JP3034462B2 - 米飯成形体の製造方法及び装置 - Google Patents

米飯成形体の製造方法及び装置

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JP3034462B2
JP3034462B2 JP8088689A JP8868996A JP3034462B2 JP 3034462 B2 JP3034462 B2 JP 3034462B2 JP 8088689 A JP8088689 A JP 8088689A JP 8868996 A JP8868996 A JP 8868996A JP 3034462 B2 JP3034462 B2 JP 3034462B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寿司用握り、握り
寿司及び握り飯等の米飯成形体製造方法及び装置に関
し、特に、回転台から互いに半径方向に向いている二個
の米飯成形体を取り出して、米飯成形体搬送用コンベヤ
上に二個の米飯成形体を平行に配置する米飯成形体搬出
装置を備える米飯成形体製造方法及び装置に関する。
また、本発明は、回転台上に夫々半径方向に配置されて
いる二個の米飯成形体を向きを変えて、米飯成形体搬送
用のコンベヤ上に平行に載置できる、特に自動化用の米
飯成形体取出し兼米飯成形体載置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動握り米飯成形体製造装置に
おいて、回転台の米飯成形用の孔に米飯を供給して、上
方から加圧して米飯成形体を製造し、この製造された米
飯成形体を孔の上に押し上げて取出し位置に送り、回転
台の取出し位置に送られた米飯成形体を回転型開閉ハン
ドを使用して把持し、この把持された米飯成形体を、回
転台に接続するコンベヤベルト上に載置し、コンベヤベ
ルト上に載置された米飯成形体をコンベヤベルトを駆動
して、顧客への供給工程に送っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動米飯成形体製造装
置で製造された米飯成形体の米飯成形体搬送用コンベヤ
への取出しは、開閉ハンドにより、一回の取出し操作で
二個宛取り出されている。自動米飯成形体製造装置で
は、製造された米飯成形体は、半径方向に向いているた
めに、取り出された二個の米飯成形体は、向きが相違す
るために、コンベヤに移す過程で、互いの向きが平行に
なるように、夫々の向きを変えてから、コンベヤに載せ
ている。したがって、コンベヤ上での米飯成形体の間隔
は、米飯成形体製造装置における、米飯成形体の間隔と
なっており、米飯成形体搬送用コンベヤの搬送速度を変
えない限り、単位時間当たりの米飯成形体の送り量を増
すことができず問題である。といって、米飯成形体製造
装置を複数系統設備するのは、費用が嵩み問題であり、
省力化をはかる上で問題とされている。本発明は、自動
握り米飯成形体製造工程において、複数の米飯成形体を
同時に取り出し、コンベヤベルト上に載置することに係
る問題点を解決することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動握り米飯
成形体製造工程において、回転台毎の成形用の孔の位置
に合わせて、複数の米飯成形体を同時に取り出すことが
でき、向きの相違に応じて米飯成形体の向きを変え、且
つ米飯成形体間の間隔を狭めてコンベヤベルト上に間隔
を詰めて載置できる米飯成形体製造装置を提供すること
を目的としている。即ち、本発明は、米飯が供給された
成形用の複数の孔を円周上に、間欠的に移動させ、前記
孔が円周上を少なくとも一周する間に、米飯成形体が該
成形孔内で成形される米飯成形体の製造方法において、
隣り合う第一及び第二の米飯成形体の取出し位置から持
ち上げられた夫々の米飯成形体を、その長手方向の向き
を互いに内側に変えると同時に、米飯成形体の間隔を狭
めて、前記米飯成形体搬送用コンベヤ装置に平行に載置
させることを特徴とする米飯成形体の製造方法にあり、
また、本発明は、米飯成形体製造用の複数の孔を円周上
