JP3035288B1 - 断熱容器 - Google Patents

断熱容器

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JP3035288B1
JP3035288B1 JP11060894A JP6089499A JP3035288B1 JP 3035288 B1 JP3035288 B1 JP 3035288B1 JP 11060894 A JP11060894 A JP 11060894A JP 6089499 A JP6089499 A JP 6089499A JP 3035288 B1 JP3035288 B1 JP 3035288B1
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Abstract

【要約】 【課題】 内外容器を溶着させる際に発生する容器破片
による美観低下や異音発生を防ぐことができる断熱容器
を提供する。 【解決手段】 内容器2が、外容器3内に空隙部4を隔
てて収容され、これら内容器2と外容器3とが溶着によ
り互いに接合され、内容器2と外容器3のうち少なくと
もいずれか一方に、溶着時に発生する容器2、3の破片
が空隙部4内に移動するのを阻止する破片移動阻止材8
が設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料などを収容す
る断熱容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリプロピレン樹脂などの合成樹
脂からなる内容器を、ポリプロピレン樹脂などの合成樹
脂からなる外容器内に空隙部を隔てて収容し一体に成形
した二重壁構造の断熱容器が用いられている。この種の
断熱容器は、内容器を、空隙部を隔てて外容器内に収容
し、これら内容器と外容器とを振動溶着などの溶着法に
より口元部等において互いに接合する方法によって製造
することができる。内容器と外容器との接合を行う際に
は、溶着部分から発生した前記容器破片(いわゆるバリ
粉)が内容器と外容器の間の空隙部内に落下することが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年では、上記容器の
材料として透明材料が用いられることがある。容器材料
として透明材料を用いる場合、上記構成の容器では、空
隙部内に落下した破片が外部から視認できるようになる
ため、容器の美観が損なわれる不満があった。また容器
材料として透明材料、非透明材料のいずれを用いた場合
においても、容器を転動させる際などに空隙部内の破片
が容器に衝突し異音が発生する不満があった。本発明
は、上記事情に鑑みてなされたもので、溶着時に発生す
る容器破片による美観低下や異音発生を防ぐことができ
る断熱容器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、内容器が、
外容器内に空隙部を隔てて収容され、これら内容器と外
容器とが溶着により互いに接合され、内容器と外容器の
うち少なくともいずれか一方に、溶着時に発生する前記
容器の破片が空隙部内に移動するのを阻止する破片移動
阻止材が設置された断熱容器によって解決することがで
きる。破片移動阻止材としては、表面粘着性を有し、前
記破片を表面において捕捉できるようにされたものを用
いることができる。破片移動阻止材としては、内容器と
外容器との間に挟持されるように形成されたものを用い
ることができる。この場合、破片移動阻止材は、弾性変
形可能とされたものを用いることができる。本発明の断
熱容器は、内容器が、外容器内に空隙部を隔てて収容さ
れ、これら内容器と外容器とが溶着により互いに接合さ
れ、内容器と外容器のうち少なくともいずれか一方に、
溶着時に発生する前記容器の破片が空隙部内に移動する
のを阻止する破片移動阻止壁部が形成されたものとする
ことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の断熱容器の特徴は、内容
器が、外容器内に空隙部を隔てて収容され、これら内容
器と外容器とが溶着により互いに接合され、内容器と外
