JPH0523417A - 入賞具 - Google Patents

入賞具

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JPH0523417A
JPH0523417A JP20629191A JP20629191A JPH0523417A JP H0523417 A JPH0523417 A JP H0523417A JP 20629191 A JP20629191 A JP 20629191A JP 20629191 A JP20629191 A JP 20629191A JP H0523417 A JPH0523417 A JP H0523417A
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出器の取付構造を共通化し、検出器の種類
に関係なく検出器を取付けたり取り外すことができる入
賞具を提供すること。 【構成】 取付基盤16にマイクロスイッチ24を挿入
することができる第1の挿入孔18と近接スイッチ25
を挿入することができる第2の挿入孔19とが設けら
れ、マイクロスイッチ24の検出部24Aを第1の挿入
孔18に挿入した場合に、マイクロスイッチ24の基盤
部24Bが前記第1の挿入孔18の左右両サイドに立設
されている左側把持部20Aと右側把持部20Bとによ
って把持され、前記マイクロスイッチ24に代えて近接
スイッチ25の検出部25Aを前記第2の挿入孔19に
挿入した場合に、近接スイッチ25の基盤部25Bを前
記第2の挿入孔19の左右両サイドに立設されている左
側把持部21Aと右側把持部21Bとによって把持され
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ遊技機の入
賞具に関し、詳しくは異なる種類の検出器に対応するこ
とができる、検出器の取付構造を共通化した新規な入賞
具に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、入賞具内に取り付けられている、
入賞球を検出する検出器としてはマイクロスイッチと近
接スイッチとが使用されている。マイクロスイッチは遊
技球の入賞を機械的に検出するもので、比較的、遊技球
が連続して入賞することがない入賞具等に設置されてい
る。一方、近接スイッチは遊技球の入賞を電気的に検出
するもので、遊技球が連続して入賞し易い場所に設けら
れており、例えば変動入賞装置内の10カウント入賞を
検出する10カウントスイッチとして使用されている。
このようにマイクロスイッチと近接スイッチはそれぞれ
の特性に応じて使用されておりまた形状にも差異がある
ので、それぞれの検出器の取付構造は異なるものとする
必要があった。したがって入賞具を設計する場合には入
賞具に取付ける検出器の種類に対応させて別々に行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の入賞具で
は、全く同じ形状の入賞具等を設計する場合でもそれに
取り付ける検出器の如何によって「マイクロスイッチ用
入賞具」,「近接スイッチ用入賞具」等、別々に設計せ
ざるを得なかった。また近接スイッチをマイクロスイッ
チに代替させることができるものの、検出器の種類に応
じて取付構造が異なっていたので、遊技店において近接
スイッチが故障した場合、近接スイッチの予備がなくた
またまマイクロスイッチの予備があったしてもマイクロ
スイッチを使用することができなかった。即ち検出器自
体に互換性があっても検出器の取付構造が異なる場合に
はその互換性を活かすことができなかった。その結果そ
の遊技機による営業がストップしてしまっていた。そこ
で本発明は検出器の種類に関係なく検出器を取付ること
ができる共通化した取付構造を備えた入賞具であって、
したがって同じ形状の入賞具を設計する場合でも検出器
の取付構造部分を別々に設計する必要もなくなり、検出
器自体に互換性がある場合には遊技店でも検出器を簡単
に交換することができる入賞具を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパチンコ
遊技機は上記課題を解決するため、遊技盤に取り付けら
