JP3033639U - コンクリート板取付具 - Google Patents
コンクリート板取付具Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】工事現場でのコンクリート板等の取付孔間隔の
修正作業等を全く不要にして、乾式建築工法にコンクリ
ート板等を使用する。 【解決手段】コンクリート板3等を鉄骨躯体4に取付け
るとき、コンクリート板3等及び鉄骨躯体4の取付孔の
多少の位置の相違を生ずるもので、これを偏心可能なコ
ンクリート板取付具1を用い、ボルト6を挿入し正確堅
固に施行する。
修正作業等を全く不要にして、乾式建築工法にコンクリ
ート板等を使用する。 【解決手段】コンクリート板3等を鉄骨躯体4に取付け
るとき、コンクリート板3等及び鉄骨躯体4の取付孔の
多少の位置の相違を生ずるもので、これを偏心可能なコ
ンクリート板取付具1を用い、ボルト6を挿入し正確堅
固に施行する。
Description
乾式建築工法でコンクリート板又はモルタル板を容易にかつ確実、堅固に取付 けることを可能とするものであります。
発泡コンクート板は発泡構造で軟いため現場でのドリル作業により簡単に取付 孔がつくられていたが、コンクリート板、モルタル板ともなると表面が硬く、堅 固で現場での加工が難しく乾式建築工法には殆ど利用されていなかったのであり ます。鉄骨等の躯体に、あらかじめ取付ボルト挿入孔を設けておいても、取付け られるコンクリート板等がセメント、砂、砂利及び水の配合条件、乾燥条件の相 違によって前記の孔の位置を微妙に変化させるので、取付困難となったためであ ります。
コンクリート板又はモルタン板3は、硬度があって強度もある反面、孔あけ等 加工性が悪く、乾式建築工法では使用できないとされてきました。 本考案は、工事現場でのコンクリート板等3の取付孔間隔の修正作業等を全く 不要にして、乾式建築工法にコンクリート板等1を使用することを可能にせんと するものであります。 即ち、図1・図2に示すような金属、合成樹脂又はゴム製のコンクリート板取 付具1(以下取付具という)を回転させることによってボルト6の挿入位置を長 孔2の巾Bの円形範囲内であればどこでも行えるようにしたものであります。 本考案によって型枠組立て及び生コンクリートの養成期間約2週間の時間と費 用の節約ができることとなるのであります。
本考案は、図3に示すようにコンクリート板等にあらかじめ設けられている円 錐状の円筒孔5に合致する形状の取付具1をコンクリート板3の取付時、鉄骨等 4に設けられているボルト孔8の位置に合せて挿入し、ボルト6を通じ裏面から ナット7で締付けてなることとしたものであります。
【考案の実施の形態】 取付具1の中央部には図1・図2に示すように長孔2が貫通して設けられ、回 転させることにより、巾B分だけ、ボルト6は上下、左右、斜方向のいづれの方 向にも挿入可能となり、鉄骨等4のボルト孔8をさがし、合致挿入することがで きるものであります。従って直径Bの範囲の誤差であれば鉄骨等4の孔位置の修 正をすることなく正確に取付けることが可能となるものであります。また中空部 10により強固な取付けとなるものである。 取付具1を装着したあとには、パテ、モルタル等を注入して閉鎖することがで きるものであります。
図1・図2は、金属、合成樹脂又はゴムによる取付具1の形状を示しましたが 、図5のように、コンクリート板3の取付孔5を段付き円筒孔とし平形座金9の 孔を長孔2として行ってもよく、図6に示すように長孔2を有する皿形座金9と してもコンクリート板3等を繋止できるもので極めて実用的であります。
乾式建築工法には発泡コンクリート板しか使用できないと思われていたが本考 案によりコンクリート板、モルタル板であっても容易に取付ることが可能となっ た。 またコンクリート板、モルタル板にあらかじめ設けておく取付孔5の設置位置 についても精密さを必要としなくなり、かつ取付孔5は円錐形状円筒となってい るので型枠からの取出しが容易となるものであります。
図1…取付具の上面図 図2…取付具の側面断面図 図3…鉄骨等にコンクリート板を取付けた断面図 図4…コンクリート板等の上面図 図5…取付具の実施例を示す断面略図 図6…取付具の実施例を示す断面略図
1……取付具 2……取付具の長孔 3……コンクリート板又はモルタル板 4……鉄骨等建築物の躯体 5……コンクリート板等に設けられた取付具の挿入孔 6……ボルト 7……ナット 8……ボルト挿入孔 9……座金 10……中空部
Claims (1)
- 【請求項1】外周が円錐状になっている円筒1の中央部
にボルト6の挿入できる巾で長孔2を設けるか、平状又
は皿状座金の孔を長孔2とした、金属、合成樹脂又はゴ
ム製のコンクリート板取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008399U JP3033639U (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | コンクリート板取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008399U JP3033639U (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | コンクリート板取付具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3033639U true JP3033639U (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=43168516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996008399U Expired - Lifetime JP3033639U (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | コンクリート板取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3033639U (ja) |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP1996008399U patent/JP3033639U/ja not_active Expired - Lifetime
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