JP3034347B2 - パチンコ遊技機の入賞具 - Google Patents

パチンコ遊技機の入賞具

Info

Publication number
JP3034347B2
JP3034347B2 JP3206291A JP20629191A JP3034347B2 JP 3034347 B2 JP3034347 B2 JP 3034347B2 JP 3206291 A JP3206291 A JP 3206291A JP 20629191 A JP20629191 A JP 20629191A JP 3034347 B2 JP3034347 B2 JP 3034347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winning
detector
prize
proximity switch
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3206291A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0523417A (ja
Inventor
吉平 新山
広司 伊東
Original Assignee
株式会社ソフィア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ソフィア filed Critical 株式会社ソフィア
Priority to JP3206291A priority Critical patent/JP3034347B2/ja
Publication of JPH0523417A publication Critical patent/JPH0523417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3034347B2 publication Critical patent/JP3034347B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技盤に形成された遊
技領域を流下する遊技球が入賞可能な入賞口と、該入賞
口に入賞した遊技球が流下する流下部に対して検出器を
裏面側から挿入して取付可能な取付基盤と、からなるパ
チンコ遊技機の入賞具に関する
【0002】
【従来の技術】従来より、始動入賞装置や変動入賞装置
等の入賞具には、当該入賞具に入賞した遊技球を検出す
るための検出器が備えられている。これらの検出器とし
ては、マイクロスイッチや近接スイッチ等、各入賞具へ
の遊技球の入賞態様等に応じて種類の異なるスイッチを
使用することが一般的である。このようにマイクロスイ
ッチと近接スイッチはそれぞれの特性に応じて使用され
ており、また形状にも差異があるので、それぞれの検出
器の取付構造は異なるものとする必要があった。したが
って、入賞具の設計や製造は入賞具に取り付ける検出器
の種類に対応させて別々に行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のパ
チンコ遊技機では、入賞口や入賞口に連通する流下部が
同じ入賞具でも取り付ける検出器の如何によって「マイ
クロスイッチ用入賞具」、「近接スイッチ用入賞具」
等、別々に設計や製造を行わざるを得ないため、例え
ば、異なる機種に入賞口や流下部が同じ入賞具を備える
場合でも、改めて設計や製造を行う必要があった。本発
明は検出器の種類に関係なく検出器を取り付けることが
できる共通化した取付構造を備え、入賞口や流入部が同
じ形状の入賞具を異なる機種で使用する場合に、別々に
入賞具を設計したり製造したりする必要が無く、種類の
異なるパチンコ遊技機で共通的に使用できるパチンコ遊
技機の入賞具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、遊技盤(1)に形成された遊技領域
(2)を流下する遊技球が入賞可能な入賞口(例えば、
始動入賞口5等)と、該入賞口に入賞した遊技球が流下
する流下部(17A)に対して検出器を裏面側から挿入
して取付可能な取付基盤(16)と、からなるパチンコ
遊技機の入賞具(14)において、前記取付基盤に、形
状の異なる複数種類の検出器(例えば、マイクロスイッ
チ24と近接スイッチ25等)を択一的に挿入可能な挿