れる入賞具の裏側に該入賞具の入賞口中に向けて、種類
の異なる検出器を、その検出器の種類ごとに対応せてそ
れぞれ挿入し得る挿入部が複数段違いに開口して設けら
れるとともに、前記検出器がその対応する挿入部に挿入
された場合に、該検出器の左右両側を把持する把持片が
検出器に対応する前記挿入部の外側両側部にそれぞれ一
対ずつ設けられているように構成されている。
【0005】
【作用】上記発明によれば、検出器の種類ごとに対応せ
てそれぞれ挿入し得る挿入部に検出器が挿入され、その
検出器の左右両側が把持片で把持されているので、検出
器の種類を問題とせずに検出器を取り付けることができ
て、取付構造の共通化が図られている。
【0006】
【実施例】図1は、この発明に係る入賞具が実施されて
いるパチンコ遊技機の遊技領域2部分の構成例を示す。
このパチンコ遊技機の遊技盤1の前面には、図示省略の
操作ダイヤルにより駆動される遊技球発射装置によって
発射された遊技球を遊技盤1の上方部まで案内するガイ
ドレール3が配設され、遊技盤1の前面のガイドレール
3とガラス板とによって囲まれた空間内に遊技領域2が
設けられている。
【0007】この遊技領域2の中央には入賞具13,1
4,15が取り付けられており、それぞれの入賞具1
3,14,15に設けられた始動入賞口4,5,6のい
ずれかの入賞口に遊技球が入賞することを条件に、可変
表示ゲームを行う可変表示装置7が設けられている。該
可変表示装置7の下方には可変表示ゲームにおいて大当
りが発生した場合に通常の遊技時に比べ、遊技者に多く
の賞球獲得のチャンスを与える遊技態様である特別遊技
を遊技者に行わせる入賞具としての変動入賞装置8が設
けられている。
【0008】また前記可変表示装置7の左側には一般入
賞口9が、また前記可変表示装置7の右側には一般入賞
口10がそれぞれ取り付けられている。さらに前記始動
入賞口5の左斜め上には一般入賞口11が、また前記始
動入賞口6の右斜め上には一般入賞口12がそれぞれ取
り付けられている。
【0009】このパチンコ遊技機の遊技領域2は、概略
上記のように構成されていてパチンコ遊技機の裏面に取
り付けられているマイクロコンピュータ等の制御装置に
よって概ね次のように作用動作する。
【0010】図示しない遊技球発射装置によって前記遊
技領域2中に打ち込まれた遊技球がタイミングよく前記
始動入賞口4,5,6の内のいずれかの入賞口に入賞す
ると、その入賞が前記始動入賞口4,5,6のそれぞれ
の内部流路に取り付けられている検出器としてのマイク
ロスイッチ24(図4参照)によって構成されている始
動入賞検出器4A,5A或は6Aにより検出される。そ
して該始動入賞検出器4A,5A或は6Aの検出に基づ
き前記可変表示装置7の可変表示部7Aの図柄が変動を
開始する。その後所定時間が経過した後または遊技者が
ストップSWを押した後に前記可変表示部7Aの各表示
部の変動が停止され、停止図柄が当りか否かが判断され
る。停止図柄が当りの図柄、例えば「7,7,7」であ
るときには大当りが発生し、前記変動入賞装置8により
遊技者が特別遊技を行うことができるようになってい
る。
【0011】この実施例に係る特別遊技の内容は、変動
入賞装置8に設けられた扉8Aの所定時間の開放を1サ
イクルとし、各サイクル中に前記扉8Aの開放によって
形成される大入賞口8C中に設けられている継続入賞口
(図示せず)中に遊技球が流入することを継続条件(サ
イクルの更新条件)として、所定サイクル継続して行わ
れるようになっている。ただし、扉8Aの開放時間が経
過する前に大入賞口8C中に遊技球が所定個数(例え
ば、10個)入賞し、その入賞が前記大入賞口8Cに設
けられた検出器としての近接スイッチ25(図6参照)
によって構成されている10カウントスイッチ8Bによ
り検出されたときにはその時点までの開放を1サイクル
として行われるようになっている。
【0012】前記始動入賞検出器4A,5A,6Aを構
成するマイクロスイッチ24は本発明に係る入賞具1
3,14,15に取付けられており、また10カウント
スイッチ8Bを構成する近接スイッチ25は、本発明に
係る入賞具としての変動入賞装置8(図10、図11参
照)に取り付けられている。
