JPH044082A - 蓋付移動容器の自動洗浄乾燥装置 - Google Patents

蓋付移動容器の自動洗浄乾燥装置

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JPH044082A
JPH044082A JP10440190A JP10440190A JPH044082A JP H044082 A JPH044082 A JP H044082A JP 10440190 A JP10440190 A JP 10440190A JP 10440190 A JP10440190 A JP 10440190A JP H044082 A JPH044082 A JP H044082A
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Sumimasa Asada
浅田 純正
Masahiro Urakawa
浦川 正弘
Yasutoshi Sekizawa
堰沢 康利
Mikio Hirata
平田 幹男
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Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は原料供給位置と各種加工位置との間での各種粉
粒体の移送を行う移動容器の洗浄乾燥装置に関するもの
であって、合成樹脂粉粒体の製造、及び処理分野をはじ
め、食品、製薬等の粉粒体の製造・処理分野で広く利用
されるものである。
〔従来の技術〕
粉粒体を取り扱う産業分野は、食品、製薬、化学、合成
樹脂等の広い分野であり、粉粒体の移送手段は、流体に
準じて空気力輸送、重力落下環で行うことが出来る、し
かし、共通設備を使って多品種の粉粒体を処理する必要
のある工場にあっては、原料移送を容器を用いて実施す
るのが好都合である。
粉粒体を移動容器で移送する場合には、対象粉粒体を変
更する際の容器に対する粉粒体によるコンタミネーショ
ン(汚染)に対処する必要があり、従来のプラスチック
の成形加工分野では、品種及びロフト毎の切替えに適切
に対処するために、運搬用の移動容器とフォークリフト
車又は無人搬送車とを用いており、従って、容器に入れ
る粉粒体の種類が変わる毎に、容器を洗浄乾燥して用い
ていた。
第7A図及び第7B図は、第8A、8B図に示す移動容
器の洗浄乾燥装置である。なお、本明細書中では前面ド
ア11 、21のある側、即ち第7図、第2図での紙面
上方を前面と称し、裏側を後面と称する。
即ち、従来の洗浄乾燥装置は、図に示す如く、洗浄室1
′と乾燥室2′とが連結され、両室は共に前面ドア11
 、21を備え、両室の境界は後面方向に摺動開放可能
な側面ドアS2が仕切っている。
洗浄室1′の頂部には容器の内部を洗浄するための水洗
ノズル14が上下動するように配置され、同時に室内各
側面適所にも容器の外側を洗浄する水洗ノズル15が配
置されている。また、乾燥室2′の上部にはブロワ−2
5及びヒーター24が配置され、ヒーター24から乾燥
室内に熱風が吹き込まれるようになっている。
また、洗浄室1′内にはコンテナ脚受13を備えたリフ
ター12とローラコンベアCIが、乾燥室2′内にはコ
ンテナ脚受23を備えたリフター22とローラコンベア
C2が設置され、各ローラコンベアCl102は傾斜−
直線上に連設されており、各リフター12 、22が上
昇すれば各コンテナ脚受13 、23がコンベアC,,
C,の両側で且つコンベア面より上へ出るように配置さ
れている。
従来の容器は第8A、8B図に示す如く、下端四隅にコ
ンテナ脚73を有する容器本体7oの天板中央部には材
料投入用の開口部(図示なし)があって、その両側には
1対の支持片71 、71があり、■側面下端に排出蓋
72がある。排出蓋72は、容器本体のラッチドック7
6と保合離脱するカム75を固定したカムボルト74を
、ボルトパツキン77を介して回動可能に支持すると共