入部(例えば、第1の挿入孔18と第2の挿入孔19)
を、該複数種類の検出器の各々の形状に対応させて複数
段違いに開設するとともに、択一的に選択された検出器
が対応する挿入部に挿入された場合に該検出器の左右両
側を把持する把持片(例えば、第1の把持片20と第2
の把持片21)を前記挿入部の段違い部の外側両側部に
各々一対宛設けた構成とした
【0005】
【作用】本発明では、入賞具の取付基盤に、形状の異な
る複数種類の検出器を択一的に挿入可能な挿入部が、該
複数種類の検出器の各々の形状に対応させて複数段違い
に開設され、択一的に選択された検出器が対応する挿入
部に挿入された場合に、該検出器の左右両側が、該挿入
部の段違い部の外側両側部に各々一対宛設けられた把持
片により把持されるので、異なる形状の検出器であって
も所望の検出器を択一的に取り付けることができ、入賞
具の取付基盤の構造の共通化が図れる。
【0006】
【実施例】図1は、この発明に係る入賞具が実施され
いるパチンコ遊技機の遊技領域2部分の構成例を示す。
このパチンコ遊技機の遊技盤1の前面には、図示省略の
操作ダイヤルにより駆動される遊技球発射装置によって
発射された遊技球を遊技盤1の上方部まで案内するガイ
ドレール3が配設され、遊技盤1の前面のガイドレール
3とガラス板とによって囲まれた空間内に遊技領域2が
設けられている。
【0007】この遊技領域2の中央には入賞具13,1
4,15が取り付けられており、それぞれの入賞具1
3,14,15に設けられた始動入賞口4,5,6のい
ずれかの入賞口に遊技球が入賞することを条件に、可変
表示ゲームを行う可変表示装置7が設けられている。該
可変表示装置7の下方には可変表示ゲームにおいて大当
りが発生した場合に通常の遊技時に比べ、遊技者に多く
の賞球獲得のチャンスを与える遊技態様である特別遊技
を遊技者に行わせる入賞具としての変動入賞装置8が設
けられている。
【0008】また前記可変表示装置7の左側には一般入
賞口9が、また前記可変表示装置7の右側には一般入賞
口10がそれぞれ取り付けられている。さらに前記始動
入賞口5の左斜め上には一般入賞口11が、また前記始
動入賞口6の右斜め上には一般入賞口12がそれぞれ取
り付けられている。
【0009】このパチンコ遊技機の遊技領域2は、概略
上記のように構成されていてパチンコ遊技機の裏面に取
り付けられているマイクロコンピュータ等の制御装置に
よって概ね次のように作用動作する。
【0010】図示しない遊技球発射装置によって前記遊
技領域2中に打ち込まれた遊技球がタイミングよく前記
始動入賞口4,5,6の内のいずれかの入賞口に入賞す
ると、その入賞が前記始動入賞口4,5,6のそれぞれ
の内部流路に取り付けられている検出器(遊技球検出
器)としてのマイクロスイッチ24(図4参照)によっ
て構成されている始動入賞検出器4A,5A或は6Aに
より検出される。そして該始動入賞検出器4A,5A或
は6Aの検出に基づき前記可変表示装置7の可変表示部
7Aの図柄が変動を開始する。その後所定時間が経過し
た後または遊技者がストップSWを押した後に前記可変
表示部7Aの各表示部の変動が停止され、停止図柄が当
りか否かが判断される。停止図柄が当りの図柄、例えば
「7,7,7」であるときには大当りが発生し、前記変
動入賞装置8により遊技者が特別遊技を行うことができ
るようになっている。
【0011】この実施例に係る特別遊技の内容は、変動
入賞装置8に設けられた扉8Aの所定時間の開放を1サ
イクルとし、各サイクル中に前記扉8Aの開放によって
形成される大入賞口8C中に設けられている継続入賞口
(図示せず)中に遊技球が流入することを継続条件(サ
イクルの更新条件)として、所定サイクル継続して行わ
れるようになっている。ただし、扉8Aの開放時間が経
過する前に大入賞口8C中に遊技球が所定個数(例え
ば、10個)入賞し、その入賞が前記大入賞口8Cに設
けられた検出器としての近接スイッチ25(図6参照)
によって構成されている10カウントスイッチ8Bによ
り検出されたときにはその時点までの開放を1サイクル
として行われるようになっている。
【0012】前記始動入賞検出器4A,5A,6Aを構
成するマイクロスイッチ24は本発明に係る入賞具1
3,14,15に取付けられており、また10カウント