【0013】次に本発明に係る入賞具の構成例を図2と
図3とに基づいて詳細に説明する。図2は本発明に係る
入賞具の一実施例である入賞具14の分解斜視図であ
り、図3は前記入賞具14の裏面図である。
【0014】前記入賞具14は該入賞具14を遊技盤1
に密着した状態で取り付けるための取付基盤16と、遊
技球を入賞させる入賞部17と、遊技状態表示ランプユ
ニット16Aとから構成されている。
【0015】前記取付基盤16には前記マイクロスイッ
チ24を挿入し得る挿入部としての第1の挿入孔18
と、前記近接スイッチ25を挿入し得る挿入部としての
第2の挿入孔19がそれぞれ開口して設けられており、
前記第1の挿入部18の外側左右両サイドには前記第1
の挿入孔18に挿入された前記マイクロスイッチ24の
左右両側を把持する第1の把持片20が、前記第2の挿
入孔19の外側左右両サイドには前記第2の挿入孔19
に挿入された前記近接スイッチ25の左右両側を把持す
る第2の把持片21がそれぞれ設けられている。また前
記取付基盤16には入賞口5に入賞した遊技球を遊技盤
1の裏面側へ流下させるための流下孔14Aが前記挿入
部としての第1、第2の挿入孔18,19に連続するよ
うに設けられており、該流下孔14Aの縁にそって遊技
球誘導樋22が取り付けられている。
【0016】前記第1の挿入孔18は前記マイクロスイ
ッチ24を挿脱できるように、マイクロスイッチの幅と
高さとに略一致させた幅W1と高さH1の孔より作られ
ている。
【0017】前記第1の把持片20は前記マイクロスイ
ッチ24を把持し得るように、前記第1の挿入孔18の
上部左サイドに立設されている左側把持部20Aと、前
記第1の挿入孔18の上部右サイドに立設されている右
側把持部20Bとによって構成されている。この実施例
では前記第1の把持片20は前記取付基盤16と一体的
に弾性に富む材質、例えば合成樹脂などで作られてお
り、前記第2の把持片21も同様である。
【0018】該左側把持部20Aは前記マイクロスイッ
チ24の一方の側面部を係止するもので、前記第1の挿
入孔18から前記取付基盤16の後方に向けて突設さ
れ、その先端には前記マイクロスイッチ24の後端部を
掛止する掛止部20Cが設けられている。前記右側把持
部20Bは前記マイクロスイッチ24の他方の側面部を
係止するもので、前上部前記第1の挿入孔18から前記
取付基盤16の後方に向けて、マイクロスイッチ24の
後端部までを把持できるような長さでを突設されてい
る。
【0019】前記第2の挿入孔19は前記近接スイッチ
25を挿脱できるように該近接スイッチ25の幅に略一
致させた幅W2と、前記近接スイッチ25の高さと略一
致させた高さH2とによって作られている。このように
第1の挿入孔18の高さH1と第2の挿入孔19の高さ
H2とは高さが相違しており段違いに設けられている
が、この実施例の場合、前記第1の挿入孔18と前記第
2の挿入孔19とは連続しており、また孔によって作ら
れる空間が一部重複するように構成されている。
【0020】前記第2の把持片21は前記近接スイッチ
25を係止できるように前記第2の挿入孔19の左右サ
イドに立設されており、左側把持部21Aと右側把持部
21Bとから構成されている。該左側把持部21Aは前
記近接スイッチ25の一方の側面部を係止するもので、
前記第2の挿入孔19の左サイドから前記取付基盤16
の後方に向けて突設され、その先端には前記近接スイッ
チ25の後端部を掛止する掛止部21Cが設けられてい
る。
【0021】前記右側把持部21Bは前記近接スイッチ
25の他方の側面部を係止するもので、前記第2の挿入
孔19の右サイドから前記取付基盤16の後方に向け
て、近接スイッチ25の後端部までを係止できるような
長さでを突設されている。
【0022】前記遊技球誘導樋22は断面が略U字状に
作られており、前記遊技球誘導樋22の自由端部23は
前記マイクロスイッチ24を前記第1の挿入孔18に、
あるいは前記近接スイッチ25を前記第2の挿入孔19
に挿入する場合に、前記マイクロスイッチあるいは近接
スイッチ24,25の左右下部の縁部を載せることので
きる載置部となっている。
【0023】前記入賞部17には入賞した遊技球を前記