容器のうち少なくともいずれか一方に、溶着時に発生す
る前記容器の破片が空隙部内に移動するのを阻止する破
片移動阻止材が設置されている点にある。これによっ
て、空隙部内に容器破片がなく美観に優れた断熱容器を
得ることができる。また容器を転動させる際などに空隙
部内の破片が容器に衝突することにより異音が発生する
のを未然に防ぐことができる。
【0006】破片移動阻止材としては、表面粘着性を有
し、前記破片を表面において捕捉できるようにされたも
のを用いることができる。また破片移動阻止材として
は、内容器と外容器との間に挟持されるように形成され
たものを用いることもできる。この場合、破片移動阻止
材は、弾性変形可能であるものを用いることができる。
【0007】また、本発明の断熱容器は、内容器が、外
容器内に空隙部を隔てて収容され、これら内容器と外容
器とが溶着により互いに接合され、内容器と外容器のう
ち少なくともいずれか一方に、溶着時に発生する前記容
器の破片が空隙部内に移動するのを阻止する破片移動阻
止壁部が形成されたものとすることができる。この場合
には、破片移動阻止材が必要なくなるため、部品点数を
少なくし製造工程を簡略化し、製造作業を容易化するこ
とができる。
【0008】
【実施例】図1ないし図3は、本発明の断熱容器の第1
実施例を示すもので、ここに示す断熱容器1は、内容器
2を外容器3内に空隙部4を隔てて収容し一体に成形さ
れた二重壁容器5と、二重壁容器5の開口端に取り付け
られた肩部材6と、二重壁容器5の開口部を塞ぐ栓体7
を備えて構成されている。本実施例では、空隙部内に低
熱伝導率ガスを充填し断熱性能を高めた断熱容器を例示
する。
【0009】内容器2は、円板状の底板部2aと、底板
部2aの周縁から上方に延びる筒部2bを有する有底円
筒状に形成され、筒部2bの上端には、径方向外方に向
けて突出したフランジ部2cが形成されている。フラン
ジ部2cは、基部2fと、基部2fの先端に設けられ下
方に向けて突出した先端部2gを有するものとされてい
る。
【0010】上記内容器2の材料としては、合成樹脂を
使用できる。特に、O2、N2、CO 2に関して1g/m2
/24hr/atm以下の気体透過率を示す合成樹脂を
用いることが好ましい。気体透過率が上記の値を越える
場合には、長期間の使用において内容器2および外容器
3の表面からのガス透過が生じて断熱特性の低下が起こ
りやすくなる。また、内容器2の材料としては、透明で
あるものを使用すると、内容液を外部から視認できるた
め好ましい。具体的には、ポリエチレンナフタレート樹
脂、ポリアクリロニトリル樹脂、メタクリル酸メチル樹
脂等の合成樹脂を使用することが好ましい。
【0011】筒部2bの外面には、筒部2bの上部から
底板部2a付近に至る高さ範囲にわたって輻射防止フィ
ルム10が貼り付けられている。輻射防止フィルム10
は、二重壁容器5内に内容液を収容した際に輻射伝熱に
よる伝熱ロスを小さくするためのもので、例えばフィル
ム状の基材樹脂に蒸着やスパッタリングにより金属微粒
子を付着させたものが使用可能である。この金属微粒子
としては、アンチモンドープ酸化スズ(ATO)、スズ
ドープ酸化インジウム(ITO)等が赤外線反射率が高
く好適である。フィルム10としては、例えば可視光線
の透過率が45〜80%、赤外線の反射率が75〜90
%であるものが使用できる。フィルム10に好適に用い
られる市販品としては、ヒートミラーフィルム(三井化
学株式会社製)がある。
【0012】外容器3は、円板状の底板部3aと、底板
部3aの周縁から上方に延びる筒部3bを有する有底円
筒状に形成され、筒部3bの上端には、径方向外方に向
けて突出したフランジ部3cが形成されている。またフ
ランジ部3cの上面には上方に向けて突出した凸部3f
が形成されている。この断熱容器1では、上記フランジ
部2cに設けられた先端部2gと、凸部3fにより、内
容器2と外容器3とを容易に位置出しできるようになっ
ている。
【0013】外容器3の底板部3aの下面ほぼ中央には
円形の凹部3dが空隙部側に向かって形成され、凹部3
d内には、通気孔3eが形成されている。通気孔3e