に形成されて、間欠的に駆動可能の回転台と、該回転台
の周囲に、米飯供給装置、上下動可能の旋回軸を備える
米飯成形体移送装置及び米飯成形体搬送用ベルトコンベ
ヤ装置を備える米飯成形体製造装置において、前記回転
台には、第一及び第二の米飯成形体取出し位置が隣合っ
て設定されており、前記米飯成形体搬送用コンベヤ装置
には、前記第一及び第二の米飯成形体取出し位置におけ
る米飯成形体の間隔に比して、米飯成形体載置位置にお
ける米飯成形体の間隔が小さい第一及び第二の米飯成形
体載置位置が、第一及び第二の米飯成形体取出し位置に
対応して設定されており、前記第一米飯成形体取出し位
置及び第一の米飯成形体載置位置は、米飯成形体移送装
置の旋回支持腕部材に設けられている第一の米飯成形体
の取出し搬送用開閉ハンドの一旋回移動経路上に位置し
ており、前記第二米飯成形体取出し位置及び第二の米飯
成形体載置位置は、米飯成形体移送装置の旋回支持腕部
材に設けられている第二の米飯成形体の取出し搬送用開
閉ハンドの一旋回移動経路上に位置しており、該第一及
び第二の米飯成形体取出し搬送部回転型開閉ハンドの支
持軸は、夫々別個の傘歯車の回転軸に取付けられてお
り、前記二つの傘歯車は、夫々固定傘歯車に噛合って、
夫々別個の支持ブロックに回動可能に取付けられてお
り、前記二つの支持ブロックには、その傘歯車の上方に
夫々平歯車を備え、該平歯車は、互いに噛合って位置し
ており、少なくとも一方の支持ブロックは、動力装置に
連結して、該動力装置により、該支持ブロックに設けら
れている平歯車が可動であり、前記旋回支持腕部材は、
前記支持ブロック及び平歯車を回動可能に支持し、また
前記固定傘歯車部材を固定支持し、さらに、上下方向に
往復動可能の旋回軸に回動可能に取付けられていること
を特徴とする米飯成形体製造装置にある。
【0005】本発明において、米飯成形体の用語は、寿
司用握り、寿司種を載せた握り寿司並びに直方体形状、
楕円体形状及び立方体形状等の形状の握り飯等の米飯成
形体を意味する。本発明において、米飯を成形用の複数
の孔内に供給し、この米飯が供給された成形用の複数の
孔を円周上に、間欠的に移動させ、前記孔が円周上を少
なくとも一周する間に、米飯成形体が該成形孔内で押圧
されて成形される形式の米飯成形体の成形装置により製
造される。
【0006】本発明において、ターンテーブル型の米飯
成形体の成形装置が使用され、そのターンテーブルの隣
り合う第一及び第二の米飯成形体の取出し位置から米飯
成形体を取出し、米飯成形体搬送用コンベヤに載置する
ために、開閉ハンドは、二基が一組となって、米飯成形
体製造装置の米飯成形体取出し位置に位置する米飯成形
体を把持し、互いに反対方向に同一の角度だけ回動し
て、夫々の米飯成形体の向きを変えて平行に位置させる
と共に、互いに接近するように寄せて、当初、米飯成形
体を把持した時の間隔より間隔を狭めて、米飯成形体搬
送用のコンベヤ装置上に平行に載置するように作動す
る。
【0007】このように開閉ハンドを作動させるため
に、各開閉ハンドは、夫々、軸方向に回動可能に、別個
の支持ブロックに支持されている。各支持ブロックは、
夫々回動可能に、並設された別個の軸に夫々支持されて
おり、各支持ブロックの上端が離れる方向に移動するこ
とにより、各開閉ハンドを接近させることができ、また
各支持ブロックの上端が接近する方向に移動することに
より、各開閉ハンドを離れさせることができる。本発明
において、この米飯成形体の回動は、互いに反対方向に
同一の角度だけ回転される。この回転は、各開閉ハンド
に取付けられている平歯車を互いに噛合わせ、少なくと
も一方を回転させて行われる。
【0008】本発明において、ターンテーブル型の米飯
成形体製造装置の米飯成形体取出し位置において、二つ
の米飯成形体は、夫々半径方向に向いており、コンベヤ
上に載置させるには、二つの米飯成形体は平行に位置さ
せられるので、半径方向の米飯成形体の向きと米飯成形
体を平行に位置させたときの米飯成形体の向きの差の角
度だけ、二つの米飯成形体の開いている側を、夫々内側
に移動するように回動させて、二つの米飯成形体を平行
