JP3034135U - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
魚釣用スピニングリールInfo
- Publication number
- JP3034135U JP3034135U JP1996008161U JP816196U JP3034135U JP 3034135 U JP3034135 U JP 3034135U JP 1996008161 U JP1996008161 U JP 1996008161U JP 816196 U JP816196 U JP 816196U JP 3034135 U JP3034135 U JP 3034135U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- fishing line
- traverse cam
- fishing
- shaft
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 title claims abstract description 9
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 14
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 6
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
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- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/01—Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
- A01K89/0114—Reciprocating mechanisms
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 魚釣用スピニングリールのスプールの簡易化
によるコスト軽減を図りながらスプールに捲着される釣
糸の糸崩れ現象を防止してスプールからの釣糸のトラブ
ルのない安定した円滑確実な放出操作を確保する。 【解決手段】 先端部に等径のスプール2を固着したス
プール軸1の後端部に取付けた摺動子5をハンドル9の
回動で連動するリール本体6に支持されたトラバースカ
ム軸7のトラバースカム溝8に係合してスプール軸1を
ハンドル9の回動で前後摺動自在に形成すると共に前記
トラバースカム溝8の長手方向のピッチ幅をトラバース
カム軸7の後部から前部に向け夫々漸次大きくなるよう
に形成して釣糸捲着量を前部に向け漸次多くし、スプー
ルの簡易化を図りながら釣糸の放出操作時の糸崩れ現象
を確実に防止しながら釣糸を円滑に放出する。
によるコスト軽減を図りながらスプールに捲着される釣
糸の糸崩れ現象を防止してスプールからの釣糸のトラブ
ルのない安定した円滑確実な放出操作を確保する。 【解決手段】 先端部に等径のスプール2を固着したス
プール軸1の後端部に取付けた摺動子5をハンドル9の
回動で連動するリール本体6に支持されたトラバースカ
ム軸7のトラバースカム溝8に係合してスプール軸1を
ハンドル9の回動で前後摺動自在に形成すると共に前記
トラバースカム溝8の長手方向のピッチ幅をトラバース
カム軸7の後部から前部に向け夫々漸次大きくなるよう
に形成して釣糸捲着量を前部に向け漸次多くし、スプー
ルの簡易化を図りながら釣糸の放出操作時の糸崩れ現象
を確実に防止しながら釣糸を円滑に放出する。
Description
【0001】
本考案は魚釣用リール特にスピニングリールの改良に関するものである。
【0002】
魚釣用スピニングリールにおいてスプールの釣糸巻回胴部の径を後部から前部 に向け漸次小径となるテーパー面に(正テーパー面という)形成して釣糸の放出 抵抗を軽減し遠投に便利にすることが実開昭61−152269号公報で知られ 、また捲着した釣糸の放出時の糸崩れを防止するために前記釣糸巻回胴部の径を 前部から後部に向け漸次小径になるテーパー面(逆テーパー面という)に形成す ることも実用新案登録第3007531号公報で知られており、更にスプールに 捲着されている釣糸の繰出抵抗を軽減するためにスプール軸を前後往復動するト ラバースカム軸のトラバースカム溝の長手方向のピッチ幅を前部から後部に向け 漸次大きく形成することが特公昭63−2568号公報で知られている。
【0003】
しかしながら前記釣糸巻回胴部を正テーパー面に形成する方式は、釣糸の放出 抵抗は軽減できるが、放出時の釣糸同士の抵抗及び釣糸の種類、太さ、釣糸の張 力等によって放出時にスプール前側鍔部近傍の釣糸捲着部が前方に崩れて一度に 多量の釣糸が放出されて円滑な繰出しができず、却って飛距離に悪影響を及ぼす 欠陥があり、また前記釣糸巻回胴部を逆テーパー面に形成する方式は、釣糸放出 時の前方への糸崩れを防止できて安定するが釣糸の放出抵抗が大きくなり遠投に 向かない欠陥があると共に前記何れの方式もスプール自体を正テーパー面又は逆 テーパー面の異形に切削加工又は金型加工しなければならず、スプールの製造コ ストが大きくなる問題点がある。
【0004】 また前記従来のトラバースカム軸のカム溝のピッチ変更方式は、スプールの釣 糸巻回胴部の捲着量をスプールの前部から後部に向け多量になるようにして釣糸 の放出抵抗だけを軽減するようにしたに過ぎず、これまた釣糸放出時の糸崩れ現 象が生じ易い問題点がある。
【0005】 本考案はこれらの現状に鑑み、従来方式の欠陥を改善して特にスプールの釣糸 巻回胴部を等径に形成してその製造コストの低減を図りながら釣糸の放出時にお ける糸崩れ現象を確実に防止して規則正しい釣糸の放出が行われるようにした魚 釣用スピニングリールを提供することを目的とするものである。
【0006】
本考案は前記目的を達成するために、釣糸巻回胴部の前側と後側に鍔部を形成 したスプールを前部に設けたスプール軸の後部に摺動子を取付け、該摺動子をリ ール本体に支持されかつハンドルの回転により連動回動するトラバースカム軸の トラバースカム溝に係合してスプール軸を前後摺動自在にした魚釣用スピニング リールにおいて、前記スプールの釣糸巻回胴部を等径に形成すると共に前記トラ バースカム溝の長手方向のピッチ幅を後部から前部に向け漸次大きくなるように 形成したことを特徴とするものである。
【0007】