に、周囲内面には排出蓋パツキン78を備えている。ま
た、上蓋6oは両側方に1対の耳62を突出すると共に
、上面にピン孔61’を備えている。
容器の洗浄乾燥は次の動作フローで行っていた。
即ち: ■ 上蓋間は工具のピンをピン孔61′ニ突っ込ン↓ 
で蓋を回動し、耳62を支持片から外した後、!60を
人手で取外し、別の工具で排出蓋72のカムボルト74
をまわし、カム75をラッチドックから外した後、MT
2を上方に持上げて人手で取外す。
■ 洗浄室前面ドア11を人手にて開放。
フォークリフトにて容器本体を洗浄室内のコンテナ脚受
13上に載置。
洗浄室前面ドア11を人手で閉止。
水洗ノズル14を容器内部まで下降した後、ノズル14
 、15から放水して容器内部(ノズル14)と外側(
ノズル15)を洗浄し、定時間後に放水を停止。
内部洗浄用の水洗ノズル14を上昇。
洗浄室1′と乾燥室2′との間の仕切り側面ドアS2を
後方に移動して開ける。
洗浄室のコンテナ脚受リフター12を下降。
容器本体が自重によって傾斜コンベアC2上を自走して
乾燥室2へ移動。
洗浄室コンテナ脚受リフター12が上昇し、仕切り側面
ドアSzを前方に移動して閉止。
乾燥室のリフター22が上昇してコンテナ脚受23が容
器を支承。
ヒーター用プロワ−が運転開始。
熱風乾燥。
定時間後にヒーター用ブロワ−の運転停止。
洗浄乾燥サイクルが完了し、アナウンスする。
乾燥室前面ドア21を人手で開放。
フォークリフトで容器本体を乾燥室より取出し、別に手
動で洗浄した上蓋、及び排出蓋を容器本体に取付ける。
乾燥室のコンテナ脚受リフター22が下降。
乾燥室の表面ドアを人手で閉止。動作完了。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の作業にあっては、容器本体の洗浄作業と乾燥作業
のみは自動的に遂行出来るが、洗浄室へ入れる前の容器
の上蓋、及び排出蓋の取外しと、それらの洗浄は手動で
あり、洗浄室及び乾燥室の表面ドアの開閉も手動であり
、自動化の度合が低かった。
本発明の課題は、容器の洗浄乾燥作業の全自動化、又は
自動化の度合を飛躍的に上げることにより、従来の問題
点を解消又は改善することにある。
〔課題を解決するための手段及び作用〕例えば第1図に
示す如く、容器の蓋を自動的に開放する手段を備えた入
庫ステーション3と、洗浄室1と、乾燥室2と、出庫ス
テーション4とを、各境界に仕切り及び開放可能な側面
ドアS3+ S 2+S4を介在して作業流れに従って
一列に配置し、各入庫ステーション、洗浄室、乾燥室、
及び出庫ステージボンにはリフター32、12、22、
42及びコンベアCs、C3Cz、Caを配設した。
従って、搬送車が洗浄すべき容器を入庫ステーションの
リフター32上に載置すれば入庫ステーションで容器の
蓋が自動的に開放され、リフター32が容器を洗浄室と
位置合せした後、側面ドアS3を開けると容器を洗浄室
内へ搬入出来、洗浄作業終了後、側面ドアS2を開けて
容器を乾燥室に搬入し、乾燥作業終了後、側面ドアS4
を開けると容器を出庫ステーションに移送出来、出庫ス
テーションで蓋を再装着した後、搬送車で容器を所定位
置へと移送出来て、容器の洗浄乾燥作業の自動化が達成
出来た。
また、入庫ステーション3の蓋開放手段を、排出蓋ロッ
ク解除機31と上蓋取外装置30とすると共に、上蓋取
外装置30が取外した上蓋を洗浄室及び乾燥室の屋上に
配置したコンベア51上に移し、該コンベアが上蓋をク
リーニング装置52を経由して出庫ステーション4に搬
送する場合には、容器内を洗浄した水はロック解除され
た排出蓋から流出して、容器本体と排出蓋とは洗浄され
、上蓋は容器上面の洗浄を阻害することなく別のクリー
ニング装置で上蓋に最適な程度に、容器洗浄と並行して
洗浄される。
また、洗浄室1及び乾燥室2のコンベアC,,C。
が自走用に傾斜し、且つ両室共容器を定位置に停止する
