JP3033762B1 - 液体トナー式画像形成装置のスクイーズローラ及びスクイーズローラの製造方法 - Google Patents

液体トナー式画像形成装置のスクイーズローラ及びスクイーズローラの製造方法

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JP3033762B1
JP3033762B1 JP4597799A JP4597799A JP3033762B1 JP 3033762 B1 JP3033762 B1 JP 3033762B1 JP 4597799 A JP4597799 A JP 4597799A JP 4597799 A JP4597799 A JP 4597799A JP 3033762 B1 JP3033762 B1 JP 3033762B1
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和男 島
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Abstract

【要約】 【課題】 本発明は、ローラに対する荷重が変化しても
均一な圧力が得られるスクイーズローラを提供する。 【解決手段】 スクイーズローラ1は、ローラ部2とシ
ャフト部3から構成される。シャフト部3は、軸方向中
心の周に環状に設けられた突条部7と、ローラ部2の軸
方向の中心とが一致するように密着し、金属管4の軸方
向の中心で金属ピン6により固定されている。金属管4
と突条部7とが密着した箇所を除き、シャフト部3とロ
ーラ部2との間は空隙となる。金属管4は、圧を与える
バックアップローラの撓み量と一致した撓み量が発生す
るよう、材質に応じた肉厚を有する。シャフト部3の突
条部7以外の径は、印字時の荷重を受けて金属管4に撓
みが生じた場合にも、金属管4の内面と接しない程度の
径を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体トナー式画像
形成装置のスクイーズローラに関する。特にローラに対
する荷重が変化しても均一な圧力が得られるスクイーズ
ローラに属する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷重をかけながら回転するローラ
において、ローラの軸方向に対して圧力を均一にする手
段としては、ローラ表面を弾性部材で形成し、さらに、
所望の荷重時の撓み量に合わせてローラ表面に円弧形の
テーパを形成する手段がある。例えば、実開昭56−1
42042号公報には、湿式複写装置に付属する用紙絞
り装置が記載されている。2本のローラが圧接された状
態で、均一な圧力が得られるよう、ローラ表面が弾性部
材で形成されたローラについて、軸方向中央部の径が大
きい円弧形のテーパを形成したものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、所望の
荷重時の撓み量に合わせてローラ表面に円弧形のテーパ
を形成したローラにおいては、ある荷重においてのみし
か圧力を均一にできないという問題がある。
【0004】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ローラに対する荷
重が変化しても均一な圧力が得られるスクイーズローラ
を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、金属管の表面を弾性部材で形成したローラ部と、金
属管に装入されたシャフト部とを備えるとともに、バッ
クアップローラによって圧が与えられる液体トナー式画
像形成装置のスクイーズローラであって、シャフト部
は、軸方向中央の軸周りに設けられた環状の突条部が金
属管の内側に密着された状態で金属管に支持され、さら
に金属管と突条部とが径方向に貫通する金属ピンで固定
されており、バックアップローラの撓み量に応じてロー
ラ部の両端が撓むことを特徴とする。請求項2に記載の
発明は、金属管の表面を弾性部材で形成したローラ部
と、金属管に装入されたシャフト部とを備えるととも
に、バックアップローラによって圧が与えられるスクイ
ーズローラの製造方法であって、軸方向中央の軸周りに
環状の突条部が設けられたシャフト部を、金属管に装入
し、金属管とシャフト部との空隙に、リング状のカラー
部材を装着して同心度を保持し、金属管と突条部とに貫
通穴を設け、金属ピンを嵌入して金属管と突条部とを固
定し、金属管の表面を研磨して弾性部材で表面を形成す
ることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の構成
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の液体トナー式画像形成装
置のスクイーズローラの一実施の形態を示す概略断面図
である。
【0008】本実施の形態において、液体トナー式画像
形成装置のスクイーズローラ1は、ローラ部2とシャフ
ト部3から構成される。ローラ部2は、ステンレスまた
はアルミニウム等の金属管4の上に、一様な厚みで天然
ゴム、合成ゴム、ウレタン等の弾性部材5で形成したも
のである。シャフト部3は、軸方向中央の周に環状に設
けられた突条部7を有する。突条部7は、ローラ部2の
金属管4に内面に密着するよう設けられている。
【0009】シャフト部3は、軸方向中心の周に環状に
設けられた突条部7と、ローラ部2の軸方向の中心とが
一致するように密着し、金属管4の軸方向の中心で金属
ピン6により固定されている。金属管4と突条部7とが
密着した箇所を除き、シャフト部3とローラ部2との間
は空隙となる。シャフト部3の突条部7以外の径は、印
字時の荷重を受けて金属管4に撓みが生じた場合にも、
金属管4の内面と接しない程度の径を有している。
【0010】ローラ部2は、ステンレスまたはアルミニ
ウム等の金属管4上に、一様な厚みで天然ゴム、合成ゴ
ム、ウレタン等の弾性部材5で形成されたものである。
また金属管4は、後述の図4に示すような、圧を与える
バックアップローラ8の撓み量と一致した撓み量が発生
するよう、材質に応じた肉厚を有している。圧を与えた
とき、金属管4と突条部7とが固着された箇所を除き、
シャフト部3とローラ部2との空隙のある箇所では、金
属管4が荷重に応じた撓み量を生じる。
【0011】図2は、本発明の液体トナー式画像形成装
置のスクイーズローラの一実施の形態を製造工程順に示
す概略断面図である。図2(A)〜図2(E)は、本実
施の形態における、液体トナー式画像形成装置のスクイ
ーズローラの製造工程を工程順に示している。
【0012】図2(A)において、シャフト部3の突条
部7は、シャフト部3の回転軸と同心度を有し、また金
属菅4は、金属菅4の内径と外径が同心度を有するよう
に製造されている。シャフト部3と金属管4の同心度を
保つように、シャフト部3を金属管4に嵌挿し、突条部
7は金属管4の内面に密着させる。また、突条部7の軸
方向中心と金属管4の軸方向中心を一致させる。さら
に、金属菅4の両端部に、突条部7と同じ外径を持ち、
シャフト部3の回転軸と同心度を有する外径のリング状
のカラー部材11を装着して、シャフト部3と金属管4
を保持する。
【0013】図2(B)において、カラー部材11を配
設した状態で軸方向中心に金属ピン6を嵌入するための
貫通穴12を金属菅4及び突条部7に加工する。
【0014】図2(C)において、カラー部材11を配
設した状態で貫通穴12に金属ピン6を嵌入し、金属菅
4の外周面に合わせるように金属ピン6の端部を加工す
る。その際にシャフト部3を回転させながら金属菅4の
外周面を研磨して、シャフト部3の回転軸と同心度を有
する外径を形成する。
【0015】図2(D)において、カラー部材11を配
設した状態で、金属管4上に一様な厚みでウレタン等の
弾性部材5を表面に形成する。シャフト部3を回転させ
ながら弾性部材5の外周面を研磨することにより、シャ
フト部3の回転軸と同心度を有する外径を形成する。
【0016】図2(E)において、金属菅4の両端部を
固定しているカラー部材11を取り除き、本発明のスク
イーズローラ1を得る。
【0017】以下、本発明の実施の形態の動作を図面に
基づいて詳細に説明する。図3は、本発明の液体トナー
式画像形成装置のスクイーズローラの一実施の形態にお
ける印字時の動作説明図である。
【0018】図3において、印字時はバックアップロー
ラ8とスクイーズローラ1のローラ部2の間に20kg
f以上の荷重がかかるようにスクイーズローラ1のシャ
フト部3に対して荷重がかけられており、スクイーズロ
ーラ1は感光ベルト9の主走査方向の移動に合わせて従
動回転している。その際、スクイーズローラ1のローラ
部2の両端部は、シャフト部3に対して固定されていな
いため、バックアップローラ8の撓みに合わせて両端部
が撓んでおり、ローラ部2の軸方向に対して均一な圧力
がかけられている。これにより、感光ベルト9上に現像
された液体トナー10は、スクイーズローラ1を通過す
る際に、液体トナー10中の一定の割合の溶媒のみが除
去され、液体トナー10中の現像されたトナー粒子が感
光ベルト9上に定着される。
【0019】図4は、本発明の液体トナー式画像形成装
置のスクイーズローラの一実施の形態における印字終了
時の動作説明図である。
【0020】図4において、印字終了時はバックアップ
ローラ8とスクイーズローラ1のローラ部2の間に3k
gf程度の荷重がかかるようにスクイーズローラ1のシ
ャフト部3に対して荷重がかけられており、スクイーズ
ローラ1は感光ベルト9の主走査方向と逆方向に回転し
ている。その際、バックアップローラ8の撓み量の減少
に合わせて、ローラ部2の両端の撓み量が減少し、ロー
ラ部2の軸方向に対して均一な圧力がかけられている。
これにより、感光ベルト9上に残った液体トナー10
は、スクイーズローラ1を通過する際に除去される。
【0021】上記のように、実施の形態に係る液体トナ
ー式画像形成装置のスクイーズローラは、上記のよう
に、20kgf以上の大きい荷重をかけて感光ベルトの
主走査方向に従動回転させた場合と、3kgf程度の小
さい荷重をかけて感光ベルトの主走査方向と逆方向に回
転させた場合においても、空転することなく回転し、ロ
ーラ部の軸方向に対して均一な圧力を発生させることが
できるという効果がある。また、金属管表面にウレタン
等の弾性部材で形成されているローラ部と、ローラ部の
軸方向の中央部に突条部が形成されているシャフト部で
構成したので、金属管の撓みにより、荷重の変化に対応
した均一な圧力が得られる。同心度を有するように密着
させた突条部の軸方向中心とローラ部の軸方向中心のみ
を金属ピンで固定することにより、長期間の使用でも安
定した回転と均一な圧力が得られる。
【0022】なお、本発明は本実施の形態に限定され
ず、均一な圧力が要求され、本発明を適用する上で好適
なローラ、スクイーズローラ、画像形成装置に適用する
ことができる。
【0023】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0024】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。溶媒中にトナーが分散
された液体トナーを用いる画像形成装置のスクイーズロ
ーラにおいて、金属管表面にウレタン等の弾性部材で形
成されているローラ部と、ローラ部の軸方向の中央部に
突条部が形成されているシャフト部で構成し、同心度を
有するように密着する突条部の軸方向中心とローラ部の
軸方向中心のみを金属ピンで固定することにより、ロー
ラに対する荷重が変化しても均一な圧力が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体トナー式画像形成装置のスクイー
ズローラの一実施の形態を示す概略断面図である。
【図2】本発明の液体トナー式画像形成装置のスクイー
ズローラの一実施の形態を製造工程順に示す概略断面図
である。
【図3】本発明の液体トナー式画像形成装置のスクイー
ズローラの一実施の形態における印字時の動作説明図で
ある。
【図4】本発明の液体トナー式画像形成装置のスクイー
ズローラの一実施の形態における印字終了時の動作説明
図である。
【符号の説明】
1 スクイーズローラ 2 ローラ部 3 シャフト部 4 金属管 5 弾性部材 6 金属ピン 7 突条部 8 バックアップローラ 9 感光ベルト 10 液体トナー 11 カラー部材 12 貫通穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/10 - 13/11 G03G 13/20 G03G 15/10 - 15/11 G03G 15/20 F16C 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属管の表面を弾性部材で形成したロー
    ラ部と、前記金属管に装入されたシャフト部とを備える
    とともに、バックアップローラによって圧が与えられる
    液体トナー式画像形成装置のスクイーズローラであっ
    て、 前記シャフト部は、軸方向中央の軸周りに設けられた環
    状の突条部が前記金属管の内側に密着された状態で前記
    金属管に支持され、さらに前記金属管と前記突条部とが
    径方向に貫通する金属ピンで固定されており、 前記バックアップローラの撓み量に応じて前記ローラ部
    の両端が撓むことを特徴とする液体トナー式画像形成装
    置のスクイーズローラ。
  2. 【請求項2】 金属管の表面を弾性部材で形成したロー
    ラ部と、前記金属管に装入されたシャフト部とを備える
    とともに、バックアップローラによって圧が与えられる
    スクイーズローラの製造方法であって、 軸方向中央の軸周りに環状の突条部が設けられた前記シ
    ャフト部を、前記金属管に装入し、 前記金属管と前記シャフト部との空隙に、リング状のカ
    ラー部材を装着して同心度を保持し、 前記金属管と前記突条部とに貫通穴を設け、金属ピンを
    嵌入して前記金属管と前記突条部とを固定し、 前記金属管の表面を研磨して弾性部材で表面を形成する
    ことを特徴とするスクイーズローラの製造方法。
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