JP3033698U - 美容痩身塗布剤の貼付シート - Google Patents
美容痩身塗布剤の貼付シートInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手を汚すことなく簡単に痩身有効成分を身体
に塗布することが出来而も塗布部分を被覆するカバー材
が最低量の使用で済むような、簡便な美容痩身塗布剤の
提供を目的とする。 【構成】 痩身成分を含有する塗布剤を基体と成るシー
ト状体に塗布又は含浸させ、皮膚に接する面に接着剤に
よる接着手段を付与し、その外側に剥離シートを重合す
るか又はそのままパック包装して成る。
に塗布することが出来而も塗布部分を被覆するカバー材
が最低量の使用で済むような、簡便な美容痩身塗布剤の
提供を目的とする。 【構成】 痩身成分を含有する塗布剤を基体と成るシー
ト状体に塗布又は含浸させ、皮膚に接する面に接着剤に
よる接着手段を付与し、その外側に剥離シートを重合す
るか又はそのままパック包装して成る。
Description
【0001】
本考案は、美容痩身のために身体に塗布する、痩身有効成分を含有する塗布剤 を利用しやすいように、貼付シート状に構成したものに関する。
【0002】
痩身有効成分を身体に塗布すると、該成分が皮膚の毛穴から汗腺、皮脂腺を通 じて細胞壁より細胞内に浸透し、該細胞内の脂肪球に作用して、余剰脂肪や老廃 物を体外に排出する傾向を生ずる。この痩身有効成分は塗布剤等として提供され ている。
【0003】
しかしながら、上記痩身有効成分は主としてジェルやクリーム状の塗布剤とし て提供されているため、痩身有効成分を身体に塗布するに際しては直接指に取る ようにするのが一般的である。この欠点は、手指が汚れてしまうこと、塗布した 上にカバーとしての合成樹脂フィルムや布等をきつ目に捲巻しなくてはならない 点に存する。このように面倒な作業を必要とするうえに、毎回相当量の合成樹脂 フィルムや布等が使い捨てと成っているのが現状である。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決し、手を汚すことなく簡単に痩身有効成分 を身体に塗布することが出来而も上記カバーが最低量の使用で済むような、簡便 な美容痩身塗布剤の提供を課題とする。
【0005】
上記課題は、痩身成分を含有する塗布剤を、基体と成るシート状体に塗布又は 含浸させ、皮膚に直接接する面に接着剤による接着手段を付与し、その外側に剥 離シートを重合するか又はそのままパック包装して成る、美容痩身塗布剤の貼付 シートとすることにより達成される。
【0006】 また請求項2の考案は、接着手段の面積よりも基体と成るシート状体の面積の ほうが大きく、シート状体の最外周部に、接着手段の塗布又は含浸されていない 部分が存在することを特徴とする、請求項1の美容痩身塗布剤の貼付シートであ る。
【0007】
本考案を使用するには、先ず剥離シートを剥離すると、又はパック包装を開封 すると、塗布剤面が現われるか、又は塗布剤を含浸させたシート状体が露出する ので、この面を身体側に向けて身体に当てるようにする。この時皮膚に接する面 に接着剤による接着手段が付与されているため、当該シート状体は皮膚に適度な 接着力で接着し、痩身成分が身体細胞に作用し始めることに成る。不要に成った ら、シート状体を皮膚から剥離すればよい。
【0008】 請求項2の考案では、シート状体を皮膚に貼付した後、シート状体の最外周部 に接着手段の塗布又は含浸されていない部分が存在することにより、塗布剤がシ ート状体の最外周部から外に漏れ出すことがない。接着手段の面積と基体と成る シート状体の面積とが一致していても問題はないが、請求項2のように構成する と更に確実である。また皮膚から剥離する際のつまみと成る利点もある。
【0009】
次に、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明するが、必ずしもこの実施例に 限定されるものではなく、各種バリエーションを与え得る。
【0010】 図1は第1実施例の斜視図であるが、基体と成るシート状体が適宜大きさの布 1であり、該布1の裏面に痩身成分を含有するジェル状の塗布剤2が適宜の厚さ で塗布されており、該塗布剤2面を剥離シート3で被覆して成る。
【0011】 塗布剤2の主たる含有成分は、本実施例では16種類の天然植物成分であり、 具体的には、アシタバエキス、カモミラエキス、ウイキョウエキス、セージエキ ス、パセリエキス、ローズマリーエキス、タイムエキス、リンゴエキス、ゴボウ エキス、ショウキョウエキス、セイヨウハッカエキス、パパイヤ末、セイヨウノ コギリエキス、アロエエキス、ゲンノショウコエキス、トウガラシチンキの各成 分である。精製水にこれ等16種類の天然植物成分を順次溶かし込み、グリセリ ン等々を添加して成る。グリセリンは、湿潤保湿作用を付与する役目を担う他、 皮膚に接する面に対する接着手段としての役割を担う。
【0012】 剥離シート3を剥離した後、ジェル状の塗布剤2を皮膚に当てるようにして貼 付する。すると、時間の経過と共に塗布剤2の16種類の天然植物成分が皮膚の 毛穴から汗腺、皮脂腺を通じて細胞壁より細胞内に浸透し、該細胞内の脂肪球に 作用して、余剰脂肪や老廃物を体外に排出する傾向を生ずる。この際、新陳代謝 を高めるために、1〜1.5リットル位の水分をミネラル水等で摂取するのが好 ましい。これによって適度の(余剰の)脂肪を体外に排出し得る条件が整うこと に成る。本実施例の使用後は、皮膚から剥離するだけである。
【0013】 本実施例は、布1に塗布剤2が塗布されているから、扱いが極めて楽であり、 塗布剤2で手を汚すこともなく簡単に塗布剤2の含有成分を身体に塗布すること が出来る。而も従来のような塗布した上にカバーとしての合成樹脂フィルムや布 等をきつ目に捲巻するような面倒な作業が不要と成り、この分の使い捨てがなく 成り、布1のみの使い捨てに止どまるため、環境にもやさしいものと成るなどの 効果を奏する。
【0014】 次に、図2は第2実施例の断面図であるが、上述した第1実施例を巻きテープ 10状に形成し、所要間隔でミシン目5を入れて成る点に特徴を有する。
【0015】 巻きテープ10から所要量だけほぐし、ミシン目5から切断し、剥離シート3 を剥離して使用するものである。
【0016】 次に図3は第3実施例の断面図であるが、多数の通孔12を穿孔した伸縮性を 具えた合成樹脂シート11の裏面にクリーム状の塗布剤2を薄く塗布し、パック 包装体4にて密封して成る。クリーム状の塗布剤2には皮膚に対する接着剤とし ての役割がある。尚、合成樹脂シート11の外周部14には、塗布剤2が塗布さ れていない領域が存在する。
【0017】 本実施例は、パック包装体4が第1実施例に於ける剥離シート3の役目を果た しているものと見ることが出来る。また通孔12は合成樹脂シート11の通気性 を高めている。また合成樹脂シート11の外周部14に、塗布剤2が塗布されて いない領域が存在しているため、塗布剤2が合成樹脂シート11の外周部14か ら外に漏れ出すことがないという効果を奏する。
【0018】 次に、図4は第4実施例の断面図であるが、基体と成るシート状体には不織布 13を用い、該不織布13にローションタイプ塗布剤2を含浸させ(成分20と して図示)、不織布13の皮膚に接着する面に粘着層7を形成し、これをパック 包装体4にて密封して成る。
【0019】 不織布13からは塗布剤2が、粘着層7を通して皮膚に作用するように成って いる。
【0020】 次に、図5は第5実施例の断面図であるが、基体と成るシート状体が適宜大き さの布1であり、該布1の表面にはアルミニウム蒸着が施されており(アルミニ ウム蒸着層6)、該布1の裏面には痩身成分を含有するジェル状の塗布剤2が適 宜の厚さで塗布されており、該塗布剤2面を剥離シート3で被覆して成る。この 際、布1の外周部14には、塗布剤2が塗布されていない領域が存在し、これに 合わせて剥離シート3の大きさが決められている。
【0021】 剥離シート3を剥離した後、塗布剤2を皮膚に当てるようにして貼付するわけ であるが、布1の外周部14には、塗布剤2が塗布されていない領域が存在して いるため、塗布剤2が布1の外周部14から外に漏れ出すことがない。また布1 の表面にアルミニウム蒸着が施されていることによって、皮膚より蒸散する汗等 の湿気を保持し、所謂サウナ効果を現わす。
【0022】 次に、図6は第6実施例の底面図であるが、基体と成るシート状体には不織布 を用い、該不織布に痩身成分を含有するクリーム状の塗布剤2が適宜の厚さ且つ 不織布の外周部に塗布剤2が塗布されていない領域を設けるようにして塗布され ており、前記外周部に粘着層7が設けられ、中心領域の塗布剤2と外周部の粘着 層7との上を剥離シート3で被覆して成る。図6では剥離シート3は、その一部 が切欠された状態で表わされている。
【0023】 剥離シート3を剥離した後、塗布剤2を皮膚に当てるようにして貼付するわけ であるが、不織布の外周部には粘着層7が設けられているため、この粘着層7を 以て皮膚に確実に貼付し得る。また不織布の外周部は粘着層7であるから、塗布 剤2が不織布の外周部から外に漏れ出す問題も生じない。
【0024】 尚、本考案はこれ等の実施例に限定されないから、例えば剥離シートを設けた 上に、更にパック包装体にて密封する構成とすることも好ましい。また、基体と 成るシート状体に塗布剤を塗布するに際して、両者の接着が良好と成るように、 予めシート状体に網を貼り付けておくことなども好ましい。
【0025】 尚、痩身成分には既に販売されている各種成分を利用し得る。しかしながら、 植物エキスを含有することが好ましい。この他の添加物としてとろみを付与する ためのカルボキシメチルセルロースナトリウムや、湿潤保湿作用を付与するため のグリセリン、防腐作用を付与するためのパラベン、該パラベンを溶解しやすく するためのエタノール等を含有することもある。またシート状体には、布、不織 布、伸縮性のある合成樹脂シート等々が任意に採用出来る。シート状体の表面側 (皮膚に接する面とは逆の側)に、サウナ効果を発揮させるためのアルミニウム 箔を重合したり、アルミニウム蒸着を施すなども好ましい。また通気性を高める ために、シート状体に沢山の小孔を設けたり、シート状体そのものの素材として ゴアテックス(登録商標である)等を利用してもよい。また皮膚に接する面に、 接着剤による接着手段を付与するという場合、ローションやジェルやクリーム状 等の美容痩身塗布剤に接着剤を含有させたり、表面に接着剤の層を形成すること などが可能である。当該接着剤に付いては、皮膚面から容易に剥離可能な程度の ものであればどのようなものであってもよく、粘着剤等もこの中に含まれるもの とする。
【0026】
以上、本考案は、痩身成分を含有する塗布剤を、基体と成るシート状体に塗布 又は含浸させ、皮膚に接する面に接着剤による接着手段を付与し、その外側に剥 離シートを重合するか、又はそのままパック包装して成るものとしたので、剥離 シートを剥離するか又はパック包装を開封し、塗布剤面を身体側に向けて身体に 当てるようにして使用すればよい。
【0027】 本考案は、基体としてのシート状体に塗布剤が塗布されているから、扱いが極 めて楽であり、塗布剤で手を汚すこともなく、簡単に塗布剤の含有成分を身体に 塗布することが出来る。而も従来のように塗布した上にカバーとしての合成樹脂 フィルムや布等をきつ目に捲巻する作業が、本考案では全く不要と成っており、 この分の使い捨てがなく、環境にやさしいものと成るなどの効果を奏する。
【図1】第1実施例の斜視図である。
【図2】第2実施例の断面図である。
【図3】第3実施例の断面図である。
【図4】第4実施例の断面図である。
【図5】第5実施例の断面図である。
【図6】第6実施例の底面図である。
1 布 10 巻きテープ 11 合成樹脂シート 12 通孔 13 不織布 14 外周部 2 塗布剤 20 成分 3 剥離シート 4 パック包装体 5 ミシン目 6 アルミニウム蒸着層 7 粘着層
Claims (2)
- 【請求項1】 痩身成分を含有する塗布剤を、基体と成
るシート状体に塗布又は含浸させ、皮膚に接する面に接
着剤による接着手段を付与し、その外側に剥離シートを
重合するか、又はそのままパック包装して成る、美容痩
身塗布剤の貼付シート。 - 【請求項2】 接着手段の面積よりも基体と成るシート
状体の面積のほうが大きく、シート状体の最外周部に、
接着手段の塗布又は含浸されていない部分が存在するこ
とを特徴とする、請求項1の美容痩身塗布剤の貼付シー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007831U JP3033698U (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 美容痩身塗布剤の貼付シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007831U JP3033698U (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 美容痩身塗布剤の貼付シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3033698U true JP3033698U (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=43168574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996007831U Expired - Lifetime JP3033698U (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 美容痩身塗布剤の貼付シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3033698U (ja) |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP1996007831U patent/JP3033698U/ja not_active Expired - Lifetime
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