は、シアノアクリレート系接着剤等の接着剤により底板
部3aに接着された封止板12によって閉止されてい
る。封止板12としてはポリカーボネートなどからなる
ものを用いることができる。
【0014】外容器3の材料としては、透明材料、例え
ば可視光線の透過率が45%以上である材料が使用され
る。この材料としては、合成樹脂などを使用できる。特
に、O2、N2、CO2に関して1g/m2/24hr/a
tm以下の気体透過率を示す合成樹脂を用いることが好
ましい。気体透過率が上記の値を越える場合には、長期
間の使用において内容器2および外容器3の表面からの
ガス透過が生じて断熱特性の低下が起こりやすくなる。
具体的には、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリアク
リロニトリル樹脂、メタクリル酸メチル樹脂等の合成樹
脂を使用することが好ましい。
【0015】内容器2のフランジ部2cの先端部2g下
面は、外容器3のフランジ部3cの上面に全周にわたり
振動溶着法などの溶着法により接合されている。なお、
以下、フランジ部2cの基部2fと、外容器3のフラン
ジ部3cとの間隙を間隙9という。
【0016】本実施例の断熱容器1において、内容器2
の筒部2b外面の最上部付近には、表面粘着性を有する
破片移動阻止材8が全周にわたって設置されている。破
片移動阻止材8は、後述する溶着作業時において、溶着
部分から発生した容器破片(以下、バリ粉という)を捕
捉することによりバリ粉が空隙部4内に移動しないよう
にするためのもので、例えば断面が直径1〜10mm程
度の円形とされた環状物とすることができる。
【0017】破片移動阻止材8としては、シリコン系樹
脂からなるものを用いることができる。またこの他、ポ
リエステル樹脂などの基材樹脂表面にポリイソブチレ
ン、アクリル樹脂などの粘着剤を被覆したものが好適に
使用できる。破片移動阻止材8は、少なくとも一部が筒
部3b上端面より低い位置となるように設置するのが好
ましい。
【0018】また内容器2(筒部2b)と外容器3(筒
部3b)との間の空隙部4の間隔は、1〜8mmとする
のが好ましい。また3〜8mmとするのがよりいっそう
好ましい。空隙部4には、空気の熱伝導率(κ=2.4
1×10-2W・m-1・K-1;0℃)よりも小さい熱伝導
率を有する低熱伝導率ガス、例えばキセノン(κ=0.
52×10-2W・m-1・K-1;0℃)、アルゴン(κ=
1.63×10-2W・m-1・K-1;0℃)、クリプトン
(κ=0.87×10-2W・m-1・K-1;0℃)、また
はこれらの混合物等を封入するのが好ましい。
【0019】肩部材6は、互いに結合するように形成さ
れた上部パーツ13と、下部パーツ14から構成されて
いる。上部パーツ13は、上部パーツ本体15と、この
本体15に取り付けられた取手16からなるものであ
る。上部パーツ本体15は、開口部17を有する環状部
18と、開口部17の周縁部から垂下する筒状の栓体取
付部19を有するものである。環状部18には、内容器
2内の内容液を注ぐ注ぎ口部20が設けられている。環
状部18の外周には、周方向に沿う溝状の係合凹部21
が設けられている。係合凹部21は、取手16の近傍を
除いてほぼ全周にわたって環状部18の外周に形成され
ている。栓体取付部19の内周面には、ねじ部19aが
形成されている。また環状部18の取手基端部付近に
は、後述する下部パーツ14の溶着部23に溶着される
溶着部24が設けられている。
【0020】下部パーツ14は環状に形成され、開口部
14aの内径は、外容器3の筒部3b最上部の外径より
大きくかつフランジ部3cの外径より小さくなるように
設定されている。下部パーツ14の内周最上部には、上
記上部パーツ13の環状部18に設けられた係合凹部2
1内に嵌合する係合凸部22が設けられている。係合凸
部22は、下部パーツ14の内周から内方に向けて突出
形成され、取手16の近傍を除くほぼ全周にわたって設
けられている。下部パーツ14の内周最下部には、外容
器3のフランジ部3cに当接する当接部25が内方に向
けて突出形成されている。下部パーツ14の取手基端部