スイッチ8Bを構成する近接スイッチ25は、本発明に
係る入賞具としての変動入賞装置8(図10、図11参
照)に取り付けられている。
【0013】次に本発明に係る入賞具の構成例を図2と
図3とに基づいて詳細に説明する。図2は本発明に係る
入賞具の一実施例である入賞具14の分解斜視図であ
り、図3は前記入賞具14の裏面図である。
【0014】前記入賞具14は該入賞具14を遊技盤1
に密着した状態で取り付けるための取付基盤16と、遊
技球を入賞させる入賞部17と、遊技状態表示ランプユ
ニット16Aとから構成されている。
【0015】前記取付基盤16には前記マイクロスイッ
チ24を挿入し得る挿入部としての第1の挿入孔18
と、前記近接スイッチ25を挿入し得る挿入部としての
第2の挿入孔19がそれぞれ開口して設けられており、
前記第1の挿入孔18の外側左右両サイドには前記第1
の挿入孔18に挿入された前記マイクロスイッチ24の
左右両側を把持する第1の把持片20が、前記第2の挿
入孔19の外側左右両サイドには前記第2の挿入孔19
に挿入された前記近接スイッチ25の左右両側を把持す
る第2の把持片21がそれぞれ設けられている。また前
記取付基盤16には入賞口5に入賞した遊技球を遊技盤
1の裏面側へ流下させるための流下孔14Aが前記挿入
部としての第1、第2の挿入孔18,19に連続するよ
うに設けられており、該流下孔14Aの縁にそって遊技
球誘導樋22が取り付けられている。
【0016】前記第1の挿入孔18は前記マイクロスイ
ッチ24を挿脱できるように、マイクロスイッチの幅と
高さとに略一致させた幅W1と高さH1の孔より作られ
ている。
【0017】前記第1の把持片20は前記マイクロスイ
ッチ24を把持し得るように、前記第1の挿入孔18の
上部左サイドに立設されている左側把持部20Aと、前
記第1の挿入孔18の上部右サイドに立設されている右
側把持部20Bとによって構成されている。この実施例
では前記第1の把持片20は前記取付基盤16と一体的
に弾性に富む材質、例えば合成樹脂などで作られてお
り、前記第2の把持片21も同様である。
【0018】該左側把持部20Aは前記マイクロスイッ
チ24の一方の側面部を係止するもので、前記第1の挿
入孔18から前記取付基盤16の後方に向けて突設さ
れ、その先端には前記マイクロスイッチ24の後端部を
掛止する掛止部20Cが設けられている。前記右側把持
部20Bは前記マイクロスイッチ24の他方の側面部を
係止するもので、前上部前記第1の挿入孔18から前記
取付基盤16の後方に向けて、マイクロスイッチ24の
後端部までを把持できるような長さでを突設されてい
る。
【0019】前記第2の挿入孔19は前記近接スイッチ
25を挿脱できるように該近接スイッチ25の幅に略一
致させた幅W2と、前記近接スイッチ25の高さと略一
致させた高さH2とによって作られている。このように
第1の挿入孔18の高さH1と第2の挿入孔19の高さ
H2とは高さが相違しており段違いに設けられている
が、この実施例の場合、前記第1の挿入孔18と前記第
2の挿入孔19とは連続しており、また孔によって作ら
れる空間が一部重複するように構成されている。
【0020】前記第2の把持片21は前記近接スイッチ
25を係止できるように前記第2の挿入孔19の左右サ
イドに立設されており、左側把持部21Aと右側把持部
21Bとから構成されている。該左側把持部21Aは前
記近接スイッチ25の一方の側面部を係止するもので、
前記第2の挿入孔19の左サイドから前記取付基盤16
の後方に向けて突設され、その先端には前記近接スイッ
チ25の後端部を掛止する掛止部21Cが設けられてい
る。
【0021】前記右側把持部21Bは前記近接スイッチ
25の他方の側面部を係止するもので、前記第2の挿入
孔19の右サイドから前記取付基盤16の後方に向け
て、近接スイッチ25の後端部までを係止できるような
長さでを突設されている。
【0022】前記遊技球誘導樋22は断面が略U字状に
作られており、前記遊技球誘導樋22の自由端部23は
前記マイクロスイッチ24を前記第1の挿入孔18に、
あるいは前記近接スイッチ25を前記第2の挿入孔19
に挿入する場合に、前記マイクロスイッチあるいは近接
スイッチ24,25の左右下部の縁部を載せることので
きる載置部となっている。
【0023】前記入賞部17には入賞した遊技球を前記