に位置させる。本発明において、この米飯成形体の回動
は、各開閉ハンドの軸に取付けられている傘歯車を固定
傘歯車に噛合わせ、各開閉ハンドの傘歯車を固定歯車上
を反対方向に等距離宛移動させて行われる。
【0009】本発明において、並設されている二つの軸
に回動可能に設けられている支持ブロックの側部に平歯
車を互いに噛合うように設けると共に、支持ブロックの
下部に、回動可能の傘歯車を、平たい傘歯車に噛合わせ
て設け、該傘歯車の軸に開閉ハンドを取り付けてあるの
で、米飯成形体成形装置の取出し位置に位置した米飯成
形体は、開閉ハンドに把持されて、一方の開閉ハンドを
他方の開閉ハンドに近づける方に移動すると、平歯車が
回転し、他方の開閉ハンドも同じ距離近づき、また同時
に、平傘歯車に噛合う双方の傘歯車は互いに逆方向に回
転して、開閉ハンドに把持された米飯成形体の開いてい
る側を、内側に等角度回転して、二つの米飯成形体を平
行に向け、米飯成形体の搬送用コンベヤに進行方向に垂
直な方向に揃えて配置することができる。
【0010】
【実施の態様】以下、添付図面を参照して、本発明の実
施の態様を説明するが、本発明は、以下の説明及び例示
によって、何等制限されるものではない。図1は、本発
明の米飯成形体製造装置の一実施例の概略の平面図であ
り、図2は、図1に示した実施例の米飯成形体移送装置
の概略の正面図であり、図3は、図2に示した実施例の
米飯成形体移送装置の概略の側面図であり、図1乃至3
において、対応する共通する箇所には同一の符号が付さ
れている。
【0011】
【実施例】図1に示す実施例において、米飯成形体成形
装置1には、間欠的に駆動するターンテーブル2が設け
られている。本例において、ターンテーブル2には、8
個の成形孔3が、ターンテーブル2の回転円周4上に設
けられており、該回転円周4上には、成形孔3内に米飯
を供給する米飯供給位置5、成形孔3内で米飯を押圧し
て、米飯成形体6を形成する米飯押圧成形位置7、米飯
押圧成形位置7内で押圧されて形成された米飯成形体6
を持上げる2カ所の米飯成形体持上げ位置8及び9、並
びに持上げられた2個の米飯成形体6を取り出す2カ所
の米飯成形体の取出し位置10及び11が設定されてい
る。
【0012】本例において、米飯成形体成形装置1に隣
接して、米飯成形体搬送用コンベヤ装置12が設けられ
ている。米飯成形体搬送用コンベヤ装置12には、間欠
的に移動する米飯成形体搬送用のコンベヤベルト13
が、ローラ間に架け渡されている。コンベヤベルト13
の米飯成形体成形装置側の端の二か所14及び15が米
飯成形体載置位置となっている。米飯成形体6は、米飯
成形体取出し搬送装置16により搬送される。米飯成形
体取出し搬送装置16には、回動及び上下往復動可能に
設けられている旋回軸部材17が設けられており、該旋
回軸部材17には腕部材18が設けられている。
【0013】本例の米飯成形体製造装置1は以上のよう
に構成されているので、ターンテーブル2を間欠的に駆
動し、米飯供給位置5に位置する成形孔3内に一定量の
米飯を供給する。米飯が供給された成形孔3は、ターン
テーブル2の間欠的駆動により米飯押圧成形位置7に送
られ、上下からピストン(図示されていない)により押
圧されて。成形孔3内で米飯成形体6が形成される。米
飯成形体6が形成された成形孔3は、ターンテーブル2
の間欠的駆動により米飯成形体持上げ位置8及び9に送
られて、成形孔3内の米飯成形体6がターンテーブル2
上に押上げられる。押上げられた米飯成形体6は、二度
の間欠的駆動により米飯成形体取出し位置10及び11
に送られ、米飯成形体取出し搬送装置16により取り出
され、米飯成形体搬送用コンベヤ装置12のコンベヤベ
ルト13上の米飯成形体載置位置14及び15に載置さ
れる。
【0014】本例において、ターンテーブル2の米飯成
形体取出し位置10及び11のに位置する米飯成形体6
は、その長軸を夫々回転中心に向けて配置されており、
その米飯成形体間の間隔は80mmに設定されている。
これに対して、コンベヤベルト13上の米飯成形体載置
位置14及び15に配置された米飯成形体6は、コンベ