近傍位置には、上記溶着部24に溶着される溶着部23
が設けられている。
【0021】栓体取付部19内には、ねじ部19aに螺
合するねじ部が形成された上記栓体7がねじ込まれ、こ
れによって環状部18の開口部17が閉止されている。
また、上部パーツ13の栓体取付部19と内容器2の間
には、パッキン26が配置されている。
【0022】次に、上記断熱容器1を製造する方法を説
明する。内容器2の筒部2b最上部外面に、破片移動阻
止材8を設置した後、筒部2b外面に、輻射防止フィル
ム10を貼り付ける。次いで、内容器2を外容器3内に
収容し、フランジ部2cの先端部2gの下面と、フラン
ジ部3cの上面とを振動溶着法、回転溶着法、熱板溶着
法などの溶着法により互いに接合させる。
【0023】この溶着時には、内容器2、外容器3の破
片がバリ粉となって飛散し、間隙9を通して径方向内方
に向かうバリ粉の大部分は、表面粘着性を有する破片移
動阻止材8の表面に付着し捕捉される。
【0024】次いで、内容器2と外容器3との間の空隙
部4内の空気を外容器3の通気孔3eを通して真空排気
ポンプ等により真空排気した後、通気孔3eを通して低
熱伝導率ガスを空隙部4内へ導入し、通気孔3eを封止
板12で塞ぐ。次いで、上部パーツ13を、栓体取付部
19が内容器2内に位置するように内容器2の開口端に
取り付けるとともに、下部パーツ14を、底板部側から
外容器3に通し、係合凸部22を、上部パーツ13に設
けられた係合凹部21内に無理バメによりはめ込むこと
によって上部パーツ13と結合させる。次いで、栓体7
を栓体取付部19にねじ込み、図1に示す断熱容器1を
得る。
【0025】上記断熱容器1にあっては、内容器2の筒
部2b最上部に、表面粘着性を有する破片移動阻止材8
が設置されているので、溶着時に発生するバリ粉を破片
移動阻止材8の表面に捕捉し、バリ粉が空隙部4内に移
動するのを防ぐことができる。従って、空隙部4内にバ
リ粉がなく美観に優れた断熱容器1を得ることができ
る。また容器1を転動させる際などに空隙部4内のバリ
粉が容器2、3に衝突し異音が発生するのを未然に防ぐ
ことができる。
【0026】次に、本発明の断熱容器の第2実施例につ
いて説明する。図4は、本発明の断熱容器の第2実施例
を示すもので、ここに示す断熱容器は、破片移動阻止材
8に代えて、テープ状の破片移動阻止材38が用いられ
ている点で上記第1実施例の断熱容器と異なる。破片移
動阻止材38としては、テープ基材の片面または両面
に、粘着剤が塗布され表面粘着性が付与されたものを用
いるのが好適である。テープ基材としては、セロハン、
布(不織布等)、紙、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、
ポリエステルなどからなるものが好適であり、粘着剤と
しては、一般に粘着テープに用いられるシリコン系樹
脂、ポリイソブチレン、アクリル樹脂などの合成樹脂な
どが好適である。破片移動阻止材38としては、両面が
粘着面であるものを用いると、バリ粉を阻止材両面に付
着させることができ、破片移動阻止効果を向上させるこ
とができるため好ましい。
【0027】破片移動阻止材38は、粘着面38aの一
部が径方向外方に向けて露出した状態となるように筒部
3b最上部付近の内面に全周にわたり貼り付けられてい
る。破片移動阻止材38の高さ位置は、その上端がフラ
ンジ部2c近傍に達するように定めるのが好ましい。破
片移動阻止材38は、上端部がフランジ部2cに接して
いてもよいし、フランジ部2cに対し離間していてもよ
い。また、破片移動阻止材38が貼り付けられる筒部3
b最上部には、破片移動阻止材38を貼り付ける作業を
容易にするため、破片移動阻止材位置決め用段部3gを
設けるのが好ましい。
【0028】上記断熱容器を製造するには、まず、破片
移動阻止材38を筒部3b最上部付近の内面に、粘着面
38aの一部が径方向外方に向けて露出した状態となる
ように設置する。次いで、上述の過程に従って輻射防止
フィルム10を内容器2に貼付けた後、内容器2を外容
器3内に収容し、内容器2のフランジ部2cと、外容器
3のフランジ部3cとを振動溶着法等の溶着法により互
いに接合させる。