誘導樋22に流下させる流下部17Aの側壁に前記マイ
クロスイッチ24または近接スイッチ25を案内する検
出器案内部17B、17Bが設けられている。該検出器
案内部17B,17Bはそれぞれ前記第1の挿入孔18
の高さH1に等しい高さと前記マイクロスイッチ24ま
たは近接スイッチ25の検出部(24A,25A)を収
容できる長さを有する凹部によって作られている。
【0024】前記入賞部17はそのフック部17D,1
7Dを介して前記取付基盤16に取り付けられており、
この状態で前記検出器案内部17B、17Bのそれぞれ
の段差部17E,17Eが前記遊技球誘導樋22の自由
端部23に連絡されるようになっている。そして前記入
賞具14は該取付基盤16に遊技状態表示ランプユニッ
ト16Aを取り付けて、遊技領域2に設置されている。
【0025】次に図4と図5とにより本発明に係る入賞
具にマイクロスイッチ24を取り付ける場合の取付方法
について説明する。図4は本発明に係る入賞具14にマ
イクロスイッチ24を取り付ける場合の説明図であり、
図5は本発明に係る入賞具14にマイクロスイッチ24
を取り付けた場合の中央縦断面図である。
【0026】まず前記入賞部17と遊技状態表示ランプ
ユニット16Aとを取り付けた前記取付基盤16の前記
遊技球誘導樋22の自由端部23にマイクロスイッチ2
4の先端下部を載せる。そして前記第1の挿入孔18に
向けてマイクロスイッチ24を押し込むようにする。そ
うすると前記マイクロスイッチ24の先端両端部が前記
左側把持部20Aの掛止部20Cと前記右側把持部20
Bの内側側部にそれぞれ当接する。さらに前記マイクロ
スイッチ24を押し込むと前記左側把持部20Aが外側
にたわみ、前記マイクロスイッチ24は前記掛止部20
C、左側把持部20Aと右側把持部20Bのそれぞれの
内側側部を擦りつつ前記第1の挿入孔18に至る。さら
に前記マイクロスイッチ24を押し込むと、該マイクロ
スイッチ24が前記入賞部17の検出器案内部17Bに
案内されて前記マイクロスイッチ24の先端が流下部1
7Aの前面壁に当接する。その結果入賞部17の流下部
17Aを遮るように前記マイクロスイッチ24の検出部
24Aが入賞部17に収容される。
【0027】と同時に前記マイクロスイッチ24の後端
部が前記左側把持部20Aの掛止部20Cに掛止されて
前記マイクロスイッチ24の前後方向の動きが規制さ
れ、前記マイクロスイッチ24の基盤部24Bの両側部
がそれぞれ前記左側把持部20Aと右側把持部20Bの
それぞれの内側側部に把持され、マイクロスイッチ24
が前記取付基盤16に取り付けられる。なお前記マイク
ロスイッチ24を取り外す場合には、前記左側把持部2
0Aの掛止部20Cを押し広げ、掛止部20Cによる掛
止を解除しマイクロスイッチ24を手前方向に引き抜け
ばよい。
【0028】図6と図7は本発明に係る入賞具14に近
接スイッチ25を取り付ける場合の取付方法を示す。図
6は本発明に係る入賞具14に近接スイッチ25を取り
付ける場合の説明図であり、図7は本発明に係る入賞具
に近接スイッチ25を取り付けた場合の中央縦断面図で
ある。
【0029】前記マイクロスイッチ24の場合と同様
に、まず近接スイッチ25を前記入賞部17と遊技状態
表示ランプユニット16Aとを取り付けた前記取付基盤
16の前記遊技球誘導樋22の自由端部23に載せて、
前記第2の挿入孔19に向けて近接スイッ25を押し込
むようにする。そうすると近接スイッチ25の先端両端
部は前記左側把持部21Aの掛止部21Cと前記右側把
持部21Bの内側側部にそれぞれ当接し、各把持部21
A,21Bのそれぞれの内側側部に当接しつつ前記第2
の挿入孔19に至る。さらに前記近接スイッチ25を押
し込むと、該近接スイッチ25の下部縁部が検出器案内
部17B,17Bのそれぞれの段差部17E,17Eに
案内され、近接スイッチ25の先端が前記流下部17A
の前面壁に当接する。その結果、入賞部17の流下部1
7A内に前記近接スイッチ25の検出部25Aが収容さ
れる。
【0030】と同時に近接スイッチ25の後端部が前記
左側把持部21Aの掛止部21Cに掛止されるととも
に、近接スイッチ25の基盤部25Bが前記左側把持部
21Aと前記右側把持部21Bにそれぞれ係止され、近
接スイッチ25が前記取付基盤16に取り付けられる。