ヤベルト13の進行方向19に垂直な方向に向いて互い
に平行に載置され、米飯成形体間の間隔は40mmと設
定されている。したがって、本例においては、米飯成形
体6は、ターンテーブル2の米飯成形体取出し位置10
及び11からコンベヤベルト13の米飯成形体載置位置
14及び15に移動する間に、その向きを変えると共
に、互いに接近する方向に、互いに20mm宛移動す
る。この米飯成形体の向きと位置を変える動作は、本例
においては、米飯成形体取出し搬送装置16により行わ
れる。
【0015】図2及び図3に、図1の米飯成形体製造装
置に使用する米飯成形体取出し搬送装置16の一例を示
す。本例において、旋回軸部材17のフランジ部20に
は、エアシリンダ21の作動軸22の連結部23及び案
内棒24の固定部25を設けている。本例においては、
腕部材18と旋回軸部材17の間わ蛇腹26により覆う
構造となっている。腕部材18は旋回軸部材17の片側
に延びて設けられており、その端部には、上方に支持枠
部材27を立設しており、支持枠部材27には、該支持
枠部材27から水平方向に伸びる二つの固定軸部材28
及び29が並設されている。
【0016】固定軸部材28及び29の端部には、下端
の外方に傾斜した面に傘歯車溝が形成されている平坦な
固定傘歯車30が、回転しないように固定枠部材31を
介して設けられている。固定軸部材28及び29には、
夫々対応する該固定軸部材を中心に回動可能に回転胴部
材32(固定軸部材29に設けられる回転胴部材は図示
されていない)が設けられている。回転胴部材32は支
持プロック部材33に固定されており、固定軸部材29
側には支持ブロック部材34が固定されている。
【0017】支持ブロック部材33の下端には、垂直軸
35が固定され、固定軸部材29側の支持ブロック部材
34には垂直軸36が固定されている。垂直軸35に
は、該垂直軸35に対して回動可能に傘歯車37が設け
られ、垂直軸36には、垂直軸36に対して回動可能に
傘歯車38が設けられている。傘歯車37の下端には開
閉ハンド39のエアシリンダ40が取付けられており、
また、傘歯車38の下端には開閉ハンド41のエアシリ
ンダ42が取付けられている。開閉ハンド39のエアシ
リンダ40の一対の作動端43には、夫々ハンド44が
取付けられており、開閉ハンド41のエアシリンダ42
の一対の作動端45には、夫々ハンド46が取付けられ
ている。
【0018】本例において、支持ブロック部材34の上
端部にはエアシリンダ47が設けられており、そのエア
シリンダ47の作動軸48の端部は支持ブロック部材3
3の上端部に設けられている作動軸取付け部49に固定
されている。本例において、支持ブロック部材33及び
34の支持枠部材27側の側面には、互いに噛合って平
歯車50及び51が設けられている。
【0019】開閉ハンド39及び41のエアシリンダ4
0及び42の一方の側面には、空気の出入口52及び5
3が設けられている。開閉ハンド39の空気の出入口5
2が設けられている側の反対側の側面には、山形の取付
け枠部材54が取付けられており、該取付け枠部材54
の水平部分55には、エアシリンダ56が設けられてい
る。該エアシリンダ56の作動棒57の下部には取付け
ブロック58が固定されている。この取付けブロック5
8の下面には、米飯成形体6をコンベヤベルト13上に
降ろすときに、米飯成形体6が開閉ハンドに付着して開
閉ハンド39及び41内に残ることがないように、米飯
成形体6を下方に押すための押さえ具59が設けられて
いる。また取付けブロック58の上面には、エアシリン
ダ56の作動軸57の上下方向の往復動作が円滑に行え
るように、案内棒部材60の取付け用の支持板部材61
が設けられている。案内棒部材60は、取付け枠部材5
4の水平部分55に形成されている案内棒部材60の案
内用の案内孔62内を挿通して、エアシリンダ56の作
動軸57の往復動作が円滑に行えるように、エアシリン
ダ56の作動軸57の作動を規制する(開閉ハンド41
については、省略され図示されていない)。
【0020】本例は以上のように構成されているので、