誘導樋22に流下させる流下部17Aの側壁に前記マイ
クロスイッチ24または近接スイッチ25を案内する検
出器案内部17B、17Bが設けられている。該検出器
案内部17B,17Bはそれぞれ前記第1の挿入孔18
の高さH1に等しい高さと前記マイクロスイッチ24ま
たは近接スイッチ25の検出部(24A,25A)を収
容できる長さを有する凹部によって作られている。
【0024】前記入賞部17はそのフック部17D,1
7Dを介して前記取付基盤16に取り付けられており、
この状態で前記検出器案内部17B、17Bのそれぞれ
の段差部17E,17Eが前記遊技球誘導樋22の自由
端部23に連絡されるようになっている。そして前記入
賞具14は該取付基盤16に遊技状態表示ランプユニッ
ト16Aを取り付けて、遊技領域2に設置されている。
【0025】次に図4と図5とにより本発明に係る入賞
具にマイクロスイッチ24を取り付ける場合の取付方法
について説明する。図4は本発明に係る入賞具14にマ
イクロスイッチ24を取り付ける場合の説明図であり、
図5は本発明に係る入賞具14にマイクロスイッチ24
を取り付けた場合の中央縦断面図である。
【0026】まず前記入賞部17と遊技状態表示ランプ
ユニット16Aとを取り付けた前記取付基盤16の前記
遊技球誘導樋22の自由端部23にマイクロスイッチ2
4の先端下部を載せる。そして前記第1の挿入孔18に
向けてマイクロスイッチ24を押し込むようにする。そ
うすると前記マイクロスイッチ24の先端両端部が前記
左側把持部20Aの掛止部20Cと前記右側把持部20
Bの内側側部にそれぞれ当接する。さらに前記マイクロ
スイッチ24を押し込むと前記左側把持部20Aが外側
にたわみ、前記マイクロスイッチ24は前記掛止部20
C、左側把持部20Aと右側把持部20Bのそれぞれの
内側側部を擦りつつ前記第1の挿入孔18に至る。さら
に前記マイクロスイッチ24を押し込むと、該マイクロ
スイッチ24が前記入賞部17の検出器案内部17Bに
案内されて前記マイクロスイッチ24の先端が流下部1
7Aの前面壁に当接する。その結果入賞部17の流下部
17Aを遮るように前記マイクロスイッチ24の検出部
24Aが入賞部17に収容される。
【0027】と同時に前記マイクロスイッチ24の後端
部が前記左側把持部20Aの掛止部20Cに掛止されて
前記マイクロスイッチ24の前後方向の動きが規制さ
れ、前記マイクロスイッチ24の基盤部24Bの両側部
がそれぞれ前記左側把持部20Aと右側把持部20Bの
それぞれの内側側部に把持され、マイクロスイッチ24
が前記取付基盤16に取り付けられる。なお前記マイク
ロスイッチ24を取り外す場合には、前記左側把持部2
0Aの掛止部20Cを押し広げ、掛止部20Cによる掛
止を解除しマイクロスイッチ24を手前方向に引き抜け
ばよい。
【0028】図6と図7は本発明に係る入賞具14に近
接スイッチ25を取り付ける場合の取付方法を示す。図
6は本発明に係る入賞具14に近接スイッチ25を取り
付ける場合の説明図であり、図7は本発明に係る入賞具
に近接スイッチ25を取り付けた場合の中央縦断面図で
ある。
【0029】前記マイクロスイッチ24の場合と同様
に、まず近接スイッチ25を前記入賞部17と遊技状態
表示ランプユニット16Aとを取り付けた前記取付基盤
16の前記遊技球誘導樋22の自由端部23に載せて、
前記第2の挿入孔19に向けて近接スイッ25を押し込
むようにする。そうすると近接スイッチ25の先端両端
部は前記左側把持部21Aの掛止部21Cと前記右側把
持部21Bの内側側部にそれぞれ当接し、各把持部21
A,21Bのそれぞれの内側側部に当接しつつ前記第2
の挿入孔19に至る。さらに前記近接スイッチ25を押
し込むと、該近接スイッチ25の下部縁部が検出器案内
部17B,17Bのそれぞれの段差部17E,17Eに
案内され、近接スイッチ25の先端が前記流下部17A
の前面壁に当接する。その結果、入賞部17の流下部1
7A内に前記近接スイッチ25の検出部25Aが収容さ
れる。
【0030】と同時に近接スイッチ25の後端部が前記
左側把持部21Aの掛止部21Cに掛止されるととも
に、近接スイッチ25の基盤部25Bが前記左側把持部