【0029】この溶着時には、溶着部から間隙9を通し
て径方向内方に飛散するバリ粉の大部分は破片移動阻止
材38の粘着面38aに付着し捕捉されるか、または破
片移動阻止材38を乗り越えられずに破片移動阻止材3
8の外方側に留まる。また破片移動阻止材38が、両面
が粘着面とされているものである場合には、外面側の粘
着面38aだけでなく内面側の粘着面にもバリ粉が付着
することになり、バリ粉が空隙部4内へ移動するのをよ
り確実に阻止することができる。
【0030】本実施例の断熱容器にあっては、上記第1
実施例の断熱容器と同様に、断熱容器を美観に優れたも
のとすることができる。さらに、本実施例の断熱容器で
は、貼付部分よりも上部の破片移動阻止材38によっ
て、バリ粉の移動を阻止しバリ粉が空隙部4側に通過し
にくくすることができる。このため、バリ粉移動をいっ
そう確実に防ぐことができる。また粘着面38aにおい
て筒部3bに貼り付けられたテープ状の破片移動阻止材
38を用いるので、破片移動阻止材38を筒部3bに対
し確実に固定し、破片移動阻止材38が脱落するのを防
ぐことができる。
【0031】次に、本発明の断熱容器の第3実施例につ
いて説明する。図5は、本発明の断熱容器の第3実施例
を示すもので、ここに示す断熱容器は、破片移動阻止材
8に代えて、破片移動阻止材48が用いられている点で
上記第1実施例の断熱容器と異なる。破片移動阻止材4
8は、例えば発泡ポリウレタン樹脂や、シリコン系樹脂
などの弾性材料からなり、断面矩形状に形成された環状
の部材であり、フランジ部2cの基部2fと、フランジ
部3cとに挟持された状態とされている。破片移動阻止
材48は、高さが間隙9の間隔よりもやや大きくなるよ
うに、すなわちフランジ部2cとフランジ部3cとの間
に配置されたときに圧縮方向に弾性変形するように形成
するのが好ましい。破片移動阻止材48の設置によっ
て、間隙9は全周にわたり塞がれている。
【0032】フランジ部3cには、破片移動阻止材48
が嵌合する嵌合凹部3hを設けるのが好ましく、フラン
ジ部2cには、破片移動阻止材48が嵌合する嵌合凹部
2hを設けるのが好ましい。これは、嵌合凹部2h、3
hを設けることにより破片移動阻止材48の位置決め作
業を容易化するとともに阻止材48の位置ずれを防ぐこ
とができるためである。なお、本発明の断熱容器は、嵌
合凹部2h、3hのうちいずれか一方を形成したもので
あってもよい。
【0033】上記断熱容器を製造するには、フランジ部
2cの基部2fとフランジ部3cとの間に破片移動阻止
材48が挟まれるように、内容器2を外容器3内に収容
し、フランジ部2cとフランジ部3cとを振動溶着法等
の溶着法により互いに接合させる。間隙9が阻止材48
により塞がれるため、溶着時に発生するバリ粉の大部分
は、空隙部4への移動が阻止される。
【0034】本実施例の断熱容器にあっては、上記第1
実施例の断熱容器と同様に、断熱容器を美観に優れたも
のとすることができる。さらに、本実施例の断熱容器で
は、破片移動阻止材48がフランジ部2cとフランジ部
3cとの間に挟持されているので、間隙9をすきまなく
塞ぐことができ、溶着部分から飛散したバリ粉を完全に
遮断し、断熱容器の美観の悪化を確実に防ぐことができ
る。また破片移動阻止材48を、弾性材料からなるもの
とすることによって、間隙9の間隔寸法にばらつきがあ
る場合でも、破片移動阻止材48がこの寸法に合わせて
弾性変形することにより間隙9が確実に塞がれる。この
ため、バリ粉の移動を確実に防ぐことができる。
【0035】次に、本発明の断熱容器の第4実施例につ
いて説明する。図6は、本発明の断熱容器の第4実施例
を示すもので、ここに示す断熱容器は、破片移動阻止材
が設けられておらず、筒部3bの上端部に、破片移動阻
止壁部58が形成されている点で上記第1実施例の断熱
容器と異なる。破片移動阻止壁部58は、筒部3b最上
部から上方に向けて全周にわたり突出形成されている。
【0036】本実施例の断熱容器では、溶着時におい
て、バリ粉の大部分が破片移動阻止壁部58を乗り越え
られずに破片移動阻止壁部58の外方側に留まる。
【0037】本実施例の断熱容器にあっては、上記第1