ためのストッパー19 、29を配設した場合には、容
器の移動が自重による自走で遂行され、且つストッパー
の作用によって停止位置で正確に停止し、容器のリフタ
ー上への位置合せが自動的に達成出来る。
更にまた、洗浄室1内のリフター12、又は洗浄室lと
乾燥室2内のリフター12、22の前側の高さと対応す
る後側の高さとを相違させた場合は、容器本体をリフタ
ーで支承した時に排出蓋が自重でより太き(開くことが
出来、洗浄又は洗浄と乾燥が合理的に遂行出来る。
〔実施例〕
装置全体構成(第1図、第2図参照):洗浄室1及び乾
燥室2は、本質的には従来装置と同様にステンレススチ
ール等で形成しており、各室共容器を定位置で受止める
ためのストッパー19 、29を上下動用の吊下げシリ
ンダー18 、28で天板から吊下げた点、各室内のリ
フター12、22のコンテナ脚受13 、23を共に、
前側(表側)の高さh l+h、より対応する後側(内
側)の高さhz、haを低くした点、及び従来装置の側
壁W、、W2に代えて後方に摺動開放出来る側面ドアS
、、S、を採用した点で、従来の洗浄室1′及び乾燥室
2′と相違している。
そして、洗浄室1の上流側には入庫ステーション3を、
乾燥室2の下流側には出庫ステーション4を配置し、そ
れらの境界の仕切りドアのS、、S、、及びS4を後側
(矢印0..0..0.>に引出して開放すれば、入庫
ステーション3→洗浄室1→乾燥室2→出庫ステーシヨ
ン4と容器が移動可能な様に設定した。
また、入庫ステーション3下方には、矢印F+力方向前
後方向移動と、矢印F2の上下方向移動の可能なリフタ
ー32とコンベアC3があり、ステーション3の上方に
は矢印F、力方向移動可能な上蓋取外装置30があり、
ステーション3の後側外方には排出蓋ロック解除機31
が設置してあり、入庫ステーション3の上方から出庫ス
テーション4の上方まで、洗浄室1及び乾燥室2の屋上
を延びるチェーンコンベア51を配設し、出庫ステーシ
ョン上方でチェーンコンベア51を覆う形態にエアージ
エント式クリーニング装置52を配設した。なお、入庫
ステーション3の手前のA部は搬送車の入庫ステーショ
ン位置であり、出庫ステーション4の手前のB部は搬送
車の出庫ステーション位置である。なお、第2図の32
0及び420は、それぞれリフター移動用のエアシリン
ダーであり、bは電気制御用のコード群を収納している
ケーブルベアである。
上蓋取外装置30(第3A図乃至第5図参照):上蓋取
外装置30は、本体縦フレーム303と本体横フレーム
304と、この本体フレームに接続された一連の装置と
から成り、蓋挾み装置りを支持フレームと共に上下動さ
せると共に、上蓋取外装置30全体を前後動できる構造
となっている。即ち、本体横フレーム304は上下1対
のレール挾み車302を左右2対有しく第4B図)、各
挾み車302が入庫ステーション3の上部フレームに前
後方向に固定されたレール301を挾んでおり、本体フ
レームは、これから側方に突出した接続片307を作用
点とするレール301側方に固定したエアシリンダー3
06の作動によって矢印F、力方向前後動を行う、なお
、第3A図、第3B図中のbは上蓋取外装置の種々の運
動を制御するための電線のケーブルベアである。また、
本体縦フレーム303は左右1対の上下方向ガイドポス
)P、Pを備え、両ポストP、P間には昇降用油圧シリ
ンダー305を備えている(第4B図)。縦支持フレー
ム308と横支持フレーム309とから成る蓋挾み装置
支持フレームは、昇降用シリンダー305と連結されて
、ガイドボストP、Pによって矢印F4の上下方向に摺
動可能になっている(第4A図)。横支持フレーム30
9の上面にはサーボモータM3が載置してあり、下面に
は蓋挾み装置りが回動自在に軸支しである。蓋挾み装置
りの回転軸X上の歯車G2とモータM3の歯車G、とは
噛合している(第4C図)。
第5図は蓋挾み装置りの裏面図であって、左右1対の挾
み部材313がそれぞれ取付板312に固定され、各取