なお近接スイッチ25を取り外す場合には、前記左側係
止部21Bの掛止部21Cを押し広げ、掛止部21Cに
よる掛止を解除し近接スイッチ25を手前方向に引き抜
けばよい。
【0031】図8は本発明に係る入賞具14に検出器の
ダミーを取り付ける場合の説明図であり、図9は本発明
に係る入賞具14に検出器のダミーを取り付けた場合の
中央縦断面図である。図8及び図9に示す様に、本発明
に係る入賞具に検出器に代えて検出器のダミー26を取
付てもよい。これは入賞具が検出器を取り付ける必要の
ない一般入賞口として用いられている場合に、一般入賞
口に検出器のダミー26を取り付ければ、遊技球の入賞
具に対する衝撃力を弱めることができるからである。な
お、ダミー26の取付方法は前記マイクロスイッチ24
の場合と同様である。
【0032】さらに図10と図11は本発明に係る入賞
具が変動入賞装置8の場合を図示しており、図10は本
発明に係る入賞具としての変動入賞装置8の裏面を構成
する検出器取付部材80の斜視図であり、図11は前記
検出器取付部材80の裏面図である。
【0033】該検出器取付部材80には、検出器取付基
盤80Aにマイクロスイッチ24を挿脱することができ
る第1の挿入孔81と近接スイッチ25を挿脱すること
ができる第2の挿入孔82とが設けられている。そして
前記マイクロスイッチ24の検出部を前記第1の挿入孔
81に挿入した場合に、マイクロスイッチ24の基盤部
を前記第1の挿入孔81の左右サイドに立設されている
第1の把持片83によって把持させ、また前記近接スイ
ッチ25の検出部25Aを前記第2の挿入孔82に挿入
した場合に、近接スイッチ25の基盤部25Bを前記第
2の挿入孔82の左右サイドに立設されている第2の把
持片84によって把持させるようになっている。
【0034】前記前記第1の挿入孔81と第2の挿入孔
82の構成は前記入賞具14のものと同一であり、また
第1の把持片83と第2の把持片84も前記入賞具14
のものと同一である。そして前記第2の把持片84の基
部の直下位置には前記遊技球誘導樋22に代わって載置
部85が設けられている。該載置部85はマイクロスイ
ッチ24あるいは近接スイッチ25を取り付ける場合に
マイクロスイッチ24あるいは近接スイッチ25の中央
下部の縁部を載置するものである。
【0035】このように構成された本発明に係る入賞具
に対する検出器の取付方法は、マイクロスイッチ24を
取り付ける場合にはまず該マイクロスイッチ24の先端
両端部を前記第1の把持片83を構成する左側把持部8
3Aの掛止部83Cと右側把持部83Bの先端内側に当
接させ、第1の挿入孔81に向けてマイクロスイッチ2
4を押し込むようする。また、近接スイッチ25を取り
付ける場合には該近接スイッチ25の先端両側部を前記
第2の把持片84を構成する左側把持部84Aの掛止部
84Cと右側把持部84Bの先端内側に当接させ、第2
の挿入孔82に向けて近接スイッチ25を押し込むよう
する。
【0036】そしてマイクロスイッチ24の検出部24
Aを前記第1の挿入孔81に挿入した後に、前記マイク
ロスイッチ24の後端部に前記掛止部83Cを掛止させ
る。そうすると前記マイクロスイッチ24の基盤部24
Bの両側部がそれぞれ前記左側把持部83Aと右側把持
部83Bのそれぞれの内側側部に把持され、またマイク
ロスイッチ24の中央下部が前記載置部85,85と前
記第1の挿入孔81の底辺部とにより載置され、前記マ
イクロスイッチ24が前記検出器取付基盤80Aに取り
付けられる。
【0037】一方、近接スイッチ25の場合には近接ス
イッチ25の検出部25Aを前記第2の挿入孔82に挿
入した後に、前記近接スイッチ25の後端部に左側把持
部84Aに設けられている掛止部84Cを掛止させる。
そうすると前記近接スイッチ25の基盤部25Bの両側
部がそれぞれ前記左側把持部84Aと右側把持部84B
のそれぞれの内側側部に係止され、また近接スイッチ2
5の中央下部が前記載置部85,85と前記第2の挿入
孔82の底辺部とにより載置され、前記近接スイッチ2
5が前記検出器取付基盤80Aに取り付けられる。
【0038】変動入賞装置8に取り付けられる検出器は
前記大入賞口8Cに入賞する遊技球の個数をカウントす
るもので近接スイッチ25が適しているが、本発明に係
る遊技球入賞検出器の取付構造によればその近接スイッ