本考案の実施の形態を実施例の図面について説明すると、スピニングリールの スプール軸1の先端部に固着されたスプール2はその前側に鍔部3が、また後側 にスカート部4′を連設した鍔部4が夫々設けられ、前記スプール軸1の後端部 に固着された摺動子5はリール本体6内においてスプール軸1と平行に支持され たトラバースカム軸7に形成されたトラバースカム溝8に係合しており、更に前 記トラバースカム溝8はリール本体6に設けられたハンドル9から公知のように 駆動歯車10、ピニオン11、連動歯車12等の駆動機構を介して連動回動する ように構成されている。
【0008】 しかして前記トラバースカム軸7のトラバースカム溝8の長手方向(軸方向) のピッチ幅は後部から前部に向け漸次大きくなるように形成されており、ハンド ル9の回動により公知のようにローター13を回動すると共にスプール2を前後 に往復摺動すると、釣糸の捲着量は釣糸巻回胴部2′に図1鎖線で示すように後 部から前部に向け漸次多量になるように逆テーパー状に捲着される。
【0009】 このようにトラバースカム溝8のピッチ幅をトラバースカム軸7の後部から前 部に向け漸次大きくなるように形成すると共にスプール2の釣糸巻回胴部2′の 径を等径に形成すると、釣糸放出操作時の糸崩れ現象を確実に防止して規則正し い放出が行われ、従来のテーパー面スプールのような特殊加工の必要がなくスプ ールの簡易化を図りながらトラブルのない円滑な釣糸の放出が可能となる。
【0010】
本考案は等径のスプールを往復摺動するトラバースカム軸のトラバースカム溝 のピッチ幅を後部から前部に向け漸次大きくなるように形成し、スプールの釣糸 巻回胴部に捲着される釣糸捲着量をその後部から前部に向け漸次多くなるように 構成したので、釣糸の放出時の糸崩れ現象を確実に防止して規則正しい放出が行 われ、スプールのコスト低下を図りながら、釣糸のトラブルのない放出作用を安 定して円滑確実に行うことができる。
【図1】本考案の一部切欠正面図。
【図2】同上要部の縦断側面図。
1 スプール軸 2 スプール 2′ 釣糸巻回胴部 3 鍔部 4 鍔部 5 摺動子 6 リール本体 7 トラバースカム軸 8 トラバースカム溝 9 ハンドル
Claims (1)
- 【請求項1】 釣糸巻回胴部の前側と後側に鍔部を形成
したスプールを前部に設けたスプール軸の後部に摺動子
を取付け、該摺動子をリール本体に支持されかつハンド
ルの回転により連動回動するトラバースカム軸のトラバ
ースカム溝に係合してスプール軸を前後摺動自在にした
魚釣用スピニングリールにおいて、前記スプールの釣糸
巻回胴部を等径に形成すると共に前記トラバースカム溝
の長手方向のピッチ幅を後部から前部に向け漸次大きく
なるように形成したことを特徴とする魚釣用スピニング
リール。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008161U JP3034135U (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 魚釣用スピニングリール |
US08/901,960 US5871164A (en) | 1996-07-29 | 1997-07-29 | Fishing spinning reel having a cam shaft with a groove of non-uniform pitch reciprocating the spool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008161U JP3034135U (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 魚釣用スピニングリール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3034135U true JP3034135U (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=11685617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996008161U Expired - Lifetime JP3034135U (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 魚釣用スピニングリール |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5871164A (ja) |
JP (1) | JP3034135U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6264125B1 (en) * | 1999-12-09 | 2001-07-24 | Brunswick Corporation | Asymmetric oscillation mechanism for a spinning reel |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA617477A (en) * | 1961-04-04 | Castorani Fidel | Frontal fishing reel | |
JPS61152269A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-10 | Nippon Kayaku Co Ltd | 食品用防腐剤 |
JPS632568A (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-07 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 重ね溶接における開先倣い方法 |
JPH082231B2 (ja) * | 1989-06-06 | 1996-01-17 | 正城機械株式会社 | パン成形機 |
US5273234A (en) * | 1989-06-16 | 1993-12-28 | Shimano, Inc. | Spinning reel with spool shaft and slider |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP1996008161U patent/JP3034135U/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-07-29 US US08/901,960 patent/US5871164A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5871164A (en) | 1999-02-16 |
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