旋回軸部材17のエアシリンダ21を作動すると腕部材
18は下方に移動して、開閉ハンド44及び46によ
り、ターンテーブル2の米飯成形体6の取出し位置10
及び11に位置する米飯成形体6を、開閉ハンド39及
び41のエアシリンダ40及び42を作動させて、開閉
ハンド39及び42を閉じて、米飯成形体6をハンド4
4間及びハンド46間に把持し、ついでエアシリンダ2
1を逆方向に作動して、腕部材18を上昇させて、旋回
軸部材17を旋回させて、米飯成形体6を取り出すこと
ができる。
【0021】このようにターンテーブル2の米飯成形体
取出し位置10及び11から開閉ハンド44及び46に
より取り出された米飯成形体6は、米飯成形体搬送用コ
ンベヤベルト13の載置位置14及び15に載置され
る。本例において、旋回軸部材17が旋回する過程で、
エアシリンダ47を作動させて作動軸48を押し出し
て、支持ブロック部材33及び34の間を離れさせる用
に移動させる。このように支持ブロック部材33及び3
4を移動させると、支持ブロック部材33及び34に固
定されている平歯車50及び52が互いに反対方向に回
転して、支持ブロック部材33及び34は、夫々、等し
い角度移動して、固定軸部材28及び29を中心に扇形
に開くことになる。この支持ブロック部材33及び34
の移動は、支持ブロック部材33及び34の下端部に取
付けられている傘歯車37及び38が平傘歯車30の上
を移動することとなり、傘歯車37及び38は互いに、
同角度反対方向に回転して、米飯成形体6の半径方向の
向きを平行となるように変更する。
【0022】開閉ハンド39及び41が、コンベヤベル
ト13の米飯成形体6の載置位置14及び15の真上に
到着したところで、旋回軸部材17の旋回を停止させ
て、エアシリンダ21を作動させて、腕部材18を下降
させ、開閉ハンド39及び41のエアシリンダ40及び
42を作動させて、ハンド44及び46を開いて米飯成
形体6をコンベヤベルト13上に載置する。米飯成形体
6をコンベヤベルト13上に載置してハンド44及び4
6を開くときに、本例においては、米飯成形体押さえ具
用エアシリンダ56を作動させて、米飯成形体押さえ具
59を下降させて、米飯成形体6を押さえてハンド44
及び46を開くことにより、米飯成形体6は、コンベヤ
ベルト13の載置位置14及び15上に難無く載置され
る。
【0023】本例の装置は、図1乃至3に示す配置に限
定されるものではない。本例においては、平歯車が内側
に、平傘歯車が外側に配置されているが、逆に配置させ
ることもで、また開閉ハンドにおける米飯成形体押さえ
用エアシリンダと空気の出入口を図の配置と異なる配置
とすることもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明において、並設されている二つの
軸に回動可能に設けられている支持ブロックの側部に平
歯車を互いに噛合うように設けると共に、支持ブロック
の下部に、回動可能の傘歯車を、平たい傘歯車に噛合わ
せて設け、該傘歯車の軸に開閉ハンドを取り付けてある
ので、従来の米飯成形体成形装置に比して、ターンテー
ブル型の米飯成形体成形装置で作られた米飯成形体を搬
送用コンベヤに向きを揃えて密に配置することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の米飯成形体製造装置の一実施例の概略
の平面図である。
【図2】図1に示した実施例の米飯成形体移送装置の概
略の正面図である。
【図3】図2に示した実施例の米飯成形体移送装置の概
略の側面図である。
【符号の説明】
1 米飯成形体成形装置 2 ターンテーブル 3 成形孔 4 ターンテーブル2の回転円周 5 米飯供給位置 6 米飯成形体 7 米飯押圧成形位置 8、9 米飯成形体持上げ位置 10、11 米飯成形体取出し位置 12 米飯成形体搬送用コンベヤ装置 13 コンベヤベルト 14、15 米飯成形体載置位置 16 米飯成形体取出し搬送装置 17 旋回軸部材 18 腕部材 19 コンベヤベルト13の進行方向 20 旋回軸部材17のフランジ部 21、40、42、47、56 エアシリンダ 22 エアシリンダ21の作動軸 23 作動軸22の連結部 24 案内棒 25 案内棒24の固定部 26 蛇腹 27 支持枠部材 28、29 固定軸部材 30 固定傘歯車 31 固定枠部材 32 回転胴部材 33、34 支持ブロック部材 35、36 垂直軸 37、38 傘歯車 39、41 開閉ハンド 43、45 エアシリンダ40、42の一対の作動端 44、46 ハンド 48 エアシリンダ47の作動軸 49 作動軸48の端部を取付ける作動軸取付け部 50、51 平歯車 52、53 空気の出入口 54 取付け枠部材 55 取付け枠部材の水平部分 57 作動棒 58 取付けブロック 59 米飯成形体6を下方に押すための押さえ具 60 案内棒部材 61 案内棒部材60り取り付け用の支持板部材 62 案内棒部材60を案内する案内孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米飯が供給された成形用の複数の孔を円
    周上に、間欠的に移動させ、前記孔が円周上を少なくと
    も一周する間に、米飯成形体が該成形孔内で成形される
    米飯成形体の製造方法において、隣り合う第一及び第二
    の米飯成形体の取出し位置から持ち上げられた夫々の米
    飯成形体を、その長手方向の向きを互いに内側に変える
    と同時に、米飯成形体の間隔を狭めて、前記米飯成形体
    搬送用コンベヤ装置に平行に載置させることを特徴とす
    る米飯成形体の製造方法。
  2. 【請求項2】 米飯成形体製造用の複数の孔を円周上に
    形成されて、間欠的に駆動可能の回転台と、該回転台の
    周囲に、米飯供給装置、上下動可能の旋回軸を備える米
    飯成形体移送装置及び米飯成形体搬送用ベルトコンベヤ
    装置を備える米飯成形体製造装置において、前記回転台
    には、第一及び第二の米飯成形体取出し位置が隣合って
    設定されており、前記米飯成形体搬送用コンベヤ装置に
    は、前記第一及び第二の米飯成形体取出し位置における
    米飯成形体の間隔に比して、米飯成形体載置位置におけ
    る米飯成形体の間隔が小さい第一及び第二の米飯成形体
    載置位置が、第一及び第二の米飯成形体取出し位置に対
    応して設定されており、前記第一米飯成形体取出し位置
    及び第一の米飯成形体載置位置は、米飯成形体移送装置
    の旋回支持腕部材に設けられている第一の米飯成形体の
    取出し搬送用開閉ハンドの一旋回移動経路上に位置して
    おり、前記第二米飯成形体取出し位置及び第二の米飯成
    形体載置位置は、米飯成形体移送装置の旋回支持腕部材
    に設けられている第二の米飯成形体の取出し搬送用開閉
    ハンドの一旋回移動経路上に位置しており、該第一及び
    第二の米飯成形体取出し搬送部回転型開閉ハンドの支持
    軸は、夫々別個の傘歯車の回転軸に取付けられており、
    前記二つの傘歯車は、夫々固定傘歯車に噛合って、夫々
    別個の支持ブロックに回動可能に取付けられており、前
    記二つの支持ブロックには、その傘歯車の上方に夫々平
    歯車を備え、該平歯車は、互いに噛合って位置してお
    り、少なくとも一方の支持ブロックは、動力装置に連結
    して、該動力装置により、該支持ブロックに設けられて
    いる平歯車が可動であり、前記旋回支持腕部材は、前記
    支持ブロック及び平歯車を回動可能に支持し、また前記
    固定傘歯車部材を固定支持し、さらに、上下方向に往復
    動可能の旋回軸に回動可能に取付けられていることを特
    徴とする米飯成形体製造装置。
  3. 【請求項3】 動力装置がエアシリンダであり、該エア
    シリンダは一方の支持ブロックに備えられており、該エ
    アシリンダの作動軸端が他方の支持ブロックに連結して
    いることを特徴とする請求項2に記載の米飯成形体製造
    装置。
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