21Aと前記右側把持部21Bにそれぞれ係止され、近
接スイッチ25が前記取付基盤16に取り付けられる。
なお近接スイッチ25を取り外す場合には、前記左側係
止部21Bの掛止部21Cを押し広げ、掛止部21Cに
よる掛止を解除し近接スイッチ25を手前方向に引き抜
けばよい。
【0031】図8は本発明に係る入賞具14に検出器の
ダミーを取り付ける場合の説明図であり、図9は本発明
に係る入賞具14に検出器のダミーを取り付けた場合の
中央縦断面図である。図8及び図9に示す様に、本発明
に係る入賞具に検出器に代えて検出器のダミー26を取
付てもよい。これは入賞具が検出器を取り付ける必要の
ない一般入賞口として用いられている場合に、一般入賞
口に検出器のダミー26を取り付ければ、遊技球の入賞
具に対する衝撃力を弱めることができるからである。な
お、ダミー26の取付方法は前記マイクロスイッチ24
の場合と同様である。
【0032】さらに図10と図11は本発明に係る入賞
具が変動入賞装置8の場合を図示しており、図10は本
発明に係る入賞具としての変動入賞装置8の裏面を構成
する検出器取付部材80の斜視図であり、図11は前記
検出器取付部材80の裏面図である。
【0033】該検出器取付部材80には、検出器取付基
盤80Aにマイクロスイッチ24を挿脱することができ
る第1の挿入孔81と近接スイッチ25を挿脱すること
ができる第2の挿入孔82とが設けられている。そして
前記マイクロスイッチ24の検出部を前記第1の挿入孔
81に挿入した場合に、マイクロスイッチ24の基盤部
を前記第1の挿入孔81の左右サイドに立設されている
第1の把持片83によって把持させ、また前記近接スイ
ッチ25の検出部25Aを前記第2の挿入孔82に挿入
した場合に、近接スイッチ25の基盤部25Bを前記第
2の挿入孔82の左右サイドに立設されている第2の把
持片84によって把持させるようになっている。
【0034】前記前記第1の挿入孔81と第2の挿入孔
82の構成は前記入賞具14のものと同一であり、また
第1の把持片83と第2の把持片84も前記入賞具14
のものと同一である。そして前記第2の把持片84の基
部の直下位置には前記遊技球誘導樋22に代わって載置
部85が設けられている。該載置部85はマイクロスイ
ッチ24あるいは近接スイッチ25を取り付ける場合に
マイクロスイッチ24あるいは近接スイッチ25の中央
下部の縁部を載置するものである。
【0035】このように構成された本発明に係る入賞具
に対する検出器の取付方法は、マイクロスイッチ24を
取り付ける場合にはまず該マイクロスイッチ24の先端
両端部を前記第1の把持片83を構成する左側把持部8
3Aの掛止部83Cと右側把持部83Bの先端内側に当
接させ、第1の挿入孔81に向けてマイクロスイッチ2
4を押し込むようする。また、近接スイッチ25を取り
付ける場合には該近接スイッチ25の先端両側部を前記
第2の把持片84を構成する左側把持部84Aの掛止部
84Cと右側把持部84Bの先端内側に当接させ、第2
の挿入孔82に向けて近接スイッチ25を押し込むよう
する。
【0036】そしてマイクロスイッチ24の検出部24
Aを前記第1の挿入孔81に挿入した後に、前記マイク
ロスイッチ24の後端部に前記掛止部83Cを掛止させ
る。そうすると前記マイクロスイッチ24の基盤部24
Bの両側部がそれぞれ前記左側把持部83Aと右側把持
部83Bのそれぞれの内側側部に把持され、またマイク
ロスイッチ24の中央下部が前記載置部85,85と前
記第1の挿入孔81の底辺部とにより載置され、前記マ
イクロスイッチ24が前記検出器取付基盤80Aに取り
付けられる。
【0037】一方、近接スイッチ25の場合には近接ス
イッチ25の検出部25Aを前記第2の挿入孔82に挿
入した後に、前記近接スイッチ25の後端部に左側把持
部84Aに設けられている掛止部84Cを掛止させる。
そうすると前記近接スイッチ25の基盤部25Bの両側
部がそれぞれ前記左側把持部84Aと右側把持部84B
のそれぞれの内側側部に係止され、また近接スイッチ2
5の中央下部が前記載置部85,85と前記第2の挿入
孔82の底辺部とにより載置され、前記近接スイッチ2
5が前記検出器取付基盤80Aに取り付けられる。
【0038】変動入賞装置8に取り付けられる検出器は
前記大入賞口8Cに入賞する遊技球の個数をカウントす
るもので近接スイッチ25が適しているが、本発明に係
る遊技球入賞検出器の取付構造によればその近接スイッ
チ25が故障した場合にマイクロスイッチ24に直ちに
取り替えることができる。
【0039】なお、上記実施例では検出器としてマイク
ロスイッチまたは近接スイッチを取り付ける場合につい
て説明したが、これらの種類に限られないことは言うま
でもない。即ち各種スイッチの形状に合わせて前記挿入
部を設け、また把持片を設ければ、各種スイッチをワン
タッチで挿脱することができる入賞具を提供することが
できる。また上記実施例ではマイクロスイッチと近接ス
イッチという2個の検出器を想定しているが、2個以上
に亘る検出器をワンタッチで取り付けることができるよ
うに、例えば第3の挿入孔と第3の把持片を設けてもよ
い。
【0040】
【発明の効果】挿入部に挿入された所定の検出器が把持
片により係止され、また前記所定の検出器の代わり別の
検出器がその検出器に対応する挿入部に挿入された場合
にはその挿入部の外側両サイドに設けられた把持片によ
り前記別の検出器が把持され、種類の異なる検出器につ
いて兼用できる入賞具となっている。しだがって同じ形
状の入賞具を設計する場合でも検出器の取付構造部分を
別々に設計する必要がなくなり、入賞具の共通化を図る
ことができることになる。入賞具の共通化に加えて、検
出器を押し込むだけという簡単な操作でその検出器を取
り付けることができ、検出器を交換するために外す場合
には検出器から掛止部を外して引き抜くという簡単な操
作で取り外すことができて、いわばワンタッチで検出器
を挿脱することができる。したがって検出器自体に互換
性がある場合には遊技店でも簡単に検出器を交換するこ
とができる入賞具を提供することができる。さらに入賞
具の共通化によって、同じ形状の入賞具をそれに使用す
る検出器に従って管理する必要がなくなり、パチンコ遊
技機の製造工程のうえで部品管理が容易となり、また部
品の数を減らすことができるという効果も生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入賞具を使用したパチンコ遊技機
の遊技領域の正面図である。
【図2】本発明に係る入賞具の構成例を示した斜視図で
ある。
【図3】本発明に係る入賞具の構成例を示した裏面図で
ある。
【図4】本発明に係る入賞具にマイクロスイッチを取り
付ける場合の説明図である。
【図5】本発明に係る入賞具にマイクロスイッチを取り
付けた場合の中央縦断面図である。
【図6】本発明に係る入賞具に近接スイッチを取り付け
る場合の説明図である。
【図7】本発明に係る入賞具に近接スイッチを取り付け
た場合の中央縦断面図である。
【図8】本発明に係る入賞具に検出器のダミーを取り付
ける場合の説明図である。
【図9】本発明に係る入賞具に検出器のダミーを取り付
けた場合の中央縦断面図である
【図10】本発明に係る入賞具としての変動入賞装置の
検出器取付部材の斜視図である。
【図11】本発明に係る入賞具としての変動入賞装置の
検出器取付部材の裏面図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 4,5,6 入賞口 8 入賞具としての変動入賞装置 13,14,15 入賞具 18,19 ,81,82 挿入部 20,21,83,84 把持片

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 遊技盤に取り付けられる入賞具の裏側に
    該入賞具の入賞口中に向けて、種類の異なる検出器を、
    その検出器の種類ごとに対応せてそれぞれ挿入し得る挿
    入部が複数段違いに開口して設けられるとともに、前記
    検出器がその対応する挿入部に挿入された場合に、該検
    出器の左右両側を把持する把持片が検出器に対応する前
    記挿入部の外側両側部にそれぞれ一対ずつ設けられてい
    ることを特徴とする入賞具。
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