実施例の断熱容器と同様に、断熱容器を美観に優れたも
のとすることができる。またこれに加えて、製造時にお
いて破片移動阻止材の設置作業を不要とし、製造作業を
容易化することができるという効果を得ることができ
る。
【0038】なお、本発明では、図7に示すように、上
記第4実施例の構成に加えて、壁部58よりもやや径方
向内方位置の基部2fに、下方に向けて突出した破片移
動阻止壁部59を全周にわたり形成することもできる。
【0039】また、上記各実施例では、溶着部分となる
フランジ部2c、3cを上方に向けた状態で溶着を行う
方法を例示したが、逆に、フランジ部を下方に向けた状
態で溶着を行うこともできる。これによって、バリ粉が
空隙部に落下するのを防ぎ、バリ粉の移動を確実に防止
することができるようになる。また上記実施例1〜4で
は、内容器と外容器とを口元部(フランジ部)において
接合した断熱容器を例示したが、本発明の断熱容器はこ
れに限定されるものでなく、内筒部と内底部と外筒部が
一体に成形された内筒有底二重筒体の外筒部下端に、外
底部となる外底部材が空隙部を隔てて接合された断熱容
器をはじめとする、あらゆる形状の二重壁容器への適用
が可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の断熱容器
にあっては、内容器と外容器とを溶着する際に発生する
これら容器の破片が空隙部内に移動するのを阻止し、容
器が透明材料からなるものである場合でも断熱容器を美
観に優れたものとすることができる。また容器を転動さ
せる際などに空隙部内のバリ粉が容器に衝突し異音が発
生するのを未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の断熱容器の第1実施例を示す断面図
である。
【図2】 図1に示す断熱容器の要部拡大図である。
【図3】 図1に示す断熱容器の要部拡大図である。
【図4】 本発明の断熱容器の第2実施例を示す断面図
である。
【図5】 本発明の断熱容器の第3実施例を示す断面図
である。
【図6】 本発明の断熱容器の第4実施例を示す断面図
である。
【図7】 図6に示す断熱容器の変形例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・断熱容器、2・・・内容器、3・・・外容器、4・・・空隙
部、8、38、48・・・破片移動阻止材、58、59・・・
破片移動阻止壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 41/00 302 B65D 81/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容器が、外容器内に空隙部を隔てて収
    容され、これら内容器と外容器とが溶着により互いに接
    合され、 内容器と外容器のうち少なくともいずれか一方に、溶着
    時に発生する前記容器の破片が空隙部内に移動するのを
    阻止する破片移動阻止材が設置されていることを特徴と
    する断熱容器。
  2. 【請求項2】 破片移動阻止材は、表面粘着性を有し、
    前記破片を表面において捕捉できるようにされているこ
    とを特徴とする請求項1記載の断熱容器。
  3. 【請求項3】 破片移動阻止材は、内容器と外容器との
    間に挟持されるように形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の断熱容器。
  4. 【請求項4】 破片移動阻止材は、弾性変形可能とされ
    ていることを特徴とする請求項3記載の断熱容器。
  5. 【請求項5】 内容器が、外容器内に空隙部を隔てて収
    容され、これら内容器と外容器とが溶着により互いに接
    合され、 内容器と外容器のうち少なくともいずれか一方に、溶着
    時に発生する前記容器の破片が空隙部内に移動するのを
    阻止する破片移動阻止壁部が形成されていることを特徴
    とする断熱容器。
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