付板312の両端には摺動片311が固定され、各摺動
片311が案内レール310に摺動自在に嵌合し、両数
付板312がそれぞれエアシリンダー315によって矢
印F、の移動を行うように構成されている。従って蓋挾
み装fDは、シリンダー315の制御作動による両挟持
片313の近接又は離間によって上蓋のつかみしろ(第
6A図61)を挟着又は解放し、モータM3の制御回動
によって軸Xを中心とする矢印Rの回動が可能である。
上蓋の移送洗浄装置(第3A図、第3B図):入庫ステ
ーション上部から洗浄室及び乾燥室の上方を通って出庫
ステーション上部までチェーンコンベア51が張ってあ
り、モータM5で回転されるホイール50によってコン
ベア51は矢印F6方向の移動を行う。そして、出庫ス
テーション上部でチェーンコンベア51と該コンベア上
の蓋の通過のみ許す形態で、クリーニング装置52がコ
ンベア51の通路上を覆っており、クリーニング装置5
2内には複数のエアーノズルNが配設しである。なお5
3はコンベア51で移動する上蓋のストッパーであり、
モータM5を停止するリミットスイッチ(図示なし)を
備えている。
使用容器(第6A、6B 、8A、8B図)二本発明の
実施に使用した容器は、容器本体及び排出蓋が従来と同
一(第8A、8B図)であって、上蓋のみ新規なもので
ある。即ち、第6A、6B図に示す如く、上蓋60の上
面には断面形状V形で外方に山部を突出した形態のつか
みしろ61が固定してあり、蓋の両側方からは耳62が
突出している。
作業フロー: 洗浄の必要となった容器を無人搬送車(AGV )がA
GV入庫ステーション位置(第1図A)へ搬送する。次
いでAGVが容器を入庫ステーション3のリフター32
に、排出蓋が後面の状態で移載するとリフター32は指
令を受けて上昇し、容器を上蓋の開放位置にセットして
停止する。そこで差挟み装置りは、油圧シリンダー30
5の作動で下降し、上蓋つかみ位置で停止する。その信
号を受けてからシリンダー315の作動による両挾持片
313の挾み作用で上蓋60のつかみしろ61を挟持し
、次いでモータM3の回転による差挟み装置りの回転に
よって上蓋60を回動してその耳62を支持片71から
外す。次いで差挟み装置りは昇降用シリンダー305に
より支持フレームと共に上昇しく矢印F1)、更にシリ
ンダー306の作用により、上蓋取外装置30全体とし
てレール301に沿った矢印F3の前進を行なう。差挟
み装置りが上蓋60をチェーンコンベア51上に載置し
た後、装置30は後退する。この時リフター32は既に
下降しており、次いでリフターを後退(Fl)させて、
容器後面下部の排出蓋72のカムボルト74を排出蓋ロ
ック解除機31の先端のつめTの保合回動によってまわ
し、カム75とラッチドック76とのロックを解除し、
排出M12がヒンジHで垂下された状態とする。次いで
容器を載せたリフター32を矢印F、移動で前進させ、
上下動移動(矢印F1)で洗浄室レベルまで上昇し、次
いで側面ドアS3を後方に摺動して開放し、チェーンコ
ンベアC5の作動によって容器を洗浄室1内に入れる。
容器が洗浄室内に入れば、傾斜コンベアCIで容器が自
走し、吊り下げ式ストッパー19に当接停止する。次い
で側面ドアS3を閉止し、リフター12を上昇して4本
のコンテナ脚受13で容器のコンテナ脚73を支え、容
器をコンベアCrから上昇して定位置に保持する。この
状態では、前側の2本のコンテナ脚受13の高さhlが
後側の2本のコンテナ脚受13の高さh2より高い(第
1図)ため、容器は後方に傾き、容器後面下部の排出蓋
72は自重によって下端が外方に開いている。
次いで、水洗ノズル14が下降し、従来装置同様に、内
部洗浄用の水洗ノズル14と外面洗浄用のノズル15(
第7A図)とで放水し、定時間後に放水停止する。洗浄
終了後、水洗ノズル14が上昇し、ストッパー19が上
昇し、次いで中仕切りの側面ドアS2を後方に開く。次
いで、リフター12の下降でコンテナ脚受13が下降し
て容器をコンベアC1で支承し、容器が自走して乾燥室
2内に入り、吊り下げ式ストッパー29で定位置に停止
する。次いで、側面ドアS2を閉止し、リフター22を
上昇してコンテナ脚受23がコンテナ脚73を支え、容
器をコンベアから外して定位置に保持する。また、この
状態でも前側のコンテナ脚受23の高さh3が後側のそ
れh4より高いため、容器は後方に傾斜して、排出蓋7
2は下端が外方に開いた状態に垂下している。
次いで、ヒーター用ブロワ−25を運転し、ヒーター2
4から熱風を吹込み、定時間後の乾燥完了信号を受けて
出庫ステーションのリフター42が後方に移動し、乾燥
室と同一レヘル、且つ定位置に停止し、乾燥室の側面ド
アS4が後方に開き、乾燥室のリフター22が下降し、
容器が02を自走して81ステーシヨンに移り、出庫ス
テーションのチェーンコンベアC4によって容器は出庫
ステーションに移載される。次いで、乾燥室の側面ドア
S4を閉じ、AGVが入庫ステーション位置(第1図A
)から出庫ステーション位置(第1図B)へ移動する。
以上の工程は全て自動的に制御操作される。
一方、上蓋60は、容器の洗浄乾燥処理と並行して、上
蓋取外装置30が容器をチェーンコンベア51に載置し
た段階で、指令に基きモータM、の駆動によって矢印F
6方向に搬送される。上蓋は、クリーニング装置52内
の通過中に、指令により作動するノズルNからのエアー
ジェットによって洗浄され、更にチェーンコンベア51
の終端近傍のストッパー53に当接停止する。リミット
スイッチ(図示なし)によってコンベア51も停止する
。容器本体と上蓋とが出庫ステーションに到着した段階
でオペレーターが上蓋及び排出蓋の洗浄具合を確認して
、上蓋60を容器天板上の仮置き台(図示なし)に載置
すると共に、排出MT2を従来の工具(図示なし)でロ
ックし、容器の洗浄乾燥作業を終了する。
作用効果: 無人搬送車(AGV)が容器を入庫ステーション3のリ
フター32上に載置すれば、それ以後の容器の上蓋取外
し、排出蓋ロック解除、上蓋の洗浄、容器本体の洗浄・
乾燥の全作業が制御された順序で自動的に遂行され、上
蓋と容器本体とは別ルートでそれぞれ最適条件で洗浄が
進められる。しかも洗浄乾燥工程では、容器支承リフタ
ーの前側と後側のコンテナ脚受の高さの差によって容器
が後方に傾いているため、容器の内部洗浄水が開いた排
出蓋下縁から好都合に流出し、洗浄乾燥効率が良い。
また、洗浄室、乾燥室共観音びらきの前面ドアを備えて
いるため、万一装置が故障した際にも、従来の作業手法
に簡単に切り替えることが出来る。
変形例: 前述の実施例では、上蓋及び排出蓋の洗浄具合をオペレ
ーターが確認して洗浄ずみ蓋の閉止を手動で行ったが、
上蓋及び排出蓋の洗浄が完全に保証される作業及び時間
に設定した場合には、出庫ステーションにも入庫ステー
ションと同様の上蓋取外装置及び排出蓋ロック解除機を
設置し、上蓋取外装置の前後動及び差挟み装置の上下動
、回転動、及び挟持片の挾脱移動による入庫ステーショ
ンでの上蓋の取外し作用と逆の作用順序で、上蓋を自動
的に容器に設定し、排出蓋ロック解除機のつめTのカム
ボルト74に対する押圧と回動とによる入庫ステーショ
ンでの作用とは逆の作用順序で、排出蓋72を自動的に
容器に閉止することも出来る。
〔発明の効果〕 入庫ステーション、洗浄室、乾燥室、及び出庫ステーシ
ョンが仕切り用側面ドアを介して直列配置してあり、入
庫ステーションで容器の蓋を開放するため、容器を処理
工程に従って自動的に洗浄乾燥出来る。
また、入庫ステーションの蓋開放手段として上蓋取外装
置を設け、取外した上蓋を容器の洗浄乾燥とは別ルート
で洗浄することにより、蓋と容器本体との同・時処理が
出来る。
また、洗浄室及び乾燥室のコンベアを傾斜していること
、及び容器ストッパーを設けていることにより、容器の
自走と、正確な停止位置設定が可能であり、工程の正確
且つ簡単な制御が可能である。
また、洗浄室内ではリフターにより容器を傾けることに
より、洗浄水を容器から自然流出させ、その後の乾燥作
業を有利に遂行出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の概略斜視図であり、第2図はそ
の内部正面図である。 第3A図は、本発明装置の上部の部分正面図であり、第
3B図はその平面図である。 第4A図は、上蓋取外装置の略示斜桟図であり、第4B
図はその本体フレームの略示斜視図であり、第4C図は
その挾み装置部の略示斜視図である。 第5図は、挾み装置の裏面図である。 第6A図は、本発明の実施に使用する容器の上蓋の平面
図であり、第6B図はその断面図である。 第7A図は従来の洗浄乾燥装置の概略斜視図であって、
第7B図はその内部正面図である。 第8A図は従来の移動容器の斜視図であって、第8B図
はその部分断面図である。 1・・・洗浄室、     2・・・乾燥室、3・・・
入庫ステーション、4・・・出庫ステーション、11 
、21・・・前面ドア、 12 、22 、32 、42・・・リフター13 、
23・・・コンテナ脚受、14 、15・・・水洗ノズ
ル、18 、28・・・吊下げシリンダー 19 、29・・・ストッパー  24・・・ヒーター
、25・・・ブロワ−30・・・上蓋取外装置、31・
・・排出蓋ロック解除機、 50・・・ホイール、     51・・・チェーンコ
ンベア、52・・・クリーニング装置、60・・・上蓋
、61・・・つかみしろ、   62・・・耳、70・
・・容器本体、    71・・・支持片、72・・・
排出蓋、     73・・・コンテナ脚、74・・・
カムボルト、   75・・・カム、76・・・ラッチ
ドック、   D・・・挾み装置、N・・・エアーノズ
ル、 St、St、S:+・・・側面ドア。 第4A図 第48図 U 第 図 第6A図 b′3 第6B図 第7A図 第8A図 第8B図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、容器の蓋を自動的に開放する手段を備えた入庫ステ
    ーション(3)と、洗浄室(1)と、乾燥室(2)と、
    出庫ステーション(4)とを、各境界に仕切り用の側面
    ドア(S_3、S_2、S_4)を介在して配置すると
    共に、それぞれにはリフター(32、12、22、42
    )及びコンベア(C_3、C_1、C_2、C_4)を
    配設した移動容器の洗浄乾燥装置。 2、入庫ステーション(3)の蓋の開放手段が排出蓋ロ
    ック解除機(31)と上蓋取外装置(30)とからなり
    、該取外装置(30)が容器から取外した上蓋を、洗浄
    室(1)及び乾燥室(2)の室外に配置したコンベア(
    51)上に載置し、該コンベア(51)が上蓋をクリー
    ニング装置(52)を経由して出庫ステーションに搬送
    する、請求項1に記載の洗浄乾燥装置。 3、洗浄室(1)及び乾燥室(2)のコンベア(C_1
    、C_2)が自走用に傾斜しており、両室(1、2)共
    容器を定位置に停止するためのストッパー(19、29
    )を備えている、請求項1又は2に記載の洗浄乾燥装置
    。 4、洗浄室(1)及び乾燥室(2)のリフターのうち、
    少くとも洗浄室内のリフターは、コンテナ脚(73)を
    支承した際に容器本体(70)を傾けるように、コンテ
    ナ脚受の前側の高さ(h_1)と後側の高さ(h_2)
    が異なっている、請求項1項から3項までのいずれか1
    項に記載の洗浄乾燥装置。
JP10440190A 1990-04-21 1990-04-21 蓋付移動容器の自動洗浄乾燥装置 Expired - Lifetime JP2925235B2 (ja)

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