チ25が故障した場合にマイクロスイッチ24に直ちに
取り替えることができる。
【0039】なお、上記実施例では検出器としてマイク
ロスイッチまたは近接スイッチを取り付ける場合につい
て説明したが、これらの種類に限られないことは言うま
でもない。即ち各種スイッチの形状に合わせて前記挿入
部を設け、また把持片を設ければ、各種スイッチをワン
タッチで挿脱することができる入賞具を提供することが
できる。また上記実施例ではマイクロスイッチと近接ス
イッチという2個の検出器を想定しているが、2個以上
に亘る検出器をワンタッチで取り付けることができるよ
うに、例えば第3の挿入孔と第3の把持片を設けてもよ
い。検出器を取り付けるための挿入部や把持片が形成さ
れる箇所は、本実施例以外の部位でもよく、入賞具へ入
賞した遊技球を検出できれば、どの箇所でも良い。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、入賞具の取付基盤に、
形状の異なる複数種類の検出器を択一的に挿入可能な挿
入部が、該複数種類の検出器の各々の形状に対応させて
複数段違いに開設され、択一的に選択された検出器が対
応する挿入部に挿入された場合に、該検出器の左右両側
が、該挿入部の段違い部の外側両側部に各々一対宛設け
られた把持片により把持されるので、異なる形状の検出
器であっても所望の検出器を択一的に取り付けることが
でき、入賞具の取付基盤の構造の共通化が図れる。した
がって、同じ形状の入賞具を設計する場合であっても、
検出器の形状が異なるごとに、取付構造部分を別々に設
しなければならないという煩雑さをなくして、入賞具
の共通化を図ることができることになる。このような
賞具の共通化によって、同じ形状の入賞具を、それぞれ
使用する検出器に従って管理する必要がなくなり、パチ
ンコ遊技機の製造工程ので部品管理が容易となり、ま
部品の数を減らすことができるという効果も生ず
る。更に、入賞具の共通化に加えて、検出器を押し込む
だけという簡単な操作でその検出器を取り付けることが
できるし、検出器から把持片を取り外して引き抜くとい
う簡単な操作でその検出器を取り外すことができて、い
わばワンタッチで検出器を挿脱することができるような
入賞具を提供することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入賞具を使用したパチンコ遊技機
の遊技領域の正面図である。
【図2】本発明に係る入賞具の構成例を示した斜視図で
ある。
【図3】本発明に係る入賞具の構成例を示した裏面図で
ある。
【図4】本発明に係る入賞具にマイクロスイッチを取り
付ける場合の説明図である。
【図5】本発明に係る入賞具にマイクロスイッチを取り
付けた場合の中央縦断面図である。
【図6】本発明に係る入賞具に近接スイッチを取り付け
る場合の説明図である。
【図7】本発明に係る入賞具に近接スイッチを取り付け
た場合の中央縦断面図である。
【図8】本発明に係る入賞具に検出器のダミーを取り付
ける場合の説明図である。
【図9】本発明に係る入賞具に検出器のダミーを取り付
けた場合の中央縦断面図である
【図10】本発明に係る入賞具としての変動入賞装置の
検出器取付部材の斜視図である。
【図11】本発明に係る入賞具としての変動入賞装置の
検出器取付部材の裏面図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 2 遊技領域 5 始動入賞口(入賞口) 14 入賞具 16 取付基盤 17 入賞部 17A 流下部 18 第1の挿入孔(挿入部) 19 第2の挿入孔(挿入部) 20 第1の把持片(把持片) 21 第2の把持片(把持片) 24 マイクロスイッチ(検出器) 24A 検出部 25 近接スイッチ(検出器)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤に形成された遊技領域を流下する遊
    技球が入賞可能な入賞口と、該入賞口に入賞した遊技球
    が流下する流下部に対して検出器を裏面側から挿入して
    取付可能な取付基盤と、からなるパチンコ遊技機の入賞
    具において、 前記取付基盤に、形状の異なる複数種類の検出器を択一
    的に挿入可能な挿入部を、該複数種類の検出器の各々の
