しかもゴルフボール表面との密
着性及び耐久性に優れた転写画像をゴルフボール上に形
成できることが確認された。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、静電複写機、プリンタ
ー等で複写したトナー画像をゴルフボール表面に転写す
ることによりゴルフボール表面にマーク、番号、オウン
ネーム、写真などを表示した表示部を形成する場合に、
ゴルフボールの表示部形成面へのトナー画像の密着性を
高め、表示部を良好に形成することが可能となる。ま
た、本発明には、静電複写機、プリンター等で複写した
トナー画像をいったん転写シートに転写するので、面倒
な逆像のトナー画像の作成作業を行う必要がなくなると
いう利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業工程の一例を示す説明図である。
【図2】本発明の作業工程の他の例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
2 剥離シート 4 トナー画像 6 剥離紙用原紙 8 剥離剤 10 粘着シート 12 基材 14 粘着剤 16 薬品 18 ゴルフボール 20 表示部形成面 32 非粘着シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−101100(JP,A) 特開 平5−317459(JP,A) 特開 平4−277533(JP,A) 特開 平4−61870(JP,A) 特開 昭60−215374(JP,A) 特開 昭59−144465(JP,A) 特開 平8−11496(JP,A) 特開 昭58−45081(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 45/02 A63B 37/00 B44C 1/165 G03G 15/22 B41M 3/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離シートの剥離性を有する表面上にト
    ナー画像を形成する第1工程と、剥離シート上のトナー
    画像に転写シートを重ね合わせて圧着させることによ
    り、該転写シートにトナー画像を転写した後、転写シー
    トを剥がす第2工程と、トナーを流出させずに溶融する
    薬品を転写シート上のトナー画像に含浸させる第3工程
    と、転写シート上のトナー画像をゴルフボールの表示部
    形成面に圧接させて該トナー画像をゴルフボールの表示
    部形成面に転写した後、転写シートを除去する第4工程
    とを具備することを特徴とするゴルフボールの表示部形
    成方法。
  2. 【請求項2】 トナーのSP値をX、トナーを流出させ
    ずに溶融する薬品のSP値をYとしたときに、Yが[X
    −(2±0.5)]〜[X+(2±0.5)]の範囲に
    ある請求項1に記載の表示部形成方法。
  3. 【請求項3】 表示部形成面がゴルフボールのカバー表
    面であり、表示部形成面にトナー画像を転写して転写シ
    ートを除去した後、さらにゴルフボールのカバー表面に
    クリア塗装を施す請求項1又は2に記載の表示部形成方
    法。
  4. 【請求項4】 表示部形成面がゴルフボールの最外層の
    保護塗膜表面である請求項1又は2に記載の表示部形成
    方法。
  5. 【請求項5】 表示部形成面にトナー画像を転写して転
    写シートを除去した後、さらにゴルフボールの最外層の
    保護塗膜表面にトナー画像を保護するクリア塗膜を形成
    する請求項4に記載の表示部形成方法。
  6. 【請求項6】 クリア塗膜を形成する塗料が、トナーを
    流出させずに溶融する薬品を含んでいる請求項5に記載
    の表示部形成方法。
  7. 【請求項7】 トナー画像を転写する前にゴルフボール
    の表示部形成面に予め表面処理を施す請求項1〜6のい
    ずれか1項に記載の表示部形成方法。
  8. 【請求項8】 表面処理が、プラズマ処理、コロナ放電
    処理、紫外線照射処理、塩素処理、プライマー塗布処
    理、有機溶剤による表面拭き取り処理、シランカップリ
    ング剤塗布処理、ホーニング処理又は物理的表面荒らし
    処理である請求項7に記載の表示部形成方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の方
    法によって形成された表示部を有するゴルフボール。
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