    形状に対応させて複数段違いに開設するとともに、択一
    的に選択された検出器が対応する挿入部に挿入された場
    合に該検出器の左右両側を把持する把持片を前記挿入部
    の段違い部の外側両側部に各々一対宛設けたことを特徴
    とするパチンコ遊技機の入賞具
JP3206291A 1991-07-23 1991-07-23 パチンコ遊技機の入賞具 Expired - Fee Related JP3034347B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3206291A JP3034347B2 (ja) 1991-07-23 1991-07-23 パチンコ遊技機の入賞具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3206291A JP3034347B2 (ja) 1991-07-23 1991-07-23 パチンコ遊技機の入賞具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0523417A JPH0523417A (ja) 1993-02-02
JP3034347B2 true JP3034347B2 (ja) 2000-04-17

Family

ID=16520877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3206291A Expired - Fee Related JP3034347B2 (ja) 1991-07-23 1991-07-23 パチンコ遊技機の入賞具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3034347B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4525020B2 (ja) * 2003-07-29 2010-08-18 株式会社三洋物産 遊技機
JP4727254B2 (ja) * 2005-02-23 2011-07-20 株式会社平和 取付具
JP4983887B2 (ja) * 2009-10-19 2012-07-25 株式会社三洋物産 遊技機
JP5212517B2 (ja) * 2011-06-02 2013-06-19 株式会社三洋物産 遊技機
JP2017046837A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 サミー株式会社 弾球遊技機の遊技盤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0523417A (ja) 1993-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005304739A (ja) 弾球遊技機
JP4485446B2 (ja) 遊技機
JP5006912B2 (ja) 遊技機
JP3034347B2 (ja) パチンコ遊技機の入賞具
JP5006911B2 (ja) 遊技機
JP5078169B2 (ja) 遊技機
JP2007111430A (ja) 遊技機
JP4441955B2 (ja) 遊技機
JP3829159B2 (ja) 弾球遊技機
JP7384864B2 (ja) 遊技機
JP4435587B2 (ja) パチンコ遊技機
JP5075884B2 (ja) 遊技機
JP2006043355A (ja) 遊技機
JP2853113B2 (ja) パチンコ機
JP7390338B2 (ja) 遊技機
JPH09285638A (ja) 景品取りゲーム装置
JPS622078Y2 (ja)
JP3041289U (ja) ゲーム装置
JP2011010679A (ja) 遊技機
JPS5820308Y2 (ja) 弾球遊戯機におけるスイツチ取付装置
JP2004351101A (ja) 弾球遊技機
JP2002018005A (ja) パチンコ機の遊技球入賞装置
JP2000000350A (ja) パチンコ機の入賞口
JP4234076B2 (ja) メダル投入口開閉装置
JP4188269B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees